平成14年 3月 定例会(第13回)


           平成14年3月18日(月曜日)      

                              (午前10時00分開議)

1.出席議員(21名)

    1番  永 田  昌 己         12番  田 中  瑞 広
    2番  篠 原  千 三         13番  田 中  秀 行
    3番  平 井  勝 行         14番  野 口  和 江
    4番  池 田  光 政         15番  北 島  スエ子
    5番  塚 本  辰 吉         16番  貝 田  義 博
    6番  島    啓 三         17番  田 中  正 助
    7番  原 口  英 喜         18番  秋 山  重 敏
    8番  若 菜  道 明         19番  馬 場  節 夫
    9番  水 町    好         21番  弥 吉  治一郎
    10番  永 松  康 生         22番  村 上  知 巳
    11番  大 藪  健 介

2.欠席議員(1名)

    20番  門 田  司 郎

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     森 山  早 苗
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       古 賀    毅

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    助役                 中 村  征 一
    収入役                菰 原  千 里
    教育長                牟田口  和 良
    総務部長               菰 原    修
    民生部長職務代理(兼健康課長)    徳 永  知英子
    建設経済部長             久 保  満寿男
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫
    教育部長               下 川  雅 晴
    消防長(兼消防署長)         荒 木  邦 彦
    総務課長               平 野  正 道
    企画課長               角    隆 範
    人事課長               宮 原  一 壽
    税務課長               坂 本  正 憲
    女性政策課長        
                       平 野  末 子
    (兼勤労婦人センター館長) 
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一
    会計課長               野 田  広 志
    市民課長               冨 久  義 樹
    環境課長               真 鍋  信 一
    福祉事務所長             村 上  春 夫
    老人ホーム園長            緒 方  純 子
    農政課長               中 村  正 暢
    土木課長               釘 嶋  恭 之
    都市対策課長             加賀田  慎 一
    商工観光課長             徳 永  憲 一
    下水道課長              水 町  良 信
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           塚 本  貮 郎
    監査事務局長             庄 村  國 義
    農業委員会事務局長          山 口  逸 郎
    教育委員会学校教育課長        城 戸  秀 穂
    教育委員会社会教育課長   
                       松 永  盛四郎
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会同和教育課長   
                       馬 場  正 利
    (兼同和対策室長)     
    消防本部次長(兼総務課長)      松 藤    元
    消防本部警防課長           堤    秀 信
    消防本部予防課長           永 田  耕 作
    水道局長               牛 島  弘 喜

              議事日程第3号      
                     平成14年3月18日午前10時開議

第21  議案第20号 平成14年度筑後市一般会計予算            質疑応答
第22  議案第21号 平成14年度筑後市国民健康保険特別会計予算      質疑応答
第23  議案第22号 平成14年度筑後市老人保健特別会計予算        質疑応答
第24  議案第23号 平成14年度筑後市介護保険特別会計予算        質疑応答
第25  議案第24号 平成14年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算    質疑応答
第26  議案第25号 平成14年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算   質疑応答
第27  議案第26号 平成14年度筑後市下水道事業特別会計予算       質疑応答
第28  議案第27号 平成14年度筑後市病院事業会計予算          質疑応答
第29  議案第28号 平成14年度筑後市水道事業会計予算          質疑応答
第30  議案第29号 市道路線の認定について               質疑応答
第31  議案第30号 市道路線の認定変更について             質疑応答
第32  議案第31号 訴えの提起について                 質疑応答
第33  議案第32号 字の区域の変更について               質疑応答
第34  議案第33号 筑後市教育研究所設置条例の一部を改正する条例制定について
                                    質疑応答
第35  意見書案第1号 児童扶養手当など母子福祉政策の充実を求める意見書について
                                    質疑応答
第36  諸般の報告について                       質疑応答
第37  議案委員会付託
第38  陳情書委員会送付

      ─────────────────────────────

                 午前10時 開議
○議長(村上知巳 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21人で定足数に達しております。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は15日に引き続き、議事日程第3号の第21、議案第20号 平成14年度一般会計予算の歳出、第4款、5款、6款の質疑を行います。
 貝田議員の質問に対する答弁をお願いいたします。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 おはようございます。126ページのし尿処理施設管理業務委託料の15,876千円について申し上げます。
 主要な経費としては精密点検委託料2,361千円、水質検査委託料6,550千円、運転管理委託料5,350千円でございます。
◎同和対策室長(馬場正利 君)
 お答え申し上げます。
 小規模零細地域農業振興対策事業に要する経費をいつまで続けるかと、終わらせるかという御質問だったと思います。福岡県の同和対策局調整課からの通達では、ハード事業については5年間継続するということになっておりますので、平成14年から平成18年まではこの事業は続くと考えておるところでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 1点目のし尿処理関係の委託料でありますが、先ほど水質検査の委託料で6,500千円ほど云々と言われましたかね。昨年の予算書を見ますと、その分だけで8,500千円上がっていたんですね。それが15,000千円に今回ふえていたから中身をお尋ねしたんですけれども、水質検査の委託料だけをとると、昨年の8,500千円が今回6,500千円ということに下がっているわけなんですけれども、よければその点についてもう少し御説明を願いたいと思います。
 2点目の小規模零細地域云々かんぬんの経費でありますけれども、課長は先ほど今後5年間続くと言われましたが、部長にお尋ねをしたいんですけれども、県はこの同和事業に関して昨年からことしにかけて費用というか、予算を半減してきています。この事業についても何らかの制度変更をしてきていると思うんですけれども、現行のままなのかどうか、その制度変更されるとするならば、その分についてはどこがどう負担をするとなっているのか、お答えを願いたいと思います。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 補助金の率が従来ですと3分の2でございましたけれども、平成14年度からはそれが2分の1になるところでございます。その残の2分の1につきましては、これは従来どおり、市の方で負担をするということでございます。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 確かに水質検査委託料につきましては、昨年までの8,518千円から今回6,550千円ということで、2,000千円下がっておりますが、これにつきましては、長年ベテランの古川さんという方が水質検査委託の技術者ということでいらっしゃいましたが、今回若手の技術者の方に人事異動でかわられるということで、約2,000千円ぐらい引き下がったところでございます。
◆16番(貝田義博 君)
 わかりました。
 じゃ2点目についてのみ質問を行いますけれども、これまでは、この事業というのは市長に詳しく私は知っとってもらいたいということで、あえて質問をしているわけなんですけれども、同和事業でなされてきているわけですね。この事業はきのうの質問で答えられましたように、野町の行政区156メートルを三面張り水路の改修をするということなんですけれども、同和地区外なんですね。これは整合性からして同和地区外に広がってきていると私は思うんですけれども、かつては3分の2を県が、3分の1を筑後市が補助する、全額補助事業です。地元負担はありません。しかしながら、一般地区の水路の改修では20%の自己負担があるんです。そこに不公平ではないかというのを私は一貫していたんですけれども、それは部落対策の同和事業だからということで今日までずっと続けてこられたんですけれども、今回、ですから、するならば10,000千円組まれてますから、従来ですと3分の2ですから、6百何十万何がしなんですけれども、今回2分の1に引き下げられたということで、その2分の1、ですから、新たに筑後市の負担分がふえるんですね、これ。私がお尋ねしたから部長はあえて答えられたんでしょうけれども、恐らくはできればもうそのまま行きたかったということなんでしょうけれども、そういう事業です。一方では、同和事業は縮小せろと言われながら、逆に筑後市の負担分がふえていく。これで私はいいのかなと思う。ましてや一般地区ですと、20%の負担が伴うからしたくてもなかなかできないという実情があるわけですね。私は三面側溝を何もいいとは思いません。しかしながら、もうなかなか地元の維持管理も難しいということで、そういう三面側溝をしているという面もあるんですね。だとするならば、やはり私はそこら辺は市全体のことをにらんだ上での対策を講じないといかんのじゃないかなと思います。3分の2の補助金を2分の1に減らされたと。その分の負担がふえた分をまた筑後市がかぶるという、そういう事業で私は国の方向性からしてもいいかなと思うんですけれども、市長は何かお思いになられませんか。お答え願います。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。
 ただいま貝田議員から大変痛い御質問をいただいております。本当に率直に申し上げまして、この同対事業の終わりに近づくところの難しさみたいなものがございまして、先日来、私は地元の皆さん方ともお話をしましたが、まだかなり膨大な要求というのが出ております。そういう中で当局も必死に交渉をいたしておりまして、非常に地元の要求から比べると縮小されたものになってきております。おっしゃるように、大変筑後市の負担がふえるんじゃないかと言われればそれまでですけれども、これは未来永劫続くという話ではなく、間違いなく5年後には終息をするはずでございますし、私自身はむしろ国がそういう本年3月で終えんと言っておるわけですから、その趣旨に沿うようにやりたいなと、気持ちとしては思っております。あくまでも過渡的な状況の中で、大変私としても歯切れの悪い答弁をせざるを得ないという事情を御賢察をいただきまして、決して私は休みの前にも申し上げましたように、周辺の市町村をうろうろ見るという姿勢じゃなく、きちっと対応するところはしなけりゃならないという思いでおりますけれども、14年度の予算に関しては、ひとつソフトランディングの一つの過程として御了解いただければありがたいと思います。
◆16番(貝田義博 君)
 じゃ、今後とも県が減らした分の補助を筑後市が見ていくと、その5年間ということでいくと、そういう考えであるのか、できれば、いや、やめれるならば一日も早くやめたいと、もしくは一般地区と同じように、20%の負担金をいただきながらやっていくという事業、そこら辺がどうされるかわかりませんけれども、もしお答えできるならお答え願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 先ほど答弁をしたと思いますが、できる限り私の方としては改善の方向、つまり地元負担も当然一般事業であれば伴うわけですから、そういう方向への理解、合意を取りつける努力をしていきたいと考えております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
◆15番(北島スエ子 君)
 1点目、124ページ、合併処理浄化槽設置補助金が37,680千円ついております。しかし、その前に繰越明許費で12,000千円あります。先日ある議員が質問されたとき、流域下水道、公共下水道ですか、約2年分ほどおくれているということですけど、その認可区域との関係、これだけ補助金がついていて消化がどのくらいあっているのか、認可地区との関連はどう考え、下水道がおくれているということと、この合併処理浄化槽の認可地区との関連、そのあたりはどうされるのかお尋ねします。
 それから、新規事業で地産地消推進事業に要する経費が1,000千円ほどついております。これは非常に今マスコミあたりでも議論されているところですけれども、これはどこでどのような形でされていこうと思っていらっしゃるのかお尋ねいたします。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 合併処理浄化槽設置補助金については、確かに本年度はかなり金額的にもふえておりまして、今年度分は140基分の37,680千円ということでございますが、今御質問の部分の下水道事業との関連につきましては、この合併処理浄化槽の補助金そのものが補助要綱で具体的に制限がございまして、下水道認可区域外にしか補助をいたしておりません。ですから、下水道事業とのおくれの関係は一切ないところでございます。
◎農政課長(中村正暢 君)
 お答えいたします。
 132ページの地産地消推進事業に要する経費のどういった事業かということでございますけれども、下の方に補助金を二つほど上げておるところでございます。一つは、米消費拡大推進事業補助金243千円、これは従来どおりの米消費拡大ということで事業を行っていきたいと考えております。それから次の地産地消拡大推進事業補助金の575千円でございます。これにつきましては新規事業ということで、事業実施者としてはJAふくおか八女ということで、内容といたしましては、JAふくおか八女が実施する園芸作物生産振興対策事業に対する市の単独補助ということになっております。この園芸作物生産振興対策事業でございますけれども、これにつきましてはイチゴとかナスとかトマト、ブドウ、それから──済みません、575千円につきましては、協議会への補助ということで、計画といたしましては、学校給食にブドウ、ナシ、イチゴ、ナス、トマトを提供すると、こういった事業を計画しておるところでございます。
◆15番(北島スエ子 君)
 合併処理浄化槽の分については、私が言いたいのは、下水道との関係は全くないとおっしゃるけど、認可地区にはもう補助金は出さないということですよね。だったら下水道事業がおくれておると、もう既に2年分はおくれていると。たしか2年分はおくれていると聞いたように、24%しかできてないということでおくれていると聞いていたような気がします。このままおくれていくんだったら、認可地区はどんどんどんどん先に下水道事業はおくれていくわけでしょう。そうだったら今は2年だけど、まだ下水道事業始まって3年で2年おくれとるわけでしょう。だったらどんどんおくれを、手でしなくてもわかるほどおくれていくわけだから、そこらあたりの見直しをやっぱり、下水道計画の見直しになるんでしょうけれども、おくれているところは、その合併処理浄化槽の対象区域に入れていくことも必要ではないかという意味合いのもとでお聞きしたところです。今の質問はすぐ答えはできないでしょうから、それは考えとってください。下水道事業がどんどんおくれていくようだったら。
 それから、先ほどの地産地消の消費拡大推進事業、何ですかブドウ、ナシ、トマトを学校給食に納めるための補助金なんですか。私は勘違いしておりました。地産地消と言うから、私たち消費者がどこかに、例えば、筑後市にできる農作物をどこかに店を出されて、例えば、今農協で毎週火曜日朝販売がなされております。ふれあい農園のふれあいハウス、何と言うんですかね、あそこは、水田のところでですね。ああいうのがどこかに出されるのかなという思いでおりました。しかし、そうじゃなくて、学校給食にブドウ、ナシ、トマトを入れるための補助金なんですね。学校給食に納めることは納めていいと思うんですよ。しかし、やはり私たち消費者にも地産地消のものを消費したいんですね、生産者の見える作物を、野菜を。きょうの西日本新聞に地産地消とこんなに大きく載っています。これがまさしく今言う消費者が直接生産者から毎週1回宅配をしてもらうとか、生産者が店をつくって出しているとか、そういうことの取り組みを非常にここに安心、安全な後押しという形で載っておりますけど、私もこういうのを期待しておりました。やはりそういう方向には地産地消の事業というのは考えられないんですかね。それと同時に、地産地消と言うならば、やはり地元でとれる米を私も地元のものから買いたいんですよ、消費者で。でも今は、もちろんやみ米という米は、やみ米という言葉がないから生産者から直接買えるかもしれないけれども、できれば地産地消の販売所ができて、そこで地元でとれただれだれがつくったお米ですよというのを買えるような、そういう指導には変えていかれないんですかね。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 先ほど農政課長の方が答弁申し上げましたけれども、実際の事業は平成14年度の事業については農政課長の答弁のとおりでございますけれども、やはりこういった厳しい農業情勢の中で、農業をやはり持続的に発展させるためには、一つには、競争力のある農業の確立をすることが重要だと考えております。もう一つは、やはり食の重要性なり、あるいは農業、それから農村が果たしておる役割、こういったものを市民の方に理解をしていただくということが、また一方では重要ではないかと考えております。
 そこで、特に子供のころからの食に対する認識といいますか、そういうものを深めたいということで、地元でとれた農産物を学校給食の食材なりに提供いたしまして、その中で地元でとれる農産物の生産過程とか、いろんなことを学校の先生から給食の時間なりに食材を提供した折に教育をしてもらうということで、子供の教育に役立てていきたいということでの今回の提案でございます。
 それからもう一点、生産者から直接消費者へという点でございますけれども、この点に関しましても、一応JAさんの方と現在どうした方法でやろうかということを協議中でございまして、その分については、今回の市の方の助成金の中身には入れておりませんけれども、そういった方向も模索しながら取り組んでいきたいと考えております。
◆15番(北島スエ子 君)
 まさしく今食の安全性というのが非常に毎日毎日のように、牛肉とかいろんなものが改ざんされていたということで載っています。いつも市長がおっしゃっているように、農村地域ですから、やはり私たち消費者は地元のものを安心して買いたいわけですよ。だから、今協議されている部分をぜひ農協の方と進めてもらいたい。
 それと、先ほど学校の先生から子供への教育としてとおっしゃったけど、できれば生産者が給食の時間に行ってありますよね、地域の方が行ってする。ちゃんと教育委員会の方にはそういう制度がありますので、その生産者が行って、子供と生産者と話す。つくったときからの話をして農業への理解とか、食べ物への親しみとか安全とかというのを教育されたら非常にいいと思います。
 それからもう一つ、その上にある米消費拡大推進事業補助金というのがありますけど、これ私の感じからいくというと、多分こういうのに米がどのくらい入っているか知らんけど、何か顔を書いたこういう米を配られるのが一つの事業と、もう一つ、サンコアの料理教室で米消費拡大の料理教室があっている部分かなという気がしますけど、非常にこういう米を配っている、あの配り方を市民の方から不満を聞くんですね。もうちょっとあれは考えてほしいのと、あの米は地元の米ですか、筑後市でとれた米ですか。だったら、よかったら、地元でとれた米ですよとかというのをあの袋に書いていただければ、なおもらった人たちは、ああ、地元筑後市の米はこげんおいしかばいのうという発想も生まれてくるのではないかなという気がしますけど、やはり毎年毎年あの格好で、同じような、少し方向転換も考えて、いろんな方法で地元の米も宣伝してもらいたいと思います。
 それから、地産地消と言うなら、この農業の部分もそうなんですが、弥吉議員もおっしゃっておりますけど、筑後市であるものは筑後市でいろんなものを利用していくということも考えて、地産地消をよろしくお願いいたします。
◆19番(馬場節夫 君)
 おはようございます。1点お尋ねいたします。
 現在ごみ収集は月曜・木曜、火曜・金曜のサイクルで回っていると思いますが、月曜が三連休のため、非常に祝祭日と重なるということで、久留米が新年度から祭日の月曜日に重なるときでもごみ収集をしようということになっていますけど、筑後市ではそういうことを考えておられないのかお尋ねいたします。また、労働組合との関係もあるだろうと思いますので、そこら辺をどう考えてあるのかお尋ねいたしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 実はさきの八女西部の組合総会でもそういう質問が出まして、久留米市の記事が出る前だったと思いますが、やはり二つの地域に分けて、片方が収集をする日が少ないというのは非常に不公平じゃないかという質問でございましたが、私もそう思っております。ただ、祭日にやることに関しては、組合内部で非常に難しい問題があって、他の広川とか三潴とかよその地域が水曜日に変えるということもやっているようでございますが、たまたまけさ、後藤事務局長がほかの決裁で参りましたので、おい、久留米に先に越されたぞと、早く内部の検討をして、ぜひ私がよその首長さんのところを説得して回らなきゃいかんようなことであるならば、いつでも私は出ていくから、ぜひそういう御指摘のような方向で検討してくれという指示を、けさの9時ごろ出したところでございます。
◆19番(馬場節夫 君)
 長年こういう月・木、火・金のサイクルでやっておられると思うんですよね。その間、月曜が祝日祭日と重なるところは、大分収集回数がここ何年でも少のうなると思うんです。今年度、先ほどちょっと計算してみたら、月曜祝祭日振りかえなるとが9日あるんですよ。そうすると木曜が3月21日、ちょうど10回あるんですたいね。火金は、1月1日は別にしても、金曜日の5月3日が重なるだけで、非常に市長が言われる公正公平ですか、それにしては不平等だと思うんですよね。仕事の関係、祝祭日になるから労働組合との協議もあるだろうと思いますけど、今事務局の方にも検討してくれと言われたと言いましたけど、大分時間がかかると思うんですよね、3市7町でしよるからですね。その間月曜、木曜のサイクルと、火曜、金曜のサイクルを変えたら、今まで何年も同じサイクルでやっているから、今度は北部の方が、西牟田ですけど、西牟田の方が月曜・木曜で回っておるはずですよ。こっちの方からどちらで分けてあるかわかりませんけど、火曜・金曜のサイクルで回ったと思うんですよ。できるまで収集日のサイクルを変えたらどうだろうかと思いますけど、お尋ねいたします。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えいたします。
 先ほど市長が答弁されたようなことでございますが、課といたしましても、今、議員のおっしゃったような御意見、あるいは月曜日の祭日の分を八女西部として対応するのかどうかというのが大前提でございますが、それができない場合の対応も含めまして、課の内部でいろいろ意見を出してもらって、その集約を今しておる段階でございまして、何らかの対応をしたいと、不公平がないような形で対応したいということで考えておるところでございます。
◆19番(馬場節夫 君)
 祝祭日に仕事に出てもらわんといけんから、労働組合との交渉があるからですね。ただ、筑後市だけそういうことをしなさいともならんだろうと思うんですよ。随分時間がかかるだろうと思うんですよね。ただ、月曜・木曜、火曜・金曜のサイクルを変えるだけやったら、4月1日の広報にも載せたらすぐできることやから、お金が要るわけでもないし、ただ、サイクルを変えるだけです。こちらの北部の地域を火曜・金曜にする。南部なら南部の方を月曜・木曜にするということで、サイクルを変えるだけやからお金も要ることやなし、処理場の関係もあるだろうと思うんですよね。祝祭日にしたら処理場の受け入れ態勢もあるだろうと思うけど、これは別に処理場も関係ないし、労働組合との交渉も要らんだろうと思うんです。ただ、サイクルを変えるだけということだからですね。4月からでも即されると思いますけど、そこら辺どう考えておられるかお尋ねいたします。
◎市長(桑野照史 君)
 今突然御提案いただきましたので、ちょっと検討をさせていただかなければならんと思いますが、ただ、生活のリズムというのが市民の皆さん方あるんではないかと思います。ごみを出す日が月曜日という方、火曜日という方、それを広報1枚で知らせて、それが完全に各家庭に周知徹底するかどうかという問題が出てくるのではないかなと感じますので、そこらのところも含めて検討させていただきたいと思います。
◆19番(馬場節夫 君)
 ぜひ公正公平ですか、その内容にできるだけ早くお金がかかるわけでもないですから、ただ、サイクルを変えるだけですから、広報だけじゃなかなか行き届かんかもしれんけど、できれば、早くそういうサイクルを変えていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 今の馬場議員の質問に関連してお尋ねをしますが、八女西部の一つは問題だろうと思います。実は市長言われましたけれども、私が八女西部の議会でそういうことをしたらどうかということで提案をしたところです。私は馬場議員に反対するわけじゃありませんが、広報で変えろというのは、長年これはもう月・木ですかね、もう市民には大体周知徹底しておると思いますから、ごみというのは、家庭に長く置いておくと迷惑になるものですから、それを変えるということよりか、やはり八女西部で対応をするということの方が、私は物事の筋からしてそういう方向に進むべきではないかと思います。
 そこで、私も八女西部でそういう提案をしまして、帰りに、だれとは言いませんが、八女西部の職員から、ああいうこと言うてもろうちゃ困りますと、水曜日ですか、あいた日にしてもらったらどうでしょうかとかということで言われましたけど、何て言いよるかということで帰ってきましたが、もし水曜日という収集なら私はしてもらわん方がいいと思います。水曜に、ただ2回せにゃいかんから水曜と木曜にやりますじゃ、これは問題だと思いますし、お聞きしたいのは、特に八女西部の幹事会等でまで話さにゃいかにゃならん問題ならということでお話しますが、八女西部は御承知のとおり、100トン炉が2基あるわけですね。ということは、200トンの処理が1日にできるわけですよ。今どのくらいしよるかと100トン未満だろうと、こう思います。そしてまた、ピットですね。きょう入れたごみをすぐ燃やさにゃいかんとかという代物ではなくて、ピットはそれなりに何日分かためるところがピットというわけですから、特に盆、正月のことを考えていただくと、各自治体盆前とか正月前はかなりの量が出てきておるんじゃないかと思うわけですね。そういう意味からすると、月曜日に全部職員はおらんでいいわけですから、計量してくれる職員か、それは嘱託でしてあるか知りませんが、そこの方がおってピットに入れてもらえば私は事足りると。ピットがもう満杯で、もう山小積みになってどうしようもないと、こうするなら、私はまた次の対策ということになろうかと思いますが、そういう状況じゃないと思いますが、その付近は環境課としてはどのように把握をしておられましょうか。
◎環境課長(真鍋信一 君)
 お答えをいたします。
 今御質問されたように、確かに月・木、火・金の収集日の不公平というのがございまして、一部地域の区長さんからも一昨年ぐらいからいろいろな形で要望が出ておったと思います。御質問の八女西部の部分では、昨年ぐらいから筑後市の方が中心になってといいますか、どちらかというと、私たちの方が言い出しっぺというふうな形で、何とかそういう八女西部の中での収集体制について具体的な検討を進めていただけないかというようなことで、再三要請はしておるところでございます。
 課といたしましては、一応今のお話のような、確かにピットの貯留能力とかドラムの能力とかも当然ございますので、八女西部としての能力としては問題ないと思いますが、八女西部としてのあと受け入れ態勢の問題でございまして、その辺についてはまた議員さんなり組合長である市長の方からいろいろお考えになると思いますが、環境課として、八女西部の受け入れができない場合どうするのかという点も含めまして、早急な対応ができないのかということで、いろいろ職員一丸となって今知恵を絞っておる段階でございまして、早急に何らかの方向が出るんではないかと。ただ、その方向が出るにいたしましても、私たちはやはり人員なり車両の問題がございますので、できるだけ経費のかからない、市民にも理解していただけるような方向がないのかということで、今努力を進めておるところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 そこで、今までできなかったのは、八女西部の受け入れ態勢ということですか。全職員がどう知恵を絞られても私は何もならんと思いますが、能力はあるわけですね、八女西部は。ただ、何でここでおさえとくかというと、先日、若菜議員が質問したでしょう。ごみ袋の46,000千円の関係について、あれも八女西部の幹事会は地方の自治権を否定するようなことをしておるわけですたいね。なぜかというと、筑後の市長が筑後市民のごみ袋を大を30円で売ろうが、15円で売ろうが、私は勝手と思うわけですね。それを何か八女西部という一部事務組合やから一緒に料金までせにゃいかんというふうなことで、かたくなにそういうわけのわからんようなことで、幹事会で決まった、幹事会で決まったということを言われておるから若菜議員も言われたと思うが、このことがまた八女西部のわからん幹事さんばっかり集められて、それは問題だと、こう言われたら、私は前進しないと思うわけですよ。そういうことではなくて、先ほど言っておりますように、課長もお認めになったように、八女西部はピットも大きいのをつくっておりますし、まだまだ余力はありますし、全部職員が出たくないなら、また出る必要もないと思うんです、八女西部の職員さんは。計量してもらって、そこでピットに投入をしていってもらえば、その日のごみをその日に燃やすわけじゃないでしょう。能力も、何回も言いますけれども、大体今の八女西部の管内で100トン炉を1基つくっておけば間に合うのを、大体国の指導で100トン炉2基、半分はもう遊んでおると語弊がありますけれども、そういう状況ですから、どういう対応でもできる。ただ私は八女西部の職員の皆さん方がどういう理由か知らんけれども、かたくなに月曜はあけたくないということじゃなかったろうかと思います。今ここで言ってもしようがありませんから、市長も組合長でありますし、今私が言っておりますようなことを十分整理をされて、ひとつ組合長として判断をしていただきたい。これはどこでも困っておる問題じゃなかろうかと思います。
 これで終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、歳出第7款.商工費、第8款.土木費、第9款.消防費、同じく一般会計の139ページから162ページについて質疑はありませんか。
◆2番(篠原千三 君)
 土木費の147ページについてお尋ねします。
 土木費の道路新設改良事業の中で、特定野町・八女インター線改良事業に要する経費と、その下の交付金野町・八女インター線改良事業に要する経費の内容について説明をお願いいたします。
◎土木課長(釘嶋恭之 君)
 御説明申し上げます。
 147ページの備考欄の交付金野町・八女インター線改良事業に要する経費の73,672千円について御説明を申し上げます。
 この事業につきましては、旧矢部線跡の道路改良事業でございまして、八女インター前の市道欠塚清水線から南の方に行きまして、長浜の新茶屋、県道の柳瀬筑後線という白木通りがございます。その間の延長にしまして890メートルほどございます。これの事業の取り組みでございます。これの目的でございますが、国道209号と442号の山ノ井交差点を中心にいたしたところの幹線道路の渋滞緩和、それから八女インターから県営筑後広域公園へのアクセス道路、また東部地区の開発などを目的といたしまして、旧矢部線跡の道路を広域道路と位置づけまして、国庫補助事業、今回は交付金事業ということで、今年度から4カ年事業計画で実施を計画しておる事業でございます。
 以上でございます。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 御答弁申し上げます。
 特定野町・八女インター線改良事業に要する経費でございますが、ただいま土木課長の方からございました延長でございまして、県道の俗に言う白木通りから、矢部線のところから国道209号線の野町のところまでつないでいく道路計画で、延長が1,370メートルでございます。既に用地買収、道路工事、着工しておりまして、平成11年から着工しておるところでございますけれども、もともとは209号線の国道バイパスということで、土地改良の方で穴あけをしていただいた分を幅を狭めまして、全幅12メートル40の道路工事を行っているところでございますが、それの平成14年度の工事につきましても引き続き継続事業として取り組みをしていきたいと思っているところでございます。
◆2番(篠原千三 君)
 それでは今後の進み方はどうなっていくのか、用地買収のめどは立っているのか、竣工は何年ぐらいになるのか説明をお願いいたします。
◎土木課長(釘嶋恭之 君)
 御答弁申し上げます。
 事業といたしましては、13年度から4カ年というふうなことで、今年度は初年度ということで、用地買収がもうほとんどでございました。14年度につきましては、引き続き用地買収と、それと本工事が主な事業費でございます。完成年度といたしましては、平成16年度完成ということで事業計画をいたしております。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 私どもの方で行っている事業についての進捗状況でございますが、用地買収は国道209号のタッチ部分の交差点改良という形になりますけれども、この部分につきましてが福岡国道工事事務所と交差点の取りつけ協議がまだ完了いたしておりません。それを今行っておるところでございますけれども、用地買収の他につきましては、圃場整備が既に実施をされた部分がございまして、そうなりますと、その圃場整備の中の道路につきましては受益地転用申請を農水省の方にして許可をいただかなければなりません。事前には水系事務所と協議をいたしておりまして、土地改良事業の換地処分後すぐ農地転用申請を行って、そこの部分についての用地買収をしたいと思っております。工事につきましても今年度別途に繰り越しをお願いしておりますけれども、鶴田の交差点部分を今年度の繰り越しと新年度の工事費で工事を行いながら進んでいきたいと思いますが、国道209号線の取りつけ部分につきましてが、若干まだ地元との調整が必要な部分がございます。全体の事業につきましては、平成16年度に完成をしたいと進めているところでございます。
◆2番(篠原千三 君)
 16年度ということで竣工するということですが、都市対策課長も言われたように、この道路は中央東部土地改良事業が始まるときから国道209のバイパスとして約40メートルで穴あけをしておりました。その後、土地改良区で穴あけをした土地は国道バイパスではなく、市道野町・八女インター線ということで道路改良工事をやってもらっており、早くでき上がらないと地域の住民は自分の田んぼに行くのにも支障を来しております。このようなことをお考えいただきまして、スケジュールを前倒ししてでも早く完成してもらいたいと思いますが、市長どう思われますか、お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 地元の皆さん方のお悩みも聞いておりますので、できるだけ早目にという努力をしていきたいと思います。(「これで終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 まず第1点は139ページ、一般事務に要する経費の中の地域バス路線維持費補助金4,127千円でありますが、今の実際の稼働状況と申しますか、乗り手等どのような状況になっているのか、あと将来的にどのようにしていかれようと思っているのか、お答えを願いたいと思います。
 次に、152ページ、土木費の中の羽犬塚駅前駐輪場に要する経費36,667千円のうちの公有財産購入費30,737千円ということですので、実はどこの財産を購入されようとしているのか、お答えを願いたいと思います。
 それとちょっと上の駐輪場整理等委託料1,750千円がありますが、これは恐らくシルバー人材センターに委託をされている分の委託料だと思うんですけれども、実際はJRを利用されている方が使用されているんですけれども、JRに幾らかでも負担をさせるということができないのかなと私は常々思うんですけれども、お答えを願いたいと思います。
 それから、消防費の中の161ページです。
 常備施設整備に要する経費の中の消火栓の関係でありますが、どうも聞けば若干待ちが出ているように思うんですけれども、そこら辺の状況をお答え願いたいと思います。
 以上です。
◎商工観光課長(徳永憲一 君)
 お答えをいたします。
 まず、現在の利用状況ということでございますけれども、この補助金につきましては、大川線の西鉄バス久留米が営業をやっておりますけれども、そこに対する補助金がございます。ここは利用状況としては1便当たり5人以下と判断をしております。若干これが減っている状況だと思っております。
 それから、堀川バスに対する補助もやっておりますけれども、ここに対する利用の状況をちょっと把握しておりませんが、補助金とすれば堀川バスの方は年間100千円ぐらい、これはどこに補助するかといいますと、グリーンピア経由が1便でございます。それが国の補助対象になってないということで、そっちの方に補助をするようにしておるところでございます。
 それから、西鉄バス久留米の大川線につきましては、中身とすれば13年度の下期、10月から3月まででございますけれども、これが1,739千円の補助と、それから14年の上期ということで2,288千円の予算をお願いしておるところでございます。この大川線につきましては、国の補助金にのり切れませんで、これは丸々補助ということになったところでございますけれども、14年度につきましては関係する大川市、それから大木町といろいろ協議しながら系統の統合と申しますか、そういうことで、補助金にのるように今検討をしておるところでございます。そういう状況で、3市町でやっておりますけれども、補助金の問題で、若干もうやめようという市町も出ておりますので、非常にこれから先は、あそこは絶対筑後市としてはなくしたくないということで、一生懸命今話をしておるところでございます。なるべくならば補助金にのるように、そういうことでいろいろ話をしていきたいと思っております。
 以上でございます。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 駐輪場の関係について御答弁申し上げます。
 公有財産購入費でございますけれども、場所につきましては、駅前の駐輪場を平成13年から供用の開始をいたしておりまして、現在そこを使用しているところでございますが、その場所でございます。その上に土地借上料ということで書いておりますけれども、今現在はJR貨物さんの土地を借りております。そこの土地を買いたいということでございます。
 それから、委託料の関係につきましては、おっしゃいますように、シルバー人材センターに委託をいたしております。月曜日から金曜日まで朝7時から3時間、お二人で管理をしていただいておるところでございますが、基本的には380台程度ということなんですけれども、詰めてもう少し今入れているのが実態でございます。確かにほとんどがJRの利用者の方が利用されているのが実態ではなかろうかと思いますけれども、JRに負担をということのお話もございますけれども、なかなかJRさんも、はい、わかりましたと言っていただけないのが実態でございまして、筑後市の方で利用者の便に供していると感じているところでございます。
◎消防本部次長(松藤元 君)
 消防法についてお答えを申し上げます。
 お尋ねのありました消防施設費の中の19節.負担金,補助及び交付金の中で、消火栓の部分でございます。消火栓の中に、消火用器具整備事業補助金2,000千円というのがございます。これは御承知のように、平成12年に市内全域に水道の布設工事が終了しまして、市内全域で水道が利用できるようになりましたので、これに伴い全域の安全を守るということで、消火栓用器具、消火栓のございますところに消火栓ボックス、あるいはホース、それから筒先、開栓器等を常備しまして、有事の際に初期消火に利用するということで補助を開始いたしております。これは1カ所が150千円を限度として、筑後市が3分の2を補助しますということです。現実的には総事業費が1カ所で大体160千円から170千円ぐらいでございます。そのうちの150千円を上限として、3分の2の100千円を補助しますということでございます。これを年間20カ所しております。昭和12年に行政区長さん方に御案内申し上げましたところ、相当の数が上がってまいりました。したがいまして、12年度にもう既に積み残しがございまして、13年度も既に積み残しがございました。今度お願いしております20カ所についても、既に積み残しの分の23カ所程度ございますので、14年度で20カ所、ですから、14年度消化しても、なお3カ所積み残しができるという状況でございます。(「昭和12年て言うたばい、たしか」と呼ぶ者あり)
 失礼しました。私、「昭和12年」と申し上げたそうでございますが、「平成12年」に訂正をさせていただきます。
◆16番(貝田義博 君)
 再質問行いますが、1点目、地域バス路線の関係ですけれども、今の答弁では、ますます現行のバス路線が大変になっていくということであります。以前の議会でも私も言っていますし、他の議員も何人か言われてますけれども、こういう公共のバス路線がだんだんだんだん切り縮められていく中にあって、やはりそれに変わるような公共交通の確保が要るんではないかということで、私ども勉強会を立ち上げたという経過もあったんですけれども、全国的にこの件でコミュニティーバスを走らすというのがかなりできてきています。それは福祉かんぬんを抜いて、やはりその住民の足を確保するという観点からなんですね。これまで検討をするようなことは言われていますけれども、私は市長にお尋ねしたいんですが、やはり市民が言われるのには、市でいろんな施設をつくってもらうのはいいと。しかし、特に高齢者等については、そこに行くのが大変なんだと。例えば、馬間田の方たちに聞くと、市立病院に来るのに片道千五、六百円かかると、往復で3千円ということじゃ簡単にいかないということもあって、この前福祉タクシーの問題も上げられましたけれども、そういう状況を見るならば、やはりそれに変わるような公共交通を確保していかないと、私は市民の足を守るということにはならないと思うんですけれども、やはりそのことをするならば、そういう今の路線バスだけに乗っかかるようなことではなくて、市としてやはりどうするかということを考えなければいけないと思うんですけれども、その点どうなのかお答えを願いたいと思います。
 それから2点目については、駐輪場の関係ですが、今使っている部分のやつを、要するに借上料を払うよりも買った方がいいという、そういうことが得策ということでされるんだと思います。JRが金を出さないというのは、それは私もわかるんですけれども、やはりそこら辺はJRも民間なわけですから、ある一定にそこら辺は私はもうかっていると思うんで、何か市長が先頭切って、そこら辺はきちっと話し合いをしていくべきだと思います。今度エレベーターを設置する分の、それについては、自治体に対しては遠慮したくなく、要請していくだけでありますから、それならば対等平等に、こういうものについても私は話し合いを持ってしかるべきだなと思いますけれども、市長の決意なりをお聞かせ願いたいと思います。
 それから、3点目については消火栓ですけれども、先ほどの同和事業の関係じゃないんですけれども、ある方たちに聞くと、本来こういうものをやってもらいたいというのがあるんですね。たかだか150千円を限度に3分の2補助で1基100千円ですから、そうかかるような費用じゃない。それを待たせるということは、私はやはりどうかなと、市としてそれでいいのかなと思いますけれども、市長聞いていますか。だから、2,000千円で足りないなら補正でもやって、そういう行政区からの要望にこたえるべきだと私は思いますけれども、どんなふうでしょうか、お答え願いたいと思います。
○議長(村上知巳 君)
 10分間休憩いたします。
                午前11時3分 休憩
                午前11時14分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎市長(桑野照史 君)
 先ほど貝田議員から3点について御質問がございました。
 第1点、コミュニティーバスに取り組んだらどうかという件でございますが、これは12月議会で水町議員から熱心に御質問があった件でございまして、むしろ私の印象としては、議会の方が先に進んで、当局の方が少し後ろから行きよるんじゃないかなという感じを持ちまして、実は商工観光課長にも、ぜひ前向きに取り組んでくれという指示を12月議会の後にしたところでございまして、商工観光課としては、鹿児島県川内市ですか、ほかに視察に出向いて今取り組んでおるようでございます。御指摘いただきましたように、地域の皆さん方にとって、特に車に乗れる人は、若い層はいいとしまして、もう車にも乗れないような方々にとって、これは足の確保という点では大変大切な問題だろうと思いますので、精力的にひとつ議会の御指導をいただきながら取り組んでまいりたいと思います。
 2番目の駐輪場の件でございますが、これから新幹線の路線が建設されるに伴いまして、羽犬塚駅前の再開発、なかんずく駅機能の再編、そういうことは非常に大きな私に与えられたテーマだと感じておりまして、極力JR側とは仲よくやっていかなきゃいかんなと思っておりまして、大事の前の小事だというふうで、余り今のうちからわんわん言わん方がいいかなという感じてきておるところでございますが、いずれにいたしましても、これから駐輪場の問題は駐車場問題と同様、大変再開発をしていくためには大事なところでございますので、今後ともJR側とよく意思の疎通を深めながら進めていきたいと考えます。
 3番目の消火用器具の設置についてでございますが、これにつきましては消防長の方から御答弁をお願いいたします。
◎消防長(荒木邦彦 君)
 御答弁申し上げます。
 貝田議員から本当に貴重な御質問をいただきまして、大変うれしく思っておりますけれども、14年度につきましては20基分で対応させていただきたいと思っております。随時要望があり次第、造成していくように考えておりますので、よろしくお願いしておきます。
○議長(村上知巳 君)
 補正を組んででも対応はつかれんかと言うてあるわけやろう。そいけんその辺。
◎消防長(荒木邦彦 君) 続
 補正を組んでもどうかということでございますけれども、私としては補正を組まずに随時20基分で対応をさせていただきます。
◆16番(貝田義博 君)
 1点目はわかりました。
 2点目の駐輪場の関係ですけれども、これは個人的な場ではありますけれども、前馬場市長も西側のもとの引き込み線のところの買い上げについては、高い買い物をしたようなこともちらっと言っていましたので、そういうことではある一定、JRの方の意向なんかも酌んで市としては対応してきているんですね。ですから、私は本来言うべきことはきちっとJR側にも少なくとも言うべきだということで述べたところであります。
 3点目ですけれども、先ほど23カ所一応要望が出ているけれども、20カ所しかできないということですけれども、これについては答弁は要りませんけれども、ぜひ補正でも組んで、早く対応していただきたいということを述べて終わります。(「関連」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆5番(塚本辰吉 君)
 一つだけ、146ページの道路維持補修に要する経費をちょっと説明してもらいたいと思います。
◎土木課長(釘嶋恭之 君)
 御答弁申し上げます。
 146ページの道路維持補修に要する経費の65,153千円についてでございますが、これは各行政区からの道路の舗装、あるいは補修、そういった要望が年間約150件前後出ておりますので、これに対応するための予算でございます。
 これの内訳でございますが、委託料1,900千円というのは、道路の路肩、路面等の草刈り、側溝の清掃に要する経費でございます。次の工事請負費の58,764千円でございますが、これにつきましては舗装、側溝等の整備及び舗装の補修の工事費でございます。次の原材料費の2,500千円でございますが、これは舗装、補修用のアスファルト合材、また砂利道の砂利購入費、そういった道路の維持管理に要するところの材料費の経費でございます。
 以上でございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 いろいろ財政的に見ても道路が、先ほどから道路を早くしてほしいという要望がいろいろあっていますけど、市道の中でも、市道に認定されて15年とか20年になって、それでも舗装をされてないところがありますけど、いつになったら舗装をしてもらえるでしょうかという、いろいろ要望がありますけど、早いところはもう10年、20年、30年前から舗装がされているところと、ずうっとされてない──されてないというか、されないというか、そういう市道認定をされてするところと、遅くされないところはどういう判断でしてあるのかお聞きしたいと思います。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 確かに市道認定がなされて、まだ舗装がされてない箇所もあるところでございます。行政側の考えで、この部分はする、しないということを本来はすべきだろうと思いますけれども、やはりまだまだそこまで手が回りませんで、地元から要望がなされる分について改修なり新設をするのが現状でございます。そこで、私どもといたしましては、そういった地元の要望を区長さんにまとめていただいて、区長さんから上がってきたものをやっていっておるのが現状でございます。ある程度そういうものができれば、行政側でここはする、ここは2年後にするとか、そういった計画も立てられますけれども、現在のところ地元の要望にこたえるのがやっとという状況でございますので、そういったところもあろうかと思いますけれども、当面、今の考え方で維持補修はやっていきたいと考えております。
◆5番(塚本辰吉 君)
 地元の区長さんからの要望書とか、そういうのが出されて、それを判断されると思いますけど、判断されるときも早い順とか、結局要望書がちょっと遅くなったときとか、提出されたとか、それとか件数が少ないから、もうずうっと何十年も舗装をしないという、そういうところが件数が少ないから舗装をずうっと後延ばしになっているのか、言わんやったら、それこそ10年、20年、30年たっても、それは筑後市の中で道の補修をするところは予算が足らないくらいあると思いますので、そういう認定されて、20年以上も舗装をされないというところはどういうところで、もうずうっと舗装をされないのか、件数が少ないから、そういう判断はだれがしてあるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 判断の一つの基準としましては、やはり早く要望があったところと、それからその道路の舗装なら舗装なりの必要性といいますか、高いところ、そういったものを加味しながら判断をしておりますけれども、その判断については、やはり現場を受け持っておる職員なり、それから管理職、課長、それから私ですけれども、一応検討させていただいて判断をさせていただいております。特に重要なものについては、市長の方にも上げることもありますけれども、維持補修という、どちらかといえば小規模な工事でございますので、これはそこまではほとんど上げずに私どもの方で決定をさせていただいております。
◆5番(塚本辰吉 君)
 もうこれで終わりますけど、ぜひ件数が少なくても、遅く市の認定をされた道路が先に早く道路を舗装したり、側溝をしたり、そういう工事がなされていますけど、ぜひそういう20年とか20何年も、結局道というのは生活道路ですので、早くそういうところはぜひ簡易舗装でもしてもらいたいと思います。
 これで終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、歳出、第10款.教育費、第11款.災害復旧費、第12款.公債費、第13款.予備費、同じく一般会計の163ページから197ページについて質疑ありませんか。
◆8番(若菜道明 君)
 189ページのサザンクス筑後の管理運営に要する経費でありますが、開館日についてひとつお尋ねをいたしたいと思います。
 約45億円の予算を使って会館が建設されたわけでございますが、この経費と償還合わすれば年間約4億円ぐらいずつ今はこれに予算を使っておると思いますが、開館日は365日のうちに約70日ぐらいは休館日と思いますが、この点についてどう思われておりますか、1点をお尋ねいたします。
 それと、164ページですけど、一般管理に要する経費ですけど、15日も聞いたわけでございますが、ここで共済費ということで4,699千円、これは臨時の方と嘱託職員ということを聞いておりますが、15日のときは行政局といいますか、市長部局といいますか、これについて嘱託職員の方が25名と、教育関係は別と言われましたが、これについて何人嘱託職員がおられるか、また各部署についての人数をお知らせ願いたいと思います。
 次、184ページの公民館事業に要する経費ですけど、ここにも先ほど164ページでお尋ねした、嘱託職員の条件ということで、公民館長もこれには入っておると思いますが、そのほかに何人おられるかお尋ねをいたします。
◎教育長(牟田口和良 君)
 お答えいたします。
 私からはサザンクスの開館日のことについて申し上げますが、大体年間の開館日数というのは平均して270日程度開館をしております。そして大体の使用率、13年度はまだ終わっておりませんので、平成7年度から12年度までの状況を見ますと、一番高いときで使用率が平成10年度では(「使用率はいい」と呼ぶ者あり)いいですか。それで、当然……(「それだけでいい」と呼ぶ者あり)よろしいですか。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 全体的なお尋ねでございますので、私の方から御回答申し上げます。
 まず、嘱託職員の関係でございます。事務局の方には外国青年の招致事業ということで、英語指導助手が1人、それから教育研究所の方に3名、それから教育指導、これは新しく平成14年度から考えておるものでございますけれども、指導主事という形で1名をお願いしておるという状況です。
 それから、社会教育関係では社会教育指導員が2名、それから、いきいきスクール関係で1名、それから、文化財保護関係で学芸員というのが2名おります。それから、同和教育関係では2名、嘱託としているのはこういう状況でございます。
 それから、公民館につきましては、公民館の方からお答えを申し上げます。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 公民館関係についてお答えいたします。
 御指摘のとおり、中央公民館長1名、それから公民館主事4名、あと町内公民館長を委嘱しておりますので、そこには年額報酬が計上されてあります。それから、公民館運営審議会等の出席報酬もこの中に若干含まれておるところです。
 以上です。
◆8番(若菜道明 君)
 サザンクスの開館日からお尋ねをいたしますが、開館日が約270日と言われましたが、
360日のうちに270日ということは、パーセントにすればどのくらいかわかりませんが、約85日休館ということで、私は入館者は先日からの一般質問でしたかね、減っていると、減少傾向か横ばいと、こう言われます中で、何にも手を打たずに、休館日なんかも今までどおりの日数でいかれるつもりですかね、どんなでしょうか。
◎教育長(牟田口和良 君)
 お答えいたします。
 当然職員も休養というものもありますし、現在、市の職員として同じ取り扱いをしておりますので、実際の運営としては土曜、日曜は開館をしております。そういう休みについては、平日を使って休養をとらせておるということでございますので、一応現行の状況で運営を続けていきたいと考えております。
◆8番(若菜道明 君)
 現行のままでということは、どういう努力をされて、利用者が十分満足して利用されることを考えるかわかりませんが、到底こういう施設は、私が議員になった当初でしたけど、渡辺議員だったと思いますが、約45億円ぐらいの金を出してする中で、たった270日、また収入にしても20,000千円ぐらいしか私はないと思いますが、こういうとは一つは開館日をふやす、それと会館の使用料といいますか、これもどうせもらっても20,000千円といいますから、半分にして利用者が多くなった方が私は意義はあると思うんですよ。45億円から金を使って建設した。そこいら辺をどのように考えてあるかですね。
 それと、職員の方は当然開館はしておりますと、日曜、土曜は。しかし、平日が当然休みの明くる日が休日、また国民の祭日の翌日は閉館でしょう、原則的には。それで市民の皆さんに対して私は大変不便をかけていると思うですよ。365日のうちに85日から休むという、(「95日たい」と呼ぶ者あり)95日ですか、ということですから、大変な迷惑をかけていると、私はこう思うわけですよ。それで約100日ですよ、約4分の1は閉館ということでしょうが。そこいら辺をどう考えられるか、これは人の問題もあると思います。部長も教育長も言われたが、そこら辺はやはりサザンクスの方で、今度から出向を取りやめてと条例でもなるわけですが、ここいら辺をサザンクス自体でどうか考え直す気持ちはありませんか、どんなですかね。
◎教育長(牟田口和良 君)
 お答えいたします。
 サザンクスがオープンするときに、いろんな事業費の問題から、あるいは運営費の問題等もかなり議論をされたところでございます。そのときも運営費も市の予算の1%程度を投入すると。そして使用料については20,000千円程度ということで、議会で説明をしたことは御承知のとおりだと思います。もちろん、経費を削減する努力は当初から続けてまいりまして、職員も4人正規職員を派遣しておりましたものを、現在は2人まで減らしておりますし、館長についても月額報酬については、収入役、教育長と同じ月額報酬を支給しておったものを、今もう3分の1程度に減らしておる。さらに、いろんな企画ものを積極的に取り上げて、使用料としてはピークは23,000千円ぐらいまで上がった年度があります。ただ、現在はこの前から説明しましたように、こういう文化施設が全国的にやはり入館者、いわゆる利用者が減っているということは、類似施設として近隣のところもやはり同じ状況だという説明を受けております。ですから、制度的には現在の方法を一応維持していきたい。そしてさらにその利用者がふえるような方法については、さらに理事会等にもお諮りをして、サザンクス筑後の事務局とも十分協議をしながら利用者の増加に努めていきたいと、このように思っております。
◆8番(若菜道明 君)
 私は、閉館日を少なくするということが一つの市民に対するサービスというか、文化公社の使命だろうと思うわけですよ。経費を減らすということですけど、私は先日も市長に申しましたが、何も民間に委託して、それが経費が減った、それでよしということじゃないと。やはり市民の方がどうサービスを受けるかということも、十分考えていただかないといけないと。あの館長の問題のときは、例えば、教育長なんかと同じ報酬と言われましたが、果たしてそれがとあるかということで私は言ったわけですよ。例えば、何か行事があるとき交通整理をしたり、そういうことが館長の仕事じゃないと私は思って質問もしたわけですが、やはり理事会で検討されるというなら、本当に負担も理事が受けると、負わねばならないという気持ちでするなら、4分の1も閉館するということが普通考えられないと。今、教育長の答弁では全国的には減っておるということで、よそも減っておるから我が筑後市の文化公社も減っていいというような答弁に聞こえますが、そういうふうなら理事の人たちも、ほとんど違った考えを持たれる人を市長、当然選任をしていただくように考えていかないとどうかと思いますが、市長どんなですか、今の教育長の答弁を聞かれて。お答えを願います。
◎市長(桑野照史 君)
 私も市長就任以来、再三いろんな行事がございますとサザンクスに行きます。大変施設は見事なものができておると思います。これが本当に100%うまく市民の皆さん方に使っていただいておるかということになりますと、いや、まだまだ宝の持ちぐされみたいな感じをしておるところでございますが、今、若菜議員から御指摘いただきましたように、いずれにしても、やはり市民の皆さん方にあれだけ立派なものですから、大いに使っていただくと、これが一番大前提だろうと思います。使っていただくことに対する障害が幾つかあるとすれば、その障害を一つ一つ克服していくという方向でいかなきゃいかんだろうと。まず最初に規則ありきからくるんでは、市民の皆さん方が主役とはなりませんので、市民の皆さん方が使い勝手がいいと、そのために使いにくい今の状況があるとするならば、それを克服するという方向で検討してもらいたいし、助役が理事長で──まだなってないのかな、なられると思いますので、ひとつそういう方向性をよく相談してみたいと思っております。
◆8番(若菜道明 君)
 市長、ひとつよろしくお願いをいたします。
 それと、嘱託の件ですが、ちょっと私わかりませんでしたが、公民館の件ですが、主事、指導主事といいますかね、が4名と、こう言われました。これは館長は嘱託ということじゃないわけですかね、どんなですか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 お答えします。
 中央公民館長も嘱託です。4日勤務です。公民館主事というのが4名おりまして、3日勤務をしております。こちらも嘱託です。
◆8番(若菜道明 君)
 そうすると、市長にちょっとお聞きしますが、この嘱託の任命権といいますか、これは市長にあるわけでしょうか、どんなですか。市長の考えをちょっと聞きます。市長に。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 公民館長のお尋ねですから、私の方から答弁をさせていただきます。
 公民館長につきましては教育長の推薦で、そして教育委員会で決定することになっております。
◆8番(若菜道明 君)
 そうすると、じゃ15日に答えられた行政、市長部局といいますか、全体で公民館長だけ今は答弁されましたが、ほかの方たちについてはどんなですか。これは各部署で嘱託職員をといって雇用されるわけですかね、やはり市長が相談を受けて市長の名前といいますか、任命は市長、当然最高責任者である市長でしょうけど、そこいらの雇用するときの形はどういう経緯をとられて雇用されておられますか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 市長部局に関する嘱託職員については、それぞれの部署から相談がありまして、事業内容等をして、最終的には市長の方で任命をされるわけでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 ということは、嘱託の件についても最終的には市長が大体把握してあるということでしょうから、市長何か、例えば、嘱託で病院は当然別と思いますが、だれを雇ったなら、またどういう人をという相談を、市長に就任されて相談受けられたことありますか。
◎市長(桑野照史 君)
 この100日の間では、まだ私が相談を受けたことはないように思っておりますが。
◆8番(若菜道明 君)
 じゃ非常勤の嘱託職員ということで、15日に私は人事課長にそういう規則か何か条例かありますかということをお尋ねしておりましたが、それをひとつ、これはちょっと教育にも一緒になりますが、人事課長からいいですかね、議長、答えていただいて。
○議長(村上知巳 君)
 どうぞ。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 嘱託職員については、筑後市非常勤嘱託職員の任用及び勤務条件等に関する要綱というものがございまして、市長部局も教育委員会部局もこの要綱に基づいてやっておるところでありますが、先日の私の答弁で、こういった要綱がありますけれども、任期の関係で6年と明文化したものはないと。運用で6年でやっておりますと言っておりましたけれども、この要綱の3条に原則的に6年を限度ということで、ただし、運用の必要がある場合については、市長が別に定めるという規定になっておるところでございまして、先日の答弁が間違っておりましたので、ここでおわび申し上げて、訂正をさせていただきたいと思います。
 嘱託職員については、冒頭申し上げましたように、この要綱に基づいて任用をしておるところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 嘱託は週4日と3日ということも聞きましたが、任期が通算6年と、これも聞きましたが、じゃ必要があるときは市長が別に定めるということはどういうことですか。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 一応原則として6年となっておるということでありますけれども、嘱託職員、専門的な嘱託職員もございます。例を挙げてみますと、介護保険関係の訪問調査とか、あるいは国保の方ではレセプト点検といったところとか、あるいは介護支援センターといったところがございますけれども、そういった専門性の高いところについて、一応公募でやっておりますからくるくる変わるというのもどうかなというふうな部分とか、あるいは後任がなかなか決まらないという場合に、引き続き1年なり、あるいは2年ということでやっている嘱託職がございます。
◆8番(若菜道明 君)
 特別に技術かなんかそういうことも言われましたが、レセプト点検ということも特別な技術に入るかなんか、これはわかりませんが、一般的に別に定めると、こう言われるなら、何か文書化かなんかでしてありはしないかなと思って聞いておるわけですが、ここら辺はどんなに。その都度別にということは、市長が別に判断して定めていかれるわけですか、どんなですか。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 基本的には原則6年ということで基準は設けております。ただ、今人事課長も申し上げましたように、後任については公募なりしておりますけど、どうしても後任が見つからないという場合がありますので、そういうものについては過去1人、2人、私の記憶では1人、2人が1年とか2年ぐらいまで延長された経過がございますけど、あくまでも6年を基本に現在も取り組みはしておるところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 そうすると、6年という限度ですけど、これは、例えば、介護保険なら介護保険、レセプト点検ならレセプト点検のその場所といいますか、係で6年ということでしょうか、ほかの方に行けばまた初めから1年、2年と計算をされていくわけですかね。
◎総務部長(菰原修 君)
 お答えします。
 一応通算ということで取り決めはしております。
◆8番(若菜道明 君)
 一応通算ということで取り決めということは、一応ということで、じゃ例外が大分あるということですかね。
◎総務部長(菰原修 君)
 レセプト点検なんかについては、ちょっと言葉は一応ということになっておりますけど、その通算でしておるところでございます。ただ、家庭児童相談員さんについては、これは例外的に設けたところはございます。(発言する者あり)
 失礼しました。後任が見つからなかったそうですので、そのような取り扱いをしておるところでございます。済みません。
◆8番(若菜道明 君)
 ちょっと余り忘れましたが、今のをもう一回答弁願います。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 今の家庭児童相談員については、前任の方が6年で切れるということで後任を探したところでありますけれども、なかなか後任が見つからなかったということで、たしか社会教育課での嘱託さんだったと思いますけれども、その方が6年切れるということで、その6年間の嘱託期間の関係を生かしてもらうということでお願いしたという経過になっておるところであります。また、その他については、同和関係の嘱託の方が、教育委員会の所管でありますけれども、後任が地域の関係でいろいろ探しましたけれども、見つからなかったという経過の中で引き続いたことがございます。
◆8番(若菜道明 君)
 過去にそういうことがあったということは、もう現在はおられないということですかね。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 お答えを申し上げます。
 実は公民館長が主事のときと館長になられたということで、通算すると8年になっていると、こういう状況でございます。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 家庭児童相談員については2年間来てもらっておりますけれども、この3月でやめていただくということになっておるそうでございます。
○議長(村上知巳 君)
 午後1時まで休憩をいたします。
                 午後0時 休憩
                 午後1時 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆8番(若菜道明 君)
 午前中にいろいろ聞いても、1時間たちましたから大分忘れており、公民館についてお聞きしますが、主事とはどういう仕事というか、どういう専門職ですか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 公民館主事は、主に公民館事業の企画立案をしながら、その事業を実施していくという立場の人です。
◆8番(若菜道明 君)
 じゃあ、そういう人が企画立案をしてということですけど、私はかえってそういう人が長く、6年なら6年となればマンネリ化すると。継続も大事でしょうけど、やはり新しい考えを持った人たちをできるだけ交代でというか、入れていくという考えはないわけですか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 事業のバランスからして、継続性から見て、6年程度の方もいらっしゃったがいいし、三、四年の方もいるし、若い一、二年、新人の方も新しいアイデアを持ってきていただきたいということで、そういった公民館事業の一貫性も必要ですので、そういった立場で考えております。
◆8番(若菜道明 君)
 一貫性ということは、行政ならどこでもそういうことは、例えば課長にしても交代があろうし、そういうことは私はないと思うですがね、同じ人が長く務めるという必要もないと。特に、先ほどから言われた国保のレセプト点検のようなとは6年ぐらいされてもあれでしょうけど、そういう事業をされるとに長くと。
 私がちょっと昼休みにほかの議員に聞けば、特に公民館の主事の方は長い人がおられると。それで、こういう規則というか、何年前つくられたか知りませんが、そういう弊害というか、これもあって6年間という規則はつくられたということもちょっとある議員から聞いたわけですが、一貫性ということは行政ならどこでも、これは引き継ぎでいくわけでしょう。じゃあ、この主事の4名の中に長い人はおられないと、6年以内と。ほかに6年以上の方はどことどこと人事課長からも言われましたが、この中にはおられないわけですか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 お答えします。
 先ほど部長も言いましたように、14年3月31日で中央公民館長は丸8年になります。公民館主事の中で長い人は、5年11カ月という方が14年3月31日で出てきます。あと4年の方、1年の方、そういった方がおられます。
◆8番(若菜道明 君)
 そうすると、今5年11カ月という方がおられると。この方は、じゃあ、あと1カ月で──今の答弁は3月31日現在かいつか知りませんが、あと1カ月でおやめになると。じゃあ、あとの交代の主事さんはどのように考えておられますか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 お答えします。
 昨年12月だったと思いますけれども、年度途中の採用者についてどう取り扱ったがいいかということで人事課と協議をしております。その協議の中では、人事課は6年目に入った、5年数カ月でその年度に6年目ということになる人は、年度末まで雇用はやむを得ないだろうという取り扱いを今までもしているし、今回もしようということで協議をしております。
◆8番(若菜道明 君)
 社会教育課長には大変厳しいことですが、今までもしておるから今回もということは、今までもということで、じゃあ、6年以上そういうことにされたなら、わざわざそこで昨年の12月に話し合いということは要らないわけでしょう、年度途中のときは今までもしておったからと言えば。わざわざ人事課長と協議されたとはどういうことですか。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 そこら辺の取り扱いが、現実的に5年半とかで年度末を迎えられる人も出てくるわけです。そういった取り扱いが適当かどうか、確認の協議をしたと思います。
◆8番(若菜道明 君)
 ということは、今までもしておったということはないわけですね。
 それと、そういう文章というか、規則のあれを人事課長が言われたとを解釈すれば、6年ということは、当然、6月に雇用したなら6年の終わる5月と私たちは解釈するわけですが、役所の普通の職員さんは年度内ということで3月31日で退職と。例えば60の定年の方でも、極端に言えば60歳と11カ月の方もおられるか知らんが。
 じゃあ、臨時の方もそのようにされるわけですか。嘱託だけをそのように人事課長と決めたと。市長は12月に就任されて、私はそういう嘱託の件については相談を受けたことは私の記憶ではないと言われましたが、そういう大事なことを、それはおたくたち方から見れば小さいことかわかりませんが、市民から見れば、特に職がないときに引き続きと、1年間もということでしょう、今の話を聞けば。そうでしょう。それで、そういうとはちょっとおかしいと思いますが。私はこれは昼休みに聞いたとは、人について回りよるということも聞くが、そういうことは絶対ないわけですか。
◎教育部長(下川雅晴 君)
 お答えを申し上げます。
 臨時は以前市長部局の方からお答えになっておるように、若干採用の仕方が違いますし、これは部長決裁ということで実際取り扱いをやっております、臨時の職員についてはですね。
 今御指摘の部分でございますけれども、公民館主事さんの件でございますが、ほかにないのかと、人について回っているのじゃないかという御指摘ですが、そういうことはないと、このように申し上げます。
◆8番(若菜道明 君)
 ということは、6年になったから途中でやめてもらうということはしないということを人事課長と話して取り決められたと。じゃあ、規則ができて初めてですか、そういう例は。いや、ほかのところでもいいですよ、社会教育課だけでなくてもですね。
◎人事課長(宮原一壽 君)
 お答えいたします。
 この嘱託については、例えば、一番最初に嘱託を入れる事業を起こすというときに、例えば公募をした。その公募についてが、予算の関係がありまして、3月議会で予算が確定しないと公募できないという関係がございまして、4月から嘱託を入れたいと思ったとしても、現実的に予算の関係でできないという面がございますので、5月1日採用とか、6月1日採用とか、あるいは年の途中から新たな事業として嘱託を入れるということがあったりしてきております。その際には、一応今までも1年に満たない部分については、この6年の対象から除外をして考えて対応をしてきておったところでございますので、今回の公民館についても課長の方から相談を受けたときは、今までもそういうやり方をしてきていましたということで、もう1年いいのではないかという判断をしておりましたので、そういう話を課長としたところでございます。
◆8番(若菜道明 君)
 じゃあ、今までもしてきたと。社会教育課長は人事課長じゃなかったですか、あなたは。じゃあ、わかってあっでしょうもん。そういうことがあるなら、どうですか。前も何年か人事課長をされているでしょう。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 その職責で仕事をするわけですので、過去の場所のことはそのまま引きずるわけにもいきませんので、確認をしたということです。現実に中央公民館の主事さんで、私とちょうど入れかわった、13年の3月31日でやめられた方の中に1人、6年8カ月という方もおられました。そういった扱いでいいのかどうかを再確認しながら、なるべく事業がスムーズにいくように取り扱いの協議をしたところです。
◆8番(若菜道明 君)
 じゃあ、今、6年前に6年8カ月と言われる方がおられたと、そういう方が。その方はどういう取り扱いをされたんですか、同じ取り扱いですか、前の方は。
◎中央公民館事務長(松永盛四郎 君)
 前の方の取り扱いについては、もう既に入れかわりということですので具体的なことはわかりませんけれど、当初雇われたときがその年の年度末まで辞令が出ておったと思います。そして、その後は1年ずつ、4月1日から翌年の3月31日まで6年間。結果的に6年8カ月。通算ですれば原則の6年よりも延びたということで、6年に入った年度末まで雇用をしたという経過と思います。
◆8番(若菜道明 君)
 ここでいろいろやりとりをしよりますが、私はこれは大事なことと思うですよ。こういうときに、ある部署といいますか、そこは6年ぐらい雇う。どうかすると2年ぐらいでと。このように雇い方をばらばらというか、そのようにされると、やはり市民から見れば非常に不信感を持つと思うわけですよ。例えば作業療法士や理学療法士、そういう形で特に専門的な何か資格というか、そういうものを持っておれば別ですけど、ただ企画立案する、そういうとに6年も雇うということは私はどうかと思うんです。
 それともう1点は、人事課長は3月議会を通らないとと。それはサイクルでずうっといくわけだから、一つも変わらないわけでしょうが。6月なら6月に雇った人が当然6月でやめる、また後の人を入れらすときは当然5月か6月からしか入れないなら、そのサイクルでずうっと回っていくわけだから、同じですからですね。やはり私は何か、今度の12月に打ち合わせをされたということは、人について回っておるとしか考えないわけですよ。そこはやはり、丸6年、最高丸6年と。特に何かあるときは、市長が別に定めるということで運用というか、それをされる気持ちはないわけですか。
◎市長(桑野照史 君)
 事情をよく承知していない部分がございますので、確たることも言いづらいわけでございますが、特に人事に絡むことでありますならば、私が常日ごろ申し上げております公平・公正・公開と、この原則はやはりきちっと貫かないと市民の信頼は得れないと思いますので、その原則を貫くように指導したいと思います。
◆8番(若菜道明 君)
 それと、市長は一般質問の初日、しょっぱな、やはり人事については私が最高責任者である、また責任も持たねばならないと言われた中で、いろいろの人に相談するとも言われましたが、助役、収入役、教育長はともかくとして、私があのとき聞いておる感じでは、課長や部長についても議員や一般市民に相談をされるようにもちょっと感じたわけですが、そこいらはやはり、たとえ相談されるにしても、やはり市の職員のことは市長が信頼される何人かに職員の中で相談をされる、議会人に相談するということはまさか私はないと思いますから、それは私たち、また市民の皆さんにも誤解を受けない人事をしていっていただきたいと思いますし、今の件についても十分調査研究をされてひとつ公平に、こういう不景気のときですから、雇用の機会にしても公平にされるようにひとつお願いして、終わりたいと思います。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆15番(北島スエ子 君)
 165ページ、八女西部地区適応指導教室負担金、大川適応指導教室負担金、久留米市適応指導教室負担金というのが三つ上がっております。この八女西部地区適応指導教室というのは2,455千円、これわかります。しかし、大川と久留米に10千円と14千円と金額が違うんですけれども、これはどういう分配でこういう金額が出てきているのか。ここに通っている子供さんの頭割りで負担金が来ているのか、お尋ねしたいと思います。
 それから、生涯学習センター費ということで189ページに上がっております。
 ここの館長さんにおいてはいろいろと質問があっております。10日ぐらい前でしたかね、現館長が「もう年も70になりましたので、3月でやめさせていただくことになりました。お世話になりました」というごあいさつをされたんですね。それで、「ああ、70ですか、そうですか。でも元気だからですね」という話はしたんですけれども、「いや、もう70だから、あとは市民のためにボランティアでもしたい」ということをおっしゃっておりました。それで、「じゃあ、あとの館長さんはどなたでしょうかね」「知りません」ということでしたんですけれども、この後の館長さんというのは、もちろん任命権者は市長でありますけれども、もう決まったのか。もし決まっていないとするなら、今後どのような形で選任されていこうと思われているのか、お尋ねしたいと思います。
◎教育委員会学校教育課長(城戸秀穂 君)
 お答えいたします。
 適応指導教室負担金ということでございますけど、八女西部につきましては、筑後市を含めまして2市2町で設立しておる負担金でございます。それと、不登校児童・生徒につきましては、なかなか心理的なものがございまして、近隣に大川と久留米、大牟田の適応指導教室がございまして、それぞれ、大川市につきましては筑後市の方から1人ということで、大川の方の協議会の方で1人10千円ということで決まっておりますので10千円。それから、久留米につきましては7千円ということで、2人分の14千円を計上させていただいております。
◎市長(桑野照史 君)
 サザンクスの館長につきましては、現在の館長さんからの辞意表明を受けておりますので、今一番最初に申し上げましたように、幅広く検討をいたしておりまして、まだ最終結論は出ているところではございません。文化振興に理解を持った、鋭意適任の人をぜひお願いしたいと思っております。
◆15番(北島スエ子 君)
 適応指導教室はわかりました。
 サザンクス筑後の件なんですけど、私、これは今の不景気の中、できれば一般公募してもらいたいなと。市長はよく、周りのことはとやかくは考えないけどとおっしゃるけど、大木町にあるアクアス、それとか佐賀県の女性センター館長とか、八女市のべんがら村の長さん──べんがら村は村長というんでしょうかね、私よくわかりません。(「店長やろうもん」と呼ぶ者あり)それは聞きません。とりあえずそこらあたりの長さんは、一般公募されて選任をされているんですね。
 アクアスの館長さんは元ホテルマンだそうです。何かそういうことで今の町長さんとお話をしていましたら、非常に経営感覚があるというお話もされておりました。できればサザンクスの場合は、いろんなところをこのリストラでおやめになった方なんかもいらっしゃるだろうし、また、こういうところを運営するのにノウハウを持った方が好きで来られる方がいらっしゃるかもしれませんので、できれば公開で募集していただければという気持ちですけれども、市長は公正・公平・公開ということですから、多分一般公募でしていただけると思いますけれども、そういう思いですけど、いかがでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 大変参考になる質問でございます。それも含めて考えたいと思いますが、3月いっぱいという限られた期限もございますし、サザンクスも何もこの4月1日だけではございませんので、今そういうことができかねるときは、将来の課題として、ぜひそういう方向に持っていきたいと思います。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 1点のみお尋ねをいたします。
 183ページ。当局も頭を痛めておられるでしょう、成人式の関係です。
 今年度は新市長就任もあって、式典後に懇談会も開催され、いろいろと苦労はされておるようですけれども、成人者の意識の問題と言われればそうかもしれませんけれども、私一つ思うのは、単なるお客さんで呼んで行政がしてやるという、それだけではもういかんのじゃないかなという、やはりそこに主体的に成人者がかかわるようなそういう企画を、中身は私わかりませんけれども、何かそういうことをしていかないと、成人者たちも何かしてもらって当たり前というような感覚があるように思えてならないんですけれども、そういう意味では市長、思われるところがあるんだったら、ぜひお答えを願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 筑後市にとって大事な大事な新成人を祝う集いですから、思うところはいっぱいございます。ことしは残念ながら就任直後で時間がなくて、あの程度と申しますか、後で11人の若者と1時間半ぐらい意見交換をいたしましたが、それなりに私は大変、ああいう青年たちが筑後市に存在するということに意を強くしたところでございました。
 就任後、新春の名刺交換会、それから消防の出初め式、それから今御質問の新成人を祝う集いと、矢継ぎ早にこういうのがございましたが、やはりこれはもうこぞって、市民が本当に心を一つにする大事な新年の門出の式典だろうと思いますから、いろんな工夫をこれからしていって、まだことしに関しては時間がございますので、若者のエネルギーを吸収できる方法をぜひ考えたいと思いますから、議会の皆さんからもいろんなアイデア等を、進言等をいただければありがたいと思っております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、第2条 債務負担行為、第3条 地方債、第4条 一時借入金、第5条 歳出予算の流用、同じく、一般会計の12ページから15ページまでと 206ページから 216ページについて質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第20号の質疑を終結いたします。
△日程第22 議案第21号
○議長(村上知巳 君)
 日程第22.議案第21号 平成14年度筑後市国民健康保険特別会計予算について質疑はありませんか。
◆15番(北島スエ子 君)
 245ページ、医療費適正化特別対策事業費ですね。これは非常に一般質問の中でも健康健康ということでいろんな方から質問があっておりました。本当に健康になれば、今もう何年と国から受けている医療費適正化指導がなくなるのかなという気持ちでおります。その中に、健康づくりアドバイザー委託料6,300千円という新規事業が上がっております。これはどのような事業なのか、お尋ねいたします。
◎市民課長(冨久義樹 君)
 お答えいたします。
 先日来、健康づくりに関しましていろんな御意見をいただきましてまことにありがとうございます。市長も申しましたように、ことしを健康元年とするという気持ちで私たちも頑張っていきたいと思っております。その方策の一つとして、今、各地域でほかの自治体でも健康づくりに物すごく努力してありまして、うちでもそういった人、ほかの市町村で健康づくりの実績のある方を、保健婦の資格を持った人が最適だと思っておりますけれども、そういう人を筑後市に招致しまして、その方を中心に健康づくりを進めてまいりたいと思っております。そのための経費でございます。
 以上です。
◆15番(北島スエ子 君)
 それは本当非常にいいことだと思います。しかし、今なかなか、いろんな催しをするにも人集めが大変だと思うんですね。これは保健センターでされるんですかね、それとも各地域に出ていって事業をされるんですかね。保健師さんを中心に各地区の公民館に出かけていっての事業なのか、それとも保健センターに集めての事業なんでしょうか、お尋ねします。
◎市民課長(冨久義樹 君)
 お答えいたします。
 平成14年度から市民課の国民健康保険係にも保健師を1人配置するようにしております。今度この健康づくりアドバイザーを招致しましたら、その2人で計画立案をしまして健康づくりに努めてまいりますが、具体的にどういった内容の教室をするかとか、そういったところまではまだ具体的には決めておりません。これから策定したいと思っております。
◆15番(北島スエ子 君)
 私も今、国民健康保険の国保審議会の一員として末席におらせていただいておりますけれども、やはり先進地を見に行くと、ずうっと地域に出ていって指導されているんですよ。ほんと中央に1カ所においでくださいでは、恐らく無理ではないかな。また、対象の高齢者の方たちがいっぱいいらっしゃるわけですから、やはりまめに地域に出ていって健康の──もう健康のありがたさは皆さんおわかりになっていると思うんですよ、市民皆さんですね。健康が何よりだということはわかっていらっしゃるけど、じゃあ、実際ここの保健センターでしますよというときに、本当に昼間若い人のいない家庭からどうやって出てくるかという部分もいっぱいあると思うんですよ。ですから、やはりこれから先は地域に出ていく、もうどんどん地域の公民館、76行政区、恐らく公民館がないというところがあるのかないのかちょっと私もわかりませんけど、大抵そろっていると思いますので、やはり待ちの教室じゃなくて、出ていく教室を希望いたします。ぜひこれで健康づくりを進められて、この適正化指導を受けられない事業にしてもらいたいということで終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 1点、市長に考え方をお尋ねしたいと思います。
 私も国保の関係については運営協議会ですか、その委員の一人でございますし、今度の予算を見させていただきましたが、いわゆる国保の中での保健事業、健康を保つ事業といいますか、健康をつくる事業が残念ながら、パーセンテージですけれども、前年比を若干割り込んだ計上になっております。これが3月5日の大洋村の村長の話の後ならば予算編成がもうちょっとふえるのではないかと、市長もかなりの意気込みをされておりますから思いますが、それ前の予算編成ですからいたし方ないと思いますが、私たちは再三再四保健事業について、健康をつくる事業が大切だということを主張し続けてきたところであります。
 そこで、今から言うことは若干、共産党の貝田議員と私は意見を異にしておりますが、議員の中には国保税が余りにも高いから一般会計からの導入を求められる方もありますが、私はそこは若干問題があると、市民の中にも全部が国保ではないし、いろいろな問題もあると。やはり市がやっていくことは、この国保加入者と言わず、健康をつくっていくことと。市長が今度の議会で何回も強調されたことと同じだと思います。そういう意味から、じゃあ、国保の会計の中で健康をつくる、いわゆる保健事業に今後力を入れていってもらわなくちゃならんと、このように思います。それで、この一般会計の中から国保の保健事業へ年間にどれだけかは一般会計から国保に補助を出して、そこで事業をしてもらうということも必要じゃなかろうかなと。
 それで、言っていることは、さっきも言いましたように、税金が高いからそれを1億、2億やって、市民の税金を減らすということは私は主張しません。保健事業、そういう健康をつくる事業にどれだけか、予算の何%とは言いませんけれども、年間どれだけかのぴしっとした額を投入していただくと。そこで健康づくりをする、それは国保だけではいきませんでしょうから、いろんな部面から金を集めたところで、大がかりなといいますか、各地域での健康づくりとか、市長も言われるような、大洋村のような施設をつくられるのも結構でしょうけれども、そういうことを私はぜひ今後やらなくちゃいかんと思いますが、14年の当初予算ではそこまでいっておりませんが、今後の市長の姿勢、国民健康保険に対する姿勢として、今私が言っておるようなお気持ちで次の予算あたり組まれるお気持ちがあるのかどうか、私はある一定明確に保健事業の経費について、一般会計からこれだけ使って市民の保健事業をやっておるということを明確にしていく必要があると思いますが、いかがなもんでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 先週、永田議員から14年度の予算におまえのカラーは出たかという御質問をいただきまして、まだ十分時間も経過せず、私の思うような予算ではなかったと思うという話を率直にしたところでございますが、今お話の健康づくりについてもまさにそういう思いをいたしております。と同時に、私自身も改めて大洋村の村長さんとお話をさせていただいて、これからしっかり勉強せにゃいかん部分が多いなと、さすがに4期目に入った村長さんの自信に満ちた言動を聞きながら、勉強せにゃいかんなということを正直なところ感じたわけでございました。
 そういう思いで、健康元年をぜひことしにスタートさせたいという中で、予算的な裏づけができていないことはよくわかっております。十分これから私なりに研究もし勉強もし、スタッフと一緒に進めていきたいと思いますが、そういう中で、あえて市民の健康づくりのためであるならば市民の了解が得られると思いますので、一般財源からの導入ということも含めて検討しなきゃならんと思います。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第21号の質疑を終結いたします。
△日程第23 議案第22号
○議長(村上知巳 君)
 日程第23.議案第22号 平成14年度筑後市老人保健特別会計予算について質疑はありませんか。
◆16番(貝田義博 君)
 先ほどの弥吉議員の質問とも関連をしてくることでありますけれども、岩手県に沢内村というところがあります。老人医療の無料化を一番先に図られて、後から国がそれをまねて老人医療の無料化を図ったところの先駆けの自治体でありますが、御承知の方も多かろうと思います。今でもたしか老人医療の無料化を続けていると思います。そこの自治体でうまくいったから、国が後から老人医療をやったのかどうかはわかりませんけれども、たしか国の老人医療の無料化は10年で終わったと思いますけれども、まだ今日も続けているということにあっては、やはり施策的に学ぶべきところが私はあろうと思っています。
 何を言わんとするかということで、弥吉議員が国保会計の中で言われましたけれども、私どもが国保会計に一般会計から繰り出しを図れと言ったのは、中曽根行革の際に、その当時45%の補助金を国が出していたわけですね。それを38.5%に切り縮めたというところが国保会計の一番の問題であったということで、その分は被保険者にしわ寄せをするんではなくて、自治体が見るべきではないかということで、そういう考え方で来たところなんですけれども。
 私が言わんとするところは、やはり保健事業とのかかわりでは、問題はどう住民の皆さんがその事業に携わるのかというそこなんですね。沢内村の経験が、今日も無料化が続けられているというのは、それだけやはり住民の意識が高いという、町がなくてかなりの高齢化と私も聞いているんですけれども、そういう中でこういう事業を続けておられるということについてはやはり、先ほど北島スエ子議員も言われておりましたけれども、行政が相当そこに周知徹底と申しますか、意識の改革を求めていかないと、うまいとこいかないというのはそういうところです。
 実は、私ども厚生委員会で視察にいきました長野県の須坂あたりが筑後市の医療費に比べて半分だというところで、NHKのプロジェクトXでも取り上げられたんですけれども、やはりそういう住民運動がないことにはなかなか進まないと私は思っています。そこで市長にお尋ねなんですけれども、そういう住民が本当に主体的、自主的にそういう運動をやるに当たっては、私はやはり市長が、健康元年と言われますけれども、先頭を切ってやらないことには、私は簡単に進まないと思いますけれども、その点での決意と申しますか、この点をどう、本当に肝に銘じて考えておられるのか、「言うは易し行うは難し」でありますけれども、御答弁を願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 私は選挙に立候補するに当たり、それからまた12月3日に就任して以来、常に市民が主役と言い続けてまいっております。この言葉は、まさに市民が自分たちの都合のいい、身勝手なことを何でも今度の市長は聞いてくれるというふうに、場合によっては錯覚をされている節もあるかもしれませんが、新年度に開始します出前市長室の中で、私は今置かれている筑後市という行政環境の厳しさも率直に訴えながら、何が大事かということを逐一、各地域地域に訴えていきたいという予定でございまして、その訴えものの中にさまざまなテーマがあるわけで、またしゃべり出すと長くなるわけでございますが、ぜひ健康元年ということも入れなきゃいかんし、この健康元年ということを訴えるためには、今御指摘いただいた先進地のいろんな例も出して、そういうところに続こうじゃないかというふうにやっていきたいと思います。
 私が先頭を切らなきゃいかんということは、もう当然のことでございまして、言っただけで終わる市長になる不名誉は、ぜひ私は払拭をしたいという決意でございます。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第22号の質疑を終結いたします。
△日程第24 議案第23号
○議長(村上知巳 君)
 日程第24.議案第23号 平成14年度筑後市介護保険特別会計予算について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第23号の質疑を終結いたします。
△日程第25 議案第24号
○議長(村上知巳 君)
 日程第25.議案第24号 平成14年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第24号の質疑を終結いたします。
△日程第26 議案第25号
○議長(村上知巳 君)
 日程第26.議案第25号 平成14年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第25号の質疑を終結いたします。
△日程第27 議案第26号
○議長(村上知巳 君)
 日程第27.議案第26号 平成14年度筑後市下水道事業特別会計予算について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第26号の質疑を終結いたします。
△日程第28 議案第27号
○議長(村上知巳 君)
 日程第28.議案第27号 平成14年度筑後市病院事業会計予算について質疑はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 一、二、病院にお尋ねをしたいと思います。
 13年度の損益計算の予定でありますとか決算状況とか、あるいは14年度の当初予算を見てみますと、委託料の関係が平成13年度の当初予算に比べて140,000千円ぐらい増加になっております。これは恐らく給食が外託されるということに伴って上がる分だと思いますが、私たちが把握しておる──14年度に給食外託になりますが、そこの外託の費用と比べても、大体委託料の増加がかなり金額が多いと思います。
 給食はどうかといいますと、前年度の予算とことしを比べてみますと、材料費で前年が恐らく53,000千円ぐらい計上されておったと思います。それが14年度では950千円ぐらいになっておりますから、ゼロに近い格好になっておる。この53,000千円と人件費分が恐らく委託料として上がってきておるんじゃなかろうかなと思いますが、それでも80,000千円か90,000千円ぐらいではなかろうかなと思います。それを差し引いても五、六千万委託料が上がるように私は思いますが、どの部分がふえていくのか、この付近を。委託料というのを、人件費をこれ以上減らすわけにはいきませんでしょうから、この付近をシビアにといいますか、厳しくチェックをしながらやっていかないと病院経営も大変なことになると思いますからお尋ねをします。
 これは去年もお尋ねをしたと思いますが、難しい手術等でうちの市立病院の医者が不足する場合、あるいは手術ができない場合、大学病院等からこっちに来られて手術をされるということが多々あると思いますが、その中でかなりのいわゆる赤字といいますか、一例一例これは計算するとわかると思いますが、赤字が出ておるんじゃないかという指摘を去年もしておったと思います。実際、今その赤字と言われる手術の例がどのくらいあるのか、そしてその部分は大体どのくらいの持ち出しになっておるのか。無理してと言うと語弊があるかもしれませんが、市立病院で手術をやる患者さんを対応ができる違う病院にやれば赤字にならんと思いますけれども、うちで無理して1日に何十万も出して、だれか偉い先生とか雇われて、そして手術をやったところが収益は20千円だったとかということも私はあると思いますが、それが大体どのくらい件数があって、年間どのくらい病院経営の足を引っ張っておると病院当局は思われておるのか、お尋ねをいたします。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 まず最初に、委託料の増がどうかということでございますけれども、確かに今回はふえております。今御指摘のとおりに、給食の委託の関係で110,000千円を組んでおります。それから、もう少し別に今回ふやしておりますのが、中・長期の計画をつくろうということで、これに5,250千円を予算として見ておるわけですけれども、先ほども後段で御質問ありましたように、本当に今後どうするのかというのもあろうかと思うわけですけれども、一つ、一番の問題が、市立病院の中で今後どのような病院の方向性を持っていくのかというのが、まだまだ決定的なものがないという中で、本当に今から急性期というのをとりあえず今病院としてはやっておるわけですが、将来、高齢化社会となったときにそれだけでいいのかとか、そこいらあたりを含めて、コンサルを入れてちょっとやっていきたいなということで、こういう委託料を組んでおります。
 それから、もう一つ大事なのが、医事の業務関係なりで本当に私たちが請求しているのが全部取れているのか、少しばかり手術の問題とか、そういう中で本当に診療報酬のとこまでいっているのかというのがあるんじゃなかろうかという面で、一定コンサル等を入れて委託料を計上しております。こういうのが約3,000千円ありまして118,000千円程度、こういう中で委託料としては今回ふやしております。基本的に経常的なものについては、なるべく削減をしたいということで臨んではおるところです。
 給食の関係で先ほど御指摘がありましたように、確かに今110,000千円という経費を上げております。どのように今回、14年度はなっておるのかと申しますと、先ほど御指摘ありましたように、給食の材料関係については13年度は53,582千円というのを計上しておりまして、今回は951千円と。ですから、予算上からいけば52,600千円程度減額をしているとなっております。
 ただ、もう一つが、では調理員関係の減になった分がどれだけかといいますと、試算としては約49,000千円程度下がっておると見ております。
 それから、もう一つですけれども、正規職員が3名いたわけですから、この3名分が労務給というですかね、そういう項目の中で今回は9,200千円というのを計上しておりますが、13年度は20,776千円ということで、約11,000千円程度これで下がっておると。ただ、臨時賃金の場合が実際上はそれだけなってないというふうになっております。というのも、先ほど49,000千円程度下がっておるとしておりますが、ほかの要因で看護婦の方の臨時の経費、これが一つは病棟で24名体制というのを14年度からやっていこうという中で、そういう臨時職の賃金というのを増加させております。こういうのが約16,000千円程度あるわけですけれども、そこいらあたりというのをふやしているというところです。
 それから、最後の御質問でございますけれども、手術とかで大学からどうかと、赤字分が出ておるかどうかという御指摘でございますけれども、まことに申しわけございませんけれども、今のところ私たちの方では多分原価計算、一つ一つ原価計算をすれば、例えば肝臓がんであればどうだとか出ろうかと思っていますけれども、今の時点ではそこまでの原価計算をやっていないということで、今は出ておりません。今私たちがやろうとしているのが、そういう原価計算を含めてシステム化をし、それぞれ御指摘のとおりに、そういう症例ごとにこれはどうかと、もうかるかどうかという、そこいらあたりを14年度には構築したいと、そのように思っております。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 最後の方からいきますが、私はうちの市立病院で雇用されておる医者で手が届く分は、それまで原価計算する必要があるのかどうか私はわかりませんが、された方がいいならいいと思いますが、私はそれ以外ですたいね。うちで対応はできないと、それで医者を急遽よそから呼んできて手術をするとかということは、年間に何百回もあるわけじゃないわけでしょう。ようっと知らんですよ、私は何回あっておるのか、50回か60回か。しかし、そのくらいのことはわかるわけですから、この手術は医大からだれかを連れてきてやったということはわかるわけでしょう。その付近で、もうかったのか損だったのかというのは当然計算をすべきじゃないかと言いよるわけですよ。全部やったらこれは一番いいかどうか知りません、私はその必要はないと。うちに医者がおるもんであれば、わざわざ高い出張旅費とかを出していただいて、さっき言いましたように200千円も──幾ら払いよっか知らんですよ、払うて実際やったところが収入は30千円だったと、そしたら170千円の赤字ですから、普通の企業ならそういうばかなことはせんわけですたいね。それが実際どのくらいあるのかというのは、去年から言っておりますけれども的確に、実際何件でこれだけが年間持ち出しになっておりますぐらいのことはしていただく必要が私はあるだろうと。今後やるということですね。全部せろと言いよっとじゃなかですよ。よそから医者を連れてきた分について、やはり持ち出しがあって病院経営が今後厳しくなるから言いよるわけですよ。やはりそれはそれなりの医者がおられるところで、患者さんにとってはそれはいかんか知らんけれども、向こうでやっていただくということも必要ではなかろうかなと思うからです。14年度やられるということであれば、もうこれ以上申しませんが。
 そうすると、委託料の関係ですね。私は病院改築のときの特別委員長をさせていただいておりまして、給食の外託でありますとか、あるいは専門職と言われる医事係の外注とか、そういうことを主張して、労働組合からはかなり、労働者の敵のように私も言われた経緯がありますが、そうしてこう見たときに、予算書を見ると、平成14年度の予算書を見させていただきましたが、いわゆる直営でやりよった部分を外託をされておるにもかかわらず、人件費が総体的に下がっておらないから、これはどうしたもんかなと。今聞いてちょっとわかりましたが、臨時の看護婦さんを雇われると。それは皆さんが入院患者に対するサービス向上と言われれば、私たちはもう反論の余地はないわけですよ、本当にそういう人たちがいるかどうかというのは私たちにわからんわけで。いや、患者さんに迷惑をかけんためにどんどん必要ですと、どんどんふやしていかにゃいかんと言われると、なかなかそれ以上私たちも言うあれは持ちませんが、私たちは総体的な人件費を下げるということで、さっき言いましたように、給食もやったし、あるいは医事の関係でもやったし、非常に厳しいことをやっていっておるわけですから、そこで厳しくやって、あとの方で緩くなったんじゃ、ちょっと、なかなか議会の理解あたりも得られないと思いますから、ぜひ必要なものだけ、厳しくやっていただかなくちゃならんと思います。
 それから、給食のことでお尋ねしますが、課長も言われ私も、予算上からですけれども13年度は53,000千円、材料費が計上されておりまして、今度はゼロに近い数字になっておりますが、そこで、私は90,000千円ぐらいと思っておりましたが、110,000千円ぐらいでどこかの業者さんと契約を結ばれると。結ばれたかどうか知りませんが、そういう状況ではなかろうかなと思います。そこで、それは業者の契約は110,000千円なら110,000千円で食材料、そして人件費ともとされるのか、人件費が幾らとされるのか。ちょっと私は違うと思うわけですよ。なぜならば、今までは直営でやられよったわけですから、栄養士さんとか給食の調理員さんが、納入業者が持ってきた品物の鮮度とか、そういうものを非常に私は厳しくチェックを、市立病院が一番されておったと思います、監査をした経緯からですね。そのようにされておったものが、今度一括して110,000千円で投げ渡し、ぼーんとやられれば、人件費もさることながら、食材について私は、さっきからも地産地消とかという意見も出ておりますが、本当にいいものが、今までのような鮮度のものが入るのかどうか、使うのかどうか、私は疑わしいところがあると思いますが、その付近のチェックについてはどうなされておるのか、人件費だけの委託のものか、食材は今までどおりこっちで購入して渡して、調理だけを委託されるものかという問題があります。
 それともう一つは、1回入った業者は既得権のようになって、きのうのし尿処理の話じゃありませんけれども、過去にずうっと歴史があってという話になるとなかなか変えづらいと思います。しかし、これは仕事ですから、今度契約される業者がいいとか悪いとか言っているんじゃないですよ、私知りませんから。いかんやったら、次に変えるということも頭に入れた契約でないと、1回市立病院の給食をとったらずうっとある会社がされるということでは、これは向こうの言いなりにならなくちゃならんということになりますから問題だと思いますが、その付近はどうされておるのか。食材と人件費の関係について、投げ渡しでぽんとやられると非常に私は問題も出てくると。そしてまた、食材等について、うちから買えと言いよっとやないからようっと聞いておってもらいたいと思いますが、市内の、高けりゃ別ですよ。やっぱり経営ですから安いところから買うというのは大原則と思いますが、市内のそういう、今まで肉ですとか、魚ですとか、野菜ものとかはとられておったと思いますが、その付近について、契約ですから、どこからとれということを病院当局は指示されんと思いますが、今、一番最後に申し上げたことについて何か契約の中でうたっておられるのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○議長(村上知巳 君)
 10分間休憩いたします。
                午後2時3分 休憩
                午後2時14分 再開
○議長(村上知巳 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 まず最初に、食材と人件費を分けてやっているのかということでございます。
 最終的な契約については4月1日からということですけれども、一応今の時点で1社に決定をしたいと思っております。そこと今話しておりますのは、食材、それから人件費等、それから管理料というのがあったわけですけれども、そのように分けて請求はなされると。一つは、1食幾らだったとたしか思っていますけれども、そういう積算根拠の中から請求書が出てくると思っております。
 それから、一つが、契約関係が何年も続くのかどうかというのがあったろうかと思っていますけれども、大原則としては単年度単年度と思っていまして、御指摘のとおりに業者さんの方で、こちらの方からいけば、悪いものがあればそれについては改善なり、改善もされないということであれば検討、変えていく必要があろうかと思います。
 それから、つけ加えて御説明申し上げますけれども、今回の地産地消ではございませんが、地元の方の今までの業者さんの取り扱いということで、現に今からするという業者と話をやりましたけれども、その中では、特に生鮮食料品等については地元でやるというのが出ております。それから、業者の方々を1回呼んで説明会をしたわけですけれども、流れとしては、今つき合いをされておる業者の方をあらかた採用していこうということで聞き及んでおります。(「もういっちょ答弁は。手術の計算が……」と呼ぶ者あり)
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 手術件数と、それから大学から手術に対する応援ということで、偉い先生を呼んだときに非常に多額の金を払ってマイナスになっているじゃないかという御質問だったと思いますけれども、今大学から出張で来ていただく先生はいろんな形ありますけれども、手術の際でも1日来てもらって大体金額にして20千円から40千円ぐらいだと思います。さらに手術があれば、それに1件10千円の上積みだったと思いますけれども、そういった形で出していると思っております。確かな数があれば、委員会までにちょっと数値を持ってきたいと思います。
 ただ、件数についても数的には先ほど課長が申しましたけれども、具体的にはちょっとつかんでいないということでございますが、これも拾い出せば出てくると思いますけれども、現時点でちょっと持ってきておりませんが、件数についてもそう、月に何十件ということでの支援体制はつくってないという判断はちょっと持っているところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 給食の関係でお尋ねしますが、ちょっと課長の答弁でわかりづらかったのは、1食幾らということで頼むということですか。それは人件費まで含めた1食幾らということでしょうか。私が言っておるのは、例えば、人件費が110,000千円のうち幾らで食材が幾らとしておかんと、それが一緒になったら食材も、さっき言うように今までのような新鮮なとじゃなくて、いろいろなものを使われるんじゃないかと。それをこっちがチェックする体制か何かつくっておればまた別でしょうけれども、その付近のことをどうしておるかということが一つあろうかと思うわけですね。
 そして、一番大事なことをちょっと言い忘れておりましたが、今まであそこでパートとか臨時で働いておられた──正規の職員さんもおられましたが、それは引き揚げるわけでしょう。そこで働いておった市役所の身分のある方は引き揚げて、ほかの部署に移されると。これはいいわけですたいね、全然雇用の不安もないわけですから。しかし、何年間も臨時とかそういうことで働いてきた人の身分について、新しい会社が正規の職員として受けるとかそういうことがないと、私は非常に問題だろうと思うわけです。自分たちだけ、職員だけよかならよかと、臨時の者は後は首切られようがどうされようが構ったもんじゃないというものではないと思いますが、その付近については詰められたことはありますか、委託をされるという会社でですね。そういうことを言っちゃできませんと、うちはまた臨時でやりますとか、ほかから連れてきますとかということでは、なかなか問題もあろうかと。かなりの人が私は働いておられたと思いますが、どのようにされるお気持ちなのか。まだ正式契約じゃないということですから交渉の余地はあると思いますが、いかがなもんでしょうか。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 まず第1点目でございますけれども、食材と人件費等については区分けはできる、明細の中では出てくるかと思っております。
 それから、今現に働いておる臨時職員をどうするのかということでございますけれども、これについては業者の方が現に面接等をやっておるという中で、まだ最終的な報告は聞いておりませんけれども、原則としては、今臨時の方とパートということで採用しておりますけれども、臨時職が12名と、あと部分的なパートとして十五、六人いたかと思いますけれども、この28名については原則としては、次の業者になったときも採用すると聞いております。
 それからあと、正規なのか、また雇用の仕方というのがあろうかと思いますけれども、基本的には2段階にあったろうかと思っています。今、準社員とか社員とか、そういう方向とかが──詳細についてはちょっと私も今記憶ございませんけれども、やり方としては正規職員がたしか五、六名、あとは準社員とか、そういう中での雇用の仕方になると聞いております。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 ちょっとはっきりさせておかなきゃなりませんが、人件費と食材はわかると、このように言われましたですね。ということは、例えば、年間110,000千円とかということでぴしっとする契約じゃないんですか。人件費が幾らとわかるということは、じゃあ、例えば人件費が40,000千円しておったと、食材が70,000千円で一応しておったと、そして食材を70,000千円買い切らんやったと、60,000千円だったということは、年度末に契約をやり直して110,000千円の契約を1億円にするという意味でしょう。そういうことができるんですか。私はそういうことじゃないんじゃなかろうかなと思うからあれしておりますが、どうですか。それはそういうことになるわけですか、契約としては。入院患者も変わりますからそのようになるのかもしれませんが、その辺、明確にしてくださいよ。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 予算上は110,000千円ということで上げておりますが、最終的な額決定ではございませんけれども、実質上、今途中の段階ですが、107,000千円弱ぐらいの──まだまだ交渉の段階ですけれども、そこいらあたりになろうかなと思っていますが。
 ちょっと私も契約書を持たないので非常に申しないところございますが、途中の過程の中では1食幾らというですか、そういう中での試算であったところでございますから、一定食数が当然ながら変動します。御承知のとおりに、患者さんというのが固定でございませんから、ずうっと変動するので、そこいらあたりを加味しながら、実質的な月々の支払いになろうかなと思っています。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 あと所管委員会ですからこれ以上は聞きませんが、こういうことですか。
 人件費が例えば幾らで、例えば今までの実績があるところは、市立病院は普通食を何万何千食大体平均売ると。私専門家じゃありませんから知りませんが、普通食以外の特食のAとかBとかあるかもしれません、それが何千食何千食と。それで掛けるところの計算をして、それは補償しますよと、契約ですから。病院患者がゼロになったからというわけにはいきませんでしょうから、それは補償しますと。しかし、その付近が大体年間の平均でしょうから、それ掛けるの幾らということで食材費は払いますよという契約でしょうか。そうじゃないと、例えば私が相手方の安かつをどんどんむちゃくちゃ、今輸入物がはやりよるですが、そういうのを何でもかんでも使って安上がりにすればもうかるということになりましょうから、そういうことがなされんようにはきちっとしておるということでしょうか。基本的なことですから、ちょっとその点だけお尋ねをしておきたいと思います。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 今言われたように、そういうことでやっていきます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 これ以上聞かんと言いましたから、もう聞きませんが、これは初めて、今までは直営で全部やられておったものが外託されるということですから。その付近のことについて、委員会の中で慎重にお聞きをして判断させていただきたいと思いますから、きょうはこれで終わります。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆5番(塚本辰吉 君)
 1点だけお聞きいたします。
 これは一般質問で聞き忘れたところもあるかもしれませんけど、私が救急車で運ばれる脳疾患の方が118人おられると一般質問の中で言いましたけど、去年かおととしか、病院の事務局長か総務部長か、脳外科は合わないということを言われましたが、脳疾患の方が118人といいますと大体月に10名の方が救急車で運ばれますけど、筑後市の病院の方でどういう対応をされているのか、お聞きいたします。
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 お答えいたします。
 今、市立病院で脳関係のドクターは週に1回、午後に来ておる状態でございます。したがって、病気あるいは事故等で脳関係で救急に来られても対応はできないという状況でございますので、恐らく市立病院への搬入ということはないと思います。それで、うちでやっているのは、それぞれの病院あたりで手術なり、あるいは治療をされて、そしてあとこちらの方で、筑後市立病院であとフォローをどれだけの期間かしてほしいという紹介があったときに、こちらでその方を対応しているという状況でございます。したがって、現時点で現場での急患の受け入れというのはちょっと困難な状況でございます。実態としてはそういうことでございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 質問が消防の方になりますけど、いかんでしょうか、どげんですか。(発言する者あり)
 じゃあ、病院の方にお尋ねしますけど、そういう脳疾患の救急の方は一切受けておられないということは、ほかの八女公立病院とか馬場脳神経外科か医大に全部送られているということですかね。たらい回しになっておらんということですかね。1回市立病院に来て、そこでまた判断されてからほかの病院に行かれるということは。
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 お答えいたします。
 全くということでなくて、それはそれぞれの病状の判断で事前に連絡があったときには、応急処置をできる範囲ではやっているケースもございます、先ほど全く私の方がやっていないということで言ったようですけれどもですね。ただ、現実的にはそういった対応のできる体制をつくっておりませんので、かなり状況的には、丸々受け入れるという状況では、対応的にはできないという状況を話したところでございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 じゃあ、最後にしますけど、これからは高齢者社会になって、そういう脳神経外科、脳疾患の方が多くなると思います。1年を通して118人ですので大体月に10人、また今から多くなる可能性は多々あると思いますけど、時期に対しても11月か12月からか3月ぐらいまでは特に多くなると思うんですね。今から先、そういう筑後市の病院として、ことし救急車で運ばれた方が6人やったか、8人の方が亡くなられていると思いますけど、重症の方もたしか80人やったかな、60人かですね、高齢者の方が。これから先、市立病院も脳疾患の方に対して最後に市長の方で、病院の方でもいいですけど、どのように思われているのかですね。
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 お答えいたします。
 これは最終的には市、あるいは病院でどの方向に持っていくかという経過になると思いますけれども、なかなか現時点では──ずうっと以前に1回、脳外科で対応するということであったということでございますけれども、いろんな状況からちょっと困難であるということでやまったという状況もあるようでございます。現実的に今の時点で陣容、それから施設整備、それらから考えて果たしてできるだろうかということを思いますので、現時点ではちょっと難しいんじゃないかと、ちょっと病院として。
 先ほど申しましたように、今後の中・長期計画、あるいは診療科の見直し、部屋の見直しとか、そういうのも考えていきますけれども、恐らく脳外科関係というのが即というのは非常に難しいんじゃないかと、今のこういう状況の中では難しいんじゃないかと判断するところでございます。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
◆8番(若菜道明 君)
 12ページと13ページにわたりますが、材料費、また経費のですね、給食材料費は951千円ですけど、経費の光熱水費、燃料費、食料費、印刷製本費、修繕費とこうありますが、これはどういう契約で備品等を購入されているか、説明願います。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 光熱水費については電気料と水道料ですから、そのまま市の水道と電気料ということで。あと燃料関係が、プロパンガスなり重油ということであります。これにつきましては市内業者の方の入札をやって、そこで安いところをしていると。毎年、年に1回──失礼しました、重油は年に1回ではなくて半年に1回ぐらいではなかったかなと思いますけれども、少し早めて契約をやっております。
 それからあと、印刷製本費でございますけれども、印刷製本費は市内の方の業者さん5社、そういう中から全部を呼んで、そこの中で安いところを選んでやっております。
◆8番(若菜道明 君)
 これは過去のこともちょっと含んで聞きますが、印刷はやはりこれも半年に1回ですか、1年に1回ですか。
 それと、今までの給食材料費についても14年の4月からは、弥吉議員の質問にも答弁なされておりましたが、新しい委託業者だろうとこう言われますが、例えば燃料にしても、印刷にしても、同じ給食材料費にしても、じゃあ、どういう実績というか、これを踏まえて参入をされておりますか、また、されておりましたか。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 まず、入札の範囲だと思いますけれども、重油関係については4社ぐらいではなかったろうかと思いますけれども、従来やっておるところを同様に選んでおると。それが入札対象者としております。
 それからあと、給食材料については大体あらかた従来どおりで、特段材料費の入札というのはあってなかったと思っています。
○議長(村上知巳 君)
 それから印刷は。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君) 続
 それから、印刷についてはこれが変わっておりまして、年に何回かというですか、一つは印刷の紙ですから、いろんなカルテとかレントゲンを入れる袋とか。ですから、なくなったら発注という形していますけれども、たしか年には6回ぐらいそのようにしておると思っています。ですから、印刷の種類はいっぱいあるので、そのように一定、余りストックするということができませんから、あらかたなくなればまた入札をということで繰り返しやっておるところです。
◆8番(若菜道明 君)
 じゃあ、実績は全然考慮されずに、例えば、おたくから今度何月何日にこういうとで入札をしますから出てきてくださいという方法をとられておるということですかね。新しく参入というときはどのようにされておりますか。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 新規参入という場合ですけれども、その場合は私たちなりが内容なり実績というですか、そこいらあたりの業者さんの状況等を聞いて判断をしていくと思っています。
◆8番(若菜道明 君)
 状況を聞いて判断すると。何か基準が要ると思いますよ、それは大体どういう基準ですかね。例えば、印刷屋でも燃料屋でも給食材料でも。給食材料は今までやったけど、どのようにして基準は設けられておったか。
◎市立病院総務課長(右田喜俊 君)
 お答えします。
 印刷物に例をとりますと、私が11年からなりますけれども、参入業者として新たに来られたことはないかなと思っていますけどですね。まず判断材料として考えるならば、そこの経営状況とか、通常しますのは、どういう売り上げ状況とか、そこいらあたりが一つの参考になるんじゃないかなと思いましてですね。一般的に市外の大きな業者の方があれば、カタログとかまず見せていただいて、いろんなよその実績はどうかこうかとか、そこいらあたりで大体、一定安全というですか、信用性があるということであれば、そういう入札には入れていくという考えで、基本的に思っていますのは、どちらかというとオープンといいますか、閉鎖じゃなくて、いろんな申し込み等があれば入れていくと考えております。
◆8番(若菜道明 君)
 できるだけ安くということもわかりますが、特に私は印刷屋さんは非常に本当に泣いておられると思うですよ。一業者が、そこの筑後市に会社は成り立っていかんと。それで、市外の業者の子会社のようにして、そこがどんどん安く入れていくと。これは購入するとに安くだけということは、私は当てはまらないと。考え方の違いかわかりませんが、そこいら辺も十分考えていただく。
 また、市立病院の方に例えば納入をさせてくださいと、来たとこは拒まんと。こういうことも言われましたが、ある業者がある有力市議会議員の紹介で、材料を納入させてくれとお願いにきて、それも年度途中です。それを病院は購入というか、それをしたことはあるでしょう。そして、今度委託業者になると、給食材料。何カ月か納入したけど、これはもうからんからやめると、こういううわさも聞きますが、そういうことをされれば、今までせっかく納められておった業者の人は非常に困ると思うわけですよ。それで、何とかそういうとには歯どめといいますか、ミニミニ鈴木宗男さんじゃないけど、やはり自分の地元の人がこれを購入してくれと、このようにおたくたちに来られたとき、そういう甘い考えでそれを承諾すると、そして何カ月か納めて、もうこげんせからしかならやめやんと、こういううわさも聞きますが、今自分が言ったことは本当かうそかを言ってください、どんなですか。(発言する者あり)
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 お答えいたします。
 先ほど課長が申しましたように、納入業者の方が見えて、そして病院として状況を判断いたしまして、オーケーという判断をすれば、それは納入していただくという形はあると思っております。
 それで今、そういう事実があるかどうかということでしたけれども、入れるという状況は病院としてもとっているところでございますので、ほかの業者の方もそういった形で来られたときには、こちらとして十分そこの内容を判断し、相互勘案の上判断するという状況もございます。
◆8番(若菜道明 君)
 もう最後にします。
 いえ、自分が聞いたとは、ある有力議員というか、私から判断すれば有力議員、議員が介入したということはありますか。
◎市立病院事務局長(後藤秀夫 君)
 お答えいたします。
 議員が介入とか、判断とかなんとかじゃなくて、こちらとして必要ということで認めれば納入していただくという経過もあるということでございますので、御了承をお願いしたいと思います。
◆8番(若菜道明 君)
 これで終わります。厚生委員会でまた十分聞きますから。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第27号の質疑を終結いたします。
△日程第29 議案第28号
○議長(村上知巳 君)
 日程第29.議案第28号 平成14年度筑後市水道事業会計予算について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第28号の質疑を終結いたします。
△日程第30 議案第29号
○議長(村上知巳 君)
 日程第30.議案第29号 市道路線の認定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第29号の質疑を終結いたします。
△日程第31 議案第30号
○議長(村上知巳 君)
 日程第31.議案第30号 市道路線の認定変更について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第30号の質疑を終結いたします。
△日程第32 議案第31号
○議長(村上知巳 君)
 日程第32.議案第31号 訴えの提起について質疑はありませんか。
◆5番(塚本辰吉 君)
 31号の訴えの提起について。
 ここに「市営住宅の使用料を長期にわたって滞納している入居者の中で、誠意を示さない4人に対し」とありますけど、市営住宅は本人の方と保証人が2人ついてありますけど、これ4人ということは12人の方を提起してあるのか、お聞きいたします。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 提案しております4人でございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 ということは、これは市営住宅の入居者の方と思いますけど、入居をされるときには保証人の方が2人おられると思いますけど、これ4人ということはどうして4人なのか、ちょっとお聞きいたします。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 今入居されている方の4人の方が非常に長期で悪質であると認められる滞納者でございますので、その4人の方の明け渡しを求めたいということでございます。(「保証人はちゃんと2人ずつついとるということを言いよる」と呼ぶ者あり)保証人は、その方たちも入居時に必ず2人ずつはついております。
◆5番(塚本辰吉 君)
 保証人の方にはどういう手を打ってあるのか、お聞きします。
◎都市対策課長(加賀田慎一 君)
 滞納が始まったら、すぐ保証人の方にもそういった対応をいたします、弁護士と市長名でですね。代理人と市長名で請求等もずっといたしておるところでございます。それでもなおかつという方でございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 これは話を聞きますと、滞納が行方不明になって4年とか5年とか聞きますけど、住宅に入居されるときにそういう滞納とか不明になったときにはどういう、契約時のときにそういうのを何か市でつくった方がいいんじゃないかと思いますけど、そういうやつは契約の中には入ってないのかどうか。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 契約時には、それは契約を履行するという誓約書が入っていますので、それはもちろん家賃については滞納しないという前提でございますので、そのことが履行されないということから本人に請求をし、そして保証人に請求をし、また内容証明でもそういった手続をした上で、それでもなおかつ誠意がないというところに対して、今回住宅の明け渡しの請求をするということでございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 市の中にも市営住宅の保証人になる方が大分おられると思うんですね。そういう保証人の方について、それこそ保証ですたいね、市としては保証人に対してそういう責任をどのくらい負わせてあるのか、お聞きいたします。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 質問議員おっしゃっているように、入居者本人から取れない場合、やはりそれは保証人に請求をすると。これは順序としてはそうでございます。そのことも努力をしておりますけれども、なかなか保証人の方も納めてもらえないというところもございます。そういったところで一定の期間、あるいは一定の金額がたまればこういった法的手続をやっていきたいということで、そういう方にはもう出ていってもらいたいということで今回の議案を提案しておるところでございます。
◆5番(塚本辰吉 君)
 いや、私が言っているのは、4年かかったからもうちょっと、1年と言わず1年半かですね。とにかく4年かかったわけでしょう。そいけん、もうちょっと早くこういうのは市として対応というか手を打たれて、そういう方に4年、空きでほったらかしになったわけでしょう、市としては。佐賀市に行かれたということも聞きますけど、そういう手をとられるわけですから、市の方が。だから、条例か規集の中にそういう何かきちっとしたものをつくって、2年なら2年過ぎたらこちらからかぎをあけて片づけるとか、そういうものが何かできなかったんだろうかなと思って。
◎建設経済部長(久保満寿男 君)
 お答えします。
 今御質問になった4年とかなんとかというお話は、不納欠損処分のことじゃないかなと思いますけれども、どうしても金が入らんと、最終的には入居者の方がお亡くなりになって、その子供さんたちも相続を放棄されて、だれも払う者がいないということから、平成12年度に不納欠損処分したことはありますけれども、そのことではないでしょうか。
 私どもといたしましては、そういった入居者がいなくなったというのじゃなくて、入居はしているにもかかわらず家賃が入らないという方を、一定の基準に基づいて提訴をしていきたいとしておるところでございまして、今回それに基づいて議案の提案をしておるところでございます。
○議長(村上知巳 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第31号の質疑を終結いたします。
△日程第33 議案第32号
○議長(村上知巳 君)
 日程第33.議案第32号 字の区域の変更について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第32号の質疑を終結いたします。
△日程第34 議案第33号
○議長(村上知巳 君)
 日程第34.議案第33号 筑後市教育研究所設置条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、議案第33号の質疑を終結いたします。
△日程第35 意見書案第1号
○議長(村上知巳 君)
 日程第35.意見書案第1号 児童扶養手当など母子福祉政策の充実を求める意見書について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、意見書案第1号の質疑を終結いたします。
△日程第36 諸般の報告について
○議長(村上知巳 君)
 日程第36.諸般の報告について質疑はありませんか。
◆15番(北島スエ子 君)
 議会運営委員会研修報告が提出されておりますけれども、政治倫理条例等についてということで研修課題に出されておりますが、見ましたところ、伊達市議会、それから小樽市議会、両方とも政治倫理条例はないと、条例は制定していないということになっておりますけど、ないということを知った上で行かれたのか、お尋ねいたします。
◎議会運営委員長(大藪健介 君)
 お答えいたします。
 伊達市の場合には、政治倫理条例としてはございませんけど、それに似たものはやっているということでございましたので研修に行きました。
 小樽市につきましては、政治倫理条例については最初からないということでございました。ただ、その件につきましてもいろいろと質問をさせていただきまして、結局、小樽市の場合には、かなり昔からそういうものに類似したものをやっているという御報告でございました。
 以上です。
◆15番(北島スエ子 君)
 だから聞いているんですよ。伊達市がなし、小樽市はない。ないというのに何で研修課題にわざわざ政治倫理条例ということで上がっているのか、私は不思議で仕方がないんですね。それは行かれる前に相手の市には確認されて行かれたんでしょう。お尋ねいたします。
◎議会運営委員長(大藪健介 君)
 先方にお聞きして行きました。そのときに、小樽市の場合にはないということでございました。伊達の場合には、それに似たものがありますからということでございます。
◆15番(北島スエ子 君)
 聞かれたのに、研修課題にわざわざ上げられたんですか。聞いたと、聞いて伊達市にはありませんと、小樽にはないけど似たものはあるとおっしゃったけど、ないわけでしょう、結果的には、政治倫理条例というのは。いや、反対であろうが、どっちであろうが、ないことには間違いないわけだからですね。それは伊達市と小樽市、どっちでも反対でも同じですよ、ないことには間違いないわけだから。それなのに研修課題として上がっている。
 これ市民から見たらどうでしょうかね。研修課題は政治倫理条例等についてですけども、研修に行く前に向こうの市に聞いたんですけれども、伊達市も小樽市もありませんと、しかし、行きましたと。そういうことが一般公開されたら、研修は何なのだという市民の感情はどうなんだと思われますか。もしこれを新聞社あたりが聞いたら、今は一番喜ぶんじゃありませんか。そうすると、一番迷惑するのは市議会議員が研修に行っているのをみんな疑われるんですよ。これから先きちんと聞いて、ないと言われたら研修課題に上げること自体をやめてほしいと思いますけど、いかがでしょうか。
◎議会運営委員長(大藪健介 君)
 お答えいたします。
 研修は政治倫理条例だけで行ったのではございません。議会運営全般について、また予算決算の審査方法についてとか、いろんな格好でお聞きをいたしております。その中で、小樽市の場合は政治倫理条例はつくっていないということでございました。
 以上です。
◆15番(北島スエ子 君)
 もうやめようと思ったんですけどね。
 だから、いろいろ行かれたわけでしょう、ほかのことで。議会運営全般についてとか、予算決算の審査方法についてとか。じゃあ、こういう方向性で行きますということでそれだけを研修課題にされれば、何も私もこんな、小樽市にはないし、伊達市にはない──どっちか忘れましたけれども、これは反対かもしれませんけれども、そういうことだったらわざわざ研修課題に上げなければ、ほかのことは何も言ってないんですよ、私は。別に何もしてきとらんちゃ言いよらんとですよ。ただ、政治倫理条例がないということを研修前に知ったならば、それは上げない方がいいんじゃないですかということを言っているだけです。
 終わります。
○議長(村上知巳 君)
 質疑もありませんので、諸般の報告の質疑を終結いたします。
△日程第37 議案委員会付託
○議長(村上知巳 君)
 日程第37.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
△日程第38 陳情書委員会送付
○議長(村上知巳 君)
 日程第38.陳情書の委員会送付を行います。
 陳情書送付表のとおり、所管の常任委員会に送付いたします。
 以上で本日の日程を終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午後3時4分 散会