平成15年12月 定例会(第6回)

           平成15年12月16日(火曜日)      

                               (午前10時00分開議)

1.出席議員(21名)

    1番  田 中  瑞 広         13番  原 口  英 喜
    2番  矢加部  茂 晴         14番  若 菜  道 明
    3番  緒 方  幸 治         15番  水 町    好
    4番  五十嵐  多喜子         16番  永 松  康 生
    5番  中 富  正 徳         17番  大 藪  健 介
    6番  坂 本  好 教         18番  村 上  知 巳
    7番  田 中  親 彦         19番  北 島  スエ子
    8番  入 部  登喜男         20番  貝 田  義 博
    9番  篠 原  千 三         21番  弥 吉  治一郎
    10番  池 田  光 政         22番  永 田  昌 己
    12番  島    啓 三

2.欠席議員(1名)

    11番  塚 本  辰 吉

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       堤    あ い


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                城 戸  一 男  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼同和対策室長)    角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長             下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           後 藤  秀 夫  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長(兼消防署長)         松 藤    元  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    市町村合併担当参事          野 田  広 志  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    税務課長               城 戸  秀 穂  
    女性政策課長        
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    新幹線整備推進室長          田 中  僚 一  
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               冨 久  義 樹  
    かんきょう課長            永 延  喜 男  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    福祉事務所長             真 鍋  信 一  
    老人ホーム園長            緒 方  純 子  
    農政課長(兼水路課長)        鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             水 町  良 信  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              高 原    巌  
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    監査事務局長             庄 村  國 義  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長   
                       松 永  盛四郎  
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会同和教育課長   
                       徳 永  憲 一  
    (兼同和対策室参事)    
    教育委員会文化振興公社支援室長    黒 田  洋 一  
    消防本部次長(兼総務課長)      堤    秀 信  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           永 田  耕 作  
    水道課長               大 籠    修  


              議事日程第3号      
                     平成15年12月16日午前10時開議

 第7  議案第87号 平成15年度筑後市一般会計補正予算(第6号)     質疑応答
 第8  議案第88号 平成15年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
                                     質疑応答
 第9  議案第89号 平成15年度筑後市介護保険特別会計補正予算(第3号) 質疑応答
 第10  議案第90号 平成15年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
                                     質疑応答
 第11  議案第91号 平成15年度筑後市病院事業会計補正予算(第4号)   質疑応答
 第12  議案第92号 平成15年度筑後市水道事業会計補正予算(第2号)   質疑応答
 第13  議案第93号 平成14年度筑後市歳入歳出決算の認定について     質疑応答
 第14  報告第11号 平成14年度筑後市用品調達基金の運用状況について   質疑応答
 第15  報告第12号 平成14年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況に
           ついて                       質疑応答
 第16  報告第13号 平成14年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運
           用状況について                   質疑応答
 第17  報告第14号 平成14年度筑後市土地開発基金の運用状況について   質疑応答
 第18  報告第15号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第19  報告第16号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第20  報告第17号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第21  諸般の報告について                       質疑応答
 第22  議案委員会付託
 第23  請願書委員会付託
 第24  陳情書委員会送付

     (全員協議会)

 第25  議長発議  花宗用水組合議会議員の選挙について

     ――――――――――――――――――――――――――――
                 午前10時 開議
○議長(永田昌己 君)
 おはようございます。ただいまより本日の会議を開きたいと思いますが、出席議員は21名で定足数に達しております。
 きのうに引き続き、質疑を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆15番(水町好 君)
 おはようございます。改めて、お尋ねをいたします。
 きのうの私の質問の仕方もちょっと悪かったかなというふうにも思っておりますが、同じことを何回も言うと時間がむだですので、改めて大きく分けて整理をしてお尋ねいたします。
 これによりますと、具体的措置という欄で「JR羽犬塚駅西側開発整備事業に伴い」ということが当初に上げられております。それからしまして、この移転の目的が――目的といいますか、原因といいますか、駅前開発にかかわることで移転をしなきゃならなかったと、だから、消防費じゃなくて開発費じゃないですかということの質問、これはもうまとめたところが、もうその一言に尽きます。
 それで、つきましては、これはさかのぼっていろいろ言うことじゃありませんが、第1分団の件がありましたですね、国道 209号線沿いの羽犬塚小学校のところ。あれは道路改良に伴ったわけですね。あれはまた別として、これとは原因がちょっと違って、道路改良ということで補償金が入っているはずです。そうすると、この件については補償金とか、そういったことは全く、市の持ち物同士ということで、ありませんので、その辺をちょっと私は指摘してお尋ねしておったわけですので、それにちょっと御答弁をお願いします。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 今御指摘のように、羽犬塚駅西側開発整備事業に起因した移転でございます。ただ、これが特別会計に属するような建物でしたならば、経理上、やはりそれは明確に区分しなければならないというふうなことになっておりますので、それは原因者負担というのが発生すると思います。しかしながら、今回の場合は同じ一般会計内のことですので、特別会計も必要は必要ですけれども、一般会計の中で市長から市長への補償というふうなところが必要ないというふうに考えられます。
 取り壊されてしまった分団車庫においても、果たしてそれが今後必要なのか、必要でないのか、それは消防の面から判断をして、必要であれば、やはり消防費に予算計上すべきものではないかというふうに思っているところでございます。
◆15番(水町好 君)
 きのうもちょっと私が、そこで混雑したのが、やっぱり特別会計的な考え方をちょっと含めたことで、ちょっと複雑になったかなというふうに思いましたので、けさ、ここで整理をしたお尋ねをしたということですが、ただ、きのうも申し上げましたように、これを純然たる消防費と言えるかどうかということを私はお尋ねしておるわけで、例えば、物件につきますと、箱物だけならそれでもいいと思うんですよ。用地の代金となったときにどうかなという思いがしたもんだから、こういったお尋ねをしておるわけです。
 それで、仮にこれが個人の所有物であったとしたら、用地にしても、個人の所有してある土地であれば、このような扱いはできないんじゃないですか。やはり消防費になるのか、開発したから代替的な考えを持っていくのか、その辺はどんなふうになりますか。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 個人のものでしたら、やはり、その原因であるところの経費でといいますか、目的が道路をつくるのであれば道路予算から、対外的にはですね、品物でないとすれば、それはその道路の予算から補償費として支出をするというふうなことになります。
◆15番(水町好 君)
 これは、もう水かけ論になるような気もしますので、それはしませんけれども、まず、これは消防費に限ってこういった事態が発生しておりますが、仮にそういった道路改良とか、今出たような問題になったときに、原因と目的とが出てくると思うんですよね。どちらをどうとるか、その比重の重さによって判断されるかもわかりません。
 だから、ちょっと私も今の説明の中で本当に納得して終わるわけじゃありません。また似たようなケースが出たときは、十分注意してほしいなというふうに思いますので、その辺をよくお伝えして、これで終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 実績報告の中で 144ページの一番下、学校教育課の学務係の中で、基礎学力向上教員配置とございます。ここの中で、基礎基本の確実なる定着を図るためということと、目的はそこと思うんですが、右側の、成果と課題の中で、「理解や習熟度の程度に応じた少人数グループ分けの学習や」云々と書いてございます。この中で、児童・生徒の学習意欲や達成感が高まった成果と、課題として、複数校配置の教師については、児童との人間関係づくりや打ち合わせの時間がとりにくいなどの問題があるというようなことで述べてありますが、基礎基本の確実な定着、この目的ですね、この辺はどこにあるのか。
 といいますのは、「理解や習熟度の程度に応じた」とあります。それと、グループ分けのあり方ですね、どういうグループが、能力の差によってのグループなのか、人数的なこういう目的を達成するために、少人数的なことでのそういう指導のためのグループ分けなのか、この辺、この計画の中の職員配置された目的、この辺と、今言ったことのことをお聞かせ願いたいのと、これがいつぐらいまでの事業としてお考えになっておるのか、その辺を含めて御回答いただきたいと思います。
◎教育委員会学校教育課長(宮原一壽 君)
 おはようございます。お答えいたします。
 基礎学力向上教員の関係でございますが、目的的には、いわゆる学校週5日制の関係で、いわゆる学力低下というようなことが懸念をされておったところでありますけれども、そういう中で基礎基本の定着というものを図る必要があるという中で、30人以上のクラス、多くは40人学級ですから40名のクラスもあるところですけれども、そういう大きなクラスのところを、生徒を単純に二つに割るということもありますが、わかっている子供と余りわかっていない子供に分けて、きめ細やかな指導をするということを目的として、小学校に、7校なんですけれども、5人を配置して、中学校にはそれぞれ1校に1人ずつという配置をしておるところであります。
 いわゆる少人数グループの分け方としては、今言いましたような2通りの方法がありますし、もう一つはチームティーチングというのが、一つのクラスとして30人学級であれば30人を正規の先生と、この学力向上教員で2人で見るということで、そういう意味では、1人の担任の先生が指導する中で一人一人を見て回って指導をするというような細かな指導がなされておるところであります。そういう中で子供たちも基礎基本の学力が少しずつ定着をしているという状況がございまして、そういう中では、やればできるというような子供の学習意欲が出てきたんではないかなというふうに思っておるところでございます。
 ただ、課題として上げておりますのは、小学校の中で水洗小学校と水田小学校、それから西牟田小学校と筑後北小学校、この4校が、2校ずつを1人で、あっち行ったりこっち行ったりというようなことになっているわけで、そういう意味では、この基礎学力向上職員については週4日でございます。ですから、例えば、西牟田と筑後北であれば、西牟田には1日、筑後北に3日という状況がございまして、西牟田ではたった週に1日でございますから、そういう意味では、なかなか児童との人間関係づくりが日常的にできるという状況にはないというのが課題ではないのかということで上げておるところでございます。
 それから、この事業がいつまで続くかということでございますけれども、私もことし4月、教育委員会に参りまして、全14校、学校訪問という形で回っておりますから、それに参加をしてまいりました。そういう中で、どこの学校からも出されることでございますけれども、基礎基本の定着、向上、これがどこの学校でも報告をされたところでございます。
 したがいまして、教育委員会としては、いつまでという具体的な年度については今のところ持ち合わせておりませんけれども、当面この事業については引き続き実施をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。
◆7番(田中親彦 君)
 今言われました理解度の差ですか、これによっての教育補助的なこともわかるんですが、お互い劣る方だけを助長していって差を縮めるような教育もあるでしょうし、以前、教育長がお話しになった中で、個人個人のそういう能力、いろんな種別がありますので、その中で皆さん個性を持った、1番になれるような、そういうことの教育の基本といいますか、一番人間に必要な、そういうことを踏まえた、そういう指導であれば、非常に私も喜ばしいことだと思うんですが、そういう学力観のこの基礎基本というのは、その辺に触れられるのか、それとも、教育の中でいろんな教科書がございます。その辺の習熟度によっての差を縮めるために、また、そういう能力の範囲の中の分類でやられるとするならば、そういう格差が依然残ったままで流れていきはしないかというような部分もありますので、この辺についての対応をお聞かせいただきたいと思います。
◎教育長(城戸一男 君)
 おはようございます。
 今御質問の件でございますけれども、一番難しいのは、基礎基本とはいかなるものかと。ここは非常に論の分かれるところでございまして、概して言えるならば、いわゆる正常分配曲線といいますか、こういう山なりがありますとするならば、今、とりわけ筑後市の場合は、この山が下の方の山と上の方の山と、端的に言いますと、ちょうどアルファベットのMのようなスタイルに若干位置づけられておりまして、今質問がございましたように、習熟度といえば、従来ですと下におる子供を何となく引き上げるということばかりに手をこまねいてきましたけれども、やはり、わかる子はわかる子なりにもっと引き上げていかなくちゃならないだろうし、わからない子はわからない子なりに、せいぜいやっぱり中に限りなく近づけていこうというやり方をやっていくというのが今日言われてきておるところの習熟度別のとらえ方でございまして、かつては下の分ばかりを見ることで一応満足しておった時代もございましたけれども、今はそういった、習熟度はそういうとらえ方になっておると思っております。
◆7番(田中親彦 君)
 この基礎基本のあり方といいますか、そのことは今おっしゃいましたように、個人差といいますか、ヒストグラム的に今、山が二つあるようなお話がありましたが、本当の希望の姿であれば、その山が幅が狭くて一つの高い山になるような、そういうところが一番理想かもしれませんが、こういう中で、私は教育の人間の形成といいますか、そういう中でも情操教育的な部分も、これは学校で学ぶことの知識ですか、それとはちょっと異質なものかもしれませんが、情操教育的なものも含めて、こういう中に組み込まれてくるものであれば、また何かそういう意味合いで取り組みの幅を多少なりと広げていただきたいなという希望があります。
 それと、ここに当たられておる非常勤講師ですね。この辺の講師の先生たちの位置づけといいますか、ある程度そういう教育課程をしっかり経験されてきたお方たちなのか、その辺もよかったら、ちょっと説明していただければありがたいと思います。
◎教育長(城戸一男 君)
 まず、今、かつては学力と申しますか、知識とか理解をすることのみに絞って、いわゆる到達度ができたというふうなとらえ方をいたしておりましたが、最近は知識理解だけに限らずとも、態度とか、物事に取り組む関心とか、意欲とか、そういった見方を両面的に見ていく評価の仕方が、今日、いわゆる観点基準になっております。
 それから、その講師に当たっておられる方は、かつて正規の教諭から一たん退職されたベテランの方と、それから、御存じのように、最近採用が非常に枠が狭うございますので、今のところ採用におぼつかない方の中から、今、教諭を目指しておられる人を採用するという二通りをとっております。
◆7番(田中親彦 君)
 今、この事業の取り組みとしては理解できました。やはり子供さんたちでも人間です。社会にこれから先なじんでいく中で、そういうことの大切さも含めて、こういう身につける教養ですね、その辺の指導をぜひ努力していっていただきたいと思います。
 これをもちまして質問を終わらせていただきます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 それでは、報告書の、2点お尋ねします。
 まず 127ページ、報告書です、市民の森公園整備事業に関してですけど、これによると、全天候型コートの新設が今年度ありまして、その結果、毎月 200件を超す利用者があると。私も学生時代はテニス部で、非常に関心、興味があるんですけど、その一方で水田のコミュニティーセンター、コミセンに関しては、きのう資料をいただきましたけど、平成14年度が利用件数、1月平均51件。聞くところによると、今年度、市民の森のテニスコート新設によって利用件数が減っているという話を聞いております。そういう意味で、水田コミセンの今後の位置づけですね、これをどのようにとらえていらっしゃるかとういうのをお尋ねします。
 予算的に見ると、平成14年度が18,000千円ほど、そのうち 6,000千円ほどが工事請負費ということで、質の、中身の充実を図られております。今年度はその 6,000千円を差し引いて11,000千円から12,000千円、今年度の予算、水田コミセンにつけてあったかと思いますけど、そういう部分を含めて予算的に見ると、水田コミセンの方は維持管理の方にとりあえず努めていきますよという観点で進めてあるかなと思います。そういうことで、水田コミセンの今後のあり方、位置づけ、どういうふうに考えていらっしゃるか、お尋ねします。
 もう一点ですけど、同じく報告書の 141ページ、パソコン設備整備事業ですね。
 昨日の質疑、質問なり答弁の中で、行政評価なり、あるいは費用対効果、こういった言葉が飛び交いました。その観点でお尋ねいたしますけど、行政評価、私も6月の一般質問で取り上げてみましたが、行政評価というのは事業別の費用対効果、これを明らかにしようということなんですよね。
 その観点で、このパソコン事業をちょっと考えてみたいんですけど、費用、予算がここにあります。まず14年度決算31,000千円ほどですね。じゃ、果たして、その成果、課題は右にもありますけど、パソコンの台数が限られている云々とあります。31,000千円ほどかけていると。これだけじゃないでしょう。これまでに各小学校においてソフトウエアを充実したりとか、あるいはインターネットの接続経費ですね、こういった代金もかかっています。あるいは、教室の改修費ですね。あるいは、詳細は僕は知りませんけど、先生方ですね、パソコン研修というか、その他の費用もかかったかもしれません。そういったもろもろの費用に対して、どれだけの効果があったのかと。
 この効果というのは、二つの部分があるかと思います。1点目は、仕事ですね。どれだけ仕事ができたのかと。すなわちパソコンについては、何人の授業に対して、何時間パソコンの授業ができたのかという部分ですね。もう一点は、成果ですね。すなわち、子供たちが直接パソコンを使えるようになったかという部分で効果がはかられるかなと思います。
 これですね、17年度までに各教室にパソコンを整備すると、これからの課題なんですけど、それぞれの小学校の実情を市はとらえてあるのかという部分をお尋ねしますが、私の2人の子供が通っている古川小学校に関しては児童数が 122名ですから、1クラス20名前後です。パソコン室がありまして、11台ぐらいパソコンがあります。すなわち、その1クラスでパソコンを使った授業をやれば、2人で1台と。そして、ちなみに子供たちに聞いてみました。1時間ペアになるわけですよ、2人1組がペアになります。そして、これパソコンというのは、もう子供たちもある意味、生活道具になっているんですね。そして、学校においては学習道具になっています。いろんな各教科の調べ物で非常に大事なツールです。
 ただ、実情を見ると、2人1組のペアになりまして、A君とB君がそのパソコンを使ったとしましょう。A君が1時間、パソコン、インターネットでいろいろ調べるわけです。結局、B君はその時間に活用できなくて、休み時間とか、あいているときとかでやっているわけですね。だから、ちょっとこういう実情を見ると、確かに17年度までにパソコンの整備をやろうということでしてあるんだけど、うまく工夫といいますか、やはり各小学校の調査なりをやって、そういった時間的なむだが出ないように工夫をしてくださいということをすべきではないでしょうか。
 すなわち、各小学校の、まずパソコンの状況調査をやって、そして、物理的にパソコンが入らなければ、創意工夫して時間的なむだがないように活用してください、そういった、やはり指示といいますか、連携といいますか、そういったものが必要ではないかと思っております。
 ですから、ちょっと2点お尋ねいたします。
◎教育委員会社会教育課長(松永盛四郎 君)
 お答えします。
 水田コミセン関係ですけれども、14年度、 6,000千円程度工事費を使っておりますけど、それは野球のナイター照明の改修を4年がかりで年次計画でした分が 6,000千円で、14年度、3塁側をいたしました。それで、一応野球場のナイター照明は改修が終わったということです。
 テニスコート等の関係ですけれども、やっと筑後市民の人口に対してテニスコートが満足いくぐらいの面数ができたと。市民の森の関係は、幅広く若い人からお年寄りまで利用されておりますし、水田コミセンの方は、今までテニス協会が中心に1面を優先権を持っていたような感じで、自分たちで全部手入れをして、砂の入れかえをされて、ずっと管理をされてきたという経過もあります。あそこが土のグラウンドですので、いわゆる全天候型のテニスコートよりも足腰に負担が余りかからないと。そういった方の利用は今後ずっと続くだろう、テニス協会の方もこちらの水田コミセンの方の利用が自分たちは好きなんだという意見の方も多いわけです。そういった利用が、足腰に負担のかからないような方の利用、そして、テニス協会の利用が今後も続いていくだろうと思います。市民の森は幅広く利用がされていくだろうと。土日は、もうかなり両方とも詰まっておるようです。平日、若干昼間はまだあきのある状況もあります。
 そういった状況で、市民の森、水田コミセン、両方とも利用が進んでいくだろうと思っております。
◎教育委員会学校教育課長(宮原一壽 君)
 お答えします。
 学校のパソコンの関係で、どういう効果があったのか、いわゆる行政評価がどうなされているかというような質問と、使用に対する工夫をしたらどうかというふうな質問でした。
 一つ目の効果の関係でありますが、客観的に何人ができたという実態はつかんでおりませんけれども、比較的に申してみれば、正直な話、私たちというのは学校でパソコンというのはありもしなかったし、役所で初めて出てきたというようなことの中で、なかなか取りつきができない部分がございます。したがいまして、十分に使いこなせないというふうな実情があるところですけれども、全体的に見れば、小学校からパソコンを使ってなじんできたという子供については、学校を出た後も、ほとんどがパソコンの活用ができているというふうな実態にあるというようなことを聞いておるところでございます。
 したがいまして、今現在、1人何時間、学校で使われているのかということについては調査いたしておりませんけれども、現在、大体小学校、11台程度ずつ各学校にあるわけですけれども、小学校によっては大規模校から小規模校までありまして、小規模校であれば十分に1台ずつ行き渡る台数になろうかと思いますけれども、古川小学校でも、申されましたように2人に1台というふうな状況になっているかと思います。
 そういう中では、お互いにその時間に交代をして活用をするというような、お互い協力し合うというような気持ちも大事ではないだろうかというふうに思っておるところでありますし、今後については、中学校で今年度予算を活用いたしまして、校内LANを進めておるところでございます。小学校においては、文部科学省としては17年度までに各教室にパソコンを配置するというような通達を出しておりまして、今後、小学校への校内LANというものを検討していく必要があるところでございます。
 各教室にパソコンが整備をされるということになりますと、日常的に昼休み、あるいは休み時間等々を活用して、インターネット、あるいは学校内での情報交換等ができるというふうなことになってくるところでございまして、そういう意味では、できるだけ早く小学校についても校内LANをする必要があるかなというふうに考えておるところであります。
 ちなみに、そういった意味では、今現在の中では小学校については十分な体制にはなっていないということについては認識をしておりますし、それぞれ工夫をして、お互い協力をしながら活用していくということについても、学校にお願い等をしながら進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 今の御答弁にありましたけど、パソコンに関しては行政と、直接的には教育委員会ですか、学校教育課ですか、と各市内の小学校なり中学校ですね。やはり、縦の関係じゃなく、横の連携も含めて、お互いどういう使い方をしているかと、例えば、パソコンに関してですね。やはり、決して安い額ではありません。子供たちのために整備していただいているわけなんで。ですから、そういった一つの道具なんですけど、その活用に関しても、やはり小学校同士、あるいは教育委員会を含めて、しっかり十分な活用をですね、ロスがないように、そういった話し合いといいますか、そういうのもやっぱりやるべきではないかと。ただ、各小学校にパソコンを配備して、置いて、じゃなくて、やはり事業というのは、効果があったとか含めて、まだまだ整備の途中なんで、やっぱりそこで、今、課長のお話にありましたけど、当然問題点があります。ですから、そういったものをやっぱり最大限効果を上げるために、じゃ、どういうふうな活用をしていますかということで、やっぱり各小学校の情報交換なり、あるいは行政との関係の中で最大限に活用していただきたいと思います。
 水田コミセンの関係なんですけど、ちょっとこれは一つお尋ねしますけど、きのうお尋ねしたところで、きのう資料をいただいたときに、例えば、野球場に関して照明代が 4,500円という話がありました。これは1時間でたしか、1時間使用すれば 4,500円、これはいわゆる実費といいますか、で 4,500円という金額になっておりますか。ちょっとお尋ねします。
◎教育委員会社会教育課長(松永盛四郎 君)
 ナイターの夜間照明につきましては、筑後市では時間当たり 4,500円いただいて、それに消費税ですね。実費という面から見ますと、ことしの3月の時点でしたか、4月になりまして電気保安協会の方に、どれくらい利用料金がかかっているかということで、実際に点灯を1時間ないし2時間していただいて、その割り出しの結果、1時間当たりの使用料金というのは野球場で19,500円だという数字が出たところです。基本料金が 2,300千円で、あと電気消費量から算定した1時間当たりの金額です。それからいいますと、4分の1程度に割安にしながら、ナイターの照明を利用していただいているという関係です。一部こういった経過で受益者負担もやむを得ないかなと、今の料金はやむを得ないかなという考え方に立っております。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 どうして照明代に関してお尋ねしたかといいますと、同級生といいますか、少年野球といいますか、少年野球連盟ですね、そこで一生懸命やっていて、たまに水田コミセンの野球場を借りるわけですね。やはり青少年育成の観点からいえば、ちょっとやっぱり金額的にですね、子供たちに一生懸命やっていて、そして連盟なり保護者の方が結局、子供たちのためですけど、今言われた受益者負担当たり前、ある意味当然ですけど、払っている。ですから、金額的にちょっと高い部分もあるので。ただ、今お尋ねすると、20千円近く実際はかかっているところを4分の1ということなんで、理解はできます。
 近隣自治体ですね、小郡市とか八女市とか久留米市なども私も調べましたけど、やはり児童・生徒と一般で分けて利用料を決めているわけですね。当然、児童・生徒というのは高校生以下なんですけど、児童・生徒、高校生以下の子供たちが使用する場合は、当然一般の方々との利用料金と比べると半額に近く安く設定してあります。八女市、小郡市、久留米市、あとその他の自治体もですね。そういう部分は本市においてはとられてありますか、そういう措置は。お尋ねします。
◎教育委員会社会教育課長(松永盛四郎 君)
 お答えいたします。
 水田コミセン、使用料は無料です。照明の使用に対して料金を取っているという関係で。八女市あたりは、グラウンドの使用料として時間 850円、それにナイター料金が 3,500円というプラスアルファ、そういった形態のところがかなりあります。施設の利用料と照明の使用料、そういった2通りの取り方があっております。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 最後にいたしますけど、この定例会の一般質問の中でも出てきましたが、やはり施設に関しては、筑後市の施設の案内ですね、これは明らかに一般市民も、あるいは市外の方で間々本市の施設を利用されるケースも当然ありますけど、明らかにPR不足ですよ。
 例えば、水田コミセンのプールですね。昨今なかなか、私も子供時代、近くの矢部川で泳いでおりましたけど、今はやはり川よりもプールという時代で、水田コミセンのプールもかなり利用者は多いと聞いておりますが、水田コミセンのプールというのは、果たして市民の方がどれだけ知って、そして利用されているかという部分なんですけど、その広報、PRに関しては市の広報で、たしか例年5月といいますか、利用開始前ぐらいに、いつからいつまでを利用期間としますよという感じで案内をしてあるんですよね。ですから、その他にテニスコートなり、武道場などもありますけど、あるいは市民の森のテニスコートの新設も今年度ありました。そういったスポーツ施設のみならず、筑後市の施設利用に関しては、ちょっともう少し案内をしていただきたいと。こうなると一般質問型になりますので、ぜひそこのところは、前も、今回の一般質問の中でも言いましたけど、もうちょっとやっぱり筑後市のPRといいますか、ぜひそこはお願いして、私の質疑にかえさせていただきます。
○議長(永田昌己 君)
 教育委員会から何か見解ありますか。
◎教育部長(菰原修 君)
 いつかもまたPR不足ということで指摘を受けておりますので、どういうもので周知するかというのは今後検討させていただきたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 おはようございます。
 実績報告書の 118ページのJR羽犬塚駅周辺開発委員会と、こうなって、予算額が 3,000千円と、決算額 2,624千円となっておりますが、この委員長は助役と、私は思っておりますが、この委員会が設立された目的、いきさつは御存じでしょうか。これは助役、または商工観光課長にひとつ答弁をお願いします。
◎助役(中村征一 君)
 おはようございます。
 それじゃ、今お尋ねありましたJR羽犬塚駅周辺開発委員会の設立の経過、目的について、私の方からお答えさせていただきます。
 まず、この委員会が立ち上がりましたのは、新幹線船小屋駅設置問題に関連しまして、駅周辺の方々から羽犬塚駅に新幹線駅を設置してほしいという署名運動がありまして、そういった中で桑野市長と駅前の関係者との話し合いがなされました。そのときに桑野市長から、駅設置問題は別として、筑後市の玄関口としての羽犬塚駅を何とかせにゃいかんということで、どうすれば羽犬塚駅周辺が元気のあるまちになるか、人が集うようなところになるかということで、そういう検討をしてほしいと。それは役所だけの話じゃなくて、いろんな広く市民の方々の意見も聞いて、そして、駅前活性化の方向を見出すための委員会を立ち上げてほしいという話が、14年の年明けてすぐぐらいにございました。
 それから、いろいろ商工会議所、商店街の活性化という話もありますから、商工会議所の方にも相談いたしまして、商工会議所の方から開発委員会の準備委員会を立ち上げようということで、その委員の推薦等もいただきました。その準備委員会の中でいろいろと検討しまして、委員には商店街の皆さん、それから地域の行政区の皆さん、それから女性団体等の各種団体の皆さん、それから、一般公募の方も何人か入っていただきました。35名のメンバーで委員会を立ち上げまして、正式に立ち上がったのは14年の7月でございます。それから、いろいろと、例えば、久留米市の六ツ門の近くで六角堂というのができ上がっていますが、ああいったあけぼの地区の商店街の開発を手がけた久留米市役所の担当の方に来ていただいて勉強会をしたり、いろんな事前の勉強をやりながら、9月の議会でコンサルタントへの委託料の予算を補正でつけていただきました。
 そして、熊本にあります人間都市研究所というコンサルに入っていただいて、それから、コンサルを交えた勉強を14年度中やったわけですが、14年度中は13回の委員会をやりました。そのほかに、いろんなアンケートだとか、あるいは意見交換会だとか、そういうことをやるための作業部会等もその時期時期にやってきたわけです。
 それで、14年度中に一応四つの方針をつくりまして、前回の一般質問でもお答えしましたような形で、駅前の交通の利便性をどう高めていくかとか、あるいは、歩いて楽しいまちづくりをするためにはどういうことをしたらいいのかとか、商店街の活性化のためにはどういうことをしたらいいのかといった点を四つ基本方針として14年度中にまとめまして、そこで14年度は終わったわけです。
 それから引き続きまして15年度は、その四つの方針の具体化に向けた三つの作業部会をつくって、その中でるる検討しまして、一応提言書の案というものはまとめまして、先般、12月14日に市民意見交換会というのを持ちまして、委員さん以外のいろんな方々から、また御意見をいただく場をつくりまして、今そういう段階まで来ています。一応、年が明けましたら、もう一回最後の委員会を開きまして、そこに市長に出席をいただいて、市長に対して提言をするというところで進めていきたいというところでございます。
◎商工観光課長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。おはようございます。
 今、委員長の中村助役の方から申されたとおりであります。
 以上です。
◆14番(若菜道明 君)
 私も助役から答弁いただきましたとおりと、こう思っておりますが、その中で、委員会を開かれる中で、ずっと方向性がちょっと違う方向に行っているように私は委員さんから聞くわけですね。それは助役も一番当初言われましたが、これは新幹線船小屋駅設置と、新幹線そのものに関係してできた検討委員会と。これは市長が恐らく昨年の1月の私の一般質問、恐らく1月10日ごろの質問に、もうこれは羽犬塚駅は停車は仕方ないと、しかし、それと交換条件というとなんだがというように言葉を濁されて、この検討委員会は市長みずから、市側からつくると、こういうふうに約束されて、この検討委員会は発足しておるから、助役が言われるとおりと。
 しかし、助役の答弁の中に、今月の12月14日ということで、市民のまちづくりなんとかが商工会議所であったわけでしょう。その中でも新幹線に関して質問があると、それは新幹線は関係ないと、こういうふうに言われますが、これは明らかに駅前の人たちは、恐らく何人かの方は、もう新幹線そのものは悪魔と言って反対されておりましたが、大部分の人はもう仕方ないと、船小屋駅にという方がほとんどだったと思います。
 しかし、9月22日の全員協議会の構想という話もありますが、あの中で、ぴしっと開発事業が出たわけですよ。それで、駅前の方たちは非常に不安を持って反対という、ああいうふうになっておりますから、そこら辺を助役ははっきりですね、やはり新幹線の船小屋駅設置には関係があるということで、今後は検討委員会の進め方も、もうあと一回と、こう言われますが、ひとつ認識は十分持っていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 ほかに質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、国民健康保険特別会計歳入歳出決算について質疑はございませんか。
◆20番(貝田義博 君)
 1件だけお尋ねをいたします。きのう、間違って一般会計の中でお尋ねしようとした件であります。
 報告書の37ページ、健康づくり推進事業に関することですが、ここにも書いてありますように、40歳以上の市民に対して、一定のみずからの健康づくりのために、何らかのそういう計画を立てて6カ月間継続して、それを実践したならば、達成者に5千円の商品券を配るという、そういう内容でありますが、達成者59名と書かれておりますけれども、実際、当初申し込みをされた方が何名で、その結果、59名になったのかお答え願いたいのと、この取り組みの中で、実際こういう生活習慣であった人が、この事業を取り組むことによって、こういうふうに変わったよ、効果があったよという具体的なそういう御意見なりお聞かせ願いたいというふうに思いますし、また、この商品券についてはどういう形で配付をされているものか。実際、例えば、皆さん方に集まっていただいて、意見交換なども含めてお渡しをされているのか、どういう形での金券のお渡しになっているのか、そこら辺のところをお答え願いたいと思います。
◎市民課長(冨久義樹 君)
 お尋ねの件についてお答えいたします。
 まず、40歳以上の市民の方に広報、チラシを配りまして募集をいたしました。その結果、応募されたのは全部で76名でございます。そのうちの59名の方が達成されたということでございまして、その内容につきましては、大体ほとんどがウオーキングを毎日するという方が多うございました。そのほかには、自転車こぎを毎日続けるとか、足踏み体操を私どもの方で指導しておりましたけれども、それを続けていらっしゃる方、それから、中には剣道の素振りを毎日しているという方もいらっしゃいました。そういう方々が6カ月の間、頑張ってもらって、そのうち80%以上の達成率を達成されたということで、商品券をやっております。
 この商品券の渡し方につきましては、市民課の窓口の方においでいただいて、そのときに直接お話を聞きまして渡しております。そのとき、いろんなお話を聞くわけですけれども、一つの目標ができたから、こうやって努力して健康づくりに励むことができましたという方が大半いらっしゃいました。中には、途中で体調を崩してあきらめたという方もいらっしゃいますけれども、ほとんどの方がそういうことで毎日続けられたということです。一応続けたけれども、80%に達しなかったという方も何名かいらっしゃいます。その方たちにつきましては、今後もあきらめずに続けてくださいというようなお話をしながら、やってきたところでございます。
 以上です。
◆20番(貝田義博 君)
 渡し方なんですけれども、個別に渡されているというような回答だったんですが、できれば集団的に、例えば、健康フェア等もあっているわけでありまして、何かそういう場できちっとしてやっぱりお渡しをされた方が、また、曲がりなりに一定の目標を立てて達成をされたということからするならば、やっぱりお互いにそういう意見交換の場も持てるような形でのお渡しがいいかなというふうに私は思いますけれども、若干でも検討願えればというふうに思います。
 それから、いま一つ、一度こういう達成をされた方というのは、二度とこの金券のお渡しというのはされないような仕組みになっているのか、そこだけお答え願いたいというふうに思います。
◎市民課長(冨久義樹 君)
 お答えいたします。
 昨年度達成して商品券を受け取られた方は、今後は商品券の対象にはなりません。ただ、運動としては続けてもらうようにお願いはしておるところでございます。
 それから、先ほど言われました商品の渡し方法ですね、これにつきましても職場でも話し合いをしまして、そういった集まってもらって話すような場を設けた方がいいという意見もございますので、今後は検討したいと思いますけれども、それが実現するかどうかは、ちょっと時間をいただきたいと思います。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、老人保健特別会計歳入歳出決算について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もございませんので、進行いたします。
 次に、介護保険特別会計歳入歳出決算について質疑はございませんか。
◆20番(貝田義博 君)
 1点だけ、介護保険料の徴収に関してなんですけれども、特別徴収、要するに給与所得であるとか、年金所得者については天引きということですので、 100%徴収がなされておりますが、普通徴収の場合、そのほかの場合ですけれども、90%ということで、やっぱり10%落ちるということでは、ここにも書いておられますように、やはりこういう今日の不況下での財政難等があるというふうに思いますが、最終的には、その未納者の分の保険料も含めて国には納めにゃいかんわけですから、結局その分は払っていらっしゃる方にまた課税をされると、課税というか、保険料が課せられるということにもなるので、若干そこら辺で問題が起きておりました。
 そういうこともあって保険料の減免なりも考えるべきだということで、私は一貫して求めてまいりましたし、そのことで検討するという当局の考えもあったんですけれども、その後どうなったのか、そこら辺も含めてお答えを願いたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 保険料収納についてお答えいたします。
 今先ほど質問議員おっしゃったように、特別徴収につきましては年金から差し引くということで 100%の収納率になっているところでございます。年金額が年間 180千円以下の方につきましては普通徴収ということで、 90.29%、大変、前年度と比較しまして 0.5ポイントほど下がっているところでございます。
 減免等の件ですけれども、これにつきましては介護保険の審議会の中で、るる検討いただいたところでございます。その中では、やはり介護保険の保険料につきましては各個人個人で負担すべきということで、減免についてはしばらく検討していきたいということで取り扱っているところでございます。
○議長(永田昌己 君)
 10分間休憩いたします。
                午前11時5分 休憩
                午前11時13分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆20番(貝田義博 君)
 保険料の減免等については、審議会でも、やらないような方向でということでありましたけれども、問題は、先ほどちらっと申し上げたんですが、この未納者の分の保険料も含めて総額は国に上げにゃいかんごとなっているわけですよね。その分は結局、だから、先ほど私、申し上げたんですが、被保険者にすべてかけるということにシステム上はなっているわけでしょう。そうですよね。ですから、私はそこら辺がちょっと問題になってくるというふうに思うんですけれども、何でそういう払えない方の分の保険料まで、結局被保険者が負わにゃいかんのかということになりますが、その矛盾についてはどのように考えておられるのか、お答えを願いたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 今お尋ねの国に上げるというのが、ちょっとこちらの方ではわかりませんけれども、保険料を決める場合につきましては、一応3年間の保険給付状況等を調査いたしまして、そういった前年度からの伸び等を含めまして、介護給付費をもとに保険料を計算しているところでございます。
 今お尋ねの、国に上げるというのは、国民健康保険の方と若干間違ってあるんじゃないかと思いますけれども。
◆20番(貝田義博 君)
 そういうふうにはなっていないはずですが、それで間違いないですか。入ってきた分だけ上納すればいいようなシステムになっていますか。被保険者の数掛けの幾らということで、一応なっているわけです、算定方式は。私はそういうふうに認識しているんですが、私が間違っているんですか。もう一回お答え願います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 保険料につきましては、40歳から64歳につきましては、今先ほど説明しましたように、特別徴収と普通徴収という形で……済みません、ちょっと間違えました。40歳から64歳につきましては、私たちも保険料の中で負担をしておりますけれども、そこで集まったお金につきましては、支払い基金を通じて市の方に入ってくるようになっているところでございます。
 それから、65歳以上につきましては、先ほど申しましたように、年間の額が 180千円以上の方については年金から徴収するという形で、 180千円未満の方につきましては国民健康保険料の上乗せという形で普通徴収で徴収しているところでございます。これにつきましてが先ほど説明しましたように、収納率が 90.29%になっているところでございます。
 それから、保険料につきましては、先ほど説明しましたように、介護給付費をまず計画どおり上げまして、その中から国庫負担金、それから1号被保険者、それから2号被保険者の負担分というのを決めまして、保険料を決めているところでございます。
◆20番(貝田義博 君)
 私の勘違いというのは、40歳から65歳未満の方の、その分との考え方の違いを私は間違って言っていたということなんですかね。要するに、65歳以上は、もう筑後市の介護保険できちっと見るからということで、そういうことなわけですかね。わかりました。
 じゃ、90%というその徴収率なんですけれども、最善の努力はされているというふうに思いますけれども、実態として、やはり10%の方々が払えないという、その状況なんですが、ここら辺がやはり今後ますますこういう状況の中では、私はふえていく可能性というのが十分あると思うんですけれども、これについてどのように自治体、皆さん方、業務をされているのか、努力をされているのか、お答え願いたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 平成14年度の督促状の発送状況を説明いたします。
 年間に7回発送しておるところでございます。それぞれ13年度分、14年度分という納期ごとに督促状を発送しております。
 それから、未納された方につきましては、将来給付を受けられるときに給付制限というような可能性がございますので、そういった可能性のある方につきましては電話で一応趣旨等を説明いたしまして督促をしているところでございます。
 以上です。
◆20番(貝田義博 君)
 努力されていることはよくわかりますけれども、実際問題、こういう状況がやっぱり出てくるとするならば、被保険者が後々そういう介護認定を受けるとかなんとかの段階で不利益をこうむるよというのはわかるんですが、実際、今日のこの財政難の時代にあって、やっぱりこういう実態をつくるというのは、私はいささか問題だろうと思うんですね。介護保険というのはすべて加入するようになっているわけですから、それがやっぱり実際払えないような方が実際利益を受けるような状況になったときにも受けれんということでは。そこら辺で、だから私は問題だから、減免規定なども設けるべきじゃないかというふうに言っているんですけれども、低所得者に対してですよ、私は。全被保険者に対して減免をせろというふうに言っているわけじゃないんですけれども、だから、中には今の5段階の徴収の料金設定を6段階にしたいということで、若干でも低所得者が救われるような形でのやり方をしてきていると思うんですけれども、そういうことも含めてできないのか、お答えを再度願いたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 質問議員から一般質問等を通じまして、ずっと減免については質問を受けているところでございます。先ほど説明しましたように、審議会等の中では、こういった意見がありますということで審議会に諮ったところでございます。その中で、意見として強かったのは、減免しても、だれかがその分を負担しなければいけないということで、15年から17年までの事業については、以前と同じく減免がないということで言ったところでございます。
◆20番(貝田義博 君)
 具体的には忘れましたけれども、全国的には恐らく半数近い自治体はそういう減免制度を設けてきております。それからするならば、やはり筑後市も何らかの課題で方策をとらないと、この問題はずっとなくならないというふうに思いますので、何とかそこら辺を改善できるようにお願いしたいと思います。
 終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、市営住宅敷金管理特別会計歳入歳出決算について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算について、質疑はございませんか。
◆20番(貝田義博 君)
 毎度のことながらの質問ですので、嫌らしいように思われますけれども、あえて先ほどの介護保険料とかの関係も含めて、言うべきことは言っておきたいと思います。
 決算書にもありますように、調定額、要するに元金と利子、住宅新築のために貸し付けをしました、その元金と利子の収入予定額76,000千円のうちの回収されたものが約10,000千円、未回収が66,000千円、回収率13.2%。昨年度が13.8%でしたので、また下がってきております。これは当然、納期の到来は年々ずっと来ますので、その分、分母がふえるから徴収率が下がってきておるということで、おおよそ見当がつくんですけれども、先ほどの保険料も言いましたが、この会計に至っては、実に87%の回収がなされていないという、90%が回収されておるという話じゃないですよ、これは。87%、大多数が回収されていないと。それも市の税金を貸し付けしたものですよね。これまでも繰り返し督促やらを努めておるというふうに言われますけれども、結局は余り成果は見られていないという中で、これまでがずっとこれが温存されてきているわけです。
 先ほどの保険料も申し上げましたように、きついのはみんな同じです。中にあって、貸付金をやっぱり返していないという、返せないという、その状況、ここはやっぱり私は本当に、それを見過ごすわけにはいかないというふうに思います。それは、こういう不況下の中での市民の皆さんの税金の納税意欲にも影響するものというふうに思うので、改めてそこら辺をどうするのか、市民に対してきちっと申し開き、説明のできるようなことでしていかないと、私はこの問題を言われると、何ら行政としてやっぱり釈明できないような事態になってしまうと思うので、再度、嫌らしいようでありますけれども、どうするのか、そこら辺のところをどう市民に説明していくのか、お答えを願いたいと思います。
◎同和対策室長(角隆範 君)
 お答えをいたします。
 御指摘のとおり、住宅新築資金の貸し付け、それから歳入歳出の状況は、今御指摘いただいたとおりでございます。私の方も、これは毎年こういう形での答弁を行っているわけですけれども、今御指摘いただきましたように、夜間の徴収、それから督促等々で、ぜひ償還に応じていただくように努力をいたしておるところでございますが、やっぱり一方では、この不況下であるということと、もともとがやはりまだまだ実態的に低所得の状態に置かれた方が大多数であるというこの現実、実態からして、なかなか回収が進んでいないというのが実態でございます。
 引き続き、そういう生活の最低限の保障といいますか、ここらあたりについては十分配慮しながら、償還に応じていただくよう、引き続き努力をしてまいりたいというふうに思います。
◆20番(貝田義博 君)
 この問題については、もう以前、何度も指摘をしましたように、やっぱり貸した段階でいろいろな問題があったわけですね。実際、貸し付け、融資を受ける際に、建設会社の営業マンが保証人になったりということで、もうでたらめな貸し方がされておりました。そのことのツケが結局回ってきているわけですね。今になって生活が苦しいからとかと言ったって、それはやっぱり通る話じゃありません。貸したわけですから、当然それは返してもらうのが当たり前ですし、そのことを市が何となく認めていくようなことになってしまったら、先ほど私が言いますように、本当に納税意欲そのものがうせてしまいますよ。ですから、私はそこら辺きちっとやるべきだというふうに思います。
 市営住宅の明け渡しでは、かなり厳しく法的手段も投じてやっていますから、この分だけを、何とかいうかな、どうろこうろみたいなところでやるというのは、私は一層やっぱり市民感情からしても許されないというふうに思うので、そこら辺を本当にね、不況下の苦しいのはわかります。それはだれしも同じですから、わかりますけれども、同和地区のどうのこうのという問題だけで、何となく甘くするというのは、私はいささか解せぬ点がありますので、そこら辺、再度申しわけないんですが、市長の決意なりお答えを願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 この問題についての貝田議員の御主張というのは、私も大変的を射た質問だろうというふうに思います。御主張だろうというふうに思います。十分、今の御意見を踏まえて、担当も大変苦慮しておりますけれども、総合的な判断をもう一遍、この議会でも終わりましたら、取り組み方について内部で検討をさせていただきます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、進行いたします。
 次に、下水道事業特別会計歳入歳出決算について、質疑はありませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 先般、昨日もちょっと道路維持管理費の中で触れましたが、今、下水道事業が進捗しております。そういう中で、瑕疵期間ですね、恐らく今の契約上は2年間というようなことでうたってあると思うんですが、やはり埋設物を埋め戻された後の道路の沈下ですね、これによる道路維持費が恐らく将来的にも発生してくるものと思います。
 今まで過去、水道工事あたりでも特殊な部分あたり、それから、埋設管の部分もそうですが、非常にやはり道路表面にそういう事後のふぐあいが出てきておるようなことを見受けます。特に、下水道の場合は、そういう施工深度といいますか、路面からの深さが、これは排水勾配で恐らく深い部分もたくさん出てくると思うんですが、そういう予測されるようなものに対しての将来のふぐあいの発生、それが2年の瑕疵期間の中では発生してこずに、それ以降に発生してくるようなケースがたくさんあると思います。
 そういうものに関連して、瑕疵期間の検討、見直しといいますか、責任の範囲をどこら辺まで求めていけるのか、将来についてのお考えがあれば、検討していただける余地があるものかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
◎下水道課長(高原巌 君)
 工事の施工に関しましては、福岡県の土木共通仕様書、それから筑後市の独自でつくりました公共下水道標準仕様書、それから特記仕様書、こういうやつによって業者の方には指導をしております。
 御指摘のありました埋め戻しに関する舗装の下がりということで、埋め戻しにつきましては、1層当たり20センチとして、十分締め固めをしていきなさいということで、標準仕様書の25条にうたっております。ただ、しかしながら、現状としては、やはり舗装の仮舗装時点で下がっているという状況も見受けられます。今、段階確認計画書もつくりまして、それに基づきましてそれぞれの工程の確認をしているところです。ことしから、かなり工事も多くなってきましたので、施工管理の方もやはりそれだけ手が要りますので、ことしからは施工管理を委託して、その辺を強化しております。
 当然、舗装の下がりの瑕疵というのは、これは出てきます。それで、その瑕疵担保につきましては、先ほど質問議員がおっしゃったように、請負約款の44条で、通常が2年、故意が10年ということで現在行っております。今まで、そういう形で瑕疵期間の中で行った事例が2件ございます。これは水田地区でございますけど、2年たちまして、2カ所ほど手直しを指示したところがございます。
 今後は瑕疵期間については、やはり我々担当課だけじゃなくて契約担当課の方と協議しながら、やはりその辺は検討していく必要があるかなということで思っております。
◆7番(田中親彦 君)
 これは管理上、受け取ってしまえば、今の契約上では、やはり受け取った側の責任の範囲になってしまうかと思います。この辺は、引き取られるまでの管理ですね、この辺の大切さもあると思いますので、この辺はまた、常任委員会の方で付託された中で、いろんな確認なりお願いなりさせていただくつもりでおりますが、やはり将来にわたって、今の現状では私は必ず出てくるだろうなと思っております。
 と言いますのは、前例として、水道工事ですね、こういうものがあったケースを見れば、なおさら条件は悪いわけですから、今後、管理の大切さもあるでしょうけど、管理が行き届かない面もあっての、そういう起因したものが発生すれば、将来、維持管理、生活者一般の中で市民に直接関係ある、そういう道路の表面的なふぐあいに対しての対応ですね、これはまた一般会計で対応していかないといけない部分になってくると思います。その辺を削減するためには、その起因を極力なくしていくという、そういう日々の管理も大切でしょうから。
 あとは、責任の範囲ですね。どうしても不可抗力的なものは、それは財産の所在である者が責任を持っていく部分と、それから、契約の中でふぐあいと思われる部分は、瑕疵期間が過ぎたとしても責任をとってもらうような、そういう検討まで含めて何か対応していただきたいという希望を述べて、終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 この下水道事業に関しては、今、中心の市街において工事が進められておりますから、 日々、市民の方々の関心も高まっている事業です。昨日の市長の答弁の中で、人口の密集地域に関しては、今、進めておりますけど、そうじゃない地域に関しては見直す必要もあるという答弁もありました。
 この下水道事業に関してなんですけど、たまたまですが、私自身、この1週間で市民の方3人、下水道はどうなっているのという質問を受けました。お二人は地元の古川校区の方で、もうお一方は永松議員の御地元の前津の方ですけど、そういうぐあいに非常に関心が高まっております。
 この下水道事業なんですけど、これは私自身は緊急といいますか、非常に大事な事業と思っておりますが、ただ、この12月に入って、この下水道を取り巻くニュースといいますか、話題が二つほどあったかと思います。1点は、久留米市において、間もなく合併をいたしますけど、久留米市の下水道ですね、近い将来、利用料を上げざるを得ないという記事がありました。さらに、もう一つは、筑豊の田川郡香春町ですね、ここで皆さん御承知と思いますけど、12月の定例会で、合併処理浄化槽、これも下水道と同じく生活排水を処理する道具ですけど、事業なんですが、その合併処理浄化槽を、PFIを活用してこの事業を進めましょうという議案が定例会で香春町で出されまして、これが可決されております。
 そういうぐあいに、下水道事業であれ、合併処理浄化槽であれ、生活排水を処理するというのは非常に大事な事業にほかなりません。ただ、下水道事業というのは長期にわたり、かつ 300億円を超える事業費が見込まれておりますけど、ただお金だけの問題じゃなくて、例えば、この下水道会計への繰出金を見ると、他の特別会計と比べると、13年度が1億円、14年度の決算を見ると2億円と、当然、起債高もだんだんふえているという現状なんですけど、そういう意味で、非常に大切な事業であるこの下水道事業に関して、やはり議会においても特別委員会が設置されておりますが、市長の今後の下水道事業に対する方針といいますか、昨日の市長の御答弁を踏まえて、もう一度お聞かせください、お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 整理をして確認をさせていただきますが、18年度に見直しますとは言っていないんですね。これは大事なところですが、実は、この下水道事業というのは40年に及ぶ大事業でございまして、総額でも現在のところで 300億円かな、大体、大ざっぱな。時間的にも非常に長くかかるものでありまして、その少なくとも事業計画は私の就任以前からもうできておるところでございまして、そこで今進められております。
 それで、当然のことながら、密集しておる地域を中心に、今、事業が進みつつありまして、それの対応として18年度に第1次の供用開始をするということでございますが、そういう長期的な計画の中で、いや、もう計画はできているんだから、それをぜひ突っ走っていきますという意味で私は言っているわけじゃありません。18年度の供用開始まで、当面そこまではひとつ進ませていただいて、その後、今るる御指摘ありましたように、その後の問題として、よりスピードアップ、より経費の負担を少なくする、そういうもろもろの検討を、第1次の供用開始の後には、やはり柔軟に考えていく余地があるんではないかと。
 したがって、くどいようですが、下水道計画はもうできているんだから、それに向かって粛々と進む以外にはありませんという意味ではないということでございます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 私は、決して下水道事業に関して反対するものではありませんが、先ほどの市長の答弁の中で、柔軟性というお言葉を使われました。この下水道事業、40年の事業で、かつ事業費用が 360億円と私は聞いておりますが、例えば、同じ事業を比べますよね。例えば、市役所の駐車場のあり方とか、非常に身近なもので、例えばほかの事業で、身近な事業で予算額は何十万円とかですね、こういったのは非常にわかりやすいんですよ、市民の方々も。実際使っているという部分含めてですね。先ほど、水田コミセンの利用料も含めてですね。これは非常に実感としてとらえられるんですけど、この下水道事業になりますと、非常にぼやけて見える部分もあります。実際、つかみどころのない部分もありますので、ぜひこれは、先ほど市長が言われたとおり、18年の第1次の供用開始が実際始まって、やはり確かに長期にわたる事業なんですけど、しっかりそこを市民の方々にもですね、今、18年度に向けて、供用開始に向けて着々と工事進んでおりますが、市民の方に、じゃ、それからどういうふうにこの事業をやるかというのを改めて、それ以前でも構いませんけど、やはり告知すべきだと。
 聞いたところによると、12年度からこの下水道事業は始まっていると。12年度、ちょっと当初間に合わなくて、12年度の末に実際は工事がちょっとおくれて始まったという話を聞きました。市民の方々へは「広報ちくご」なりで、その12年度でしょうか、下水道事業の告知をされたということで、あれから3年たっております。そういう意味では、18年度供用開始、ちょうど今、中間地点です、12年度、18年度、この15年度というのは。
 そういうことで、非常に市民の方の関心も高くて、そういった事業でもありますので、改めてこの中間地点において、18年度に向けて、改めてどういう形になっていくかというのは何らかの形でお示しされる必要があるかなと。それは「広報ちくご」でも構いませんし、できたら、そういったことをお願いしたいと思います。よくわかりました。
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、進行いたします。
 最後に、財産に関する調書について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、議案第93号の質疑を終結いたします。
△日程第14 報告第11号
○議長(永田昌己 君)
 日程第14.報告第11号 平成14年度筑後市用品調達基金の運用状況について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第11号の質疑を終結いたします。
△日程第15 報告第12号
○議長(永田昌己 君)
 日程第15.報告第12号 平成14年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第12号の質疑を終結いたします。
△日程第16 報告第13号
○議長(永田昌己 君)
 日程第16.報告第13号 平成14年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運用状況について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第13号の質疑を終結いたします。
△日程第17 報告第14号
○議長(永田昌己 君)
 日程第17.報告第14号 平成14年度筑後市土地開発基金の運用状況について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第14号の質疑を終結いたします。
△日程第18 報告第15号
○議長(永田昌己 君)
 日程第18.報告第15号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第15号の質疑を終結いたします。
△日程第19 報告第16号
○議長(永田昌己 君)
 日程第19.報告第16号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第16号の質疑を終結いたします。
△日程第20 報告第17号
○議長(永田昌己 君)
 日程第20.報告第17号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第17号の質疑を終結いたします。
△日程第21 諸般の報告について
○議長(永田昌己 君)
 日程第21.諸般の報告について、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、諸般の報告の質疑を終結いたします。
△日程第22 議案委員会付託
○議長(永田昌己 君)
 日程第22.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
△日程第23 請願書委員会付託
○議長(永田昌己 君)
 日程第23.請願書の委員会付託を行います。
 お手元に配付いたしております請願書付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
△日程第24 陳情書委員会送付
○議長(永田昌己 君)
 日程第24.陳情書の委員会送付を行います。
 陳情書付託表のとおり、所管の委員会に送付いたします。
 暫時休憩いたします。
                午前11時50分 休憩
                午前11時53分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第25 議長発議
○議長(永田昌己 君)
 日程第25.議長発議 花宗用水組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと存じます。これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと存じます。これに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決定いたしました。
 それでは、花宗用水議会議員については、各地区より推薦があっておりますので、局長に報告させます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御報告申し上げます。
 お手元にお配りをしておりますとおりでございます。
 氏名を朗読いたします。
 横溝延道、野田隆義、山口茂實、正幸、城戸清人、近本嘉一、村上榮廣、下川重幸、井口真、古賀詔、富安久夫、塚本秀喜、水田洋、下川正男。
 以上でございます。
○議長(永田昌己 君)
 花宗用水組合議会議員に、ただいま報告いたしました14名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました14人を花宗用水組合議会議員の当選人と決定することに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました14人が花宗用水組合議会議員に当選をされました。
 以上をもちまして、本日の日程を全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午前11時55分 散会