平成14年 3月 定例会(第13回)


           平成14年3月15日(金曜日)      

                              (午前10時00分開会)

1.出席議員(22名)

    1番  永 田  昌 己         12番  田 中  瑞 広
    2番  篠 原  千 三         13番  田 中  秀 行
    3番  平 井  勝 行         14番  野 口  和 江
    4番  池 田  光 政         15番  北 島  スエ子
    5番  塚 本  辰 吉         16番  貝 田  義 博
    6番  島    啓 三         17番  田 中  正 助
    7番  原 口  英 喜         18番  秋 山  重 敏
    8番  若 菜  道 明         19番  馬 場  節 夫
    9番  水 町    好         20番  門 田  司 郎
    10番  永 松  康 生         21番  弥 吉  治一郎
    11番  大 藪  健 介         22番  村 上  知 巳

2.欠席議員(なし)

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     森 山  早 苗
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       古 賀    毅

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    助役                 中 村  征 一
    収入役                菰 原  千 里
    教育長                牟田口  和 良
    総務部長               菰 原    修
    民生部長職務代理(兼健康課長)    徳 永  知英子
    建設経済部長             久 保  満寿男
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫
    教育部長               下 川  雅 晴
    消防長(兼消防署長)         荒 木  邦 彦
    総務課長               平 野  正 道
    企画課長               角    隆 範
    人事課長               宮 原  一 壽
    税務課長               坂 本  正 憲
    女性政策課長        
                       平 野  末 子
    (兼勤労婦人センター館長) 
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一
    会計課長               野 田  広 志
    市民課長               冨 久  義 樹
    環境課長               真 鍋  信 一
    福祉事務所長             村 上  春 夫
    老人ホーム園長            緒 方  純 子
    農政課長               中 村  正 暢
    土木課長               釘 嶋  恭 之
    都市対策課長             加賀田  慎 一
    商工観光課長             徳 永  憲 一
    下水道課長              水 町  良 信
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           塚 本  貮 郎
    監査事務局長             庄 村  國 義
    農業委員会事務局長          山 口  逸 郎
    教育委員会学校教育課長        城 戸  秀 穂
    教育委員会社会教育課長   
                       松 永  盛四郎
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会同和教育課長   
                       馬 場  正 利
    (兼同和対策室長職務代理) 
    消防本部次長(兼総務課長)      松 藤    元
    消防本部警防課長           堤    秀 信
    消防本部予防課長           永 田  耕 作
    水道局長               牛 島  弘 喜

              議事日程第3号      
                     平成14年3月15日午前10時開議

第1  議案第33号 筑後市教育研究所設置条例の一部を改正する条例制定について
                               上程、提案理由説明
第2  議案第1号 保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条
          例制定について                   質疑応答
第3  議案第2号 筑後市認可地縁団体印鑑条例制定について       質疑応答
第4  議案第3号 筑後市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定につい
          て                         質疑応答
第5  議案第4号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条
          例制定について                   質疑応答
第6  議案第5号 筑後市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改
          正する条例制定について               質疑応答
第7  議案第6号 筑後市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
          制定について                    質疑応答
第8  議案第7号 筑後市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定に
          ついて                       質疑応答
第9  議案第8号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一
          部を改正する条例制定について            質疑応答
第10  議案第9号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                    質疑応答
第11  議案第10号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改
          正する条例制定について               質疑応答
第12  議案第11号 筑後市子育て支援センター設置条例制定について    質疑応答
第13  議案第12号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例制定について
                                    質疑応答
第14  議案第13号 筑後市隣保館条例の一部を改正する条例制定について  質疑応答
第15  議案第14号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について
                                    質疑応答
第16  議案第15号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について
                                    質疑応答
第17  議案第16号 平成13年度筑後市一般会計補正予算(第6号)     質疑応答
第18  議案第17号 平成13年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
                                    質疑応答
第19  議案第18号 平成13年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)質疑応答
第20  議案第19号 平成13年度筑後市水道事業会計補正予算(第3号)   質疑応答
第21  議案第20号 平成14年度筑後市一般会計予算            質疑応答

      ─────────────────────────────

                 午前10時 開議
○議長(村上知巳 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21人で、定足数に達しております。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事に入ります前に、市長より追加議案の申し出があり、その取り扱いについて議会運営委員会で協議をいただいておりますので、議会運営委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(大藪健介 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 市長からの追加議案の申し出について、昨日、議会運営委員会を開催し、その取り扱いについて協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、本日の日程に追加し、議案の質疑応答の前に上程、提案理由の説明を行うことで、議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。
 以上、御報告申し上げます。
○議長(村上知巳 君)
 お諮りいたします。ただいまの委員長の報告どおり追加議案を本日の日程に追加することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 異議なしと認めます。よって議事日程第3号により議事を行うことに決定いたしました。
△日程第1 議案第33号
○議長(村上知巳 君)
 日程第1.議案第33号を上程いたします。(「はい、議長」と呼ぶ者あり)何でしょうか。(「ここでいいですか」と呼ぶ者あり)いいですよ。(「議案第1号から始まりますけれども、その前に、市長の提案理由説明の中に、3ページ近く市長の思いがずっと述べられております、この提案理由説明の中にですね。この部分については、どこで質疑をしたらよろしいでしょうか」と呼ぶ者あり)一応議事の進行上、私の方からお知らせをします。(「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、日程第1.議案第33号を上程いたします。
 市長の提案理由を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案の追加上程を御了承いただきありがとうございました。
 それでは、提案理由の説明を申し上げます。
 追加上程されました議案第33号 筑後市教育研究所設置条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。
 教育研究所は、教職員に対する研修の充実を図るとともに、教育に関する専門的、技術的事項の調査研究等を行うために、平成12年4月に教育委員会事務局内に開設いたしました。
 このたび、元福岡法務局筑後出張所跡に移転する予定でありますので、位置の変更を行うものであります。
 よろしくお願いを申し上げます。
○議長(村上知巳 君)
 以上で提案理由の説明を終了いたしました。
 これより全議案の質疑を行います。
 日程第2.議案第1号でございますが、ただいまの北島議員の、提案理由に対する説明でございましょうか。(「そうです」と呼ぶ者あり)
 それでは、議案第1号で申し上げます前に、質問をどうぞ。
◆15番(北島スエ子 君)
 おはようございます。1ページ目の後の方に書いてあります、「共に生きる連帯感こそが」から「自治意識の向上が期待するものであります」というところまでのこの文について、いつも市長が言っていらっしゃる、これがいわゆる鎮守の森構想なのか。もしこれを実施していこうとされるときの財源とか、それに伴う、要するにこういう鎮守の森構想というのは、どうしても人材育成、リーダーが必要だと思います。だから、そのリーダーをどのような育て方をされようと思っているのか、お尋ねしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 御指摘いただきました「共に生きる連帯感こそ」という部分でございますが、まさに私が今、概念的に考えておるところでございまして、今回の議会でも、そのことに対して概念的に申し上げているところでございます。
 鎮守の森構想につきましては、まだ十分な検討、皆さん方の御意見等々、時間がかかることでございまして、15年度の予算で着工したいなという私の願いでございますが、その前段として、14年度予算のところで概念的に申し上げたところでございまして、具体的な予算の対応等については、14年度ではまだお願いをしていないところでございます。
◆15番(北島スエ子 君)
 概念で、これは市長の思いであって、実働はないということですね。
 例えば、実働はなくても、もしこういう発想をされるならば、人材育成がまず今、地域のリーダー、これを育てなければなかなか、私はいつも思うんですけど、行政区長さんという方が何でもかんでも引き受けてあるんですよ、1人で。その方にまた、そこの地域のまとめ役の上に、また別の部分で。たしか今度何人からも質問出ました土曜日が毎週休みになる、土曜・日曜の部分も含めて、人材育成が必要だと思うんですよ。そして、今度の皆さんの質問の中にも、いっぱいボランティア、ボランティアというのが出ておりました。しかし、ボランティアというのは厳しいものでございますし、そこらあたりを含めたところでの人材育成は、本当にこれをやっていこうと思われるなら、来年の予算でつけてすぐしようなんて、とても私は無理だと思うんですよ。
 だから、人材育成というのは予算がそう伴うものではありません。それと同時に、この人たちの集う場ですか、それは今、自治公民館もございます。その自治公民館が今、地区によって活動の日がそれぞれ違うと思うんですよ。ほとんど利用されていない自治公民館、それと、しょっちゅう利用されている自治公民館。また、新たに集う場を建てる。ここに、「地域施設の建設等を企画する」と書いてありますよね。まさしくその鎮守の森構想の中で、みんなが集まるところこそ、私は自治公民館ではないかなという思いでおります。それなのに、また新たに建てる必要があるのかなという思いでしたので、市長の思いをちょっとお聞きしたいと。
 とにかく人材育成、今、筑後市でそれが求められると思いますけど、予算がなくてもできることではないかなと思いますけど、ハード面の建設の前にすること、どのように育てていこうと思っていらっしゃるのかですね。(「議事運営について」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 ちょっと待ってください。
 北島議員に申し上げますが、いわゆる今の質問でございますけれども、一般質問なりで聞いてもらうという形か、関連して予算の中で何とかできると思いますので、そういった質問でお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私も28年議員しよるですけれども、初めて今、議長がそういう取り扱いをされましたから、ちょっと異議を申し上げようと思って今手を挙げたところです。
 もし今のような質問を受けられるなら、まずは議会運営委員会等を開いていただいて、どういう形でか、この議事を整理していただかにゃ、私はなかなかいかんとじゃなかろうかなと思いますし、私も今、ちょっとこの自席で初めてですから考えましたけれども、もしあるならば、やっぱり一般質問というですか、これは市長の提案理由というのは1週間ぐらい前に議員には議会運営委員会後に配付されるわけですから、その後、何日か一般質問の提出期限がありますけれども、何日かありますから、その間に読んでいただいて、一般質問の中の事項で入れていただくのか、あるいは別途こういう形でやるなら、提案理由全般にわたる質問というような形で別に設ける以外に、今お聞きしたら、これは終わらんと思いますから、その付近は議会運営委員会で協議するなりということでやっていただかんと私はいかんと思います。
○議長(村上知巳 君)
 今、私から申し上げましたように、一般質問なりで対応してもらうか、関係予算の中で、関連というか、関係で聞いてもらうというような方法でお願いしたいと思います。(「最初いいとおっしゃったからですね、聞いたんです」と呼ぶ者あり)よくわかりませんでしたから、私も。
△日程第2 議案第1号
○議長(村上知巳 君)
 日程第2.議案第1号 保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第1号の質疑を終結いたします。
△日程第3 議案第2号
○議長(村上知巳 君)
 日程第3.議案第2号 筑後市認可地縁団体印鑑条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第2号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第3号
○議長(村上知巳 君)
 日程第4.議案第3号 筑後市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第3号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案第4号
○議長(村上知巳 君)
 日程第5.議案第4号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第4号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案第5号
○議長(村上知巳 君)
 日程第6.議案第5号 筑後市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
◆19番(馬場節夫 君)
 1点だけお尋ねいたします。
 3年前だったと思いますけど、今の病院の院長が来らしたとき、65歳だからということで、定年延長のあれをされましたけど、今度は68歳に、14年3月31日をもって効力を失うとなっていますが、何歳までやられるつもりか。
 また、当初提案されたときは3年間延長しますということで、させてくださいということで、その間に新しい院長さんを探すということを聞いておったと思いますけど、その点、次の院長さんを探された経緯がありますか、お尋ねをいたします。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 おはようございます。お答えいたします。
 3年前の条例改正のとき、3歳延ばすということで、65歳を68歳という改正をしていただいたところでございますが、附則によって、本年の3月31日をもって失効することになっておるところでございます。その当時、引き続きお願いをするのかどうかということについては、また皆さん方にお願いをしたいというふうなことになっておったかと思っておるところであります。
 そういう意味で、今回またさらに失効をなくすというふうな、そういう改正をお願いしておるところでございますけれども、そういうことにいたしますれば、定年枠まで68歳でありますけれども、第4条で、退職の特例というのがうたわれておりまして、1年ずつではありますけれども、最高3年まで雇用の延長をすることができることになっております。したがいまして、どう長く延長したとしても、あと3年ということで、71歳までというようなことになるところでございます。
 その後の院長先生については、また延長の間の関係で、大学病院との協議等が行われるものというふうに思っておるところでございます。
◆19番(馬場節夫 君)
 今の院長先生がすばらしいということは聞いていますけど、68歳で定年になったから、さらに、延長することはいいですけど、その間3年間何か、今の薬師寺院長というですかね、その人がいいから、その間、探しもせんでするっと延ばすということは、ただ定年が来たからまた3年間延ばすよで、何も考えんでそんなにしてあるように感じましたからお尋ねしたんですけど、あと3年間延ばされるということは、71歳で必ずやめられるということですか。
◎市長(桑野照史 君)
 条例の趣旨は、71歳でおやめいただくということでございまして、今おっしゃいましたように、大変得がたい人材であると私も認識しておりますので、71歳の時点でどういうふうになるかは、またそのときに考えたいというふうに考えます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第5号の質疑を終結いたします。
△日程第7 議案第6号
○議長(村上知巳 君)
 日程第7.議案第6号 筑後市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第6号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議案第7号
○議長(村上知巳 君)
 日程第8.議案第7号 筑後市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第7号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第8号
○議長(村上知巳 君)
 日程第9.議案第8号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第8号の質疑を終結いたします。
△日程第10 議案第9号
○議長(村上知巳 君)
 日程第10.議案第9号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第9号の質疑を終結いたします。
△日程第11 議案第10号
○議長(村上知巳 君)
 日程第11.議案第10号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第10号の質疑を終結いたします。
△日程第12 議案第11号
○議長(村上知巳 君)
 日程第12.議案第11号 筑後市子育て支援センター設置条例制定について質疑はありませんか。
◆8番(若菜道明 君)
 一昨日、一般質問で、これについては福祉事務所所長からいろいろ説明はあっておりましたが、私がちょっと聞き漏らしたというか、わからない点がありますので質問をいたしますが、これについての運営方法ですが、予算を見れば報酬と賃金となっておりますが、これはそこで働く人たちの人数ですかね。これと、毎日開館というようなことを言われましたが、1年休みなく毎日あけておるということでしょうか、お答え願います。
◎福祉事務所長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 職員の人数につきましては、嘱託職員1名と臨時職員1名を配置するということで、予算をお願いしておったところでございます。また、毎日じゃありませんけれども、筑後保育所の主任保育士も、当然そちらの方の指導等にかかわるということでございます。
 嘱託職員につきましては、週4日の勤務で、現在も筑後保育所の方に勤務いたしておりますが、現在は月、火、木、金の勤務日となっております。あと、臨時職員1名につきましては、毎日の勤務、月曜日から金曜日までの勤務ということでございます。あと、特別に大きな事業を組んだときにつきましては、当然もう少し臨時職員を雇うこともあります。
 以上でございます。
◆8番(若菜道明 君)
 そうすると、今の説明では、月曜日から金曜日までということですね、365日ではなく。
 それと、月曜日から金曜日まで、最低毎日2人は配置をしておくということでしょうか。
◎福祉事務所長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 毎日最低2人にはならないときもございます。嘱託職員は原則週4日でございますので、そういうことで配置をする予定でございます。
◆8番(若菜道明 君)
 では、福祉事務所長は、その経過を見て、そういうふうで1人のときもあるということですが、それで果たして運営が正常にというか、皆さんの期待に沿うようなことができると考えてあるものでしょうか。
◎福祉事務所長(村上春夫 君)
 2人のほかに、筑後保育所の主任保育士がおりますので、その方も半分以上ぐらいはかかわってもらうことにしておりますので、おおむね13年度1年間やりました中では、できるというふうに思っております。
◆8番(若菜道明 君)
 それと、今のとに関連してですけど、嘱託職員、週4日か、こう言われましたが、筑後市の職員の中に、嘱託職員ということで、かなりな人数がおられると思いますが、よかったら全体で何人ぐらいおられるか。それと、当然臨時の方が大体、これはなかなか人数は、臨時ということになると、そのときだけというようなことで難しいでしょうけど、週40時間を1人が働くということで、何かわかりますれば。嘱託職員は大体わかると思うわけですね。それで、そこら辺を把握してあると思いますけど、教えていただけないでしょうか。
○議長(村上知巳 君)
 若菜議員に申し上げますが、ただいまの、そういった全体的な嘱託ですか、それは予算の中で該当する、質問できることがあろうかと思いますので、そこでお尋ねということではできないでしょうか。
◆8番(若菜道明 君) 続
 じゃあ一つ一つ聞いていっていいですか、その項目、項目でずうっと。それじゃなく……
○議長(村上知巳 君)
 総務費の中で、総務関係の中で。
◆8番(若菜道明 君) 続
 いえいえ、総務にも該当しない人がおられるとじゃないですか、嘱託職員なんか。一応何人……。
○議長(村上知巳 君)
 福祉関係だけでということならばですね。
◆8番(若菜道明 君) 続
 人数を全体的に。
○議長(村上知巳 君)
 全体ですか。
◆8番(若菜道明 君) 続
 全体で、それをどうということを私が言っているわけじゃなく、何人おられるかと。ここで嘱託職員と言われたから、じゃあ、筑後市でどのくらい嘱託職員の方がおられるかということを聞いているわけですよ。これは関連……。
○議長(村上知巳 君)
 じゃなくて、これは子育て支援センターの設置関係ですので。
◆8番(若菜道明 君) 続
 じゃあ、いいです。
 なら聞きますけど、嘱託職員といいますか、臨時も入っておられますが、この人の雇用期間は大体どういうふうになっておりましょうか。条例か何かありますかね、嘱託職員の雇用期間。お願いします。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えします。
 例規集に載っておりますが、嘱託職員については、正式名称はちょっと例規集を見ないと覚えていませんが、任用の要綱、あるいは臨時職員については臨時職員の要綱が制定されておりますので、それに基づいてやっておりますけれども、基本的には、嘱託職員については1年間。それを延長するときは、また再度1年間延長するというような形でやっております。臨時については、基本的には地公法上6カ月、さらに更新として6カ月というような採用のやり方をすることになっておりますが、ただ、季節的な、1カ月とか2カ月とかという、職場が必要だというふうなところもありますので、そういう部分については、1カ月なり2カ月で切るというようなこともございます。
◆8番(若菜道明 君)
 私が何年か前に聞いた、人事課長だったか総務部長だったか知りませんが、私の質問ではありませんけど、何か答弁の中では6年ぐらいというようなことも、非常勤ですよ、聞いておりましたが、それは今の説明では1年をずうっと、極端に言えば、10年でも15年でもいいということですか。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 明確な規定はございませんが、運用の中で6年間ということで運用をさせていただいております。ただ、その後任がどうしても専門的なもので見つからない場合については、1年、2年長くなっているケースもあるところでございます。(294ページで訂正)
◆8番(若菜道明 君)
 じゃあ、専門的と言われますが、私は非常勤のものの条例はあると思いますが、人によって、そういうときは長くなったり、例えば2年になったりというような形になると思いますが、議長も言われよりますから、違う項で聞きますが、その間によく調べておってください。
 終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第11号の質疑を終結いたします。
△日程第13 議案第12号
○議長(村上知巳 君)
 日程第13.議案第12号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例制定について質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 1点のみお尋ねをいたします。
 この条例改正は、従来の同和地区住民にかかわるところの地域改善対策専修学校等技能習得資金が廃止されることによって、新たに一般対策ということでつくられるものでありますけれども、さきの私の一般質問の関係からも言いますと、こういう不況下での生活困窮がますますふえている中にあって、喜ばしいものというふうに思います。要は、これがいかに今後活用されるのかというのが大事になってくるというふうに思いますけれども、この周知徹底についてはどのように考えておられるのか、お答えを願いたいというふうに思います。
◎教育委員会同和教育課長(馬場正利 君)
 お答え申し上げます。
 ただいま議員おっしゃいましたように、法切れを3月で迎えております。平成13年までは、地区の方々、特定の対応といいますか、その制度が一般に移行するということで、一般の方々すべてを網羅するところでございます。
 これの周知につきましては、「広報ちくご」等で、一応掲載を4月1日号で予定をいたしておりますので、その中で十分周知が可能かと考えておるところでございます。(「結構です」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第12号の質疑を終結いたします。
△日程第14 議案第13号
○議長(村上知巳 君)
 日程第14.議案第13号 筑後市隣保館条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 同じく1点のみお尋ねをいたします。
 私はどうも頭が悪いようで、この文章の理解ができません。あえて読み上げます。第4条です。「館長は、隣保館を使用する者に対して、主催事業等に支障がないと認めたときは、利用させることができる。」、脈絡が通っているのかなと私は思います。提案理由の説明では、「隣保館の使用者の範囲を拡大する内容に改正するものである」。条例の改正の前の案ではこうなっておりました、「隣保館の使用については、主催事業及び地域住民の利用に支障がないと館長が認めたときは、地域住民以外の者にも利用させることができる。」、これはすこぶるわかります。しかしながら、この条例の中身、市長、理解ができますか、私はわかりませんけれども。何か抜けているような気がしますけれども、私は、これで通っていいのかなと思いますけれども、お答えを願います。
◎教育委員会同和教育課長(馬場正利 君)
 お答えいたします。
 これも地対財特法が本年3月末日で切れるということに伴う一般対策に移行する一環の条例改正をお願いしておるところでございます。隣保館条例につきましては、社会福祉法の適用も受けておるところでございます。かつ、やはり今までの経過の中から、主催事業というのをかなり長い間やってきておるところでございます。それを法が切れるからといって、ずたっと切るわけにはまいらない、そのように思っておるところでございます。
 なお、事前に申し込みがあれば開館はすると。と申し上げますのが、土曜、日曜、祭日、年末・年始は閉館日と決まっておるところでございます、条例上。それで、この土・日・祭・年末・年始、事前に申し込みがあれば、正当な理由があれば開館をするということで、運営をいたしておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。
◆16番(貝田義博 君)
 私がお尋ねしているのは、これで文章になっていますかという、脈絡が通っていますかということ。だれだれにという文言が抜けているんじゃないですか、これは。課長、違いますか。これでわかりますか。私は全然わかりません。これは世界の人々に使用させることができるという意味なんですか。利用させることができるという前に、何かの言葉が入らないことには、私はこの文章の理解はできないと思いますけれども、市長、どうか思われませんか。
◎総務部長(菰原修 君)
 ちょっと私の方で答弁ということになりますけど、確かに質問議員言われますように、主語、述語ということで欠落している部分が多々あるかと思いますけど、改正前につきましては、利用に支障がない場合については、館長が地区以外の者に使用させることができるということでございますけど、逆に全市民が対象になるということで御理解をいただく以外にはないかと思っておるところでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 いや私は、これは納得いきませんよ、こういう文章を条例化するなんていうのは。これは本当にこれでいいんですか。だって、これは文章として通っていないでしょう。これは館長は利用させることができるとするならば、この前に何か一定の文言が入らないことには文章として成り立たないんじゃないですか。私はそういうことを言っているんですが。
◎総務部長(菰原修 君)
 ひとつ文章改正後でも読んでいただければ、「館長は、隣保館を使用する者に対して」という言葉がありますので、これで理解が得られるんではなかろうかと思っておりますけど。
◆16番(貝田義博 君)
 これは意味が違うんではないですか。「隣保館を使用する者に対して」が入っているからということで、これは使用者について明記しているんであって、利用させることができるという、その意味とは違うんではないですか、これは。だって、最初の第4条の条例改正の前の文を見ますと、隣保館の使用者についてどうあるべきだということを述べているんですよ。だったら、わざわざ隣保館を使用する者に対して利用させることができるなんてことは書く必要はないんじゃないですか、使用するわけですから。一定の要件というか、条件に基づいて使用するわけですから、使用と利用は意味が違うことになるんですか。私が何かへ理屈を言っているように思われるかもしれませんけど、そうじゃないと私は思いますけれども、これはやっぱり文章としておかしいと思いますが、これで別にもうその、何とも思わないということで言われるなら。(発言する者あり)
○議長(村上知巳 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時40分 休憩
                午前11時6分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの議案第13号についての貝田議員の質疑について執行部より訂正の申し出がありましたので、議会運営委員会を開催して、この取り扱いについて協議を願いたいと思います。
 暫時休憩いたします。
                午前11時7分 休憩
                午前11時16分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎総務部長(菰原修 君)
 事務局の不手際で貴重な時間を費やさせまして、大変申しわけありません。(「議長、議運の報告はせんでよかと」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 ちょっと待ってください。その後、報告しますので。(「はい」と呼ぶ者あり)
◎総務部長(菰原修 君) 続
 先ほど差しかえということで出した分で、次のように修正させていただきたいと思います。
 使用者の第4条、読んでいきますけど、「館長は、隣保館を使用しようとする者に対して、主催事業等に支障がないと認めたときは、使用させることができる。」ということで、訂正をさせていただきたいと思います。大変申しわけありません。
○議長(村上知巳 君)
 ただいま門田議員からも指摘がありましたけれども、本来は議運の会議の結果を委員長から報告して、その後、訂正をすべきでありましたけれども、前後しました点を私の方でおわびをさせていただきたいと思います。
 委員長から報告をすべきでございますが、ただいま議会運営委員会におきまして、会議規則にのっとって、訂正の申し入れを議運で一応決定をしたわけでございます。それで、ただいまの総務部長の、お手元に配付されております改正案でございますけれども、その点について……(「来とらんよ」と呼ぶ者あり)失礼しました。(「この列もらっておらんです」と呼ぶ者あり)済みません、訂正案が配付漏れのようです。
 先ほどの議会運営委員会で訂正案の提出について協議をいたしたところ、そのとおり訂正案を提出願うということで、議会運営委員会で一致を見ているところでございます。ただいま総務部長からも説明がありましたが、議員の皆さんにも訂正案の提示があっているところでございます。
 訂正案を、まず訂正することに御異議はありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 異議なしと認めます。
 それでは、ただいまの訂正案につきまして質疑を行います。
◆16番(貝田義博 君)
 時間をとらせまして申しわけないと思いますけれども、聞くところによれば、例規審議会というのがあるということなんですけれども、やはりこういう条例文などというのは、だれが見ても同じ理解しかできないような文言にしておかないとまずいというふうに思いますけれども、そこら辺がちょっと、ないがしろというんですか、きちっとなされていなかったんではないかなという私は気がするんですけれども、そのことについてはどのようにお考えなのか、お答えを願います。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 例規審議会の委員長は一応私になっております。それぞれ担当部署の方から提案がなされまして、例規審議会、10名程度の担当者がございますけど、そこで一応議論をして、整理をしたつもりでございます。この内容が、貝田議員言われますように、欠落している部分もあって、大変反省しておりますけど、これをよい教訓にさせていただいて、今後さらなる勉強をさせていただきたいと思いますので、答弁になっておるかどうか知りませんけど、これで御理解願いたいと思います。よろしくお願いします。
◆16番(貝田義博 君)
 最後に1点だけ。
 3月31日付でもって法の終了を迎えるわけなんですけれども、今回はこれとして、一定のそういう動きの中ではいたし方ないかなという気がするんですけれども、将来的には、それこそ隣保館を払い下げして、一切なくすというようなことも私は選択肢の中に入れていいと思うんですけれども、そのことについて市長はどのようにお考えなのか、お答えを願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 私も、そのように考えております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第13号の質疑を終結いたします。
△日程第15 議案第14号
○議長(村上知巳 君)
 日程第15.議案第14号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第14号の質疑を終結いたします。
△日程第16 議案第15号
○議長(村上知巳 君)
 日程第16.議案第15号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第15号の質疑を終結いたします。
△日程第17 議案第16号
○議長(村上知巳 君)
 日程第17.議案第16号 平成13年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について質疑はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 一、二お尋ねをいたしたいと思います。
 これは歳入ですけれども、提案理由に、県からの要請により臨時財政対策債を206,300千円借り入れられて、それをそっくり減債基金に積み立てると、こういうことですが、これは金利はゼロなものか、何でこういうことをしなきゃいかんのか。
 206,300千円借りて積み立てると、その積み立て方ですけれども、減債基金というのは、読んで字のごとしだと思いますが、どうせ積み立てるならばほかの、例えば公共施設をつくるための基金でありますとか、あるいは財政調整基金、いろいろ基金がありますが、そういうものへの積み立てはできなかったのか。
 なぜ聞くかといいますと、私の今までの認識では、起債の償還というのは、政府の財政投融資ですか、郵便貯金とかから集めたのを回しておって、例えば、6年前に借りた起債の金利が高いから、今は金利が安いから借りかえて早く戻そうとしても、政府が認めないというようなことがあって、そういう意味からすると、減債基金に積み立てておっても戻せないとするなら、私は余り意味がないと思いますから、1点お尋ねします。
 それともう1点は、その後の市長の提案理由の説明では、13年度の一般会計の決算見込みについて、普通交付税が当初予算に139,893千円と、千円単位まで明確になっておるわけですね。普通、これまで明確になるならば、補正のやり方として、歳入についても減額補正をしないと私はいけない、法律にはないかもしれませんが、すべきではないかと。補正予算を見てみますと、歳出、使う分だけ補正して、この歳入の交付税が、今言いますように、千円単位まで明確になっておるなら、やっぱり歳入の方も補正をすべきじゃないかと、こういうふうに私は思いますが、その点についていかがなものか。
 それと、交付税の関係ですが、13年度139,893千円の減少とありますが、これはなぜこういうことが起きたのか。一般的には、私の理解では、基準財政需要額というものが国から筑後市が定められておると。それに対して、基準財政収入額というのが、市税とか固定資産税とかありますが、それがあると。その差をもって普通交付税として国は措置しなきゃならんという法律があるわけですね。そういうものからすると、交付税が139,893千円減少したということは、この二つしか問題が浮かばないわけですね。なぜかというと、国が定めた筑後市の基準財政需要額を何らかの形で減らしたのか、あるいは基準財政収入額が何らかの、税収と思いますが、筑後市が税収がふえたために、いわゆる交付税で措置される分が減ったと、この二つしか理由が私は考えられないと思いますが、どうしてなのか。
 そしてまた、これだけ減る、また、14年度の当初予算で申し上げるべきと思いますが、14年度では270,000千円交付税の減少が予定されるというようなくだりがありますが、こういうことが続くなら、私は特に歳入確保という意味で、交付税というのはそういうことででき上がっておると思いますから、市長などには県とか、あるいは国に、どうしてこういう交付税というものが減らされるのか、やっぱり抗議なり文句といいますか、そういうことを言っていただく必要があると思いますが、その付近についていかがなものでしょうか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えいたしたいと思います。
 まず、臨時財政対策債を206,300千円借りております。これは提案理由にもありますように、1月の終わりか2月の上旬だったかと思いますけど、地方課の課長補佐から、たまたま昔のあれで知っておりますけど、これを借りていただけないと、特別交付税とか何かが減額される可能性がありますよということで、菰原さん、これは市長と早急に協議されて、御返事を下さいということでございました。
 これの若干経過を申し上げますと、昨年の7月ぐらいだったかと思いますけど、筑後市は借らんですかということでございますけど、それだけ財源に余裕がありますよととらえられますよということでございましたので、13年度まではどうにか収支はできるだろうということで、必要ないでしょうということで、11月ぐらいまでは断ってきておりました。ところが、先ほど申し上げましたように、総務省の財務調査官、九州担当の方がおられますけど、福岡県では筑後市だけが借りておらないと。それだけ財源が余裕のあるとですかということで、課長補佐からも電話がありまして、いや、そういうことであれば、筑後市だけということであれば、一応13年度は収支とんとんは最低いくだろうということでしましたけど、ぜひ借りていきたいということで申し込みをしたところでございます。
 金利につきましては、当然あります。これにつきましては、交付税で措置がされますので、これは一般財源としてはないわけでございます。以上が今借り入れの状況でございます。
 それから、普通交付税の決算見込み、1億数千万の減額でございます。これは既に8月の終わりぐらいで決定されておりますけど、当然歳入についても補正すべきじゃないかということでございます。しかし、これは普通交付税と地方交付税というのがございまして、確かに普通交付税では130,000千円程度減っておりますけれども、特別交付税が770,000千円の当初予算で計上しております。予算をつくる段階では、まだ特別交付税の12年度決算がわかっておりませんでしたけど、922,000千円ということで、恐らく悪く見積もっても1億円は伸びるだろうということで、差し引き減額になる可能性もございますけど、あえて補正減まではせんで、特別交付税である程度持ち直すことができるだろうということで、補正減額はしておらないところでございます。
 それから、なぜこのような減額になったかと申しますと、一つは、今質問議員言われますように、基準財政収入額が、法人税、固定資産税が、御存じのように、標準税率の100分の75が算入されますけど、思った以上に12年度は収入があったということが一つでございます。それから、需要額につきましては、事業抑制とか何かで予想以上に見積もりが、予算の算定が甘かったと言われればそれまででございますけど、需要額についても思った以上に伸びていないという状況でございます。(227ページで訂正)
 それから、基金の関係でございますけど、あえて減債基金にしたのは、これは一応縁故債というのは10年で借りるわけでございますけど、場合によっては繰り上げ償還、現在1.2%を切れる金利でございますけど、2.3%の貸し付けがございますけど、場合によっては、こっちの方に近い将来回していきたいということで、あえて減債基金の方に積み立てをしておるところでございます。
 あわせまして、公共施設、あるいは財政調整基金については、これからの財政運営の中で考えていきたいということでございます。
 あと、漏れている点があればまた、お答えしたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 そうすると、減債基金は今までの認識と違って、いつでも筑後市の判断で、今までの高い金利で借りておる市債については戻せるという認識でいいのかですね。それが1点と、今部長が答弁された中で、基準財政需要額も伸びたけれども、収入額も伸びたと言われましたが、どの程度ですか。例えば、基準財政需要額が58,000千円伸びたと、伸びるという言葉がいいかどうか知りませんけれども、これは国が査定することですから、こうなったと。90億円が9,050,000千円になりましたと、13年度は。しかし、収入額がこれだけふえましたから、今言いますように、普通交付税が139,893千円減りましたというふうに言わないといかんと思いますが、それはどうなったんですか、12年と比べて。基準財政需要額がどうなって、収入額がどうなったから、その差の139,893千円になったんですか、ちょっとお尋ねをします。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えいたします。
 減債基金は、ほかの縁故資金等を返済することができるところであります。
 それから、基準財政需要額と収入額、そして交付税の減の関係でございますけれども、基準財政需要額も若干落ち込んでおるところでございます。そして、基準財政収入額は、ただいま部長も申し上げましたように、増加ということで、最終的には交付税が減額ということです。内容につきましては、基準財政需要額が0.1%ほど減額をしておるところです。金額にしまして8,852千円。それから、基準財政収入額でございますけれども、6.5%の増、金額にしまして297,632千円の増ということです。最終的には、基準財政需要額から基準財政収入額を差し引きますと、これは前年度の対比でございますけれども、360,484千円の減と、率にしまして9.1%の減ということでございます。ただいま議論があっておる分は、予算との対比で1億数千万が減額ということでございます。そういうふうなことで、御理解をお願いしたいというふうに思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 そうすると、総務部長も今、答弁を訂正してもらわにゃいかんと思いますが、私が聞き間違いじゃないなら、先ほどの答弁は、基準財政需要額もそうは伸びておらないけれどもというふうに言われたと、減ったとは言われなかったと思いますよ。今、課長は0.1%減ったと。私は基準財政需要額も若干伸びたけれども、それ以上に収入額が伸びたと、そういう意味で答弁をされたと思いますから。0.1%減っておるなら、それは10ばかり減ったのを伸びたとは言わんめえけんですね、そうだろうと思いますが、そうすると、基準財政需要額は、このルール計算で積み上げていく分、それはどの部分が減らされたんですか。
 なぜ聞くかというと、国のさじかげんでどんどんどんどんやられたら、さっきも言いますように、14年度は270,000千円も減らされるということですから、これは私は大変なことだと思うわけですよ、そういうことをされたら。そうすると、何ですか、市町村合併も、やっぱりかなりの議員、賛成か反対か知りませんけれども、そういうところまで視野に入れてという議論に私はなってこざるを得んから、ルール算定のどの部分で国は締めつけてきておるのか。そして、筑後市0.1%減、全体的な基準財政需要額の査定されたものが減っておるのか、それをやっぱり明確にしてもらわんと私はいかんと思いますが、どうでしょうか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 済みません。確かに費用は0.1%需要額が減っております。申しわけありません。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えいたします。
 基準財政需要額の減額の部分でございますが、経常経費、それから投資的経費、この部分がありますけれども、投資の部分が率にしまして3.4%減ということでございます。内訳が非常に私どももなかなか詳しくは説明ができませんけれども、企画振興費、それから、その他の諸費、これは人口の関係ですけれども、そういった部分について減額をしておるというふうな内容で通知が来ておるところでございます。
 それから、今、交付税が実質的に減額をしておりますけれども、交付税は、国税の酒税でありますとか消費税、法人税、所得税、それからたばこ税、こういったものの約3割程度を交付税に充てておるわけですけれども、これが御承知のような景気低迷の中で、国の方も思うように収入が入っておらないところであります。
 ですから、かなりの額の財源不足が出ておるところですけれども、これを補うために交付税の特別会計というところからの借り入れでかなりの部分を賄っておるわけですが、この特別会計の借り入れも40数兆円というふうに今なっておるような状況でありますし、また、この特別会計という形で措置しますと、なかなか国民には見えにくいというふうなこともあったりしまして、ルールが若干変わりまして、こういった特別会計で借り入れる部分を赤字地方債、いわゆる臨時財政対策債の方に振り向けるというような制度に変わってきておるところです。ですから、交付税がかなりの減額になるわけですけれども、それは赤字地方債、臨時財政対策債で賄いなさいというふうな形に変わってきておるところです。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 最後にしたいと思いますが、うちは御承知のとおり、財政力指数が0.61から0.62、0.6から0.61、0.62を往復するというか、大体そのくらいの力だと思うわけですね。そしてまた、今言われますように、基準財政収入額が幸いにして伸びたからこのくらいで終わっておるけれども、逆に言えば、町村と言ったら語弊がありますけれども、農山村部というのは、財政力指数も山の方は私が調べたら0.1とか1どれだけとか、八女もうちよりか低いと思うわけですね。そうしますと、財政力の弱いところほど、今後普通交付税の減額がされるとなりますと、財政力が弱いところはもろに受けると。
 うちはまあまあ、宅地化されるといいますか、固定資産のあれを見ても、大体土地で600億円かな、建物で1,000億円。1,600億円に対して税金がかけられて、51億円ぐらいの収入になっておると当初予算で思いますが、その力が弱いところはもろに受けるというふうになると思いますが、そういう現象がやっぱり出ておりますか、近隣。調べられましたか。出ておるというふうに認識すべきでしょうか。最後にしたいと思います。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えいたします。
 今後、この交付税を減額することに国の方は考えておるようでありますけれども、じゃあ、どこの部分が減額していくのかということでございます。その分については、今質問議員がおっしゃった部分もございます、段階補正という部分ですけれども。これについては、大体人口が10万人規模の都市を1市と見て、あと、人口が減るに従って、例えば人口が減れば1.1とか1.2とかというふうに、減るに従って一定の数が増加します。その増加した数を掛けて、基準財政需要額を算出するという方法であります。したがいまして、人口が減ったところについては、非常に厳しくなるというようなことになってくるところです。
 他市の状況は、新聞等でいろいろ、何千人規模はかなり減りますよとか載っておりました。そういったことで、私どもは新聞等での情報しか知りませんけれども、筑後市がこれでどうかというふうなことでございますが、今のところ筑後市は、14年度では数百万円程度の影響かなというふうに見ておるところです。まだはっきりした数値はつかんでおらないところであります。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第16号の質疑を終結いたします。
△日程第18 議案第17号
○議長(村上知巳 君)
 日程第18.議案第17号 平成13年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第17号の質疑を終結いたします。
△日程第19 議案第18号
○議長(村上知巳 君)
 日程第19.議案第18号 平成13年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。
◆20番(門田司郎 君)
 1点だけお尋ねをいたしたいと思いますが、公共下水道の関係ですけれども、今、当初の計画からして進捗率はどのくらい進んでいるのか、お尋ねをいたしますし、この工事請負費を出すことによって目的を達せるのかどうなのか、お尋ねをいたしたいと思います。
◎下水道課長(水町良信 君)
 お答えいたします。
 今回の補正を入れまして、公共下水道の進捗状況でございますが、補正を含めまして、13年度末で約23%程度の進捗を見るわけでございます。
 これで一応計画どおりかという御質問でございますが、計画どおりより若干おくれております。
◆20番(門田司郎 君)
 よくわからんやったけど、23%といったら、100%に対して23%なんですかね。それでは若干じゃないような気がしますが。
◎下水道課長(水町良信 君)
 どうも済みません。認可区域の事業費ベースで、13年度末で23%の進捗状況です。
 それで、前回の議会でも御答弁いたしましたが、16年度末で一応第1期の完了を予定しておりますが、13年度末で、やはり2年程度おくれている状況でございます。
◆20番(門田司郎 君)
 16年度末までにあと2年しかありませんが、2年おくれておるというのは、若干じゃなくて、すごいおくれのような気がするんですけれども、予算のときに聞いてもよかったんですけれども、いわゆる当時、前市長の馬場市長も頑としていろいろこの下水道関係を譲らなかったわけですけれども、結局30年ででき上がると、問題ないということも含めて、これは軌道修正をする必要があるのではないかなというふうに思いますが。また、小型合併処理槽の関係でも、また今度17,000千円やったかな、ちょっと金額ははっきり覚えていませんけれども、補正されておるようだしですね。だから、その辺との絡みもあっているのかなというふうな気がするんですけれども、その辺の軌道修正と小型合併処理浄化槽との関係とかは全くないんでしょうか。
◎下水道課長(水町良信 君)
 お答えいたします。
 現在福岡県で、全県汚水処理構想と言いまして、平成5年度、6年度にかけまして、県内全域の汚水処理構想を行っております。したがいまして、計画から7年以上経過をしておりますので、今回新しいマニュアル、経済比較のためのマニュアルが国土交通省と厚生労働省、そのほか農林水産省、これらの合同によりますマニュアルづくりが一応平成13年度末にでき上がることになっております。それで、福岡県では一応14年度中に、この全県汚水処理の構想を見直す計画でございますので、したがいまして、筑後市としても、そういう県からの要請がありますので、見直し作業を一応予定いたしております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第18号の質疑を終結いたします。
△日程第20 議案第19号
○議長(村上知巳 君)
 日程第20.議案第19号 平成13年度筑後市水道事業会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第19号の質疑を終結いたします。
△日程第21 議案第20号
○議長(村上知巳 君)
 日程第21.議案第20号 平成14年度筑後市一般会計予算について質疑を行います。
 まず第1条 歳入歳出予算中、歳入全部。当初予算書の一般会計の18ページから57ページについて質疑はありませんか。
◆8番(若菜道明 君)
 お尋ねいたしますが、36ページ、第2項.手数料で、目の3、衛生手数料の区分2の清掃手数料46,170千円と組んであって、説明の中で一般廃棄物処理手数料46,100千円と。これはどういうものですか、説明をお願いします。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 ごみ袋の費用が大半でございます。
◆8番(若菜道明 君)
 生ごみの一般委託といいますか、各行政区やコンビニ、また、スーパー等で売っている、あのごみ袋の代金ですかね。手数料というと、また別個に予算のところでありますが、これは販売手数料じゃなく、ごみ袋そのものの値段ということですかね。委託業者から入ってきた収入ということですか。
○議長(村上知巳 君)
 では、午後1時まで休憩いたします。
                午前11時54分 休憩
                午後1時   再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 一般廃棄物処理手数料の46,100千円でございますが、先ほど申し上げておりましたごみ袋の関係でございます。大袋で38,000千円、小袋で6,000千円、それから粗大ごみシールの売り払い金がございまして、これが2,100千円という内訳になっておるところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 ということは、生ごみの袋代は44,000千円ぐらいということですが、今月5日の読売新聞だったですか、西日本新聞かに、隣の八女市が約50,000千円ほど、このごみ袋の19年ぶりの改定で、大体大きいのといいますか、21円のが50円になって、約50,000千円増収と新聞に書いてありましたが、この新聞を当然環境課長も見ておられるか、また、八女市の情報が入っておると思いますが、どうこれを考えられるか、ひとつ考えを述べていただきたいと思います。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 今、議員の方からの八女市のごみ袋の値上げの件でございますが、昨年の段階ですか、現在、周辺のところがほとんど20円と15円というような状況がございますが、八女市の方から値上げしたいということで、八女西部の3市5町の担当課長会の中でもお話がされておりまして、各市町とも一緒に値上げする方向でできないかという提案は八女市の課長の方からもあったところでございまして、ちょうど筑後市の方も当時馬場市長で、いろんな事情から、市長の方にもいろいろその情報については意向打診をし、筑後市としてはどう対応しますかという話もやっておりまして、ただ、筑後市の状況の中では、今の段階では、値上げについては将来的にはやむを得ないけれども、現段階ではちょっと無理だというようなことでお答えしておったところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 いえ、その経過というより、八女市がこういうふうに約50,000千円の増収を議会に提案しておると、こういうことを新聞等か、また、八女市からの情報で得ておられましょうから、これについてどう思われますかと聞いたわけですが、それはそれでいいです。
 いろいろ私も平成7年に議員に当選してから厚生委員会に2期入っておりますし、このごみの袋の値上げ等についても、協議会といいますか、厚生委員協議会等でも、筑後市も値上げというより、税収が多くなるような方法を考えたらどうかということを言ったことがあると思います。平成10年の恐らく11月ごろからと思いますけど、樋口部長が民生部長のときに、協議会を開いてくれという話があったときに、今まで生ごみの処理といいますか、各家庭から出す数量が20袋だったわけですね。それが急に、結果的には平成11年7月から3袋という話に、これは市長というか、当局の議会にも何も諮らずに変えられる規則といいますか、それでなったわけですよ。それで、その経過のときに、厚生委員のほかの方も、今現在も議員をしておられる方もおられますが、そのときに、それは零細業者を非常にいじめる案じゃないかと。20袋から3袋と極端に減らすということは、非常にこういう景気──その当時も景気が悪かったわけですが、そういう小売業者や飲食店等から、20袋を3袋に急に落とすということはどうかと言ったけど、なかなか聞かれないから、当局が、じゃあオーバーした分だけを、極端に言えば、3袋以内は値下げしても、オーバーした分だけを高く取ると、袋を売ると。そうすると、税収にもなりはしないかと。
 しかし、そのときは、あれは委託業者といいますか、収集業者の許可制もそのときにしかれたわけですよ。これも一回許可すれば、なかなかこれは減らされないと。それで、もうちょっと待てということも委員会の中ではかなり出たと思うんですよ。それを、あえて当局は強行されて、今、何業者おられるかわかりませんが、あのときもかなり零細業者の方は困って、恐らく12年ですか、12年の当初予算のときに、それで商工会議所関係のときに、零細業者の方たちは困って議会に傍聴にも来られて、弥吉議員が恐らく修正案も出されたと思います。そして、最後には、5袋というか、事業所と住居が一緒になっておるところは5袋までいいということになりましたが、その過程で、環境課長が協議会の中でも、うちだけそういうふうに税収の増収になるようなことはされないと。ほかの2市4町の、ほかの自治体もそういうことを、うちだけがよくなるようなことはされないといって、これを強行されたわけです、そのときは。これは改正じゃなく、改悪になっておったわけですよ、そのとき。現在もですけど。
 しかし、八女市は全然筑後市なんかを、何といいますか、外に置いて、50,000千円の増収という議案を出したということが、根本的に、あなたたちが答弁したというか、私たちに説明したことが全然違うから、自分はきょうこうして質問をしているわけですが、そこら辺は、あのとき真鍋課長はうそをついておったわけですか。値上げはされないと、筑後市が増収になることはされないと、こう言われておるですよ、はっきり。それはどんなですか。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 今後の政策的な部面は私の方からお答えいたすわけにまいりませんので、経過の方だけ若干申し上げたいと思いますが、10年に私が参りまして、その当時、非常にここ数年、その前から家庭系ごみ、事業系ごみ等も相当ふえまして、過去10年近く収集の処理人員、車両、ほとんど横ばいの状況で、ごみだけが一方的にふえておるという現状の中で、どうするのかということで、市長ともずっと協議をしてまいったわけでございますが、周辺市町村の対応といいますか、3市5町の八女西部の組合内での対応というのが、ほとんどが許可制に移行しておるという中で、今議員の方からおっしゃった従来の20袋については、廃掃法の精神からいいましても、事業者の責務という、第3条にあるわけでございますが、その中では、事業者としては、事業活動に伴って生ずる廃棄物はみずからの責任において処理するというのが廃掃法の基本でございまして、この基本にのっとって、関係市町とも対応しておるという状況があったわけで、それまでは筑後市としても現在の車両なり人員で何とかできておったと我々も思っておりましたので、そういった部分で20袋という条例がまだ──条例というんですか、条例のような規則があったと思いますが、そういう中で今後、車両なり人員をふやして、事業所のそういう可燃ごみもとるのかという部分が一つの我々に対する判断が求められておったというふうに思います。
 そういうことで、委員会の方には、確かに事前のお話というか、事前の連絡が不徹底だったというのは非常に反省しておりますが、当時、ごみ対策審議会等でも、何回もこの問題では議論をし、審議会の中では各委員会から委員さんはおいでになっておりますが、そうした中で、いろんな協議を進めてきた中で、やはり事ここに至っては廃掃法の精神にのっとってやるべきだと。
 ただ、周辺市町も、久留米市とか八女市も含めまして、今議員おっしゃいましたような零細業者に対する対応は何らかすべきだと。一気に20袋をゼロにというのは、余り酷ではないかということもありまして、当初は3袋でお願いをしたという経過がございます。その後、今議員の方からおっしゃいましたような、やはり3袋でも厳し過ぎたというような、議員なり事業所の方からの意見もございまして、たしか最終的には13年1月だったと思いますが、家庭系と事業系と両方、家庭にお住まいで、その中での事業活動もされておるところについては、5袋までは対応しましょうということで、一応この件については落着をしておったというふうに記憶をしております。
 今後の部分については、ちょっと私の方が今申し上げる立場にございませんので、その辺は御容赦いただきたいと思います。
◆8番(若菜道明 君)
 いえ、その協議会の中で課長が言われた、増収になるようなことはされないと、筑後市だけ余分にごみ袋で、もうけると言うとちょっと言葉があれですけど、そういう抜け駆けといいますか、それはできないとはっきり言われて、それだから私たちは、じゃあ、仕方ないと言ったけど。
 その当時は、北海道の千歳市なんかにも研修に行き、やはりそういうふうに多いところは別の袋を、例えば高く買っていただいて、そして、それを各家庭や事業所から出すと。やはり直営といいますか、今までどおりのように、筑後市のように直営で集めていたわけですよ。
 それで、そういうふうにしてくださいと。そうしないと、極端に言えば、1週間に2回ずつ7袋ぐらい出る家庭があると。そういうところは2袋だけ、わざわざこういうときに、人手も足らない、また、雇えば人件費も要るようなときに、焼却場に持っていくか、あなたたちが強引に進めた許可業者に頼むかしかないわけですよ。それで、非常に今でも困ってあるわけです。それは件数や人数にすればわずかと思いますよ。しかし、そのわずかの方でも、例えば、商店街なら商店街で、ラーメン屋ならラーメン屋をされよると。そういうところで2袋ぐらい余分になったのを、わざわざ焼却場まで持っていくか業者に頼むと。そうすると、業者に頼めば、そう安くは持っていかないですよ。それで、極端に言えば、1袋100円でも、高くても3袋なら300円でいいわけです。それで、そういうふうな制度をとっていただけんでしょうかと、かなりお願いしたときに、結局は、そのごみ袋を筑後市だけ高くなすわけにはいかないと、こう言われておるでしょうが。そこら辺を、それは政策的というより、答えがそうだったから、そこら辺は、じゃあ、そのときのはうそついてあるとですかと聞きよるとですよ。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 その当時は、確かにそういうふうな発言をしておったかと思いますが、私としては、うそをついたという気持ちはございません。というのが、3市5町で平成12年4月からリサイクルプラザ、クリーンセンターということで、大変な施設を建設いたしておりまして、例えば、資源ごみ一つにしましても13分別ということで、3市5町の中で統一した規格、あるいは統一した搬入基準に基づいてやっております。ですから、基本的には、今おっしゃったごみ袋の料金についても、私たちとしては、同じ一部事務組合で共同でやろうということでやっておるわけでございますので、基本的には同一料金が望ましいのではないかということで申し上げておるわけでございます。
 ただ、誤解がないように申し上げておかにゃいかんのは、料金そのものについては、それぞれの市町村の議会で決めていただくことでございますので、若干の差があるのは、今現在でも必ずしも一律の料金ということにはなっておりませんが、基本としては、やはり一部事務組合で共同でやる以上は、ある程度横並びの形で進めた方がいいのではないかということで申し上げたところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 いえ、それでですたい。今度は八女市は21円を50円となっておりますから、市として約
50,000千円の増収ということは、恐らく160万枚か170万枚ぐらいだろうと思うですよ。それの倍以上の増収になっておったから、課長はできるだけ合わせたがいいだろうと。これは全然合わせていないわけでしょうが、今度は。それを、あの組合長はきのうからも、桑野市長が組合長と言っておられますし、筑後市議会からも、恐らく弥吉議員かな、が組合議員として出てありましょうが、そういうのは議会は全然知らずに、事務レベルでそういう話し合いをされて、それをずっと、何というか、執行していかれるわけですかね。市長、どうですか、そのことは。
◎市長(桑野照史 君)
 八女市の値上げの経緯につきましては、私も実は聞いておりません。それで、ちょっと事情がつかめないんで、少し研究をしてみたいというふうに思います。
◆8番(若菜道明 君)
 それで、私は何も値上げをせろせろと言っておるわけではありません。ただ、その当時から今までもですが、非常に商店、それも零細の商店の方は困っているわけです、本当に。それで、それを環境課長は事業系と言われますけど、その事業系でも最後の方には救済の云々とも言われますから、そこは当然私も喜んでおるわけですが、そういうことこそ当然市独自で、やはり市民の方が損というか、損と言うとちょっとおかしいですけど、被害というか、そういうことを受けないような政策をとっていただかんと、20袋から急に3袋、5袋ということは、非常にそれはどこの世界に行っても、例えば家賃を100千円もらいよるとを30千円にするのと一緒ですよ。それで、そのときに軽自動車のトラックを購入された方もあるわけですよ。
 それで、そういう点も十分考えてもらって、やはり議会を通せばいいと市長もたびたび言われておりますが、そういうことじゃなく、本当に市民がどう思っておるか、どういうふうに、特に零細業者の方はどうなのかということも考えて、やはり行政を進めていってもらいたいわけです。特にごみ問題となると、住民では解決できない点が非常に多いわけですよ、本当に。そうすると、ごみの減量等も言われますが、私は12月議会の決算のときにちょっと環境課長に聞いておりますが、そういうふうな制度をとったからといって、ごみは全然減っておらんわけでしょう。じゃあ、何のためにしたかと。運搬業者の圧力でそういうことをされたかということしか私は考えないわけです。
 それで、ごみ審とも言われましたが、ごみ対策審議会のことと思いますが、その中には収集業者まで入っておるわけですよ。そうすると、そういう人たちがある程度専門的にこうこうこうと言えば、普通の一般から出ている審議委員さんたちはわからんですよ。そのときは、どういうようなあれやったですか、収集業者の方たちは。今現在、その委員さんでおられた方で、許可をとってある人があるはずですよ。そういう人たちの意見はどうやったですか、思い出せるなら。思い出されんなら仕方ない。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 審議委員さんが15名ぐらいいらっしゃいまして、その中で、今おっしゃる許可業者ですか、その方は1名その当時いらっしゃったと思いますが、具体的にどういう発言をされたかというところまではちょっと記憶しておりません。
◆8番(若菜道明 君)
 市長も今さっきの答弁で、今のやりとりを聞いておられて、これは私は厚生委員会におりますから、そこで聞いてもいいと思いましたけど、やはり市長がおられるところで聞いていただきたいということで言っておりますが、市長、もう一回どういうふうな形で今後、そういう零細業者の救済といいますか、救済措置といいますか、一回決めたからこれを絶対変えないということは、まさか二、三日前の門田議員の質問とは全然違うと私は思いますから、ひとつ答弁をお願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 11年7月からこの対応が変わったという経緯を実は先ほど私も聞いたところで、十分に理解をしていないわけでございますが、また、今若菜議員の御質問のように、お困りの方がどの程度おられるのか、そういうことも少し研究をして、硬直した判断でなく、やはり市民の皆さん方の生活というのが一番最重要でございますから、そういう意味を込めて、検討をしてみたいというふうに思います。
◆8番(若菜道明 君)
 最後にしますが、困っておられるということは、現在は私は少ないと思います。もうそういう収集業者といいますか、そういうところにかなり出してあると思います。しかし、金額的、例えば1袋100円で10袋出せば1千円ですね、高くなせば。しかし、業者に出せば、恐らく1千円ではできていないと思いますので、そこら辺も民間の料金に行政が口出しして、協定といいますか、そういうことはなかなか難しいでしょうけど、やはり住民の立場に立った、そういう料金の指導といいますか、そういうこともしていただきたいし、また、いつもですが、私も、できるだけ経費が少ないように民間委託ということもいろいろ出ておりますが、全部が全部、やはり民間委託したときに、最終的に困る場合も出てくると思いますね、こういうごみ収集のようなことは。それで、十分民間委託されるのも慎重に考えられ、直営がいいか、そこら辺も金額的だけじゃなく──市役所の金額ですよ、私が言っているのは。出費の額だけじゃなし、最終的に市民がどうなるかと。そこら辺も考えて、ひとつ市政運営をしていただきたいと思います。
 終わります。
◆20番(門田司郎 君)
 歳入ですので、歳出も少し関連いたしますので、お尋ねをいたしたいと思いますが、当初予算15,260,000千円のようですが、前年度比は実質的には6.4%増ということのようですが、市債が14年度現在で約18,020,000千円あるようなんですが、赤ちゃんからお年寄りまで、全体的に1人3,500千円ぐらいになりますか、1人当たりの借金が。この状況、当初予算よりも市の借金の方が多いということに対して、市長はどのようにお考えなのか、お尋ねをいたします。
◎市長(桑野照史 君)
 国においても、県においても、大変今財政の厳しい中で、666兆円の国の財政負担が、借金があるという中で、我が筑後市も、1年間の予算を超える負債を背負っていかなければならんということは、大変やっぱりゆゆしきことだろうと思います。少しでもこういう財政負担が、市民の皆さん方の負担が少なくなる努力をしないと、これから、再三私が思っております、子供たちは次代の宝だと言いながら、子供たちに借金を背負わせるということになると思いますので、改善の方向に努力をしていきたいというふうに思います。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 先ほども交付税の中でありましたように、交付税が減収する中で、臨時財政特例債とか財源対策債ということで、これに一応頼らざるを得ないというのが一つでございます。一つ、これは一般会計だけで申し上げますけど、12年度末現在高が179億円ございます。この中で、交付税歳入ということで、80%、50%、30%、40%といろいろございます。端数のぴしゃっとした数字ではございませんけど、概算で申し上げますと、この179億円のうち約80億円、これが交付税の方に算入されるところでございます。したがいまして、全く一般財源と申しますのは99億円と。これはあくまでも12年度末の現在高で、そして一般会計だけでございますけど、そういうことで現在、財政担当としては、この数字をはじいているところでございます。
◆20番(門田司郎 君)
 いみじくも交付税の話が出ましたけれども、自民党と小泉さんによって、交付税は減らそうという話なんですよね。とんでもないやつらだというふうな気がしてなりませんが、やっぱりこれだけの市債を抱えて運営していくというのは、市長、非常にやりにくいと思うんですよ。きのうまでの3日間の一般質問の中でも、結構市長もやる気満々で、議員の質問に対して積極的に答えられておったような気がするんですけれども、何となく一般質問を聞きながら心配をしているところですので、ぜひ少しでも減らす方向で、今市長言われたような方向で財政運営をしていただきたいというふうに思いますし、その一部が市長とか助役とか収入役、教育長のカットだろうと思うんですけれども、そういう運営の仕方をぜひしてもらわないと、毎年この数字を見るたびにぞくっとしますので、よろしくお願いをして、終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆13番(田中秀行 君)
 36ページの3目の衛生手数料、先ほど若菜議員が質問されたのと関連しますが、清掃手数料についてでございますが、ごみ袋販売委託店は市内に何店舗あるか、また、平成13年度の清掃手数料の分で、ごみ袋料金の回収ですね。完全に納入されているか、また、未納者の方があればお知らせをお願いしたいと思います。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 ちょっと今、手元に数字を持ち合わせておりませんが、市内のごみ袋販売というのは、大まかに約100店舗でやらせていただいておりまして、例えば1行政区で1店舗もないというようなところは、できるだけ許可をするというようなことでやっておるところでございます。
 それと、未納の部分につきましては、ちょっと今、手元に数字をお持ちしておりませんので、後でまたお知らせをしたいと思います。
◆13番(田中秀行 君)
 今、手元にないということでございますが、未納の店があるかないか、それをはっきりですね。それと、最近倒産したお店もございます。その店に対して、お支払いがしてあるかどうか、それを調べていただきたいと思いますが。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 未納があるということについては、確認をいたしております。
◆13番(田中秀行 君)
 ただ、未納があるということで確認してあるだけでは、ちょっと困るんじゃないかなというふうに思います。なぜならば、ただ、未納があるから確認だけで、商品はずっと渡していくということでは、これはずっと未納が何カ月も続いて、市としてはマイナスになりはせんかなというふうに思います。そういうふうな未納があるところに対しては、ちゃんと調査をして、配布するなりしていただかなければ、だんだんと大きくマイナスがいくんじゃないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 未納といいますのも、通常、実際の決済といいますか、1カ月とか2カ月で、販売そのものはシルバーの方で届けていただいて決済する形にしておりますが、未納だからということで2カ月とか3カ月入れないということになると、やっぱり販売店としての状況もございますので、なかなか現実的には難しい面も出るわけでございますが、その辺で、確かにこういう企業倒産も相次いでおるような状況の中でございますので、その辺については特に気を引き締めて対応していきたいと思っております。
◆13番(田中秀行 君)
 未納があって、それを例えば二、三カ月で、未納だからといって納めないということになれば、店舗としても困られるかと思いますが、しかし、1年近く未納のところもあるとお聞きしたんですが、そういうのは本当でしょうか。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 約1店舗で、そういう状況が今発生しておるところでございます。
◆13番(田中秀行 君)
 それで、1年近く未納が続くということは、3カ月じゃなくて、1年ということですから、これはやはりちゃんと調査してやるべきじゃないでしょうか、私はそういうふうに思いますが。それで、倒産されたところも、どれくらいの金になっているか、そこら辺はちょっとわかりませんが、しかし、今後やはりそういうふうに、何ですか、ごみ袋販売委託店に渡す場合に、これは現金じゃなくて、後で支払いということですかね。決済方法はどんなふうに。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 袋そのものをシルバーの方から、注文に応じて、前月の実績というですか、そういう形に応じて配布をし、後で現金決済という形になっておるところでございます。
◆13番(田中秀行 君)
 後で決済ということは、1カ月後というようなことでしょうかね。
 そういうふうなことで、やはり未納が余り続くようなところは考えるべきじゃないでしょうかね。そうしないと、だんだんだんだんそれが大きくなって、そして、全然払えんごとなるというようなことも出てくるかと思います。
 それから、筑後市の中で、ごみ袋販売委託店ということでありますが、校区によってはないところがあるとお聞きしておりますが、そこら辺はどんなですかね、お尋ねいたします。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 大体地元の環境衛生支部長さんですかね、あるいは行政区長さんあたりとの協議も十分やりながら、そういう1行政区で1店舗もないというところはないようにということで、指導はしておるつもりでございます。
◆13番(田中秀行 君)
 じゃあ、ごみ袋販売委託店舗にしたいからお願いしますと言ったら、許可願が出るでしょうか。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 販売店の内規というですか、一定の許可基準みたいなものはつくっておりますが、今おっしゃるように、1行政区1店舗もないという状況があれば、それは許可をしていきたいと考えております。
◆13番(田中秀行 君)
 お聞きすると、お願いしても許可がとれなかったということもちょっとお聞きしたもので、これはちょっとまずいなという感じを受けたわけです。やはり許可願が出たら、そこでいろいろ書類があるかと思いますが、やはり市民の皆さんが便利のいいように、これはしていただかなければならないというふうに思います。それで、ぜひそこら辺を考慮していただいて、今後やっていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑は。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 お尋ねをいたしたいと思います。
 先ほど補正予算の中でもちょっと触れましたけれども、今、当初予算の歳入についての質疑でありますから、ここでお聞きしたいと思います。
 先ほども言いましたが、地方交付税の関係で、前年度が3,970,000千円、そして14年度
が37億円ということで270,000千円の減と、こういうことで予算が立てられておるわけですね。そうしますと、わずか270,000千円と思われるのか、270,000千円もと執行部は思われるのか、まずどういうふうに感じて受けとめられておるのか聞きたいと思いますが、私は270,000千円もと、どうしてなのかというふうに疑問が生ずるわけです。
 なぜかといいますと、昼休みでも、ほかの議員さんたちとも話しておりましたけれど、交付税の仕組みといいますか、これはさっきも言います基準財政需要額の計算の仕組みなどは、うちのように、筑後市のように、県南では筑後と小郡ぐらいですかね、人口がふえたり都市基盤の整備をされたりしておるところは、これは基準財政需要額は対前年比からすると、どんどん上げてもらわなくちゃならない団体ですね。人口が減ったり過疎化しておるところは、それは行政のそういう需要額が減っても当たり前でしょう。需要額というのは、この筑後市の今4万8,000人の市民がおりますけれども、その市民生活を安定したものにするといいますか、これだけの行政経費がないと筑後市はやっていけませんよというのが基準財政需要額でありますから、人口がふえれば当然上げてもらわなくちゃならんものが270,000千円も減るということは、これはどういうことかということで、非常に私は解せないわけですが、国、県から270,000千円も減るかもしれないと言われて、財政当局としてどういう話を、文句の一つぐらい言われたのかというのが二つ目に聞きたいところです。
 それから、先ほど来、門田議員の方から市債の方はふえておるんじゃないかという話がありましたが、私は提案理由の説明を聞いたり読ませていただくと、今年度までは、ある面ではやむを得ないのかなと。それは公園とか、そういうもの、北部公園の整備あたりも事業が、早くしないと補助金が打ち切られるというものが幾つかありまして、そういうものがやっぱりふえておる。それから、この交付税が減るために、政府が特例の起債を借りらせておるというようなことでふえておるわけですから、それは100%交付税で後で見るというようなことですから、ことしまでは、ある面ではやむを得ないのかなと思いますが、やはり来年からは、先ほども市長言われましたけれども、やはりこの歳出の関係でより厳しく、また、歳出の関係で質問したいことがありますから、そのとき言いますけれども、やっぱりしていただかないと、大変なことになると思います。
 それで、補正予算のときも、市長にもちょっと聞いたつもりでしたけれども、答弁がありませんでしたが、当初、今この場で言いましたようなこと、270,000千円も減るというふうに認識されるのか、わずか150億円のうちの270,000千円たいというふうに思われるのか、まずその付近をお聞きして、また、財政当局もどういう気持ちをこのことでお持ちになられるのか、ひとつお尋ねをしておきたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 今、質問議員からもありましたように、私も270,000千円も減るというのはきついなというふうに思います。ただ、国の財政事情等々がそうだけに、文句をつけて、向こうがごめんなさいといって、ふやしてくれるというものでもないだろうというふうに思いますし、御指摘のとおり、来年度以降の予算の組み方というのは相当、さらに厳しくなってくるだろうというふうな覚悟はしなきゃならんものだろうと、このように考えております。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えいたします。
 私も270,000千円は大変な数字だなと思っております。財政担当になってまだ3年でして、これほど交付税が減収するというのは判断が甘かったかなという、担当としても反省をしておるところでございますけど、いかんせん国税収入が、交付税算入の原資となります収入が減っておるということが一つ。
 それから、人口等がふえればということでございますけど、以前は、大体人口が1人ふえますと80千円から100千円、2,000人ふえますと2億円ふえるなということで、簡単に判断ができておったわけですけど、いかんせん先ほど申し上げましたように、減収になります。国税収入が減っておるというのが一つ。
 それからもう一つは、先ほども出ておりましたけど、市町村合併ということで、小さい市町村については、合併しなければペナルティーがあるというふうな判断で、例えば、推計でございますけど、4,000人の人口のところは55,000千円、それから2万人のところも50,000千円、3万人のところは30,000千円、5万人でゼロという、段階的補正が計画されております。先ほど総務課長の方から午前中、約4,000千円程度だろうということでございますけど、これはあくまでも筑後市4万7,500人の人口で申しますと、大体そのくらいのベースであろうということで、この件については判断しておるところでございます。
 それから、事業補正の見直しの中で、例えば、通常債の充当率が今まで30%の分がゼロになるとか、あるいは60%の分が30%になると。そういう事業費補正の見直しも一つございます。それから、あと答弁が漏れておったら、また再質問をお願いしたいと思います。
 県への対応でございますけど、これは一応非公式、正式な会議の場では説明申し上げておりませんけど、先ほども課長補佐の話もしましたけど、今後これぐらいのスピードで交付税の減収になるとですかということでございますけど、県としてもなかなか、先ほども申し上げましたように、税そのものの原資が減ってきておるということで、なかなかよき返事はいただいておりませんけど、現状としてはそういう状況でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 今ちょっと答弁を聞きまして、おやっと思ったことがありますが、半年前までぐらいですか、いわゆる交付税の関係について、4,000人未満の人口しかないところは交付税が減りますよと、早く合併をしなさいよと。そのほかのところはどうかと私たちが聞きよったとき、執行部が悪いと言いよるとじゃないですよ、その当時は、いや、それはまだ明らかになっておらないということでしたけれども、今の総務部長の話ですと、細かにですね、5,000人でどれだけ、50,000千円、5万人でゼロと言われまして、それはそういうことで、いつ決まったわけですか。
 それと、うちは約4万8,000人ぐらいですから、もう5万人に近いわけですね。しかし、ゼロと言われるけれども、何かがゼロで、段階補正だけがぼんと下げられたから、今回のように270,000千円も減がやっぱり出てくるというふうに私は思いますが、そういう認識なのか、今言われた5万人でゼロじゃないわけでしょう。ある査定の部分がゼロで、ほかはどんとふやされておる。
 そうすると、もう一つ私が言いたいのは、今度は270,000千円の減ですね。しかし、先ほどの補正でも答弁もありましたように、交付税の関係が0.1%減らされておると。そして、総体的に市税が伸びたから、うちが133,000千円程度の減になっておるわけでしょう。そうすると、14年度の予算を見てみますと、270,000千円の交付税の減ですね。それにあわせて、市税も110,000千円減っておるでしょう、予算では。減るというふうに見てあるわけです。それを合算せにゃいかんと思うわけですよ。合算すると380,000千円になるわけですね。そうすると、交付税の約1割がカットされたというふうに私は認識せんと、財政運営はやっぱりやっていけんのじゃないかと、そういう認識にまず立たんといかんと思いますが、いかがなものでしょうか。
 やっぱり270,000千円じゃ、とまらんと思うですよ。市税が110,000千円減るわけですから、380,000千円ぐらい、やっぱりそういう意味での税、市税も税、交付税も税ととらえるなら、それが落ち込むと。そしてまた、それが加速するというなら、これは大変なことだと思いますが、いかがなものでしょうか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えいたします。
 先ほど単純に4,000人が55,000千円とか減額を申し上げましたけど、これは経常経費の中で項目は13項目ございます。例えば、消防費、その他土木費、その他教育費、社会福祉費、地方税とか。13費目で縮減額として、今申し上げましたように、4,000人のところで55,000千円ということで、14年度から3年間の減額ということでございます。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えします。
 14年度の地方交付税の算定でございますけれども、今議論があっていますように、段階補正、事業補正、いろいろ改正が行われて、今後こういった部分の減額というのがあるかとも思いますけれども、現段階では、こういったことになるだろうという程度で、予測でありまして、そういった中で予算の編成をするわけですけれども、じゃあ、その予算編成をどういうふうにやったかと、交付税の見込みはどういうふうにやったかということですけれども、これはまず、地方交付税の総額が前年対比で4%ほど落ち込んでおるところです。前年が
20兆3,498億円でございましたけれども、これが14年度は19兆5,449億円ということになったところでございます。
 今後は、これに合わせていくわけですけれども、じゃあ、どういうふうにするかといいますと、一番大きなところは、午前中申しましたように、財源不足の分の借り入れをしないで、地方それぞれで借りてくださいよということになってきたところでございます。それが、いわゆる赤字地方債の分でございます。この赤字地方債に振り向けられたということで、その交付税が減ったというのが一番大きな原因であるところです。
 では、それをどれくらい見たかということでございますけれども、経常経費で3.5%の減少だろうということと、それから、投資的経費で17.0%程度の減少と。これは大体、市町村は基準財政需要額を見込むときにはこの程度でということで、これは指示があっておるところです。これに基づきまして算出をするわけですけれども、この中で、大体筑後市の場合は447,000千円ほどの赤字地方債を借り入れますよということです。ですから、これが一番大きな交付税の減の原因であるところでございます。
 そして、あと具体的な算出ですけれども、基準財政需要額を算出する場合には、先ほど申しました経常経費の3.5%の減と、それから、投資的経費の17.0%の減少を見込んで、そこからはじき出しておるところです。
 基準財政需要額は、先ほど申されましたように、小郡とか筑後とか、ふえるのが当然じゃないかということですけれども、こういった赤字地方債に回った分を加えますと、大体少しは基準財政需要額もふえておるかなというふうに思うところであります。ただ、額面を見ますと、数字だけ見ますと、基準財政需要額は減っておるところであります。
 そして一方、基準財政収入額の方ですけれども、今のところはまだ見込みでございますので、確定ではありませんが、税の所得割ですとか法人税割、あるいは固定資産税、それからたばこ税、利子割交付金等々、かなりの部分で減額ということで見込んでおるところです。
 そういった状況の中で算出しました基準財政需要額から基準財政収入額を差し引きますと、27億円程度の減の2,930,000千円ということで算出をしておるところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 今、課長が言われましたけれども、私も、国が言っておるようなことだろうと思いますが、今度臨時財政対策債510,000千円、これも地方交付税と一緒ですよと、こういうふうに見るのかどうかという問題があると思うんですね。今は見れるですたいね。例えば、元金を含めて交付税措置を後年度するということは、金が来るのには変わらんわけですから、見られるけれども、これがいつまでされるかわからんわけですね。ぽんと、もうやめましたと言われれば、大変なことになるわけでしょう。私は、やっぱりどういうふうに見るかという、見方と思うわけですね。
 そうしますと、本来なら、うちの基準財政需要額が変わらないなら、交付税はふえにゃいかんわけでしょう、前年からすると。市税が110,000千円減るわけですから、基準財政需要額が、例えば90億円なら90億円で変わらないとするなら、この差を埋めるわけですから、市税が減れば普通ふえにゃいかんわけでしょう。それが減っておると。にもかかわらず、110,000千円減ると予想されておるのに、さらに270,000千円の交付税が減るということは、先ほど言いますように、やっぱり380,000千円ぐらい交付税が減らされておるなというふうにとらえて、やっぱり厳しい行政運営を、財政当局含めて執行部の皆さん方はふんどしを締め直してやっていただかんといけないんじゃないかということで質問しておるわけですよ。やっぱりそういう認識に立ってもらうべきじゃないかと。議員の皆さん方もそうでしょうけれども、そこで、気構えのあれで言っておるわけですよ。市長、いかがなものでしょうか。
◎総務課長(平野正道 君)
 市税もかなり落ち込んでいますし、それから、交付税も落ち込んでおりますけれども、市税が115,000千円、それから交付税が270,000千円ということですけれども、これに見合う分、赤字地方債、これがまた447,000千円ということでありますので、こういった形に変わったというふうなことで御理解いただきたいと思います。(「ずっと当てにされんめえもん。ずっと当てにされるのかと」と呼ぶ者あり)
◎市長(桑野照史 君)
 まさに、先ほど門田議員のときにも申し上げましたが、よその近隣の市町村よりもまだ筑後市は恵まれているというような、のほほんとした雰囲気も感じるわけでございまして、これはぜひ行政みんな一体となって、議会の皆さん方にも御理解をいただいて、やはりこれからは大変財政的に厳しいぞと。しかし、やるべきことはやっていかなきゃならないというようなことでございまして、当面は、例えばこういう時期でも、非常に恵まれた位置にあるということですか、筑後市に企業が出てこようとか本社を移そうとか移してこようとか、そういう話が、私たちにとっては大変ありがたい話も聞いておりまして、厳しくなればなるだけ、入ることも含めて一生懸命努力をし、そして、もちろん行政の厳しい、いろんな諸経費の削減等も含めて、これから取り組んでいきたいと、このように思っております。
○議長(村上知巳 君)
 10分間休憩いたします。
                午後2時2分 休憩
                午後2時13分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 他に質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 2点ほどお尋ねします。
 18ページ、市税の関係です。
 先ほどもちらっと出ましたけれども、とりわけ法人市民税、前年比133,000千円、大変な額の減額案となっておりますけれども、先ほど市長は幾つか本社の移転を申し出ているようなところもあるというふうに言われましたけれども、一般質問でも取り上げましたように、大変深刻な状況にあります。そういう中で、とりわけ前議会ではローム・アポロの問題等々ありましたけれども、やはり税収確保を図るという意味からするならば、市は以前、もう企業誘致はしない方針みたいなことを述べていたと思うんですけれども、違うんですかね。ちょっとそこら辺を明確にしてもらいたいんですけれども、積極的なそういう誘致をしないというふうに言われたのかどうかわかりませんが、私は、やっぱりそこら辺も考えて、また、今後施策を図るべきだなというふうに思うんですけれども、税収増対策とあわせて、もしよければ見解をお願いしたいというふうに思います。
 それからもう一つは、35ページ、使用料及び手数料の関係の中の教育使用料です。
 特に社会教育使用料で、前年比、サザンクスの筑後使用料が1,500千円減額ということでなされておりますけれども、どういうところが減額で、そういうふうになされたのか。利用が減っているから、そういうことで、こういう提案になっているのか。利用増とあわせて、対策をお尋ねしたいというふうに思います。
 以上、2点です。
◎総務部長(菰原修 君)
 2点の質問でございます。
 企業誘致の関係でございます。
 昔のことで、私も具体的なあれは知っておりませんけど、私の記憶する範囲では、市民に公害をもたらすようなものは誘致しないというのがあったような気がします。確信はもちろんありませんけど、そういう記憶がかすかにあるところでございます。
 それから、税収増の関係でございますけど、市長の方からも何か新税はないかということで宿題を負ったわけでございますけど、例えば、東京都のようにホテル税とか、あるいは太宰府のように駐車場税とか、これは細かい点は調査しておりませんのでわかりませんけど、区域外の人が対象になるから、さほどうちでいうならば全市民には影響はないということで、ある程度一部分の利益のある方についての税については可能かと思いますけど、なかなか新税ということで、受益者のもたらすような税については、模索してもなかなか私のような頭では現在のところ見つけ切れないところでございます。
 ただ、この際、参考として申し上げますと、固定資産税がうちの場合は100分の1.5でございます。ちなみに、たしか小郡市もそうだったと思います。それから、そのほかの市については1.6でございます。大都市の北九州、福岡につきましては1.7ということで、これは都市計画税等を含めまして、都市計画税が0.3と固定資産税が1.4ということでございます。仮に、社会経済情勢が許すならば、他市のように100分の0.1上げますと、約2億円の増収が期待できるところでございますけど、いかんせんこのような経済情勢でございますので、市長も恐らく今の時点では、これについては、他市並みにするということは言われないと思いますけど、新税については、もう少し勉強していきたいということでございます。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 35ページのサザンクスの使用料の件でございますけれども、ちょっと過去の実績を申し上げますと、11年度の決算で約24,000千円、それから12年度の決算額で22,000千円、13年度は、残念ながら、今のところ手元に資料が来ておりませんけれども、減少傾向にあります。
 それとまた、ホールの稼働率につきましても、全体的に減少をしております。11年度では一応66%でしたけれども、12年度では62.9%と。特に落ち込みが激しいのが、大ホールが11年から12年度にかけてマイナス3.8%ぐらい稼働率が落ちております。これはひとえに、この社会情勢も当然、経済的な不況という部面も反映しておるだろうというふうに私たちは認識をしておるところでございまして、やっぱりどうしても大ホール、民間等が開催をいたします歌謡ショーとかいろいろございますし、そういうものもやっぱり落ち込んできておるのではないかと、このようなことを思っておるところです。
 したがいまして、これはあくまでも当初予算でございますので、内輪に見積もらせてもらって、こういうふうな形で上げさせてもらっておると、このように認識をしているところです。よろしくお願いいたします。
◆16番(貝田義博 君)
 市長にお尋ねしたいんですけれども、先ほどの部長の答弁では、公害を出すような、そういう工場については来させないというふうなことですけれども、今後、そういう公害問題がどうこうじゃなくて、良識的な企業というんですか、そういうところについては、やはり積極的に企業誘致も私は図っていっていいんじゃないかなというふうにも思うんですけれども、改めて企業誘致についての見解をお答え願いたいというふうに思います。
 それから、新たな税収確保という意味では、固定資産税とか、そういう市民や中小業者に及ぶような、そういうのは、私ははっきり反対です。そうじゃなくて、例えば環境税とかなんとか、そういうふうな直接市民には及ばないような、そういうところで何かあったらということでちょっとお尋ねしたんですけれども、それが1点。
 それから、サザンクスの関係では、確かに言われるように、こういう不況下での使用の問題があるというふうには思いますけれども、やはり建てたからには利用をふやすしかないわけでありますから、しかとそこら辺を肝に銘じて、やはり利用増を図る観点からの取り組みをぜひお願いしたいというふうに思います。答弁お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 企業誘致は、公害等、市民の生活に迷惑を及ぼさないというのは前提でございまして、そして、先ほど申し上げましたが、二、三、実は話もあっておりまして、単に、筑後市で稼働しながら、よそに本社があるところを、立地がいいから筑後市に本社を移そうかというような話でございますので、当局に聞きますと、相当税収的にもアップするというようなことでございますが、ただ、その場合は、いわゆる労働対策としては、もう現状は稼働しているわけですから。そのほかにも二、三、実はございます。そういうところには私も積極的に、特に2代市長の田中八千男さんが一生懸命熱心にやられたことを、かつて私が代議士の秘書としてお手伝いをした時期に知っておりますので、よく田中市長の顔を思い浮かべながら、いろんなセールスもしていかなければならんと、このように思っております。
 それから、新しい税収に関しましては、きのうおとといですか、島議員からも提案がございましたが、いろんなことを考えなきゃいかんと思いますが、市民の負担をふやすというようなことは最後の最後だろうというふうに思って、むしろそれよりも、行政の中の節約を優先しなきゃならんと、このように考えております。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 サザンクスの件につきましては、当然理事会等にも、私もそのうちの理事の端くれ、席を汚しておりますので、今御指摘のような件につきましては、稼働率を少しでも上げるような方向で頑張っていきたいと。また、サザンクスの方も、そういう気持ちで、みんな一丸となって頑張っていっておるというふうに認識をしておりますので、理事会等でも今の御質問の件については申し伝えたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、歳出、第1款.議会費、第2款.総務費、第3款.民生費、同じく一般会計の58ページから113ページについて質疑はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私ばっかりで気の毒にも思っておりますが、ちょっとおつき合いをお願いしたいと思います。
 まず、総務費等の中で、これは各款にまたがることでもありますが、ここでちょっと質問しておきたいと思います。
 庁舎管理に要する経費、清掃等の委託料が、本庁舎とサンコアの部分と思いますが、34,691千円ぐらい計上をされています。これは職員の皆さん方は、自分の机の周りから、昔はといいますと、数年前までは、自分が吸ったたばこの灰皿の始末から全部業者に任されておった。今は、たばこは机では吸ってはいかんと。喫煙場所を設けられて、そこで吸ってありますから、そういうことはないと思いますが、私は、やっぱりこういうものも見直しをしていかんといかんと。34,691千円というのはかなりの金額だろうと思いますし、このほかにもサザンクスでありますとか公共施設の清掃等があります。
 そこで、私は、市役所の庁舎でいえば、玄関の、皆さんが全部使うところ、あるいは廊下とか渡り廊下とか、あるいはこういう議会の窓とか、高いところで危険なところとか、そういうところは、やっぱり業者に頼むべきところは月に1回とか清掃をしていただいて、各課の中ぐらいは自分たちでするとかというようなことで節減ができないものか、このまま今後もやっていかれるものか、お尋ねをまずしておきたいと。
 二つ目が、これは桑野市長になって初めてですが、私は過去何回も言ってきておりますが、なかなか実践をされません。桑野市長は、先ほど門田議員も言われましたけれども、大体質問を議員から受けたら熱心に聞かれて、大体的確に回答されて実施に移させるということですから、あえて申し上げますが、浄化槽の清掃管理等の委託料が建物ごとに計上されております。今申し上げましたように、この件については過去何回か、この場でも質問をしております。質問の趣旨については、浄化槽の清掃管理等の委託料が一括して計上されておったわけですね。そうすると、私の理解、あるいはこれは環境課もそうでしょうけれども、浄化槽の清掃の金額と清掃賃を幾らにするかということと、年間幾らでその浄化槽を管理していただくかについては、これは別問題だというふうに指摘をしておりました。
 管理は、これは荒っぽい言い方をすれば、必ず筑後市内の人ではなくて、北海道からでも飛行機で来て管理をしてくれると言えば、資格を持った人であれば、どこの人でも管理はされるわけです。しかし、清掃となりますと、これは市が指定した、いわゆる今筑後市では3業者います。安徳さんとかなんとかおられると思いますが、その方しかできなくて、それもまた規制があって、羽犬塚はどうか知りませんけれども、西牟田あたりはAという業者、船小屋の付近はBという業者、水田はCという業者というふうに、地域分けが現時点では条例でもってされておりますから、この人が安いからといって、頼めないという状況にあります。
 それはそれでいいわけですが、そこで問題なのが、清掃の費用については、委託料とかということで計上すべきでない。これは委託料で計上すると、入札か何かさせて契約というふうになると思いますね。しかし、これは契約の業務に値しない。管理は契約でいいと思います。安いところがあれば競争させて、入札させて安いところにする。そして、清掃については、今の条例でいきますと、これはし尿のくみ取り料と一緒で、浄化槽については、これは汚泥、浄化汚泥とかスカムという言葉を使って、この浄化槽の一番底にたまる、浄化槽にとっては迷惑な部分、それを抜き取るというものが清掃です。その費用も、生し尿のくみ取りと一緒で、貯留槽でくみ取るのと一緒で、現条例では18リットル当たり、消費税まで含めて210円でくみ取らなくちゃならんというふうになっておるわけですね。そういう観点から見てみますと、私は清掃委託料として計上されてある部分の金額が非常に高い。これは暴利をむさぼらせておると思います。
 なぜかといいますと、18リットルで210円ですから、大体計算するとわかりますが、1,800リットルで21千円になるわけでしょう。そうすると、バキューム車が大体そのくらいしか積まんわけですから、200千円計上されておるとすると、20回行ったり来たりしてもらわんと、その金額にならんわけですね。実際、そういうことはないわけですよ。くみ取った量を18リットル当たり210円で計算して支払うというのが清掃の私は料金だと思います。
 そういうことを指摘して、改善の約束をこの場では何回かされますけれども、また同じように計上される。しかし、ただ、変わったところもあります。それは、やっぱりいいところはいいと褒めてやらなくちゃなりませんが、サンコアの浄化槽の今言いましたような経費と都市対策が計上しております公園の分については、この清掃と管理ということで分けられておりますが、それでもまだ清掃委託料となっております。
 そこでお尋ねしますが、どこでもいいわけですけれども、ある箇所において、本庁なら本庁でいいですが、今でも清掃管理委託料ということで、一緒になって年間で請負契約をされておるのか。もしそうであれば、それは間違いだと思いますし、私が先ほど言いましたように、じゃあ、本庁の浄化槽でもいいわけですけれども、何回バキューム車が行ったり来たりして、その金額をお支払いになったのか、その資料があれば私は出していただきたいと思います。
 それから、皆さんも質問されると思いますが、自治体の合併の関係ですね。これも入っておったでしょう。自治体合併の関係、これで2,700千円ぐらいやったですかね、調査研究に要する経費ということで、市長が計上をされております。市長は一般質問等の議員の皆さん方への回答で、将来は30万都市構想、これは市長の将来のそういう構想は結構だと私は思います。市長も言われましたけれども、17年3月という一つの制限時間、相撲でいえば、制限時間が迫っておるわけですから、それからすると、もう後がないと思います。
 そこで、八女の方からも、私たちも特別委員会をつくっておるのは市長も御承知と思いますが、その中では、やっぱりお互いに、17年3月までという期限があるわけですから、そこまでにできるところをやっぱり厳選といいますか、選んで、早急に法定協議会を市長の方で提案していただくか、あるいは住民の有権者の50分の1以上の署名をとって、住民発議という形でやっていくのかという問題がありますが、市長の答弁を聞いておりますと、今私が言っておるような認識だと思いますが、やっぱり30万構想は30万構想として持っておって、17年3月というタイムリミットがありますから、それまでにできるところというふうに早急に絞って、この市町村の合併について取り組まれるおつもりなのか、この件については1点ですね。
 それから、アンケート調査というふうに書いてありますが、市民にはいろいろなことが余り知らされていないと思うわけですね。どういうアンケートをとられるつもりなのか。
 私が一番この市町村合併で心配をするのは福祉の問題です。やっぱり市町村が存在するということは、住民の福祉の向上というのを私は一番市町村がやらなくちゃならない仕事ではなかろうかなと、こういうふうに思います。そういう意味からすると、市長も何回も一般質問の答弁で言われましたが、大洋村は1万2,000ですね。あのくらいだから、ああいうことができるのかな。これが100万都市、30万都市になって、できるのかなというところに、非常に福祉が切り捨てになりはせんか、弱い人たちがもっと弱いところに落とされはせんかということで、現在交付税は減らされておりますが、市町村合併はどうかという結論をいまだ私は、はっきりしたところは自分で出し切らないというジレンマがあるわけですが。やっぱり福祉の切り捨てにならない市町村の合併、拡大化といいますか、大きくするということが市長としてできるというふうに思われるのかどうか、その点をお尋ねいたしたいし、アンケート等の中で、そういうことができるならば、こういう合併ができれば、今言いました福祉等の関係でこうなりますとかというようなことでも何かお示しをしていただかないと、なかなか市民の皆さん方は、3市が合併すれば3人の市長が1人になります、助役が1人になります、収入役が1人になります、教育長が1人になります、議員も100が30人でございますと言うだけでは、合併について論議をする、市民に答えをいただく上について、余りにも簡単ではないかと思いますから、その点をこの際、お尋ねをしておきたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 ただいま3点につきお尋ねがあったというふうに思います。
 まず最初の行政内の清掃費のことでございますが、まことに申しわけないんですが、14年度の当初ではちょっと間に合わなかったわけでございます。ただ、今議員御指摘のように、やはり職員の意識改革と、これは相伴うものだろうと思いますが、再三私が例に出させていただきます群馬県太田市などは、市長が就任後、27,000千円だったろうと思いますが、外注しておった清掃費を職員の人たちに変えることで浮かせたという話がございまして、大変参考になるところでございますから、ぜひこれは検討していきたいと思いますが、いかんせん職員の意識改革と一緒に伴ってくるものではないかと思いまして、私は、ぜひ方向としてはそういう方向に進みたいというふうに思っております。
 なお、再三御指摘をいただいて、なっている部分もあるけれども、全然進んでいない部分もあるというお話がございましたが、これは弥吉議員に限らず、ほかの方からもたくさん聞いておりますので、必ずお約束をいたしますが、今議会のやつも全部、各皆さん方から意見が出たものは列記をいたしまして、各課ごとに全部課題を背負いまして、即答できるもの、今年度じゅうにできるもの、次年度以降に繰り越さざるを得ないもの、そういうものは明確に御返答というか、お答えを出させていただきたいというふうに思います。この清掃費につきましても、必ず検討をいたします。
 それから、浄化槽の委託料の問題については、ちょっと現状の把握が私できておりませんので、担当の方からお答えをさせていただきます。
 市町村合併についてでございますが、これも大変本当に難しい問題です。先ほどから財政の問題がありましたのも、まさに国は交付税というあめを目の前にぶら下げて、急がせておるという実態があることはもう皆さん御存じのとおりでございまして、同じ近在の──近在というか、小郡を中心とする合併が今一番先に進んでおるという話を、情報を聞いておりますが、その例からいいますと、10年間で合併するのとしないのでは数百億円のプラス・マイナスが出てくるというような試算を小郡・三井郡ではしておるという話も聞いておるところでございまして、そういう意味からいったら、やはり市町村合併は急がなければならんだろうと思いますが、今御指摘のように、福祉とか弱い者の立場の人たちが置き去りにされるというような市町村合併では意味がないわけでございまして、私自身も大変思い悩んでおるところでございます。
 30万都市が一番居住空間としては最適だと私は再三申し上げておりますが、そこに至る前に、当然のことながら、段階があるわけでございますので、今、東からも西からも話が来ておると言いましたので、17年の3月までには、そういう確かなものをやっぱりつくらなければいかんと。財政的な意味から言いましても、ぜひそこまでは階段を1歩上がらなきゃいかんというふうに思いますが、こういう自治体合併をする前提として、やはり今御指摘いただきましたように、福祉のサービスが低下しないということをよくよく考えて、申し合わせてやっていかなきゃいかんし、やっぱり福祉の問題は、つかさどる立場の人たちの考え方で大きく下がったり向上したりするものだろうと思いますから、私は市町村合併を進めるについては、やはり恵まれない立場の人たちの生活を守るという、こういうことがおざなりにされる市町村合併ということは絶対にやらないということを訴えながら、できる範囲の市町村合併をまず取り組みたいと、このように考えております。
◎会計課長(野田広志 君)
 浄化槽の清掃等についてお答え申し上げます。
 会計課が所管する施設につきましては、平成8年度から保守点検と清掃業に区分して契約をいたしております。清掃につきましては、汚水の抜き取り、清掃、水張り等ございますので、地域割ということで、くみ取り業者と量計算で随意契約をしておるところでございます。保守点検につきましては、本年度まで見積もり合わせということで行っておりましたが、来年度、平成14年度につきましては、指名願の受け付けを土木その他やっております。その関係で、保守点検関係につきましても、指名願を提出していただくということにいたしております。そのことから、4月いっぱい指名を受け付けますので、その整理がついた時点で、競争入札ということで実施したいと思っておるところでございます。
 また、各課につきましては、過去、こういったふうな御質問を受けておりますので、その都度、関係課で話し合いをいたして、こういったふうなことについては周知をいたしておるところでございます。
 また、昨年にも弥吉議員より同様の質問がございましたので、4月に関係課集まっていただきまして、清掃につきましては、量計算でやっていただくようにということで協議をいたしたところでございます。
 以上です。
◎企画課長(角隆範 君)
 合併に関するアンケート調査についての御質問についてお答えをいたしたいというふうに思います。
 合併につきましては、基本的には、それぞれの市町村の議会、行政、市民の皆さんの主体的、自主的な判断で行われるということが前提になろうかとも思いますけれども、現在アンケートを実施させていただくに当たって、いろいろ御指摘いただいておりますとおり、まだまだ合併に関する情報といいますか、こういうやつが、やはり市民の中に浸透していないというような状況にあると思いますので、アンケート調査前までに、いろんな広報誌なんかを使いまして特集記事を組んだり、あるいは議論の題材となります情報等の提供をやっていきたいというふうに考えておるところでございます。
 アンケートの内容でございますけれども、これもいろいろ論議がございまして、基本的に、こういう行財政の中で、合併は避けて通れないというスタンスでとらせていただくのか、合併についてどうしたらいいでしょうというようなスタンスでとるかでは、かなり質問の項目も変わってくるんじゃないかというような現在論議もいたしておりまして、できますならば、どういう合併パターンのもとで、メリット、デメリットあたりも整理をしながら、あるいはこういうアンケート調査なんかに精通をいたしております業者あたりのアドバイスあたりも含めまして、総合的に検討させていただいて、アンケートの項目等については整理をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私は、そこで演壇で言いましたように、この予算書を見てみますと、さっきの浄化槽の関係、二つに分かれておるところと一本化しておるところがあるからお尋ねをしたわけですが、今の会計課長の答弁でいきますと、全部全課、筑後市が管理しておる浄化槽について、すべてそういうことでなされておるという理解でいいんでしょうか。
 そうすると、今の答弁でちょっと気になるのは、量計算の随意と言われましたですね。随意は随意でしょう。今さっき言うように、この筑後市は、どの業者にくみ取りを自由に選択制にはなっておりませんから、地域分けになっているから、それは随意でしか仕方がない。そしたら、この量計算ですよ。抜き取ったものを18リットル当たり210円で計算して支払いをされておるのかという問題と、いや、年度当初に、この浄化槽は幾らかというのは違うわけでしょう。私が言っておるのわかるでしょう。私は前段言ったように、抜き取った量、浄化汚泥といいますか、スカムといいますか、その量を18リットルで換算して、し尿処理場の方に運んでもらうわけですが、その量でしか金の支払いはできないと、こういうふうに思いますが、そういうふうにされておるのか。これも契約ということで、年間予算の範囲内でぽんとされておるのか。それは全課に、全施設に徹底がされておるかどうか、この際、伺っておきたいと思います。
 それから、当初ちょっと言い忘れましたが、エレベーターの保守点検の委託料というものが計上されておりますね。これは庁舎分については、この東庁舎と思いますが、70何万。それから、これは教育委員会も関係がありますから、ここで言っておきますが、小学校で
2,400千円、中学校でまた2,400千円、これに病院を聞きましたら300何十万とかというふうにあります。これはサザンクスとかまた入れたら、10,000千円を超える金額になろうかと思います。
 そこで、いろいろな方にお願いして、一体エレベーターの保守点検業務というのは、必ず業者に委託をしなきゃならんものかどうか調べていただきました。なぜかといいますと、エレベーターというのは、特殊なものといいますか、一回つけたらかえるわけにはいかんわけですね。この机のごたるとは、今度は買い損ねたと、テレビも高かったと、この次はこっちの業者から買おうかと、こうされますけれども、大体施設につけたエレベーターというのは、その施設が取り壊されるまで同じもの、三菱なら三菱、日立なら日立が使われるわけですね。そうすると、この業界は、私が知るところでは、本体工事は幾らでも安くでもいいと、赤字でも。後のメンテナンスで、10年、20年で利益を生んでいくという業界で、今度、例えば三菱をつけたら、日立の営業マンが来てメンテナンスをと言っても、そこはちゃんと業界がすみ分けして、いかんようなシステムになっておるようです。なっておると言うといけませんが。
 そこで私も、10,000千円以上もかかるなら、例えば、会計課の管財がありますが、そこの職員さんとか、あるいは都市対策課の職員さんあたりで、何かそういう資格が要るなら取っていただいて、そして点検をした方が、逆に言えば、安上がりじゃないかと思って調べました。そしたら、この点検については、1年に1回以上点検をしなけりゃいかんと。そして、点検したら、私たちもエレベーターに乗ると、この箱の中の見やすいところに「点検済み」というのを張っておかにゃいかんという規定が、まず一つあります。
 じゃあ、どういう人が点検するかというと、昇降機の検査資格を持った者、昇降機検査資格者という人がいるようです。それはどういう人がなるかというと、そう難しい問題じゃなくて、毎年1回以上、全国の2カ所以上の会場で講習が行われておるようです。その講習を受ける資格のある人は、学校において正規の機械工学、電気工学、その他これらに類する工学に関する課程を修了した者とかですね。その人たちが、4日間ぐらいかかるようですけれども、全国の幾つかの会場で年に何回かやられておるのに行って講習を、30時間ぐらいですか、受けられれば大体資格が取れると。そういうふうにもなっておりますが、やっぱりこの付近も、業者に委託してどんどん値をつり上げられるばかりではなくて、職員さんでできるものがあれば、私はそういうようなことをされていくのも一つの、何といいますか、事務事業の見直し等にもなってくるのではないかと思いますが、その付近の関係についてお尋ねをいたしたいと思います。
◎会計課長(野田広志 君)
 お答えします。
 全部の課に指導しておるかということでございますが、学校とか、そういったふうなところにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、4月ですか、議員の質問を受けて、一定の内務の調整ということで、会議を諮っておったところでございます。
 それから、料金の問題でございますが、これも昨年弥吉議員の質問の後、業者を呼んで、どういったふうな請求体系になっておるかということで、業者の方に質問したところでございます。確かに条例どおり、18リットル幾らということがございます。ただし、先ほど説明申し上げましたとおりに、抜き取り、それから内部の清掃、それから水張りということがあるということで、それ以外の料金ということで、一口幾らという形で請求をいただいておるというところでございます。その中には、し尿の量、それから、そういったふうな内部の清掃、それと水張り、そういったふうな料金も含まれておるということだろうと思っておるところでございます。
 それから、エレベーターの保守点検でございます。
 そのことにつきましては、確かに全国各市で、例えば1円で入札すると、そして、その後の維持管理で云々という話が出ております。エレベーターにつきましては、人命にかかわることでございますし、法的にも点検というふうなことが定められております。どうしても職員では、そういったふうなところまで手が届かないというところもございますし、そういったふうな資格が可能であれば、今後私どもでも市役所内に、そういったふうな技術者を養成していくということも視野に入れていかなければならないということも思っておりますが、現在のところは各業者の保守点検にお任せしておるというところが実情でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私は、今課長が後段答弁されましたエレベーターは、今後やっぱりそういう予算を、ただ単に前年がどうだからことしもどうだで計上されるのではなくですね。このほかにもあると思うですよ、トータルしたら、あら、全施設を全部把握しておりませんが、これは全部足したらこんな金額になるのかと。それならば、もうちょっとどこかで、だれかがどうできないかというようなことを点検していくのも、私は事務の見直しとか事業の見直しに、一番しなきゃいかんことじゃなかろうかなと。言葉だけ行革大綱と事務事業の見直し、事務事業の見直しと、私たちもよくわかりませんが、今言ったようなことを一つ一つやっていくのも、一つの大きな見直しじゃなかろうかなと思いますから、今やれとかということじゃないんですよ。そう難しい問題じゃないようですし、10,000千円以上もかかっておりますよと。そこで何とかやっぱり検討をしていただきたいということで言いましたから、これには答弁要りません。
 それから、浄化槽の場合に、清掃、清掃と、こう言われますですね、抜き取った後。これは余り清掃してもらうと困るわけですよ。去年も言ったように、生し尿を残していただかんと、ぴかぴか磨いてもらうと、これは浄化槽の役目は立たんわけですよ。それで、要らなくなった浄化汚泥、スカムを18リットル210円で抜いてもらえばいいわけですよ。後は、その家庭の水道か何かからある一定の水を入れてもらえばいいという仕組みですから、それまでですね。
 じゃあ、お聞きしますが、施設はどこでもいいです、本庁でも。例えば、抜いた量が2万リットルで、水入れ賃が幾らで、ぴかぴか磨くのが幾らになっておりますか。そういうことじゃなくて、18リットル抜いたら210円の計算で、バキューム車3台半でしたと。それで、70千円ですというようなことで請求が来て、それを払うのが私は浄化槽の清掃費だと思いますし、管理委託料は、今課長が言われましたように、競争でもって、資格を持った会社、あるいは個人でもこれはいいと思いますが、されるということが基本です。
 そうすると、去年の指導で今全課やられておりますか、そういう認識でいいですか。今、ここに課長全部いらっしゃいますが、自分たちが管理しておる施設の浄化槽については、今会計課長が言われましたように、すべて管理については現在では3社の見積もり入札でやっておる、それから、清掃については、18リットル当たり幾らと水張り賃が幾ら、ぴかぴか磨きが幾らでやっておるということで、全部自信がありますか。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 都市対策課では今、会計課の処理ではなくて、いわゆる清掃ですね、抜き取り、水張り含めて、浄化槽の委託、一緒に見積もり合わせで行っております。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 いや、私は都市対策課は褒めにゃいかんと思いよったですよ。予算計上は、公園の浄化槽の関係については別途に上がっておるわけですね。今までは、昔は一緒になっておったのを別途と。それで、総務管理費で上がっておる庁舎の方は一緒になっておったから、これは会計課が、本丸が言うことを聞かんで、サンコア、社会教育課と都市対策課の方が進んでおるかなと思っておりましたら、予算の仕分けだけ、それでは便法的にまた言われるならということで分けられておるというようにとれますが、ほかの課も大体そのたぐいですか。それは、私が言っておるようなことが間違いならば間違いと今言っていただかんと、しておらんけれども、今後そうするということならそうすると言っていただかんといかんと思いますが、どうですか、ほかの課は。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 款が違いますけれども、私のところは、清掃は公園の清掃でございまして、今言われる浄化槽の関係とは違います。
 ちょっと言いわけさせていただきますと、昨年がそういったことで、全庁舎集まって議論いたしまして意志統一をいたしましたけれども、その際には、4月1日からのことということで、既に見積もり合わせを先行しておりましたものですから、間に合わなかったということでございます。若干、何といいますか、お金につきましては、少し安くなりはしました。ただ、おっしゃいますように、新年度につきましては、別途くみ取り料あたりは手数料でやっていますので、そこも含めまして、そういったことで実施をしたいというふうに都市対策課としては思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 都市対策課の平成14年度に臨む姿勢についてはわかりましたが、ほかはどうですか。じゃあ、全部ぴしっとやってあるんですか。やってあったら、その実績といいますか、13年度で管理委託料が、これだけの見積もりをやらせて、ここが一番安かったから、これだけで契約をしました。それから、清掃については、さっき言いますように、何千立米、リットル組んでいただきましたから、それ割るの18リットル掛けの210円で、これだけの決算が出てきますと、13年度の決算は出てきますというようなことを、どこか証明できる課はありますか。
○議長(村上知巳 君)
 10分間休憩いたします。
                午後3時1分 休憩
                午後3時15分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎市長(桑野照史 君)
 私から御答弁をさせていただきます。
 行政のむだを省くという視点から、大変鋭い質問をいただきまして、ありがとうございました。
 1点、エレベーターの委託料につきまして、今、休憩時間にいろいろ話をしておりますが、なかなか職員に資格を与えて点検するだけでは難しい。夜間の問題とか故障が起きたときの対応とか等々あるようでございますが、いずれにしても、経費を安く上げるという視点に立って、さらに検討をいたしたいと、このように思います。
 次に、浄化槽の清掃と保守点検につきましても、これは歴史がなかなかあるようでございますので、この議会が終わりましたら、各課ごとに現在どういう対応をしておるのかというものをメモにして出させまして、そして、今後どういう方向が一番むだを省いて安上がりで合理的な対応になるのかということを、この場では答えるのがちょっと困難なようでございますから、書類で検討して、後で御答弁するようにいたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 最後にしたいと思いますが、12月になられた市長に、このことで、これ以上聞いてもだめと思いますが、歴史があるということは、今の休み時に、どこからかレクチャーを受けられたと思いますが、どういう歴史があるのか、ひとつここで、だれがそういうふうに言われたのか、その歴史はどういうものか。それを変えんことには、歴史がある、前がこうしよったからといったら、何も変わらんと思いますし、先ほど来の答弁を聞いておりますと、去年おととしの私の質問で、去年は、ある時期に関係各課が寄られて協議をして、しかし、時期的に契約とかをやっておったから、間に合わなかったから13年度は前のままいっておると、それはそれでいいですよ、私は。しかし、14年度は、会計課長の答弁でいきますと、4月に、いわゆる管理の関係でいけば、指名願というですか、そういうものを出させて、そこで、競争で管理の入札をさせるというふうなことを言われたわけですから、それからまた後退していただくと、また歴史があって、あれはこう言っておったけれども後戻りでは、私は通らん問題があると思いますから、どういう歴史があるのか。私もどういう歴史があるのか知った上で言わんといけませんから、ひとつその点だけは押さえておきたいと思いますが。
◎市長(桑野照史 君)
 内容は知らんで、歴史があるということでございますので、それを踏まえて、この議会が終わりましたところで、各課ごとの経過を書類で報告させて、14年度の対策を講じたいと思います。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆19番(馬場節夫 君)
 1点だけお尋ねします。
 ページは要りませんけど、先ほどから3日間一般質問がありましたが、市長が引き継ぎを受けていないということが二、三あったと思いますが、市長の引き継ぎはぴしゃっとせんといけんだろうと思いますが、そこら辺はどんなになっておるか、お尋ねしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 前市長から私が引き継いだということは、非常に総括的なことでございまして、ただ、その後、今抱えている行政の問題点というのを各課ごとにレクチャーを受けて、大変頭が悪うございますから、すうっとわかった部分となかなかわからん部分と、100日の後でもまだそういう状態であります。
◆19番(馬場節夫 君)
 直接市長と言われなしに、やっぱり助役も一緒にやめらっしゃったから、総務部長がやっぱりきちっとそういう引き継ぎをせんと、これは地方自治法にも何か引き継ぎの性格というのが載っておると思うけど、やっぱり総務部長がそこをきちっとしていかんといけんとじゃなかですか。
◎市長(桑野照史 君)
 総務部長を先頭に、各部長から、課長を交えて、今抱える行政の問題点というレクチャーは受けております。
◆19番(馬場節夫 君)
 ぴしっと引き継ぎをしなさいという、地方自治法に載っておるですね、総務部長にお尋ねしますけど。そうですか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 地方自治法とか、あるいは条例、規則やったですか、にも載っております。(「いいです」と呼ぶ者あり)
◆16番(貝田義博 君)
 何点かあります。
 まず1点は、61ページ、行政事務に要する経費の中の無料法律相談等委託料2,100千円が組んでありますが、後に74ページ、レディース法律相談委託料ということで525千円組んであるんですけれども、こういうのは一本化できないのかなという、私は素朴な疑問があるんですけれども、中身が違うよと言われればそうかもしれませんけれども、どうなのか、ちょっとお答えを願いたいというふうに思います。
 それから2点目は、64ページ、広報広聴に要する経費の中の備品購入費として295千円上げられておりますけれども、中身についてお答えを願いたいというふうに思います。
 次に、66ページ、これは質問ではないんですけれども、あえて先ほど弥吉議員の質問の中で、清掃等委託料の問題に触れられました。群馬県太田市の市長のことも、あえて市長は出されたんですけれども、私も清水市長とお会いをしたことがありますけれども、市長室は自分で掃除をしているというふうに言われておりましたので、あえて付しておきたいというふうに思います。そういうことを知って、恐らく言われたというふうに思うんで。
 68ページ、人材育成に要する経費、委託料、人材育成事業委託料1,500千円ですけれども、毎年海外に子供たちを研修にやられておりますけれども、報告書は毎回読ませていただいております。昨年も香港に行ったということでありますけれども、確かに、それは貧富の差があって云々とかという言葉がありますけれども、大体よかった、よかったということでありますが、やはり香港等に行っても、結局宿泊所はホテルというようなことでは、私は本当にそういう中身の検討が今改めて必要ではないかなというふうに思うんですね。恐らく10年かれこれなっているというふうに思うんですけれども、やはりそこら辺の中身をもう一回精査する必要があるんではないかなと思いますけれども、ことしについてはどのように考えておられるのか、お答えを願います。
 それから、69ページ、新幹線整備推進に要する経費でありますけれども、その中の設置促進期成会負担金の問題です。1,070千円上がっていますけれども、他市町の状況はどういうふうになっているのか。聞けば、八女市は単なる50千円でしか上っていないというふうに聞きましたけれども、おわかりでしたら、お答えを願いたいというふうに思います。
 最後です。76ページ、各種補助金の中の全国部落解放運動連合会補助金216千円と全日本同和会補助金765千円が上がっておりますけれども、どういう根拠でもってこの補助金を支出されるのか、お答えを願いたいというふうに思います。
 以上です。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 私の方からは、無料法律相談と、それからレディース関係でございます。
 それぞれ目的が違いますし、例えば対象者、レディースにつきましては当然女性と。それから、総務費の中については、一般市民ということでございまして、ただ、弁護士につきましても、一緒に話も以前しましたけど、なかなか弁護士さんが多忙であるということで、現在の無料法律相談についても、なかなかこの時間、あるいは費用についても、精いっぱいということでございますし、レディースの方は逆に、福岡市の方から来ていただいておるということでございまして、以前は協議をした時期がありましたけど、相談対象者を区別するのがいいということで判断をしたところでございます。
 あとは、それぞれ担当の方から。
◎企画課長(角隆範 君)
 2点ほどお尋ねをいただきました。
 1点目は、広報広聴に要する経費の備品購入の中身でございますけれども、ワイヤレス拡声器が239,400円、それからワイヤレスマイク47,250円、それからコードマイク7,875円、計で今予算書に計上させていただいておるところであります。
 それから、もう1点の海外派遣研修の件でございますけれども、この事業は、質問議員もおっしゃいましたように、平成4年度から始めておりまして、13年度で10回派遣をいたしたことになります。この事業の目的でございますけれども、もう御承知と思いますけれども、子供たちに国際的な視野を身につけていただいて、また、日本、郷土筑後といいますか、ここのいいところとかを見直してもらおうというような趣旨で始めたところであります。毎回派遣した子供たちの文集等もまとめて、議員さん方にも配付させていただいておりますけれども、総じて参加した子供たちにつきましては、非常に海外でいろんな経験、あるいは見聞きした驚きとか感動とかを書き添えて、そういう意味では、一定の事業効果も上がっているというふうに思っておりますけれども、先ほど御指摘がございましたとおり、国際社会に対応し得るような人材育成の継続性という意味からは、御指摘のとおり、もう一回私の方でも、10年も経過をいたしておりますから、総括をいたしまして、この事業そのものの内容はもちろんのことですけれども、是非も含めて検討する時期には来ているんじゃないかというふうに思っております。
 ちなみに、今年度につきましては、子供たちの安全性の問題というのもございますけれども、なるべく観光が主になるような内容じゃなくて、やはり現地の子供たちとの交遊とか、あるいは現地の人たちの生活の実態に触れさせるとか、そういう視点からの企画立案も、より盛り込んだ企画内容を検討する必要があるというふうに考えておるところであります。
 以上です。
◎新幹線整備推進室長(田中僚一 君)
 お答えいたします。
 九州新幹線船小屋駅設置促進期成会の負担金についてでございます。
 筑後市の負担金が1,070千円でございまして、あと全体で、18市町村で期成会を構成いたしております。それぞれ市についてが50千円、それから町についてが30千円、村が20千円、計1,600千円という全体費用になっております。
 以上でございます。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えします。
 全国部落解放運動連合会と、それから日本同和会補助金でございます。
 どういった支出の根拠はということでございますが、差別解消への運動に対する補助ということでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 再質問を行いますが、まず、第1点の法律相談会の関係ですが、一般には内容によって、おたくはレディース相談の方に来なさいよというふうな、そういうふうな受け方をされるんですかね、そこら辺ちょっと。今の答弁からすると、そういうことなのかなというふうに私は理解をしたものですから。というのは、以前も私は質問したんですが、法律相談の方も今、こういう複雑な情勢下から相談がふえているということですから、じゃあ、女性の方はなるべくレディース相談の方に行ってくださいよというふうになるのかなとちょっと思ったものですから、そこら辺の相談の内容によって変えられるのか、女性はそちらの方になるべくならということになるのか、もうちょっと詳しくお答えを願いたいというふうに思います。
 それから、2点目のワイヤレス等のマイクですけれども、これは恐らく出前市長室の際に使われるものというふうに思いますけれども、市長は提案理由の説明の中で、小学校区単位の、そういう出前市長室を考えるというふうに言われていますけれども、私はそれではどうかなと。やはり行政区ごとになされるべきじゃないかなというふうに思うんですね。市長も、これから鎮守の森構想とかなんとか言われますけれども、それとの整合性を言うならば、やはり行政区に対して私はそういう懇談会を持っていくべきではないかなというふうに思いますけれども、その点について御回答を願いたいというふうに思います。
 それから、人材育成の関係ですけれども、10年経過をしたということで言われました。私が言いたかったのは、確かに報告文集を読む限りにおいては、よかった、よかったというふうに書いています。それは確かにそうでしょう、外国を見て悪かったというふうに書く者は私はいないと思うんですけれども。これは聞けば、ほぼ全額人材育成基金からの補助でもってなされておられるわけですから、やはりもうちょっと中身を本当に濃いものにしていただきたいということでは、先ほどちらっと言ったんですけれども、やっぱりホテルに泊めるというのはいかがなものかなと。少なくとも民泊ぐらいはしてもいいんじゃないかな、それくらいの内容を検討してもいいんじゃないかなと思ったものですから、言ったところでございました。
 それから、最後の新幹線の関係ですけれども、結局のところは、これを見ると、何となく筑後市におつき合いをしているという、そういうことでの金額としか私は思えないんですけれども、そこら辺、今後これでいいのかなという、私は素朴な疑問がするんですけれども、県南不要と言うならば、やはりそこら辺は、この1,000千円と同じ市段階で50千円というのは、余りにも私は格差がありはしないかと思うんですけれども、そういう取り組みの姿勢でいいのかなという気がしますけれども、市長の見解をお答え願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 2点につき答弁をさせていただきます。
 最初の出前市長室についてでございますが、おっしゃいますように、行政区単位できめ細かくやっていくというのが、やっぱり一番市民の意識改革には必要だろうとは思います。ただし、私も1回きりでこれが終わるとは思っておりませんので、まず市内全体を一巡するためには、まず校区単位で一通りやって、それから後、数が76ございますので、第2派として行政区単位のことも考えていきたいというふうに思いますが、1年間で、とにかくここの地域は行ったけれども、ここの付近は全然行っていないというような状態をつくるのはまずいだろうと思いますので、まず小学校区単位で始めまして、一巡終わりましたら行政区単位に入っていきたいというふうに考えております。
 それから、新幹線の分担金の問題ですが、何さま相手のあることでございまして、私から公の席で余り言いづらいわけでございますが、現状はこの数字のような状態かなというふうに思います。ただ、今後、おっしゃいますように、これは筑後市だけの問題としてとらえるのであるならば、とまるものもとまらないだろうという感じもいたしますから、先ほど来、御質問いただいている広域市町村合併の問題とも絡ませながら、やはり筑後市だけがひとり相撲ということにならないような努力をしていきたいと、このように思います。
◎総務課長(平野正道 君)
 法律相談の相談者の振り分けの関係でございますが、レディース相談の方は、男女共同参画社会の推進という立場で、女性を支援するということでの法律相談でございます。それから、無料法律相談の方は、金銭問題を初めいろんな一般の相談を受けておるところでございます。相談者に対しては、こういったことでこの相談は受けていますというお話をし、相談の細かな内容は、これはプライバシーの関係もありますし、全くお聞きしませんので、あとは相談者がどちらの相談に行かれるかは、御自分で選択をしていただいておるということでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 最初の第1点の出前市長室の件に関してはわかりました。とりあえずのところは、まず小学校区単位からということですけれども、私は大いに市長がそういうみずから出向いて、市民の皆さんの声を聞くと、懇談をするということについては評価をするものであります。やはり全国的にもユニークな活動をやっているところは、そういうふうなことをやっています。そのことが本当に大事だなというふうな気がするんですけれども、ぜひ一巡していただいて、後は行政区に出かけていっていただきたいなというふうに思っているところです。
 それから、1点再質問を忘れていたんですけれども、同和団体の補助金ですけれども、先ほど事業をやっているから、それの補助金というふうに述べられたんですかね。これは団体補助ということなんですか、事業補助ということなんですか、ちょっと明確に、もう一つわからなかったものですから、お答えを願いたいというふうに思います。
◎総務課長(平野正道 君)
 お答えします。
 事業をやっておる団体に対しての補助金でございます。
◆16番(貝田義博 君)
 事業をやっているということであれば、もしおわかりでしたら、おのおのの団体、どういう活動をやっているのか、それに対して補助金を出すんだよということで言われるのか、お答えを願いたいというふうに思います。
 私が大変歓迎をしているのは、今までもこの補助金は出ていたんですね。しかしながら、表に出なかったというのが背景にありました。それは部落解放同盟の窓口一本化という形でもってなされてきたと。だから、非公然にこれは出されていたようなニュアンスの補助金であったというふうに思います。それを今回は、市長が強い姿勢でもって、こういうものは明らかにしていくということで、私は大変評価をしているものであります。ただ、やっぱり問題は、出すからには、きちっと説明のつくようなものでないと私はまずいと思うんですね。ですから、お尋ねをしているわけなんですけれども、実際どういうふうな活動をしているのか、もしおわかりだったら、お答えを願いたいというふうに思います。
 それから、あと市内に、そういう団体がきちっと支部として存在をしているのかどうかも含めてお答えを願います。
◎教育委員会同和教育課長(馬場正利 君)
 お答えいたします。2点あったかと思います。
 実際、活動としましては、それぞれの団体の中央集会だとか、いろんな集会等が行われておるところでございます。それに要する経費ということで、今までは2款の方で歳出がなされておったというふうに私は理解しておるところでございます。平成14年度以降は、補助金として予算計上するということで、まず第1点に、筑後市内に活動の拠点が必要になるわけでございます。それから事業計画書、最終的には決算書と、こういうのが整って、初めて補助金の交付ということになると思います。
◆16番(貝田義博 君)
 補助金を支給するに当たっては、そういう団体の所在、それから活動の状況、そういう予算、決算の状況等を明らかにしながら出していくということでありましたけれども、では実際、今現在、この団体がどこに所在をしていて、そして、そういった明確なことをつかんでいらっしゃいますか、もしおわかりでしたらお答え願います。
◎教育委員会同和教育課長(馬場正利 君)
 お答えします。
 俗に言う本部といいますか、それについては把握いたしております。ただ、今、手元に資料がございませんもんですから、後で御報告させていただきたいと思います。(「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
◆15番(北島スエ子 君)
 何点かお尋ねいたします。
 まず1点目、73ページ、3Cフェスタに要する経費が1,871千円計上されております。これは13年度は、サンコアの20周年と生涯学習フェスタと3Cフェスタと3日間続けて行われ、それなりに参加者も多かったと聞いております。しかし、今年度は、残念ながら、市民の皆さんたちの意見として、3Cフェスタに市長が参加されていなかったと。3Cフェスタというのの一つの大きな目標は、多分私は市民に女性問題の啓発だと思っております。そのためには、やはり市のトップであります市長に参加していただき、市民に向けて、女性問題に市長がどういう思いで取り組んでいくかというところのごあいさつが欲しかったという話が非常に私のところに入ってまいりました。先日より女性連絡協議会と市長との交流のところでも、市民の方からそういう意見が出されたことは市長御承知のことと思いますけれども、終わったことは終わったこととして、できれば14年度には、市長、ぜひ参加していただくことができないものか、御答弁をよろしくお願いします。
 次に、74ページ、ファミリーサポートセンター事業に要する経費が5,054千円計上されております。これは新規事業で、保護者が働き続ける、働くためにとか、内容的に働くためだけなのか、それとも保護者の方の病気のときも、このファミリーサポートセンターを利用できるのか。
 それから、ファミリーサポートセンターの事業を起こすためには、多分アンケートが行われていると思います。そのアンケート結果的に、ファミリーサポートを利用したいという市民の要望がどのくらいあったのか、お尋ねいたします。
 次に、93ページ、在宅介護支援センター運営事業に要する経費が33,447千円計上されております。これは、例えば基幹型とか地域型とありますけれども、どういう形の在宅介護支援センターをどこへ委託されようとされているのか、お尋ねいたします。
 次に、97ページ、老人ホーム事務に要する経費が16,991千円計上されております。私、このごろじゃないんですけど、二、三年前から、いろいろとメディアの方で聞いておりますというと、養護老人ホームというのが痴呆性の老人ホームに移行されるようなことが多々出ております。筑後の養護老人ホームは、このまま養護老人ホームとして継続されていくおつもりなのか、また、その痴呆型に移行がされるのか、お尋ねしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 3Cフェスタに出なかったということでございました。
 大変申しわけございませんが、こういう言い方は非常に私としては潔くないんで申しわけないんですが、あれは3日連続でございまして、2日間要請があって、3日目のは結構ですという当局からの話があったわけでございましたが、私の認識が甘いということだろうと思いまして、来年は万難を排して出るようにいたします。
◎勤労婦人センター館長(平野末子 君)
 お答えいたします。
 ファミリーサポートセンターの新しい事業につきまして、病気のときはどうなのかという質問でございましたけれども、病気のときもオーケーでございます。
 それから、2点目のニーズ調査の結果でございますが、配布数は1,460、対象者は保育園、幼稚園の保護者、それから乳幼児健診の受診者、それから一般市民300名、計の1,460人でございます。それから、回収率は62.7%、916人ですね。
 以上でございます。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 それでは、私の方からは在宅介護支援センターのことについてお答えをさせていただきたいと思います。
 市内の在宅介護支援センターにつきましては、平成6年2月に、1番目の在宅介護支援センターが開設をされまして、それ以来、今3カ所、国の方が中学校区に1カ所ということで整備基準を設けておりましたので、平成3年度にはその3カ所整備が終わりまして、事業運営をしてきたところですけれども、介護保険制度がスタートするということで、在宅介護支援センターもかなり類型を変えてまいりました。そこの中で、平成11年度から筑後市立病院を基幹型在宅介護支援センターということで運営をしてきまして、その後、平成12年から基幹型と地域型を市立病院の方が兼ねて運営をしてきたという経過がございます。
 その後、国の方が地域型を中学校区に1カ所整備しなさいということで、基幹型のほかに3カ所整備する必要が出てまいりましたので、とりあえずは市立病院の基幹型の方で、両方の形として運営をしていたんですけれども、基幹型の方がかなり相談件数とか事業内容がふえてまいりましたので、この際、もう1カ所ふやしたいということで、基幹型1カ所、地域型3カ所ということで、平成14年度から事業実施をしてまいりたいと思っております。委託先としましては、社会福祉協議会ということで、今検討をさせていただいているところでございます。
◎老人ホーム園長(緒方純子 君)
 お答えいたします。
 養護老人ホームは今のまま続けていくかどうかということですけれども、今のまま続けていくというような考えであります。
 それから、痴呆老人がふえているのは確かですけれども、現在の老人ホームが痴呆型老人ホームに移行するというような考えはございません。
◆15番(北島スエ子 君)
 ぜひ市長、来年度の3Cフェスタには御参加のほどをよろしくお願いいたします。
 それから、先ほどのファミリーサポートセンターの部分は、ちょっと答弁が私の質問と違っていたような気がいたします。私は、内容的にどのくらいの利用者がアンケート結果として出てきましたかということをお尋ねしたつもりですので、よかったらその辺をお願いいたします。
 それから、在宅介護支援センターですけれども、市立病院で今まで地域型と基幹型をやってきたと。その地域型を社会福祉協議会で検討しているということだと思います。私は別に社会福祉協議会に地域型を持っていくことをとやかく言うつもりは全くありません。ただ、市立病院に今あれだけの外来の患者が受診されている中で、高齢者の、本当にもう介護保険を活用しなければならない年齢の方たちがたくさん受診されていると。そうすると、あそこは入り口にあり、非常に病院にはかかり、そして介護保険のことも相談できる、在宅福祉のことも相談できると。家から外来でお見えになる方たちは、特に在宅に行かれる方が多いと思うんですね。ですから、非常に今まで便利がよかったんだという話を多々聞いております。それが基幹型になると、今度は地域型のまとめとか、そこらあたりをされるわけですので、その地域型の部分の仕事が全くなくなるわけじゃないんでしょうけれども、大方はそちらの方に行くと。そのとき、こちらは基幹型なんだからという形の職員体制になるのではないかなと私は危惧しているわけですね。
 だから、その場合に、市立病院の方は基幹型にはなったんだけど、地域型も受けていかなければならないと。もちろんその地域型の方に紹介はしていくだろうけれども、まず最初の窓口はしなくてはならない。そういう場合に、職員配置、そこらあたりはどのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。
 新しいところは、登壇して聞かんといかんですね。忘れておりました、もう一つ聞くところがあって。(発言する者あり)新しいところは、そっちに行かなきゃいけないでしょうか。
○議長(村上知巳 君)
 いや、いいです。
◆15番(北島スエ子 君) 続
 ここでいいですか。
○議長(村上知巳 君)
 いや、今の答弁から先に済ませていただきます。
◎勤労婦人センター館長(平野末子 君)
 お答えいたします。
 回収数916人のうち、利用する人の数ですね。預けたい会員が345人、それから預かりたい会員が166人、希望率といたしましては、預けたい会員37.7%、それから預かりたい会員18.1%。中身をもう少し詳しく申しますと、預けたい会員人のみ242人、それから預かりたい人のみ63人、それから預けたいし預かりたい、両方ある方が103人。
 以上でございます。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 質問議員御心配いただいているとおり、私もあそこの市立病院の在宅介護支援センターに3年半いまして、とてもいい仕事をさせていただいた場所で、今でも、やっぱり一番かわいい職場の一つなんですけれども、あそこのまた新しい病院になって、一番いいところに場所をいただいた関係で、平成12年度の延べ相談件数3,200件近くあります。
 そこの中で、人員体制が間に合うかどうかということの御心配なんですけれども、これはきちんと必ず病院の中で受けていっていただきたいと思います。地域型を社協に持っていくことも住民サービスの一つではありますけれども、特に私たちの仕事の対象者の方は高齢者ということを決して忘れておりませんので、あっちに行ってください、こっちに行ってくださいということは決してしないつもりでおります。当面はソーシャルワーカーと看護師、それとまた、居宅介護支援事業所の方も引き受けておりますので、そこに2名の介護支援専門員が配置されます。それに、事務職として臨時が入りますので、何とかやれるのではないかなと思っておるところですけれども、外来の方とか退院の方の後のフォローとかで支障を来すようでしたら、またその時点で検討させていただきたいと思います。
◆15番(北島スエ子 君)
 ファミリーサポートの方ですけど、アンケート結果を聞いたのは、実は春日市の方で、先進地でやられております。しかし、預けたい人はいっぱいいるんだけど、預かる方が同じ人が重ね重ねで、なかなか預かる方の体制が整わないという話も聞いておりますので、預かる方の育成、これから先は、これが課題じゃないかなと思いましたのでちょっとお尋ねしたんですけど、やはり筑後市も預かる人の方が俄然少ないんだなというのがアンケート結果で出たんですね。だから、ここらあたりのこれからの人材育成をぜひしていってもらいたい。
 それから、在宅介護支援センターですけど、この部分においては、今、市立病院にありますので、病院の方も、この在宅介護支援センターのフォローを極力していってもらいたいということです。やっぱりなかなか難しい相談が来るようでございますので、それと、基幹型という相手はプロ、やっぱりここが担ってしていかなきゃいけないものですから、地域型のところにプロがいらっしゃるわけですから、ぜひ病院の方でもフォローしていってもらいたいということを希望いたします。
 それから、新しいところをいいですか。
○議長(村上知巳 君)
 他の質問もどうぞ、その自席から。
◆15番(北島スエ子 君) 続
 94ページの福祉タクシー助成事業に要する経費が2,739千円上がっております。これがいつも決算を見ますと、半分に到達しない程度しか、予算の半分ぐらいしか使われていないし、また、今出ています決算を見ましても、半分以上予算が残になっております、12年度ですね。だから、このあたりは何が原因で、毎年毎年広報してくださいよ、利用してくださいよと言ってくださいよと言うんだけど、いつも半分以上の予算が残っているような気がしますけれども、また、予算額は余り変わりません。どのあたりが、ここらあたりを利用できないというか、利用できないんじゃなくて、利用されないですかね、利用されない原因だとお考えでしょうか。
○議長(村上知巳 君)
 10分間休憩いたします。
                午後4時1分 休憩
                午後4時11分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 それでは、私の方から福祉タクシーにつきましてお答えをいたしたいと思います。
 福祉タクシーにつきましては、過去いろいろと、この議会の中でも議論をされているようでございますけれども、一つ指摘をいただいておりましたのが、住民の皆様への周知ということだっただろうかと思います。
 手元に平成11年度から今年度までの申請者の数を持ってまいりましたけれども、11年度が179名、12年度が202名、13年度が2月末日現在で241名という方が申請をなさっているところでございます。
 どうして利用されないかというお尋ねでございますが、個人の方にまでは聞いておりませんけれども、察するところ、基本料金560円を助成するという制度になっておりますので、例えば家族がいらっしゃる方とかは、タクシーを遠くにまで乗っていくよりも家族に送っていただいていると。その560円だけではおさまらないから、そういう方法も利用されているとか、いろいろな理由があろうかと思いますけれども、申請者の方につきましては、できるだけ皆さんに窓口等でも制度があるということをお知らせしまして、申請をしていただいておるところでございます。
◆15番(北島スエ子 君)
 やはりこの助成の条件と申しますか、ここらあたりが非常に難しいわけですね。非課税世帯でなければならないとか、身体障害者の方は家族に乗せていく人がおらんといかんとか、おる人はいかんとか、いろいろと条件が非常に難しいような気がするんですね。例えば、高齢者2人暮らしで、年金が幾ら高くても非課税だったら出るんだけれども、同居家族の中に若い人がおって、均等割の税金を2千円払う人でも、高齢者の方は助成が受けられないと。何かアンバランスなところがあるんですね。それは市民の方からよく言われるんですよ。あそこは2人で幾ら年金もらいよらはったっちゃ出るばってん、うちは子供がおるだけで出らんとばいとかとおっしゃるんですね。
 だから、そこらあたりを、ぜひ何か検討してもらわないと、この部分はなかなか利用者がふえないのではないかなという気がしますので、利用条件と申しますか、そこらあたりの検討と、何人かでつくっております公共交通を考える研究会だったですか、そこらあたりとの兼ね合いも含めて、ぜひ前向きな検討をお願いしたいということで、終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆1番(永田昌己 君)
 最後に、1点だけ当局の考え方をお尋ねいたします。
 68ページ、事務事業評価システム導入委託料ということで5,000千円上がっております。これは事務事業評価システムというのは一体どういうものなのかということがまず第1点。だれがどういう評価をするのか、また、監査の評価チェック、あるいは議会の評価なりチェックとの関係をどう考えておられるのか、1点だけお尋ねいたします。
◎企画課長(角隆範 君)
 お答えをいたします。
 お尋ねの評価システムというやつはどういうものなのかということでございますが、定型的なパターン化された行政評価システムというやつは、まだできておりません。
 いろいろ私の方でも、今情報収集なり研究なり勉強をいたしている範囲内でお答えしたいと思いますけれども、例えば、一般質問でも論議になっておりました市民の健康増進ということで、がん検診あたりを例にとりますと、単に検診の受診者数でいくのか、それとも、がんの発見率、あるいは要精密から早期発見で助かって、最終的には平均寿命が延びたとか、あるいは国保の医療費がぐんと落ちたと、そういう、どういう組み合わせでもって事業の効果を測定することが可能なのかと、こういうシステムを構築していくというふうに聞いております。これが非常に、御承知のとおり、役所は種々雑多な仕事が存在をいたしておりまして、事務事業も一つできたから、すべてそれで当てはまるかということになりますと、また一つ一つどういうやつを、今質問議員もおっしゃいましたように、何を目標とするのか、どういう指標を設けるのか、そして、その指標が極めて中立的、客観性があるのか等々を、一つ一つ事業を精査しながら、それに合った評価システムを確立していくと。
 ちなみに、今、係の方で調べたところ、事務事業が大体少なくとも役所の中に600ぐらい存在しておるだろうということで、とりあえずは、14年度につきましては、モデル的な事業をピックアップいたしまして、一定の定着に向けての、大体3カ年でこの評価システムの定着を図りたいというふうに考えておりますが、14年度の事業につきましては、評価シートの作成、それからモデル事業の選定、そしてモデル事業の評価の、先ほど申し上げましたような、どういうやつで評価していくかというあたりを研究して、一応対応してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
◆1番(永田昌己 君)
 それは評価システム、事務事業はいっぱいあるだろうと思いますね、すべてが事務事業でしょうから。事務事業をやった効果を評価しながら、また新しいものにつないでいくということは大切だろうと思いますけれども、こういうことは、やっぱり監査とのかかわりとか議会とのかかわりとかあろうかと思います。議会だって、議会の立場から評価なりチェックしていく、そのかかわりについて、どう考えていらっしゃいますか。
◎企画課長(角隆範 君)
 御指摘のとおり、この評価システムで出た評価値というのがすべてではないというふうに私たちも理解をいたしております。今御指摘いただきましたように、市民の代表でいらっしゃいます議員の皆様、あるいは市長は公選を受けて選ばれた最高責任者で、最高の決定権者でもありますので、そういう政策的なもの、ここらあたりまで、その数値によって縛るということにはならないというふうに考えております。(「わかりました」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆8番(若菜道明 君)
 質問をいたしますが、朝ほどの質問の答弁を、110ページの地域子育て支援センター事業に要する経費の中の報酬と賃金ということで、私は臨時と嘱託職員の人数を知らせてくれということをお願いしておりましたから、それを1点お願いします。
 それと、62ページの人事管理に要する経費が、報酬が149千円、共済費、社会保険料4,834千円、賃金、これは臨時と思いますが、8,448千円と。人件費だけ合わせて8,600千円ぐらいのとに、共済費、社会保険料が4,834千円も出ておりますが、これは私が見た範囲ではどうしても納得いきませんが、説明をお願いします。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 嘱託職員の人数と臨時職員の人数という、まず1点目の質問でございますが、教育委員会をちょっとのぞかせていただいておりますが、新年度、先ほどある議員からも質問がありましたように、ファミリーサポートセンター事業等々で、あるいは福祉事務所の地域子育て支援センターの嘱託等ふえる部分がありますが、そういう14年度の予算でいいますと、嘱託20名ということになります。それから、臨時職員の人数でありますけれども、13年度の実績でございますが、市長部局で報告をさせていただきますと、実人員としては延べ60名、それから月数で申し上げますと、延べ306.6時間。したがいまして、月平均の人数でいきますと25.6人、1人当たりの平均月数といたしましては、5.1月というような数字になるところでございます。
 それから、もう1点の62ページの人事管理に要する経費の関係でありますけれども、共済費4,834千円ということで計上をさせていただいておりますけれども、これは社会保険料、厚生年金、雇用保険という臨時職員の共済費でございます。それに対する賃金というのが下に8,448千円というふうに上がっておりますが、この臨時賃金については、いわゆる人事課で支出をいたします産休、育休の代替者の分の賃金だけしか計上はされておりません。したがいまして、共済費については、ほかの款項目のところに臨時賃金が計上をされておりますが、その分の共済費として一括して、ここの人事課の共済費の中に計上をさせていただいておりますので、人事管理に要する経費の賃金に対する共済費の社会保険料が半分近くの数字を示しているというような結果になっておるところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 子育て支援センター関連についてはわかりましたが、後段の人事にかかわる経費の中で、こういう記載の仕方といいますか、予算の計上といいますか、されると、非常に私はわかりにくいと思います。それで、一番市役所で長い人がどこにおられるかわかりませんが、釘嶋課長はおられますかね。例えば、役所の人たちでも、こういう記載をされると、わかるでしょうかと思ってですね。
 これは私は昨年だったか、私たち素人と言うとなんですけど、もう少しわかるような予算計上なんかもしていただきたいということもお願いし、また、昨日か一昨日も、桑野市長は杷木町の云々と、町長さんが非常にわかりやすい、こういう経理の表示をしてあると言われましたが、何というか、地方自治法でこういうふうに定めがなっているわけですか。1年ぐらい前も1回、これは私はもうちょっとわかりやすく、何といいますか、小刻みに出されるものなら出していただけんだろうかと。ただ報酬と書いてあっても、これは何人分かもわかりませんよ。
 そうすると、職員の方は何名と予算には書いてあるわけですね。そういうところで、何人おられるか、臨時にしても大体今聞いて、初めて月平均して25人ぐらい大体雇っておるだろうと、こういう話は人事課長からされましたが、こういうのも一つ一つ聞けば、これは非常に予算審議なんかも長くなると思います。決算でも同じですよ。それで、もう少しどうかシステムを変える気持ちはありませんかね。市長、どんなでしょうか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 質問議員からは補正予算の組み方で、いつかもわかりやすくということでございました。
 この賃金についても、それぞれ賃金を執行する部署が、それぞれの課でしますけど、社会保険の計算が人事課でなければ、なかなかしづらいと、わかりづらいということで、あえて賃金についての社会保険料については、人事課の方で計上させていただいておるところでございます。
 それから、例えば賃金の単価掛けの月平均大体22日ぐらいになろうかと思いますけど、
22日掛けの何カ月ということですればいいんですけど、なかなかこれがどういうことでしていいか、ちょっとうちの予算書について、それこそよそと比べると、これでもよその市よりか大分わかりやすくしておるつもりでございますけど、ただ、もう少しせろということになれば、それこそすぐ即答はできませんけど、もう少し担当なりと協議をしなければなりませんけど、これで御理解をいただけんかなということが率直な気持ちでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 これを私は、あえて釘嶋課長に、これがわかりますかと。行政に、恐らく三十七、八年ぐらい携わっておられましょうから聞いたわけですが、全然こちらに出てこられませんですが、私はやはりこういうのは、なかなか市の職員の方も見づらいと思いますよ。
 それで、あなたたち何人かは、これをわかってあると思います。しかし、これを一般的に課長が全部理解してあるかというと、なかなかこれはわからないと思いますから、臨時は、例えば商工観光課なら商工観光課が、いつ長期の職員さんが休まれて、そこに臨時さんを入れてされるかわかりませんが、大体どこの課で、どのくらい雇うということはわかって予算も立てられるはずだから、もう少し小まめにというとなんですけど、私たち本当に部外者にもわかりやすいようにということをお願いしておるわけですから、これで勘弁してくれと総務部長は言われましたが、市長、どんなですかね。こういうのが、やはり市民に開かれたというか、そこら辺で、わざわざきのうは杷木町の町長さんのことも言われましたので、回答をお願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 昨日、私が杷木町の例を出しましたのは、あれは町民に対する予算書の広報です、説明。町民の皆さん方にわかりやすくということで示しておりまして、予算書の話とはちょっと違うわけでございますが、今御指摘いただきましたように、私もわからん部分がかなりあるという予算書でございますので、総務部長は改善の余地は余りないように言いますが、あるところはやっぱり改善しなきゃいかんというふうに思っておりますから、相談をいたします。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、歳出、第4款.衛生費、第5款.労働費、第6款.農林水産業費、同じく一般会計の114ページから138ページについて質疑はありませんか。
◆7番(原口英喜 君)
 1点だけお伺いいたします。
 ページ数の127ページ、第5款.労働費につきましてお伺いしますが、シルバー人材センター運営費補助金についてお伺いいたします。
 補助金は数年変わらないところでございますが、聞くところによると、経営も非常に安定しているとお聞きしております。見直しは必要ないのか、また、運営状況を教えていただきたいと思いますし、業務の職種の内容がわかったら、お尋ねいたします。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 それでは、シルバー人材に関係しまして、私の方からお答えをいたします。
 シルバー人材センターは社団法人ということで、独立の法人をつくられて事業実施がなされているわけでございますが、そちらの方に対しては、市の方から今年度も12,000千円、来年度も12,000千円ということで、予算を計上させていただいております。これはシルバー人材センターの方はCランクということで、会員数とかで今位置づけられておりますけれども、10年ぐらいだったと思いますけれども、もともとは14,000千円程度補助金がございました。そこの中で、国の方も財政が厳しいということで、3年間かけて1割ずつカットしてきたという経過がございます。14,000千円が今は10,000千円になっておりまして、そこの12,000千円と書いております内訳といたしましては、本体の運営に対して10,000千円、あと介護サービス促進事業というものをやっていらっしゃることに対して2,000千円の補助、計12,000千円が市の方からシルバー人材センターの方へ補助として交付されているということになっております。
 事業内容につきましては、安定しているということは、ここ数年聞いておりますし、何年か少しずつ、数年分の事業実績報告は今ちょっと手元にございませんけれども、確実に収益は上がっているという報告を受けておりますので、補助金の減額とかいうことにつきましては、ちょっと今ここでどうこうということを私の立場からできませんけれども、以前、馬場市長との話の中では、そろそろ収益も上がってきているんであれば、後どうか対策を考えないといけないかもしれないというお話は出ておりました。
 仕事の内容等につきましては、よろしかったら、後で資料をお上げするということでよろしいでしょうか。
◆7番(原口英喜 君)
 シルバー人材センターの設立の目的はどうだったのか、教えていただきたいと思います。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 補助事業の名前としましては、高齢者労働能力活用事業ということで補助金を出させていただいているわけですけれども、定年退職者等の高年齢者の希望に応じた臨時的かつ短期的な就業の機会を促進し、これらの者に対して組織的に提供することにより、その就業を援助して、これらの高齢者の人たちに対して生きがいの充実、社会参加の推進を図ることにより、高齢者の能力を活用した活力ある地域社会づくりを促進するということが設立の目的ということになっております。
◆7番(原口英喜 君)
 今御説明していただきましたけれども、非常に営利団体、また、安上がり主義団体というような感じがするわけでございますが、私ごとで本当に恐縮でございますが、我々の業界も、これは生活権の侵害という感じを受けるわけです。どういうことかと申しますと、お客さんの維持管理費についてでも、人件費は半分でいいからさせてくれとか、そういうことで業界も非常に危機感を、結局高齢者の方の生きがい事業と、社会福祉団体ということですが、我々にとっては非常に脅威を感じておるわけでございます。
 そして、その業務内容についてもお伺いいたしますが、何かそれに賃金等に基づいて、非常に市民の皆様が御利用されておるのも現状だろうと思いますが、それに関連して、何かトラブルとか問題点は把握しておられるでしょうか、お伺いいたします。
◎健康課長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 先ほど申しました生きがい対策ということもございますけれども、再三今の経済状況ということが話題にこの議会でも上っておりますけれども、組合員さんの中には生きがいを目的として、当然自分の持っている技術を住民の方たちに提供しようと思っていらっしゃる方と、やはりこういう時代ですから、収入を得たいと思っていらっしゃる方と、今二通りいらっしゃるような私も気がしております。12月議会のときに、厚生委員会の中でも、貝田議員の方から同じような、業界に対してちょっと入り込み過ぎているんじゃないかとかいうようなお話も出てまいりましたけれども、そのとき、過去何年間かの住民の方たちに対するサービスの提供状況と企業の中への提供状況というのを分析した数値を持っておったんですけど、今ちょっと手元に持ち合わせておりませんけど、確かに企業の方でも事業件数としては伸びているようでございます。
 もう一つのお尋ねですが、トラブルとかを聞いていないかというお尋ねでございますが、私のところに今の段階では余りトラブルの話が来ておりませんでしたけれども、先ほど休憩中に、北島議員の方から幾つかのトラブルを聞いたよと、市の方には届いているかということでございましたので、それは聞いていなかったので、すぐシルバーの方に連絡をとって対応を検討しますということでお答えをしたところでございます。
◆7番(原口英喜 君)
 補助金の趣旨と申しますか、目的が、今、経営状態が安定しているということで、この運営の方向性では、まだまだ補助金をこのまま出すという事業計画、そういうことが私は、この補助金というのは、どうしても独立、単独ではできないから補助をするという認識を持っておりますが、その点について、まだまだこういう形の補助金を組んでいくならば、補助金を出す理由づけと申しますか、やっぱり納得できるような補助金をつけていただきたいと思いますが、その点についてどげんお考えでしょうか。市長、お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 運営が安定をしておるという程度のことは聞いておりますが、詳細について私は今承知しておりません。したがいまして、この後よく調べまして、そして、もちろん補助金はカットできるものはすべてカットするというのは、先ほど来、いろんな議論の中でやっていることでございますから、シルバー人材センターの運営についても、その対象外ではありませんので、検討をさせていただきたいというふうに思います。
◆7番(原口英喜 君)
 一つ市長にお願いします。
 我々の業界が非常に危機感を持っていると。そうすると、トラブルの件も、これも我々の業務に関連することでございますが、手入れ、維持管理に、仕事に行かれるそうです、シルバーの方がですね。そうすると、安全なところだけで、上の方は残してこられるわけです。そうすると、私たちプロに、高いところだけ幾らかかるかと。それはシルバーに頼みなさいと私が言うわけですよ。そういうことで、非常にそういう利用される方が困っておるのも現実でございます。
 だから、本来、この趣旨、目的を今後ぴしっと取り組まれて、だれでも納得するような補助金と申しますか、この問題に対しての補助金をぴしっと、我々、そういう業界にも一緒になって業務を取り組んでいくような指導をしていただきたいと思いますが、再度市長にお伺いします。
◎市長(桑野照史 君)
 御質問の趣旨を十分踏まえて、対応いたします。(「よろしくお願いします。終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆20番(門田司郎 君)
 農林水産業費の件で、全般的についてお尋ねをいたしたいと思います。
 農林水産業費が農業施設基金組み替えを省く予算に対しては、14.4%の伸びを見ております。私は、かねてから農業予算で、先ほど原口議員も言われました補助金関係については、非常に問題が多いと言っております。その点についても、12月定例議会の1月開催された議会でも、私は、市長の政策で農業のことをかなり書かれておりましたけれども、労働費のことが余りなかったということで質問いたしましたけれども、そのときから考えてみましても、農林水産業費がかなり上積みになっております。これはどういうふうになって、こういう14.4%もの上積みになったのか、そして、性質別予算で考えるならば、補助金とか、そのたぐいのものをどうされたのか、お尋ねをいたしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 個別の答弁は担当部局にお願いをするといたしまして、私は12月のときにも申し上げたと思いますし、この議会でも申し上げておるところでございますが、農業が成り立たなくなれば、人間の生存すら危なくなると。今、安価なものをやたらと外国に依存するという今の日本の農業は間違っておると。ぜひ私たちのこの筑後市においては、特になかんずく私もそうですが、門田議員もそうだろうと思いますが、一枚も耕作をする面積を持たない人間ほど農業を大事にしなければならないんじゃないかという、私は哲学を持っております。
 それで、これから後も、単なる農業者の生活を支えるということではなく、市を挙げて、やはり農業が大事にならなきゃいかんという意味で、例えば、非農家の方々にも農業に接するふれあい農園、あるいは小さい子供たちにも、食べ物を植え育て、そして収穫をして口に入れるまでの大事さ、そんなものは十分教えていく、そういうまちづくりはしていきたいというふうに考えているところでございまして、そういう基本姿勢に立ちますと、バランスとか、いろんなほかの予算との問題がございますけれども、やはり農業に関しては、きちっとした対応をしていかなければならんというふうに思っておるところでございます。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えをいたします。
 農林水産業費の中で、確かに14.4%、基金を外せば増加をいたしております。
 その主なものについて申し上げますと、ページ数でいいますと、130ページの一番下段に、農村総合整備モデル事業という事業がございます。これは水路の改良でございますけれども、これが約31,000千円程度伸びております。
 それから、その次のページに、園芸作物振興に要する経費という項目がございます。この中の補助金で、下から2段目、活力ある高収益型園芸産地育成事業補助金58,000千円程度の経費がありますけれども、これが伸びております。それから、その下の園芸作物生産振興対策事業補助金、これは新規で1,000千円計上させていただいております。
 それから、ちょっとページ数はわかりませんけれども、小規模零細地域農業振興対策事業というふうなことで、同和対策事業、通年ですと、従来ですと、9月補正でお願いしておりましたけれども、今回当初予算に計上させていただいております。その金額が約11,000千円程度ございます。
 それから、新たな取り組みとして、地産地消の事業というふうなことで、昨年やっておりました米消費拡大あたり等を含めまして、今回名称を変えて、地産地消というふうな事業を組んでおりますけれども、その分が若干、そういった事業も新規にふえておるところもございます。
 以上でございます。
◆20番(門田司郎 君)
 市長の言われたことは、まさに私もそのとおりだと思うんですよ、その気持ちはですね。私も旧社会党の時代から日本の農業を守れということで、この市内も宣伝カーで相当回りました。それで、減反も反対してきました。そして、一部、市の職員さんたちと一緒になって、タイアップして減反に反対する運動もして、大使交渉もしてきました。そして、オレンジの輸入の問題のときも反対してきました。そういう意味では、十分過ぎるぐらいわかっているんですけれども、ただ、やはり補助金ばかりで農業を守るという、その性質が、今までやってきた政府・自民党の農業政策に対する私なりの反感もあるんですけれども、だから、そういう意味で、農業を守らにゃいけんという意味はわかるけれども、やはり何でもかんでも補助金漬けの農業では、やっぱりひとり立ちできないと思うんです。
 昔、私が子供のころに、市長も同じ19年生まれですからあれですけれども、農家の人がみんな子供を学校にやっていたんですよね、農家だけで。今はやっていかれない農家、それをだれがつくったのかということもあるでしょうけれども、だから、私はそういう意味で、ぜひひとり立ちできる農業をするための費用といいますか、経費といいますか、それは必要だろうと思うんですけれども、何でもかんでも補助金漬けの農業だけからは脱却してほしいというふうに思うんです。
 今、部長からも言われましたように、いろいろな個別のやつではふえておると思いますけれども、やはり先ほど言いました、なるべくなら補助金漬けの農業から脱却する農政を目指すような努力をぜひしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 県の方で、農政一筋に来られた助役を前に、大変私も言いにくい面がありますが、今、門田議員の御指摘は、私も全く思いを一つにするところでございまして、気持ちの上で同じことを2回も言うことはありませんが、やはりこれからの農業は──農業といいますか、自立をする、自分たちが立ち上がれるというような体制をどう整えていくかというのが私の目指す方向でございまして、やたらと従来型の農政の継承をしていくつもりはゆめゆめございません。ただ、これまでのいろんな継承という部分があって、十分な農政予算をことし提示しておるというわけにもいきませんけれども、その方向性は、今御指摘をいただいたように、自力で元気に農業者が生活できる、そういう筑後市をつくりたいというふうに考えます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 まず第1点、125ページ、資源ごみ回収事業に要する経費の中の負担金補助及び交付金です。この款の質問でも出されておりました電動生ごみ処理機等設置事業補助金2,000千円でありますが、さきの報告では、今年度は76基とかという話だったんですけれども、今回この金額の予算を組まれたというのは、どういう根拠で組まれたのか、お答えを願いたいというふうに思います。
 それから2点目は126ページ、し尿処理場の運営に要する経費の中で、委託料です。し尿処理施設管理業務委託料15,876千円が入っておりますけれども、従来とかなり変わっているみたいでありますけれども、どういう業務をどこに委託されようとしているのか、おわかりでしたらお答えを願いたいと思います。
 次に、先ほどもちらっと建設経済部長から出されました、137ページ、小規模零細地域農業振興対策事業に要する経費10,720千円でありますが、この内容についてお答えを願いたいと思います。
 以上です。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 電動生ごみ処理機の補助金の2,000千円ですが、これは中身を申し上げますと、従来からのコンポスト容器の生ごみ処理、あるいはEM処理容器の分で500千円でございます。生ごみ処理容器の分が、昨年の処理容器の分、そのまま13年度と同額ということで1,500千円でございます。考え方といたしましては、確かに現在の13年度部分では100機までいっておりませんけれども、今後100機までいくだろうということで、我々も今後啓発も含めて十分対応していきたいということでの予算計上をさせていただいておるところでございます。
 それから、し尿処理の業務委託の関係でございますが、この件につきましては、特に今年度、今現在、常駐を含めて6名の職員で一応運営をしておるわけでございますが、今度の職員の1名退職に伴いまして、周辺の市町村の状況も見ながら、周辺市町村がかなり大半が民間委託という状況でございますので、そういった状況を踏まえて、いろいろ職員組合の方とも協議をしておるわけですが、現在の委託の部分につきましては、一応職員の1名の減の部分に対して、ほとんどがそういう水処理関係の電気関係とか、いろいろ含めまして、検査の方を中心に委託をするということに転向しておるところでございます。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 小規模零細地域農業振興対策事業の事業内容でございますけれども、場所は野町の田中整形の北側の水路でございます。工事延長が165メートル、三面張りコンクリート水路に改良するものでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 1点目はわかりました。
 2点目のし尿処理の施設管理業務委託料関係ですけれども、今、検査を委託するというふうに言われたんですけれども、これは今既に業務委託という形でされているんじゃないんですか、違いますかね。私の誤解なんですかね。たしか以前の議会でも出ましたが、どこかの業者からの派遣社員みたいな形で、1人そういうものに携わっているのがいたと思うんですけれども、それとは違うんですかね。もう一回明確にお答えを願いたいというふうに思います。
 それから次に、3点目、小規模零細地域農業振興対策事業の関係ですけれども、従来の延長線上の事業だというふうに思いますが、今回、当初予算で上がってきたということでありますが、今度の法の終結との関連では、県の方の補助金でこれは出てきていると思うんですけれども、いつまでにどうなるのか、あわせてお答えを願いたいというふうに思います。
○議長(村上知巳 君)
 以上で本日の会議を終了いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
                 午後5時 散会