平成16年 7月 臨時会(第11回)

           平成16年7月9日(金曜日)      

                               (午前10時00分開会)

1.出席議員(20名)

    1番  田 中  瑞 広         12番  島    啓 三
    2番  矢加部  茂 晴         13番  原 口  英 喜
    3番  緒 方  幸 治         14番  若 菜  道 明
    4番  五十嵐  多喜子         15番  水 町    好
    5番  中 富  正 徳         16番  永 松  康 生
    6番  坂 本  好 教         17番  大 藪  健 介
    7番  田 中  親 彦         18番  村 上  知 巳
    8番  入 部  登喜男         19番  北 島  スエ子
    9番  篠 原  千 三         20番  貝 田  義 博
    10番  池 田  光 政         22番  永 田  昌 己

2.欠席議員(2名)

    11番  塚 本  辰 吉         21番  弥 吉  治一郎

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       下 川  富 子


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                城 戸  一 男  
    市立病院院長             溝 手  博 義  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長(兼水路課長)      下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           庄 村  國 義  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長職務代理(兼消防署長)     堤    秀 信  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    まちづくり課参事           木 本  吉 彦  
    税務課長               野 田  広 志  
    女性政策課長        
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               後 藤  安 男  
    かんきょう課長            永 延  喜 男  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    福祉事務所長             真 鍋  信 一  
    老人ホーム園長            冨 久  義 樹  
    農政課長               鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             篠 原  修 一  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              水 町  良 信  
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    監査事務局長             城 戸  秀 穂  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長   
                       田 中  僚 一  
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会人権・同和教育課長
                       徳 永  憲 一  
    (兼人権・同和対策室参事) 
    教育委員会文化振興公社支援室長    永 松  三 夫  
    消防本部総務課長           永 田  耕 作  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           井 寺  藤 彦  
    水道課長               大 籠    修  

              議事日程第1号      
                     平成16年7月9日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議案第51号及び報告第5号から第6号の上程、提案理由説明
 第3  議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)     質疑応答
 第4  報告第5号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて) 質疑応答
 第5  報告第6号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて) 質疑応答
 第6  議案委員会付託
 第7  委員会審査報告
 第8  議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)     討論採決
 第9  会議録署名議員指名
● 閉  会

     ――――――――――――――――――――――――――――
                 午前10時 開会
○議長(永田昌己 君)
 本日の出席議員は20名で定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(永田昌己 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討をいただいておりますので、委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日招集されました第11回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る7月2日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日1日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(永田昌己 君)
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり、本日1日間としたいと存じます。これに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
△日程第2 議案上程・提案理由説明
○議長(永田昌己 君)
 日程第2.議案第51号及び報告第5号から6号を上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。本日ここに、第11回筑後市議会臨時会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 ただいま上程されました議案第51号並びに報告第5号から報告第6号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算について申し上げます。
 この補正は、10,167千円を増額し、歳入歳出予算総額を16,065,076千円とするものであります。
 歳出予算について申し上げます。
 第2款.総務費の市町村合併に要する経費につきましては、筑後市、八女市、広川町の枠組みで合併協議を進めるため、法に基づかない任意の合併協議会を設置することに伴う負担金であります。
 この任意合併協議会の設置については、去る6月18日の筑後市、八女市、広川町の首長協議において合意がなされ、今月中の設置を予定しているものであります。
 この任意合併協議会は、期間を9月までの3カ月間と予定し、その間の協議会活動に要する経費を 7,402千円と見込んでおります。このうち 7,400千円を筑後市、八女市がそれぞれ37.5%の 2,775千円、広川町が25%の 1,850千円を負担することにしております。
 第3款.民生費の国民生活基礎調査に要する経費につきましては、国民生活基礎調査における調査員手当などの諸経費であります。
 この調査は、厚生労働省の所掌事務に関する政策の企画及び立案に必要な基礎資料を得ることなどを目的として調査が行われるものです。筑後市では、22世帯が調査の対象となり、調査員1名が統計調査業務に従事することになっています。
 第4款.衛生費の環境フェスタに要する経費につきましては、平成16年9月19日開催予定の「環境フェスタin筑後」における講演会の講師料及び交通費などの経費であります。
 この事業は、環境保全及び環境教育を目的に、市内のさまざまな団体等と共同して行っております環境イベントであります。今回、財団法人自治総合センターが実施している平成16年度環境保全促進事業助成に該当し、助成金の交付を受けることになったものであります。
 第7款.商工費の金融対策に要する経費につきましては、信用保証協会保証料補給金を増額するものであります。
 信用保証協会の保証を受けて中小企業融資資金の融資を受けた中小企業者などが期限内に返済し、かつ保証料を完納したときは、利用者に対し保証料の補給をしています。この完済者が最初の見込みより増加したものであります。
 第8款.土木費の河川管理に要する経費につきましては、市営河川松永川の護岸補修工事に伴う工事請負費を増額するものであります。
 松永川の船小屋地区において、玉石積みの護岸の一部が、雨水等の浸透による空隙及び水みちの形成により洗掘され、崩壊の危機にあります。護岸が崩壊した場合、隣接した建物に甚大な被害を及ぼすおそれがあり、早急な対応が必要であります。
 以上の歳出予算に対する財源としましては、県支出金62千円、繰越金 9,105千円及び諸収入 1,000千円を充てております。
 報告第5号及び第6号の専決処分については、損害賠償の額を定めるものであります。いずれも相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分しましたので、地方自治法第 180条第2項の規定に基づき報告するものであります。
 報告第5号につきましては、平成16年5月23日、川と水を守る運動の一環として行われた流行政区の水路清掃において、参加者の1人が、持っていた電動草刈り機の刃を、誤って近くにいた被害者に向けてしまい、被害者が装着していたコルセットを破損させたものであります。
 報告第6号につきましては、平成16年6月7日午後6時ごろ、市が管理する市営河川一条川右岸のり面に植生していた幹周り約2メートル、高さ約7メートルの大木が、河川のり面の侵食により対岸側に倒れ、被害者が所有する建物の一部及びネットフェンスを破損したものであります。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終了いたします。
 これより議案の質疑を行います。
△日程第3 議案第51号
○議長(永田昌己 君)
 日程第3.議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)について、質疑はございませんか。
◆20番(貝田義博 君)
 おはようございます。任意協議会立ち上げの補正予算 7,402千円の増額について、お尋ねをいたします。
 若干、資料等を見ておりますと、任意協議会、首尾よく立ち上げて協議がなされれば、3カ月、9月には一応の取りまとめなりを出されるというふうなことになっているみたいなんですけれども、2市4町2村の任意協立ち上げのときには冊子もつくられて、全戸に配布をされておりまして、また校区ごとの住民説明会もされました。今回についてはどのようにお考えになっておられるのか、まず1点お尋ねをいたします。
 2点目については、一定取りまとめができた段階での市民の意向については、どのように把握をされようとしているのか。2市2町2村のときには、急遽市民アンケートも実施をされましたけれども、今回についてはどのように考えておられるのか、お答えを願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 具体的な作業につきましては担当の方から話をいたしますが、基本的に、極めて限られた時間の中で精力的にやらなきゃいかんという背景があるということは御理解をいただく中で、それでも極力、議会並びに市民の皆さん方には、資料に基づいて今後話し合いをしていく過程のものは御説明をするという努力をしていきたいというふうに思っておるところでございまして、当然、住民説明会等につきましても予定をしているところでございまして、具体的な作業につきましては、担当の方から報告をいたします。
◎まちづくり課参事(木本吉彦 君)
 お答えいたします。
 説明資料ということでスケジュールをお上げしていると思いますけれども、一応予定しておりますのは、協議事項の真ん中ほどの欄にありますが、住民説明会というのを、これは法定協が立ち上がった後、ある程度協議が詰まりまして確定をしたときに住民説明会というのを予定しております。それ以前におきましても、必要があるというときには住民説明会という話にもなろうかと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 先ほど漠然とした話をいたしましたが、当然、月に2回「広報ちくご」も発行しておりますし、それからホームページ等々で状況の進捗についてはできる限り情報提供していきたいというふうに思っております。
◆20番(貝田義博 君)
 まちづくり課長にお尋ねしますけれども、私がお尋ねしたのは、法定協が開催をされて、すべからく決まった後のそういうものじゃなくて、法定協前に任意協が一定の取りまとめをするわけですから、その段階で法定協に移行するまでにどういうふうなことでの市民の理解を求めていくのかというふうな。今のあなたの答弁では、これは来年の1月までに住民説明会をやるということですから、何となく、ちょっとさっきの答弁は違うような気がするんですけれども、私は法定協を立ち上げる以前の問題をお尋ねしているわけであり、もう一回お答え願いたいというふうに思います。
 それから、市長は明確には、市民の皆さんの意向についてはどういうふうなことで問うとか、問わないとか、議会だけのことを言われましたけれども、私はやはり法定協に入る前にもう一回、何らかの形で、進む前に一定市民のそういう判断というか、そういうものを仰ぐ必要があるというふうに思いますけれども、そのことについては全くお考えはないのか、もう一回お答え願います。
◎まちづくり課参事(木本吉彦 君)
 お答えいたします。
 9月までということで任意合併協議会、協議をしていくわけですけれども、その間の具体的な説明冊子につきましては、予定の予算の中には計上はしておりません。
 それで、その中での住民に対するお知らせといいますか、それにつきましては、あらゆる手段でという、可能な限りの手段でということになりますけれども、それぞれ構成市町の2市1町の広報媒体といいますか、それの活用を前提にいたしております。
◎市長(桑野照史 君)
 先ほど申し上げましたように、極めて日程的にタイトな状況にあるということはありますけれども、必要とあらば、これはまた議会とも御相談をして、しかるべき時期に住民の皆さん方に説明会という、そういう集会的なもので、それもどんな規模でやっていくかというようなことも含めて、それは今後の課題として議会の皆さん方と御相談をして進めていきたいというふうに思います。
◆20番(貝田義博 君)
 説明会をやられるということですけれども、やられた後については、あとはもう改めて市民の皆さんについて判断を仰ぐような形での方法はとらないと、あとはもう議会で決定されればいいというふうにお考えなのか、お答えを願いたいのと、2市1町の広報紙でということでしたけれども、私が言っているのは、月2回広報紙出ていますけれども、そういうことじゃなくて、その一定取りまとめがきちんと出た段階で、きちっとした形で、2市4町2村のときには全世帯にそのための冊子をつくられたんですけれども、そういうことはもう考えられないのか、全くその予算的にはもうないということなんですか、それは。私は、だから、通常出している広報紙できちっとそういうすべからくその内容がもらえるならいいんですけれども、何か漠然としたそういう内容じゃ、私は市民の判断というのは伺えないというふうに思うんですけれども、どうかお答え願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 2市1町の合意という中でのそういう資料作成については、合意を得ておりません。したがいまして、きょう提出させていただいております予算についても、そういう費用は含まれていないわけでございます。ただし、前の全協からもるる私は申し上げておりますけれども、住民、市民の御理解を得るための手段は、あらゆる努力をしなきゃいかんということでございますので、当然のことながら筑後市独自の対応として、いろんなことを考える必要があるだろうと思いますし、今、私申し上げましたように、月2回の「広報ちくご」等を通じてと思っておりますが、あえて必要ということになれば、どうしてもということになれば、そのときはそれなりにまた議会とも御相談したい。
 先ほど、説明会を開くかどうかということについては、十分そういうことを考えるとは言ったわけでして、開くと言いましたと先ほど言われましたけれども、それは議会と御相談をしながら、極力、住民の理解を深めるための努力をしていきたいということでございまして、また言うたことが違うたと言われると私も心外でございますので、念のために重ねて、議会の皆さんと相談しながら限られた時間の中で精力的に協議を進めていきたいということでございます。
◆20番(貝田義博 君)
 じゃあ、とにかく首尾よくこの議案が立ち上がって協議がなされて、一定の取りまとめができたという段階では、その内容は市民の皆さんにわかるような形での周知と、あとそれに基づいて、やはり議会だけじゃなくて、市民の皆さんにも一定判断していただくような、そういう方法をぜひとっていただきたいということを私は要望して、終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆19番(北島スエ子 君)
 何点かについてお尋ねいたします。
 まず、2市1町の負担金の筑後市、八女市がそれぞれ37.5%、広川町が25%のこの根拠は、何でこういう割合を割られたのかをお尋ねします。1点目。
 2点目、この歳入歳出予算案の中で見ますと、会議録作成の委託料、それから新市建設計画策定業務の委託料。職員さんはたしか筑後市、八女市が4人、4人、そして広川から3人という体制ではないかな。もし間違っていたら訂正をお願いします。そういう体制の中なのに、どうしてこんなに委託されるのか、お尋ねしたい。
 それと、4、4、3という人員だったら、その後に臨時職員さんというのを、保険料とか賃金とかというのを予算されていますけれども、それだけの人数で足りなくて臨時さんをお雇いになるのか、まずそのあたりをお尋ねいたします。
 そして、この新市建設計画策定業務委託料というところが、もう予算が上がっております。これは、この中の議論は今後されていくわけでしょう。だから、その議論がされた上で委託をしていただかねばなりませんけれども、議論は今後のその任意協議会の中で45項目全部議論を尽くしたところで委託をされるのか、お尋ねします。
◎まちづくり課参事(木本吉彦 君)
 お答えいたします。
 委託料ということで、会議録作成費、それから新市建設計画の策定業務、事務事業一元化業務ということで予定をいたしております。先ほど来のお話の中で、スケジュールの部分でいきますと、かなり厳しい状況にあるということがありますけれども、そういう中で、会議録作成費の委託ですが、会議自体の会議録作成とかそういうことじゃなくて、協議自体の部分に事務局としては全力を挙げたいという考えのもとで、会議録作成については委託を考えたところでございます。
 それから、新市建設計画策定業務、それから事務事業の一元化業務ですけれども、新市建設計画策定業務ということで、質問は2点あったろうかと思いますが、協議会で議論後に策定後の新市建設計画の策定業務については委託を考えているのかということも関係をしますけれども、一応計画策定については事前の2市1町の基礎的な調査といいますか、そういうものから入っていくというふうに考えております。
 この中で上げておりますのは、そういう基礎的な調査の部分、それと、関連するかと思いますけれども、それぞれの住民の方の新市のまちづくりに対する意向といいますか、そういうものもある程度、この計画の中には反映をさせるべきだろうということがありますので、住民アンケートをこの新市建設計画策定業務の中で取り組んでいこうということでございます。
 若干、建設計画策定業務の中身に入っておるかと思いますけれども、そういうことで、職員体制は確かに筑後市、八女市、広川町、4人、4人、3人ということで11人体制ではやっておりますが、この辺はやっぱり時間的な、いわゆる残された時間といいますか、その中で4人、4人、3人という体制を認めていただいているというふうに思いまして、時間的な厳しさからして、こういう委託業務というのは活用させていただきたいというふうに考えておるところでございます。
 それから、事務事業の一元化業務の方ですけれども、これは役所の、例えば、住民サービスなんか行っているわけなんですが、それぞれ2市1町、やり方が異なっている部分がございます。これについても、それぞれの市、町においてどのようにやっているのかということを、まず調査をやって、違うところがあれば、それをどのように調整をしていくかという話になろうかと思います。
 調整の方法につきましては、最終的には協議会の中において調整、審議、承認をしていただくというふうなことで進みますけれども、そういう基礎的な調査については、この任意合併協議会のときから手をつける必要があるということで、予算的にも予定をいたしておるところでございます。
 以上でございます。
◎まちづくり課長(山口辰樹 君)
 私の方からは、最初に御質問をいただきました負担割合、2市1町の負担割合について答弁をさせていただきたいと思います。
 この負担割合は、先ほど市長の提案理由の中にございましたように、6月18日の3首長の会議によって決まったものでございまして、負担割合を決定するに当たりましては、基本的な考え方としては、まず対等合併を前提とするなら完全に3分の1ずつの平等割、それから八女広域圏並みとするならば平等割が10%、人口割が90%、それから前回並みの任意協でいきますと平等割が30%、人口割が70%、幾つかの方策が考えられるということを前提に、まず協議がありました。
 その中で、先ほど申し上げました三つの中からどれを採用するかということで、平等割が30%、それから人口割が70%、まずこれを採用しようということになりまして、これで算出いたしました広川町のパーセントが24%弱でございましたので、近似値でございます25%、まず広川町さんに25%を御負担いただいて、残りを筑後市と八女市で平等に負担しようということになりましたので、残りを2分の1であります37.5%ですか、そこで決定をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。
◆19番(北島スエ子 君)
 もう一つ答弁が抜けております。4、4、3の人数がいくのに臨時さんが必要なのかというのを、まだ答弁がいただいておりません。
 それから、先ほどからの答弁を聞いていると、みんな時間がない、時間がない。何でも時間がない。私は、それを聞いていて怖くなったんですよ。何かこの合併は、時間がなかけん、みんな黙れと、しょうがないと、これで走らにゃしょんなかばいち、特例債に間に合わんばいち言われよっごたっ気のすっとですよ。これ、今後ずうっとその言葉でいくんじゃないですか。時間がない、時間がない、皆さん黙んなさいよって、特例債に間に合わんばいち、もう私たちん決めたつに、あんたたちはいろいろ言わっさんなと。きょうはそれが非常に私には痛切に心に響いております。
 市民はね、時間がないと言ったって、それは納得しませんよ。そうでしょう。ずうっとさっきから、時間がないの一点張りでしょうが。何かこう質問するたんび、するのも何か力が抜けたような、何か言うと今度は時間がないと言われそうな気がしますけど、します。言われても、します。限られた時間と言われても、市民は納得しません。
 これも時間がないけんでから委託をさせてくれと、新市建設計画策定業務、事務事業一元化業務。やっぱり皆さんの中でできないんですか、委託しないで。11名体制の職員で。一番、今後筑後市がどうなるかという基本ですよね。これがもう本当一番の大切なものなんですよ。できれば職員さんの手で、この筑後市、八女市、広川町を知っている職員さんの手でしてもらいたいと思います。大変なのはわかります。しかし、してもらいたい。
 それから、もう一つ答弁が抜けていました。45項目、任意協の3カ月間の中にきちんと終わって次の法定協に行くのかというのを、答弁が抜けております。
◎市長(桑野照史 君)
 貝田議員の質問のときにもお答えしておりますように、極力精いっぱい住民の皆さん、議会の皆さん方に情報を提供して、一緒に考えていきたいということは申し上げておるわけでありまして、時間がないのは、現実的に来年の3月までと限られておるわけでありますので、北島議員がこの特例法を1年間延長させるという政府交渉でもしていただければ別ですけれども、これに間に合わせるためには、間違いなく頭の中にカチカチカチカチと音がしておることは事実でございまして、合併をしたいと考える側と、合併はせんでもいいと考える側では、当然時計の音の認識は違ってくるだろうというふうに思います。さはさりながら、時間がないから何でもかんでも走っていくぞと、決して私は申し上げているわけじゃありませんで、先ほどから貝田議員にも申し上げたように、情報をしっかり提供しながらやっていこうということでございます。
 それから、委託料につきましても、がばっと何もかんもコンサル会社に投げてしまって、その人たちの手で未来図をつくっていこうなんて、ゆめゆめ考えておりませんし、もしそれを考えるとすれば、 2,000千円ぽっきりぐらいの委託料でできるはずがございません。もちろん、中心になるのは、派遣をした、それぞれの自治体から出ておる職員が中心になりながら、しかし、事務作業をそういうところにお願いをするという、つまり両立てで進まざるを得ないということですので、ぜひ御理解をいただきたいし、それぐらいの金額の委託料であろうと、私は思っておるところでございます。
 残余の漏れておることにつきましては、担当の方が御答弁いたします。
◎まちづくり課参事(木本吉彦 君)
 お答えいたします。
 臨時職員の件が答弁を先ほどしておりませんでしたので、お答えさせていただきます。
 時間がないというのを、その理由にはなかなかできないような質問でございましたけれども、やっぱり合併協議、精いっぱい委員さんを中心にしていただくわけですが、その協議をしていただく前段の検討材料といいますか、審議材料については、時間がないというのが理由で中途半端なものはできないだろうというふうに思います。やっぱり審議に耐えるような、そういう検討材料というのは提供を当然していかないといけないというふうに思っておりまして、そういう観点から、4人、4人、3人という11人の体制で、職員体制で頑張るわけなんですけれども、やっぱり十分なものを提供したいというのを前提にしたときに、臨時職員というのを考えざるを得ないんではないかと。これは委員会、協議会の前の、いわゆる資料をそろえたりとか、そういう部分で考えているところでございます。ですから、審議をしていただく、協議の資料の作成の、いわゆる本体の部分といいますか、そういう部分での臨時職員ということでは考えてはおりませんので、その辺よろしくお願いしたいと思います。
 それから、45項目の協議項目が終わって次へ行くのかという質問があったかと思いますけれども、協議項目、さきの全協の資料の中で45項目というのを想定しておりますということで、資料としてお上げしておるわけですが、この協議項目については、予定ですけれども、第1回目の協議会の中で、こういう協議項目立てで協議を進めていきましょうということから始まっていくんだろうというふうに考えております。
 当然、任意合併協議会の中で、その45項目にわたった協議をやっていこうということで、最初にそういう取り決めといいますか、合意をするわけですから、この45項目につきましては、中身の部分が問題になるだろうとは思いますけれども、一応その45項目終わって、そして次の段階に、いわゆる法定合併協議会の方に移っていくというふうには考えておるところでございます。
◆19番(北島スエ子 君)
 それじゃ、45項目終わらなかったら、法定協には行かないということですか。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 先ほど担当の参事からも申し上げましたけれども、45項目は基本的にはすべて決定を見ると。ただ、八女市との先行の折にも、その中身が問題になったところでございますが、今回は極力詰めていくという基本的な考え方を持っておりますけれども、そこら辺は2市1町で任意協の中で協議をしてみないとわからないというところもございますので、そこの辺は何とも言えないところですが、基本的には45項目の協議を調えて、その上で法定協の方に移行をしていくというふうな考え方を持っております。
◆19番(北島スエ子 君)
 じゃ、もう一点。議案第51号資料の中に、第5条(協議会の組織)「委員は」という2のところですね。第5条の2のところで、「各市町7人以内とする。」となっておりますけれども、市長がまずですね、そして、あとはまた全協の中で議員の中は決まるようですが、そのほか、7名の構成はどのようになっておりますか、お尋ねします。
◎まちづくり課長(山口辰樹 君)
 お答えをいたします。
 筑後市総体では、先ほどございましたように7名ということで、うち1名は首長、それから今の時点での考え方では、6名のうち3名は議会の方に選考をお願いしたいと。残るのが3名でございます。一応現段階といたしましては、行政区長会から1名。それから、商工団体、具体的には商工会議所にお願いをしようかというふうに考えておりますけれども、商工団体から1名。それから、農政団体から1名、これ具体的にはJA、もしくはJAの筑後地区ということになるのか、詳細はまだ検討しておりますけれども、農業団体から1名ということで、合計3名、都合7名という形で考えておるところでございます。
◆19番(北島スエ子 君)
 わかりました。行政区長会から1人。当然、行政区長会は、行政区長は全員男性ですね。今、76行政区の中に女性は一人もおりません。それから、商工会議所の役員さんもほとんど男性で、女性部長さんなどはいらっしゃるようです。それから、農政も上の方の理事の中に女性が3人、2人ですかね、3人ですかね、筑後市の中から選ばれてあります。そういう女性もいらっしゃいます。それと、農業委員会の中にも女性がいらっしゃる。できれば、7名全部が男性にならないように、女性がどこかからは出ていただくように極力努力してもらいたい。女性はいらっしゃるわけだから、この中に。行政区長会だけは、女性は一人もいらっしゃらない。市長も男性、これはもう変えようがない男性。ですから、ほかのところに女性がいらっしゃるところには極力お願いしてもらいたいということを希望申し上げておきます。
 それから、かなり貝田議員の方から地域住民への説明がなされていたようですけれども、ここに、「合併を検討される皆さんへのメッセージ」というのがあるんですね。まず、「住民の不安を解消する機会を多く持つことが必要です。それが合併を推進する側の説明責任です」と。北上市は広報、PRを76回、住民説明会を延べ 123回開催しました。「お互いにいろいろな意見を聞くことは行政にとっても住民にとっても、これからのまちづくりの貴重な勉強になると思います」というのが、これ載っておりました。ぜひこのように住民説明会を、ここは 123回ですよね。ぜひお願いしたいということで、終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆14番(若菜道明 君)
 予算の 2,775千円の件でお尋ねをいたしますが、これは平成14年に2市4町2村で任意協議会が立ち上がる前に、福岡県の方から10,000千円、推進費か、どういう名目か知りませんが、補助がなされましたが、そのときの今のまちづくり課長の答弁では、任意協議会が立ち上がるときは10,000千円、また次にほかにできるときでも来るというような説明があっておりましたが、これはどうなっているか、説明をお願いします。
 それと、重点項目の45項目の件ですが、極力45項目合意するように努力されると、こう言われておりますが、極力ということは非常にあいまいな言葉ですが、もう一度、総務部長でいいですから、答弁をお願いいたします。
◎まちづくり課長(山口辰樹 君)
 県費の補助について、お答えいたします。
 2市4町2村のときは、確かに県の方から 5,000千円の補助をいただいております。この補助につきましては、今回も県の方に御相談はしましたけれども、県の御回答といたしましては、同じ枠組み、前回の枠組みの中に含まれている市町村での任意協議会ですので、今回については補助の対象となりませんということで、今回については県費の補助対象にはならないという回答をいただいておりますので、一応そこまでで終わっておるところでございます。
 なお、法定協議会に移りましたならば、今度は国の方から構成団体1市町村当たり 5,000千円ずつは補助があるというふうになっておりますので、こちらの方は来るものというふうに現段階では理解をしておるところでございます。
◎総務部長(久保満寿男 君)
 お答えいたします。
 極力というふうな意味合いのところでお尋ねになったところですけれども、前回の八女市との2市先行論の中で45項目の協議をいたしまして、その協議結果は皆さん方にもお知らせしたとおりでございますが、その中で、合併後に、あるいは新市において見直すというふうな文言のところが随分ございました。これは、さきの議会の中でもそこら辺のところを御指摘受けたところですけれども、その折にも市長は、極力そういうものは前に詰めて検討をして調整しておきたいというふうなことも答弁されておりますので、そのことを受けて私も、極力そのような合意点を見出せるように新市において、あるいは合併後にという言葉でなくて、もう少し具体的なところでの合意を見出したいということで、先ほどのような答弁をさせていただいたところでございます。
◆14番(若菜道明 君)
 県からの補助金についてはわかりましたが、今の答弁の中で、6月の任意協議会、またその前の4月か3月なんかにもいろいろの合意に達してということで、これは合併後というより、法定協議会に移る前に、そういう45項目ですか、これは合意に達するように、その合意も法定協議会後じゃなく、その前に、法定協議会に行く前に合意をということで、かなりの論議があったところで、市長もこれは 100%とは言わないがというようなことも言われておるが、今の総務部長の答弁では、これは法定協議会に移ってからのことも言われよりますが、私は法定協議会に行く前に、やはり、ほとんど全部というか、それを任意協議会で合意に達して、その合意も先送りじゃない合意ですよ。そうしないと、法定協議会を立ち上げて、いろいろ、また解散というか、そういう点も出てくるからという質問もあったおったし、そのとき市長はほとんどその質問者に、合意するというか、合わせるような答弁をなされているわけです。そこら辺はどんなですかね、市長。
◎市長(桑野照史 君)
 前の全員協議会で答弁した姿勢と、全く変わっておりません。したがいまして、3首長会議においても、あるいは事務方を入れた会議においても、そういう趣旨を私はずっと言っておりまして、したがって、 100%とはいかないところがあるというふうには言っておりますが、それは限りなく 100に近いような合意を得るという努力をして、そうしませんと、先ほどから話のありますように、前の例からいきますと、合併した後に決めましょうという合意を得たということは、合意を得たことにはならないだろうというふうに思っております。さはさりながら、相手のあることでございますから、なかなか 100までということをここでは言えませんが、極力今の趣旨のように、そういう姿勢で筑後市としては、またこれには進めていきたいというふうに思っております。
◆14番(若菜道明 君)
 もう一つ、市長は、合併を進める人と、どちらかというと進めない人、こういうところで温度差があるということも言われましたが、やはり合併を進める側にすれば、これは久留米の話を聞きましたが、議員の定数も、やはり合併が合意に達しないから議員の特例というか、そういうのをしたという話も聞いておりますし、そのために、幾らか金額はわかりませんが、議場をつくるのにかなり多大な費用を要しておると。合併するために、そういうふうな議員の特例法も認めたと、本当は特例法はしないがいいというような話も聞きますが、そこ
ら辺は市長は、じゃあ、合併を進めると――どちらか知りませんよ。進める方向で、もう少々んとは、例えば、ほかの市町村の意向もここらで聞きましょうやといって、筑後市が委員さんたちが一本の意向で進められると、それを進められようとしておるものか。やはり公正に、できないのはできないと、45項目のうちの一つでも、例えば、とったときに、そういうふうに判断されるか。そこら辺は時と場合にもよりましょうけど、どういう姿勢で臨まれますか。
◎市長(桑野照史 君)
 先ほどから申し上げておりますように、45項目、鋭意合意を得て、市民の皆さん方に新市の合併、2市1町の合併したときのイメージというか、それが明確にわかる努力をしていかなきゃいかんというのが私の基本でございまして、そのために努力をいたします。
 しかしながら、今、例として出された議員定数の問題については、これは議会の皆さん方の、私どもが安易に入り込む余地ではないというふうに思いますので、ぜひその部分については議会の皆さん、2市1町それぞれ議会ございますから、皆さん方の英断に期待をしたいというふうに思っております。
◆14番(若菜道明 君)
 私は、今のとは例に出したわけですからですね。新市名も、いろいろあると思いますよ。新市名にしても、よその例をとれば、例えば、今度2市1町でするときは、その地名は使わないというような方法もあるし、できるだけ住民の人たちが納得するような方法をとらないと、また一つの例で言いますが、今まで伝統的には八女、八女で通っておるから八女ということになれば、八女より筑後が範囲は広いわけですからですね。筑後地方、八女地方といえば、当然筑後地方が広いわけですから、やはりそういうとを巻き込まれないように、十分ひとつ協議会の中では論議をしていただきたいと思って、これで終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 おはようございます。任意協議会のことについてお尋ねします。
 今まで、事務レベルで取り組んでこられました。今回、任意協議会に向かって、3自治体取り組まれる段階に進まれていると思います。それと、その後また法定協議会設置へと移行していかれると思うんですが、各この三つの今作業手順があると思うんですが、この中での役割はおのおのあると思います。しかしながら、最終的には限られた期間の中で、45項目と言われるこの問題を解決しなければならないわけです。45項目を階段で例えますと、非常に段差のある階段があったり、ふだんの一番安全なサイズの階段もあったりだと思います。
 そういう中で、この三つの階ですね、事務レベルでの作業、任意協議会での作業、それから法定協議会での作業という中で、やはりこの階段を全部上り詰めるということが最終目的であると思いますので、各そういう作業段階でも手戻りにならないような、最終的にはやはり法定協議会のそういう立場で作業に入っていただきたいと思っております。そういう中で、今、きょうの質問に対しての御答弁の中で、その辺に対する意気込みがちょっと弱いような感じがしております。そういう中で、何かその辺の意気込みについての確たる御返事がいただければありがたいかなと思います。
 ここにスケジュール表がありますが、非常にこういうぐあいに計画性立てておられますので、やはりこれに向かった意気込みをぜひここでお示しいただければ、私どももそれに向かって十分な理解、手順的にはそれを市民にお知らせするという役割も、私たちともどもできるはずですので、「広報ちくご」だけではなくして、皆さんに理解いただくため、皆さんもはっきり理解できる、そういう条件整備をやっていただくことが一番の課題かと思っておりますので、その辺の意気込みをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 えらい難しい質問をいただきましたが、合併協議会については、私の市長就任以来2年7カ月、大体就任6カ月ぐらいのところから動き始めたと思っております。したがって、これまでにるるいろんな動きがございました。そして、本当に合併するということの難しさというものを改めて感じておりますだけに、口が少し重くなりつつあるのかもしれない。だとすれば、それが意気込みが足りないということになるのかもしれませんが、この議会でも随分やり合いというか、質疑をさせていたたいた中で明らかになってきたことですけれども、状況が変わることによって、随分やっぱり変わってくると。
 私としては、前の話をしますと、もう八女市とはないよと、ほぼないよというようなことがあったにかかわらず、その後の状況の変わりの中で、今2市1町という形のものの踏み出しができつつあるということでありまして、事ほどさように状況が変わってくる中でいろいろ出てくるわけですが、ただし、決意という意味でここで明確に申し上げておきますが、来年の3月までという限られた法定協に間に合わせる合併を考えるならば、まさにもうこの2市1町しかないわけでありまして、この2市1町のことを協議ができなくなった暁、もしそういうことがあったとするならば、当然我が筑後市も、あるいはこのカウンターパートであります八女市さんも、あるいは広川町さんも、じゃあ、次の選択ということはないわけでございまして、次の選択がないということは特例法の恩恵というか、これにも浴さないということになるし、自分の地域は独自で歩いていくということになるわけでありまして、ということは、大変前途の厳しさというものをお互いに2市1町が感じておるわけです。そういう意味からいいまして、何としてでもこの来年の3月までに合意を得るようにしたいし、そして、その合意を得ることを市民の皆さん方によくお知らせをして、市民の理解も得られるというところまで持っていきたいと。本当に最後の選択余地であるということを強く認識して、この2市1町をぜひとも成就したいという決意でおるところでございます。
◆7番(田中親彦 君)
 この合併については、もう最後にこの2市1町しかないということでの意味合いの話もあるんですが、私はこの合併の一番の目的は、これから先の自分たちの地域の将来どうあるべきかの中の合併だと思うんですね。そうであれば、やはり選挙で選ばれた首長と、それから議会と、市民に示すための、それだけの結果を自分たちでつくって、それを市民に示して、そしてまた市民の最終的なそういう答えといいますか、それに対する答えをいただく、そういうことが基本であるべきかと思うんですね。
 先ほどからも、市民の意向というようなことが先に言われますが、これはやはり示した後でないと、示す前から市民の意向を聞いていては、じゃあ、なら、地方自治体なり議会なりというのは役目はどこにあるのかということになってしまうと思います。そういう意味では、やはり将来あるべきその姿を、我々は一生懸命勉強して、市民が納得いく、そういうものをつくることが最前提だと思いますので、今言われた市長の意気込みを持って、この合併、それは条件的には残された、もう2市1町しかないという形になっておると思いますので、この条件をもとにして最良なる結果を見出していただくべく努力していただきたいとお願いして、終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、議案第51号の質疑を終結いたします。
 10分間休憩いたします。
                午前11時   休憩
                午前11時12分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第4 報告第5号
○議長(永田昌己 君)
 日程第4.報告第5号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第5号の質疑を終結いたします。
△日程第5 報告第6号
○議長(永田昌己 君)
 日程第5.報告第6号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、報告第6号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案委員会付託
○議長(永田昌己 君)
 日程第6.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。
 暫時休憩し、委員会をお願いいたします。
                午前11時13分 休憩
                午前11時50分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第7 委員会審査報告
○議長(永田昌己 君)
 日程第7、これより委員会の審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 それでは、総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告を行います。
 議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)第1条中、歳入全部及び第2款について申し上げます。
 歳入歳出それぞれ10,167千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ16,065,076千円とするものであります。
 第2款.総務費の市町村合併に要する経費につきましては、筑後市、八女市、広川町の枠組みで合併協議を進めるため、法に基づかない任意の合併協議会を設置することに伴う負担金であります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 以上、総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について、報告をいたします。
 議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)第1条中、歳出第3款.民生費については、厚生労働省の所掌事務に関する国民生活基礎調査のために要する調査員の手当など62千円を増額補正するもので、全員賛成にて原案可決であります。
 以上で終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの厚生委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 建設経済委員会付託になりました議案の審査結果について、御報告申し上げます。
 議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)第1条中、歳出第4款第2項、第7款、第8款について申し上げます。
 慎重審議の結果、全員賛成、原案可決でございます。
 以上、建設経済委員会に付託になりました審査の結果報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告に質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 これより議案の討論、採決を行います。
△日程第8 議案第51号
○議長(永田昌己 君)
 日程第8.議案第51号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第2号)について、討論はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 賛成多数であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 会議録署名議員指名
○議長(永田昌己 君)
 日程第9.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、3番緒方幸治議員、20番貝田義博議員を指名いたします。
 これをもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成16年7月第11回筑後市議会臨時会を閉会いたします。
                午前11時55分 閉会


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 │                                         │
 │         地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
 │                                         │
 │                                         │
 │           議     長    永 田 昌 己             │
 │                                         │
 │           議  員(3番)   緒 方 幸 治             │
 │                                         │
 │           議  員(20番)   貝 田 義 博             │
 └─────────────────────────────────────────┘