平成15年 9月 定例会(第3回)


           平成15年9月22日(月曜日)      

                               (午前10時00分開議)

1.出席議員(21名)

    1番  田 中  瑞 広         13番  原 口  英 喜
    2番  矢加部  茂 晴         14番  若 菜  道 明
    3番  緒 方  幸 治         15番  水 町    好
    4番  五十嵐  多喜子         16番  永 松  康 生
    5番  中 富  正 徳         17番  大 藪  健 介
    6番  坂 本  好 教         18番  村 上  知 巳
    7番  田 中  親 彦         19番  北 島  スエ子
    8番  入 部  登喜男         20番  貝 田  義 博
    9番  篠 原  千 三         21番  弥 吉  治一郎
    10番  池 田  光 政         22番  永 田  昌 己
    12番  島    啓 三

2.欠席議員(1名)

    11番  塚 本  辰 吉

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       下 川  富 子

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                牟田口  和 良  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼同和対策室長)    角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長             下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長(兼消防署長)         松 藤    元  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    市町村合併担当参事          野 田  広 志  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    税務課長               城 戸  秀 穂  
    女性政策課長
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一  
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               冨 久  義 樹  
    かんきょう課長            永 延  喜 男  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    福祉事務所長             真 鍋  信 一  
    老人ホーム園長            緒 方  純 子  
    農政課長(兼水路課長)        鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             水 町  良 信  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              高 原    巌  
    市立病院総務課長
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長)
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    監査事務局長             庄 村  國 義  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長
                       松 永  盛四郎  
    (兼中央公民館事務長)
    教育委員会同和教育課長
                       徳 永  憲 一  
    (兼同和対策室参事)    
    教育委員会文化振興公社支援室長    黒 田  洋 一  
    消防本部次長(兼総務課長)      堤    秀 信  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           永 田  耕 作  
    水道課長               大 籠    修   

              議事日程第4号      
                     平成15年9月22日午前10時開議

第1  委員会審査報告
第2  議案第54号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について  討論採決
第3  議案第55号 筑後市福祉のまちづくり条例制定について       討論採決
第4  議案第56号 筑後市乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定
          について                      討論採決
第5  議案第57号 筑後市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例
          制定について                    討論採決
第6  議案第58号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について
                                    討論採決
第7  議案第59号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第2号)     討論採決
第8  議案第60号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第1号) 討論採決
第9  議案第61号 平成14年度筑後市公営企業会計決算の認定について   討論採決
第10  議案第62号 市道路線の認定について               討論採決
第11  議案第63号 市道路線の認定変更について             討論採決
第12  議案第64号 訴えの提起について                 討論採決
第13  議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について   討論採決
第14  議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について       討論採決
第15  意見書案第3号 人権擁護法案に対する抜本的修正を求める意見書について
                                    討論採決
第16  意見書案第4号 「金融アセスメント法」の早急な制定を求める意見書について
                                    討論採決
第17  意見書案第5号 国立病院の独立行政法人化にあたり、賃金職員の雇用継承と医
            療・看護体制の拡充を求める意見書について    討論採決

(全員協議会)

第18  議案第65号 筑後市教育委員会委員の任命について
                      上程、提案理由説明、質疑応答、討論採決
第19  議案第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
                      上程、提案理由説明、質疑応答、討論採決
第20  会議録署名議員指名
●   閉  会

(全員協議会)

(議員互助会)

      ─────────────────────────────

                午前10時5分 開議
○議長(永田昌己 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21名で定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員会審査報告
○議長(永田昌己 君)
 日程第1.委員会審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 おはようございます。
 総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告申し上げます。
 議案第59号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第2号)、第1条中歳入全部及び歳出第2款、第10款について申し上げます。
 歳入歳出それぞれ50,125千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15,466,527千円とするものであります。歳出は、総務費、職員提案制度に要する経費、住宅土地統計調査に要する経費、産振フェスタに要する経費3件、 499千円。教育費、教育長人件費、教育指導に要する経費、学校管理に要する経費、同和教育に要する経費、文化財保護に要する経費4件、20,309千円であります。審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 続きまして、意見書案第4号 「金融アセスメント法」の早急な制定を求める意見書について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、継続審査となっておりました議案第37号と議案第38号について申し上げます。
 なお、継続審査議案につきましては、7月23日にも総務文教委員会を開催し、協議を行ったところであります。委員会として、まず全員に諮りまして、合併は避けて通れないとの認識に立った上で執行部より説明を聞いて審議を行ったところであります。執行部の考えは、現時点では合併を17年3月までに実現するためには、法定協議会設置のタイムリミットは12月とのことでありました。
 まず、議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について申し上げます。
 この議案につきましては、2市先行論があり、後で受け入れる考えがあるなら、一たん否決してよいのではないかとの意見もありましたが、2市1町は、市民アンケートでは、合併枠組みで一番希望が多かったことは考慮すべきである。また、将来、2市先行が立ち上がって後で受け入れる場合に禍根を残し、筑後市がけったことになり、相手の住民感情を考えると、現時点では結論を出すべきではない。法定協の立ち上げのタイムリミットが12月とのことであり、2市先行等の新たな枠組みが提案された議案と一緒に結論を出した方がよいとの意見が大半であったところであります。
 以上のことから継続審査にすることについて採決し、賛成多数で継続審査となったところでございます。
 次に、議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について申し上げます。
 この議案につきましても、住民発議は重くとらえ、可決した後、筑後市が主体となって大木町に働きかけてよいのではないかとの意見もありましたが、筑後市が可決、そして、もし大木町が否決した場合、大木町で住民投票の動きがあった場合、可決した筑後市としては、大木町の動向を見守る必要があり、投票実施までに数カ月程度要するため、その結果、法定協の立ち上げの時期を失うことになると、そういうふうな意見もあり、また、2市先行論の提案が考えられており、その審議とあわせて結論を出した方がよいとの意見が大半であったところであります。
 以上のことから継続審査にすることについて採決し、賛成多数で継続審査となったところでございます。
 以上、総務文教委員会に付託されました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について、質問はございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 これは委員長にというより、委員長の説明の中で、37号議案の中で、法定協議会の期限というか、それを12月いっぱいと当局側より言われましたと、こう言われますからお聞きするわけでございますが、この件については昨年の12月いっぱいと昨年の10月ごろ当局側は言われましたが、その点については聞き違いじゃないですか、どんなですか、委員長。お聞きします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 ちょっとよくわかりませんでしたけれども、ことしの12月ということで言っておったと思いますけれども。昨年とは言っていなかったと思います。
◆14番(若菜道明 君)
 いいえ、私は委員長の報告が、おたくも昨年も議員としておられましたから、当局は昨年の10月か11月ごろは、その期限はどうしてもことしの──昨年ですよ、12月いっぱいと、こう言われよりましたから私は聞いているわけです。その点について何も当局にそれは間違いじゃないかということは聞いておられませんか。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 済みません、私の勘違いでございまして。
 昨年までは合併に要するまでに22カ月ほど要するということで、何といいますか、タイムリミットは12月というような形で行われておったと、確かにそうです。その後、合併の機運が各地区で盛り上がってきまして、事務事業などを簡素化して、なるべく合併を成就させたいというような気持ちがあったんだと思いますけれども、そういうふうな結果、ことしの12月までぐらいはどうにか立ち上げたら間に合うというようなことになったと変わってきていると思います。──違いますかね。(発言する者あり)去年までは昨年の12月までということやったっでしょう、それが何でことしの12月に変わったかということでしょう。
◆14番(若菜道明 君)
 それで、38号に出ている大木町の方、また、筑後市の住民の方は急がれて11月から署名を集め、その法定合併協議会の立ち上げの書類を出されたと思うわけですよ。それで、初めからそういうふうに分かっているなら、当局は、今委員長の説明を聞けばある程度わかりましたけど、そういうことは全然なく、一つの自分たちが思っているとにどうしてもならんと、旧八女郡なら旧八女郡に。それで、どんどんどんどん延ばして、ことしの12月というような、自分たちに都合のいい理解というか、おたくたち委員会に説明をされて、そういうふうに延ばしたじゃないかと思って聞いているわけですから、じゃあ、どういうことが簡素化されたということか、お答え願います。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時16分 休憩
                午前10時17分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 それでは、お答えいたします。
 何で知らされなかったかということですかね。(「それと、どういうことがどういうふうに簡素化というか、それを……」と呼ぶ者あり)知らされなかったということは、これは総務省の考えがそういうふうに変わってきたんだと思います。先ほど答弁しましたように、合併の機運がせっかく盛り上がっておるから、とにかく簡素化して、合併を成就させたいと、少しでも多く合併をしてもらいたいというような考えで行われたと思います。
 それと、合併を今までは17年の3月までになさなければならなかったんですけれども、最低4項目、重立った4項目を決めて、それで県の方に申請すれば、その後、時期をずらしてもいいですよというようなことで変わってきておると思います。合併の方式とか合併の期日とか新市の名称とか、事務所の位置とか、ある程度そういうふうな重立った項目を決めて県に申請すればいいと、そういうふうな認識でおるところでございます。
◆14番(若菜道明 君)
 ただ、皆さんも大半の議員さんは御存じと思いますが、昨年の10月ごろと思いますが、旧八女郡の合併を急がれて、12月議会までにという法定協議会の立ち上げといいますか、それを12月いっぱいまでにせねばならないという当局側の答弁もあっておりましたから、私は大木町の方たちも急がれて、住民発議の署名なんかとられたと思うわけですよ。それで、その途中でも、そういうふうにことしの12月までにというなら、またほかの選択肢も私はあったと思います。例えば、瀬高町の方ですね、いろいろ。しかし、もう間に合わないということで、やはり筑後市の合併の相手先といいますか、選択肢は狭まってきたと思うわけですね。それで、非常にそういうことは、私議員として知識がなかったということは、それはいけないことかもしれませんが、そういうことは当局はやはり明確にその機会はあるわけだから、ことしの12月なら12月まででいいですよということもやはり説明をしてもらいたかったから委員長に聞きましたが、これでわかりましたから終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ほかにございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 1点委員長にお尋ねしますが、議案第38号の報告の中で、継続審査ということで多数でなったという結論はわかりましたが、今の説明の中で、筑後市が可決をして、その後、大木町が否決をするとか、そうしたときに住民運動で、今度住民投票云々かんぬんという話がございましたが、ちょっとよく議案を考えていただきたいのは 7,600、約 8,000名に近い人たちが住民発議という手法でもって、大木町との合併協議会ですよ、まだ合併かどうなるかわからんわけで、協議会をつくってほしいということに対する結論を議会が出すわけですね。大木町が否決するか可決するか、そして、否決したときどうなる、こうなるとかということは、その審議の中で関係あるのかどうか。私は、筑後 8,000近くの市民の意見を議会が取り上げるか取り上げんかということですから、結論として言いたいのは、大木町がどうするこうするとかというのは全く関係ないことじゃなかろうかなと。それで一般質問のときも申し上げたところです。可決するなら可決して、そして本当に大木町と協議会をつくりたいならば、大木町の議会も可決をする方向に運動するとか、お願いをするとかということが趣旨であって、筑後市が可決する、大木町が否決したときに大木町の──もうちょっと詳しくですよ、私も頭があんまりよくありませんので、どういう説明があったのか、もう一度その付近を詳しく報告をいただきたいと思います。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 筑後市が答弁の中で言ったのは、まず可決を──これは弥吉議員の一般質問の中でも出てきた話でありますけど、例えば、筑後市が可決して積極的に働きかけて、それで大木町が否決したっちゃよかじゃんのと、そういうふうな意見があった部分でこういうふうな発言が委員会の中であったと思います。しかし、そういうことがもしあったならば、それを受けて大木町の議会が否決をして、そこでまた住民の運動が起こりまして、6分の1の署名をとられまして、その結果、住民投票に持ち込むと。そして、過半数をとって可決をするというような状態になるまでに数カ月要すると、そういうことで法定協の立ち上げ、17年の3月までの合併ができんとじゃないかと、そういうふうなことで、まだ大木町が否決するとかなんとか、これは仮定の話です。可決してくれれば、これが一番いいんですよ。しかし、市長の答弁でもありますように、なかなか確信が持てないと、そういうような発言を受けておりまして、それで、ここで可決した場合、逆に筑後市として動きがとれなくなり、まず総務文教委員会で最初に合併に向けて合併をする意思があるのかと、避けて通れないと、そういうふうなことで全員の認識をとった上で、最初にこの審議に入ったわけでございます。
 以上です。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私は、大木町が否決して、その後の事態といいますか、展開がどうなろうと、私はそのことを筑後市の議会で議論する必要はないと。 8,000名の署名を重くとるのか、いや、筑後市は大木町と合併協議会をつくっても何もならんから、それを無視して否決をするのか、これはどっちかと思う。大木町がどうなる、住民投票に持ち込まれたら3カ月になって間に合わんとか、そういうことは向こうがすることなわけでしょう。それで、どうも大木町が否決することを筑後市は、何ですか、立花町とか黒木町を入れたり、そういうことが新聞に踊る、そのことで大木町を向こう岸に追いやってしもうて否決してもらうとを待っとると、そういうようなことじゃないんですか。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 先ほど言いましたように、否決するとかそういうことじゃなくて、可決すれば一番手っ取り早いんですけど、そしてまた、住民発議を 7,400人の重みをしっかり感じとるからこそ、大木町としっかり──両方お互い相手があることですから、どんなに言っても。こっちだけ可決して、向こうの判断待ちというようなことで、なかなか思うような返事が返ってこないという中では、これはいたし方ないかなと、そういうふうな考えで皆さんそういう意見が多かったんではなかろうかと思っておるところでございます。
○議長(永田昌己 君)
 ほかにございませんか。
◆19番(北島スエ子 君)
 議案第59号 平成15年度一般会計補正予算の中で、産振フェスタについて産振フェスタの組み替え予算、この中でいろんな議論が非常に闘われたとお聞きしておりますので、要点をよければ教えていただければと思います。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 お答えいたします。
 確かに議論が行われまして、産振フェスタに関連した質問ということで、男女共同参画社会、それと広がりですかね、その中の内容について質問があったところでございます。
◆19番(北島スエ子 君)
 産振フェスタの組み替えですよね。同和に対する組み替えの中で、男女共同参画──ごめんなさい、ちょっと書き損なったんですけど、男女共同参画についての質問と、その広がりについての質問だったんですね。じゃあ、その男女共同参画の中については、もっと議論されたと思いますけれども、要点だけでいいので教えてください。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 いま一度、暫時休憩をお願いします。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩します。
                午前10時28分 休憩
                午前10時40分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 どうも失礼しました。質問が多岐にわたっておりまして、なかなか私も内容を把握しておりませんでしたので、間違った答弁をしたら困ると思いまして、よかったら北島議員、後で会議録を起こしますので、そこの中で確認をしていただけないでしょうか。(「わかりました」と呼ぶ者あり)よろしくお願いします。
○議長(永田昌己 君)
 北島議員、それでいいでしょうか。
◆19番(北島スエ子 君)
 はい、結構です。
○議長(永田昌己 君)
 ほかに質問ございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について報告をいたします。
 議案第55号 筑後市福祉のまちづくり条例制定については、平成10年に策定をしている市障害者基本計画を推進する立場から、障害者、高齢者等の自由な社会参加を促すため、行政や市民、事業者等の役割を明確にして、今後そのための推進体制や財政、施設整備のあり方について定めるもので、全員賛成にて原案可決であります。
 次に、議案第56号 筑後市乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 この条例改正は、従来入院の際、3歳未満児まで医療費の負担軽減を図っていたものを就学前まで拡大し、子育て家庭に対する支援を強化するもので、平成16年1月1日から実施するものであり、全員賛成にて原案可決であります。
 続いて、議案第57号 筑後市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定については、法改正に基づき、条、項の変更を行うものであり、全員賛成、可決であります。
 議案第59号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第2号)、第1条中歳出第3款.民生費、第4款.衛生費、第1項の保健衛生費について申し上げます。
 民生費については、精神障害者ホームヘルパー委託料 8,636千円や、児童扶養手当の受給対象者の増加による扶助費 3,048千円の増及び児童館、また学童保育に要する経費は障害児加算による国補助の増額補正などであります。また、衛生費は健康づくりに要する経費70千円の増であり、全員賛成にて原案可決であります。
 続いて、議案第60号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第1号)については、介護給付の適正化を推進していくための介護費用適正化事業に要する経費 7,000千円や、平成14年度の介護給付費交付金の確定に伴う国、県への支出金返還 5,278千円などで、全員賛成、可決であります。
 議案第61号 平成14年度筑後市公営企業会計決算の認定については、市立病院事業と市水道事業会計の決算であり、全員にて承認であります。
 意見書案第3号 人権擁護法案に対する抜本的修正を求める意見書について申し上げます。
 議事采配は副委員長と交代をして行いました。委員からは人権擁護委員会を内閣府の外郭にすることに対する意見、異論や、同和関係団体でも法案に対する対応に相違が見られるなどの意見が出される一方で、国会で継続審査中の案件ではあっても、意見書を送付することについては何ら不都合はないとの意見も述べられ、採決の結果は可否同数により委員長判断にゆだねられ、賛成多数、原案可決であります。
 以上で審査結果の報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告申し上げます。
 議案第54号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 この議案は、租税特別措置法の改正に伴う号、番号の変更であり、審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第58号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 本議案は、低開発地域工業開発促進法に基づく指定が本年10月に失効することに伴い、改正されるものであります。審査の結果、賛成多数、原案可決であります。
 議案第59号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第2号)、歳出第4款(第1項.保健衛生費を除く)、第6款、第7款、第8款について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第62号 市道路線の認定について申し上げます。
 開発行為により建設された道路3本の認定であり、審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第63号 市道路線の認定変更について申し上げます。
 道路改良事業による変更であります。審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第64号 訴えの提起について申し上げます。
 これは長年にわたり、市営住宅の家賃を滞納している3人に対して、明け渡しと家賃滞納請求の訴えを起こすものであります。審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 意見書案第5号 国立病院の独立行政法人化にあたり、賃金職員の雇用継承と医療・看護体制の拡充を求める意見書について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、承認であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 委員長にお尋ねをいたします。
 議案第58号の関係でちょっと気になるお話が今ございました。私の聞き違いでないならば、低工法の改正か廃止か知りませんが、それに伴って、うちにあります筑後市工業振興促進条例の一部を改正すると。認識がですね、法律がそういうふうになったから筑後市もこういうふうにしなきゃならんのだというような大前提のもとに審議をいたされたものなのかどうか、その点が一つ。
 そうするともう一つ、私は、この議案に対しては質疑の中で反対を論じておりました。それは企業誘致という事柄について、筑後市が負け犬になるということを意味する。それはなぜかというと、固定資産税の減免の幅を縮小するわけでありますから、他の自治体が、まだうちよりか有利な減免の措置をすれば、筑後市は企業誘致という競争に負ける。負けたら雇用の拡大もできないし、産業の発展もないと、そういうような意味で、やっぱり慎重にやるべきだと。執行部の説明では、過去10年間のその金がどれだけ筑後市の負担になるかというと、今はまだあっておりませんけれども、現時点でならしますと、年間平均約 5,000千円と。たったの 5,000千円でそういう企業の誘致という競争に負けることについては、これは問題がありはしないかと。
 私は竹下の例、あの条例の例も話しましたけれども、柳川市にありましたこの工場が上原々に御案内のとおりに10何年、20年前に出てきました。もう今では何十人もの人が筑後市に住んでくれております。人口もふえております。おかげでかどうか知りませんが、柳川市はそのことだけが原因じゃないと思いますけれども、地の利とかありましょうが、人口は減っております。そのことも一因だと、柳川市に竹下鉄工というものがあったものが全面筑後市に移転したから、それに伴って従業員の皆さん方も筑後市に住むようになったと。筑後市は、言いましたように宅地化がされまして、税収も固定資産税が入る、あるいは従業員の方ですから給料をもらってありますから、市民税も入るとかというようなことで、筑後市に対して、はかり知れない効果があるんじゃないか、そういう論を張りまして反対をいたしましたけれども、企業誘致という今からやらにゃいかん競争に負けるということは覚悟の上でそういう結論になったのかどうか、ひとつお聞かせいただきたいと思います。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 お答えいたします。
 最初の質問でございますけれども、法の改正に伴うことによって審議されたかということでございますけど、それを重点的には審査していません。どうなるかというようなことで、75%のことがございましたけれども、とにかく今までは、これは交付税で補てんされていたものが、それが補てんされなくなるそうでございまして、市の負担となるためにこのくらいに下げたらよかろうという説明もございまして、皆さん納得されたものと私は判断いたしました。
 それから、次のことにも関連しますけれども、とにかく委員会の中で意見も出たところでございます。しかし、いろんなことを考えてみて、先ほども言われていましたように、今後海外に行く可能性が多いだろうと、市町村間の行ったり来たりの会社はないだろうというような意見も出まして、賛成多数になったところでございます。
 以上でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 法の改正に伴い改正されるものというような報告がありましたから、必ずこういうことを、いわゆるよくあるわけですね、税務課から出すようなものは法の改正によって筑後市もそういうふうに右倣えをせにゃいかんというようなことが多々あるわけですね。そういう観点からといいますか、そういう認識のもとで議論をされたのかということで1点お聞きしたところです。
 それと2番目は、企業誘致の競争に負けると。しかし、いろいろなことを考えると、あとちょっと言葉が早口でわかりませんでしたが、最後に答弁されたことをもう一回お聞かせいただきたいと思います。負けてもいいのかということですね、もう負けてもいいと。それとさっき、海外に行くということで、もう企業なんかが地方に進出してくることはあり得ないないと、そういうようなことだったのか、先ほどちょっと触れられたでしょう。海外進出云々というようなことを言われましたが、もう筑後市には来ないと、進出することはないと私はむしろ海外に行く時代ですから、逆に言えば、こういうものを市としてきちっと整備をしておって、そして、どうぞ筑後市は特段の配慮をしておりますと、私は 100分の 100の減免を3年間ぐらいやるとか、あるいは優秀な企業であれば、苅田町なんかは日産が大きいのが来まして、もう交付税に頼らない不交付団体というようなことにもなっております。ああいうような立派なものを誘致するためにも、こういうものは残しておいて、むしろ減免の拡大をすることこその方が、市長も企業誘致をやるということですから、大事なことではなかろうかなということで本会議でも申し上げましたが、その付近、先ほど言いましたように、いろいろな考えというのはどういういろいろな考えなのか、お尋ねをします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 答弁がなかなか下手なもので済みません。
 他の市町村に負けるじゃないかという意見は確かに出ました。しかし、今の経済情勢から眺めて、そういうことはあんまりないだろうと。筑後市から出ていってよそに行くことはないだろうというような意見が強かったものですから、こういうふうになったものと私は思っております。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 筑後市から出ていって、よそに行くというようなことはないだろうというようなことは全くお話にならんようなことですけれども、そういうことでいいんですか。筑後市から出ていって、よそに行くような企業はないだろうというような審議経過というようなことでありましたが、これは全くお話にならんといいますか、そういうことを筑後市におった企業がよそへ出ていくときに減免するとか、それを減らすとか、そういう議案じゃないと思いますが、その付近整理してお答えいただかんと、ちょっとちんぷんかんぷんじゃないですか、今のは。そういうふうに言われたでしょう、議長。どうですか、あなたが整理をしてもらわんと、いつまでもかかりますよ。筑後市から出ていくような企業はないだろうということで、こういう結論に達したと。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時56分 休憩
                午前11時10分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 済みません、何回も答弁下手で。
 今回、条例改正の中に、設備投資の減免率も含んでいるので、今回の条例改正で、ある企業は筑後市から出ていくことは少ないだろうというようなことで答弁いただいたところでございます。それから、そういうことをする必要はないじゃないかというような意見も出ましたけれども、先ほども質問者が言われるように、全くそのような意見が出たところでございます。
 以上でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 いや、私はこう言うと、すぐ皆さんから嫌がらせしよるとか、わざと言いよるとかというふうに言われると非常に心外ですが、全くこの条例の改正案は、よそから来た会社ですね、筑後市に進出をしてくれた会社に対する優遇措置の改正なわけでしょう。今まで固定資産税を 100分の75減免しとったものを 100分の50になすと、2年間というようなことで、来てくれた会社の固定資産が25%高くなるというか、払わされるというようなことで、そういう改正をやろうという議案なわけですよ。ところが、今の委員長の答弁は何回聞いても筑後市から出ていく企業に対して何かですね、あったものをそれを何か改正するようなことで審議がされておるような答弁ですから聞かんわけにはいかんわけですね。全く筑後市から出ていく企業に、泥棒に追い銭じゃなかわけですが、やる人もおらんであろうし、そういうような条例じゃないわけでしょう。そいけん、委員長の報告ですから、言うちゃ失礼ですが、建設経済委員会の皆さん方がそういうようなことで、筑後市から出ていく、今回問題になっておるような九松が出ていく、そういう企業に対してあった条例を変えるとかということで審議があったとするなら、まさにお粗末きわまりないというか、全く話にならんわけで、そいけん、その付近をただしたわけですよ。委員長が何回も言われますから。筑後市から出ていくような企業はもうないだろうと、九松が最後だろうというようなことを言われますから、出ていく企業に対して優遇措置があったわけじゃないわけですから、どういうような認識でもってされたのか、全く違うわけでしょう。筑後市に来てくれる企業に対する優遇措置をどうするのかという議論と、筑後市から出ていく企業に対して優遇措置はなかったわけですけれども、あるはずないわけですが、そういうようなことで審議がされたということなら、やり直してもらわにゃいかんと、こう思うわけですよ。委員長の報告ですから。だから、お聞きしておるわけです。休憩をとられて、皆さんで話し合われた結果、また委員長の方が答弁がされたことでしょうから、そういう認識だと、間違いないと、出ていく企業に対して云々ということでされたのか、もう一回お尋ねをします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 大体財政上の問題でございまして、75%でございましたのは国からの補てんがありました。ところが、今度はこれがなくなってしまいますと、とにかく市から全部負担せやんごとなると財政上困るから50%というようなことになっているようでございます。それで、私たちといたしましても、痛みを分けにゃいかん、それじゃ仕方ないというようなことで賛成したところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 それは委員長よりも私の方が詳しく知っておるわけですよ、何%になったのか。ただ、筑後市から今後出ていく企業がないだろうというようなことで可決をされたと、こういう報告ですから、全くそれは違いはせんかと、筑後市から出ていく企業に対する議案じゃないですよと、こう言いよるわけですよ。筑後市工業振興促進条例の中に、じゃあ、筑後市から出ていく企業のことを想定した条文がどこにありますか。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 答弁がおかしなようでございます。その出ていくとかなんとか、ちょっとあんまり出ませんでしたけれども、とにかく75を50になぜするかというようなことはかなりの意見として出たわけでございます。主にこちらの審議をしましたところ、先ほど答弁したとおりでございます。筑後市の財政の問題、出ていくからというようなことが、そういうことは余りないだろう、少ないだろうというようなことで、それは審議にちょっとあったところでございます。
 大体これは来るときどうするかと、筑後市に優遇したらようはなかかというようなことを、財政上非常に言われるように、とにかく企業誘致をやりたいと言われるから、そういうことじゃ来んじゃないかというような意見もかなり出たところでございますけれども、審査の結果、賛成多数となったところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 何回聞いても、出ていく企業はあんまりないだろうというようなことも議論になったと。もうあんまり言うと嫌がらせと言われますから、あきれて物が言えませんということだけ申し上げて終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 以上で各常任委員会の審査報告を終結いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第2 議案第54号
○議長(永田昌己 君)
 日程第2.議案第54号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
△日程第3 議案第55号
○議長(永田昌己 君)
 日程第3.議案第55号 筑後市福祉のまちづくり条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第56号
○議長(永田昌己 君)
 日程第4.議案第56号 筑後市乳幼児医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第57号
○議長(永田昌己 君)
 日程第5.議案第57号 筑後市母子家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第58号
○議長(永田昌己 君)
 日程第6.議案第58号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 議案第58号 筑後市工業振興促進条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論をいたしたいと思います。
 私は先ほど申し上げましたとおりに、この条例の改正に対する議案につきましては、筑後市の企業誘致競争に筑後市が負ける、そのことを意味する条例改正であるというふうに断言せざるを得ないと思うところであります。前回のこの条例の改正が、いわゆる九州松下が進出するときにありましたけれども、そのときには、そのときまでありました、いわゆる固定資産税の減免、それを補足するような3億円の範囲内で奨励金まで交付しようというようなことで条例の改正を行ったところであります。この奨励金の関係につきましては、御案内のとおりに、道路のつけかえでありますとか、水路のつけかえ、そういうものにまで3億円の範囲内で優秀な企業であれば、交付をするとかというようなことで補足といいますか、強化をされた条例であるわけであります。それをいとも簡単に、先ほど申し上げましたように、年間 5,000千円ぐらいのことでこういう固定資産税の減免率を改正するとかというようなことは、当初申し上げましたとおりに、これは筑後市の企業誘致という、筑後市が今からやっていかなくちゃなりませんまちづくり、そういうことを足を引っ張る、できなくなる、負け犬になるという条例改正であるということを私は断言せざるを得ない。先ほど申し上げたとおりであります。
 良識ある議員の皆さん方、これは可決とかということではなしに、継続審査とか、もうちょっと慎重に審査をするとか、あるいはこのことが与える影響について、どういうようなことがあるのか、よそに企業が行ってしまっていいという判断なのか、そういう判断であれば、私はいたし方ないと思うわけですけれども、今後筑後市がまちづくりをするという過程におきましては、これは税収を上げるということは一つのまちづくりの基本であります。それができなくなるということでありますから、議員の皆さん方の良識な判断を、ひとつこれに反対というような判断をしていただきますようにお願いしまして、討論を終わりたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 他に討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第59号
○議長(永田昌己 君)
 日程第7.議案第59号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第60号
○議長(永田昌己 君)
 日程第8.議案第60号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第61号
○議長(永田昌己 君)
 日程第9.議案第61号 平成14年度筑後市公営企業会計決算の認定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本決算の委員会の審査報告は認定であります。報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第61号 平成14年度筑後市公営企業会計決算は審査報告のとおり認定されました。
△日程第10 議案第62号
○議長(永田昌己 君)
 日程第10.議案第62号 市道路線の認定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第63号
○議長(永田昌己 君)
 日程第11.議案第63号 市道路線の認定変更について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
△日程第12 議案第64号
○議長(永田昌己 君)
 日程第12.議案第64号 訴えの提起について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第37号
○議長(永田昌己 君)
 日程第13.議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案の委員長報告は継続審査であります。本案は委員長の報告どおり継続審査とすることに賛成の方は起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第37号は閉会中の継続審査に決定いたしました。
△日程第14 議案第38号
○議長(永田昌己 君)
 日程第14.議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案の委員長報告は継続審査であります。本案は委員長の報告どおり継続審査とすることに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第38号は閉会中の継続審査に決定いたしました。
△日程第15 意見書案第3号
○議長(永田昌己 君)
 日程第15.意見書案第3号 人権擁護法案に対する抜本的修正を求める意見書について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、意見書案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 意見書案第4号
○議長(永田昌己 君)
 日程第16.意見書案第4号 「金融アセスメント法」の早急な制定を求める意見書について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、意見書案第4号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 意見書案第5号
○議長(永田昌己 君)
 日程第17.意見書案第5号 国立病院の独立行政法人化にあたり、賃金職員の雇用継承と医療・看護体制の拡充を求める意見書について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、意見書案第5号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
                午前11時29分 休憩
                午前11時32分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第18 議案第65号
○議長(永田昌己 君)
 日程第18.議案第65号 筑後市教育委員会委員の任命についてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案第65号 筑後市教育委員会委員の任命について申し上げます。
 筑後市教育委員会委員、牟田口和良氏は、平成15年9月30日をもって任期満了となります。その後任として、城戸一男氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
 城戸氏は、本年3月、福岡県立八女高等学校校長を最後に退職されておりますが、それまでの間、福岡県立大牟田南高等学校校長、福岡県教育センター教育指導部長や副所長などを歴任された教育全般に精通された方であります。教育界の信望が厚いことはもちろん、人格も高潔、円満で教育委員として適任と考えておりますので、議会の同意をお願いするものであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの市長の説明について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第65号 筑後市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第65号はこれに同意することに決しました。
△日程第19 議案第66号
○議長(永田昌己 君)
 日程第19.議案第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、申し上げます。
 人権擁護委員田中綾子氏は、平成15年12月31日をもって任期満了となります。その後任として上田廣子氏を推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。上田氏は、現在、筑後市民生児童委員や保護司として活躍されており、地域の信望も厚く、人格も誠実、温和でありますので、人権擁護委員として適任と考え、推薦するものであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。
 議案第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、これに同意することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。よって議案第66号は、これに同意することに決しました。
△日程第20 会議録署名議員指名
○議長(永田昌己 君)
 日程20.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、4番五十嵐多喜子議員、19番北島スエ子議員を指名いたします。
 ここで、9月30日付で教育長を退任されます牟田口和良教育長よりあいさつの申し出があっておりますので、お受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎教育長(牟田口和良 君)
 貴重な時間をいただき、一言ごあいさつを申し上げます。
 私は9月30日をもって教育長としての任期が終了いたしますので、退任することになりました。平成10年の4月に就任をし、前任者の残任期間1年6カ月と今期4年間合わせて2期5年6カ月を務めたことになります。この間、市議会の皆様並びに馬場前市長や桑野市長を初め、職員の皆様方、さらには関係する非常勤の特別職の皆様方からは懇切丁寧な御指導、御助言、御協力をいただき、教育長としての任期を全うすることができましたことに対しまして、深く感謝をいたしますとともに、厚くお礼を申し上げます。
 現在、筑後市政も市町村合併を初め、新幹線船小屋駅設置問題、流域下水道、図書館建設など大きなプロジェクトが控えており、さらに財政問題の課題も控えております。このときに当たり、市議会と執行部が一体となって、これらの課題の解決を目指して努力をしていただきますようにお願いを申し上げます。
 あわせて、筑後市の教育の充実、発展にも、今後とも格段の御配慮を賜りたいとお願い申し上げます。
 終わりに、筑後市議会の充実、発展と、皆様方の今後ますますの御活躍、あわせて筑後市政の発展を祈念いたしまして、教育長退任に当たってのあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(永田昌己 君)
 これをもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成15年9月第3回筑後市議会定例会を閉会いたします。
                午前11時40分 閉会


┌───────────────────────────────────────┐
│                                       │
│        地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         │
│                                       │
│                                       │
│          議     長    永 田 昌 己           │
│                                       │
│          議  員(4番)   五十嵐 多喜子           │
│                                       │
│          議  員(19番)   北 島 スエ子           │
│                                       │
└───────────────────────────────────────┘