平成18年11月 臨時会(第24回)

              平成18年11月13日(月曜日)

                                (午前10時00分開会)


1.出席議員(21名)

    1番  若 菜  道 明         12番  池 田  光 政
    2番                   13番  島    啓 三
    3番  山 下  元 生         14番  原 口  英 喜
    4番  矢加部  茂 晴         15番  水 町    好
    5番  緒 方  幸 治         16番  永 松  康 生
    6番  五十嵐  多喜子         17番  田 中  瑞 広
    7番  中 富  正 徳         18番  永 田  昌 己
    8番  坂 本  好 教         19番  村 上  知 巳
    9番  田 中  親 彦         20番  北 島  スエ子
    10番  入 部  登喜男         21番  貝 田  義 博
    11番  篠 原  千 三         22番  大 藪  健 介

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  冨 久  義 樹
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    小 林  志 麻

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    助役                 中 村  征 一
    教育長                城 戸  一 男
    市長公室長              一ノ瀬    諭
    総務部長               加賀田  慎 一
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   徳 永  知英子
    建設部長(兼水道局長)        馬 場  正 利
    環境経済部長(兼水路課長)      鬼 丸  則 行
    市立病院事務局長           庄 村  國 義
    消防長(兼消防署長)         堤    秀 信
    総務課長               木 庭  雄 二
    まちづくり課長            宮 原  一 壽
    市長公室参事             木 本  吉 彦
    税務課長               野 田  広 志
    女性政策課長
                       永 松  三 夫
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    会計課長               村 上  春 夫
    市民課長               山 口  辰 樹
    かんきょう課長            永 延  喜 男
    健康づくり課長
                       坂 本  正 憲
    (兼包括介護支援センター長)
    福祉事務所長             真 鍋  信 一
    紅葉園長               小 田  久美男
    農政課長               塚 本  高 雄
    道路課長               篠 原  修 一
    都市対策課長             西 田  正 治
    商工観光課長             徳 永  憲 一
    下水道課長              水 町  良 信
    市立病院総務課長
    (兼病児保育施設ちっごハウス室長)
                       右 田  喜 俊
    (兼居宅介護支援事業所室長)
    (兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長           中 村  正 暢
    監査事務局長             後 藤  安 男
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎
    教育委員会学校教育課長        角    恵 子
    教育委員会社会教育課長
                       田 中  僚 一
    (兼中央公民館事務長)
    教育委員会人権・同和教育課長
                       城 戸  秀 穂
    (兼人事・同和対策室参事)
    消防本部総務課長           井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           大 籠  敏 昭
    水道課長               大 籠    修



                 議事日程第1号
                      平成18年11月13日午前10時開会・開議   

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議案第80号から第81号まで及び報告第8号から第10号までの上程、提案理由説明
 第3  議案第80号 平成17年度筑後市歳入歳出決算の認定について     質疑応答
 第4  議案第81号 専決処分の承認について(平成18年度筑後市一般会計補正予算(第
           4号)及び平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援セン
           ター事業勘定)補正予算(第2号)          質疑応答
 第5  報告第8号 平成17年度筑後市土地開発基金の運用状況について   質疑応答
 第6  報告第9号 平成17年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況に
           ついて                       質疑応答
 第7  報告第10号 平成17年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運
           用状況について                   質疑応答
 第8  議長発議 特別委員会の設置について               採  決
 第9  議案の委員会付託

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                 午前10時 開会
○議長(大藪健介 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21名で定足数に達しております。
 これより平成18年第24回筑後市議会臨時会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(大藪健介 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(原口英喜 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日招集されました第24回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る11月6日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日から15日まで3日間とすることで、議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日から11月15日までの3日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から11月15日までの3日間と決定いたしました。
△日程第2 議案上程・提案理由説明
○議長(大藪健介 君)
 日程第2.議案第80号と議案第81号並びに報告第8号から10号までを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。本日ここに、第24回筑後市議会臨時会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し、深く敬意を表する次第でございます。
 ただいま上程されました議案第80号から議案第81号まで並びに報告第8号から報告第10号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第80号 平成17年度筑後市歳入歳出決算の認定につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、一般会計及び特別会計の決算について、監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。
 議案第81号 専決処分の承認につきましては、平成18年度筑後市一般会計補正予算(第4号)及び平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算(第2号)であります。
 一般会計補正予算については、平成18年9月17日に台風13号により被害を受けた公共施設の災害復旧費であります。
 介護保険特別会計補正予算については、人事異動に伴う職員人件費の増額であります。
 いずれも平成18年10月5日に専決処分をしましたので、地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告し、承認を求めるものであります。
 報告第8号 平成17年度筑後市土地開発基金の運用状況について、報告第9号 平成17年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況について、報告第10号 平成17年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運用状況については、いずれも地方自治法第241条第5項の規定により、監査委員の意見を付して提出するものであります。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終わります。
 これより議案の質疑を行います。
△日程第3 議案第80号
○議長(大藪健介 君)
 日程第3.議案第80号 平成17年度筑後市歳入歳出決算の認定について、質疑はありませんか。
 なお、本案については、決算特別委員会にて審査を予定しておりますので、質疑は極力決算特別委員会でお願いいたします。
◆21番(貝田義博 君)
 おはようございます。本会議質疑ですので、基本的なことだけをお尋ねいたしておきます。
 歳入の関係でありますが、審査意見書の34ページに自主財源、依存財源の関係の比率のことも書いてあります。自主財源比率が前年度に比較して5.5%上昇をしたと。大いに結構なことでありますが、中身についてお尋ねをいたします。
 理由としては、市税、法人市民税が上がった、それから固定資産税収入が増加をしたということで記入してありますし、一方では、依存財源としての交付税が削減をされたということも書いてあります。自主財源の市民税の中ですけれども、実際には法人市民税は増加になっておりますけれども、個人市民税が減額になっているということについてはどのように受けとめをしてあるものか、お答えを願います。
 それからまた、この自主財源が高まるというのは大いに結構なことでありますけれども、その中身が先ほど申しますように、交付税が一方で削減されたことによるものということも受けとめられると思いますけれども、そういう中身の分析についてはどのようにされておるのか、自主財源がふえたから大いに結構なことというふうに単純に評価をしていいものかどうか、そこら辺の見解をお答え願いたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 ただいま貝田議員から、市の財政状況についての総括的な御質問をいただいたところでございます
 小泉内閣の構造改革が行われまして、全体的には大変景気は回復をしたという数字的な裏づけは新聞報道等で我々も聞いておるところでございますが、ただ一方では、俗に言う勝ち組、負け組というような表現の中で、総体的に日本経済が全体的に底上げをしてきたというよりも、むしろ限られた業種、職種、そういうものが好況になってきて、その数字が全体を押し上げてきておるというふうに理解をするところでございまして、そういう角度からの表現によりますと、業種によるものもさることながら、我々都市と地方という分類での考え方もできるのではなかろうかというふうに思います。東京、あるいは愛知県等々限られた地域のすさまじい好況があるというふうに聞いておりますが、残念ながら私ども地方都市におりますと、そのことを実感することはなかなか難しいわけでございまして、ただ、私どもの筑後市においても、限られた業種であろうかと思いますけれども、大変好況なところがございまして、そういう業種の法人税というものの増収が、今御指摘ありましたように筑後市の税収に大いに寄与しておるということは言えます。
 ただ、総体的には、残念ながら市民の皆さん方の大方は、まだまだ景気の回復感というものを直接それぞれの皆さん方の懐ぐあいの中で実感をされているというふうには私は認識しておりません。したがいまして、これからさらに大きな国の経済運営の中で、地方においてもそういうものが実感できるようにしてもらいたいというふうに思っておるところでございまして、現状ではごく一部の好況感があるかもしれませんけれども、まだまだ地方におります私ども筑後市、その中の市民の皆様方におかれては経済的な回復感は実感されていないと、そのものが市民税の少し減ってきておるところに反映されておるというふうに理解をしているところでございます
◎総務課長(木庭雄二 君)
 先ほどの自主財源と依存財源の関係でございますが、確かに今回、自主財源が形上、パーセントは多くなっております。ただ、中身を見ますと、依存財源の一つである市債、この中には普通交付税の肩がわりであります臨時財政対策債というのがございます。その臨時財政対策債が151,600千円減っております。それから、減税補てん債、これも恒久的減税が終わってきておりますので、638,400千円、合計いたしますと約789,000千円ぐらいになると思います。この分が依存財源が減ったと。ただ、これは実は一般財源で自由に使えるお金が減っているということですから、本当は減らない方が市の方ではいいというふうに考えています。
 それから、一方の自主財源、これも形式上ふえているという形になっていますが、中身は繰入金、いわゆる864,885千円繰り入れております。7億円は起債償還に使っておりますので、これは別としましても、140,000千円が財調基金から取り崩しをして財源に充てているということですから、一概に自主財源、本当の意味での市税を中心とした自主財源の増加ではない。それから、依存財源についても、本来国が交付してきたものが三位一体改革の中で減ってきたという状況ですので、形上はこういう形になっていますが、本当はやっぱり財源的には厳しくなっているというふうに認識をいたしております。
◎税務課長(野田広志 君)
 ただいまの市民税については、これは個人のことですが、減っているじゃないかという御指摘について御説明をしたいと思います。
 市民税全体については法人税関係のことで増額をいたしておりますが、個人については11,000千円程度前年度に比較しますと減額となっております。中身を見ますと、確かに納税義務者数、これについては前年度と、これは当初調定の比較でございますが、納税義務者数については620人程度増加をいたしております。しかしながら、合計としての調定額として15,000千円程度減額ということになっております。
 内容を見ますと、給与所得者については640人程度の増加をしておりますし、調定額も11,000千円程度増額をいたしております。主な減額の原因としましては営業所得、これについて納税義務者数は、ほぼ前年と横並びでございますが、調定額として13,000千円程度減ということになっております。また、その他として、これは中小企業その他でパート、あるいは臨時的な雇用をされておる方が大半だろうと思いますが、納税義務者数、これが114人程度ふえておりますが、調定額として12,000千円程度減ということになっておりますので、こういったふうな正規社員というようなことじゃなしに、臨時的、あるいはパート的な雇用者の方の給与といいますか、所得が減っておるのが一番の原因、それと営業所得が上がらなかったということが原因というふうに考えております。
 以上です。
◆21番(貝田義博 君)
 中身については後、特別委員会でお尋ねをいたしたいと思いますけれども、先ほど総務課長が言われましたように、自主財源が上がってきているけれども、単に喜ぶということにはならないと。理由は、先ほど言われたことそのままだというふうに私も思っておりますけれども、市長も言われたように、やはり納税者個人を見ると、なかなか国が言っている景気の回復とは裏腹の関係があると。今課長も言われましたように、非正規社員の増加というのがやっぱり問題になっていますけれども、そのことのあらわれであろうというふうに私も思います。現に3分の1の労働者が非正規職員等で、若年労働者の大体2割が年間所得1,500千円幾らというふうに言われています。これで食っていけるはずもないと思うんですけれども、やっぱりそういう問題が私はあるというふうに思うので、そこら辺はやっぱりきちっと分析をされて今後の対策等を講じる必要があろうと私は思います。でないと、単にこういう結果だけを短絡的に見ては困るというふうに私は、だから政策に生かすという意味でやっぱりこの点の中身を皆さん方がよくよく分析をされて来年度の予算に反映されるでしょうから、やってもらいたいなというふうに思います。
 臨時財政対策債について最後お尋ねしますけれども、これも当初は3年間とかということになっていたんですけれども、まだ続いているようでありますが、国は大体どういう方向性をこの対策債については持っているか、もしおわかりでしたらお答えを願いたいと思います。どのくらいまで続くのか、続かないのか、ちょっとそこら辺の見通しだけをお答え願いたいと思います。
◎総務課長(木庭雄二 君)
 臨時財政対策債ですが、これもいつまでというはっきりした国の明確な年度設定はされておりません。ただ、来年度、19年度については一応存続はすると。ただ、金額的には減少をするだろうというふうに見ております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第80号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第81号
○議長(大藪健介 君)
 日程第4.議案第81号 専決処分の承認について(平成18年度筑後市一般会計補正予算(第4号)及び平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算(第2号))について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第81号の質疑を終結いたします。
△日程第5 報告第8号
○議長(大藪健介 君)
 日程第5.報告第8号 平成17年度筑後市土地開発基金の運用状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、報告第8号の質疑を終結いたします。
△日程第6 報告第9号
○議長(大藪健介 君)
 日程第6.報告第9号 平成17年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、報告第9号の質疑を終結いたします。
△日程第7 報告第10号
○議長(大藪健介 君)
 日程第7.報告第10号 平成17年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運用状況について、質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 1点だけお尋ねいたします。
 貸し付けゼロになっておりますけれども、10,000千円基金を組んであるんですが、活用されていないということについては、中身についてはどのように考えておられるのか、この制度の周知がなされてないために貸し付けがなされてないのか、中身についてお答えを願いたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 それでは、私の方からお答えいたします。
 PR等については行っておりますけれども、このほかの制度で、高額の貸し付けを利用する以外の制度で現在のところは対応しているところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 私も中身がよくわかりませんので、お尋ねのしようがないんですけれども、要するに必要性があるということで、これ当然基金を設けられたと思うんですよね。しかし、借り手がないということなんですけれども、恐らく現場での対応が一番重要だと思うんですね。例えば、この前の国民健康保険の高額医療については、医療機関等々で恐らくこれ以上上回る方についてはこういう貸付制度がありますよということで、いろいろ説明はされているというふうに思うんですよね。ですから、例えば、ケアマネジャーとかそういう中で、上回るような場合があったときに、ほかの制度を運用できればそれでいいんですけれども、こういう制度もありますよという、そういう説明はきちんとされているんですか。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 高額の貸付制度のほかに低所得者の場合は高額の返還の額が下がってきますけれども、いろんな制度、ケアマネジャーとか事業所等については説明をしております。ただ、この制度は介護保険が立ち上がりました平成12年度に基金を設けておりますけれども、それ以降に高額の関係については制度を整備したということで、現在のところこの貸し付けについてはゼロということで思っております。
◆21番(貝田義博 君)
 これは委員会でも、後日でもいいんですけれども、よその方の実態もちょっと資料として出してもらいたい。近隣市ぐらいで結構です。だから、ゼロはどうかとちょっと私も思うので、そこだけ資料を出していただければ結構なんですけれども。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 ちょっと説明不足になりましたけれども、当初、介護保険がスタートしたときに住宅改修等につきましては1回全額払うという、そして、その後にお返しするというのが原則で制度をスタートしておりました。ただ、その後に業者の方に直接9割は払うと。住宅改修をされたときに本人は1割だけ支払いをされて、9割を直接業者の方に返すというふうな制度をいち早く立ち上げておりますので、その関係で貸し付けの申請件数がゼロと思っているところでございます。(「資料だけ出してもらえれば、委員会に」と呼ぶ者あり)
 他市の状況については調べて御報告いたします。(「はい、終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑。
◆10番(入部登喜男 君)
 関連質問でございますが、この高額介護サービス費等資金が17年度はゼロでございます。実績がありません。だけど、ことしは何らかの方法で実績があると思いますので、今年における実績等について説明をお願いしたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 平成18年度の貸し付け状況ですけれども、現在のところはゼロ件でございます。この基金等については、18年の4月から介護保険第3期がスタートしております。この介護保険の大幅な改正があっておりますけれども、その状況を見ながらこの基金等については今後検討していきたいと思っております。
◆10番(入部登喜男 君)
 そしたら、18年度も現在まではゼロということでございますならば、いわゆる翌年度から19年度にそういうことで考えられておるわけでございますか、お願いします。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 現在のところでは、19年度についてもこの基金でいきたいと思っております。
◆10番(入部登喜男 君)
 そしたら、17年度も全然実績がない、18年度もこのような格好で推移していくと、また19年度も考えていくと言われるならば、やっぱりこれはなくても結構じゃないですか。廃止するつもりはありませんか。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 現在のところは申請件数はゼロですけれども、いろんな意味を含めて申請がある場合もありますので、今さっき申し上げましたように、18年の4月から新しい介護保険制度でスタートしておりますので、今後については、この推移を見ながら検討していきたいと思っています。
◆10番(入部登喜男 君)
 そしたら、これを知らなくて申請をされんでおられる方も市内にはいっぱいおられるかと思いますので、こういう制度がありますよということを、今さっき貝田議員もおっしゃっていらっしゃったようでございますが、周知徹底しながらこの運用の有効性について十分発揮していただくことを希望いたしまして、私の質問を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)

 他に質疑もありませんので、報告第10号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議長発議
○議長(大藪健介 君)
 日程第8.特別委員会の設置についてを議題といたします。
 各常任委員会より分割審査をしていた歳入歳出決算を審査するため、監査委員を除く議員全員による決算特別委員会を設置し、設置期間は本年11月臨時議会会期中といたしたいと存じます。あわせて、正副委員長については、9月議会における決算特別委員会と同じく、委員長に永田昌己議員、副委員長に村上知巳議員にお願いいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員会については原案のとおり設置することに決定いたしました。
△日程第9 議案の委員会付託
○議長(大藪健介 君)
 日程第9.議案の委員会付託を行います。
 まず、常任委員会への付託については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 次に、平成17年度筑後市歳入歳出決算の認定については、お手元に配付しております決算特別委員会議案付託表のとおり付託することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議もありませんので、決算特別委員会議案付託表のとおり付託することに決しました。
 これをもちまして本日の日程をすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午前10時30分 散会