平成15年10月 臨時会(第4回)

           平成15年10月20日(月曜日)      

                               (午前10時00分開会)

1.出席議員(20名)

    1番  田 中  瑞 広         12番  島    啓 三
    2番  矢加部  茂 晴         13番  原 口  英 喜
    3番  緒 方  幸 治         14番  若 菜  道 明
    4番  五十嵐  多喜子         15番  水 町    好
    5番  中 富  正 徳         16番  永 松  康 生
    6番  坂 本  好 教         17番  大 藪  健 介
    7番  田 中  親 彦         18番  村 上  知 巳
    8番  入 部  登喜男         20番  貝 田  義 博
    9番  篠 原  千 三         21番  弥 吉  治一郎
    10番  池 田  光 政         22番  永 田  昌 己

2.欠席議員(2名)

    11番  塚 本  辰 吉         19番  北 島  スエ子

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       下 川  富 子


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                城 戸  一 男  
    市立病院院長             薬師寺  道 明  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼同和対策室長)    角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長             下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長(兼消防署長)         松 藤    元  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    市町村合併担当参事          野 田  広 志  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    税務課長               城 戸  秀 穂  
    女性政策課長        
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一  
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               冨 久  義 樹  
    かんきょう課長            永 延  喜 男  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    老人ホーム園長            緒 方  純 子  
    農政課長(兼水路課長)        鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             水 町  良 信  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              高 原    巌  
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    監査事務局長             庄 村  國 義  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長   
                       松 永  盛四郎  
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会同和教育課長   
                       徳 永  憲 一  
    (兼同和対策室参事)    
    教育委員会文化振興公社支援室長    黒 田  洋 一  
    消防本部次長(兼総務課長)      堤    秀 信  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           永 田  耕 作  
    水道課長               大 籠    修  


              議事日程第1号      
                     平成15年10月20日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議員提案の上程、提案理由説明
 第3  議員提案 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置について
                                     質疑応答
 第4  議員提案 パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策
          特別委員会の設置について               質疑応答
 第5  議員提案 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置について
                                     討論採決
 第6  議員提案 パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策
          特別委員会の設置について               討論採決
 第7  議案第67号から第71号まで、及び議案第37号、第38号の上程、提案理由説明
 第8  議案第67号 物損事故による損害賠償について           質疑応答
 第9  議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について 質疑応答
 第10  議案第69号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市一般会計補正予算(第
           3号))                      質疑応答
 第11  議案第70号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市病院事業会計補正予算
           (第1号))                    質疑応答
 第12  議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について
                                     質疑応答
 第13  議案委員会付託
 第14  委員会審査報告
 第15  議案第67号 物損事故による損害賠償について           討論採決
 第16  議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について 討論採決
 第17  議案第69号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市一般会計補正予算(第
           3号))                      討論採決
 第18  議案第70号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市病院事業会計補正予算
           (第1号))                    討論採決
 第19  議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について
                                     討論採決
 第20  議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について   討論採決
 第21  議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について       討論採決
 第22  会議録署名議員指名
● 閉  会

     (全員協議会)


     (議員互助会)


     ――――――――――――――――――――――――――――
                午前10時2分 開会
○議長(永田昌己 君)
 おはようございます。本日の出席議員は20名で定足数に達しております。
 これより平成15年第4回臨時会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
 まず、会議に入ります前に、新しく就任をされました城戸一男教育長よりあいさつの申し出があっておりますので、お受けをいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎教育長(城戸一男 君)
 議員の皆様おはようございます。ただいま紹介をいただきました、さきの9月議会で議員の皆様方から承認をいただき、10月1日の教育委員会の互選によりまして教育長に任命されました城戸一男でございます。こうしてあいさつの時間を設けていただきましたことに改めて感謝申し上げます。
 私は、今度の10月1日に当市の教育長になりましたけれども、基本的に私は教育長になりましたということで、少しあいさつを兼ねて思いを述べさせていただけたらと思っております。
 我が国の文化と伝統を尊重して、基本的には国際社会に生きていく日本人としての自覚を持って、そして、21世紀を築いていく人材を育てたいと、これは長い間教育にかかわっての私の教育の意義でもございました。しかるに最近は、教育は国家百年の大計とは申しながら、時代の進展が目まぐるしく急いでおります中で、予想だにしない新たな教育問題や社会問題も生じております中で、ただ単に長年培ってきました教育のあり方をいたずらに延長線上で安易に進めていくということも、それに対応できないことになってきつつあります。
 したがいまして、私はこの筑後市に参りまして、まだまだこの市の教育の実情は十分には把握してはおりませんけれども、不易のところにはスタンスをきちんと置きつつも、流行としての教育のあり方もしっかりこの教育において根づかせていきたいなと思っております。ひいては、やはりこれを実践するためには大胆な発想の転換も要ろうかと思っておりますので、時としては心煩わせることもあろうかと思いますけれども、行く行くこの筑後市で育ちます児童や生徒のありようを見据えての思いを持っておりますれば、どうか寛容をいただきつつも、議員の皆様方の御指導と、そして御鞭撻をいただきながら、市長の意向を酌みつつ、また、学校現場、そして、地域の人々、そして保護者の方々のそれぞれの思いを大切にしながら筑後市の教育行政を進めてまいりたいと思っておりますれば、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(永田昌己 君)
 ありがとうございました。教育長におかれましては、これからよろしくお願いいたします。
△日程第1 会期の決定
○議長(永田昌己 君)
 それでは、日程第1.会期の決定及び市立病院の損害賠償請求事件による追加議案の申し出についてを議題といたします。
 会期及び議案の追加につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日招集されました第4回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る10月14日に議会運営委員会を開催し、協議いたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日1日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところであります。
 次に、追加議案、平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)については、本日9時より議会運営委員会を開催し、協議いたしたところでございます。
 協議の結果、議案第71号として本日の日程に追加することで議会運営委員会として意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり、本日1日間とし、議案第71号を本日の日程に追加いたしたいと存じます。これに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議なしと認めます。よって会期は本日1日とし、議案第71号を本日の日程に追加することに決定をいたしました。
 まず、第4回臨時会の開催について、市長より説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 皆さんおはようございます。本日ここに第4回筑後市議会臨時会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し謹んで敬意を表する次第であります。
 さて、本日の臨時会は、地方自治法第 101条第1項の規定に基づき、弥吉議員外5名の議員により10月1日付で臨時会の招集請求があったこと、並びに物損事故による損害賠償の額を緊急に定め、支払う必要が生じたことにより開催するものであります。
 議員からの臨時会の招集請求理由であります会議に付する事件は、国立筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置について、並びにパナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会の設置についてであります。
 なお、10月10日付で専決処分しました衆議院議員選挙に係る経費の一般会計補正予算の承認と、同日に専決処分しました病院事業会計補正予算の承認についても本日の臨時会に付議しております。
 また、追加議案として、市立病院の治療に過失があったとする損害賠償請求事件に関する議案についても提案することにしております。
 どうぞよろしくお願いを申し上げます。
△日程第2 議員提案の上程・提案理由説明
○議長(永田昌己 君)
 日程第2、これより議員提案を上程いたします。
 まず、提出者の弥吉治一郎議員より、国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置についての提案理由の説明をお願いいたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会設置についての提案理由の御説明を申し上げます。
 国立療養所筑後病院、旧国立赤坂療養所は、一世代前までは不治の病と恐れられていました肺結核患者の療養施設として開設をされ、長きにわたり本市民はおろか、近隣市町村住民に多大な貢献を果たしてきたところであります。
 不治の病と恐れられました肺結核患者も、戦後抗生物質の開発の進歩により発症率も激減し、肺結核患者専門の療養施設から、現在は難病としての認定を受け、いまだその治療法さえ見出せていない筋ジストロフィー患者の療養、学習施設として地域に貢献してきたところであります。
 しかし今般、厚生労働省の国立病院、療養施設の統廃合で来年末の閉鎖、跡地の売却が決定されたところであります。
 この国立筑後病院の跡地利用問題については、さきの9月5日に開かれました全員協議会の場で一部論議をされたところであります。
 このときの議案の中、複数の議員より、筑後市としても、また議会としてもこの跡地問題については手を引くべきではなく、もう少し時間をかけて検討すべきであるとの意見が述べられたところであります。
 桑野市長もこのような議会側の意見に対し、病院跡地の利用について、市民の代表であられる議員さん方の意見を十分拝聴し取り組む旨はっきり答弁をいたされております。
 本議会としても、跡地の利用について有効な活用がなされるよういろいろな角度から議論すべきと判断をしているところであります。
 病院跡地は、御案内のとおり、環境的にも自然が多く残る地域で、本市の中でも人口の増加、宅地化が進んでいるところであります。敷地も4万 8,000平米近くもあり、もし公共用地としての活用が見出せない結果になったとしても、乱開発による環境の破壊だけはどうしても食いとめねばならないところであります。その責務が議会にはあると考えれば、特別委員会の設置は必要なものであると考えます。
 このような考え方に立ち、地域の特徴を生かした利用、活用のされ方について特別委員会の場で調査、研究、提言、国側とも交渉する必要があると判断し、同僚議員の賛同を得て提案するものであります。
 特別委員会の名称は、国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会、委員数は6名、設置期間は、本日平成15年10月20日から平成18年3月31日までにいたしたいと考えているところでございます。
 議員の皆様の慎重御審議の上、御決定いただきますようにお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(永田昌己 君)
 次に、貝田義博議員のパナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会の設置についての提案理由の説明をお願いいたします。
◆20番(貝田義博 君)
 おはようございます。パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会設置について提案理由を行います。
 まず、設置目的でありますが、パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題に対する今後の対応について調査・研究を行い、市民の信頼にこたえるべく議会として問題の解決に当たるよう努めます。
 その理由、パナソニックコミュニケーションズ鰍ェ筑後工場の閉鎖・売却計画を発表したことに対して、当市議会は去る9月16日、同工場の閉鎖・売却に反対する決議案と同社への同申し入れ書案を全員一致で可決いたしました。
 当市は、雇用の拡大と地域経済の活性化を期待し、1990年、市工業振興促進条例を改正し、同工場は92年県と市による誘致企業として当市に進出をいたしました。同工場の誘致に際しては、県と市で各 119,000千円の奨励交付金や、市単費で道路のつけかえ、水路等の整備を実施するなど優遇措置を講じました。また、91年に当市と交わした立地協定書では3棟の工場建設や可能な限り地元雇用を優先するなどの合意もありました。しかしながら、9月定例議会で明らかになったように、地元雇用は現在12名、工場も1棟しか建設をされておらず、約束はいまだ果たされておりません。そうした中にあって、会社側の今回の一方的な工場閉鎖・売却計画の発表であります。
 よって、同決議にも述べている会社側の(同工場の閉鎖・売却)の一方的な措置は断じて容認できないとする旨内容の重要性にかんがみ、以下の点について明らかにするとともに、今後問題の解決に向け具体策を図るものであります。
                    記
 @約束が果たされなかった理由を明確にする。
 A閉鎖・売却計画に客観的に見てその合理性があるのかどうかを調査・検討する。
 B今後の対応策について検討、この問題の解決策を探る。
 以上であります。
○議長(永田昌己 君)
 以上で提出者の提案理由の説明を終了いたしました。
 これより議案の質疑を行います。
△日程第3 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第3.議員提案 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置について、質疑はございませんか。
◆8番(入部登喜男 君)
 おはようございます。私は、ただいま弥吉議員より提案されましたところの国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会設置についてという議案名についてちょっと質問いたします。
 弥吉議員は私の最も尊敬する先輩議員のお一人ではあります。その弥吉議員がネーミングされましたところの議案名について、この国立筑後療養所跡地利用委員会という意図されるところについては何ら申し上げることはないのでありますが、このたびはそのネーミングされた文中に何度読んでも、どうしても1カ所だけすっきりいかぬところが私には感じられるものであります。それで、私といたしましては、まことに先輩議員の方に僣越とは重々思っておりますが、今回に限って国立療養所筑後病院跡地利用検討の文中、「利用」というところを削って、ただ単に「跡地問題検討委員会」と名づけていただいたらと思っているものであります。
 その理由といたしましては、弥吉議員の提案理由の中にも何度か跡地利用問題とか、また、単に跡地問題とかということで説明されましたが、この病院及び土地は、皆様御案内のように、現在我が筑後市内に、財務省か、または厚生労働省の医療財団かはっきり窓口については確認しておりませんが、現にここにあるものであります。その跡地を利用するのも問題、また、利用しないのも問題であります。そして、地元の筑後市側の問題、相手側窓口の問題と、問題という字句があちこちに出てまいるのであります。
 これらを一まとめにして、議案名の上では跡地問題とした方が、どのようなことにも随時対応されるという点で、勝手な思いつきかもしれませんが、私にはそれが最もふさわしい字句ではないかと思うものであります。
 それで、「利用」という2字を削除し、その後に「問題」という2字を挿入して、さきの弥吉議員の提案のありました「国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会設置について」という議案を「国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会設置について」というように変更されますよう御提案するものであります。
 どうぞよろしく検討のほどを皆様にお願い申し上げまして、終わりといたします。どうもありがとうございました。
○議長(永田昌己 君)
 弥吉議員につきましては、この点について御意見がございましたら。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 意見じゃございません。答弁を申し上げます。
 私は、今入部議員も言われましたとおりに、やろうとすることは全く問題ないと。ただ、特別委員会の名称が、私は「国立療養所筑後病院跡地利用」と、こういう言葉を使いましたが、入部議員は、「国立療養所筑後病院跡地」まではいいけれども、「利用」を「問題検討特別委員会」と、こういうふうにされたがいいのではなかろうかなという御提起でございます。
 私は、こういうことで提案をしておりますけれども、お聞きになった議員の皆さん方がそういうごろがいいとか、やることは一緒でありますから、そういうことで、これを変えるならば反対すると、こう言われますと私も困るわけでありますから、それこそ、私はこういうことで提案しておりますけれども、あと委員会審議もございましょうし、あるいはまた、全体の議員の皆さん方の御意見を拝聴しながら、今入部議員が言われた「利用」を「問題」と変えた方が通りがいいということであれば、皆さん方の手でどんなにでも直していただける、通してもらうんであれば結構だと思いますから、ぜひ皆さんで御議論をいただきたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 ほかにございませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 国立病院跡地利用検討特別委員会設置についての提案理由の御説明がありました。それを受けまして、何点かお尋ねしたいと思います。
 まず一つ目に、特別委員会の目的はどこにあるのか、そのことは跡地の利用という目的で提案理由の説明があっております。それを受けまして、筑後市に現在の土地所有者から跡地を購入させるための利用目的のための特別委員会ですね、それなのか。筑後市が跡地を購入した後の利用目的の特別委員会なのかという点ですね。
 それともう一つ、国有地処分条件の中で、その所在地の自治体が土地を購入できない場合についてはどのような購入先というか、処分先を想定されているのか、この辺も御存じあればお聞かせ願いたいと思っております。
 それから、一つ国側にも交渉などという提案理由書の中にありますが、議会としては、交渉する立場には立ち入れない部分もあるかと思います。それと、交渉当事者は議会ではないと思いますので、執行部に対する購入、非購入の判断材料としての提言か、それには結果として議会としても事前の責任が発生すると思われますので、この検討委員会の結論といいますか、それについては十分なる審議が必要かと思いますので、この辺の目的もお聞かせいただいたらありがたいと思います。
 それともう一つ、特別委員会の期限が18年3月31日までと考えておられますが、市が購入できるかできないの返答は、さきの執行部の説明の中では平成15年の12月までが相手側からの希望日と、これは正式な購入するか購入できないのかということではないと思いますが、そういう希望日で説明があっておりましたが、この辺との特別委員会の期日の整合性ですね、この辺についてもよかったらお聞かせいただきたいと思います。
 それであれば、特別委員会の目的もある程度絞り込まれていくものではないかなというような気もしますので、この辺、今大きくは四つの点についてお答えいただければありがたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 4点についてお答えをいたしたいと思います。
 まず第1点、目的について跡地を購入させるのが目的なのか、購入後の利用をどういうふうにさせるというようなことを議会で決めるというための特別委員会なのかというような意味での御質問ではなかったかと、こういうふうに思います。
 市側が購入しておる物件であればどのように利用をしたがいいのかというような検討をする委員会になりましょうけれども、まだ購入はしておらないわけであります。
 また、私も、市長の9月5日の全員協議会の答弁では、向こう側が非公式だけれども、鑑定結果を言っておるんじゃないが、約10億円と、こういうような提示があっておる。今の筑後市の財政状態では10億円の金がないし、将来ともそういう10億円もの財政的な余裕は現在のところないと、そしてまた、三つ目に言われた、私の記憶であれば、当面公共用地としてあの地に公共的なものをつくったり、利用するという計画は持ち合わせておらないから、跡地の関係については筑後市としては手を引くといいますか、執行部の考えでは買う意思がないと、そういうことを議会に諮られたところ、それでいいのかどうか。
 しかし、議員の皆さん方からは、先ほど提案理由でも言われましたとおりに、中富議員の方からも言われたと思いますが、10億円という金額もあろうけれども、金額の問題じゃないじゃないかと、環境的にもいいところだし、何かやっぱりこの利用の検討をしたらどうか、あるいはまた、貝田議員、私も申し上げたと思いますが、環境的にもいいところでありますし、また、4万 8,000平米もあるところでありますから、何かこの市民が役に立つような利用のされ方、そういうものも検討する。あるいは、そういう検討をやって、もう市が要らないと、そういう結論になりましても、提案理由でも申し上げましたとおりに、あそこはやっぱり工業用地とか、あるいは、地域に住んである住民の皆様方が嫌われるような跡地の売却のされ方等になりますと大変問題が生ずることになりますので、議会側としても、住民の代表である議会ですから、そういう例えば公共用地として筑後市が買わないというような結論に達したといたしましても、私はこの市民の代表である議会としては、厚生労働省側とそういう一般的な競争による売却とか、あるいは、しっかりした住民が納得するような目的を持った利用のされ方等についても注視したり、やっぱり交渉したりしていく、話し合いをしていく必要があると思ってこういう提起をしておるところであります。
 それから、交渉の立場とかというようなことで、私が提案理由の中で交渉という言葉を使っておることだろうと思いますが、私も交渉という文字を使うのかどうか検討をいたしたところであります。そのために辞書も引きました。交渉というのは団体交渉とか圧力をかけるとかという意味だけではなくて、かかわり合いを持つことだと、そういうようなことも辞書の中に、関係を持つこと、かかわり合いを持つことだと、こういうことでありますから、先ほど申し上げましたような理由で私どもも市内にある4万 8,000平米に及ぶ広大な、しかも国有地でありますから、それにかかわり合いを持って、関係を持って向こう側と話し合いをするということは、このことこそ重大なことではなかろうか、そういう今申し上げておりますような言葉を総称して「交渉」という言葉を使っても何ら落ち度はないと、こういうふうに辞書を引きまして判断をしまして、そういう文言にいたしておるところでございます。
 それから、18年の3月31日までとしておるというこの特別委員会の期間の関係についてでありますが、質問者も今言われましたとおりに、さきの議会では、筑後市には本年の12月末まで、いうのはあと2カ月ちょっとだと思いますが、その間に買うか買わないのか結論を出してくれというようなことが厚生労働省の方から言われておるということを私も承知しておるところでございますが、これも質問議員御案内のとおりに、この病院は閉鎖は来年の12月31日だと、こいうふうに言われておりますし、さきの議会でも、あの中で私も触れましたけれども、筋ジスの患者の皆さん方もいらっしゃいます。その中には、入寮されておる生徒さんもいらっしゃるそうでありますけれども、自宅から通学されておる生徒さんもいらっしゃる。このような方に対する措置についてまだ決定をされておらない、そういうようなことであれば、これはこの病院の閉鎖につきましても、もう10数年前から言われてきたことでありますが、もう10年かかっておるところであります。そういう意味からすると、ことしの12月31日まで、わずか2カ月半で決着がつく問題と私は理解をしておりません。恐らく1年ぐらいかかるんではなかろうかなというふうに思います。それで、いつまでかかるかわかりませんもんですから、余り長い間特別委員会をつくって放置しておってもなんでありますから、一つの目安として18年の3月31日までの期間とすれば、その間に決着がつけることができるんじゃなかろうかなということで思っておるわけで、この決着はことしでもこの用地の交渉等をやって安く売却するとかという話になれば、もう1カ月先にはこの委員会は解散する、消滅することもあろうかと、こういうふうに思って、18年の3月31日までと、一応そういう思いの中で御提案をさせていただいておるところでございます。
◆7番(田中親彦 君)
 今御答弁いただきました中で、国側にも交渉というような言葉がございますが、今の説明の中でも、国とじかに接するような意味にも私聞き取れたんですが、これは陳情とか、それから申し入れとか、そういう形でのものなのかお聞かせいただきたいと思います。
 それともう一つ、これは希望日が15年12月までというようなことで以前執行部からお話があっていた中で、これが絶対なのかどうかですね、それであれば、特別委員会の目的も、先ほど言われました今の施設の総合的な問題解決の中ではこれぐらいの期間必要かと思うんですが、購入についてとか、それの判断材料となる跡地利用ですね、これであれば、本当にことしの12月までに購入に関しては結論を出さないといけないのであれば、非常に厳しい委員会の目的になるかと思うんですけど、この辺について再度お答えいただければありがたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 お答えをいたします。
 陳情とか申し入れもするのかと、これは設置が可決していただければ、その特別委員会の皆さん方の話し合いの中でいろいろなことがなされることではなかろうかなと思いますし、提案者といたしましては、やはり国に陳情、いろいろなことがあるでしょう。今15億円と言われておるようなことをまず無償で払い下げてくれとか、あるいは、それじゃいかん、3億円にしてくれとか、そういうような申し入れをする、お願いをする、陳情をする、そういうようなことも当然あってしかるべきではなかろうかな、そういうことを総称して交渉ということになるんじゃなかろうかなというふうに思います。
 先ほどの質問の中で、公共用地として購入できない場合はどうするのかというような質問ではなかっただろうかなと思います。その答弁が漏れておりました。
 それも、先ほども若干答弁したと思いますが、議会で今後議論をして、私は一番いいのは公共用地として活用できるようにしておく、一つの例として、これは特別委員会でありませんから、私の思いをここで言わせていただきますと、市はいろいろな今後図書館をつくったり、あるいは総合体育館をつくったり、あるいは道路をつくったりという公共事業がないとは限りません。あるでしょう。そういうようなときに一番ネックになるのは、そこにお住みになっておる方々をどこに移転していただくのかという、移転先を探せというようなことがよく言われます。そういうようなこと、私も20何年議員を経験しておりますけれども、筑後市も開発公社という別組織の中でそういう土地を確保してお世話したこともありますし、あの土地は、前回も申したと思いますけれども、4万 8,000平米ありますし、隣接地は高級住宅地として開発をされておるところで、いわゆるそういう意味での物をつくったり、あるいは何かを建てたりするという公共用地の取得ができないとしても、価格さえ合えば開発公社で先行取得をすることによって、市民の皆様方があそこで気に入ったと、こう言われる方があれば、そういうところに何か事業したときに移り住んでいただく土地として確保するとかというようなことも最終的には必要ではなかろうかなというふうに今思っております。
 そういう答えをさせていただいて、購入できない場合ということに対する私の回答としておきたいと思います。
 それから、期間の関係について言われましたけれども、これは先ほど申し上げたとおりに、国は筑後市にはことしの12月までに結論をと、こういうふうに言っておりますけれども、まだ病院は来年の12月31日まで継続をされるわけでありましょうから、私は特別、12月いっぱいで打ち切るということにはならんのじゃなかろうかなと、先ほどの全員協議会の中でもこの土地の利用については、国の土地でありますから、この利用のされ方、あるいは売却等の仕方も含んでおるかどうか知りませんけれども、筑後市と十分話し合いをしながら進めていきたいというようなことが、厚生労働省の方から筑後市の総務部の方へそういう話もあっておるということを9月5日の全員協議会の席上に総務部長が申し上げておることでありますから、このような期間をしておく、前に終わったら前で終わるわけでありますから、この期間で私は十分ではなかろうかなというふうに今思っているところであります。
◆7番(田中親彦 君)
 私の質問に関しましては十分な説明をいただきまして、わかりました。ありがとうございました。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質問。
◆13番(原口英喜 君)
 1点だけ提案者の弥吉議員にお願いと質問をさせていただきます。
 国立療養所筑後病院跡地検討委員会の目的と方向性は十分に説明をしていただきまして、私も地元地域の一人として非常に関心を持っておるところでございます。
 国から筑後市にボールを投げられまして、しっかりと筑後市もそれを受けとめなければならないと思っておりますが、この特別委員会の目的もしっかりと説明をしていただきまして、私たちもこの委員数、せっかくそういうふうな検討、勉強をしていくためには、22名の議員の中で少なくとも半分、10名ぐらいの委員を設けたらどうかと思いますが、その点についてはいかがでございましょうか。お尋ねとお願いをいたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 原口議員にはこの設立の目的等について十分御理解をいただいておるということで感謝をまず申し上げたいと思います。
 委員数について私は6名と、こういうふうにいたしておりますが、これは私の私案でありまして、先ほどこの名称等についても、入部議員の方から一部字句を変えたがいいじゃないかという御提起もあっておるところでございます。それと同じでありまして、議員の皆さん方、20名きょうはいらっしゃいますけれども、その議員の皆さん方が、私は6名でどうだろうかと、これはもう問題の提起であります。それを8名にせろ10名にしたがいいと、そういうようなことであれば、大いにそれは議論されて、この委員数の変更等については決められること、それがまさに議会でありましょうから、そういう御提起をいただきますならば、皆さんでこれも合意ができるような、この人員数に合わせるということは、これはやぶさかではございません。6名でないとだめだというようなことで固辞するつもりは毛頭ございませんので、十分その点御議論、どういうことをしなきゃいかんから、やっぱりこういう人数が必要である。地域の議員さんも入れてくれと、そういうようなこと等でありますならば、ぜひそういう方向で議論していただいて、合意ができるような数に持っていっていただきたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
◆13番(原口英喜 君)
 私の質問に明確に寛大にお答えをしていただきましたが、この委員の数においてはひとつ検討して、どういう形で委員の数を決めていただくかということはいかがでしょうか、どういう形で、検討していただけましょうか。
○議長(永田昌己 君)
 議長に対する質問みたいな点もありましたんですが、もし討論、採決もございますが、その後、議会運営委員会あたりで十分特別委員会の名称、議員の選出方法、あるいは選出人員等については御協議願ったらどうだろうかというふうには、今質疑を聞いておりまして思ったところでございます。
◆13番(原口英喜 君)
 採決の後によろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 ほかにありませんか。
◆18番(村上知巳 君)
 弥吉議員の提案理由の説明に私も設置についての反対という考えは毛頭ございませんが、確認のために弥吉議員の考え方をお聞きしたいと思いますが、いわゆる国側にも交渉、今後の話し合いを議会としてやりたい、特別委員会の設置がなされればですね。そういうことになりますと、当然予算も必要になろうかと思いますが、そこまでの考えも当然おありかと思いますが、確認の意味でお尋ねをさせていただきたいと思います。
 それから、今半数近い定数の原口議員の考えもありましたけれども、私はむしろ予算化するということになれば、ある程度財政も逼迫しておりますし、極力ふやすべきではないというふうに思っております。しかし、いわゆる国との交渉なんかを考えました場合には、議会の代表であります正副議長、これは対外的に権限を持っているのは議長でございますので、当然、私は6名というのは常任委員会から2名を代表出せば6名当然なりますから、そのほかに正副議長の扱いは私は絶対必要で、定数としては8が妥当ではないかと思います。正副議長に対しては、当然私は入れるべきだと思いますが、入れたところで6名なのか、私も6名、常任委員会から2名ずつで結構と思いますので、正副議長はぜひ、これは当然入れるべきと思いますが、その定数6の扱いについての弥吉議員のお考えをお尋ねさせていただきたいと思います。それと、予算の面での考えですね。2点お尋ねをいたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 まず、定数の関係でありますが、私は6名ということで、一つの思いでありますけれども、今までに特別委員会等が設置された経緯もございます。それは各委員会から2名ずつ、あるいは、主管の委員会から、それじゃいかんからもう1名ふやす、それに正副議長を入れるのかどうなのかという議論をされたところであります。この私の6名の中に正副議長を入れるとも入れんとも言っておりません。ただ、たたき台として6名を御提起し、先ほど原口議員の質問の中の答弁にも言いましたとおりに、これこそ皆さん方がこういう議論の中で正副議長を入れたがいいとかということであれば、ふやしていただくことも結構でありましょうし、この委員数については、議長は先ほど議運の云々と言いましたが、それは間違いだと思います。今議論をしておるわけでありますから、これが付託をされるのは皆さん方の了解がいただければ、これは厚生委員会での協議というふうになろうかと思います。これも付託をどこにするか、皆さん方でお決めになっていただくことだろうと思います。それが議会の流れだと思います。
 そういうようなことであれば、厚生委員協議会等の中で名称と委員数も含めた皆さん方の意見がどんどん出れば、それに沿った修正等がなされていくというのが議会ではなかろうかなというふうに思います。厚生委員協議会に参加されておる議員さんもきょうは全部出席をされておりますし、よく今の話を聞いておられることでありましょうから、そういうところで措置がされる。もしなされないとすれば、その後に討論、採決がございますので、どなたの議員から名称、それから、委員数等についても修正の動議等がなされて可決をいただければ、それが通っていくものだというふうに思います。
 それから、予算のことでありますが、村上議員も御案内のとおりに、残念ながら議会側としては、条例、こういうものの提出権はありますが、予算の編成権はありませんもんですから、予算については触れておらないところでございます。
 そういう議会の権限の問題がございますので、これ以上答弁できないところであります。
◆18番(村上知巳 君)
 今質疑ですから、弥吉議員の答弁にもありましたとおりでございますが、議会として厚生委員会で協議なされるときに私の意見も尊重していただくならばというふうに思ったのでこういう意見を述べさせていただきました。
 やはり議会外というのは、権限というのは議長がすべて握っておりますから、やはり国との交渉などが発生する場合のことを十分考慮して協議をさせていただきますようにお願いしたいと思います。これは質疑の中でこういった質疑はどうかなと思いますので、あえて申し上げたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 他に御質問ございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 提案者にお尋ねをいたしますが、9月5日の全員協議会の中で、数名の複数の議員よりいろいろ意見が出たという後に、桑野市長も、このような議会側の意見に対し病院跡地の利用については市民の代表であられる議員の皆様方の意見を十分拝聴し取り組むと、こういうふうに答弁なさっているようにここに書いてありますが、それは間違いありませんか、お尋ねをいたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 お答えをいたします。
 この議案の提出を私がして、ひとつ賛同者になってくれと若菜議員にお願いしましたけれども、いや、ちょっとということを言われました理由が今わかったところであります。
 市長がどういうふうに答弁したか、私は提案理由の中でも若干書いておりますけれども、私もこの病院跡地のことについて大変関心がございましたので、9月5日かなり詳細にメモをとったところでございます。やりとりについて、先ほどもお答えいたしましたように、市は今10億円の金がない。将来ともこの10億円捻出する財政的な余裕がない、そして、公共用地として当面使うつもりはないからというようなことでありました。しかし、市長のその後の答弁、それは議員の皆さん方が先ほども言いましたように、私も言いましたし、貝田議員、北島議員、それから中富議員、最後には緒方議員が発言をされたと思いますが、そういうような議員とのやりとりの中で私が書いておりますのは、しかし、議員さん方が10億円出しても買いと言われれば話は別だと、こういう答弁もはっきり言われております。そしてまた最後には、先ほども言いましたように、住民の代表であられる議員さん方の意見をというようなことも言われておりますから、そういう住民の代表である議員の意見の集約の場として特別委員会を設置して、集中的にやっぱり跡地の利用の問題について議論をしていく立場にある、責任も議員はあるのじゃなかろうかなということで提案理由の中で申し上げたところでございます。間違いなく書いておりますから、市長の答弁はそういうことでございました。
◆14番(若菜道明 君)
 弥吉議員は質問も答弁も非常に上手に答え、また、質問もされますので、私は非常にこれは聞き漏らしたかなんかわかりませんが、記憶も定かではありませんから、議長、全協を開いていただいて、市長に再度それを確かめるという方法をとっていただけないでしょうか。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時55分 休憩
                午前11時59分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1時まで休憩いたします。
                午前11時59分 休憩
                午後1時5分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩中に引き続き会議を開きます。
 休憩中に議会運営委員会を開いていただきまして、今さっき若菜議員の方から全員協議会に落として意見を求める件について御協議いただいた件でございますが、この点について委員長の方から御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 御報告申し上げます。
 本当に長い間時間をかけて議会運営委員会を開催したところでございますが、休憩中に議会運営委員会を開催し、議員提案に対しての質疑については、執行部に対し答弁を求めることはなじまないと、議員提案の趣旨になじまないということで意見の一致を見たところであります。
 今後の議員提案の質疑に対しましても執行部には意見を求めないということになりましたので、議員各位の御理解をお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(永田昌己 君)
 以上の委員長報告につきまして御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 それでは、そのように取り計らわさせていただきます。
 なお、先ほども御意見が出ておりました特別委員会の名称、あるいは定員、そして(発言する者あり)その点につきましては、質疑の終わってから議会運営委員会を開かせていただくということもあわせて御協議願いましたので御報告いたします。
 ほかに。
◆14番(若菜道明 君)
 皆さんには私の発言で大変御迷惑をかけたことをおわびいたしますが、1点だけ、これは当然答弁は執行部はされないわけですから、私が今から言うことをひとつよく聞いておってもらいたいと思います。
 9月5日に全員協議会でこういうことが言われて、その後、10月に入ってからある議員から、もう幹部は跡地は買わないと、購入しないと、こういうふうな話もあっておりましたが、私は実はそれを市長、また幹部ということがだれに当たるか知りませんが、そこいら辺も当然皆さんにお聞きしたいと、こう思って全員協議会を開いてもらうようにお願いしたわけでございます。
 それで、ひとつこれはどちらが言われたことが本当かわかりませんが、やはり幹部の人たちも、やはり市長がここで答弁されたことに沿っていろいろ議員に話されることも話していかれないと、私は非常に問題が起こると。市長は全協のこの本会議の中で答弁されておる。そうすると、市長も含んでですが、いんにゃ、あれはああいうふうに答弁したけど、実際は違うぞと、例えばですよ、そうしたり、助役もまた買う気持ちはなかったと、しかし、答弁はああいうふうにされたか、その後に9月5日後に幹部が話し合われて、やはり購入しないと、こういうふうに決定されたか知りませんが、そういうふうなうわさが出れば、非常に特別委員会もつくっても、これはなかなか執行部の方がそういうふうな気持ちじゃないなら同じかなと、こう思って私は市長に答弁を大体求めたわけでございますが、これでわかりましたので、よろしく執行部の方たち、また、幹部の方たちはだれを指すかわかりませんが、そういう点は十分気をつけていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 それでは、質疑もありませんので、議員提出議案、国立療養所病院跡地利用検討特別委員会の設置について質疑を終了いたします。
 なお、先ほど私の方から議会運営委員会の御報告もあわせてさせていただいたんですけれども、ただいまから暫時休憩し、議会運営委員会を開催させていただきます。
 暫時休憩いたします。
                午後1時11分 休憩
                午後1時22分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩中に引き続き会議を開きます。
 休憩中に議会運営委員会を開いていただきましたので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 議会運営委員会の報告をさせていただきます。
 「国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会」という提案者の提起だったわけですが、入部議員の質疑にもありましたとおり、「国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会」という名称にさせていただきたいということで意見の一致を見たところでございます。
 定数は6名、可決されれば、各常任委員会2名ずつ選出、それに正副議長が加わるということにさせていただきました。期間は平成15年10月20日より平成18年3月31日までということ議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(永田昌己 君)
 ただいま委員長の方から名称等の変更の説明があったわけですけれども、この議会運営委員会の御報告に御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。
 それでは、そのように取り計らわさせていただきます。
△日程第4 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第4.議員提案 パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会の設置について、質疑はございませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 午前中、提案理由の説明がございました。その中で二つほど大きくお尋ねいたしたいと思います。
 一つ、特別委員会の目的の中で、今後の対応について議会としてこの問題の解決に当たるようとあります。その中で、問題の解決とはどのような意味なのか、それと、議会の立場でだれにどのような方法で行われるのか、それから、企業のモラルといいますか、社会的責任を不評し、マスコミなどの力をかりたような訴え方まで考えられておられるのか、それともう一つ、大きなといいますか、問題の一つで、新たに企業を誘致する方法の基準ですね。ここはどこに置いてあるのか、大きくは2点の中の3項目等含めて御答弁いただければありがたいと思います。
◆20番(貝田義博 君)
 答弁をいたします。
 4点ほどあったかなというふうに思いますけれども、もし漏れがあったら、また後で補足なり願いたいというふうに思います。
 まず、今後の対応についてということで、その問題解決をどうするのかということでありますけれども、1点2点上げていますけれども、やはりこれは市民の税金を投入しているということで、今のところは一方的に会社側がその言い分で撤退、そして売却をするということにありますので、そうなれば、跡地利用の問題等も出てきます。それからまた、今現在12名いらっしゃる、パートが7名ということですけれども、その人たちの配置転換ということでありますけれども、当然、その人たちがあとどう応じるかという問題もありますし、ですから、そういうことを含めて、全般的に問題処理に当たるということであります。
 それから次に、だれにどのような方法でということですけれども、これはまた今から検討すべきことでありますけれども、例えば、県等含めて連絡会、対策会議をつくるとか、いろいろ方法があろうと思いますけれども、そういう県に対してあたりも当然していかなきゃいけないし、会社側についても、例えば聞き取り調査を行うとか、質問状を差し向けるとかという形でいろいろ取り組みはあるというふうに思います。
 それから次に、マスコミへの訴えなどと言われましたけれども、当然そういうことも踏まえた上での話であります。
 それから、新たに企業誘致とかどうするかということですけれども、それは、この成り行きを見て、またどうするかという次なる問題であろうというふうに思いますので、そのことも踏まえた上での特別委員会であります。
◆7番(田中親彦 君)
 私の質問に対しては全項目お答えいただいたと思います。その中で、こういう時世でございますので、今後の問題ですね、これが一番大切なことではないかなと思います。企業をとめることも必要かと思うんですが、それを含めて市の活性化、地域の活性化の中ではやはり空洞化しておくようなことが一番まずい結果になることだと思いますし、あとはこの筑後市のイメージといいますか、その辺のことも大切かと思いますので、そういう意味を含めた委員会なのか、そういう目的であれば、今回答がありましたような、そういう中で判断していくようなことになるかと思います。
 私の質問はこれで終わります。
◆20番(貝田義博 君)
 後処理の問題については、大事であるということは当然ですけれども、それはあくまで今後の成り行き、さっき私が言いましたけれども、いろいろ調べて客観的に出ていくという合理的な理由があるとするならば、その時点で初めて後処理をどうするかということで発生してくるものというふうに思いますので、そういうことも含めて、先ほど申しましたが、特別委員会で検討をするということです。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
◆18番(村上知巳 君)
 提案者の議会が果たす役割というか、市民の代表でありますので、やっぱりそれらに向かって努力するという趣旨、考えはもう賛成できるわけでございます。
 しかし、この問題におきましては、御承知のとおりに、我々筑後市議会もその企業の一方的な考え方に憤慨をし、決議文まで相手に突きつけておりますし、議会としての申し合わせ事項も率直に申し上げているところでございます。
 それで、約束が果たされなかった理由を明確にするというふうなこともうたってありますけれども、この問題は、私たち議会も当然条例を変更して、また莫大な予算を投入して企業誘致に当たった経緯があるわけでございますね。これは責任というのは、私は覚書から、それから、協定書に変わった時点で覚書は破棄されておりますが、その協定書の中にやっぱり誠実履行というのを一方的に会社が履行していない。しかし、その間私たちも行政側も、この協定の定めのない事項及び新たに相互で取り決めが必要な事項が生じた場合並びに、この協定についての疑義が生じたときは市及び会社が協議の上定めるものとするというふうに協定書にうたっているわけですね。私たち議会側もやっぱり何らかの手を打つべき、その協議もなされておらないということが、またこれは近藤市長から馬場市長、それから、桑野市長に引き継がれておりますけれども、そんな過程で、もう既に随分前に発生した事項を手打たずでこのまま来ておったという、これは市の責任と、それから、県の責任もありましょうし、もちろん一番大きなのは会社側の一方的な協議に、応じたか応じなかったかは知りませんけれども、そういった経緯を踏まえているわけですね。私どもはそういったことに対して、決議文ですから、意見書とはかなり意味が異なりますけれども、そういったことで、議会としての意見の一致を見て正副議長を筆頭に向こうとの交渉にも当たっておる段階です。
 生じておるわけですから、こういったことに対しては県と、それから市が3者で協議する責務が当然あるわけでございますので、あとはもう行政側にしっかり頑張ってもらって、そしてまた、議会の代表である議長がこのつくりたいという特別委員会まで設置したいという思いをしっかり受けとめてもらって、議会の代表として率先して今後の処理に当たってもらうということになれば、私はあえて特別委員会まで設置する必要があるのかなというふうに議会の責任ということからすれば、当然そういった考えも浮かび上がりますけれども、そういう点で私はどうかなというふうな考えを持っております。その点について貝田議員の、提案者の答弁をお願いしたいと思います。
◆20番(貝田義博 君)
 一つは、やはり行政任せにできないというところがあるというふうに思います。先ほども言われましたけれども、議会は市民の代表機関であります。ですから、こういう筑後市の将来に大きくかかわる問題、それから、当然当時の地権者の皆さんにもいろいろ御協力をしてもらったわけですから、そういう立場で議会側としても対処をしていくべきだというふうに思っておるところであります。
 それから、議会の責任ということでありますけれども、議決と申し入れ書を可決いたしました。そのことについては一切容認できないと、今回パナソニック側の言い分については。その上に立って閉鎖・売却については反対だというふうに決議をしたわけで、申し入れをしたわけですから、そのことがどうなっていくのか、きちんとやっぱり議会側も責任を持って、その処理に当たって全力を尽くすという、その立場で設置をお願いしているところであります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もございませんので、議員提出案、パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却対策特別委員会の設置について質疑を終了いたします。
 委員会付託は会議規則第36条第2項の規定により省略し、これより討論、採決を行います。
△日程第5 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第5.議員提案 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置について討論はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議員提出議案 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の設置については、原案のとおり可決されました。
△日程第6 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第6.議員提案 パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会の設置について討論はありませんか。
◆10番(池田光政 君)
 パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会設置について反対討論を行います。
 九州松下電気褐サパナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖問題について、さきの9月議会において、市当局より初めて説明を聞いた折には、非常に驚くとともに、約 240,000千円にも上る奨励金を出し、さらには、道路等の周辺整備も実施して誘致したものであることを考え合わせると遺憾であると言わざるを得ません。しかし、今回の企業誘致を振り返ってみますと、まず一つには、この企業誘致が福岡県との協調誘致であり、御承知のとおり、奨励金の半額約 120,000千円は県からの補助金であります。県企業立地課の考え方は、パナソニックコミュニケーションズ鰍フ撤退計画を変更させることはなかなか困難であり、それよりも現在の敷地を有効利用するためにも新たな企業の誘致を働きかけた方が現実的ではないか。また、県としても積極的にお手伝いしたいとの意向であると聞き及んでおります。
 次に、会社から提出された工場指定申請書に基づく市の指定は、平成2年度から平成9年度までの8年間となっており、既に期限切れと言わざるを得ず、この面からも県の考え方で進んだ方が得策ではないかと思われます。
 また一つには、各地方自治体の財政が大変厳しい中にあって、近隣の市町村と比較すれば、本市の場合若干の余裕があるのも企業誘致のおかげであり、そのような面から見れば、パナソニックコミュニケーションズ鰍煬サ在まで約 870,000千円程度の市民法人税等を納入されており、十分貢献されていると言わざるを得ません。
 以上のような経過を踏まえて、今回の特別委員会の設置を考えてみますと、市議会としては、工場の閉鎖・売却に反対する決議と申し入れ書について既に全員一致で可決し、翌日には議長及び副議長で本社に持参され、筑後工場閉鎖の撤回等について申し入れを行ってもらったところであります。また、市長も撤回の申し入れをされたと聞いております。したがって、会社は市及び市議会の意向については理解をされているものと思われます。
 今後、市、会社及び福岡県は良好な関係を保ち、よりよい解決策を目指すべきであり、基本的な対応は執行部で行ってもらい、その状況を踏まえて市議会としての対策を講じるべきと考え、特別委員会設置の必要性はないものと思います。
 以上、私の意見を述べ、反対討論といたします。
○議長(永田昌己 君)
 他に討論はございませんか。
◆13番(原口英喜 君)
 私も反対討論をさせていただきます。
 先ほどの池田議員と重複する面が大いにあるかと思いますが、重ねて反対討論をさせていただきます。
 パナソニックコミュニケーションズ鰍フ筑後工場の閉鎖・売却問題対策委員会設置について、反対討論をいたします。
 パナソニックコミュニケーションズ鰍フ筑後工場閉鎖・売却問題については、提案理由にも述べられているとおりであり、私も大変憤慨しておるところでございます。
 しかし、この問題について、さきの9月議会において十分審議され、その結果として筑後工場の閉鎖・売却に反対する決議と申し入れについて、全員一致で可決されたところでございます。申し入れ書について可決した翌日には、議長と副議長において本社に持参され、市議会としての意向を伝えられています。また、市長も同日に会社に出向き閉鎖の撤回を申し入れられたと聞いておるところでございます。
 したがいまして、今回の対応について執行部にお任せして、その交渉経過等を踏まえて、議会としてのチェック機能を働かせるべきであると考え、特別委員会の設置については必要ないものと考える次第でございます。議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 他に討論はございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私は、賛成の立場で討論に参加をさせていただきたいと思います。
 多くを言い尽くされておりますので、簡単に申し上げたいと思います。
 今、原口議員の反対討論に対して私も反対をするわけでありますが、市民の立場に立って議会をチェックしなきゃならんからこそ、私は設立の目的があるのじゃなかろうかなというふうに思います。
 9月の去る議会の中で、この場でこの問題が出たときに、県に気兼ねするような発言が市長の方からありました。それでは市民の代表である議会側としてそういう市の対応ではいかんのじゃなかろうかということで、御案内のとおり、今も話がありましたけれども、閉鎖・売却反対の決議を全会一致、満場一致でやったところであります。その中の原文を覚えておりますけれども、まず、一方的な会社側の閉鎖・売却という新聞発表等に対して反対すべき、そして、筑後市に進出してきたところの約束を守らせるようにするのが市民の代表である議会の役目ではないか、そういう文案で全会一致で可決をしたところでございます。それをフォローしていくといいますか、守らせるためにはどうしても執行部任せではなくて、議会は議会、市民の代表である議会の中でこういう特別委員会等をつくって、私はそのことを推し進めていく義務があろうかと思います。そういうような考えに立ちまして、私はこれは今申し上げておりますけれども、今申し上げておりますようなことで、ぜひ特別委員会を設置して、会社側と交渉する、原則に返って、原点に返って、まずは市との約束を守らせる、そのことを強硬に議会も発言していく、交渉していく、そのことこそがこの住民の代表である議会と言われるあかしではなかろうかな、そういうような思いで私は賛成をいたすところでございます。
 どうか議員の皆様方もそういう考え方にお立ちいただきまして、賛成いただきますようにお願いして、終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に討論はございませんか。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 私は、この事柄に関しては賛同者の一人でもあり、賛成の立場で、若干手短に討論といいますか、ちょっとお話をします。
 この事柄に関しましては、私は議会が、あるいは議員が、市民の立場にどれだけ立っているかという尺度、物差しになっているかと思うんですよね。この問題は間違いなく、ことしもあと70日ほどで終わりますけど、仮に2003年の筑後市のニュースをとれば間違いなくこの問題は、リップサービスではありませんが、市長提案のふれあいの里づくり事業、これもベストテンに入るでしょう。同じように、このパナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の撤退、これは筑後市民に大きなショックを与えています。間違いなく筑後のニュースの上位に入るわけですね。間違いありません。
 先ほど池田議員より反対の討論の中で、あるいは、9月議会におきまして執行部、市長あるいは担当課長より県の調整に任せればという文言がありました。果たしてこれでいいんですか。
 8月下旬、筑後工場の撤退のニュースが各新聞の経済面に出ておりました。そして、9月議会におきまして、この問題が大きくクローズアップされまして、各新聞に大きなスペースで記事として載りました。それ以降、私もそうです、議員の皆様におかれましても多くの市民の方から、あの筑後工場は撤退、議会は反対の議決をした、あるいは、会社側に、企業側に申し入れをした、あれからどうなったのと質問を多々受けているはずです。そして、こう答えますか、県に任せているからと。これでは筑後市議会としての役割は果たしているとは到底言い切れません。この問題こそ、先ほど市民の憤慨、あるいは、地域住民の一人として関心がある、市民大多数の方がこの問題に関して大きな関心を抱いてあるはずです。よって、きちんと議員としての役割、説明責任、これができますか。県の意向、調整に任せている、これで我々議員は市民の皆様に報告できますか。よって私はこの問題に関しましてはきちんと議会で特別委員会を設置し、これまでの経緯を確認し、そして、今後の検討をしっかり筑後市議会の総意としてきっちり機能を果たしていく、これこそ市民に対する説明責任だと思います。よって私はもちろん賛成の立場であり、ぜひ議員の皆様におかれましてもこの問題が市民の立場に本当に立っているかという尺度、物差しになっていると考えます。よって皆様方の御賛同をぜひお願いし、私の賛成討論にいたします。
○議長(永田昌己 君)
 他に討論はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立少数であります。よって議員提出議案パナソニックコミュニケーションズ樺}後工場の閉鎖・売却問題対策特別委員会の設置については否決されました。
 それでは、さきに可決されました国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会の設置について、各常任委員会において委員の選出をお願いしたいと存じますので、暫時休憩いたします。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 パナソニックのとに文句言うとじゃありません。それ前の運営で、国立療養所のことですたいね。これは修正提案とかあっていないですよ。原案可決と言われましたから、私が提案した原案のまま可決されておるはずですが、それで、今各委員会から2名、そうすると、議運の委員長は正副議長を加えて云々と、それはもう正式な修正の提案じゃないわけでしょう。それで、原案のまま可決されとっですが、それでいいんですか。それはだれかが修正案を出されて、そのことで質疑があって、そして、それが多数で可決されたときに初めて可決じゃないですか。今の療養所の関係は、これは原案可決ですから、名称でも変わっていないと思うんですよ。それはどういうふうですか。これはどうかやり直すか、やり直すときは聞くかどうか知らんです、それは一事不再議ですから、私はだめと思いますが、そういうようなことでいいんですか、議会は。私はよく調べていただくと、そういうふうに思うて、おかしかにゃと、こう思っておりますが、どうですか、委員を選ばれる前に。
○議長(永田昌己 君)
 それにつきましては、議会運営委員会で変更の御協議をいただいて、そして、議員の皆様に変更の御賛同をいただくというようなことで、そういうふうに考えて提起をいたしまして、その変更について何ら御異議がございませんでしたので、そのように取り計らわさせていただいたところでありますので、よければと思ってそうしたわけです。(「いやいや」と呼ぶ者あり)変更手続を必ず修正提案ということにしなければできないということであれば暫時休憩して……
◆21番(弥吉治一郎 君)
 いやいや、できないということであればと、できんのじゃないですか、どうですか、局長、今のような修正でしょう、議案は。一部修正したわけでしょう。議会運営委員会の中ではそういう修正をすべきだという意見が満場一致で、私も入っておりますが、出たわけですよ。それで、その後、採決の前、採決をしたら終わりですから、大体その前にどなたかがそれに対して、議運の委員長でもだれでもいいでしょうけれども、今した名称の変更と、それから、委員の数の変更について修正を出されなければ、そのまま原案で可決されておるということじゃないですか、議会は。(「修正案……」「今さら、採決の終わったわけやから」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 それでは、暫時休憩いたします。
                午後1時55分 休憩
                午後2時48分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 弥吉議員からの発言を受けまして、議会運営委員会を開いていただき、検討させていただきましたので、御報告を島委員長にお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 議会運営委員会の御報告をいたします。
 弥吉議員からの申し出につき休憩中に議会運営委員会を開催し、国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の修正案の取り扱いについては、修正案は議題とされておらず、採決の結果は修正案についてではなくて、原案を可決した結果となることで委員会の意見の一致を見たところであります。議員各位の御理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの委員長の報告に御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 それでは、そのように取り計らわさせていただきます。
 それでは、ただいまから休憩に入りますが、委員会で委員の選出をお願いいたします。
                午後2時50分 休憩
                午後3時9分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の委員の選出が終わりましたので、局長より報告させます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御報告を申し上げます。
 総務文教委員会より篠原千三議員、入部登喜男議員、厚生委員会より弥吉治一郎議員、若菜道明議員、建設経済委員会より原口英喜議員、坂本好教議員、以上でございます。
○議長(永田昌己 君)
 お諮りいたします。国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の委員につきましては、ただいま報告いたしましたとおり、指名することに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。ただいま指名いたしました方を国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
 それでは、正副委員長の決定をお願いしたいと存じますので、暫時休憩いたします。
                午後3時10分 休憩
                午後3時23分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 国立療養所筑後病院跡地利用検討特別委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長より報告させます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御報告を申し上げます。
 委員長に弥吉治一郎議員、副委員長に原口英喜議員、以上でございます。
○議長(永田昌己 君)
 特別委員会の正副委員長は、ただいま局長が報告いたしましたとおり、委員長に弥吉議員、副委員長に原口議員でございます。よろしくお願いいたします。
△日程第7 議案上程・提案理由説明
○議長(永田昌己 君)
 それでは、日程第7、これより議案第67号から第71号及び継続審議案第37号並びに議案第38号までを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 ただいま上程されました議案第67号から議案第71号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第67号は、物損事故による損害賠償の額を定めることについてであります。
 本年9月12日、市道羽犬塚停車場線エバーライフ羽犬塚一番館前の街路灯の根元が腐食していたことに加え、折から台風14号と重なり倒壊し、羽犬塚駅方面から国道 209号線に進行中の車の後部に落下し、車両損害を与えたものであります。損害を賠償するに当たり、このたび相手側の内諾を得ましたので、この額を定めること及び示談することについて、地方自治法第96条第1項の規定により提案するものであります。
 議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算については、議案第67号で提案いたしております物損事故による損害賠償に係る経費 1,072千円の増額補正であります。その財源としましては、保険金を充てることにしております。この結果、予算総額は15,483,402千円となるところであります。
 議案第69号の専決処分の承認については、平成15年度筑後市一般会計補正予算であります。
 内容は、10月10日に解散された衆議院議員の選挙が11月9日に予定されていることから、この選挙に係る経費15,803千円を増額補正したものであります。財源は全額県委託金であります。
 議案第70号 専決処分の承認については、平成15年度筑後市病院事業会計補正予算であります。
 内容は、筑後市を被告とする損害賠償請求事件の一審判決が10月6日にありました。このため、賠償金の補正をしたものです。
 去る平成11年7月28日、熱中症で市立病院に救急車で搬送された、当時高校3年生(39ページで訂正)の荒巻義之さんが、当病院で治療、転院後の久留米大学病院救命救急センターでの治療にもかかわらず、同年8月12日、熱射病による多臓器不全のため死亡された事件について、遺族から当病院に過失があったとして訴えられたものです。一審判決では適正なクーリングを行うべき注意義務に違反した過失があったとして、「被告は原告2人にそれぞれ22,066,777円及びこれに対する平成11年8月12日から支払い済みまで年5分の割合による金員を払え」とのことでありました。
 この判決により、仮執行が認められている賠償金44,134千円の支払い義務が生じましたので、平成15年10月10日専決処分をしたものです。
 次に、追加議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算について申し上げます。
 議案第70号で筑後市病院事業会計補正予算の専決処分の承認をお願いいたしておりますが、このほど控訴せず一審判決を受け入れることにしましたので、判決に示された額を補正するものです。この場合、賠償金は医業費用となりますので、収益的収入及び支出の予算科目に55,354千円の増額補正をしております。この賠償金の財源としましては、病院賠償責任保険により見込まれる保険金収入を計上しております。
 なお、議案第70号で提案しました病院事業会計の専決処分額44,134千円は、予算科目を変更したことから全額を減額いたしております。
 以上が議案の大要であります。慎重に御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終了いたします。
 これより議案の質疑を行います。
△日程第8 議案第67号
○議長(永田昌己 君)
 日程第8.議案第67号 物損事故による損害賠償について質疑はございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 お尋ねをいたします。
 提案理由によりますと、いわゆる街路灯が腐食のために風で倒れて通行中の車の後部に当たったと、そういうようなことでありますが、私は額についてかなり大きな額になっておると思いますが、後ろに当たったぐらいでこのような額になるのか、これはどこがどういうふうに査定をしたのかということが1点です。
 それから、これは調査をしましたから明らかになりましたが、この種の事故は今後も考えられるところであろうかと思います。そのときに、これはいわゆる市道の羽犬塚停車場線という、いわゆる都市計画街路、そこに設置されております街路灯が、市が所有するといいますか、管理しておる街路灯でありましたから市のこういう賠償責任になったと思いますが、市道とか、あるいはほかの市道には市が設置したものと、いわゆる地元の行政区、あるいは、商店街であれば商店街が市の補助金でもって設置された街路灯等々があると思います。明らかになったことですけれども、私が道路課で調べさせていただいたら、この街路灯はまさに市が設置して管理もしておるということでありますから、賠償の義務はあろうかと思います。それで、後段言いました、それ以外の補助金をやって、市が補助金を交付して地元の行政区とか、あるいは、商店街等が設置しておる、管理しておる街路灯でこういう事故が起きた場合については市はノータッチでいかれるものかどうか、ひとつお尋ねをしておきたいと思います。
◎道路課長(馬場正利 君)
 お答えいたします。
 保険金額が高いという御質問でございますが、これにつきましては、車両の損害額、これにつきましては、保険会社の専門の担当がおるところでございます。その方の査定額と、当然車を修理に出しますと代車ということになります。代車料ひっくるめての御提案でございます。
 それから次に、行政区、または商店街等で設置されたそういった外灯の転倒に対する事故は、市はどうするかというお尋ねでございますけれど、これについては、市の方で管理いたしておりませんので、タッチをいたさないということでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 後段はわかりました。明確に責任区分というのはしておかれておる方が私は将来のためにもいいだろうということで質問したところです。
 前段の関係については、じゃあ、保険で出る以外の金については市は出しておらないと、出さないという提案だということでいいわけですね、そういう理解で。
◎道路課長(馬場正利 君)
 お答えいたします。
 市が設置、または管理しております外灯以外については、市の方は責任をとらないと。(「それは聞いていない、それはもうわかっとっと」と呼ぶ者あり)保険金も当然でございます。保険金は全く出ません。我々が設置し、また(「前段の保険金……」と呼ぶ者あり)
 車の損傷、または代車料以外は一切出ておりません。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 それも保険金の中でしょう。
◎道路課長(馬場正利 君)
 はい。これにつきましては、保険金の中ですべて賄われるということになっております。
 以上でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、議案第67号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第68号
○議長(永田昌己 君)
 日程第9.議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第68号の質疑を終結いたします。
△日程第10 議案第69号
○議長(永田昌己 君)
 日程第10. 議案第69号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市一般会計補正予算(第3号))について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第69号の質疑を終結いたします。
△日程第11 議案第70号
○議長(永田昌己 君)
 日程第11. 議案第70号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号))について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第70号の質疑を終結いたします。
△日程第12 議案第71号
○議長(永田昌己 君)
 日程第12. 議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第71号の質疑を終結いたします。
△日程第13 議案委員会付託
○議長(永田昌己 君)
 日程第13. 議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。
 暫時休憩いたします。
                午後3時36分 休憩
                午後4時35分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第14 委員会審査報告
○議長(永田昌己 君)
 日程第14. これより委員会の審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 議案第69号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市一般会計補正予算(第3号))について申し上げます。
 この議案は、10月10日に解散された衆議院議員の選挙が11月9日に予定されていることから、この選挙に係る経費15,803千円を増額補正したものであります。
 審査の結果、全員賛成。原案可決でございます。
 次に、継続審査となっておりました議案第37号と議案第38号について申し上げます。
 なお、継続審査につきましては、9月6日と10日に委員会を開催し、協議を行ったところでございます。
 まず、議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について申し上げます。
 この議案につきましては、9月議会におきまして2市先行等の新たな枠組みが提案された議案と一緒に結論を出した方がよい。また、八女市と共同歩調をとるべきだとの意見などで継続審査となったところでございますが、9月議会に引き続き継続審査にすることで全員の意見の一致を見たところでございます。
 次に、議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について申し上げます。
 この議案につきましては、新聞報道等で御存じかと思いますけれども、9月29日に大木町議会は賛成少数で否決をなされました。9月30日に大木町の正副議長が結果を筑後市の正副議長に報告に来られたことをお聞きし、その内容をまず議長より報告をしてもらったところです。
 その内容は、新聞で報道されたとおり、大木町では6月末から調整懇談会を開き、町民から意見を聴取したところ、再度三潴3町合併を望む声が圧倒的に多く、住民の声を議会としては無視できず否決をしたとの報告でありました。それを受けて委員の皆さんの意見を聞いたところでございます。
 大木町議会では否決をされたが、自分は合併は住民投票で決すべしと思っている。大木町の否決の後追いの形で否決するのはいかがかと思う。住民発議の重みを考えると否決できない。また、この件は双方の住民発議を受けての議案だが、大木町が否決したから否決ではなく、 7,400人の署名をされた住民の重みを考慮して継続にしてきた。署名された方には厳しい結果であるが、いたし方ない。お互い先に進めるために否決せざるを得ない。また、今まで大木町や地元住民の方と協議をしてきたが、法定協の設置は双方の合意が必要であり、相手が嫌なものは合併できないと、署名をされた住民には申しわけないが、いたし方なく否決せざるを得ないなどの意見が出、採決の結果、賛成少数で、議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置については否決することに決しました。
 以上、総務文教委員会に付託されました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生常任委員会に付託をされました議案の審査結果を申し上げます。
 議案第70号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号))及び議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
 いずれの案とも一審判決に基づき賠償金の額を設定するものであります。
 委員会委員からは専決処分の取り扱いについて質問が出されたところであります。要するに専決処分という扱いがどの時点で発生をするのかと、要するに、委員からは実際に供託をしたと、支払い行為が発生をしたというときに初めて専決処分をなしたというふうに言えるんではないかということで、これはまだその段階にはない。専決処分をしたというのはおかしいんではないかというのが言われた意見であります。これに対して執行部からは、まだ執行はしていなくとも、その支払いが想定をされる場合、そういう予算化をしたという段階でもってもその範疇に入るというような見解であり、問題なしということでありました。
 協議の結果、全員賛成。両議案とも可決であります。
 以上で終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの厚生委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を申し上げます。
 議案第67号 物損事故による損害賠償について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成。原案可決であります。
 議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成。原案可決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 これより議員議案の討論、採決を行います。
△日程第15 議案第67号
○議長(永田昌己 君)
 日程第15. 議案第67号 物損事故による損害賠償について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議案第67号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第68号
○議長(永田昌己 君)
 日程第16. 議案第68号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議案第68号は原案のとおり承認されました。
△日程第17 議案第69号
○議長(永田昌己 君)
 日程第17. 議案第69号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市一般会計補正予算(第3号))について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立を願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議案第69号は原案のとおり承認されました。
 総務部長より提案について一部訂正があるという申し出がございますので、総務部長。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 大変申しわけありません。提案理由の中で一部訂正がございました。大変申しわけなく思いますけれども、訂正方をお願いしたいと思います。
 提案理由の中の2ページ、議案第70号というところがございます。この中で、荒巻義之さんが高校3年生と記述をしておりましたけれども、1年生の誤りでございました。おわびを申し上げ、訂正方よろしくお願いいたします。
△日程第18 議案第70号
○議長(永田昌己 君)
 それじゃ、日程第18.議案第70号 専決処分の承認について(平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号))について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり、承認することに賛成の方は起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議案第70号は原案のとおり承認されました。
△日程第19 議案第71号
○議長(永田昌己 君)
 日程第19. 議案第71号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって議案第71号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第37号

○議長(永田昌己 君)
 日程第20. 継続審査、議案第37号 八女市・筑後市・広川町合併協議会の設置について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は委員長の報告どおり、継続審査とすることに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって議案第37号は閉会中の継続審査に決定いたしました。
△日程第21 議案第38号
○議長(永田昌己 君)
 日程第21. 継続審査、議案第38号 筑後市・大木町合併協議会の設置について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、裁決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立少数であります。よって議案第38号は否決をされました。
△日程第22 会議録署名議員指名
○議長(永田昌己 君)
 日程第22. 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市会議規則第75条の規定により、5番中富正徳議員、18番村上知巳議員を指名いたします。
 以上をもちまして日程を全部終了いたしました。
 これにて平成15年第4回筑後市議会臨時会を閉会いたします。
                午後4時50分 閉会


 ┌────────────────────────────────────────┐
 │                                        │
 │         地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         │
 │                                        │
 │                                        │
 │           議     長    永 田 昌 己            │
 │                                        │
 │           議  員(5番)   中 富 正 徳            │
 │                                        │
 │           議  員(18番)   村 上 知 巳            │
 └────────────────────────────────────────┘