平成15年11月 臨時会(第5回)

           平成15年11月27日(木曜日)      

                               (午前10時00分開会)

1.出席議員(20名)

    1番  田 中  瑞 広         12番  島    啓 三
    2番  矢加部  茂 晴         13番  原 口  英 喜
    3番  緒 方  幸 治         14番  若 菜  道 明
    4番  五十嵐  多喜子         15番  水 町    好
    5番  中 富  正 徳         16番  永 松  康 生
    6番  坂 本  好 教         17番  大 藪  健 介
    7番  田 中  親 彦         18番  村 上  知 巳
    8番  入 部  登喜男         20番  貝 田  義 博
    9番  篠 原  千 三         21番  弥 吉  治一郎
    10番  池 田  光 政         22番  永 田  昌 己

2.欠席議員(2名)

    11番  塚 本  辰 吉         19番  北 島  スエ子

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       下 川  富 子


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                城 戸  一 男  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼同和対策室長)    角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長             下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長(兼消防署長)         松 藤    元  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    市町村合併担当参事          野 田  広 志  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    税務課長               城 戸  秀 穂  
    女性政策課長        
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一  
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               冨 久  義 樹  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    福祉事務所長             真 鍋  信 一  
    農政課長(兼水路課長)        鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             水 町  良 信  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              高 原    巌  
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    市立病院総師長            松 吉  教 子  
    市立病院副総師長           中 村  繁 代  
    監査事務局長             庄 村  國 義  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長   
                       松 永  盛四郎  
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会同和教育課長   
                       徳 永  憲 一  
    (兼同和対策室参事)    
    教育委員会文化振興公社支援室長    黒 田  洋 一  
    消防本部次長(兼総務課長)      堤    秀 信  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           永 田  耕 作  
    水道課長               大 籠    修  


              議事日程第1号      
                     平成15年11月27日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議案第72号から第80号まで及び議員提案の上程、提案理由説明
 第3  議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条
           例制定について                   質疑応答
 第4  議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改
           正する条例制定について               質疑応答
 第5  議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                     質疑応答
 第6  議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について
                                     質疑応答
 第7  議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につい
           て                         質疑応答
 第8  議案第77号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第2号)について
                                     質疑応答
 第9  議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
                                     質疑応答
 第10  議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について
                                     質疑応答
 第11  議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)について
                                     質疑応答
 第12  議員提案 特別委員会の名称及び定数の改正について        質疑応答
 第13  議案委員会付託
 第14  委員会審査報告
 第15  議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条
           例制定について                   討論採決
 第16  議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改
           正する条例制定について               討論採決
 第17  議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                     討論採決
 第18  議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について
                                     討論採決
 第19  議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につい
           て                         討論採決
 第20  議案第77号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第2号)について
                                     討論採決
 第21  議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について

                                     討論採決
 第22  議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について
                                     討論採決
 第23  議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)について
                                     討論採決
 第24  議員提案 特別委員会の名称及び定数の改正について        討論採決
 第25  会議録署名議員指名
● 閉  会

     (全員協議会)

     ――――――――――――――――――――――――――――
                 午前10時 開会
○議長(永田昌己 君)
 おはようございます。本日の出席議員は20名で、定足数に達しております。
 これより平成15年第5回筑後市議会臨時会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(永田昌己 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日招集されました第5回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る11月19日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日1日間とすることで、議会運営委員会として意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり、本日1日といたしたいと存じます。これに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
△日程第2 議案上程・提案理由説明
○議長(永田昌己 君)
 日程第2.議案第72号から第80号までと、議員提案を上程いたします。
 まず、市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。本日ここに、第5回筑後市議会臨時会の開催に当たりまして、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 ただいま上程されました議案第72号から議案第80号までの提案理由の説明を申し上げます。
 議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては、人事院勧告に準じ一般職員の期末手当を削減することに伴い、議会の議員についても期末手当の年間支給割合を 0.2月削減するものです。この改定時期は平成15年12月1日としております。
 議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては、議案第72号と同様の取り扱いとするものであります。
 議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 一般職員の給料を人事院勧告に準じ減額するほか、期末手当の年間支給割合を0.25月削減及び扶養手当のうち配偶者に係る手当額を 500円減額するものです。これらの改定時期は平成15年12月1日としております。
 また、官民格差を是正するため、4月に支給した給料、管理職手当、扶養手当、調整手当、住居手当及び通勤手当の合計額に1.07%を乗じて得た額に4月から11月までの月数を乗じて得た額と、6月に支給した期末・勤勉手当に1.07%を乗じて得た額の合計額を12月支給の期末手当から調整することとしています。
 議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。
 今回の補正は、 149,219千円を減額し、歳入歳出予算総額を15,334,183千円とするものであります。
 歳出予算につきましては、人事院勧告に準じた職員給与の減額及び人事異動による予算の組み替えであります。
 歳出予算に対する調整としては、財政調整基金繰入金を 149,219千円減額しております。
 議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第77号平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、いずれも議案第75号と同様に人事院勧告に準じた職員給与の減額及び人事異動による予算の組み替えであります。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終了いたします。
 次に、議員提案を上程いたします。
 まず、提出者の島啓三議員より提案理由の説明をお願いいたします。
◆12番(島啓三 君)
 提案理由の説明をいたします。
 特別委員会の名称及び定数の改正について提案理由を説明いたします。
 国立療養所筑後病院跡地利用特別委員会につきましては、去る10月20日の臨時議会において設置が決定いたしたところでございますが、臨時議会における質疑内容を踏まえて、名称及び委員構成を含めた定数について、議会運営委員会で協議いたしたところであります。
 協議の結果、名称を「国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会」とし、定数を正副議長を含めた8名に改めることで、議会運営委員会としての意見の一致を見ましたので、提案いたすものであります。
 議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 以上で提出者の提案理由の説明を終了いたしました。
 これより議案の質疑を行います。
△日程第3 議案第72号
○議長(永田昌己 君)
 日程第3.議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第72号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第73号
○議長(永田昌己 君)
 日程第4.議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第73号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案第74号
○議長(永田昌己 君)
 日程第5.議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆20番(貝田義博 君)
 おはようございます。
 この議案は、提案理由の中でもありましたように、人事院勧告に基づく、市職員の賃金を引き下げるものでありますけれども、幾つか私は問題を指摘しておきたいというふうに思いますが、まず第1点は、やはりこの深刻な今日の不況というのは、国民の懐がますますやっぱり厳しい中にあって消費を控えているということに、私はあるというふうに思うんで、今まさになすべきことは、国民の消費を温めるということで、懐をやっぱり温める、そういう方策が必要だというふうなときに、給与を引き下げるということだから、私は問題だというふうに思っているんですけれども、とりわけ今回の内容については、一つにはその不利益不遡及の原則に反しはしないかという、要するに不利益についてはさかのぼらないということがあるというふうに思うんですけれども、そういうことに抵触はしないかというふうに思うんですけれども、いかがなのか、お答えを願いたいというふうに思います。
 それから、先ほど申しました、この不況を克服するという観点からの、そういう賃下げが問題なんですけれども、一体、今回総額で 149,000千円の減額になっておりますけれども、それが筑後市の経済に及ぼす影響というのはどういうふうに考えておられるものか、2点お答えを願いたいというふうに思います。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 おはようございます。ただいまの貝田議員の御質問に対してお答えをさせていただきますが、まず1点目の不利益不遡及の原則に抵触をするのではないかという御質問につきましては、今回の人事院勧告につきましては、官民給与の格差は4月時点での比較均衡を図っているものでありまして、4月から改定の実施時期までの官民格差相当分を解消することにつきましては必要であるという考えでいるところであります。
 不況を克服することについての何らかの方策はということでございますけれども、140,000千円、 150,000千円弱ということになりますけれども、この金額が筑後市に及ぼす影響ということにつきましては、当然あるかと思います。国家公務員で1人当たり大体 163千円程度という減額がなされるということですから、当然懐は冷え込むものと思いますけれども、それが筑後市に及ぼす影響ということまでは、まだどういう影響があるかという分析までは至っておりません。
 以上です。
◆20番(貝田義博 君)
 不利益をこうむらないという、その原則には反しないということでありますけれども、この4月にさかのぼるという、その官民格差のことを言われましたけれども、こういうふうなことをすれば、ますます、例えば、民間給与を引き下げることにもなりかねないというふうに、私は思うんですね。だから、今日までやっぱり官の方に民間給与を合わせるというようなこともいろいろされてきたんですけれども、民間の給与が下がっているから、それに基づいて公務員の給与も下げるんだというのは、やはり私は問題だというふうに思わざるを得ません。
 今回の減額が筑後市に及ぼす影響というのは、明確に答えられませんでしたけれども、やはり私はますますそういうことでは国民の消費、市民の消費を冷え込ませるということからするならば、決して私は市の経済のためにならないというふうに思いますので、やはりそこら辺は給与がきちっと保証されてこそ、安心した暮らしというものも営めるわけですから、やはりその家族の生活不安をますます生じさせるようなことはすべきではないなというふうに、私は思います。
 それから、不利益遡及の問題でありますけれども、期末手当で調整をするということですけれども、やはりそれは解釈の違いということで、恐らくは国も市もそういうふうに考えておられるんじゃないかと思いますけれども、4月時点でということでは、今の現時点での判断も含めて考えると、実際皆さん方職員の立場からすると、やはり減額されるという、不利益をこうむることですから、それは私は問題だなというふうに思うんですけれども、市長はそういうことで、今担当課長が言われたことで全く問題ないというふうに思っておられるのか、そこだけお答え願いたいというふうに思います。
◎市長(桑野照史 君)
 余りにも課題が大き過ぎまして、少なくともこの失われた10年の中で、我々としても何とか景気浮揚を図ってもらいたいという、国に対する強い期待もあるわけでありまして、大変今曲がり角に私たちは立たされておるというふうに思うところでございます。
 したがいまして、今、貝田議員の御指摘のように、下げることのマイナス効果ということは当然、数字としては出せませんけれども、心理的なものも含めて影響が出てくると思いますけれども、しかし、しからば我が筑後市はそういうことをやらないんだということになりましたときに、果たして4万 7,800人の市民の御理解を得られるだろうかということも当然考えていかなければならないことだろうと思っておるところでございます。
 そして、いろんな方法として、これから、よその自治体において取り組んでおられるような、例えば、ボーナスの何%かを地域通貨で支給するというようなことで、有無を言わせず筑後市内での購買力を高めるというようなことも含めた、そういう努力はしていかなければならないと思いますが、国の人事院勧告には万やむを得ず、これに右倣えせざるを得ないというふうに私は認識をしているところでございます。
◆20番(貝田義博 君)
 最後、1点だけ質問して終わりますが、今回、その人事院勧告に基づいて全国の自治体でこういうふうに減額の条例提案をしているようなところがあるのかないのか、そのことをお答え願いたいというふうに思います。
 確かに、一般的な民間給与がこれだけ引き下がってきているときにあって、公務員がよ過ぎるよという声もあるんですね。しかし、本質はそういう問題じゃなくて、民間が下がっておるから公務員も下げていいんだという、私はそこら辺はやはり同等に考えていくわけにはいかないというふうに、やはり公務員の給与が、国民の間での賃金をきちっと定める立場もあったわけですから、そこを引き下げるということは、ますますこの不況を深刻なものにさせるということで、私は問題だというふうに思いますので、そのことだけは指摘しておきたいというふうに思います。
 減額の条例をどこか出していないというようなところ、何か聞いてあるのかどうか、そこだけお答え願いたいというふうに思います。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 ことしの分で、全国的な情報はちょっとつかんでおりませんけれども、近隣の市町村では、やはり人勧どおりの減額措置をしているようでございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 おはようございます。
 私は、貝田議員とは全く逆の考えでございます。市長が答弁されたのにほぼ同意をいたしますが、1点だけ市長にお答え願いたいと思いますが、市長は我が筑後市の職員の給料ですね、これがここ何年間どうなっていっていると思われますか、その点についてお答えを願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 筑後市職員という限定でなく、一般の公務員が今日の不況の中で給与が5年間減額の答申を得ていると、これに基づいて今回も出させていただいているわけでございまして、公務員諸君においても大変冬の時代だなと、気の毒だなと思います。ちょうど子育て、あるいは家をつくったりというようなことで、いろいろ物入りの中に予定が狂ってきているというのは気の毒だなというふうに思いますが、残念ながらこの全国の経済の中で、本当に忍びないけれども、この時期は耐えていかなきゃいかんと。少しでも早く経済がまた好転をして、元気が出てきて財力ができてくれば、当然のことながら、また公務員給与にもはね返る時期が来るだろうと、そういうものを期待するということでございます。
◆14番(若菜道明 君)
 市長の答弁を今聞きましたが、私はそう貝田議員のように本当に深刻に民間と比べて給与は下がっていないと、特に職員、公務員もですけど、私は給料がどうなっていると思いますかと、こう聞いたわけですね。そこいら辺を、じゃあ、お答えを願います。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 給与の民間と比べての水準というふうなことでの御質問かと思いますけれども、そのことがやはり人事院勧告、人事院の方で、一定規模以上でありますけれども、企業の給与実態を調査して、そして公務員給与にはね返させるというふうなことですので、水準的には若干、1年弱おくれますけれども、調査時点が4月ですので、それが今勧告が出てきておるから、若干時期的には半年ほどおくれますけれども、水準的には一般企業並みに調整が図られてきておるというふうには考えております。
◆14番(若菜道明 君)
 私は、そういうことを聞いているわけじゃないです。我が筑後市民なら筑後市の職員の皆さんの給料が、ここ何年のうちにどう推移したかと、それを聞いているわけですよ。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えいたします。
 ですが、ここ数年というスパンの中で、ちょっと情報を今持ち合わせておりませんので、正確なお答えできませんけれども、ことしの人事院勧告におきましては、大体給料、給与じゃなくて給料ということからいきますと、大体平均 1.1%の減額、引き下げ改定が行われております。先ほど市長の方が5年間マイナス勧告だったと言っておりますけれども、5年間がすべて給料が引き下げられたということではなくて、給与、手当まで含めてですね、そういうものも含めてマイナス勧告だったということになりますので、もし給料がここ数年の中でどれくらいマイナスになったかという数字が必要ということであれば、申しわけありませんけれども、ちょっと時間をいただいて、数字を持ってまいりたいと思いますが、次の質問の後でもよろしいでしょうか。(「いいです。はい」と呼ぶ者あり)
◆14番(若菜道明 君)
 議員の皆さんも、私は今の総務部長、市長公室長の答弁を聞いておられると、職員の皆さんは給料は下がったと、こういうふうに印象を持たれたと思いますが、私はここに例を幾らか引いております。4級行政職の1級表で、4級と6級、それに8級、この方のきょう現在で4級の15号、6級の15号、8級の15号と、こういうふうに、そうすると平成13年の3月ということは12年度ですね、そういうところで見ると、例で言いますと、ここの中にだれが該当されるかわかりませんが、現在8級の15号と、こういう人が平成14年の3月で 426,600円、今現在で 431,700円、今度12月1日で改正されると 426,900円、差額は幾らか、 300円上がっているわけです。減額になる人はほとんどいないと思います。
 平成13年の3月と比べて、そういうふうになりますから、やはり議員の皆さんも市の職員は給料が下がっていると、こう恐らく今の答弁を聞けば認識をされると思いますが、全然そういうことはありません。ただ、中には級号俸に該当されて、何人かは幾らかの減額になる人があると思いますが、それで公務員の皆さん、皆さんも実際は、平成何年かな、期末手当なんかが下がっていて、今が平成13年と比べて合計の0.35%しか下がっていないと思います。それで大体扶養手当てんなんてんのかして、本当に本給だけにしても 135千円しか下がらないわけですよ、1年間で。
 それで、非常に皆さんの答弁を聞いていると、公務員、特に市の職員は下がった下がったと、こう印象づけられておると思いますが、私が今言ったとに間違いあるかなんか、ちょっと調べてみてください。そうしないと、私が質問して、いえ、わからんと、うそやったと後で言われると困りますから、いいですか、時間をちょっと待っときますから。ほとんどの方が下がっておらないと思います。
○議長(永田昌己 君)
 今、答弁できますか。(「……時間をください」と呼ぶ者あり)
 暫時休憩いたします。
                午前10時28分 休憩
                午前10時38分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 執行部の答弁をお願いいたします。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えいたします。
 申しわけありません、お待たせいたしました。
 今、若菜議員の方から数字を提示していただきましたけれども、私の感覚といたしましては、ここ数年もらっております源泉徴収票はかなり、 100千円単位で下がっておりますので、絶対上がっているはずはないと思いながら話を聞いていたんですけれども、今の数字、議員が示していただきました数字につきましては、定期昇給分を含んだところでの金額ということになりますので、当然給与表につきましては、毎年人勧のマイナス勧告を受けて改定をしているということになっております。ただ、給料につきましては、平成14年度、昨年初めて給料についてのマイナス勧告が行われたということで、去年のマイナス改定率は 1.9%、ことしにつきましては 1.1%ということで、給料改定はなされているところでございます。
 ただ、5年間と申しましたけれども、その間、5年間行われておりますのは、一時金に関するマイナス勧告がずっと行われておりまして、平成11年度に5.25月、期末・勤勉手当含めまして支給されておりましたものが、今回は 4.4月まで下がったということで、御理解いただきたいと思います。
◆14番(若菜道明 君)
 私は、年間の所得は下がっているとはわかっておるわけです。ただ、皆さんがこの議場 でも、給料が下がっているということも何人かの部長や課長、室長も言われるから、私は数字を出して今示したわけでございますが、平成14年の3月というと、13年度と思いますね。13年度から今8級の15号がそうであって、4級の15号の方は今度の12月で減額されても、 2,900円本給は上がっているわけですよ。それで、市民の方も今のような答弁をされると、議員の皆さんもでしょうけど、実際給料まで下がっているかなと、こう錯覚をされると思いますから、特に市長もいろいろ民間との格差、また民間的な発想と、こう言われますけど、民間は給料そのものが下がっていると思いますよ。期末手当は、これは好不況といいますか、それによって当然左右されるべきものであって、ただ本給が、民間は私の知るところによれば、景気がいいというか、経営基盤がしっかりしているところはそう下がらないと思いますが、ほとんどのところがやはりこの筑後市内でもリストラや給料を下げて、どうか生き延びると、経営を、そういうふうにされていると思います。
 それで、市長に特に考えていただきたいとは、給料は下がっていないと、しかし、手当はこれはいつどうして戻るかわからないわけですから、そこいら辺を十分認識をしていってもらいたいと思いますが、どんなですかね、市長。
◎市長(桑野照史 君)
 御指摘いただきますように、現在の不況の中で、公務員に比べて一般の民間のなりわいをやっておられる方等の厳しい状況というのは、よく認識しております。ただ、それゆえに、じゃあ民間の基準に合わせて公務員の方も給与をさらに一歩突っ込みなさいということでは、今のところ私はむしろそうではなく、そういう公務員の諸君が、市役所に勤める職員が、民間のこの苦境をよく認識をして、その認識の中でより市民の皆さん方にサービスをすると、仕事で返すという部分を特に強めるべきであって、給与の削減等につきましては、全国レベルの人事院勧告に準じるところがぎりぎりではなかろうかというふうに思っておりますが、だから、のほほんとしてはいけないよと、市民の血税の中でこの行政が成り立って公務員の給与も払われているわけですから、その分しっかり仕事で返すべきだというふうに考えておるところでございます。
◆14番(若菜道明 君)
 私は、職員の給料を下げてもらいたいと言っているわけじゃありません。ただ、その認識が、この議場でも公務員は、特に役所の職員は給料も下がっていると、何年か前に比べれば下がってきていると、そういう認識を特に市長なんかはそうじゃないということを認識していただきたいと。そして、ほかの方で今言われたような、ほかの方で、例えば、組合との談合にしても、そこいらを十分認識していただいて、この期末手当というのは、これは上がるとは簡単と思いますよ、上がってくるとは。しかし、本給を上げる、こういうとはベースアップなんかはなかなか今の時代ではないでしょうけど、一番初めに調整するとは、やはり期末手当で調整をしていくと、人事院も、そういうふうに私は思っておりますので。ただ、認識だけはそういうふうに、本給は下がっていないと、そこだけはひとつ十分認識をされて、ひとつ特に幹部の人たちはよろしくお願いをしておきます。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 一、二お尋ねをします。
 通勤手当の関係で、ここに新旧対照表をいただいておるところでございますが、その改正後の4番、5番、6番ですね、若干当局からもお聞きいたしましたけれども、ちょっと理解しかねる部分がございますので、どういうことを意味するのか、もう一度御説明をお願いしたいと思います。
 それから、先ほど貝田議員の質問の中で、市長にお尋ねしますが、ボーナスの支給の関係で若干触れられました。有無を言わせず地域通貨で支給するとか、そういうことを考えていると、そういうようなことを言われましたが、そういうことができるのかどうか、お尋ねします。
◎市長(桑野照史 君)
 いや、私は、正確に議事録をとってもらわにゃいけませんが、地域通貨を検討しているとは言っておりません。そういう方法も含めて検討することができるのではないかという示唆をしただけでございまして、今現実にそういうことをやろうとすれば、当然のことながら商工業団体、それから市の労働組合等とも十分話をしなければならないことですので、一つの方法としてそういうことがあるのではないかという示唆をしたところでございます。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 それでは、通勤手当の改正につきまして、御説明を申し上げたいと思います。
 実は、このことにつきましては、私たちの方もかなり頭を痛めまして、条例改正をいただいた後に、どういう形で規則をつくっていくかということで、今後またかなりの検討を要するところと思っておりますけれども、今回の人事院勧告につきましては、従来通勤手当は1カ月定期券の価格を基礎にして手当額を決めていたという経過がございます。今度は民間の、また支給状況を人事院の方で調査をされる中で、低廉なという、安い価格の定期券を、基本的には6カ月定期ということになろうかと思いますけれども、それを基本にして一括支給をするという方法で改められるということになっております。
 これは来年の4月から施行ということで、改正条例の第2条の方でそれをうたわせてもらっておりますけれども、そのために、ちょっと文言の整理だけさせていただきますと、「月額」となっているところを「額」という形に改めさせていただいておりますし、「一月」を「支給単位期間」ということに改めております。この「支給単位期間」につきましても、JRあたりは6カ月の定期というものはございますけれども、例えば、バス会社などによりましては、6カ月定期がないようなバス会社もございますので、そこら辺の調整がどうなるか、今後検討を重ねていかないといけませんけれども、そのために「一月」ということでもなく「6カ月」ということでもなく、「支給単位期間」という言葉で改正をお願いしているところでございます。
 それとあわせて、例えば、離職、通勤事情の変化、そういうものにつきましては、6カ月定期の購入をしている職員につきましても返納すると、そういう条、例えば、離職をされたり、通勤事情が変わったりということで、6カ月定期の額を前もって支給していても、返納ということが生じる可能性もございますので、あわせて返納ということもうたわせていただいているところでございます。
 先ほども申しましたように、確かに1カ月定期を6カ月定期で買うということになりますと、行革という点では一定の成果はあるものと思いますけれども、それに基づく規則改正というものがかなりテクニックを要するものということで、頭を痛めているところでございます。
 以上です。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 これを見てみますと、なかなか凡人には理解できないような、何のことを大体書いてあるんだろうかというようなことで、条例とか規則とかというのは、そういうことだろうと思います。それでちょっと答弁求めたわけですが、今、市長公室長が言われたようなことというのは、私も今までにちょっと勉強をしておりました。
 それで、例えば、今までは1カ月単位で、いわゆる通勤手当といいますか、列車あたりで来る人は支給をしておったと、しかし、実際は6カ月定期があるわけですから、その人はもうかっとるという計算になるわけですね。そういう人がどのくらいおられておったわけですか。長期を買えば安くなるわけですね。どのくらい安くなるか、私もちょっと実際は知りませんが、実際、市役所からは1カ月分の定期料金をもらって、そして6カ月買って割引があるわけですね、6カ月で1割あるなら1割はもうかるわけですね。そういうようなことをしてきた人がおるわけですか。どのくらいおられて、その額はどのくらいになるのか。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 現在、 500数十名の市職員がおりますけれども、その中で公共交通機関で通勤をしております職員につきましては、本庁関係では大体2名程度、病院の方で五、六名ということを聞いておりますけれども、じゃあ、その方たちが6カ月定期を購入されていたかどうかということまではつかんでおりませんけれども、もしこの改正を行ったところで、どれくらいの経費の縮減になるかということを算定しましたところ、8名ということで、職員の通勤距離数を考えてみますと、大体20数万円ぐらいの経費節減が図れるのではないかと考えているところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 じゃあ、今までそういうふうに市役所からは1カ月単位のいわゆる定期券料をもらって、6カ月で買っておった人がおるかおらんかわからんと。おられたときは、それは返納はさせるんですか。こういう条例の改正をやった後は、そういうことはないわけですね。6カ月で買いましたということで請求すれば、それをやられると、45千円以内はですね、そういうようなことだろうと思いますが、私はここの第5条とありますね、運賃等相当額の算出の基準という第5条がございます。これは運賃等の相当額の算出の基準を定めたものです。
 これを読むと、「額の算出は、運賃、時間、距離等の事情に照らし、最も経済的かつ合理的と認められる通常の通勤の経路及び方法による運賃等の額によるものとする。」と。方法による運賃等の額とするならば、それは6カ月が有利であれば、6カ月買う人であれば、6カ月分の定期を支給されておらなくちゃ、私はならんと、この条例を読むとですね。そういうことをされていなかったということですか。もう今条例改正をしないでも、ここであるわけでしょう。経済的かつ合理的と認められる経路及び方法によると。こういうことをせんで、条例があるのにせんで、1カ月単位の高いものを買わせておったと、そして6カ月買った人は幾らかその定期券代が浮いておったと、そういうようなことと思いますが、どうですか。
 そして、第12条にあります「通勤手当の月額が適正であるかどうかを当該職員に定期券等の提示を求め、または通勤の実情を実地に調査する等の方法により随時確認するものとする。」というようなことは、今のお話ですと、わずか七、八名しかおられない、例えば、公共交通機関で通勤をしておる方さえも、こういうことが一切、条例にあるけれども、第12条の「任命権者は」云々とありますが、これは全くされていなかった、皆無であったというようなことですか。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 答えになるかどうかわかりませんけれども、現在のところ、1カ月単位での支給ということで通勤手当を支給しておりますので、現在のところでの考え方には間違いはなかったと考えております。
 例えば、第12条の方に確認をするということがございますけれども、これは当然職員の方に通勤手段の変更があった場合は必ず出させるようにしておりますし、それがおくれて提出をされた場合には、事実が発生したところまでさかのぼるということで処理をさせていただいているところでございます。
 今までは1カ月単位ということでの通勤手当の額を決めておりましたので、当然、中には3カ月定期ということを購入された職員がいらっしゃったかもしれませんけれども、月々の公共交通機関の定期券の額というものを基礎に通勤手当を支給しておりましたので、今回はそれを見直したいということでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 じゃ、それなら、この第5条はどう解釈すればいいんですかね。運賃と相当額の算出の基準で、運賃についても「実情に照らし最も経済的かつ合理的と認められる通常の通勤の方法による運賃等の額とするものとする。」と。ということは、3カ月定期で買う人は3カ月分しか払わんということが、最も経済的かつ合理的と認められる運賃等の額の計算になるんじゃないですかね。この条文は何のためにつくられておるんですかね。第5条の解釈について。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 第5条の解釈につきまして、今御指摘がありました通常の通勤の経路及び方法――その前からですね。「運賃、時間、距離等の事情に照らし、最も経済的かつ合理的と認められる通常の通勤の経路及び方法による運賃等の額によるものとする。」とございますけれども、これは通常の通勤の範囲の中でということであって、経路等によるもので、これをまとめて、例えば6カ月定期券を買うとか、そういうことで運賃の額を定めたものということではないと思います。経路の問題であって、その購入を月単位でするということで経済的ということを考えているものではなくて、その交通の経路、例えば遠回りをするとか、一番経済的な交通の方法によってということで御解釈をお願いしたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 ばってん、ここにはですね、運賃等という、額に相当する額の算出は、その距離とか経路とかじゃなくて、運賃ということをぴしっと定めてあるわけですね。運賃も、最も経済的かつ合理的と認められる通常の通勤の経路及び方法による運賃等の額ですから、これをぴしっと適用すればいいということじゃないんですかね。それをわざわざ1カ月単位で高い、わずか数名でしょうけど、そういうことをされておったということじゃないだろうかと、こう思うわけですね。
 すると、皆さん方がやられることは、条例を出されて、あとは規則とかそういうことで定めるとかということになりますと、こっちの範疇じゃないわけですから、市長の範疇ですから、そこには余り口出せんというようなことになってしまうわけですね。あとは細部については規則で定めるとか、そういうようなことが多いわけですね。
 私は、この第5条を的確にやられておれば、今言われるような職員の皆さん方が通勤定期でもうかるというようなことは発生しないと、そしてまた、第12条のことを的確にやられておれば、それだけで事が済むんじゃなかろうかというふうに思います。これは何のために、運賃ということも入っておるわけですから、経路をわざわざ遠回りして、西牟田から下妻に行って市役所に来ますよとかというようなことを認めることはないだろうと思いますから、当たり前のことだと思いますよ。
○議長(永田昌己 君)
 10分間休憩いたします。
                午前11時1分 休憩
                午前11時11分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 それでは、先ほどの御質問に対してお答えを申し上げたいと思いますが、筑後市職員の通勤手当支給に関する規則の第7条にございますけれども、第1項に「交通機関、または有料の道路が定期券を発行している場合は、当該交通機関等の利用区間に係る通用期間1カ月の定期券の価格」ということが規則でうたわれておりますので、今後、条例改正を受けまして規則改正もやっていかないといけないということで考えているところでございます。
 以上です。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 その条例があることも、私も知っておるわけですよ、第7条もですね。しかし、第5条を正確に解釈するならば、今さっきから言っておりますように、6カ月なり3カ月で買った人を、1カ月にわざわざ割増しして支払われるようなことはなかったんじゃないかと、こういうふうに思って言っておるわけですよ。そうすると、最後の事後の確認については、大体何カ月とか、1年に1回とか、そういうようなことでされておるんですかね。言うなら、列車あたりの定期券と、1カ月の定期券を買うよりか、車で来た方が安くなるとかというようなことはないのか。
 昔は、1週間のうちに6日ぐらい働きに出てありましたが、今は週休2日というようなことになって、平均すれば20日ちょっとぐらいじゃなかろうかなと。市立病院なんかは交代勤務があって、恐らく10日か12日ぐらいしか出ないと、こういうことになりますと、いわゆる定期券料をもらって、それを買わんで自分の車で来るとか、あるいは必要なときだけスポット買いといいますか、きょうならきょうだけ列車で来るとかということも可能ではなかったのかと、こう思いますが、そういうことは一切あっていないんですか。あっていないとすれば、任命権者はどういうふうにして確認されてきたのか。過去にでも確認されておるとかというような事例があれば、ひとつお示しいただきたいと思います。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 原則的には本人申告ということで整理をさせていただいておりますけれども、例えば、交通手段が変更になったりするようなことが本人からおくれて申し出があったりしたときは、当然さかのぼってその精算をしておりますし、また数年に1回、例えば、車で通勤している者の、当然通勤経路等も資料として提出をさせておりますので、それを実測したり、そういうことでの状況把握はしているところでございます。ただ、全員につきまして、それが正しいかどうかという確認をしているのかということを言われると、事務量の関係で全員に対しては行っていないというところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 じゃあ、第12条の事後の確認というのは、ほとんどされておらないということで、そういう認識をしておきたいと思います。
 それから、市長がさっき言われたボーナス、私は私の耳に間違いがなければ、有無を言わせずというような、地域通貨で支給するとかというようなことを言われたと思いますが、ひとつテープを起こせと言われましたから、ひとつ事務局に、議会を休憩をいただいて、私はこれは大事なことだろうと思います。なぜかといいますと、法律に関することでありますから、市長が言っておられないということであれば、私の聞き違いということでありましょうから、その部分について、ひとつテープを起こして文章にしていただきたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩いたします。
                午前11時16分 休憩
                午前11時58分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1時まで休憩といたします。
                午前11時58分 休憩
                午後1時   再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に会議録を作成させていただきました。皆さんのお手元にお配りいたしております。
 他にございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 正確に議事録をとってもらわなきゃいけないということで、議事録をとったところ、こういうふうに言われておるわけですね。「ボーナスの何%かを地域通貨で支給するというようなことで、有無を言わせず筑後市内での購買力を」云々とですね、私は有無を言わせずすることじゃないんじゃなかろうかなという意味でですね。地域通貨を提案されることは、私も賛成ですよ。商工会議所あたりに、それはぜひ労働組合でも受け入れるべきだというつ もりでありますが、有無を言わせずすることじゃないと、労働基準法にはちゃんと通貨で支払いをしなきゃならんという規定があるわけですから、そういう意味で申し上げたわけです。
◎市長(桑野照史 君)
 きょうは、これは議会の賢明な議員諸公がおられるところですから、全く弥吉議員の今の問いかけは、かなり曲がっております。私の正確な意味は、例えば、その地域通貨って、まだ漠然とした話ですよ。ここで私は検討をしておるとも言っていないことがわかったと思いますが、地域通貨とか、あるいは商品券とか、いろんなことがあると思いますが、この有無を言わせずというのは、これをもらったら久留米では買えない、福岡では買えない、八女では買えない、もう有無を言わせず筑後市でしか買えないじゃないかと、そういう意味での有無を言わせずでありまして、この制度をごり押ししてやるということとは全く意味が違います。それはもう誤解でありまして、それはそういうふうにとられたとすれば、訂正をしておいてください。
 地域通貨である場合、久留米でも福岡でも買えない、東京でも買えない、現金であればどこでも買えますが、しかし、筑後市で有無を言わせず筑後市でしか買えないということが、購買力を高めるという意味で言ったわけでありまして、これをそういうふうにとられて、有無を言わせずこの制度をつくるみたいな話にされたら、私としては大変迷惑でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 そういう有無を言わせずというような発言がありましたから、これはどういうことかなと思って議事録をつくっていただいたところです。
 市長も、これはくどくなると思いますが、法律には、市役所で働いた職員の皆さん方には、本人がオーケーと言わない限り、通貨で支払わにゃいかんという法律があるのは御存じだろうと思います。私もそういう法律を若いころ知っておりましたから、やっぱり有無を言わせずそういうことでやるのは――私はそういうことができるなら、私は何%といわず、1割でも2割でも受け入れが可能なら、やられることには賛成ですよ。しかし、上からどんと圧力というようなことでなされちゃ、これはいかんことじゃなかろうかと思って言ったところです。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 ちょっと漏れておりましたから質問をいたしますが、今、弥吉議員に関連する公共交通機関の問題ですけど、これについては、いろいろ給料の是正というか、国家公務員に倣って、国家公務員もこうなったから筑後市の職員もこうすると、こういうふうに出ておりますが、公共交通機関の7名の方ということですけど、この定期の料金、本人に渡っている料金は国家公務員と比べてどうかをお知らせ願いたいと思います。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 本人が支払っている1カ月の定期券の額ということで手当額は出しておりますので、国家公務員と同じだということで認識をいたしております。
◆14番(若菜道明 君)
 公共交通機関は同じということで、それは間違いありませんね。
 それと関連してですけど、じゃあ、法律用語というか、条例用語では自転車及び電動機つき自転車等ということであらわしている、通常の皆さんもマイカーといいますか、それか徒歩、自転車、こういう方たちと筑後市の職員の方もそういうふうな同じという理解でいいでしょうか。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 交通用具利用者ということでございますけれども、今回の人勧においては、国の方でも一定この交通用具利用者の方につきましては改定がなされております。片道40キロメートル以上の方については一律支給という金額が定められておりましたけれども、国の方でもそれを60キロまで延ばして、4段階、新しい距離区分で設定がなされております。それが今回の人事院勧告の交通用具利用者という方に対する改定ということになっておりますけれども、筑後市の場合は、交通用具利用者につきましては、国に準じた距離区分にはなっておりません。今回、40キロメートル以上までは距離区分はつくっておりますけれども、その該当者がいないということで、今回においては筑後市では改定を行っておりませんけれども、距離区分自体も若干国と違っているという状況があるところです。
◆14番(若菜道明 君)
 きょうはその違いの数字は答弁は求めませんが、私も私なりに研究し、調査し、また次の機会に質問はしたいと思います。
 これで私の質問を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第74号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案第75号
○議長(永田昌己 君)
 日程第6.議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について、質疑はございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 1点ですけど、13ページ、一般管理費の職員人件費と、ほかのところをずっと見ますと、大体人件費は先ほどもいろいろ言われたように下がっているわけでございますが、ここで 6,624千円の補正をされ、その中で 900何十万という、給料等を上がって補正をされておるが、これはどういう理由かをお知らせ願いたいと思います。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 質問議員の質問にお答えします前に若干、新しい議員もいらっしゃいますので、職員人件費の予算の組み方というものをちょっとだけ説明させていただきたいと思いますが、ちょうど今が来年の予算編成時期に入っておりまして、当初予算を編成するときなんですけれども、現在の職員配置状況というものを基礎に予算を編成していくわけですが、例えば、機構改革、あるいは年度末の退職、その次の採用ということまで踏まえまして、必要最小限度の人事異動を行います。その職員に対して一人一人、例えば、昇給月がいつなのか、その人に対しては扶養家族がどれくらいいるのか、通勤手当はどれくらいなのかというような手当の額を積み上げていきます。共済の額も当然積み上げていくんですけれども、それをトータルしたところで、例えば、一般会計、特別会計などの会計ごと、そこの中でも事業ごとに予算を積み上げていくと、それが人件費に関する当初予算ということになってまいります。
 その後、筑後市では4月と8月に人事異動を行いますけれども、そのことでかなり大きく予算を組み替える必要が生じてくるということで、今回補正もお願いをしているわけですけれども、御質問いただきました職員人件費、総務費のところ、13ページですけれども、たまたま補正増ということになっております。数字が補正減になっておりませんけれども、これは単に職員の異動によるものということで御理解をいただきたいと思います。総額では一番最初にございますように、 149,000千円余りの補正減を行っておりますけれども、他会計への移動、あるいは他の総務費外への移動、職員の異動に伴ってこういう数字が積み重ねてくるということでございます。
 それとあわせて一つ、ここの場をかりまして訂正をさせていただきたいんですけれども、今、質問議員が御質問いただきました、その13ページの職員人件費の上に、特別職の人件費3人分がございますが、今回は条例改正をお願いしておりますとおり、本来でしたら 0.2カ月分の期末手当が削減されなければなりません。当然ここには特別職の下にも職員手当等ということで、マイナスの数字が上がってくるべきところなんですけれども、これは四役の教育長、教育長の数字が31ページにもございますけれども、同じようにマイナス補正になっておりません。それが、当初予算をつくるときに、本来でしたら 3.5月で特別職の期末手当は計上するわけなんですけれども、電算システムの方で3.25月と、3.25月というのは一般職の期末手当の額なんですけれども、それで当初予算を組んでしまいまして、人事秘書係の方でそれをチェックするのが漏れてしまったということがございました。それで、 3.5月が3.25月というところで、人勧近くの数字を最初から計上いたしてしまいまして、現実的には職員に倣って 0.2月、額はちょっと違いますけれども、 0.2月の減が生じておりまして、 3.3月、議員と一緒に四役は 3.3月となっておりますけれども、3.25月で計上しておったから不足が生じております。そこにつきましては、金額的には 1,000千円余りということになると思います、 1,230千円程度になると思いますけれども、職員手当の方から流用させていただきたいと考えております。教育長につきましてが、31ページでございますけれども、ここにつきましても、 0.5カ月分の期末手当の不足が生じておりますので、 360千円程度の職員手当の方からの流用を行わざるを得なくなっているということで、何で四役の分がマイナス補正があっていないかということに、もし予算書を見ていただいて、お気づきの方もいらっしゃると思いますけれども、そういう理由があったと、こちらのミスがあったということで御理解をお願いしたいと思います。(70ページで訂正)
 今の若菜議員の御質問に対しましては、もう職員の異動によるものということで御理解をお願いいたしたいと思います。
 以上です。
◆14番(若菜道明 君)
 いえ、私はこれは、じゃあ、端的に言いますと、機構改革で4月というか、3月に予算を組んだときから、人がここに、この53名ということが前の3月に予算を計上されたときより多くなっておるということはないわけですか。ただ、異動だけでそういうふうにプラスになるということですかね。私が聞いているのは、職員の異動だけじゃなく、異動に伴う増員ということはないわけですか。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えいたします。
 この53人につきましては、一定、ちょうど当初予算を組む時期に機構改革も同時進行でやっておりますので、なかなか難しいところがありますけれども、この53人につきましては実数ということですが、今、人事交流を県、久留米市、八女市とやっておりますけれども、そういう方たちの分についても、総務費の中に含まれているという状況でございますので、実質的な職員の配置と若干違っている分はあるかと思いますが、53人予算化しているということについて間違いはありません。
◆14番(若菜道明 君)
 いえ、私が聞いているとは、当初予算、そのときが53名で、人数は今度の補正の分もここは53名と書いてありますから、これが当初予算では、例えば、52名であったと、そういうふうなことじゃないですかと聞いていますが、それはないわけですかね。
○議長(永田昌己 君)
 人がふえているかどうかということ。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 お答えいたします。
 この数字につきましては異動はあっておりません。職員の異動については、内訳がございますけれども、予算書の39ページを開いていただきたいと思うんですが、これが一般会計の中での職員数ということになっております。左側の方の総括のところのすぐ下に、補正後が 352、補正前が 353という数字が上がっておりますけれども、比較してマイナス1となっております。補正前におきましては、年度末に急に退職者が2人発生いたしました。その関係で、本来でしたらマイナス2となるべきところだったんですけれども、今、久留米市の方との人事交流が下水道事業の特別会計の方に1人おりまして、年度末ごろには久留米市の方が1年限りというお話もございまして、ひょっとしたら引き揚げないといけないということで、下水道事業の方で職員を予算化しておりましたところ、あと1年は延長は仕方がないということで、久留米市の方から承諾いただきましたので、マイナス2とプラス1で差し引き1名の減になっていると、補正前と補正後の職員数については、そういう状況でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 他にありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、議案第75号の質疑を終結いたします。
△日程第7 議案第76号
○議長(永田昌己 君)
 日程第7.議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第76号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議案第77号
○議長(永田昌己 君)
 日程第8.議案第77号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第77号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第78号
○議長(永田昌己 君)
 日程第9.議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第78号の質疑を終結いたします。
△日程第10 議案第79号
○議長(永田昌己 君)
 日程第10.議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第79号の質疑を終結いたします。
△日程第11 議案第80号
○議長(永田昌己 君)
 日程第11.議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第80号の質疑を終結いたします。
△日程第12 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第12.議員提案 特別委員会の名称及び定数の改正について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議員提案の質疑を終結いたします。
 この議案は、委員会付託は会議規則第36条第2項の規定により省略いたしたいと存じます。これに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議もありませんので、議員提案は委員会付託を省略いたします。
△日程第13 議案委員会付託
○議長(永田昌己 君)
 日程第13.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。
 暫時休憩いたします。
                午後1時21分 休憩
                午後2時7分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第14 委員会審査報告
○議長(永田昌己 君)
 日程第14.これより委員会の審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 それでは、総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 人事院勧告に準じ、一般職員の期末手当を削減することに伴い、議会の議員についても期末手当の年間支給割合を 0.2月削減するものです。
 審査の結果、全員賛成、原案可決でございます。
 続きまして、議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決でございます。
 議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決でございます。
 議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)第1条中、歳入全部及び歳出第1款、第2款(第3項を除く)、第10款について申し上げます。
 これも人事院勧告に準じた職員給与の減額及び人事異動による予算の組み替えでありまして、審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 以上、総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について報告をいたします。
 付託をされました議案のいずれもが、主には人事院勧告に基づき職員の給料等を減額する条例改正でありました。
 議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)第1条中、歳出第2款第3項、第3款、第4款第1項.保健衛生費及び第9款について申し上げます。
 全員賛成、原案可決であります。
 続いて、議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、同じく全員賛成、原案可決であります。
 議案第77号 平成15年度筑後市介護保険特別補正予算(第2号)についても、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)も、同じく全員賛成、原案可決であります。
 議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)についても、同じく全員賛成、原案可決であります。
 以上で、厚生委員会の審査結果を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの厚生委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を申し上げます。
 議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)第1条中、歳出第4款(第1項.保健衛生費を除く)、第6款、第7款、第8款、第11款及び議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、人事院勧告に準じた職員の給与の減額及び人事異動による予算の組み替えであります。
 ともに全員賛成、原案可決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 これより、全議案の討論、採決を行いますが、その前に執行部より発言の訂正の申し入れがあっておりますので。
◎市長公室長(徳永知英子 君)
 申しわけありません。先ほどの私の説明の中で2点ほど訂正をさせていただきたいと思います。
 予算書の13ページですけれども、特別職の人件費の中で、流用額を 1,230千円程度になるだろうということでお話をさせていただきましたけれども、 0.5月と0.05月を間違えておりまして、流用額は現実的には 120千円余りということになります。
 それと、教育長のところにつきましても説明をさせていただきましたけれども、3.25月が 3.3月ということを申しておりましたけれども、新しい教育長がことしの10月に就任されているという経過がございまして、3.25月も現実的には要らないと、 1.6月のところが30%になって 0.4月分の支給となりますので、教育長については不足分も発生しませんので、執行残ということにさせていただくことになりますので、おわびと訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(永田昌己 君)
 これより、全議案の討論、採決を行います。
△日程第15 議案第72号
○議長(永田昌己 君)
 日程第15.議案第72号 議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第73号
○議長(永田昌己 君)
 日程第16.議案第73号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第74号
○議長(永田昌己 君)
 日程第17.議案第74号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
△日程第18 議案第75号
○議長(永田昌己 君)
 日程第18.議案第75号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
△日程第19 議案第76号
○議長(永田昌己 君)
 日程第19.議案第76号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第77号
○議長(永田昌己 君)
 日程第20.議案第77号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
△日程第21 議案第78号
○議長(永田昌己 君)
 日程第21.議案第78号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
△日程第22 議案第79号
○議長(永田昌己 君)
 日程第22.議案第79号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。
△日程第23 議案第80号
○議長(永田昌己 君)
 日程第23.議案第80号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
△日程第24 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第24.議員提案 特別委員会の名称及び定数の改正について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案提案は原案のとおり可決されました。
△日程第25 会議録署名議員指名
○議長(永田昌己 君)
 日程第25.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、6番坂本好教議員、17番大藪健介議員を指名いたします。
 これをもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成15年11月第5回筑後市議会臨時会を閉会いたします。
                午後2時20分 閉会


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│                                        │
│         地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         │
│                                        │
│                                        │
│           議     長    永 田 昌 己            │
│                                        │
│           議  員(6番)   坂 本 好 教            │
│                                        │
│           議  員(17番)   大 藪 健 介            │
└────────────────────────────────────────┘