平成18年12月 定例会(第25回)

              平成18年12月8日(金曜日)

                                (午前10時00分開会)


1.出席議員(21名)

    1番  若 菜  道 明         12番  池 田  光 政
    2番                   13番  島    啓 三
    3番  山 下  元 生         14番  原 口  英 喜
    4番  矢加部  茂 晴         15番  水 町    好
    5番  緒 方  幸 治         16番  永 松  康 生
    6番  五十嵐  多喜子         17番  田 中  瑞 広
    7番  中 富  正 徳         18番  永 田  昌 己
    8番  坂 本  好 教         19番  村 上  知 巳
    9番  田 中  親 彦         20番  北 島  スエ子
    10番  入 部  登喜男         21番  貝 田  義 博
    11番  篠 原  千 三         22番  大 藪  健 介

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  冨 久  義 樹
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    小 林  志 麻

4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    助役                 中 村  征 一
    教育長                城 戸  一 男
    市長公室長              一ノ瀬    諭
    総務部長               加賀田  慎 一
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   徳 永  知英子
    建設部長(兼水道局長)        馬 場  正 利
    環境経済部長(兼水路課長)      鬼 丸  則 行
    市立病院事務局長           庄 村  國 義
    消防長(兼消防署長)         堤    秀 信
    総務課長               木 庭  雄 二
    まちづくり課長            宮 原  一 壽
    市長公室参事             木 本  吉 彦
    税務課長               野 田  広 志
    女性政策課長
                       永 松  三 夫
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    会計課長               村 上  春 夫
    市民課長               山 口  辰 樹
    かんきょう課長            永 延  喜 男
    健康づくり課長
                       坂 本  正 憲
    (兼包括介護支援センター長)
    福祉事務所長             真 鍋  信 一
    紅葉園長               小 田  久美男
    農政課長               塚 本  高 雄
    道路課長               篠 原  修 一
    都市対策課長             西 田  正 治
    商工観光課長             徳 永  憲 一
    下水道課長              水 町  良 信
    市立病院総務課長           右 田  喜 俊
    市立病院医事課長           中 村  正 暢
    監査事務局長             後 藤  安 男
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎
    教育委員会学校教育課長        角    恵 子
    教育委員会社会教育課長
                       田 中  僚 一
    (兼中央公民館事務長)
    教育委員会人権・同和教育課長
                       城 戸  秀 穂
    (兼人権・同和対策室参事)
    消防本部総務課長           井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           大 籠  敏 昭
    水道課長               大 籠    修



                 議事日程第1号
                      平成18年12月8日午前10時開会・開議   

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  諸般の報告
 第3  議案第82号から第105号まで及び議員提案、並びに報告第11号から第12号の上程、     提案理由説明

     (全員協議会)

     (議員互助会)

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                午前10時1分 開会
○議長(大藪健介 君)
 おはようございます。本日の出席議員は21名で、定足数に達しております。
 これより平成18年第25回筑後市議会定例会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(大藪健介 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(原口英喜 君)
 おはようございます。御報告を申し上げます。
 本日招集されました第25回筑後市議会定例会の日程につきましては、去る12月1日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日8日より22日までの15日間とすることで、議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(大藪健介 君)
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日から12月22日までの15日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月22日までの15日間と決定いたしました。
△日程第2 諸般の報告
○議長(大藪健介 君)

 日程第2.諸般の報告をいたします。
 定期監査として、農政課、水路課、かんきょう課、市民課、健康づくり課、福祉事務所、下水道課、道路課、会計課、学校教育課、羽犬塚中学校、筑後中学校、筑後北中学校、例月出納検査として、平成18年度7月から9月分の報告書並びに議会だより編集特別委員会の研修報告書をお手元に配付いたしておりますので、御報告にかえさせていただきます。
△日程第3 議案上程・提案理由説明
○議長(大藪健介 君)
 日程第3.議案第82号から議案第105号までと議員提案並びに報告第11号から第12号までを上程いたします。
 まず、市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。本日ここに、第25回筑後市議会定例会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 ただいま上程されました議案第82号から議案第105号まで並びに報告第11号から報告第12号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第82号 筑後市副市長の定数を定める条例制定について及び議案第83号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について申し上げます。
 地方自治法の一部が改正され、平成19年4月1日から、市町村の助役にかえて副市町村長を置き、その定数を条例で定めること、収入役を廃止し会計管理者を置くこと、吏員制度を廃止することとなりました。これに伴い、副市長の定数を定め、関係する条例を改正するものであります。
 議案第84号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、障害者自立支援法の施行に伴う地方公務員災害補償法の改正に準じて、介護補償について改正するものであります。
 議案第85号 筑後市人材育成基金条例等を廃止する条例制定については、実質公債費比率対策の財源として活用するために各種特定目的基金を廃止するものであります。
 議案第86号 筑後市保育所設置条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 筑後市の公立保育所については、桜保育所と筑後保育所を運営してきましたが、桜保育所については平成19年度末をもって廃止し、平成20年度から学校法人九州大谷学園へ経営移譲することに伴い、条例を改正するものであります。
 議案第87号 筑後市養護老人ホーム設置条例を廃止する条例制定については、養護老人ホーム紅葉園を平成18年度末をもって廃止し、平成19年度から社会福祉法人桜園へ経営移譲することに伴うものであります。
 議案第88号 筑後市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、国民健康保険運営協議会の効率化と行政改革を推進するために委員定数を16人から13人に減員すること及び健康保険法の一部改正に伴うものであります。
 議案第89号 平成18年度筑後市一般会計補正予算について申し上げます。
 今回の補正は、1,756,665千円を増額し、歳入歳出予算総額を16,731,008千円とするものであります。
 歳出の主なものについて申し上げます。
 各款共通の職員人件費及び特別会計への人件費繰出金は、機構改革や人事異動等に伴う予算の組み替えであります。また、第2款では、勧奨による退職手当を計上しております。
 第2款.総務費の財産管理に要する経費は、実質公債費比率対策の財源として土地開発基金を廃止することに伴い、基金で保有している普通財産を買い戻すものであります。
 国県支出金等返還金は、前年度に超過して交付された生活保護費国庫負担金等の返還金であります。
 第3款.民生費の重度心身障害者医療に要する経費は、支給対象者の増加などによるものであります。
 国民健康保険特別会計繰出金は、基盤安定負担の額が確定したものであります。
 介護保険特別会計(保険事業勘定)繰出金は、保険給付費の減額及び前年度決算の精算分などであります。
 学童保育事業に要する経費は、県費補助金の内示に伴い、障害児受入加算額及び指導員健康診断費を増額するものであります。
 第4款.衛生費の病院事業繰出金は、市立病院退職予定者の一般会計在職期間に相当する負担であります。
 予防接種に要する経費は、予防接種法の改正に伴い、麻疹及び風疹の予防接種が増加したものであります。
 健康診査事業に要する経費は、健診期間見直しに伴い、受診者が増加したものであります。
 訪問指導事業に要する経費は、メタボリックシンドローム対策として行う県委託事業の確定に伴うものであります。
 第6款.農林水産業費の園芸作物振興に要する経費は、県補助事業の活力ある高収益型園芸産地育成事業の追加採択などによるものであります。
 水路改良事業に要する経費は、水路護岸の崩壊により隣接家屋への被害が危惧され、緊急を要することから、本年度に測量調査を実施するための組み替えであります。
 農業施設整備等事業に要する経費は、実質公債費比率対策として、土地改良事業借入金の繰り上げ償還を行うための元利償還金補助金であります。
 圃場整備推進に要する経費は、クリーク防災機能保全対策事業筑後西部前期地区の採択申請作成に関する県、市の業務分担変更に伴い、予算を組み替えて減額するものであります。
 第8款.土木費の道路新設改良事業に要する経費は、事業計画の見直しに伴う予算枠内の組み替えであります。
 第10款.教育費の一般管理に要する経費は、松原小学校改修工事の耐震診断委託料を減額し、小・中学校の耐震化優先度調査委託料に組み替えるものであります。
 奨学事業に要する経費は、株式会社大藪組様から寄附金をいただきましたので、奨学会積立金とするものであります。
 学校管理に要する経費は、浄化槽撤去等を含む下水道接続工事の増額であります。
 公民館事業に要する経費は、溝口南公民館建設の補助金であります。
 第12款.公債費の市債の元金償還金は、実質公債費比率対策として行う縁故債の繰上償還金であります。
 歳入予算については、地方特例交付金55,964千円、国・県支出金58,636千円、繰入金1,314,145千円、繰越金178,941千円、諸収入135,619千円などを増額しております。なお、諸収入についてはシニアプラン返還金であります。
 繰越明許費補正は、県の標準仕様書及び事業調整に時間を要したため、翌年度に繰り越す必要がある、ふくおかコミュニティ無線整備事業などであります。
 債務負担行為の追加は、子育て支援拠点施設整備事業の設計委託料及び新年度直ちに発生する業務のうち、年度開始前に入札等事務手続を必要とする広報ちくご印刷製本費などであります。
 議案第90号 平成18年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算は、職員人件費の減額などであります。
 議案第91号 平成18年度筑後市老人保健特別会計補正予算は、国庫支出金の確定に伴う歳入の組み替えなどであります。
 議案第92号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算は、職員人件費の増額及び介護保険給付費の執行状況に伴う組み替えなどであります。
 議案第93号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算及び議案第94号 平成18年度筑後市下水道事業特別会計補正予算は、職員人件費の増額などであります。
 議案第95号 平成18年度筑後市病院事業会計補正予算は、勧奨による退職手当等職員人件費及びシニアプラン返還金などであります。
 議案第96号 平成18年度筑後市水道事業会計補正予算は、シニアプラン返還金であります。
 議案第97号 市道路線の認定については、山ノ井川河川敷堤防道路を県から占用し、市道として一般供用するものであります。
 議案第98号 建設工事請負契約の締結については、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき、(仮称)南西部団地第1期建設工事(建築工事)の請負契約を締結するものであります。
 議案第99号及び議案第100号の財産の無償譲渡については、平成19年4月1日からの筑後市老人ホーム紅葉園の経営移譲及び平成20年4月1日からの桜保育所の経営移譲に際し、建物の無償譲渡について地方自治法第96条第1項第6号に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 議案第101号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の減少について及び議案第102号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の減少については、八女郡上陽町の八女市への編入合併に伴い、それぞれを組織する地方公共団体の数を減少することについて、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
 議案第103号 八女・筑後広域市町村圏事務組合規約の変更について、議案第104号 八女西部広域事務組合規約の変更について及び議案第105号 山の井用水組合規約の変更について申し上げます。
 地方自治法の一部が改正され、収入役を廃止して会計管理者を置くこととされたことなどに伴い、規約を変更する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
 報告第11号及び報告第12号の専決処分については、損害賠償の額を定めるもので、かんきょう課職員が可燃ごみ収集業務中、原動機付自転車と接触し損害を与えたもの及び台風13号により倒れていた街路樹に通行中の車両が接触し損害を与えたものであります。
 いずれも相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分したので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告するものであります。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終わります。
 次に、議員提案、議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案者であります原口英喜議員より提案理由の説明を求めます。
◆14番(原口英喜 君)
 提案理由の説明を申し上げます。
 議員の報酬につきましては、去る7月19日に特別職報酬等審議会より、市長に対する答申がなされたところでございます。
 答申の内容としては、据え置きとなっております。しかしながら、市長を初め助役と教育長は給与を条例で定められた金額より減額しています。
 今議会において執行部より実質公債費比率が18%を超えないように基金を取り崩して繰り上げ償還を行うことが提案されております。全国的に地方自治体の財政は悪化しており、本市も決して例外ではありません。
 この際、我々議員も痛みを分かち合うべきであると考え、ここに条例改正を提案するものであります。内容としては、現議員の任期中の議員報酬を来年1月1日から4月29日まで3%減額するものであります。
 慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 以上で原口議員の提案理由の説明を終わります。
 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午前10時20分 散会