平成17年 3月 定例会(第15回)

           平成17年3月22日(火曜日)      


                               (午前10時00分開議)

1.出席議員(21名)

    1番  田 中  瑞 広         12番  島    啓 三
    2番  矢加部  茂 晴         13番  原 口  英 喜
    3番  緒 方  幸 治         14番  若 菜  道 明
    4番  五十嵐  多喜子         15番  水 町    好
    5番  中 富  正 徳         16番  永 松  康 生
    6番  坂 本  好 教         17番  大 藪  健 介
    7番  田 中  親 彦         18番  村 上  知 巳
    8番  入 部  登喜男         19番  北 島  スエ子
    9番  篠 原  千 三         20番  貝 田  義 博
    10番  池 田  光 政         21番  弥 吉  治一郎
    11番                   22番  永 田  昌 己

2.欠席議員(なし)

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長     下 川  広 志
    庶務係長     青 木  靖 文
    書記       下 川  富 子

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史  
    助役                 中 村  征 一  
    収入役                菰 原  千 里  
    教育長                城 戸  一 男  
    市長公室長              徳 永  知英子  
    総務部長               久 保  満寿男  
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   角    隆 範  
    建設部長(兼水道局長)        加賀田  慎 一  
    環境経済部長(兼水路課長)      下 川  雅 晴  
    市立病院事務局長           庄 村  國 義  
    教育部長               菰 原    修  
    消防長(兼消防署長)         堤    秀 信  
    総務課長               平 野  正 道  
    まちづくり課長            山 口  辰 樹  
    市長公室参事             木 本  吉 彦  
    税務課長               野 田  広 志  
    女性政策課長        
                       平 野  末 子  
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    会計課長               村 上  春 夫  
    市民課長               後 藤  安 男  
    健康づくり課長            坂 本  正 憲  
    福祉事務所長             真 鍋  信 一  
    老人ホーム園長            冨 久  義 樹  
    農政課長               鬼 丸  則 行  
    道路課長               馬 場  正 利  
    都市対策課長             篠 原  修 一  
    商工観光課長             一ノ瀬    諭  
    下水道課長              水 町  良 信  
    市立病院総務課長      
                       右 田  喜 俊  
    (兼介護支援センター室長) 
    市立病院医事課長           中 村  正 暢  
    監査事務局長             城 戸  秀 穂  
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎  
    教育委員会学校教育課長        宮 原  一 壽  
    教育委員会社会教育課長   
                       田 中  僚 一  
    (兼中央公民館事務長)   
    教育委員会人権・同和教育課長
                       徳 永  憲 一  
    (兼人権・同和対策室参事) 
    教育委員会文化振興公社支援室長    永 松  三 夫  
    消防本部総務課長           永 田  耕 作  
    消防本部警防課長           村 上  由 明  
    消防本部予防課長           井 寺  藤 彦  
    水道課長               大 籠    修  

              議事日程第4号      
                     平成17年3月22日午前10時開議

第1  委員会審査報告
第2  議案第1号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                    討論採決
第3  議案第2号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改
          正する条例制定について               討論採決
第4  議案第3号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                    討論採決
第5  議案第4号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定について    討論採決
第6  議案第5号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条
          例制定について                   討論採決
第7  議案第6号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 討論採決
第8  議案第7号 筑後市文化財保護条例の一部を改正する条例制定について
                                    討論採決
第9  議案第8号 筑後市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定に
          ついて                       討論採決
第10  議案第9号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について
                                    討論採決
第11  議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)     討論採決
第12  議案第11号 平成16年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
                                    討論採決
第13  議案第12号 平成16年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第2号)
                                    討論採決
第14  議案第13号 平成16年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)討論採決
第15  議案第14号 平成16年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)   討論採決
第16  議案第15号 平成16年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)   討論採決
第17  議案第16号 平成17年度筑後市一般会計予算            討論採決
第18  議案第17号 平成17年度筑後市国民健康保険特別会計予算      討論採決
第19  議案第18号 平成17年度筑後市老人保健特別会計予算        討論採決
第20  議案第19号 平成17年度筑後市介護保険特別会計予算        討論採決
第21  議案第20号 平成17年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算    討論採決
第22  議案第21号 平成17年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算   討論採決
第23  議案第22号 平成17年度筑後市下水道事業特別会計予算       討論採決
第24  議案第23号 平成17年度筑後市病院事業会計予算          討論採決
第25  議案第24号 平成17年度筑後市水道事業会計予算          討論採決
第26  議案第25号 市道路線の認定について               討論採決
第27  議案第26号 市道路線の認定変更について             討論採決
第28  議案第27号 市道路線の廃止について               討論採決
第29  議案第28号 建設工事請負契約の締結について           討論採決
第30  議案第29号 財産の交換について                 討論採決
第31  議案第30号 財産の交換について                 討論採決
第32  議案第31号 財産の交換について                 討論採決
第33  議案第32号 財産の交換について                 討論採決
第34  議案第33号 財産の交換について                 討論採決
第35  議員提案  筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定につ
          いて                        討論採決
    平成16年継続審査
第36        平成16年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)   討論採決
    議案第70号
第37  意見書案第1号 定率減税の廃止・縮小を中止することを求める意見書について
                                    討論採決
第38  請願第1号 新幹線整備事業の実施に伴う立体交差用桁式高架橋の整備と筑後市
          都市計画街路の区域変更の見直し要求に関する請願書について
                                    討論採決
第39  動   議 福岡県西方沖地震に対する本市の対応について(緊急質問)
第40  議長の辞職許可について
第41  議長選挙
第42  副議長の辞職許可について
第43  副議長選挙
第44  議席の変更について

(全員協議会)

第45  議案第35号 筑後市監査委員の選任について
                     上程、提案理由説明、質疑応答、討論採決
第46  常任委員会委員の所属変更について
第47  議長の常任委員の辞退願について
第48  議会運営委員会委員の選任について
第49  各特別委員会委員の選任について
第50  会議録署名議員指名
●   閉  会

(全員協議会)


     ――――――――――――――――――――――――――――
                 午前10時 開議
○議長(永田昌己 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21名で定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員会審査報告
○議長(永田昌己 君)
 日程第1.委員会審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 おはようございます。総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告申し上げます。
 議案第1号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 地方公務員法第8条の一部改正が行われることに伴う項番号の変更です。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第2号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 平成11年4月1日より実施している市四役の給料を市長10%、助役、収入役及び教育長をそれぞれ5%引き続き削減するものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第3号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 人件費削減のため、調整手当の支給率を現行の 3.5%から3%に改正するものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第4号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 不動産登記法の改正により、「土地登記簿及び建物登記簿」が「登記簿」に改められたことに伴い、条例中の文言の改正を行うものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第7号 筑後市文化財保護条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 文化財保護法の一部が改正されたことに伴い、文化財の定義に文化的景観と伝統的建造物群を加えるもであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳入全部及び歳出第2款、第10款、第12款、第3条、第4条について申し上げます。
 今回の補正予算は72,724千円を減額し、歳入歳出予算の総額を16,427,213千円とするものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第16号 平成17年度筑後市一般会計予算、第1条中歳入全部及び歳出第1款、第2款(第3項を除く)、第10款、第12款、第13款、第2条中電子計算機器借上、総合計画策定支援委託料、第3条、第4条、第5条について申し上げます。
 歳入歳出予算総額を15,722,000千円とし、平成16年度と比較し2%の減とするものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第28号 建設工事請負契約の締結について申し上げます。
 羽犬塚小学校屋内運動場建てかえ工事の入札が去る2月8日に行われ、落札額 397,950千円( 443ページで訂正)で契約の相手方が決定したので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき、請負契約を締結しようとするものであります。
 審査の結果、賛成多数、原案可決であります。
 続きまして、議員提案 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 現在の定数22名を6名減らして、定数16名に変更しようとするものでありますが、審査の結果、まず最初聞いたときにはびっくりしましたが、今以上に頑張れば、16人でもできるのではないかと思うので賛成であるとの意見もありましたが、大半の委員は定数削減の方向にはやぶさかではないが、定数16名は厳し過ぎるのではないかとの意見、さらには議員の身分に関することであるので、総務文教委員会だけで結論を出すのは荷が重過ぎる、全員の意見を聞いた上で結論を出してもよいのではないか、そのためには継続審査にして、慎重に審議した方がよいとの意見が大半でありましたので、総務文教委員会としては継続審査となったところでございます。
 意見書案第1号 定率減税の廃止・縮小を中止することを求める意見書について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 以上、総務文教委員会に付託になりました審査結果の報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はございませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 委員長に2点お尋ねをいたします。
 まず、議案第28号の建設工事請負契約の締結について、私の聞き漏れがあったかもしれませんが、何か条例何条とかというようなことを言われましたが、それをもう一回、済みませんが、御報告をお願いしたい。
 それから、議員提案、これは私がしたものですけれども、現行の市会議員の定数22名を16にしたらどうかという議案に対して、総務文教委員会で審議をいただいたところです。その中では、報告によりますと、これに16名とすることに賛成の議員もおられたが、多くの議員の皆さん方が厳し過ぎると、それで全員の意見を聞くために継続だというようなことですが、それならば全員の意見を聞く手段といいますか、方法というものが示されないと、もうこの議案は委員長も言われたとおりに、私はこの場で提案理由を説明して、全議員のといいますか、議員の皆さん方の質疑はお受けいたしておるわけですね。それを質疑が終わってから、今度は委員会にこの案件は送付をされて、総務文教委員会の委員の皆さん方の意見でしか、これはこの場には――この議場ですよ、に上がってこないというのが、この議会の進行の仕方だろうと思うんですね。それなのに、今委員長は、繰り返しますと、厳し過ぎると、全員の意見を聞くために継続と、じゃあ、その方法が私は明確にされないといけないと。もう総務文教委員会に付託をしたわけですから、それをまた審議できないから本会議にもう一回全部でやってくれとかということで戻すというようなことなのかどうか、そのことをお尋ねします。(「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩します。
                午前10時9分 休憩
                午前10時12分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 済みません、お待たせをいたしました。
 2点質問をいただきましたけれども、議案第28号で条例第2条の中身ですかね、そういう質問だったと思います。
 地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決に付さなければならない契約は、予定価格 150,000千円以上の工事または製造の請負とするという地方自治法に基づくものであります。
 それともう1点、議員提案のどうして全員の意見を聞くことになるのかということでございましたが、先ほど申しましたように、議員の身分に関することでございますので、どうしても総務文教委員会だけでは荷が重過ぎるということで、閉会中にでも委員会を開き、そして、できれば議長にお願いをいたしまして、全員協議会なりを開いていただいたらどうかというような意見があったところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 私は、当初、議案第28号の委員長報告、審査報告の中の、当初読まれたものをもう一回読んでくれと、こう言ったんですけど、当初あなたがずっと報告されたわけでしょう、議案第1号から議案第28号の読まれたものをちょっと読んでくださいと、聞き漏らした分があるようだからと言ったから、演壇でどう読まれたのか、それをお聞きすればいいことです。
 それから、私が提案しました議員を16名にしたらということで、全員の意見を聞くために継続と、その全員の意見を聞くということは、全員協議会とかいろいろなことで意見を聞くということですか。――じゃあ、だれに今度は意見を聞くわけですか。私が提案者ですから、この前、審議する皆さん方の私は提案者です。4名の皆さん方の賛同をもらって、提案者は私が提案者で、説明もしておるわけですね。それに対しては十分私は審議といいますか、私の提案に対して、16名ということに対していろいろな意見、あるいは質疑をされる時間もちゃんととってあったし、何人かはされたと思うんですが、それ以外に全員協議会で意見を聞くということはどういうことなのかちょっとわかりませんが、私の理解では、もうそういう行為は終わって、総務文教委員会に付託をされたから、あとは総務文教委員の皆さん方がどうこの議案について判断されるのか、その報告、今回は継続なら継続で仕方がないにしても、総務文教委員会に付託されておるということですから、私はそちらの責任でぴしっとした結論を出すべきだと思うんですが、そういうことはなかったのか、私はそう思いますけど、なかったならなかったで結構ですけれども、お答えをいただきたいと思います。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 済みません、私が聞き漏らしておったみたいで、議案第28号をもう一度ということでございますので、朗読をさせていただきます。
 議案第28号 建設工事請負契約の締結について申し上げます。
 羽犬塚小学校屋内運動場建てかえ工事の入札が去る2月8日に行われ、落札額 397,950千円で契約の相手方が決定したので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき、請負契約を締結しようとするものであります、ということでございます。
 それと、全員協議会の話ですが、先ほど申しましたように、総務文教委員会に付託になりまして、委員の皆様方から全員に意見を聞いたところでございます。しかし、その中の意見として、議員の身分に関することであるので、先ほど申しましたように、どうしても総務文教委員会だけでは荷が重過ぎると、それでまた継続審査にして、議員全員の皆さん方の意見を聞く場をつくっていただけんだろうかというような提案があったところでございます。
 以上です。――済みません、私がちょっと発言が間違っておりました。訂正をさせていただきます。
 議案第28号の方でございますけれども、落札額を 397,950千円と申し上げましたけれども、落札額は 379,000千円で、それに消費税18,950千円を加えて、その合計が 397,950千円ということでございます。訂正しておわびを申し上げます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 でしょう。私も、何か落札額と契約額を混同してあるのかなと、委員長報告はだれが書いたのかなと思ってちょっと聞いたわけですね。それはどうですか、私が言ったから訂正というよりか、もともと報告を訂正しなきゃならんのじゃないですか。どうですか。
 それともう一つは、なぜ聞いたかというと、これは私の1回目の質問の中で、答弁のときだけ言われたでしょう。地方自治法第96条の規定と、それから次から言われたでしょう、報告の中では。いわゆるうちの条例だけを言われたから、私はおかしいなと、一般的には、私たちがいろいろ議案とか出す場合も、地方自治法何の規定、及び筑後市の会議規則とか、あるいは条例何に基づいてというようなことでやりますが、この締結の報告はそういう報告は要らんのですか。これは大もとの規範は、委員長が言われたように、 150,000千円の契約については、市議会の議決に付さなきゃならんという地方自治法の規定があるわけでしょう。それに基づいて私はやられておるものだと思うんですね。筑後市の条例もそれに基づいて細かなことが決められておると思うんですが、大もとの法律を言わんで委員長報告はないだろうと。それで、ちょっと聞き漏らしたからと思ってもう一回、失礼と思いましたけれども、当初の委員長報告をもう一回お願いしますと、こういうふうに言ったんですが、取り扱いとしてどうですかね、私が質問したから、いや、あれは間違っておりました、落札金額ではありません、請負金額でしたと、そういうことじゃいかんのじゃないですか。落札は落札、請負は請負、議案としてどう上がってきておったのか、それの審議をして、審査をして、承認したということでしょうから、どうですか。
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時21分 休憩
                午前10時30分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 委員長より訂正の申し出があっておりますので、お受けいたします。
◎総務文教委員長(池田光政 君)
 まことに申しわけございません。私の不手際により、最初の委員長報告で「落札額397,950千円」と申し上げましたけれども、これは「契約金額397,950千円」の間違いでございます。おわびをいたします。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 おはようございます。厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について報告を行います。
 機械を信頼しておりましたら、パソコンの印字が薄くて、よく見えませんので、読み間違ったら訂正方をいたしたいと思います。
 最初に、議案第6号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定については、関係する法律並びに政令が改正されたことに伴い、条例改正を行うもので、全員賛成、原案可決であります。
 議案第8号 筑後市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、現在の計画給水人口3万 2,400人を平成26年度を目途に3万 7,700人とするものであり、その増量分は新規の自己水源により賄うもので、全員賛成にて原案可決であります。
 次に、議案第9号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 ことし2月5日に三潴町が久留米市などと合併したことに伴い、当市給水地域の一部である旧三潴町の名称変更をするもので、全員賛成、原案可決です。
 続いて、議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)第1条中歳出第3款.民生費及び第2条中第3款について申し上げます。
 長崎老人クラブの活動再開に伴う助成金の増額 129千円や水洗小学校区学童保育所の増築に伴う施設整備補助金 727千円などであり、全員賛成にて原案可決です。
 議案第11号 平成16年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、一般被保険者給付費10,000千円を減額し、退職金被保険者療養給付費をその分増額する予算の組み替えであり、全員賛成、原案可決です。
 続いて、議案第12号 平成16年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、国庫支出金の決定に伴い 883千円を増額し、一般会計からの繰り入れをその分減額するものであり、全員賛成にて原案可決です。
 議案第14号 平成16年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)は、国民健康保険調整交付金の増額に伴う医業収益 1,168千円を増額し、同額を医業外収益から減額するもので、全員賛成、原案可決であります。
 続いて、議案第15号 平成16年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)は、平成16年度決算見込みに伴う消費税額 6,825千円の増であり、全員賛成、原案可決であります。
 議案第16号 平成17年度筑後市一般会計予算第1条中、歳出第2款第3項の戸籍住民基本台帳費、第3款.民生費、第4款.衛生費の第1項.保健衛生費中1目の保健衛生総務費、2目の一般予防費、3目の老人予防費及び第9款.消防費について申し上げます。
 民生費は、総額を前年比52,000千円増の 4,640,000千円余を計上、うち老人福祉費では生きがい活動支援デイサービス事業に16,000千円余、給食サービスに 9,900千円、保育所運営や児童扶養手当などの児童措置費に 1,330,000千円余、生活保護費に 510,000千円余、保健衛生費では、健康なまちづくりに要する経費 780千円や、健康診断などの事業に86,000千円余、消防費では、高規格救急自動車購入に27,000千円余などが計上されています。
 その中で、特に議論になったのは、本会議でも問題となりました社会福祉に要する経費の中の土地借上料 5,000千円についてであります。内容は、総合福祉センターの借地料が前年比 1,938千円の大幅増となっていることが問題とされたものでありますが、委員会では昭和60年の契約当初から今日までの借地料を示した資料も提出をされ、審議を行いました。当局からは、今日までの値上げについては、固定資産税やこの間の物価上昇分などを加味してきた結果であることや、今日、米価で契約していた当初の契約が今の時代に合わなくなったことなどから、近隣の借地料なども考慮の上、話し合いによりこの金額で合意を見たこと、また、今後10年間はこの借地料でいきたいとの考えも示されたところであります。しかし、委員からは、他の地主からも上げてくれと言われたらどうするのか、大幅アップはやはり問題が大き過ぎる、また、あくまで契約に基づくべきだなどの意見が出されました。その結果、予算案から前年比増額分の 1,938千円を減額し、同額を予備費に回す修正案が提出され、採決の結果、全員賛成により修正案は可決されました。
 続いて、修正箇所を除く原案について採決し、全員賛成にて可決いたしました。
 議案第17号 平成17年度筑後市国民健康保険特別会計予算は、予算総額を前年比 5.9%減の約47億円とし、歳出では保険給付費を昨年比5%増の31億円や老人保健拠出金約10億円などを見込んでおり、全員賛成、原案可決であります。
 議案第18号 平成17年度筑後市老人保健特別会計予算は、予算総額を前年比 6.3%増の約53億円とする一方、歳出では医療給付費を約 5,180,000千円とするものなどであり、全員賛成にて原案可決です。
 議案第19号 平成17年度筑後市介護保険特別会計予算は、予算総額を前年比 5.8%増の約24億円とし、歳出では保険給付費を同じく 7.0%増の約23億円や介護予防としてのパワーリハビリ事業に15,000千円などが組まれており、全員賛成にて原案可決です。
 議案第21号 平成17年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算は、貸付資金の元利収入約79,000千円を見込み、予算総額を約80,299千円と定めるもので、全員賛成、原案可決であります。
 議案第23号 平成17年度筑後市病院事業会計予算については、予算総額を約40億円とし、入院収益では前年比の 0.5%増の 2,620,000千円、外来では 4.6%減の約10億円などを見込み、また歳出では人件費を 1,790,000千円、薬品費などの材料費を約10億円、委託料約430,000千円などであり、全員賛成にて原案可決です。
 議案第24号 平成17年度筑後市水道事業会計予算は、水道使用料収入 649,000千円などを見込む予算総額を 665,584千円とするもので、全員賛成にて原案可決です。
 最後に、昨年12月議会で継続審査となっておりました議案第70号 平成16年度筑後市病院
事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
 さきの議会では、市立病院に約4億円かけて電子カルテを導入することに対して、既に導入している他病院などの視察もして、効果のほどを見きわめるなどした上で導入の有無を判断すべきなどの意見が出され、継続審査となっていたものであります。この間、公立八女総合病院、佐賀大学医学部附属病院の視察を含め、計4回の委員会を開催し、審議を重ねてまいりました。その中では、電子カルテの導入による効果として、患者の待ち時間解消や手書きカルテの読み違いによるミスの解消、カルテ保存スペースの問題解消などの第1次的改善はもちろんのこと、カルテ導入による2次的効果をいかに図るかが重要であることがわかりました。要するに、電子カルテを今後患者の診療と病院経営にどう生かすかということですが、病院当局からは医療情報の共有による患者への説明や業務の正確性、安全性など医療の質の向上や包括医療の実施により、六、七%の増収が見込まれるなどの回答があったところであります。また、厚生労働省も導入を目指してきていることなどもあり、採決の結果、全員賛成にて原案を可決いたしました。
 なお、電子カルテの導入に当たっては、以下の3点について全員一致で意見を付しましたので、あわせて報告をいたします。
 1.導入については、全職員一丸となって入念に事前準備を行い、導入時の困難や患者減などないように努めること。
 2.契約の際には、メンテナンスなどの面も十分考慮して行うとともに、追加による出費などないよう慎重に行うこと。
 3.導入後は医療の充実と経営改善に向けてさらなる努力を行い、引き続き信頼される市立病院を目指して全力を尽くすこと。
 以上で厚生委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 おはようございます。建設経済委員会に付託になりました議案及び請願書の審査結果を報告申し上げます。
 議案第5号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 改正の内容は、専修学校等の範囲として学校教育法に規定する高等課程及び一般課程に専門課程を加えるものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)第1条中歳出第6款.農林水産業費、第8款.土木費、第2条中第6款.農林水産業費、第8款.土木費について申し上げます。
 審査の結果、賛成多数、原案可決であります。
 議案第13号 平成16年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第16号 平成17年度筑後市一般会計予算第1条中歳出第4款.衛生費、第1項.保健衛生費、4目、5目及び第2項、第5款、第6款、第7款、第8款、第11款、第2条中農林漁業金融公庫耕地整備資金(かんがい排水)借入れにかかる元利償還金負担、農林漁業金融公庫耕地整備資金(ほ場整備)借入れにかかる元利償還金助成、設計積算システム借上について申し上げます。
 審査の結果、賛成多数、原案可決であります。
 議案第20号 平成17年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第22号 平成17年度筑後市下水道事業特別会計予算について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第25号 市道路線の認定について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第26号 市道路線の認定変更について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第27号 市道路線の廃止について申し上げます。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第29号 財産の交換については、水路のつけかえに伴うものであります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第30号 財産の交換については、道路のつけかえに伴う交換であります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第31号 財産の交換については、道路のつけかえに伴う交換であります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第32号 財産の交換については、道路のつけかえに伴う交換であります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第33号 財産の交換については、道路のつけかえに伴う交換であります。
 審査の結果、全員賛成、原案可決であります。
 請願書について申し上げます。
 別紙図面のとおり、現計画交差位置の立体交差を見直し、計画ルートと九州新幹線が交差する位置に変更して、九州新幹線建設局側の負担において立体交差用桁式高架橋を新幹線本体工事と一体施工するよう要望するものであります。
 委員会といたしましては、紹介議員に出席を求め、内容説明をお願いしましたところ、趣旨の内容に賛同されてある旨の説明を受けたところではございます。委員会といたしましては、委員の中から執行部に聞いたらどうかという意見が出ましたので、私といたしましても、執行部に対し執行部の提案ではないけれども、参考として説明できないだろうかとお願いいたしました。執行部の説明によりますと、執行部と鉄道建設・運輸施設整備支援機構と協議された結果、前倒しの平成22年度末開業に間に合わないところでありますという説明を受けたところでございます。
 審査の結果、賛成少数、不採決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案及び請願書の審査報告を終わります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 委員長に御質問をいたします。
 請願第1号 新幹線整備事業の実施に伴う立体交差用桁式高架橋の整備と筑後市都市計画街路の区域変更の見直し要求に関する請願書についてでございますが、今の委員長の報告ですと、これは当たり前のことと思いますけれども、紹介議員は賛成したと、これは賛成せんなら紹介議員にならんわけでしょうから、これは至極ごもっとものことだろうと思います。そこで、奇異に思いましたのは、これが賛成少数で否決されたということでありますからお尋ねいたします。
 今、簡単に請願書の内容を説明されましたが、この請願は野町の行政区長初め9名の関係するといいますか、その近隣の区長さんの名前で出されておるものでございますが、もう少しこの請願書の趣旨というものをどういうふうに理解をされて審議されたものか、その趣旨と審議の経過について御説明をいただきたいと思います。
 二つ目には、この請願書が建設経済委員会で採択をされたとした場合に、筑後市の負担というものがどうなるのか、筑後市に負担が及ぶのかどうか、その点についてお尋ねをいたします。
 私が請願書を見る限り、あるいはこれは図面も付した請願書でございましたのが、そういうものでございましが、今、九州新幹線の高架工事があっていると、現在の高架工事の計画は、筑後市が約40年前につくった都市計画街路、こういいますと、私が議員になるちょっと前だったと思いますが、その当時の都市計画街路というのを思い出しますと、今けやき通りがあります。そうすると、市立病院の前の通りがあります。この二つの通りを羽犬塚の中心部を中心に四角に結ぶんだという計画だったと思います。どういうことかといいますと、今のけやき通りは 442号線まで行っておりますが、そのちょっと南側といいますか、筑後小学校過ぎたぐらいから、こちらからいいますと右へ曲がって、鉄道線路を横断して、今のJRを横断して、たしか私の記憶ではカネカロンか、あの付近へ出て、そして市立病院の前の今の都市計画街路と一緒になると。そして、その都市計画街路は、私、今商売しておりますけれども、市立病院からサザンクスの前をずっと通りまして、そして今の自動車試験場のちょっと向こうといいますか、タマホームがありますが、その向こうへ出て、そして今度はこちらからいいますと、右へ曲がって、セイレイ工業の向こう側ぐらいでまた交差をして、いわゆるこの筑後市の中心部であります羽犬塚をぐるっと取り巻くというものだったというふうに思います。
 この請願を見てみますと、その内容がもう古いと、もう40年前のものではないかと、矢部線も当時は走っておったし、もう昭和60年に矢部線も廃止されておるし、その都市の形態が変わってきておると、そういうもので新幹線のけたがつくられたら―― 新幹線のけたは、今言いますように、正式には私は記憶しておりませんが、カネカロンかその付近で交差するようになりますから、けたの幅を少し広くしておかないと道路が通れませんから、そういうものをつくってもらったんでも、これは何もならんじゃないかと、もう少し都市計画が変わったから、この野町の皆さん方の、地元の皆さん方の案では、旧矢部線のところまでそれを延ばして、矢部線を羽犬塚の方へ戻ってくるような格好で、そして駅までは来ませんけれども、その延長線上で今のJR、あるいは今後あのけたがつくられようとする新幹線と交差をさせる、そして今言います市立病院の前の都市計画街路につないだ方が筑後市の将来の発展のためにいいんじゃないかという提言だと私は受けとめております。なぜこういうことをされるかというと、今言いましたように、前の計画で、将来できもせんような道のために鉄道建設公団、今の支援機構がけたを広げて、道路の穴をつくっておったって、そこに道路ができんなら何もならんじゃないかと。実際利用できる、もうちょっと西側といいますか、南側といいますか、そこに道路が将来ここに通しますよというけたの幅を広げて、現在のけたの幅は狭いわけですから、そこだけけたの幅を広げてつくってもらった方がより合理的ではないかと、そのようにぜひしてほしいと、こういうような私は請願だろうと、こういうふうに今受けとめて、どうしてそういうものが反対されるのか、よくわかりません。一回つくられたら、鉄道はもう、高架橋は地震で崩れない限りは、その工事をやり直すことはできませんから、筑後市の50年、あるいは 100年後のまちの計画ですら、もう40年前のままにしなくちゃならん。今回、新幹線が走るわけですから、それに伴って計画を見直そうということは、ごくこれは当たり前のことであって、当然地元から言われなくても、そのくらいのことは私はやられておかなくちゃならん問題、そういう意味からすると、地元からのそういう要望は、これはもうもっともなことだろうと、こう思います。
 そこで、なぜ当初言いましたように、金が筑後市がかかるものなのかどうか、もう少し御説明といいますか、御報告をお願いしたい。
 もう一つは、これが請願が出されるというときに、いや、請願じゃ困ると、陳情書に変えてくれというような話が建設経済委員長、あるいは建設経済委員会の皆さん方等にあったというような話もありますけれども、そういう経過があったのかどうか。
 それから最後に、委員会での賛成者はお一人と、北島議員だけだったと、こういう話でありますが、ほかの方は反対をされたと。この中には地元かどうか知りません。地元議員だから賛成せろということは私言うつもりはございませんが、請願書を提出する前の経過も私はもらっておるところでございます。いつからこういう話が始まって、地元の行政区長さんとか、あるいは関係者の皆さん方が何回も話し合いをされて、請願文書をまとめられて、これを出そうかということで議会に出されたというふうに思いますが、その中では議員さんもおられておったと思いますが、その議員さんも土壇場になって反対に回れたと、こういうことなのか、お尋ねをします。(「休憩」と呼ぶ者あり)
○議長(永田昌己 君)
 暫時休憩します。
                午前10時56分 休憩
                午前11時13分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 答弁させていただきます。
 幾つか質問があったようでございますが、請願書を陳情書に変えてくれというようなことを委員長知っておったかという質問があったところでございますけど、私は全然知りません、このことにつきましては。
 それから、審査の内容につきましては、先ほど報告したとおりでございます。
 以上でございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 先ほど言った報告ではわからんから質問をしておるわけですよ。じゃ、何で休憩までとられて、今のようなことになったんですか。このことをお聞きしますよ。
 どうですか。どこにこの請願は問題があるんですか。じゃ、筑後市は昭和40年代の都市計画そのもの、さっき言ったように矢部線が当時走っておりましたよ。そして、けやき通りも筑後小学校のところまで行って、それから鉄道の方へ振って、そしてJRを横断して、市立病院の前の道路につなぐという、私もこの図面を皆さん方と一緒にもらいましたが、そういうこと、これでは今の現代に合わんじゃないかということで、野町の行政区長さん初め、9行政区長さんの連名で、せっかく新幹線も通るし、それならば要らんところに高架橋の幅を広げるといいますか、そういうものをつくるよりか、実際、40年たった今、こういうものを見直して、その位置を別なところへ変えておった方がいいんじゃないかという私は提案だと思います。そうしないと、現計画のままつくられますと、全く道路も走らんところに広いけた間の広いところが出てくるし、今度はこの都市計画街路が変われば、地下道をつくるか、あるいは新幹線の20メートルぐらい今の地上から上に走るその上に高架としてまた三段重ねのように道路をつくらなくちゃならん、そこで市は莫大な金が要るわけですね、そういうことになれば。それよりか、40年前の計画を見直して、この皆さんもらっております赤の線のような、旧矢部線を利用したような格好で持ってきて、今の野町の踏切ですか、そのちょっと向こうになろうと思いますが、大日本印刷の付近になろうと思いますが、その手前かどうか知りませんが、その付近に計画を変える――大日本印刷じゃございませんで、もうちょっとそれから 200メートルぐらい羽犬塚寄りですか、その付近で交差させた方がよくはないかと、それをぜひ筑後市で検討してもらいたいと、そういう工事費についてはJR側といいますか、国側に負担をしていただきたいということで、私はそういうふうに理解しておりますが、反対されるこの理由がわかりませんから、どういう議論があったのか。
 聞くところによると、執行部を呼んで云々というような話でございますが、もうちょっと詳しくこのことについて、そしてお答えされておりませんが、建設経済委員会の中で北島議員だけが賛成して、ほかの議員さんは反対だったと、この請願を出すまでにいろいろ会議に加わった議員さんまで反対をされたということになろうかと思いますが、それで間違いないんですか。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 お答えいたします。
 賛成は1人であったのかと言われましたが、そうでございます。間違いございません。
 それから、審査の内容についていろいろ言われましたけれども、これだけでほかのところはいろいろ意見は出ていません。これは工事に間に合わんなら仕方ないじゃないかというようなことで、大分これは時間かかりましたけれども、地元とか、私個人といたしましては、関係者の皆様にはお気の毒であるけれども、もうあとは内容を見られた上で御理解いただけるんじゃなかろうかと思って、採決をとったわけでございます。
 以上です。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 賛成者はわかりました。北島議員だけで、ほかの皆さん方は、委員長はどうかわかりませんが、同数のときにしか採決権がございませんから。あとは全員反対だったということだけわかりました。
 私がこの請願の要旨を詳しく解説をしましたが、解説したようなことであるという認識のもとで審議はされたんでしょうか。もう間に合わんのどうのこうのという話がありますが、羽犬塚駅のいわゆる今の羽犬塚駅をどうするかというのは、2階に持っていくのか、今の1階でいいのかというのは、今市長の方が地元に話をされて、皆さん方の意見を出してくれというようなことを言われておるやにも、この一、二カ月、私はお伺いをして、羽犬塚駅がどういう格好でできるのかすら、まだ決められておらんわけですよ。その高架橋というのは、これは直前にも設計変更なんかできるわけですね、径間といいますか、けたとけたの間をどれだけ広く、どこに将来道路が入っていいようにとるかということですから、それは5年後の開通かどうか知りませんけど、今決まっておる問題じゃないと思うんですよ。これを今から筑後市が要望して、いや、ここに道路をつくる計画だったけれども、もう40年前んとだから、いや、もうちょっと向こうに持っていきたい、あるいは手前に持っていきたいから、ここにこういう径間の幅の穴をあけておってくれと、けたはここには来んようにしてくれというなら、私はまだそういう詳細の設計はあっていないと思うんですよ。今工事があっているのは三潴町のところ、西牟田駅のすぐ北側はあっておりますが、そのほかのところは、そういう意味では線路のどこに通るかを羽犬塚をぐるっと回せとか、そういうことはもうできないと思うんですよ。決定をして、ちゃんと測量されておるわけですから。その測量した中で、高架で上を通っていくわけですから、そのけたの幅を10何メートルか、私は知りませんが、そのくらいのピッチで、間隔でつくられておると思いますが、それを道路と交差するためにどこを広くあけておくかというのは、今からの詳細設計の中で決まってくる問題と私は思いますが、それはもう設計図もすべて終わっておるという認識でこういうことにされたんですか、それじゃ、私は問題だと。当初言いましたように、こういうことこそ市民の皆さん方の協力性といいますか、協働で、行政に対して、こうしたが野町からあの付近はより発展するんじゃないか、40年前の計画を今こそ見直して、より地域が発展するようにこうしたらどうかという提言ですから、私はもうちょっと慎重に扱って結論を出すべき問題だと、それで聞いておるんですよ。ある時間はかかったと言われますから、まず、私が解説したようなことで、この請願内容というのは理解を委員長もされておるのか、そして、けたの設計なんていうのはもう決まって、一歩も何メートルでも、何百メートルでも場所を変えることはできんのか。
 私はどこにつくるかは、JRとしても、鉄道公団としても金がかかることじゃないと思うんですよ。さっき言いましたように、カネカロンの横の付近に、例えば、15メートル幅でけたの間隔をあけるのか、あるいはそれを位置を変えて、もうちょっと船小屋寄りの 300メートルぐらい先の野町の今、踏切がありますが、その手前ぐらいのところでその同じ幅のけた幅をあけさせるのかというのは、全く私は変わらないと、ただ位置が変わるだけと思いますが、それすらできない、そして問答無用というような格好で、これを不採択とされるということは、私はちょっと筑後市の将来のためにも、特になぜ言うかといいますと、この請願書
というのは本会議にかかりませんで、所管の委員会の皆さん方の目にしか触れませんで、そういう性格のものです。これでぼんとけられたら、これはあとどうしようもない。通してもらっておれば、そのことを行政に言ったり、その請願書の内容が可決したとすれば、それは報告をどうしたということを求めることもできるという、これは法律の規定もありますから、いろいろなことができると思いますが、これはもうだめだと、こう言われれば、これはどうしようもないし、筑後市も将来の発展について大変な損害をこうむる、むだなことになると思いますが、そういう議論というのはなされなかったのか、お尋ねをいたします。
◎建設経済委員長(永松康生 君)
 お答えいたします。
 質問者の言われるような意見は全く出ていません。
 それに、先ほども私は申しましたように、地元の方とか、また関係者の方に非常にお気の毒ではあるけれども、このような採決をとったところでございます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 何か葬式のお悔やみのようにお気の毒と、そういうことじゃなくて、お気の毒にならんようにやっぱりぴしっと、住民のいい提言ですから、そういうことはやっぱり受けとめて対処するのが私は議会ではないか、住民の期待にこたえることができる議会ではないか、そういう意見だけ申し上げて、もうこれ以上は申しません。終わります。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 以上で各常任委員会の審査報告を終了いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第2 議案第1号
○議長(永田昌己 君)
 日程第2.議案第1号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第3 議案第2号
○議長(永田昌己 君)
 日程第3.議案第2号 筑後市長、助役、収入役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第3号
○議長(永田昌己 君)
 日程第4.議案第3号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第4号
○議長(永田昌己 君)
 日程第5.議案第4号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第5号
○議長(永田昌己 君)
 日程第6.議案第5号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第6号
○議長(永田昌己 君)
 日程第7.議案第6号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第7号
○議長(永田昌己 君)
 日程第8.議案第7号 筑後市文化財保護条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第8号
○議長(永田昌己 君)
 日程第9.議案第8号 筑後市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第9号
○議長(永田昌己 君)
 日程第10.議案第9号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第10号
○議長(永田昌己 君)
 日程第11.議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について、討論、採決を行います。
 本件に対しては弥吉議員外5名から修正の動議が提出されておりますので、提出者の説明を求めます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 説明を申し上げたいと思います。
 この平成16年度の筑後市一般会計補正予算(第6号)に関する修正部分でありますが、これは新幹線建設の経費として 3,200千円余が計上をされておるところでございます。
 多くの市民の反対の中に民意を問うといいますか、行政に住民を参加させるということもなく、こういう予算が計上をされておることにまず反対するものでございます。
 また、市長は新幹線建設の予算につきましては、18市町村でつくっておる期成会の事業だから、筑後市単独の事業ではないというようなことで答弁をされてこられました。だから、予算計上までには期成会でもって、その負担割合といいますか、筑後市以外の負担金を決定する、それを本年の2月までに決定するんだ、そして予算の計上をするというふうにとれる答弁をされておりましたが、この議会で明らかなように、筑後市以外の負担金、船小屋新幹線駅を建設するための負担金というものは確立をされておらないことが明らかになったところです。その中で予算を計上されるということについては、これは住民無視、議会軽視の措置だと言わざるを得ない、これが二つの理由であります。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの提案者の説明に対し質疑はございませんか。
◆18番(村上知巳 君)
 2点の提案理由の説明がありました件につきまして、ちょっとお尋ねをさせていただきます。
 まず最初に、この新幹線駅設置に向けては、非常に賛否両論分かれまして、議会でも、また市民を巻き込んだというか、マスコミも大変関心を持った問題です。そんな中で、提案者は住民に対して周知徹底がなされていたかということをまず申し上げられましたけれども、私は周知徹底そのものやり方に批判的な見方もしておりますけれども、市全体で、主催は青年会議所かどこかわかりませんけれども、全体でのシンポジウムをやりまして、双方、市民の代表、おのおの3人ずつだったと思いますけれども、私もそれに参加をさせていただきましたし、弥吉議員も反対の立場で参加をされましたし、そういったことも踏まえて、私は一定の住民を巻き込んだ、そういうやり方というのは、行政としてもちゃんとやっているようなふうに考えております。まず、この件につきましての弥吉議員の見解をお尋ねします。
 それから、駅の建設に向けての、これは18期成会が大きな源になりました。この駅建設に向けましては、馬場市長時代からの大きな懸案、筑後市が抱えます、あるいは県南が抱えます大きな大事業でございますけれども、そもそも18期成会がスタートした、このとき私議長でありましたけれども、これは建設に向けて、筑後市単独の力よりも18期成会とともに話しながら手を結んで、駅建設に向けて取り組もうという、そういう趣旨の期成会だったというふうに私も申し上げておりますし、皆さん方にも議会におきまして全員協議会においてそういう旨の了解を得て、議会代表とそれから首長ということで期成会を立ち上げているというふうに思っております。
 ただ、その負担金の割合でございますけれども、いまだかつて市長はどこどこに幾らという明言はされておりません。しかし、これは考え方として、一つの例でございますけれども、広川インターの建設に向けて、それぞれの自治体が、関係自治体が一定の負担割合をして、それは残念ながら解散という結果になりましたけれども、これも議会で議論がされましたけれども、そういうどこに幾ら、ここに幾らということはなかなか、当然決定したが一番理想ではありましょうけれども、首長としてそういう負担のお願いをするということは議会でもはっきり申し上げられておりますし、この建設に向けて、これは国が主体的にやる大事業でございますけれども、あとは県と、それから大体駅建設に向けては30分の1ぐらいの割合になろうかと思いますけれども、そういう時間的な問題もありますし、あえて私はこの予算に対して反対する理由はないというふうに思いますので、以上1点、2点の私の考えについての弥吉議員の答弁をお願いしたいと思います。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 村上議員の御質問に2点ほどお答えをさせていただきたいと思います。
 まず1点目の関係でございますが、議員も言われますように、サザンクスで、動員でなく、あれほどの市民の皆様方の関心を呼んでお集まりいただけたということは、動員をかけない集会では画期的なものではないか、それだけ市民の関心が船小屋駅の建設、あるいは駅周辺の整備というものに関心がおありになろうということが私どももわかったし、賛成の方もわかられたのではなかろうかなというふうに思います。
 そこで議論はいろいろ、賛成の立場、私は反対の立場で議論をいたしたところでございます。それがその後の措置として市側は、賛否が拮抗しておるんじゃなかろうかな、私は反対の方ですけれども、反対者が多いというふうに私は思うところでございますが、賛成者が多くても構いません。それならそれなりに住民投票であるとか、あるいは全戸アンケートであるとか、そういうようなものを開いて、そういうことを実施されて、そういう民意を問うて、そこで賛成の方が多いということになれば、私はつくられても結構だと、そこで反対の方が多いと、そういう結果が出たら、潔くこの事業をやめるというのが私は民意を大事にする、筑後市民を主役とする行政ではなかろうかな、そういうものがなされておらない。また、外へ出ますと、賛成・反対の声が渦巻いて、そういうものが問われておらない。その中で予算をつけられるということについて、私は認めるわけにはできないというのが私の考えでありますし、それに賛同される議員もおられるということでございます。
 2点目の関係につきましては、村上議員はそういうことでありましょうけれども、過去2年ぐらいの議会の議論を見てみますと、市長は期成会の負担というのはあり得るんだ、そして船小屋駅は筑後市だけで云々するものではない、18市町村期成会でやってきたことだからというようなことでも言われておりますし、その建設の負担金についても、負担はお願いをしていくと。私どもは、総事業費が決まらない中の負担については、率でもって決めるようにしておけばいいじゃないですかと、そういう提言もいたしておるところです。この関係での最終的な市長の見解は、昨年12月の議会の若菜議員の質問の中で答弁をされたことが最後ではなかろうかなと思います。
 私の頭の中にありますのは、若菜議員の質問に対しまして、その当時はちょうど八女市の市長選挙、あるいはほかのところも選挙絡みでありましたから、その選挙が終わって2月中にはこの負担金の関係については整理をするといいますか、他の市町村に納得をいただくということを約束されておったわけでございます。これは質問議員も御承知のとおりだと思います。その約束が果たされることなく、予算案を計上されるということは、これはなし崩し的にどんどんどんどん70億円、80億円に向けて、住民を無視して突き進むことだと、これではいけないということで、修正の動議を提出させていただいたところでございます。
◆18番(村上知巳 君)
 まず、住民の周知に対する弥吉議員の考え方でございますけれども、住民投票なり、そういったことで民意をしっかり把握すべきだったと、その後に予算すべきだったんではないかということの答弁だったように思います。
 賛成・反対分かれまして、私は賛成の立場でそれなりに努力をさせてもらったというふうな立場でございますけれども、当時を振り返りますと、私は正しい情報というか、確かな数字というか、そういう面が的確に住民に徹底できなかった、これが私は大きな混乱を招いた原因ではなかろうかというふうに思っております。
 市長もこの駅建設に向けましては、10年間で2億円以内でできるなら……(発言する者あり)20億円ですね。1年間2億円ですから、10年で20億円の見通しというか、そういう考え方を議会でもしっかり述べられておりますし、いわゆるできるなら私どもも18期成会、それこそ18期成会の中には久留米に合併という立場もありましょうし、そういう難しい問題も抱えておりましょう。それを負担率を決定するというのは、かなり時間がかかるんではなかろうかというふうに私は思います。なぜなら、私の個人的な考えかもしれませんが、例えば、駅が今の予定地に建設されることになっておりますけれども、近隣瀬高町とか、やっぱり柳川市はかなりいい影響を受けるというのは間違いありませんし、そういった中で、そういう面を含めて私は議論をしてもらえば結構だというふうに思います。
 そういう面におきまして、期成会の中身そのものは、構成が今首長と議会の代表で構成されておりますけれども、会長、副会長の立場というか、そういう面も微妙な立場に差しかかっているという面で一定の整理がつかないのも無理はないかなというふうな判断も一つ私はするわけでございまして、あとは期成会でしっかりそういう面を含めて、構成をどうするか、そしてその役割はどうかということをさらに協議をしてもらって、お互いの負担率というか、駅建設に対する負担金のお願いというのを市長がやるというふうに言っておられますので、私はそのことを信じて、この予算というのはそのままでいいというふうに思います。
 これはあえて質問はしませんけれども、弥吉議員の提案に対しまして私の考えで質問を終わらせていただきます。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に質疑もありませんので、議案第10号の修正案の質疑を終結いたします。
 議案第10号 平成16年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について、討論を行います。
 まず、原案に賛成の方の討論はありませんか。
◆7番(田中親彦 君)
 今、平成16年度の一般会計補正予算の中で修正動議が出ました。これについて、私は予算的なことでいえば、原案の修正案に対する賛成として討論させていただきます。(「原案だけですよ」と呼ぶ者あり)あ、はい、原案。
 原案についての賛成意見を述べます。
 新幹線駅というのは、船小屋駅というのは、もう建設決定がしております。それは今修正動議の中でも賛否といいますか、修正案が出た中での質疑もございましたが、これは、この地域の将来に向けて、これは地域というのは、やはりそれなりの自主財源づくりがこれから先は一番大切なことだと思います。そういう中では、九州新幹線建設計画の中でここに駅をつくれたということは、まさに我々の将来の財源づくりの中のいい一つの材料であると思います。これを生かさないという手は決してございません。駅ができれば、それで地域経済がなるかというと、そうではございません。これを生かしてこそ、地域の活性があるわけです。そういう中では、この予算といいますのは、もう駅が決定して、それに対する建設費負担の国が3分の2、地方は3分の1、その中の我々自治体として、県が10分の9、我々が10分の1、その分の負担費の予算であります。これはこれを生かして、さらにこの地域の将来像をつくってあげるという責任の中ではまことに大事な駅建設でございまして、その中でも先ほどから議論されておりました市民への周知、これは私は十二分にできていると思います。
 住民への周知の中で、住民投票とか、いろんなお話もございましたが、私は将来に向けての計画は、首長がしっかり計画を立てて進めるべき範囲のこの部分と思います、この件につきましては。そういうことで、ぜひこれから先、新しい年度の予算もございますでしょうが、ぜひこの建設を受けて、地域の活性につなげていただく一番重要な課題として取り組んでいっていただきたいと思います。
 そういうことで賛成をいたします。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 それでは、次に原案及び修正案に反対の方の討論はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 それでは、次に修正案に賛成の方の討論はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 まず、修正案について採決します。
 議案第10号の修正案に賛成の方の起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立少数であります。よって、議案第10号の修正案は否決されました。
 次に、原案について採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
△日程第12 議案第11号
○議長(永田昌己 君)
 日程第12.議案第11号 平成16年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第12号
○議長(永田昌己 君)
 日程第13.議案第12号 平成16年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
△日程第14 議案第13号
○議長(永田昌己 君)
 日程第14.議案第13号 平成16年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
△日程第15 議案第14号
○議長(永田昌己 君)
 日程第15.議案第14号 平成16年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第15号
○議長(永田昌己 君)
 日程第16.議案第15号 平成16年度筑後市水道事業会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第16号
○議長(永田昌己 君)
 日程第17.議案第16号 平成17年度筑後市一般会計予算について、討論、採決を行います。
 本件に対して弥吉議員外5名から修正の動議が提出されておりますので、提出者の説明を求めます。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 修正案の提案理由を申し述べさせていただきます。
 先ほど議案第10号に対する修正理由を申し上げましたから、それに追加してというような形で、もう二度とは申しませんが、先ほど申し上げましたようなことと、あわせて御審議をいただきたいと思います。それは二つございます。一つは、この議会でのやりとりの中でも明らかになりましたように、期成会に対する負担金が 1,070千円計上をされておるところでございます。
 16年度の期成会の決算を聞いてみますと、 500千円ぐらいしか使っておられないと、それで16年度の決算でも 1,000千円以上残っておると。それに、17年度でどういう事業を期成会でするか、そういう計画もなく、そういう会議もなく、こういう 1,070千円の予算が計上されるということにつきましては、これは予算の計上に問題があるというのが1点でございます。
 もう1点は、御案内のとおり、これもこの議会の審議の中で明らかになりましたが、――30,000千円余の予算がついて、この中にありますが、これは在来線の今の船小屋駅を県立公園の中へ 600メートルぐらい瀬高寄りに持っていくということでございます。これは当然市民にとっては不便になることで、特に筑後市が要望してそういう在来線をわざわざ不便になるように 600メートル持っていくというものではなくて、国や県の計画の中で在来線の移転の、移設の必要が生じたものでありますから、その移転に伴う費用、計画費でありますとか、設計費でありますとか、調査費でありますとか、それはすべて国や県が負担すべきものだ、この二つの理由を追加いたしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(永田昌己 君)
 ただいまの提案者の説明に対し質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 質疑もありませんので、修正案第1号の質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 まず、原案に賛成の方の討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 次に、原案及び修正案第1号に反対の方の討論はありませんか。
◆19番(北島スエ子 君)
 一般会計予算について反対討論をいたします。
 新幹線整備推進に要する経費40,902千円については、修正案を出しているとおりです。
 次に、公営住宅整備事業に要する経費36,407千円、この計画は、古島小学校の複式学級回避対策から始まっておりますが、教育長の答弁では複式学級は悪いものではないとの見解です。また、学齢期の子供を持つ家族が必ずこの公営住宅に入居されるとの確約もないまま予算をつけられることに対しては反対です。この公営住宅を建てるときは、必ずですね、次の政策をきちんと考え、条件整備、周りの環境整備を考えてから公営住宅の予算を立ててもらいたいということで反対いたします。
 次に、羽犬塚小学校屋内運動場改築工事 507,000千円、この羽犬塚小学校の屋内運動場は、新幹線が通ることによる、通る過程の中に羽犬塚小学校の屋内運動場が当たったということで移転ということですね。その補償なんですけど、その補償費のみで羽犬塚小学校屋内運動場を建てられるならいいけれども、市有地売却費まで使い、また今、羽犬塚小学校の生徒数は減っているのに、現実的に広く建てるということに対して反対、そしてまた、本会議の中で部長がおっしゃっておりました、一般財源を使わないからよいではないかという考え、このこと自体に対して反対いたします。市有地売却費は基金に積み立てておくべきだとの考えでございます。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 次に、修正案第1号に賛成の方の討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に討論もありませんので、採決に入ります。
 修正案第1号に賛成の方の起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立少数であります。よって、修正案第1号は否決されました。
 次に、厚生委員会の修正案第2号及び原案に賛成の方の討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 次に、原案及び修正案第2号に反対の方の討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に討論もありませんので、採決いたします。
 厚生委員会の修正案第2号に賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、厚生委員会の修正案第2号は可決されました。
 次に、修正議決した部分を除く原案について賛成の方の起立をお願いいたします。(「何じゃいよくわからんけん、もう一回」と呼ぶ者あり)
 今、厚生委員会の修正案については議決をされました。他の原案について、他の部分について賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 賛成多数であります。よって、本案は修正議決した部分を除いて原案のとおり可決されました。
△日程第18 議案第17号
○議長(永田昌己 君)
 日程第18.議案第17号 平成17年度筑後市国民健康保険特別会計予算について、討論ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
 1時まで休憩いたします。
                午後0時1分 休憩
                午後1時1分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第19 議案第18号
○議長(永田昌己 君)
 日程第19.議案第18号 平成17年度筑後市老人保健特別会計予算について、討論ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第19号
○議長(永田昌己 君)
 日程第20.議案第19号 平成17年度筑後市介護保険特別会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
△日程第21 議案第20号
○議長(永田昌己 君)
 日程第21.議案第20号 平成17年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
△日程第22 議案第21号
○議長(永田昌己 君)
 日程第22.議案第21号 平成17年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
△日程第23 議案第22号
○議長(永田昌己 君)
 日程第23.議案第22号 平成17年度筑後市下水道事業特別会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
△日程第24 議案第23号
○議長(永田昌己 君)
 日程第24.議案第23号 平成17年度筑後市病院事業会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
△日程第25 議案第24号
○議長(永田昌己 君)
 日程第25.議案第24号 平成17年度筑後市水道事業会計予算について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
△日程第26 議案第25号
○議長(永田昌己 君)
 日程第26.議案第25号 市道路線の認定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
△日程第27 議案第26号
○議長(永田昌己 君)
 日程第27.議案第26号 市道路線の認定変更について、討論ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
△日程第28 議案第27号
○議長(永田昌己 君)
 日程第28.議案第27号 市道路線の廃止について、討論ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
△日程第29 議案第28号
○議長(永田昌己 君)
 日程第29.議案第28号 建設工事請負契約の締結について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
△日程第30 議案第29号
○議長(永田昌己 君)
 日程第30.議案第29号 財産の交換について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
△日程第31 議案第30号
○議長(永田昌己 君)
 日程第31.議案第30号 財産の交換について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第32 議案第31号
○議長(永田昌己 君)
 日程第32.議案第31号 財産の交換について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
△日程第33 議案第32号
○議長(永田昌己 君)
 日程第33.議案第32号 財産の交換について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
△日程第34 議案第33号
○議長(永田昌己 君)
 日程第34.議案第33号 財産の交換について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
△日程第35 議員提案
○議長(永田昌己 君)
 日程第35.議員提案 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案の委員長報告は継続審査であります。本案は委員長の報告どおり継続審査とすることに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立多数であります。よって、議員提案は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
△日程第36 平成16年継続審査議案第70号
○議長(永田昌己 君)
 日程第36.平成16年継続審査議案第70号 平成16年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、平成16年継続審査議案第70号は原案のとおり可決されました。
△日程第37 意見書案第1号
○議長(永田昌己 君)
 日程第37.意見書案第1号 定率減税の廃止・縮小を中止することを求める意見書について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり採決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立全員であります。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第38 請願第1号
○議長(永田昌己 君)
 日程第38.請願第1号 新幹線整備事業の実施に伴う立体交差用桁式高架橋の整備と筑後市都市計画街路の区域変更の見直し要求に関する請願書について、討論はありませんか。
◆21番(弥吉治一郎 君)
 この請願、新幹線整備事業の実施に伴う立体交差用桁式高架橋の整備と筑後市都市計画街路の区域変更の見直し要求に関する請願の扱いにつきましては、委員会では不採択、こういう結果になっておりますが、私は当然採択されるべきものだという立場に立って、この請願書に賛成の立場で討論をいたすものでございます。
 まず、市民には、地方自治法第 124条によって議会に対して請願することができる権利が定められておるところでございます。この市民の当然の権利によりまして、野町の行政区長ほか近隣の行政区の代表の皆さん方9名による請願でございます。
 内容につきましても、今、筑後市が踏襲しております都市計画街路、都市計画区域につきましては、昭和40年代、今からさかのぼること40年近くも前に計画されたことでありますし、その後のまちのでき方、あるいは住宅の配置、道路網の整備、矢部線の廃止等で、これが踏襲されるということはあり得ないことであります。また、新幹線整備事業というものは、これは1回しかないことで、高架橋として新幹線が走ることになっておりますが、そこと交差する道路位置をどう決めるかというのは、新幹線がなくなるまでこれはずっと続くものでございます。
 40年前のものを踏襲するよりか、地域の皆さん方も、その後40年の経過の中でいろいろ見てきてあるところでございますが、そういうことから見直すべきだという一つの提言をなさっておるものだと思います。どこにという確定ではなくて、住民の皆様方の提言を素直に、市としても、あるいは議会としても受け入れて、どこにどういう道路網を今後計画するか、そういうことをすることこそ大事なことであり、これこそが市長が日ごろ言われておる「住民の皆さん方と協働によるまちづくり」、まちづくりというのはつくるだけが協働ではなくて、その計画段階から住民の皆様方とともにやるというのが協働という意味ではなかろうかなと思います。そういうことを考えるならば、こういう請願こそ通して、可決して、採択して当たり前のものではなかろうかと、そういう思いで、委員会での審査内容に非常に不服を感じておるところでございます。
 委員会では不採択ということでございますけれども、この本会議では、今申し上げましたようなことが重要ではなかろうかと私は思うところでございますので、議員の皆様方、本請願に対してぜひ採択していただきますようにお願いを申し上げて、討論を終わりたいと思います。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。賛成討論でしょう。(「はい」と呼ぶ者あり)
◆2番(矢加部茂晴 君)
 私は、賛成の立場で討論させていただきます。
 今回の請願に関しましては、先ほど賛成議員の討論にもありましたが、水田校区の方々の総意に基づいて提言されているものでございます。
 昨年、春日市におきまして、都市計画の見直しに関しても住民主導のまちづくりを進めようということで、都市計画の見直しを住民主導で行える条例を制定しております。他市は積極的に、なかなか難しいと口では言われますが、その都市計画の見直しに関しましても、今後のまちづくりに関して住民とともにつくっていこうという動きが、さまざまな自治体でも見られております。よって、今回の請願というのは本市において重要な一歩ではなかろうかと思います。
 先ほどの委員長の報告では、平成22年度末の新幹線開業には間に合わないという執行部の答弁があったわけですが、これは非常に消極的な答弁ではなかろうかと私は考えます。よって、この請願書をぜひ皆さんの御理解をいただいて可決していただき、この請願をしっかり活用するという方向でお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(永田昌己 君)
 他にございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 他に討論もありませんので、採決いたします。
 委員長の報告は不採択であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(永田昌己 君)
 起立少数であります。よって、請願第1号は不採択と決定いたしました。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 緊急質問がございますので、動議を提出させていただきます。
○議長(永田昌己 君)
 ただいま矢加部議員から緊急質問の動議が出されたところでございます。所定の賛成者もおられますので、動議は成立いたしておりますので、暫時休憩し……(「内容をちょっと読んでください」と呼ぶ者あり)質問の中身は福岡県西方沖地震に対する本市の対応についてということで、緊急質問が出ておるところでございます。
 暫時休憩いたします。
                午後1時19分 休憩
                午後1時31分 再開
○議長(永田昌己 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に議会運営委員会を開いていただきまして、ただいま矢加部議員から緊急質問の動議についての取り扱いを御協議願ったところでございます。
 委員長に御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 議会運営委員会の結果について御報告いたします。
 ただいま矢加部議員より提出されました緊急質問の動議につきましては、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることで議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
 以上、報告いたします。
○議長(永田昌己 君)
 皆様方にお諮りをいたします。
 ただいまの委員長の報告どおり、直ちに本日の日程に追加し、議題とすることに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田昌己 君)
 異議なしと認めます。
 それでは、日程の変更が生じましたので、事務局長より説明をさせていただきます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、私の方から御説明を申し上げます。
 議事日程第4号でございますが、日程第38.請願第1号の次に、日程第39として「動議 福岡県西方沖地震に対する本市の対応について」追加をお願いしたいと思います。
 次に、日程第39を日程第40に御訂正をお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(永田昌己 君)
 以上のように日程の変更をされました。
△日程第39 動議
○議長(永田昌己 君)
 それでは、緊急質問を受けたいと思います。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 まずは、貴重な時間を割いて緊急質問ができることを心より感謝申し上げます。
 3月20日午前10時53分、福岡県西方沖地震が発生いたしました。北部九州は「空白地帯」と言われながら大きな災害が出ました。幸いにも本市におきましては、死者は出ておりませんが、聞くところによりますと3名の方が市立病院に運ばれたということを聞いております。
 私は12月議会におきまして、筑後市の安心・安全の確保に関して一般質問で取り上げさせていただきました。防災等々に関して質問をいたしました。その中で、行政の役割として危機管理の体制をきっちり整備すべきだということを趣旨に質問をしております。
 今回、幸いにも亡くなった方はいらっしゃいませんでしたが、3人の方がけがをされております。うち1人は階段から落ちられて鎖骨を骨折されたという方もいらっしゃるそうです。よって、今回、2日前の地震発生に対して、本市はいかに対応されたかというのをお尋ねいたします。
◎総務課長(平野正道 君)
 総務課の方で防災の担当をしておりますので、私の方から地震への対応について経過を報告させていただきたいというふうに思います。
 地震については、先ほど質問議員からお話がありましたように、福岡地方では大変な被害だったんですけれども、筑後市の場合はおかげさまで大きな被害もなく、幸いだったところでございます。
 この地震に対する対応ですけれども、市の方では筑後市防災計画、それから、その計画に基づいて筑後市災害対策要領というものを策定しております。この中で自然災害に対する対応を定めておるところです。
 地震の場合につきましては、まず震度の強弱で体制を決めておりますけれども、震度4が発生したときには災害対策準備体制というのをしいて対応するようにいたしておるところでございます。それから、震度5になりますと災害警戒本部を設置して対応と。そして、震度6では災害対策本部ということで、徐々に対応する職員をふやしていきまして体制を強化するようにしております。震度6以上になりますと、もう全職員が直ちに市役所に参集するということにしておるところでございます。
 今回の地震につきまして、マスコミでは震度5弱というふうな状況のようでしたけれども、筑後市の消防本部の震度計では震度4ということでございましたので、この震度4ということで対応をしたところでございます。
 具体的には、11時過ぎに数人参集をしました。当然いろんな用事で出かけたりしておりましたので、数人がまず集まったわけですけれども、この中で、震度5弱というふうなことだけれども、消防と連絡をとって、筑後市の場合は震度4ということでありましたので、直ちに災害対策準備体制をしいたところでございます。
 そして、直ちに市内を4ブロックに分けまして、4台の広報車で市民の皆さんに広報活動を行ったところです。内容は、「地震が起きました」ということ、それから「今後また余震が続くおそれがありますので、十分注意をしてください」、こういった内容で広報活動を行いました。広報活動を行いながら災害の状況も随時把握してくるということで、市内巡視をしたところでございます。
 それから、下水道でありますとか、あるいは水道部局の方では、またこちらはこちらで独自に調査に回っておるところです。
 最終的には、この職員の人数は、防災の関係で市の職員が32名、それから消防が16名、計の48名で対応ということになったところでございます。
 その後、情報がずっと入ってきましたけれども、特に大きな被害の報告はございませんでした。そういったこともあって、3時過ぎには、大きな被害もないからとりあえずは市の方で対応することもないようでございましたので、準備体制を解除と、実質的な解除ということにしました。もちろん総務課の方では、あと市民の皆さんの方からの問い合わせでありますとか、県などの関係機関との連絡もありましたので、当然数名残りまして、夜の9時半ぐらいまでの時間帯を対応したところでございます。
 それから、被害の関係ですけれども、庁舎の方で一部ガラスが割れたところが1カ所だけあったところです。それから、いろんな施設も見ておるわけですけれども、学校の方では、災害が起きたときには自動的に扉なんかがこう閉まるわけですけれども、そういったものはちゃんと閉まった状態になっておったということだそうです。
 それから、けが人の関係は今質問議員がおっしゃったとおりです。3人ということだそうです。うち1名は骨折と。それから、もう1人の方は、日ごろから不安症ぎみといいますか、非常に心配なところがあって、地震ということを聞いて非常に不安になったから来院されたというふうなことだったそうです。そういったことで、市立病院に来院された方については、もう一定治療されて、その日のうちにお帰りになったということだったそうでございます。
 当日の対応は、大体以上のような状況でございます。
◎消防長(堤秀信 君)
 3月20日10時53分53秒ぐらいだったと思いますけれども、発生した地震について、消防サイドとしての初動体制を御報告させていただきます。
 私も外に出ておりまして、体感、非常に大きいというのを感じたわけでございます。その後、約1分後ぐらいに消防本部の方に電話を入れまして、このときはまだ通じておったというところでございます。で、火災、あるいはそれに伴う救急出動等はあっていないという報告を受けまして、それから出署の準備をしておったところでございますが、間もなく、10時57分、私の携帯の方に事項が記されておりますので、市長の方から「どうだった」という問い合わせがありまして、「今のところ災害等の連絡はあっておりません」という御報告だけさせていただいたところでございます。
 それで、すぐに私の方が署の方に出署いたしまして、その間でも「あっていないか」ということで、「現状のところあっていない」という報告を受けたところでございます。若干火災等がある場合は、時間が経過しているということもありますので、そこで5分ぐらい待機状態にさせておりまして、その後、災害はあっていないという思いから、それでは予防のために「広報に回れ」ということで1個分隊を出動させまして、災害の広報に行ったわけでございます。これも、やはり久留米、福岡地方が震度が大きいということでしたので、「北の方にとりあえず行ってくれ」ということで、1個分隊をそちらの方に広報活動に回したと。その後、私どもも災害対策要領に基づきます体制をとるために、市役所、本庁の方に参集しまして、その後は、先ほど総務課長が言われましたとおり、災害対策準備体制をしいたというところでございます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 当日の地震発生後の対応に関しまして、マニュアルに沿って行動に移されたという答弁がありました。
 ただ、一つ気になるのは、例えば震度4は準備のための対策本部、そして、5になると警戒、ちょっと危機レベルが上がるということでの対応ということですが、発生後、市長からその都度災害の状況を聞かれたということですが、これはですね―― ちょっと市長にお尋ねいたします。
 どうして当日の行事は――私は当日、20日に関しては用事で欠席いたしました。サザンクスにおいて行事があっていたということは聞いております。ただ、やはり市長みずから、陣頭指揮ではありませんが、私が申したいのは、今回本市におきまして亡くなられた人はいない、ただ、残念ながらけがをされた方が3名いらっしゃると。まさに阪神大震災、もう10年前ですが、それ以降、我が国において危機管理というのは日常用語になっているんですよ。そして昨年の新潟中越地震、そして北部九州において、ちょっと考えられない大きな災害が発生したと。
 ですから、行政を預かる、市民の安全・安心を預かる市長の第一義的の任務としては、今回実施訓練ではないんですが、やはりみずから陣頭指揮をとって、その体制といいますか、それを整理すべきだったと私は思いますが、市長は当日はどのようにお考えだったでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 3月20日の午前10時53分の段階で、その必要がないと判断しました。何もしないで私が勝手にじゃなくて、防災の実務的な責任者からの報告を受けて―― 逆に矢加部議員にお尋ねしますが、大したことないのに私が大騒ぎするというのもいかがなものかと。きちっとしたマニュアルがあって、私が当然指揮をとらなきゃいかん状況で私が怠慢であったならば、それは責めを受けるかもしれませんが、あえて大騒ぎしないことが、逆に市民の安寧につながると。
 したがいまして、10時からあっていた公務も、その後3時からありました公務も粛々と務めさせていただいたわけでありまして、先ほどから総務課長、消防長の話にありますように、何もそういうことが特にあったわけじゃありませんので、私はあの判断が間違っていたとは今思っておりません。あんまり大騒ぎ――ちゃんとしなきゃいかんときは、ちゃんとしなきゃなりませんが、空騒ぎになって皆さん方をかえって混乱させる方が問題じゃないかというふうに私は思いました。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 今市長、答弁されましたが、市長がみずから陣頭指揮をとる、そのことによって市民の安寧を――まあ大騒ぎといいますか、損ねるということですが、仮に今回震度4であっても、いろいろ報告は受けていただいているということですが、これはもしかしたら私と市長の認識のずれかもしれません。震度4であっても、あるいは震度5の警戒レベルであっても、今回多くの市民の皆さんが不安におののかれたと思うんですよ。本市の対応といいますか、そういうことを含めて、今回は確かに幹部の方からそういった報告を受けても、今後何があるかわからないという危機意識といいますか、認識を持たれて、初動の段階で本庁舎なりに駆けつけて、場所は私はどこでもいいかと思うんですよ。例えば、サザンクスならある場所で、やはり市長中心にそういった対応といいますか、これはきっちり果たすべきではないかと、私はそう思います。
 ですから、今回幹部の方から「大丈夫ですよ」という報告で、もちろん随時その状況は聞かれていたかと思いますが、やはり今回はですね、例えば新聞にもありましたけど、瀬高町は日曜議会の最中に地震があったと。よって、中断して対策本部といいますか、対応を練ったという記事がありましたけど、近隣の自治体がどういう対応をとったということではなくて、本市の市民生活の安心・安全の確保をしっかり考えられて、そういった行動をとるべきではなかったかと、私はそう思います。ですから、これは認識の部分で、もしかしたら地震の断層ではありませんけれども、ちょっとずれがあるかもしれませんが、ただ、市長の思うところといいますか、そういう部分で今回の地震に際して思うところがあられたかと思うんですよ。ですから、それを今後どう生かすかといいますか、改めてそれをお尋ねいたします。
◎市長(桑野照史 君)
 私は、筑後市の市長を務めさせていただいておりますだけに、当然私の行動、言動というのは大変任が重いということはよく自覚をしております。
 したがいまして、それじゃ例えて言いますが、もっと少ない揺れのとき、矢加部議員が今指摘されたような行動をとらなきゃいかん基準というのは、市役所の条例の中で、仕切りの中で決まっているわけでして、私自身がそこに至らない程度のもんだったという認識を持ったわけですね。したがって、当然のことながら4から5に上がるということであるならば、それだけの行動もしたでしょうし、私自身は、先ほど申し上げましたように規則にのっとって沈着冷静に、そして、私はその現場で、当然次の任務があったわけですから、それを慌てて中座して、その公式――公式というか、公民館の祝賀会でしたけれども、そこの任務をはしょって私が飛び出してしまうことの方が、むしろそのお祝い事を損ねることに、そこまでせやんじゃったつかいと、何を慌てるとかいと、がたがたっとしただけじゃないかという話のそしりも、場合によってはあるかもしれせまん。
 もう一方では、私自身、全部足しますと15年ぐらい東京で生活したことがあります。日常茶飯事と言えばオーバーかもしれませんが、あの程度の揺れはよくある話です。それで、私自身があれからさらに、私自身があなたの御指摘になったようにぱっと行動する段階になっていないなと思って、実務の責任者に直ちに3分後に電話したところ、「何も出ておりません」ということでしたから私はそこにおったわけで、私自身が、今の議論から言うといかにも何か怠慢というか、判断ミスをして、本来の任務を果たしていないんじゃないかというふうにおられるとすれば、それは認識の違いも甚だしいと。今言いましたように、4の段階では準備期間であって、5になって、6になったときに私がそういう行動をとったならば、それは市民の、あるいは議会のそしりを受けることになると思いますが、私はあの判断は正しかったというふうに思っておりますし、今後その基準の中で、私自身が陣頭指揮をとらなきゃならんというときには、ちゃんと判断の中でとっていきたいというふうに思っております。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 例えば、震度が5から4、あるいは逆に4から5に上がる云々、マニュアルがあって、それに従って行動されたと。それに基づいて、幹部の皆さんも市長に適宜、随時報告されて、それにのっとられた行動だから、よって判断ミスはされていない。私は決して市長が判断ミスをされたということは毛頭ありません。
 ただ、やはり市民の不安をですね、大きなショックといいますか、筑後市4万 8,000人、この前の市の広報で初めて市の人口が4万 8,000人を超えております。やはり今回ほど筑後市民すべてが安全・安心という問題に関して敏感になられたことは―― この議場の中でもですね、私は44年生きています。皆さんそれぞれ年齢を重ねられております。市長は東京に15年住まれたとおっしゃいます。ただ、それはそれで、「空白地帯」と言われていた北部九州において、この本市において初めてこういった経験を我々はしたわけですね。ですから、確かにマニュアルどおりの行動だったかもしれませんが、今回はやはり市長の、それこそ臨機応変といいますか、対応といいますか、ちょっと抜けられてしっかり対応をやるべきではなかったかと、私はつとにそう思います。それこそ、ここは認識のずれかもしれませんけど、もしかしたら市民の多くの方もそう願ってあるのではないかと思うんですよね。ですから、今回大きな災害は幸いにしてありませんでしたけど、今回はそれこそ、もしものときの実地訓練といいますか、そういう厳しい気持ちを持って市長みずから対応していただきたかったということを、この場をかりてお願いしたかったわけです。
◎市長(桑野照史 君)
 御意見はそういう御意見として承りますが、私もプライベートでおったならともかくも、公務の最中でしたから。公務の最中ということは、目の前にたくさんの、 100人を超すような市民の方がおられるところでした。みんなびっくりしたのは事実です。びっくりしたのは事実ですけれども、私が席を立つほどのことはなかったという全体の判断の中でしたわけでして、私がそれで公務を中座して外に出てしまっておったら、それなりにまた逆の、市民の皆さん方に不安すら与えることになるんじゃなかろうかというふうに思いました。
 大体、地震が1回来てからまたさらにずっと上がるということはなくて、余震というのはずっと少しずつ、今でもあっておりますけれども、どんどんどんどん下がっていくもんだと思いましたから、あの震度4、10時53分53秒の状況であれば、私が公務を中座しなくていいだろうという判断をしたわけです。まあ、御忠告は御忠告として受けますが、余り市長がばたばたすることもいかがかなという思いもありますし、逆に私が市長として当然果たすべき役割を、判断ミスをして、私がそれをしなかったということになったときには当然私の責めはあるだろうと、そういうことは日常の中で常に受けとめて覚悟して行動しておるつもりでございますので、御助言は御助言として受けとめさせていただきます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 ことし2月の出前市長室のテーマの一つが、安全・安心の確保でした―― 防災等のですね。新年度の予算においても、安心・安全の確保に関して新規事業ということで今回計上されております。ですから、今後やはり危機管理ですね、この体制の整備を―― マニュアルどおりということは大事かもしれませんけど、4から5、5から4ということで今回厳しい選択もあったかと思うんですよね。筑後市の消防署内の地震計では4、マスコミでは5弱でしたけど、ただ、ある意味どうしようかと考えられたことはないんですか。一つそこだけ確認させていただきます。
◎消防長(堤秀信 君)
 お答えいたします。
 私もあれだけの揺れを感じたことはありませんでしたので、やはり正確な機器、消防本部に設置されております震度計に頼ったわけでございます。テレビの広報、テロップでは5弱ということで流れておったということでございます。
◆2番(矢加部茂晴 君)
 あと答弁は要りませんが、市民生活の安心・安全の確保というのは関心事項の一つです。ですから、今度6月は――6月と言えば例年防災訓練ということでしょう。昨年もそうでした。6月にやった防火訓練、あるいは防災意識を啓発しようということで、例年6月の時期に広報がされておりますが、今回の地震をしっかり教訓にしていただいて、今後広報紙なり、あるいは市のホームページで、より市民に情報提供を、市民が行政からの情報を受け取る、そういった態度を持った市民をつくるということも大事かと思うんですよ。
 ですから、ぜひ今回の事件を――次は6月だということじゃなくて、これをぜひ今後の課題に生かしていただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。(「ちょっとあんた、議長、今んとはおかしかっちゃなか。一般質問のごとなりよるばい」と呼ぶ者あり)
◎市長(桑野照史 君)
 承っただけではおさまりません。我が筑後市の20日の対応は間違っていなかったと、私の行動も含めて、すべて体制の中で粛々と行政職員はやってくれたということでありまして、その体制の中で私も行動したということだけは、ぜひ市民の皆さん方に御理解をいただきたい。あおるだけが能じゃないと私は思っておりますし、また、怠慢で我々が職務を離れたわ
けでもありません。したがって、緊急時の体制が筑後市の行政の中にあるものに基づいて対応したという報告も2人からありましたし、それにのっとって私もやったということでございます。
 したがいまして、今後も、いつどういうことが起きるかわかりません。そのことは矢加部議員に指摘されなくても、我々は常に覚悟しておるところでございまして、そのノルマに従って、粛々と市民の安全のために尽くしていきたいと思っておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(永田昌己 君)
 以上をもちまして、矢加部議員の緊急質問を終結いたします。
 暫時休憩いたします。
                午後2時6分 休憩
                午後2時21分 再開
○副議長(田中瑞広 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に永田昌己議員より議長の辞職願が提出されましたので、議長の職務を代行し、永田昌己議員は議場より退席を願っております。
 議会運営委員会において議事日程について検討いただいておりますので、委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 御報告いたします。
 休憩中に議会運営委員会を開催しまして、議長の辞職願につき協議をいたしたところでございます。その結果、お手元に配付しております日程表のとおり、本日の日程に追加するということで議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○副議長(田中瑞広 君)
 ただいま委員長の報告どおり、本日の日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中瑞広 君)
 異議なしと認めます。よって、委員長の報告どおり本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
 それでは、日程の変更が生じましたので、局長より説明いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御説明を申し上げます。
 お手元に議事日程第4号(追加日程案)というのをお配りいたしております。この案のように、日程第40として「議長の辞職許可について」、あと、日程第41「議長選挙」、日程第42「会議録署名議員指名」という形で変更になりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
△日程第40 議長の辞職許可について
○副議長(田中瑞広 君)
 日程第40.議長の辞職許可を議題といたします。
 議長の辞職願を局長をして朗読させます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 朗読いたします。

                  辞 職 願
 今般、議長の職を辞したいので、地方自治法第 108条の規定により御許可くださるようお願いいたします。
                                平成17年3月22日筑後市議会副議長 田 中 瑞 広 様
                         筑後市議会議長 永 田 昌 己

 以上でございます。
○副議長(田中瑞広 君)
 お諮りいたします。永田昌己議員の議長の辞職願を許可することに異議ありませんか。
    〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中瑞広 君)
 異議ありとのお声でございますので、起立採決でもって決したいと思います。
 議長の辞職を許可することに賛成の方、御起立をお願いいたします。
    〔賛成者起立〕
○副議長(田中瑞広 君)
 賛成多数で議決されました。(「否決されましたち言わっさんやった、今んと」と呼ぶ者あり)
 もう一度申し上げます。よって、賛成多数をもって永田昌己議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
 ここで永田昌己議員の入場を許可いたします。
    〔永田議員入場〕
△日程第41 議長選挙
○副議長(田中瑞広 君)
 日程第41.議長の選挙を行います。
 議場の閉鎖を命じます。(「暫時休憩願います」と呼ぶ者あり)
 では、暫時休憩いたします。
                午後2時27分 休憩
                午後2時36分 再開
○副議長(田中瑞広 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議場の閉鎖を命じます。
    〔議場閉鎖〕
○副議長(田中瑞広 君)
 ただいま出席議員は21名です。
 投票用紙を配付いたさせます。
    〔投票用紙配付〕
○副議長(田中瑞広 君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中瑞広 君)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
    〔投票箱点検〕
○副議長(田中瑞広 君)
 異状ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中瑞広 君)
 異状なしと認めます。
 念のため申し添えます。
 記載場所は速記者席といたします。投票は単記無記名であります。点呼に応じ、順次投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、投票をお願いいたします。
 なお、他事記載は無効といたします。
 点呼を命じます。
◎議会事務局庶務係長(青木靖文 君)
 議席順で申し上げます。2番矢加部茂晴議員、3番緒方幸治議員、4番五十嵐多喜子議員、5番中富正徳議員、6番坂本好教議員、7番田中親彦議員、8番入部登喜男議員、9番篠原千三議員、10番池田光政議員、12番島啓三議員、13番原口英喜議員、14番若菜道明議員、15番水町好議員、16番永松康生議員、17番大藪健介議員、18番村上知巳議員、19番北島スエ子議員、20番貝田義博議員、21番弥吉治一郎議員、22番永田昌己議員、最後に1番田中副議長。
○副議長(田中瑞広 君)
 投票漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中瑞広 君)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
    〔議場開鎖〕
○副議長(田中瑞広 君)
 筑後市議会会議規則第30条第2項の規定により、5番中富正徳議員、18番村上知巳議員を立会人に指名いたします。両議員の立ち会いをお願いいたします。
    〔開  票〕
○副議長(田中瑞広 君)
 それでは、選挙の結果を報告いたします。
 投票総数21票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
 そのうち
   有効投票  20票
   無効投票  1票
   これは白票でございます。
  有効投票中
   大藪 健介議員  16票
   北島スエ子議員  3票
   水町  好議員  1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の有効得票数は6票であります。よって、大藪健介議員が議長に当選されました。
 大藪健介議員が議場におられますので、本席より会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 当選者のごあいさつをお願いいたします。
○議長(大藪健介 君)
 ただいまは栄えある議長ということを御推挙いただきまして、まことにありがとうございます。本当に浅学非才な身ではございますが、議会運営のスムーズなる運営のために、精いっぱい頑張らさせていただきたいと思いますので、議員各位の皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○副議長(田中瑞広 君)
 ここで新しい議長と交代いたします。御協力ありがとうございました。
    〔副議長、議長と交代〕
○議長(大藪健介 君)
 ただいまから議長の職務を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後2時56分 休憩
                午後3時11分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで副議長の退場をお願いいたします。
    〔田中瑞広議員退場〕
○議長(大藪健介 君)
 休憩中に田中瑞広議員より副議長の辞職願が提出されましたので、議会運営委員会において議事日程について検討いただいておりますので、委員長より報告をお願いします。
◎議会運営委員長(島啓三 君)
 御報告申し上げます。
 休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、副議長の辞職願につき協議をいたしたところでございます。その結果、お手元に配付しております日程表のとおり、本日の日程に追加するということで議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(大藪健介 君)
 ただいまの委員長の報告どおり、本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異議なしと認めます。よって、委員長の報告どおり本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
 それでは、日程の変更が生じましたので、局長より報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御報告を申し上げます。
 お手元に2枚目の議事日程第4号(追加日程)をお配りいたしております。この日程の変更につきましては、お配りをしておりますとおりに変更がなされますので、よろしくお願いいたします。
 日程第42「副議長の辞職許可について」、日程第43「副議長選挙」、以下のような形で日程が変更になりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
△日程第42 副議長の辞職許可について
○議長(大藪健介 君)
 日程第42.副議長の辞職許可を議題といたします。
 副議長の辞職願を局長をして朗読いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 朗読をいたします。

                  辞 職 願
 今般、副議長の職を辞したいので、地方自治法第 108条の規定により御許可くださるようお願いいたします。
                                平成17年3月22日筑後市議会議長 大 藪 健 介 様
                        筑後市議会副議長 田 中 瑞 広

 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。
 田中瑞広議員の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異議なしと認めます。よって、田中瑞広議員の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
 ここで田中瑞広議員の入場を許可いたします。
    〔田中瑞広議員入場〕
△日程第43 副議長選挙
○議長(大藪健介 君)
 日程第43.副議長の選挙を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
    〔議場閉鎖〕
○議長(大藪健介 君)
 ただいまの出席議員は21名です。
 投票用紙を配付いたさせます。
    〔投票用紙配付〕
○議長(大藪健介 君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
    〔投票箱点検〕
○議長(大藪健介 君)
 異状ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 記載場所は速記者席といたします。投票は単記無記名であります。点呼に応じ、順次投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、投票をお願いいたします。
 なお、他事記載は無効といたします。
 点呼を命じます。
◎議会事務局庶務係長(青木靖文 君)
 1番田中瑞広議員、2番矢加部茂晴議員、3番緒方幸治議員、4番五十嵐多喜子議員、5番中富正徳議員、6番坂本好教議員、7番田中親彦議員、8番入部登喜男議員、9番篠原千三議員、10番池田光政議員、12番島啓三議員、13番原口英喜議員、14番若菜道明議員、15番水町好議員、16番永松康生議員、18番村上知巳議員、19番北島スエ子議員、20番貝田義博議員、21番弥吉治一郎議員、22番永田昌己議員、最後に大藪議長お願いいたします。
○議長(大藪健介 君)
 投票漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
    〔議場開鎖〕
○議長(大藪健介 君)
 筑後市議会会議規則第30条第2項の規定により、6番坂本好教議員、16番永松康生議員を立会人に指名いたします。両議員の立ち会いをお願いいたします。
    〔開  票〕
○議長(大藪健介 君)
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数21票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
 そのうち
   有効投票  19票
   無効投票  2票
  有効投票中
   若菜道明議員  19票
 以上のとおりであります。
 この選挙の有効得票数は6票であります。よって、若菜道明議員が副議長に当選されました。
 若菜道明議員が議場におられますので、本席より会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 当選者のあいさつをお願いいたします。
○副議長(若菜道明 君)
 一言ごあいさつをいたします。
 浅学非才な身でございますが、皆様の御推挙により副議長という責をお受けいたしますので、今後ともよろしくお願いします。市議会の使命であります行政のチェック機能が発揮されます議会に、また、公平な議会運営ができますよう力いっぱい頑張りたいと思いますので、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(大藪健介 君)
 ありがとうございます。
 暫時休憩いたします。
                午後3時32分 休憩
                午後3時35分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第44 議席の変更について
○議長(大藪健介 君)
 日程第44.議席の変更を議題といたします。
 正副議長の選挙に伴い、筑後市議会会議規則第3条第3項の規定により、議席の変更をいたします。
 議席の変更については、局長をして朗読いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、議席を朗読いたします。
 1番若菜道明副議長でございます。2番は空席でございます。3番矢加部茂晴議員、4番
緒方幸治議員、5番五十嵐多喜子議員、6番中富正徳議員、7番坂本好教議員、8番田中親彦議員、9番入部登喜男議員、10番篠原千三議員、11番池田光政議員、12番島啓三議員、13番原口英喜議員、14番水町好議員、15番永松康生議員、16番田中瑞広議員、17番永田昌己議員、18番村上知巳議員、19番北島スエ子議員、20番貝田義博議員、21番弥吉治一郎議員。22番大藪健介議長でございます。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。ただいま朗読いたしましたとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読いたしましたとおり議席を変更することに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
                午後3時38分 休憩
                午後4時1分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 永松康生議員はここで退席をお願いいたします。
    〔永松議員退場〕
△日程第45 議案第35号
○議長(大藪健介 君)
 日程第45.議案第35号 筑後市監査委員の選任についてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案第35号 筑後市監査委員の選任について説明を申し上げます。
 筑後市監査委員・大藪健介氏は、平成17年3月22日をもって辞任されましたので、その後任として、議会においてただいま推薦されました永松康生氏を選任したいので、議会の同意をお願いするものであります。
 以上です。
○議長(大藪健介 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終了いたします。
 ただいまの市長の説明について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。
 議案第35号 筑後市監査委員の選任について、これに同意することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第35号はこれに同意することに決定いたしました。
 永松康生議員の入場を許可いたします。
    〔永松議員入場〕
△日程第46 常任委員会委員の所属変更について
○議長(大藪健介 君)
 日程第46. 常任委員会の所属変更を議題といたします。
 常任委員会の所属変更について、局長より説明をいたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、常任委員会の所属変更について御説明を申し上げます。
 常任委員会の委員の変更については、筑後市議会議員委員会条例第5条第2項の規定により、議長は常任委員の申し出があるときは会議に諮って、当該委員の委員会の所属を変更することができるとなっておりますが、当市議会においては慣例により委員さん同士が合意の上、変更することになっております。
 なお、今回については建設経済委員会が現在1名欠員になっております。
 変更届は本日お配りをしておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、常任委員会の正副委員長の任期につきましては、正副議長と同様に半期交代とし、その時期は2年目の3月定例会最終日に行うことになっております。ただし、再選は妨げないとなっております。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 常任委員会の所属変更について局長より説明をさせましたが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議もありませんので、そのように取り扱わさせていただきます。
 所属変更については議長まで届けていただき、調整させていただきますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後4時5分 休憩
                午後4時28分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 常任委員会の所属について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 御報告を申し上げます。
 まず、総務文教委員会からでございます。報告については議席の若い順に申しますので、よろしくお願いいたします。
 総務文教委員会。矢加部茂晴議員、五十嵐多喜子議員、中富正徳議員、篠原千三議員、池田光政議員、永松康生議員、村上知巳議員、大藪健介議長でございます。
 次に、厚生委員会でございます。若菜道明副議長、緒方幸治議員、水町好議員、田中瑞広議員、永田昌己議員、貝田義博議員、弥吉治一郎議員、以上でございます。
 次に、建設経済委員会でございます。坂本好教議員、田中親彦議員、入部登喜男議員、島
啓三議員、原口英喜議員、北島スエ子議員、以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。常任委員会の所属変更については、ただいま報告いたしましたとおり変更することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異議なしと認めます。よって、ただいま報告いたしましたとおり常任委員会の所属変更は決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
                午後4時30分 休憩
                午後4時31分 再開
○副議長(若菜道明 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第47 議長の常任委員の辞退願について
○副議長(若菜道明 君)
 日程第47.議長の常任委員会委員の辞退についてを議題といたします。
 先ほど……(「辞職」と呼ぶ者あり)辞退ち書いてあっ。書いてあるとおりに読んでおります。(「辞退でございます」と呼ぶ者あり)辞退であるそうです。
 先ほど大藪健介議長より常任委員会の辞退届が提出されておりますので、局長をして朗読させます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 じゃあ、朗読をいたします。

               常任委員会委員辞退願
 常任委員会委員を辞退したいので、御同意くださるようお願いいたします。
                                平成17年3月22日筑後市議会副議長 若 菜 道 明 様
                         筑後市議会議長 大 藪 健 介

 以上でございます。
○副議長(若菜道明 君)
 お諮りいたします。議長の常任委員会委員の辞退について、これに同意することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 異議なしと認めます。よって、議長の常任委員会委員の辞退については同意することに決定いたしました。
 ここで議長と交代いたします。
    〔副議長、議長と交代〕
○議長(大藪健介 君)
 議事を進行いたします。
 次に、各常任委員会の正副委員長を決定しなければなりませんので、暫時休憩し、各常任委員会で御協議をお願いいたします。
 なお、正副委員長の互選は、まず年長の委員が臨時の委員長という形で委員長を選出していただき、その新委員長のもとで副委員長を選出していただくことになります。
 また、この後の議題でもあります議会運営委員会委員の選任についての選出もあわせて御協議をお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後4時34分 休憩
                午後4時57分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 時間が5時で終わらないようでございますので、時間を延長して会議を開きたいと思います。御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異議なしと認めます。
 それでは、暫時休憩いたします。
                午後4時58分 休憩
                午後5時15分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、御報告をいたします。
 まず、総務文教委員会でございます。委員長・池田光政議員、副委員長・五十嵐多喜子議員。
 次に、厚生委員会でございます。委員長・貝田義博議員、副委員長・水町好議員。
 次に、建設経済委員会でございます。委員長・島啓三議員、副委員長・坂本好教議員。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 各常任委員会の委員長は、ただいまの局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
△日程第48 議会運営委員会委員の選任について
○議長(大藪健介 君)
 日程第48.議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
 議会運営委員会委員の選任について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、御報告をいたします。
 副議長・若菜道明議員、総務文教委員会より篠原千三議員、村上知巳議員、厚生委員会よ
り水町好議員、弥吉治一郎議員、建設経済委員会より田中親彦議員、原口英喜議員。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。議会運営委員会の選任については、ただいま報告いたしましたとおり指名することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。
 次に、議会運営委員会委員の正副委員長の互選をお願いいたします。
 選出方法については、常任委員会の正副委員長の選出方法と同じであります。
 暫時休憩いたします。
                午後5時18分 休憩
                午後5時36分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、御報告を申し上げます。
 議会運営委員会の正副委員長でございますが、委員長に原口英喜議員、副委員長に篠原千三議員。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 議会運営委員会の正副委員長は、ただいまの局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
△日程第49 各特別委員会委員の選任について
○議長(大藪健介 君)
 日程第49.各特別委員会委員の選任を議題といたします。
 各特別委員会委員の選任について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 特別委員会につきましては、それぞれ三つの委員会が今設置をされておるわけでございます。下水道調査対策特別委員会と国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会、それから議会だより編集特別委員会があるわけでございますので、これにつきましても2年が過ぎましたら、その選任につきまして変更していただいております。それぞれ委員会の構成につきまして変更がございましたので、この後、各常任委員会を開催していただいて、それぞれの特別委員会の選任をお願いするものでございます。
 なお、これにつきましては、ただいま議会運営委員会でお諮りをいたしまして、選出基準どおりに選出をしていただくということになったところでございます。
 特別委員会の選出につきましては、下水道調査対策特別委員会につきましては、正副議長に建設経済委員会から3名外厚生・総務文教委員会からそれぞれ2名の9名になっております。
 それから、国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会でございますが、これにつきましては、それぞれの常任委員会から2名ずつ、そして正副議長という形の選出方法になっております。
 それから、議会だより編集特別委員会につきましては、それぞれの常任委員会から2名ずつということに選出方法がなっておるところでございますので、それを基準に選出方をお願いしたいというふうになっておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 暫時休憩をいたします。休憩中に常任委員会で、局長が申しました人たち、各特別委員会の指名をお願いいたしたいと思います。よろしくお願いします。(「議長、よかですか」と呼ぶ者あり)
◆21番(弥吉治一郎 君)
 どうせまた時間をとるあれがもったいないと思いますから、もう一つ、行政がつくっておる下水道の使用料とか手数料をどうするかという審議会ですか、名称はちょっと忘れましたが、それがあろうと思います。それも議会は各常任委員会から1名ずつとなっておりましたから、その点も、また寄って云々というよりか、していただいたたらどうでしょうかね。まいっちょあろうが、出とっとの。(「充て職も一緒にしてもろうたらどげんかね」「それも充て職の範囲やっけんの」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 ただいま弥吉議員より提案がありましたけど、これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 それでは、そのように取り計らいたいと思います。(「これは充て職までやろ」と呼ぶ者あり)充て職までよろしくお願いしたいと思います。
 暫時休憩いたします。
                午後5時41分 休憩
                午後6時8分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各特別委員会委員及び議会より選出を要する各委員会委員の選任について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、各特別委員会の委員の選任につきまして御報告を申し上げます。
 まず、下水道調査対策特別委員会でございます。総務文教委員会から中富正徳議員、村上知巳議員、厚生委員会から田中瑞広議員、弥吉治一郎議員、建設経済委員会から坂本好教議員、入部登喜男議員、北島スエ子議員、それに正副議長でございます。
 次に、国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会でございます。総務文教委員会から矢加部茂晴議員、篠原千三議員、厚生委員会から緒方幸治議員、弥吉治一郎議員、建設経済委員会から坂本好教議員、原口英喜議員でございます。それに正副議長でございます。
 次に、議会だより編集特別委員会でございます。総務文教委員会から矢加部茂晴議員、五十嵐多喜子議員、厚生委員会から水町好議員、貝田義博議員、建設経済委員会から田中親彦議員、入部登喜男議員、以上でございます。
 なお、議会より選出を要する各種委員会の委員の選出でございますが、これにつきましては選出された議員さん方について事務局の方で一覧表を作成の上、後日お手元にお配りをする予定にいたしておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。各特別委員会委員の選任については、ただいま報告いたしましたとおり指名いたすことに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり各特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
 次に、各特別委員会委員の正副委員長の互選をお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後6時11分 休憩
                午後6時27分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各特別委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(下川広志 君)
 それでは、各特別委員会の正副委員長の選出について御説明を申し上げます。
 まず、下水道調査対策特別委員会でございます。委員長・弥吉治一郎議員、副委員長・村上知巳議員。
 次に、国立療養所筑後病院跡地問題検討特別委員会でございます。委員長・弥吉治一郎議員、副委員長・原口英喜議員。
 次に、議会だより編集特別委員会でございます。委員長・貝田義博議員、副委員長・五十嵐多喜子議員。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 各特別委員会の正副委員長は、ただいまの局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
△日程第50 会議録署名議員指名
○議長(大藪健介 君)
 日程第50.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、9番入部登喜男議員、13番原口英喜議員を指名いたします。
 これをもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成17年3月第15回筑後市議会定例会を閉会いたします。お疲れでございました。
                午後6時29分 閉会

 ┌─────────────────────────────────────────┐
 │                                         │
 │         地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
 │                                         │
 │                                         │
 │           議     長    永 田 昌 己             │
 │                                         │
 │           議     長    大 藪 健 介             │
 │                                         │
 │           副議長        田 中 瑞 広             │
 │                                         │
 │           副議長        若 菜 道 明             │
 │                                         │
 │           議  員(9番)   入 部 登喜男             │
 │                                         │
 │           議  員(13番)   原 口 英 喜             │
 └─────────────────────────────────────────┘