平成19年 3月 定例会(第26回)

           平成19年3月12日(月曜日)

                                (午前10時00分開議)


1.出席議員(21名)

    1番  若 菜  道 明         12番  池 田  光 政
    2番                   13番  島    啓 三
    3番  山 下  元 生         14番  原 口  英 喜
    4番  矢加部  茂 晴         15番  水 町    好
    5番  緒 方  幸 治         16番  永 松  康 生
    6番  五十嵐  多喜子         17番  田 中  瑞 広
    7番  中 富  正 徳         18番  永 田  昌 己
    8番  坂 本  好 教         19番  村 上  知 巳
    9番  田 中  親 彦         20番  北 島  スエ子
    10番  入 部  登喜男         21番  貝 田  義 博
    11番  篠 原  千 三         22番  大 藪  健 介

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  冨 久  義 樹
    庶務係長  田 中  敬 士
    書  記  小 林  志 麻


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    助役                 中 村  征 一
    教育長                城 戸  一 男
    市長公室長              一ノ瀬    諭
    総務部長               加賀田  慎 一
    市民生活部長
                       徳 永  知英子
    (兼福祉事務所長兼人権・同和対策室長)
    建設部長(兼水道局長)        馬 場  正 利
    環境経済部長(兼水路課長)      鬼 丸  則 行
    市立病院事務局長           庄 村  國 義
    教育部長               平 野  正 道
    消防長(兼消防署長)         堤    秀 信
    総務課長               木 庭  雄 二
    まちづくり課長            宮 原  一 壽
    市長公室参事             木 本  吉 彦
    税務課長               野 田  広 志
    女性政策課長
                       永 松  三 夫
    (兼勤労者家庭支援施設館長)
    会計課長               村 上  春 夫
    市民課長               山 口  辰 樹
    かんきょう課長            永 延  喜 男
    健康づくり課長
                       坂 本  正 憲
    (兼包括介護支援センター長)
    紅葉園長               小 田  久美男
    農政課長               塚 本  高 雄
    道路課長               篠 原  修 一
    都市対策課長             西 田  正 治
    商工観光課長             徳 永  憲 一
    下水道課長              水 町  良 信
    市立病院総務課長           右 田  喜 俊
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)  中 村  正 暢
    監査事務局長             後 藤  安 男
    農業委員会事務局長          塚 本  貮 郎
    教育委員会学校教育課長        角    恵 子
    教育委員会社会教育課長
                       田 中  僚 一
    (兼中央公民館事務長)
    教育委員会人権・同和教育課長
                       城 戸  秀 穂
    (兼人権・同和対策室参事)
    水道課長               大 籠    修
    消防本部総務課長           井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           大 籠  敏 昭


              議事日程第3号
                      平成19年3月12日午前10時開議      

 第1  議案第1号 筑後市監査委員条例の一部を改正する条例制定について     
                                     質疑応答
 第2  議案第2号 筑後市附属機関の設置に関する条例及び特別職の職員で非常勤のも
           のの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定につ
           いて                        質疑応答
 第3  議案第3号 筑後市長、助役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条
           例制定について                   質疑応答
 第4  議案第4号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                     質疑応答
 第5  議案第5号 筑後市退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について   
                                     質疑応答
 第6  議案第6号 筑後市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について  
                                     質疑応答
 第7  議案第7号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について  質疑応答
 第8  議案第8号 筑後市立病院居宅介護支援事業所設置条例を廃止する条例制定につ
           いて                        質疑応答
 第9  議案第9号 筑後市介護予防拠点施設の設置及び管理に関する条例制定について
                                     質疑応答
 第10  議案第10号 筑後市敬老祝金条例を廃止する条例制定について    質疑応答
 第11  議案第11号 ちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例制定について 質疑応答
 第12  議案第12号 筑後市都市公園条例の一部を改正する条例制定について 質疑応答
 第13  議案第13号 筑後市公園条例の一部を改正する条例制定について   質疑応答
 第14  議案第14号 筑後市自転車駐車場条例制定について         質疑応答
 第15  議案第15号 筑後市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正
           する条例制定について                質疑応答
 第16  議案第16号 筑後市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関す
           る条例の一部を改正する条例制定について       質疑応答
 第17  議案第17号 筑後市公民館条例の一部を改正する条例制定について  質疑応答
 第18  議案第18号 筑後市勤労者家庭支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改
           正する条例制定について               質疑応答
 第19  議案第19号 サザンクス筑後設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例
           制定について                    質疑応答
 第20  議案第20号 平成18年度筑後市一般会計補正予算(第8号)     質疑応答
 第21  議案第21号 平成18年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   
                                     質疑応答
 第22  議案第22号 平成18年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第3号) 質疑応答
 第23  議案第23号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
           4号)                       質疑応答
 第24  議案第24号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘
           定)補正予算(第4号)               質疑応答
 第25  議案第25号 平成18年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)    
                                     質疑応答
 第26  議案第26号 平成18年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)   質疑応答
 第27  議案第27号 平成18年度筑後市水道事業会計補正予算(第2号)   質疑応答
 第28  議案第28号 平成19年度筑後市一般会計予算            質疑応答
 第29  議案第29号 平成19年度筑後市国民健康保険特別会計予算      質疑応答
 第30  議案第30号 平成19年度筑後市老人保健特別会計予算        質疑応答
 第31  議案第31号 平成19年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算    
                                     質疑応答
 第32  議案第32号 平成19年度筑後市介護保険特別会計(地位包括支援センター事業勘
           定)予算                      質疑応答
 第33  議案第33号 平成19年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算    質疑応答
 第34  議案第34号 平成19年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算   質疑応答
 第35  議案第35号 平成19年度筑後市下水道事業特別会計予算       質疑応答
 第36  議案第36号 平成19年度筑後市病院事業会計予算          質疑応答
 第37  議案第37号 平成19年度筑後市水道事業会計予算          質疑応答
 第38  議案第38号 市道路線の認定について               質疑応答
 第39  議案第39号 市道路線の認定変更について             質疑応答
 第40  議案第40号 訴えの提起について                 質疑応答
 第41  議案第41号 第四次筑後市総合計画を定めることについて      質疑応答
 第42  議案第42号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減について 
                                     質疑応答
 第43  議案第43号 福岡県自治振興組合規約の変更について        質疑応答
 第44  議案第44号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減
           について                      質疑応答
 第45  議案第45号 福岡県市町村災害共済基金組合規約の変更について   質疑応答
 第46  議案第46号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合規約の変更について  
                                     質疑応答
 第47  議案第47号 花宗用水組合規約の変更について           質疑応答
 第48  議案第48号 船小屋温泉振興組合規約の変更について        質疑応答
 第49  議案第49号 国営造成施設管理体制整備促進事業(操作体制整備型)の事務の委
           託について                     質疑応答
 第50  議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置について     質疑応答
 第51  議案第51号 専決処分の承認について(平成18年度筑後市一般会計補正予算(第
           7号)                       質疑応答
 第52  議案第52号 筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について    
     (議員提案)                          質疑応答
 第53  報告第1号 筑後市国民保護計画の作成について          質疑応答
 第54  報告第2号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)    
                                     質疑応答
 第55  議長発議  特別委員会の設置について 上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第56  諸般の報告について                       質疑応答
 第57  議案委員会付託                             
 第58  陳情書委員会送付                            
 第59  委員長審査報告                             
 第60  議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置について     討論採決

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                 午前10時 開議
○議長(大藪健介 君)
 おはようございます。本日の出席議員は20名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第3号により行います。
 これより全議案の質疑に入ります。
△日程第1 議案第1号
○議長(大藪健介 君)
 日程第1.議案第1号 筑後市監査委員条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第1号の質疑を終結いたします。
△日程第2 議案第2号
○議長(大藪健介 君)
 日程第2.議案第2号 筑後市附属機関の設置に関する条例及び特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第2号の質疑を終結いたします。
△日程第3 議案第3号
○議長(大藪健介 君)
 日程第3.議案第3号 筑後市長、助役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆1番(若菜道明 君)
 皆さんおはようございます。1番若菜でございます。私たちの任期も4月29日ということで、次期に私の議席がここにあるか何かもわかりませんので、この3号議案について、私、たびたびとは申しませんが、貝田議員の同和と一緒で、私はこれについては非常に関心がありますので、市長、ひとつよろしく答弁を、先ほど言ったように最後の質問になるかもわかりませんので、よろしくお願いします。
 この3号議案、市長、助役及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてということで、条例の改定が上程されておりますが、これについては昨年の5月17日より特別職報酬等審議会が5回ほどなされたと思いますが、その審議会の担当である市長公室長において、この審議会の内容をひとつここで、詳しくと言うとなんですけど、ある程度争点になった点について説明をお願いいたします。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 おはようございます。御質問にお答えしたいと思います。
 昨年の7月19日に特別職報酬等審議会より答申がなされたところであります。答申の内容については、さきに皆様方に御報告したとおりでありますけれども、審議会の中で5回ほど審議をやりまして、各界の代表の方が見えておりますので、それぞれの御意見がございました。総体的には答申の中できちんと出しておりますように、当面については、市長、助役、教育長の給料、それから議長、副議長及び議員の報酬については据え置くことが適当であるという結論が出ておるわけでありますけれども、審議の中では、今の市長、助役、教育長の給与が各市町村、または全国的な市町村の状況とどうなっているのかという比較論が出てまいりました。類似都市と申しまして、筑後市とほぼ人口も変わらない都市の比較を、全国的に集めるだけの資料を集めて比較を行ったところであります。そういう比較。さらには、近隣の市町村の状況等を踏まえて、市長、助役、教育長については据え置きするのが妥当であるという御意見がまとまったところであります。議員についても同じような御意見でまとまったところであります。一部に、市長、助役、教育長については高過ぎるとか、安過ぎるとか、議員についても安過ぎるとか、高過ぎるとか、さまざまな意見が出たところであります。
 ただ、総体的に、審議会の意見を統一した中では、据え置くということで意見の一致を見たところであります。
◆1番(若菜道明 君)
 私が聞いておるところでは、まず第1回目の審議会が招集され、その中で意見が出たのは、この審議会の中では意見の一致を見て答申すると、両論併記ということじゃなく。そして、5回も行われたということは、私が聞いているところではですよ、私も審議会の中で何人かの方はよく知っておりますし、12月議会の一般質問でも、そのときその委員さんも傍聴にも来ておられたと、これは公室長も存じておられると思います。そして、その中で5回も開かれたということは、なかなか意見の一致を見なかったと。それと、最終的には、今、公室長が述べられたとおりですけど、その中で減額、私がいつも言っている、市長のパフォーマンスというかスタンドプレーというか、そういう点は、これは市長は見解の相違と言われて、12月議会か、その前のときもいつか言われたと思いますが、その減額についても非常に議論がなされたと、こういうふうに聞いておりますが、それは間違いありませんか。私は一般質問では軽くそれだけちょっと言いましたが、今の答弁ではそれは言われませんでしたが、どんなですか。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 審議会の中では、質問議員が言われますように、市長、助役、教育長の単年度と申しますか、時限的なカットを現在行っておりますけれども、これに対してきちんと条例を改正したらどうかという意見も出たところであります。
◆1番(若菜道明 君)
 それで、そこいらがですね、私は、この審議会は私が覚えている範囲では私が議員になって3回ほど行われたと思います。私が知っている範囲では、私が議員になって1年ぐらいして馬場市長のとき1回、そして、今度は現市長になられて、3年か4年ほど前に1回と昨年の5月と、こういうふうに記憶にありますが、このたびの答申の中で、私がある審議委員の人からもらった答申の内容は、今回は特に審議会の答申を尊重するようにと。今までの2回とは全然違うような、そういう何というか、意見の一致ということでの条件というか、附帯条件というか、そういうふうで尊重ということを非常に答申の内容に入れるようにと、こういうことを聞きましたが、それは本当でしょうか、どんなですか。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 市長、助役、教育長、さらには議員様方の給与、報酬についてどうなのかという諮問をして審議会が答申を出します。基本的にそれらについては、尊重するというのが基本的な中身だと考えておりますし、審議会の中でそういうものをきちんと盛り込めという御意見もあったことは事実であります。
 ただ、もともと市長が諮問して、答申を審議会がされると、市長はそれを基本的には尊重するというのが今までのそういう経過になっておりますので、当然、尊重するのは当たり前ということで受け取っておるところでございます。
◆1番(若菜道明 君)
 私は、公室長をそう責めるということは、いろいろな面でも指導を願っておるわけですからそうしたくはありませんが、役目としてというか、市長公室長という立場で、当然、そういう文書には、今回じゃなく、3年前と7年ぐらい前のことと当然文書の中は違っていると私は聞いておりますので、そういう点も私は12月議会のときは細かく申しませんでしたが、その答申の内容というか、その審議会の内容をよく市長に話されてということも公室長にはお願いをしておったし、そこいら辺は十分、市長や助役や教育長には話しておられるわけですか。ただ、答申書というか、それを見せられただけですかね、どんなですか。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 今言われましたことなんですけれども、ちょっとさっきの答弁につけ加えたいと思います。
 基本的には、今までは最終的な結びが、市長、助役、教育長の給与額並びに議長、副議長及び議員の報酬額については据え置くことが適当であるというふうな意見で終わっているんですけれども、今回については、それに先ほど申した分も含めて、市長におかれては本答申を十分に尊重され、市政の発展に努力されることを審議会として希望しますという後段がつけ加えてあります。それについては市長も当然、会長から答申を受けておりますので、御理解をいただいております。
 ただ、事務局としては、審議会の状況はお伝えしますけれども、事務局でどうのこうのということではありませんので、審議会からあくまでも答申の中でそのことをつけ加えて言ってあるということであります。
◆1番(若菜道明 君)
 これだけ市も財政的に苦しいと言っているとに、やはり今回は5回もなされたと。審議委員さんが10名ですかね、そうすると、全員出席されれば1回で45千円の費用が要る、また職員の方も公室長等も1人か2人入られて、その人件費にしてもかなりな負担になると思います。それを5回でなされておるということは225千円、委員さん全員出席されればですよ。しかし、今までとは、過去2回とは違う雰囲気というか、やはりその減額ということも非常に審議委員の皆さんは、それだけじゃないけど、やはり議論の対象というか、意見の一致がなかなかそこいらでも見られなかったと。こういうふうで、私はそういうふうな5回もこの財政難のとき開かれたということも思うし、また、市長も先日からの一般質問の中でも、こういう軒並みと言うとなんですが、いろいろ市長の、そういう市長だけじゃなし三役の減額ということは、幾らかこれについては、批判とは思いませんが、私の考えとしてはどうかなというような答弁もなされたと思いますが、私もこの議会の始まる前、ちょっと市長にも申したように、今回で市長に対する質問が最後にひょっとすっとなるかしれませんし、私は市長選挙においてもどちらかというと市長を応援はしておりません。それで、市長を応援した支持者に対しても、私が言うとを取り入れれば、非常に市長も立場が苦しい立場になるかしれませんが、本当にやはり法を守るというか、この880千円というとも市長が提案され、議会がそれを承認して市長の給料が決まるわけですね。それをまた減額するということは私は非常におかしいと。これは私たちが市長の給料は80千円ですよと、こう提案して決めたとなら、それが高過ぎるから減額というんならわかるけど、こういう例はですね、例えば、商品を売ると。今禁止されておりますが、10千円のとを8千円にしますよと。これも公取委から今、不当表示か何かということで禁止されていると思います。それと同じとは申しませんが、やはりみずからの給料はこの議会に、市長の給料は、報酬は880千円と、月額。これ市長が提案されているわけでしょう。そうしたなら、今度は2割減額なら、もう2割減額で880千円から176千円かな、引いたところで、その本体を提案されるがいいんじゃないですか、どんなですかね。
 市長、私も戦前生まれ、市長も戦前生まれで、非常に頭がかたく頑固と思いますし、私も脳にも障害を受けましたが、市長もクモ膜下出血で同じ脳の障害を受けて、非常に頑固になっておられるかわかりませんが、ひとつ本当に真剣に考えられて、市長も幾らか、先日からの一般質問では、どうもそれに対して本当は乗り気じゃない、よその市町村もするからというような私は感じを受けましたがね。答弁お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 私のクモ膜下出血は27年前でございまして、完全に完治をして、私の頭は極めて柔軟だというふうに自分なりには思っております。
 さてそこで、若菜議員からは再三の御質問をいただいておりまして、私は毎回同じ答弁をしておるというふうに思いますが、特別職にある者の給与はみずからが幾らだというふうに決める筋のものではないと。したがって、報酬特別委員会をわざわざ設置していただいて、委員の皆様方に幾らの給与が妥当、ふさわしいかということをお決めいただいて、それを我々特別職はおいただきをするというものが基本だというふうに思っております。したがって、特別職報酬等審議会から据え置き、つまり私は月額880千円であるという御判断をいただいたということは、それをありがたく受けとめるというのが筋だというふうに思っております。
 さはさりながら、現状の今日の財政が厳しい中で、市民の皆様方にもるるいろんな意味で、本来ならば市民として当然受けるべきところが制約される部分というものもいっぱいあろうかと思いますので、特別職である私どもも本来のもらうものはこれだけであるけれども、やはり財政の多難な折からこういうぐあいに、今回1割からさらに1割アップして2割の削減をしたいと思っておりますということをこの議会にもお示しをしているわけでありまして、市民の皆さん方にも御理解をいただきたいと思っているわけでございます。
 そこで、先ほど御質問にありましたように、私がいかがかなと思うのは、選挙のときに、我々は選挙をやるわけでございますが、有権者の皆さん方にやたらとですね、自分が当選したら幾らカットする、退職金も要らない、カットする、そういう議論をするのは、いかにも有権者におもねておるようで、私としてはそういう考え方には立ちません。したがいまして、さきの選挙におきましても、人件費総枠の努力をしてカット、削減するということは申しましたけれども、私自身が幾らカットしますということは言っていないわけであります。
 ただ、周辺の選挙、ついこの間のみやま市も含めましてるるありました中では、残念ながらそういう私の、あえてこの議場で申し上げますが、有権者にこびを売るような首長の姿勢というものに対しては、いかがかなと思っておるところでございます。
◆1番(若菜道明 君)
 市長が申されたと、私も同じです。しかし、例えば、補助金の例も言われましたが、補助金は、例えば、今1,000千円やっているとは今年度から100千円カットして900千円と、こうなるわけですね。しかし、それは1年だけで、その次は900千円を維持するか、維持せんかで、その1,000千円はもうなくなってしまうわけですよ。しかし、市長の今度の減額なんかは、880千円というとはまだそのままあるわけでしょうが。そうでしょう。それでちょっと違うと思うですよ、その例とは。
 それと、それは答申を尊重すると。尊重するなら、やはり880千円でそれを貫いて、私は下げろと言っているわけじゃありません。市長ぐらい一生懸命されてするなら、1,000千円でもそれはいいと私は思うですよ。しかし、市長がみずから私の給料は880千円、本当は880千円ですけど、それから2割カットしたとでいいですよと、こう言われるなら本体を変えたならどうですかと私はそれを言っているわけです。そうすると、市長も言われたように、選挙前に何と言われる。市長はずうっと来年もするならずうっとやはり、今さっきちょっと批判と言うとなんですけど、選挙前に何というとも、これは選挙までずうっと市長が出られるか、出られんか、次にわかりませんが、ずうっと行くわけですよ。一つも変わらないと思うんですよ、そうすれば。
 それは見解の相違でしょうけど、もう一回答弁お願いします。
◎市長(桑野照史 君)
 少なくとも、一昨年の11月13日の市長選挙の投票日のときに、筑後市の有権者の皆さん方に私はその約束はしておりません。したがいまして、有権者の皆さん方は、私が幾らカットするから、あの市長に入れようというような判断の材料にはなっていないと思います。
 だから、私はやっぱり、それから後のいろんな筑後市の置かれておる財政の中で、選挙を意識したおもねりではなく、みんなでやはり厳しいときには、みんながやっぱり我が身も削るような思いを示すという市長の姿勢というものは必要ではないかという判断で、今議会に2割とそれぞれ1割の削減をお願いしておるわけでありまして、るる私も説明しております私の心中というのは、少なくても有権者の皆さん方には御理解いただけるんではないかなと判断しておるところでございます。
◆1番(若菜道明 君)
 それは、市長を支持される方、支持されない方でも、ほとんど無関心と言うとなんですけど、それは、私は余り関心が市民の方はないと。ただ、市長が、例えば、三役でも同じ、広報なら広報にカットと、今度の新聞にはカットと、2割カットですかね、こういうふうに新聞にやはり出るわけですよ。そうすると、来年はどうか知りませんよ。それで、やはりそういうとはカットということより、ぴしっと初めから本体を、本体というか、専門用語は知りませんが、880千円を外してしまって176千円引いた704千円ですか、それを市長の報酬とすると、月額。助役は助役が幾らと。そしてまた、財政的に幾らか余裕の出れば、また当然堂々と、1,000千円なら1,000千円でも出されていいと思いますよ、私は。そこいら辺はどんなですか。どうしても変えないですか、見解の相違。馬場市長のあれを踏襲するとも答弁されておりますが、そこいらは馬場市長の影と。馬場市長は3年間しかこれはされておりません。桑原市長になって6年目と思いますよ、どんなですか。
◎市長(桑野照史 君)
 冒頭に申し上げたと思いますが、私ども特別職の給与は我々が決めることではない。今、若菜議員は自分で決めろとおっしゃっていますが、我々が決めることではない。報酬等審議会、市民の代表の方に幾らがふさわしいかということを決めていただく。したがいまして、その方々は880千円がふさわしいとおっしゃったんですから、880千円だろうと思います。私や助役や教育長が自分の給与は幾らだというふうに決めるというシステムにもなっておりませんし、特別職というのは、本来そういうものであろうというふうに思っておるところでございまして、当然のことながら、審議会から、おまえの給料は720千円にせろと言われれば、喜んでそれを受けるところでございます。
◆1番(若菜道明 君)
 じゃあ公室長、もう一回聞きますが、今度こういう長引いた、5回もされたということは、やはり減額が非常に、私は聞いているとは問題になったと。それで答申の中にも、当然この金額を尊重せろと。尊重せろという、その考え方の相違と言われるかしれませんが、尊重せろということは減額はできるなら避けてくれということとも私は思いますよ。それは両方意見があったと。しかし、全会一致ということが原則だから歩み寄ったと。それで、そういうふうな尊重していただくようにと。これは私が聞いた範囲だからですね、どこいらがどうか知りませんが、私が聞いた範囲はそう聞いています。私の息子も審議委員におりましたが、私は一切息子とはそういう話はしておりませんが、ほかの委員さんから、それはこういうことになりましたということも聞いておりますが、どんなですか、そこいらは。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 審議会の中では、先ほどから申しますように、いろんな代表の方が見えてありますので、それぞれ自分の御意見を言われます。当然、その中で現在行っております市長、助役、教育長の減額ですね、附則による減額についても御意見は出たところであります。そのほかに市長、助役、教育長の退職金の問題、さらには市会議員たちの議会活動と報酬の関係で高い、安いというさまざまな意見が出ましたけれども、5回あった中には、若菜議員が言われるような市長、助役、教育長のカットの問題だけではなく、議員の報酬についても筑後市は高過ぎるとかいう意見もかなり出たところであります。そういう意見をまとめるのに5回かかったということで、総体的には、当然意見の一致を見て一つの答申という形にまとめなければなりませんので、据え置きという形になっておりますし、答申については当然、今でも尊重されておりますし、今回もそのことについては当然尊重されるということで、後段にその文書をつけ加えられていると。
 質問議員が言われる部分も若干含んでおりますけれども、総体的には今までの形とほぼ同じような形で答申がなされたと。ただ、審議会の中でさまざまな意見が、今回だけではなしに過去も意見がさまざま出ております。その中でやはり一つの意見にまとめるという形で、そういうふうな意見をまとめるという形で今までなされておったということで御理解いただきたいと思います。
◆1番(若菜道明 君)
 今の減額の意見については、前回は会長さんも違っておったが、私が聞いている範囲では、前回は減額については、おのおの三役の意思というか、これに任せると、委員会の中ではですよ、そういうふうな話でまとまったということも聞いておりますし、今回はそれが、これはいかないというか、尊重という言葉でかえておるということも聞いておりますが、私が余り長く市長を責めるというか、質問をすると、非常に市長から嫌われて、大変なことになるかもしれませんからですが、これはちょっと違いますが、公室長も前は商工観光課におられたし、私がちょっと質問の中で言いました二重価格というか、ちょっと市長のあれとは違いますが、販売のとき幾らを幾らと、これは禁止されておると思いますが、これは全然関連はしないけど、ちょっとそこいらはわかるなら、どんなですか。
 例えば、10千円のとを8千円に値引きすると。ぴしっと決まっている、法律で決まっているような金額、何か再販というか、何か私は知りませんが、本なんかはもう定価がぴしっと決まっておるわけでしょう。しかし、物なんかなかなか、普通の野菜なんかは決まっていないわけですよ。それで1千円のとを800円に値引きしますてんなんてん言うて、広告出したりなんたりすることは禁止されていると私は思いますが、趣旨からちょっと離れますが、わかれば。
◎市長公室長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 商工観光課長をかわってもう1年近くなりますので、忘れております。二重価格の問題を先ほど言われたんですけれども、特定の商品については、再販価格ということで、そういう規制があるものもあるということは存じております。
◆1番(若菜道明 君)
 それで、広告は今は全然、例えば、スーパーの、量販店の広告も幾らを幾らとは全然書いていないと思います、私もよく見ておりますが。私も気に入らないことを、この問題については質問をしますが、まあ柔軟にひとつ考えてもらって、今後これがいつ終わるかということを私も見守っていきますので、よろしくお願いします。
 これで終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第3号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第4号
○議長(大藪健介 君)
 日程第4.議案第4号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第4号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案第5号
○議長(大藪健介 君)
 日程第5.議案第5号 筑後市退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第5号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案第6号
○議長(大藪健介 君)
 日程第6.議案第6号 筑後市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 二、三お尋ねをいたしますが、電柱類に関しては以前も何回か質問をしたことがありますが、実際今何本あって、把握についてはどのようにつかんでおられるのか、お答えを願いたいと思います。
 それから、自販機についても今現在つかまれている数。それから、これについては、全く施設の側の自由裁量に任せられておるのか、設置については。相当やっぱり売り上げは上がっているということですので、やはり、今度指定管理者にも移行されたわけでありますから、当然、かなりの売り上げになっているというふうに思うんですけども、その設置についての裁量はどのようになっているのか、お答えを願いたいと思います。
 それから、その他の工作物についても、この件数についてお答えを願います。
◎会計課長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 電柱類につきましては、道路課の方から答えてもらうと思いますが、自販機につきましては、現在まで全く行政財産の使用料条例の中には上がっておりませんでしたので、それぞれのところで対応をしておるということで、今対応しております。
 それでは、よその市町村の例も見まして、全部ではありませんが、かなりのところで行政財産の使用料条例の中に自販機の部分もうたってありますので、当市でもそういうことで入れたということでございます。
 また、その他の工作物ということにつきましては、現在のところ対象はないというふうに思っております。もし、いろんなものが出てきた場合について、対応する部分で上げたところでございます。
◎道路課長(篠原修一 君)
 電柱の本数につきましては、ちょっと手元に資料がございませんので、後でお知らせしたいと思います。
 電柱につきましては、九電の電柱と電話柱とございますけど、今のところは年間に九電の方が910円、それから、電話柱が年間に340円を占用料としてもらっているところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 電柱類の数については、また予算でも出てくると思うんで、そこでも結構ですけれども、数はきちんとつかんでおいてもらいたいというふうに思いますが。
 910円、340円というのはこの間、以前、私は何十年も変わっとらんじゃっかと指摘したことがあるんですけれども、この点の協議あたりについてはどのようにかされているのか。よそから比べて安いということを指摘したこともあるんですけれども、実態はどうなっているのか、お答えを願います。
 それから、自販機ですけれども、つかんでいないということでしたけれども、全く施設の運営方針に基づいて何個つけても別に構わないという、そういう状況になっているんですか。私は、確かに利用者側からするならばいろんなのがあればいいんですけれども、やはり、いつかもちょっと指定管理者にするときに若干議論になったかと思いますけれども、やはり、例えば、ふさわしいもの、ふさわしくないもの、いろいろあるんですけれども、そういうことではですね、やはり一定、全く任せっきりというのは、これはちょっといかんじゃろうだというふうに思うんですけれども、その点についてはどのようになっているのか。それと、これは金額がよそと比べてどうか、ちょっと私はわかりませんが、当然、さっきも申したんですけれども、相当、売り上げ、利益が出ているということからするならば、どのくらいのところでというふうに、ちょっと判断基準というか、その設置料については考えておられるのか、お答えを願います。
 それから、その他の工作物が現在ではないということですけれども、よそでは、例えば、どういうものがその他の工作物として上がってきているのか、今後考えられるのか、お答えを願いたいと思います。
 以上、3点。
◎道路課長(篠原修一 君)
 お答えいたします。
 まず最初に、九電柱でございますけど、筑後市につきましては年間910円ということを先ほど述べたとおりでございます。それで、八女市も同じく910円でございます。それから、広川町は500円になっております。電話柱につきましては、八女市と筑後市、同じく340円でございます。広川町は240円の占用料になっております。(173ページで訂正)
 以上でございます。
◎会計課長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 自動販売機の設置場所とか現在の数というのは一応つかんでおりますが、それぞれの行政財産の管理者といいますか、そこそこで現在のところ決まっておりまして、統一性が現在はないというところでございます。会計の方で、よその市町村との研修議題の中でこういうやつが出てきまして、県内の中でも大部分のところが条例の中でうたい込んであるということで、今回、よその現在うたい込んであるところの条例を参考にいたしまして、一番高い金額ではありませんけれども、ほぼ高い、一番高いのに近いところの金額で今回条例に提案させていただいておるところでございます。
 それで、その他の工作物については、ちょっと現在のところ、よその市町村でもそういう例はないかと思っております。ちょっと今のところ予想ができないところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 1点目については、この年間の使用料の金額というのは、例えば、定期的に協議をするような何かそういう形になっているんですか。私が以前指摘したのは、従来、何十年も変わっていないんじゃないかということで、何というかな、増額したような経緯もあると思うんですが、私はやはり時々では、これはやっぱりきちんと協議をして価格を決めるというふうなことの、何かそういう一定のルールみたいなものをつくった方がいいんじゃないかなと思うんですけれども、そのことについてはどう考えられるのか、お答えを願います。
 それから、自販機のことですけれども、今後、こういうことでということで条例を定められるんでしょうけれども、さっき言った権限はもう全く、どういうのを設置しますということも含めて、もう任せっきりなのかどうか。そこだけですね、やっぱり一定、市も協議するか何かそういうふうにしておかないと、設置しました、ついては、それはお支払いいただければ結構でしょうけれども、やっぱり、自販機の中にはその施設の中にふさわしくないようなものも出てくる可能性というか、それがあると思うんで、私はそこら辺をちょっとどうかなという、そのことをちょっとお尋ねしているんですよ。わかっていただけると思うんですけれども、どうですか。それは全くどういうものを設置しても構いませんよと、使用料だけ払ってもらいますと、そういうことじゃちょっといかんと思うんですけれども、どうですか、そこら辺。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 都市対策課におきましては、公園と、昨年から指定管理者に移行いたしました窓ケ原の市民の森のテニスコートに自販機を設置しております。質問議員言われますように、テニスコートにつきましては、テニスコート内に持ち込まれてコートが傷まないように、炭酸とか、そういうのは禁止しておりまして、場所等についても、また、その容器がはんらんすることがないように、そういったことも十分含めて設置者と市の管理者の方で協議をし、設置をさせていただいております。
 それとあわせて、窓ケ原公園に自販機設置されておりますけれども、場所等についても、やはり目立つところということでなくて、やはり邪魔にならないところ、そういうところとか、また他の施設に対して、どうしても容器等の置き場等もございますので、その辺については十分協議する中で設置の許可を出しておるところでございます。
 以上でございます。
◎会計課長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 先ほど都市対策課の方から、公園の部分とか、管理している部分について答えがありましたけれども、一応それぞれ管理、市立病院とかサンコアとかテニスコートとか市役所内とかありますが、それぞれのところの管理者がおりますので、そこで中で協議して、そこの中で今までは全部処理がされておりましたので、使用料等につきましてもばらばらだったわけでございます。ですから、その使用料といいますか、設置することに対する使用料につきましては、よその市町村等もかなりの部分、行政財産使用料条例の中でうたい込んでおりますので、そういう形で、今回設置に対する使用料につきましては全部統一をしようということで提案しておるところでございます。
 ただ、あとの手数料といいますか、売り上げ1本に幾らとか、そういう手数料につきましては、そこそこのところで業者の方と協議をして決まるというふうに思っておるところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 ちょっとくどくなりますが、要するに一定、市内とも事前の協議が出されて自販機の場所、それから、どういう内容のものをということについては、そういうことで全く施設の側に任せっきりというふうにはなっていないということでいいんですね。違うんですか。
◎会計課長(村上春夫 君)
 お答えいたします。
 設置につきまして、中身につきましては、逆にそれぞれ施設管理者に全く任せっきりということでございます。どういうのがふさわしいかということも、例えば、サンコアの中に設置される部分であれば、サンコアの方でどういう中身のやつがいいとか、手数料とかというのはそこで検討されて、そこの方で締結をされていくことでございます。今回出した条例につきましては、そこに設置する、行政財産の中を使用されるわけですから、その部分に対する使用料を決めたということでございます。それが今までそれぞれのところで1台当たり幾ら取ってあったりがばらばらだったり、面積でばらばらだったりしておりましたので、それを市の行政財産につきましては全部統一するということで今回の条例でお願いしておるところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 ちょっと質疑の中身がずれてきているみたいなんで、これ以上述べませんけれども、やはり私は、当然使用料も取るということであるならば、一定、事前に内容を含めて把握しておかないと、ちょっとまずいだろうなというふうに思いますので、その点だけはよく認識していただいて施行をしてもらいたいと思います。
 終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第6号の質疑を終結いたします。
△日程第7 議案第7号
○議長(大藪健介 君)
 日程第7.議案第7号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 1点だけお尋ねをします。
 年間どのくらい、大体この申請が上がってきておるのか。恐らくそんなにないと思うんですけれども、それが世帯単位から個人単位の申請に変わることによってどのくらい、例えば、ふえてくるというふうに考えておられるのか、そのことだけお答え願います。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 お答えをさせていただきます。
 まず、件数ですけれども、17年度が件数でいきますと44件、対象としましては9,294世帯分、金額に直しますと約2,750千円程度ございます。
 先ほどおっしゃいましたように、世帯単位から個人単位に変更することによって、例えば、1世帯2人分の情報を今まで1件だったのが2人になるわけですから、2倍になるというふうにはお考えになるのが当然だと思いますが、今回の法の改正は、今までは簡単に言えばだれでも住民票を閲覧することができたのが、それを公益性の高いものに制限をするというのが、まず法改正の趣旨でございます。したがいまして、今までは一般的な営業の方が、例えば、赤ちゃんが生まれたからベビー用品のダイレクトメール用に使いたいとか、小学校に入学される方の御案内に就学児の年齢のところを調べたいとかいうふうなことができましたけれども、それができなくなります。
 したがいまして、それが昨年の11月1日から施行されておりますので、18年度になりますと8件の2,653世帯、金額に直しますと800千円弱ということで、もう施行と同時に大幅に減になっております。これが約半年分の数字でございますので、19年度につきましては、一般的に非常に公益性が高いものということで、大学とか何らか研究機関の、例えば、統計調査等にする分だけだろうというふうに思っておりますので、19年度の見込みとしては100件程度じゃないかというふうに見込んでおるところでございます。
 御質問のそのように考えられるのは当然だと思いますけれども、法改正の前段が住民票の閲覧を制限するということでございますので、件数的にはふえるどころか逆に大幅に制限をされて減ってくると、そういうことになっておるところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 実際問題は、例えば、業者とかそういう方が多いという話でしたけれども、個人にはどういう、例えば、影響が及んでくるのか、考えられるのか。閲覧という、どういう形で、例えば、個人使用とかというのが出てくるか私はわかりませんが、大体つかんでおられるのはどういうことなわけですか、これは。個人使用の場合の閲覧。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 まず、法律の条文じゃなくて説明でいきますと、個人または法人が閲覧することができる場合を公益性が高いものに限定するということになっております。その公益性が高いというのが、先ほど申しましたように学術的みたいな形が非常に高いもの、それから、その住民票を使った結果、例えば、詳細な調査がきちんと公開をされるもの、そういったものについてのみ閲覧を認めるということになっております。したがいまして、先ほど言いましたように、単なる営業みたいなものにつきましては、もう事実上だめですよということに制限をされるところでございます。
 それから、一般的に言います、例えば、地方公共団体でありますとか、手数料で言いますと免除規定になるようなものが幾つかございます。それにつきましては、もともとが公益性が高いもので、例えば、国がやる統計調査のための住民の選定に使うとか、そういったものでございますけれども、それにつきましては、従前どおり取り扱いとしては閲覧の対象になりますが、もともとが法改正前から、いわゆる手数料は免除をされておりますので、金額的な面でいけば、その分については影響はないと、このように判断をしておるところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 じゃあ確認ですが、市民生活にこの条例が変わったことによって特段に何か影響が出てくるとか、負担がふえるとかということはまず考えられないということで、よろしいんですね、そういう受けとめで。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 市民生活に関しては、御指摘のとおりに御理解をいただいて結構だと思います。繰り返しになりますけれども、今まで何人も見ることができた住民票を見せなくすると、言葉はちょっと適当かどうかわかりませんが、見せなくするというのが今回の法改正の趣旨でございますので、御指摘のとおりに御理解いただいて結構でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第7号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議案第8号
○議長(大藪健介 君)
 日程第8.議案第8号 筑後市立病院居宅介護支援事業所設置条例を廃止する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第8号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第9号
○議長(大藪健介 君)
 日程第9.議案第9号 筑後市介護予防拠点施設の設置及び管理に関する条例制定について、質疑はありませんか。
◆8番(坂本好教 君)
 済みません。古川の拠点施設のことであると思います。この前も一般質問の中で質問をしましたが、私のちょっと記憶が定かじゃないもんで、改めて確認のために質問をさせていただきます。
 たしか、この介護予防拠点施設は中学校区単位で設置されるようなお話だったと思うんで、これは、筑後中学校の範囲の対象者が筑後中学校の範囲なのかということと、それから、ここに市、市長が統括するということは、市が直接これを運営されるということは市の職員がここに何名か出られるということなのか、あるいはここにまた、一部委託することができると書いてあるので、第三者機関に委託をされるのかということをお尋ねしたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 施設としては中学校区、筑後中学校区の施設と思っております。
 それから、委託の関係ですけれども、直接健康づくり課の職員は派遣をしておりません。ただ、健康運動士等を、運営しています会社にその運営等の一部分を委託しているところでございます。
◆8番(坂本好教 君)
 その運営の一部というのは、何というですかね、これは金銭的なものが伴うのは器具の維持管理だけでいいわけですかね。あと、一般的に使われる過程の中で金銭がどうこう動くということはないということで、器具の管理なんかは、さっき言われた管理者の方が維持管理のためにおられるとか、そういった解釈でいいんですかね。ちょっと私が悪いんですけど。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 施設の中に機械を6台入れております。それから、ウオーキングの機械とか、自転車こぎの機械も入れておりまして、そういった関係で健康運動士がその人の個人個人の体調に合った指導をしておりますので、健康運動士1名を委託会社の方から派遣をしていただいております。
 それから、負担金については、その機械を使用する負担金としまして1回当たり100円を徴収しております。
◆8番(坂本好教 君)
 じゃあ、その機械を使われる方が1回使う、1回というのは時間とかなんかあるんですかね。1回というのは、例えば、6台の機械があると言われたんですけれども、1回というのは、例えば、100円コインば入れると10分ぐらいでかちゃっと切れるとかなんか、そういう形になっているのか。ちょっと済みません。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 時間等については限定をしておりません。ただ、どんなにしても2時間ぐらいが限度と思っておりますので、それで1回当たり100円ということで。
◆8番(坂本好教 君)
 大体わかりました。
 ただ、この条例というのは、罰則規定というのは条例にはないんですかね、それだけ。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 この施設を18年の3月に整備しました。すぐにこういった条例をつくっておけばよかったんですけど、ちょっと時間的におくれて提案になったことをおわびしたいと思います。
 罰則規定等については、設けておりません。
○議長(大藪健介 君)
 終わりですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第9号の質疑を終結いたします。
 10分間休憩します。
                午前11時3分 休憩
                午前11時15分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第10 議案第10号
○議長(大藪健介 君)
 日程第10.議案第10号 筑後市敬老祝金条例を廃止する条例制定について、質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 1点だけお尋ねをいたします。
 問題であろうというふうに思っているんですが、以前は80歳以上の方を対象に支給をされていたものを節目の年齢での支給に改められて、今回、条例まで廃止をされて、その要綱策定し予算の範囲内でということですけれども、最終的にはなくすおつもりかなというふうに私は思っておりますけれども、条例を廃止してしまえば、その保障は、支給をするという保障はもうなくなるわけですね。市長、その点についてどう考えておられるのか、お答えを願います。
◎市長(桑野照史 君)
 この祝い金の問題も含めてですが、今さまざま委員会の中で議論をいただいておるわけでございますので、その中で確かに市民の皆さん方にとって、しかも御高齢の皆さん方にとって楽しみの一つであるんではないかというふうにも思います。そういうものを削減する方向というのは、バックグラウンドを言いますと、やはり財政が厳しいからということでございますので、今後いつまでもずうっとこんなトンネルみたいな厳しい状況だとは思いませんし、我々も必死になって自主財源等の増加も図りながら、また、地方と国との激しいバトルの中で財政が好転することも先々は考えられるかもしれませんが、そういう柔軟なことでありますので、条例を廃止したということは、今後段階的にすべてをなくしてしまうぞというふうな方向を我々がもうそういうふうに決めておるということではございません。しかし、今日、19年度の予算の中では大変厳しいゆえにこういう措置をさせていただいたと。
 さらにつけ加えますと、そういう市民の方に対する痛みをお願いする以上、私自身も、また特別職のほかのお二人も、管理職の諸君も我が身を削るという姿勢が必要だと思って、あわせてこういう提案をさせていただいておるところでございます。
◆21番(貝田義博 君)
 ちょっと予算書をまだ見ていないから幾らぐらいこれが計上されているかわかりませんけれども、そういう高齢者の気持ちを本当に思われるならば、私はやはり条例は何も廃止しなくていいんじゃないかなというふうに思います。
 とりわけ、その予算の範囲内でというのは、これは便宜上、予算が厳しくなるというのはもう先が見えているわけですから、将来的にはだんだんだんだんこれまでも、やっぱり後退していくなというふうに私は受け取らざるを得ないんですよ。だから、やっぱり条例があるのとないのとは、そこら辺が基本的には私は違うというふうに思います。
 ですから、市長は、もしそういう本当に高齢者に対するお気持ちがあるならば、私はやっぱり撤回すべきだというふうに思いますが、いかがですか。
◎市民生活部長(徳永知英子 君)
 お答えをいたします。
 確かにおっしゃるように、非常に財政が苦しい状況の中で、この条例の廃止まで含めてどうすべきかということは職場でも議論いたしましたけども、数多くある事務事業の中で行政評価を行いながら、今施策の優先順位を決めておりますけども、個別の事務事業レベルになりますと、なかなか住民の皆さんの顔が浮かんだりということで、廃止とか縮小とかができない状況に本当にございます。この祝い金につきましても、今後どうするかという議論をいたしましたときに、廃止という意見も確かにございましたけども、せめて日本の伝統的な長寿のお祝い、88歳、100歳、それだけは残していきたいということで縮小して継続をしていくということになった経過がございます。
 今回、条例廃止の提案をさせていただいておりますけども、先ほど市長が答弁いたしましたように、今からの財政状況が、今のままでいったとしても私たちの職場としては88歳、100歳、100歳以上をせめて残していきたいという気持ちを今持っております。ただ、それがずっと今の時期の判断が続いていくかということになりますと、後の状況を見ながらということが当然あろうかと思いますけども、今の段階では少なくとも廃止ということには私たちはしたくないという気持ちで今回の措置をとらせていただいたということで御理解いただきたいと思います。(「理解できませんが、終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆19番(村上知巳 君)
 私も貝田議員と全く同じ考えでございますが、やはり予算が厳しいから、財政が厳しいからということ。それから、市長の答弁と市民生活部長の答弁がちょっと私は考え方が違うなという感じがしたんですが。市長の答弁の中には、今財政が厳しいからといって、景気の動向を見て検討するというふうな答弁もあったように私は聞いておりますが、市民生活部長との答弁のすれ違い、これは、確かに私はそういうふうに感じたんですが。
 それから、予算がどういうふうに変わるかわかりませんけれども、80歳以上がこれにはもう当たらないという、極端に言えばそういうことだろうと思います。今までも88歳とか100歳、100歳以上というのは、この条例の中に加えられていたわけですね。そういうことが変わるわけですから、これは老人クラブですか、そういったことと協議はする必要はないかとも思いますけれども、そういった対象者たちの思いというのはどういうふうに理解してありますか。
 以上、質問の答弁の内容と、その点をお尋ねさせていただきたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 答弁の内容のところだけ私が再答弁をさせていただきますが、将来をどう見るかというところで少し差異があったように私も思いました。
 私どもも、今、大変厳しい財政関係にありますけれども、私自身はこういう状態をいつまでも続かせるのではなく、やはり今、国と地方との三位一体改革の第1ラウンドが終わった段階でございますので、地方の声もしっかり、六団体が束になって中央に働きかけるという仕組みもできつつございますし、私どもは我が筑後市の地の利もありますし、そういう中で、誘致企業を初め、いろんな手だてをして財政の好転を図っていかなきゃならんと、そういう思いである程度の私も確信を持って、財政が数年後には好転をする状況も生まれるという私の判断と、市民生活部長はなかなか難しいんじゃないかと。今さんざん予算編成で苦労をしておりますだけに、まあ私の方が将来を見る目は強いんじゃないかなと思いながら、答弁の差を感じておったところでございました。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 それでは、私の方から説明をいたします。
 現行は80歳、それから88歳、99歳、それから100歳と100歳以上の方に支給をしております。今回、支給要綱の変更では、88歳の方、それから100歳、それから100歳以上の方に支給をするように変更しているところでございます。
 それから、老人クラブとの協議につきましては、理事会の方に提案をいたしまして了解は得ているところでございます。
◆19番(村上知巳 君)
 そういったふうに見直しが、若干変わるわけでございますけれども、どうも答弁を聞いておりますと、財政が厳しいかなということが、こういう制度見直しにつながったというふうに理解せざるを得ないわけですが、老人会の理事会ですか、役員さんたちとの了解ということがあれば私は結構だと思いますけれども、大体この予算、今までのお祝い金の出し方と、こういう制度見直しによって対象者を変更してどういうふうに、それでは財政上どれくらいの考えが、もう答弁できますかね。幾らぐらい合理化というか、そういう試算までしてあるんじゃなかろうかというふうに思いますが。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 現行が80歳、それから先ほど説明しましたように、88歳、99歳、100歳、100歳以上ということで支給をしておりまして、80歳から88歳、99歳の方については10千円、それから100歳以上の方については30千円ということで支給をしておりまして、対象人員としましては564人の6,180千円でございます。変更案としましては、88歳の方に5千円、146名で730千円、それから100歳の方は30千円ということで、13人で390千円、それから100歳以上の方につきましては10千円ということで14人、140千円、173名の1,260千円ということで、現行と比較しまして大体年間で4,920千円の減額となっております。
◆19番(村上知巳 君)
 結局、どう見ても行財政が厳しい折だからということで、かなり財政的には極端な削減になるから、了解はとられているからいいとはいうものの、今までの補助金の見直しというのは、これまでの経過を踏まえて行財政改革の中で基本的には大体10%削減ということで来ておったのが常だったと私は思います。これだけじゃなくて大体の補助金の出し方というのはですね。それからすれば極端な大幅削減ということになりますから、そういうねらいもあったのかなというふうに思いますし、別に選挙を前にして変な考えで言うわけじゃありませんけれども、やっぱり高齢者というのは、これまでの筑後市のために一生懸命頑張ってこられた人たちということを考えれば、かなりのこれは削減率ということは私は少々問題があるかなというふうに思います。
 しかし、対象者の方たちとそういった理事会等で理解をしてもらったということですから、仕方ないと思いますけれども、やっぱりこういった点はですね、やっぱり改革のメスを入れるにしろ、楽しみというか、そういうことが継続されるような、行政としての改革改革じゃなくて、やはり福祉サービス、市民サービスという点もあわせて考慮してもらって、こういったことには取り組みを、改善を加えていただきたいというふうに思いまして、それでよろしくお願いしたいと思います。
 もうどうすることもできないと思いますけれども、わかりました。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第10号の質疑を終結いたします。
△日程第11 議案第11号
○議長(大藪健介 君)
 日程第11.議案第11号 ちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例制定について、質疑はありませんか。
◆18番(永田昌己 君)
 多数議員の方から手が挙がっておりましたんですが、一番最初に指名していただきましたので、簡単に質問したいと思います。
 このちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例というものをさっと目を通させていただいたんですが、これは大変な一大まちづくり条例だというふうに感じさせていただきました。この食育条例をつくるに当たって準備をどうしたのかが第1点。
 そしてまた、この食育条例がまちづくり条例だというふうに私は今申しましたが、この点についての認識をどう持っておられるのか、ちょっとお尋ねします。
 それから、この条例をつくるに当たって関係者及び関係団体等にどう対応といいますか、されてこられたのか、理解はされておるのかどうなのか、お尋ねしたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 準備等については、庁内のワーキンググループを12名で組織いたしまして、会議を4回実施しております。それから、そのワーキンググループで検討しました条例案というものを筑後市食育推進に関する条例検討委員会の方にかけまして、この委員会を5回開催しております。それから、庁内の課長クラスが集まりました食育推進会議を5回開催いたしまして検討したところでございます。
 それから、まちづくり条例ということで、庁内のそれぞれの組織、一応健康づくり課の方が中心になって準備等はいたしましたけれども、教育委員会、それからまちづくり課、それから学校の現場の方、そういった方を含めたところで、この条例案については検討をいたしたところでございます。
 それから、関係者団体については、農協、それから地産地消等を含めて、それぞれの団体から委員を出していただきまして検討いたしたところでございます。
◎市長(桑野照史 君)
 今、担当課長から経過についてはお話しをいたしましたが、御指摘を永田議員がおっしゃいますように、まさにまちづくりという思いがございます。私どもが今の社会を非常に混乱しておるということの一番根底の中には、食べることに対する感謝、あるいは食べ物ができてくる過程に対する感謝、そういうものがついつい忘れられがちになって、単なるおなかを膨らませるための食物というような考え方が今日の混乱になっておるんじゃないかというふうに思いますときに、ぜひ食育を通じて社会全体が明るく健全に信頼されるような、そういう方向に持っていかなきゃならんという強い思いがございました。
 したがいまして、今、報告をいたしましたように、じっくり1年近くをかけて、単なる担当課が文言をつくるだけではなく、広がりを持って行政の、よく行政は縦割り縦割りと言われますけれども、横の連携をとったワーキングチームをつくってたたき台をつくり、さらには市内のさまざまな団体の人の御意見も聞きながら、こういうものをつくったということでございます。
 これから後は当然、この条例を基盤として筑後市ありとあらゆる方の御協力をいただきながら、やはり食育のまち筑後市として、いわゆるまちづくり、世直しといいますか、そういうものに向かって努力をしていきたいと思っているところでございます。
◆18番(永田昌己 君)
 今、経過とか、あるいはこの条例が持つ意味について担当課及び市長の方から説明を受けて、わかったところでございますが、まちづくりということをよく言われます。これは、私はまさにまちづくり事業だというふうに思っています。まちづくりのまちというのはどういうものなのかなということを考える場合、やはり、この地域に学ぶところがある、働くところがある、そして、やっぱり休むところがある、休息するところがある、遊ぶところがある、そういうものを包含して一つのまち、これをどうつくり上げるのかということでのまちづくりであろうと思うし、ここに網羅されている面におきましても教育の面があり、産業面があり、健康で安らぐ面があり、命をつなぐ面があるということでするならば、かなり大きな市民挙げてのまちづくり事業というふうになろうかと思うし、今担当課の方からワーキンググループ、いろんな諸関係団体との話を四、五回積み重ねられて、条例をつくり上げられたということでございますが、絵にかいたもちにならないようにですね。これは市民の理解を得ないと、ただ単に行政がつくり上げた計画に市民が参加するというふうなことになる危険性もあろうかと思いますので、ひとつ市民が主役というふうな市長の思いも掲げられてのまちづくりでもこれまであったし、予算もそういう面からつけられておるというふうに思うわけですので、その意味まで含めて、これはひとつ慎重にやらないと絵にかいたもちにならないかという心配もいたします。
 小さいことにつきましては、所管の厚生委員会に任されておりますので、論議をしたいと思いますが、そのことを要望しながら、いっぱい質問の手が挙がっておりますので、これで終わりたいと思います。
 以上でございます。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆17番(田中瑞広 君)
 このちっご生命(いのち)をつなぐ食育条例、本当に食育を基本に置くという条例制定で、前向きな取り組みと高く評価するところでございます。そういう中で、ここを読ませていただくと幾つかの課題もありますが、まず、運動推進会議なるものを立ち上げて、いろいろここをベースに協議されるんであろうと思いますが、推進会議の委員さんは、ここに市民とか、識見を有する者とか、4項目ぐらい上がっておりますが、具体的にどういった人たちを委員とされるのか。
 それから、この中でも必要な財政上の措置を講じるとありますが、予算的にどれくらいのことを考えていらっしゃるのか。
 それからまた、具体的な施策は何をされようとしておるのか、そこら辺、わかる範囲内でお答えいただきたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 どういった方を委員と予定するかということですけれども、そこに書いておりますように、一応、市民、それから識見を有する者、それから関係団体等の推薦する者、行政機関の代表ということでそこに書いております。委員の割合につきましては、まだ具体的に何人何人ということは決めておりませんけども、関係団体等の推薦する者については、現在、条例案を検討いただいた方の団体を大体お願いしたいと思っているところでございます。
 それから、予算的には今議会に提案をしておりますけれども、アンケート調査の委託料を4,000千円程度予定をしております。
 それから、具体的な施策ということですけれども、これにつきましては、推進計画の中で具体的には決定していきたいと思っているところでございます。
◆17番(田中瑞広 君)
 ありがとうございます。
 委員さんは先ほどおっしゃった4項目ぐらいということですが、その内容が型にはまった形じゃなくて、いろんな幅広い意見が出るような体制をとっていただけたらありがたいなというふうに思います。
 それから、ちょっと余談かもしれませんが、一番冒頭の前文の部分で、25ページ、真ん中ほどに、「一方で多くの食べ物を廃棄するなど資源の浪費や環境への影響が懸念されており」ますと、この項目はどういうふうに理解したらいいのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 食べ物が廃棄をされていると、かなりの食べ物を輸入しながらも、結果的には日本全国で2割から3割ぐらいは食べ物が廃棄されているような現状も新聞等ではございます。ワーキンググループの中では、そういった委員の方の意見が多数を占めた関係で、こういった前文として掲上しているところでございます。
◆17番(田中瑞広 君)
 そうしますと、これは要するに食べ残しとか、要するに食料として調達したにもかかわらず食卓にも上がらず、そのまま捨てられたというふうに理解していいんですかね、そういう意味ですかね。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 食卓には上がったわけですけども、結果的にはやっぱり食べ残しが多数あったということで理解しております。
◆17番(田中瑞広 君)
 はい、わかりました。私は全く違う視点なのかという勘違いをしておりましたんで。
 それから、29ページに環境の保全ということで第9条で上げられておりますが、これは確かに、食べ物はやっぱり環境はいい環境、いわゆるいい水、いい土がないと食べ物というのはおいしいものは育たないと思いますので、そういう面ですね、この環境問題が、これは全く別格だと思いますが、農地・水・環境を守る補助事業が本年度からスタートいたしますが、こことの絡みも非常に大事な問題じゃないかなと思います。
 聞くところによると、その補助事業が非常に取り組みを行う行政区がかなり減ってきているというふうに聞いております。ここら辺、せっかくこれだけ筑後市独自の条例までつくってやろうとするならですね、これは農政課長の方に話が行ってしまいますけれども、もっと本当は筑後市内全域が取り組めるような環境対策でなくてはならないというふうに私は思いますが、そこら辺いかがでしょうか。これと結びつけるというのはちょっと違うかもしれませんけれども、やはり総合的に関係あると私は思いますが、いかがですか。
◎環境経済部長(鬼丸則行 君)
 お答えいたします。
 確かに先ほど言われるように、農作物の生産には水、土、これが非常に重要でございます。そういったものからいたしますと、やはり先ほど言われます農地・水・環境保全向上対策、これの取り組みに力を入れるということとあわせまして、クリーク等の整備、そういったそれぞれの河川、クリーク、そういったものの整備が必要であろうというふうに考えておるところでございます。
 そういうことで、この条例の中にも書いてありますとおり、環境保全の対策にそれぞれの課、農政課なり水路課、それとあわせてかんきょう課、そういったところも一緒になって取り組んでいこうということで考えているところでございます。
 以上でございます。
◆17番(田中瑞広 君)
 ありがとうございます。
 せっかくの前向きないい条例だと思いますので、この条例が生かされたまちづくりができるよう期待して、終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑ありませんか。
◆13番(島啓三 君)
 二、三質問をさせていただきたいと思います。
 まず初めに、食育推進に非常に関心を持っておりまして、昨年の多分6月議会だったと思うんですが、質問させていただいた立場からすれば、今回、ちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例という、すばらしいネーミングの条例を出していただいたことに心から敬意を表したいと思います。
 前文から、第1章 総則からずっと読ませていただきました。本当に、とりわけ前文は感動するような文言が並んでおります。その中で一、二カ所、どうかなという部分がありましたので、まずお聞きしたいと思います。
 実は、ここの条例の中で片仮名言葉が多分3カ所出てまいります。一つは食物アレルギーという言葉、これだったら私、大体わかります。それと、29ページ、クリークという言葉が出てきます。これも大体私はわかります。ただ、28ページにライフステージという言葉が出てくるんですね。それで、前文から通して眺めてみますと、このライフステージという言葉というのが何となく私にとっては違和感を覚えるんですね。だから、このライフステージというのは具体的にどういう直訳、イメージでライフステージという片仮名言葉を使われたのか、まずお伺いしたいと思います。
 もう一点、29ページに環境の保全、先ほどの田中瑞広議員とかぶってくる部分もあると思うんですが、第9条の(2)「前号の取組を行う市民等の活動に対して支援すること。」となっております。これは支援という言葉が具体的にどういうことを指しているのかをお伺いしたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 28ページの「全てのライフステージ」ということで書いております。この点につきましては、条例の検討委員会の中でも若干意見等が出たところでございます。ただ、私どもの方で、「よかよかちっご 健康のまち21」というのを16年3月に策定しておりますけれども、その中の取り組みがステージごとの取り組み、妊娠期とか幼少年期、それから壮年期、それから高齢期といった年代ごとのステージごとの取り組みをしておるところでございます。そういった関係で、「全てのライフステージにおいて」ということで文言を上げているところでございます。
 それから、29ページの環境保全ですけれども、「農地等の環境、河川・クリーク等、公共用水域の水質及び自然の景観を良好に保全すること。」、その次に、「前号の取組を行う市民等の活動に対して支援すること。」ということで上げております。先ほど田中議員の方からも質問ありましたように、全庁的な取り組みをしたいということで農政課の方とか、そういった関係とも市民活動に対しては連携をしながら応援をしていきたいと思っているところでございます。
◆13番(島啓三 君)
 別に私は、賛成の立場から質問しておりますので、ただ、本当に、全体の文章を通して眺めたときにライフステージというのは何となくぴたっと来ないと。これは私の感性かもしれません。それと英語力が弱いのかもしれませんけど。じゃあ、きょう21名の議員いらっしゃいますけど、ライフステージと言ったときにみんな心に響くでしょうかということを問題にしているんですよ。
 それともう一点、先ほどの環境問題なんですけどね、実は第四次総合計画、後でこれも議題となると思うんですが、この中で、第四次総合計画とも兼ね合ってくると思うんです。例えば、5年ごとに見直すという文言がありまして、5年後の目標値がずっと出ております。その中で極端に悪いところが、いわゆる河川、あるいはクリークというんでしょうか、市営河川ですから河川でしょう。私の上原々のど真ん中を流れております倉目川に関しては、むちゃくちゃ悪いんですよ。それで、その問題と絡めて、クリーク、あるいは水質及び自然の景観を良好にして保存するという部分で、この条例の中でこの部分に対して特別な取り組みをなさるつもりなのか。また、先ほど言いました支援するというのは、私はまたそういう清掃事業とか、河川を見守ったり、いわゆる清掃奉仕されているところに金銭的な支援をなさるのかなと思っておりましたけど、いかがですか。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 「全てのライフステージ」ということで、若干なれない言葉と思いますけれども、国がつくっている「健康日本21」の中でも、こういったライフステージごとに健康づくりを推進していくというような取り組みがございますので、先ほど説明いたしましたように、条例検討委員会の中でも、やっぱりそういった文言はなかなか横文字でなじみにくいというふうなこともありましたけれども、今申し上げましたような理由等でライフステージという言葉を使わせていただきたいと思っているところでございます。
◎環境経済部長(鬼丸則行 君)
 環境関係について、私の方からお答えいたします。
 先ほど、質問議員申された河川は、恐らく倉目川のことかなというふうに思っておるところでございます。確かに、第四次の計画の中でも非常に目標値の設定を厳しくしておるところでございます。と申しますのも、この倉目川の水につきましては、もともとがため池を水源といたしております。倉目川の一番上流のため池につきましては、八女市にあります二重堤の上、下、それと坂田ため池、それと昭和ため池、筑後市に入ってきて長洲ため池、それと川原池というような形で、六つのため池が基本的に水源となっております。ほか、筑後市内に流れております山ノ井川とか花宗川、また松永川、そういった大きな市営河川、県営河川があるわけでございますけれども、それらの河川については、それぞれが大きな川から取水をしております。一定の流量があるか、ないか、そういったことで水のよどみ、そういったものが発生いたしまして水質の悪化を招いているところもあるように思うところでございます。
 そういうことで、特に現在、倉目川につきましては、下流の方から倉目川の改修等をやってきております。先ほど、この食育条例の中で書いております支援等という言葉でございますけれども、これについては一定の情報支援なり何らか、ごみ収集のときの物品の支援なり、そういった支援等もあるわけでございますけれども、要はやはり河川の整備、そういったものについても今後やっていかなければならない部分があろうというふうに考えておるところでございます。特に倉目川の場合は流水が少ないものですから、結構、堆積物が、土砂の堆積があるというようなことで毎年しゅんせつあたりでその流れをよくする、そういったことが必要であろうというふうに考えておるところでございまして、そういったものも含めて支援対策というようなことで御理解をいただきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。
◆13番(島啓三 君)
 最後にしたいと思いますので、市長の御意見を拝聴したいと思っております。
 やっぱり、ライフステージという言葉はどうしても譲れないみたいな課長の答弁でございます。じゃあ具体的にですね、条例の一番最後の方にライフステージというのはこういうことを意味しているんだよという言葉の解釈でも設けていただかないと、僕は何となく雰囲気的に合わないという感じがいたしております。
◎市長(桑野照史 君)
 実は、この議会が始まります前に、一般質問が始まりますときに各担当部と打ち合わせをやるときに議論になりました、この言葉は。そして、そういう中で、おおむね国ももう使う言葉であるという今の健康づくり課長の答弁にありましたように、そういう状況であるようでございますので、私自身も通常、ライフステージという言葉は日常言葉としては使わないわけですけれども、おれが時代がちょっとおくれているのかと思いながら、国が使わっしゃっとならばそうかなと思って、自称私は大変英語には強い男のつもりでございますが、それでもライフステージというのは使わないと思っておりますが、違和感があるようでございますので、さらに少しこれは委員会等で議論を深めていただければ、私の頭は極めて柔軟でございますので、また検討もいたしたいと思っております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆9番(田中親彦 君)
 27ページの基本理念、3条でございますが、ここの1号でございますかね、「市民が食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、市民の健康の増進と豊かな人間形成に資するために行うこと。」とありますが、適切な判断力という部分と豊かな人間形成、ここは何を指すのか、ちょっと説明いただきたいと思います。
 というのは、4条から11条まですべての中に「基本理念に基づき」という言葉が入っておりますので、この辺の、今言いました適切な判断力、豊かな人間形成、この部分の解釈をちょっと御説明いただきたいと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 適切な判断力を養いということですけども、やはり食育はですね、小さいときからちゃんとした判断力を養うような力をしていった方がいいということで、そういった文言を上げているところでございます。ただ、適切な判断力ということで、若干いろんな意味にとれますけども、私の理解としては、小さいときからやっぱり、三つ子の魂百までではありませんけども、やはり小さいときからそういったちゃんとした判断力を養って生涯にわたる健康づくりに生かしていただきたいということで、そこに上げているところでございます。
 豊かな人間形成ということですけれども、やはり基本的には健康づくり、それからいろんな意味含めて、毎日食べます食の大事さをそういった人間形成にしていただきたいということで、そこに文言を上げているところでございます。
○議長(大藪健介 君)
 1時まで休憩します。
                午後0時   休憩
                午後1時1分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 会議の前に、道路課長より訂正の申し出があっております。貝田議員の質問の中の一部だそうです。
◎道路課長(篠原修一 君)
 まことに申しわけありません。午前中の占用料金の中でちょっと、筑後市の分につきまして間違っておりましたので、御報告をいたします。
 九電の電柱でございますけど、八女市と同じ910円と言っておりましたが、筑後市につきましては940円でございます。それから、電話柱につきまして、八女市と同じ340円と言っておりましたのは550円になっております。どうも申しわけありませんでした。(発言する者あり)
 九電柱が、八女市が910円、筑後市が940円でございます。電話柱につきましては、八女市が340円、筑後市が550円でございます。
◆9番(田中親彦 君)
 今、健康づくり課長の方から説明を受けましたが、最初の「適切な判断力を養い」、このことは、子供に対する判断力を養うようなことだというようなことで答弁されましたが、問題はあくまでも市民に対する普及啓発といいますか、この辺が一番大切だと思います。その中で私は、基本理念の一番もととなっているものは、前文の中にある、25ページの中段ですかね、「戦後の食料難の時代から」から始まりまして、その辺の中段の言葉が適切な判断力を養うための解釈かなというような意味で見ておりました。その辺で間違いないかどうかですね。
 それと、豊かな人間形成に値するところら辺が、同じく25ページの3分の1から下ぐらいの「こうした環境の変化の中、私たち一人ひとりが、自然の恩恵や食に関わる人々の活動への感謝の気持ちと理解を深めることが必要です」というような、こういうものが人間形成と、先ほど言いました適切な判断力というのは、食生活の変化の中でも今社会問題としてとらえられております生活習慣病といいますか、そうならないための適切な判断力というような意味かなというようなことで思っておりましたが、ちょっとこの辺、課長の説明と、もう一度、ちょっと確認させていただけませんか。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 説明が不足しておったと思います。食育というのは、明治時代から存在したわけですけれども、今日の今、質問議員おっしゃいますように、いろんなことが今の食育を必要な状況にしていると思っているところでございます。
 さまざまな経験を通じて食に関する知識、それから選択する力を習得し、健全な食生活を実践することが人間を育てるものと考えているところでございます。こういった食育の推進だけではなく、単なる食生活の改善だけではなく、食に関する感謝の念とか理解、それから伝統あるすぐれた食文化を継承することによって、そういった豊かな人間形成ができるのではないかと思っているところでございます。
 以上でございます。
◆9番(田中親彦 君)
 私は、この新しい条例、この条例というのは、条例の目的は非常に理解できるんですが、これを市民にまで十分納得していただいて、市民全体がその条例に対してしっかりふだんの生活の中で身につくような、そういうものでなければ余り意味がないものと思っておりますが、今度のちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例ですか、これは本当に食といいますのは、一日のうち三度三度、必ずいただくものであるし、これからの健全な心には、そういう健全な食がなければ、そういう考え方も宿らないものと思っております。
 この条例の中身は、読めば読むほどよくできたものだと理解はしておりますが、今テレビなどのマスコミでよくとらえられております、こういう生活習慣病の対応の取り組みとして、何が何にきくんだというような、効果があるんだというような、いろんな番組の中で取り上げておられまして、そういう効果が非常に大きいものがあると思います。私どもは余り、こういう条例ができた、これを市民に普及啓発していく中では、市の責務としてうたってあります第4条の中の普及啓発、これをどのような形で取り組んでいかれるのか、その辺をちょっと示していただければと思います。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 条例を認めていただいた後に、31ページに書いておりますように、ちっごの生命(いのち)をつなぐ食育運動推進会議というものを設けるように準備をしておるところでございます。この運動推進会議におきまして、この食育を進めるような具体的な計画を1年ほどかけて計画するように準備しております。そして、今質問議員おっしゃいますように、食育の必要性というのは市民の方全体に行き渡っているかなと思っていますけれども、なかなか個別の事項とか、いろんな面、理解がまだ至っていないと考えているところでございます。何の事業におきましても、やはりPR、広報等がどうやってしていくかということが大変問題と思っております。
 先ほど説明いたしましたように、この条例につきましては、全庁的な取り組みでつくり上げております。これをつくり上げた体制を、今後はいろんなことを含めたところでの実施行動の中で生かしていきたいと思っているところでございます。
◆9番(田中親彦 君)
 先ほど言いましたように、この条例の中には基本理念ということがすべてかかわってきておりますので、この辺に対する普及啓発が一番大切かと思います。その中の、先ほど言いました1号の中にあるような「適切な判断力」、それから「豊かな人間形成」、この辺を主体として皆さんに普及啓発をやっていっていただくような、そういう取り組みも含めてお願いして、終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑ありませんか。
◆20番(北島スエ子 君)
 ちっごの生命(いのち)をつなぐ食育条例、非常に、本当にもう感心するほど隅々まで行き届くような案ができているものだと、私も感心いたしているところでございます。がゆえに、非常に実施していくには困難が伴うのではないかなという思いもしながら、これはしっかり何回も何回も読ませていただきました。
 その中で、この中で非常に学校教育、学校にかかわることが多く入っていると私は思いました。学校の方としては、地産地消を推進して学校給食をつくっていこうという意気込みがあるのか。これまでも何回も地産地消をということだけど、なかなか全部、全製品が地産地消にはなっていないような気がいたしますし、また、地産地消というのは地域的にはどこからどこまでを地産地消と判断されようとされているのか。
 それと、これは細かなことなんですけど、27ページの基本理念の3条の(2)に、私、ここはちょっと意味がわからないので、お尋ねいたします。「父母その他の保護者」とあります。父母はその他の保護者と、何でここでダブって保護者が、父母がわざわざ別に書かれなきゃいかんのかなと。父母とは保護者じゃないのかなという思いがありますけれども、何かこれは意図があったのか、お尋ねしたいと思います。
 それから、私はこの条例を推進していくためには運動推進会議というのは非常に重要な役割をしていくものではないかなという気がいたしております。運動推進という名前がついているからには、運動もされるし、推進もしていくということなんでしょうか。例えば、運動するということは、いろんなところに入り込んで、その現実を知りながら、また推進をしていくということだから、年間にどのくらいの活動を計画されているのか、お尋ねしたいと思います。
◎教育委員会学校教育課長(角恵子 君)
 お答えいたします。
 地産地消の取り組みということでございますが、現在、ちっごの日ということで毎月実施しております。なかなか、学校給食におきましては統一献立をしておりますので、数量の確保等、ある程度きちんと確保できないとできませんので、そこら辺がいろんな食材を購入する上で、地産地消を進めていく上での一つの困難性だとは考えております。
 それから、地産地消をどこまでかというお尋ねですが、一応、筑後市内でとれたものということで現在推進をしているところでございます。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 27ページの「父母その他の保護者」ということですけれども、子供さんに対しては必ずしも父母がおられない場合も想定されますので、その他の保護者ということで上げているところでございます。
 それから、運動推進会議を年間どのくらい開くかということですけれども、先ほど説明いたしましたように、大体1年ぐらいかけてこの推進計画を策定するように今準備しておるところでございます。年間、大体5回ぐらい開催するように計画をしているところでございます。
◆20番(北島スエ子 君)
 今、学校教育課長が答弁されたのは、今の問題でしょう。だから、この条例をつくったらどげんしゅうち思いよるかということを聞きよっとですよ、私は。これ、条例は今までなかったわけで。
 次、一緒に聞いていきます。
 それから、先ほどの27ページの「父母その他の保護者」とあるけん、保護者の中に父母は入るじゃないんですかということを私は聞きよっとですよ。そして、保護者の中に父母を入れなかったというのは、何か意図があるのかと聞いているんですよ。
 それともう一つ──3点今聞いていっていますのでね。
 運動推進会議を1年間で5回ぐらいと、それで計画をつくっていきたいと。確かに、来年度の予算にアンケートを上げてありますね。予算が上がっています。この計画をつくるためのアンケートが予算に上がっているようです。それで、アンケートはアンケートとしながら、1年間でたった5回ぐらいでこれだけの膨大なことを推進していくための計画ができるんですか。
◎教育部長(平野正道 君)
 今後の取り組みのことでございますけれども、基本的には、全体的に言えるかと思いますけれども、健康課長の方から話があっておりましたように、今後1年間かけて具体的な取り組みを計画していくということでございますが、お尋ねの地産地消でございます。先ほど、現在の取り組みは学校教育課長の方から申し上げたとおりでございます。あとは農政課あたりとも協議をしながら、じゃ、今やっておるのをどう広げていくか。今のところ、具体的に、じゃ、こういうふうなことを考えておりますというのは、すぐここには持ち合わせておりませんけれども、いろんな角度から地産地消の部分で学校で担える部分をしっかり検討していきたいというふうに思っております。
 具体的には、学校で今ほかに畑をやっておったり、いろんなことも学校の方では取り組みはしておるところです。いずれにしても、今からしっかり考えていきたいと思っております。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 先ほどお答えしたように、内容ですけれども、他意はございません。
 それから、5回ぐらいで計画ができるかということですけれども、この条例を策定したときにワーキンググループを12名程度でつくって、その条例案はその中で検討いたしました。行動計画、推進計画につきましても、ワーキンググループのようなものを立ち上げまして、その中でいろんなたたき台をつくり上げて、食育運動推進会議の方に上げたいと思っておるところでございます。そして、5回ぐらいの回数で推進計画については計画をしているところでございます。
◆20番(北島スエ子 君)
 ちょっと私は、よっぽど頭が悪いんでしょう、私。「父母その他の保護者」というとの保護者の中に父母は入らないかと私は聞きよっとですよ。それはそれで、保護者の中に父母が入らないという概念のもとに、父母とその他の保護者といって、わざわざ別々つくられたなら、それはそれでいいわけだけど、保護者というと大体父母は入っていないかということを私は思っているわけです。ということが一つ。
 それと、先ほどおっしゃいました、学校給食はこれまでも何回も何回も地産地消ではどうですかという話をしてきたけれども、ほとんどその材料が全部一緒にそろわないよというような話がされてきていますよね。しかし、いろんな意味で、こういう条例ができたからには、今度は14校、小・中学校全部の部分をこの条例をもとに地産地消で行くような努力はされていくんでしょう。農政課と協議しながら。それは一つは努力はしていただくんでしょうね、こういう条例をつくられ、地産地消で行きたいということが書いてあるわけだから。それが一つと。
 確かに、先ほどおっしゃったワーキンググループでしながら、年5回ぐらいで計画をつくっていきたいと。私は、これは何を言いたいかというと、大概、事務局がつくってきたものを、こういう推進会議とか審議会に出てくるんですね。その中で、いろいろいろいろ言っても、余り出てきた資料が変わった試しがない。もうこれで行くよというのを、皆さん了承してくださいよというのがほとんど審議会じゃないですか。いろんなことで審議委員が言っても、だから、私はその本当の運動推進会議ならば、この人たちが主体となって計画づくりにかかわるんでしょうということを私は思っているわけですよ。運動推進会議ですよ。審議会じゃなくて。運動を推進する人たちですよ、会議の名前が。だから、本来ならば、この人たちがいろんなところを調査して、筑後市でどういう野菜がとれて、どげんか教育があっていて、どげんかこげんかこうこうこうこうこういうことがあっているからこういう計画をつくらやんというのをつくる会議ですかと聞いているとですよ、私。そうしなければ、わざわざ20名ですよ、いろんなところからとられているということは、いろんな人の意見を聞きたいからいろんな人を推進会議に20名入れられるわけでしょう。事務局がつくってきたとば考えるだけならば、推進会議じゃないと思いますよ。運動推進会議じゃないと思う。審議会でしょう。その運動推進会議の意味が、ちょっと私のとっているのと違うのかなという気がしておりますけど、いかがですか。
◎市長(桑野照史 君)
 午前中に答弁をいたしましたように、今の世の中、社会がおかしな方向に行きよると。このことで、極めてみんな心配をして、ほとんどの日本人、今生きておられる方、大変今の社会を憂いておられる。そのゆがんできておることの中に食、食べることに対する思いというものが粗末にされてきておることも大きな原因の一つだと言う評論家もおられる。
 したがって、国は食育基本法を制定しましたし、我々はそれを推進していこうということで始めたわけでございますので、北島議員の今言われるように、これまでの条例というのが一つの窓口、担当課でつくってきたものを、それを市民の皆さん方に押しつけるというと語弊があるかもしれませんけれども、こういうことでやりますという手法があったのかもしれません。私が市長に就任してから後も、そういう感覚も決してなかったわけではございません。しかし、我々の抱いておりますテーマがテーマでありますゆえに、そして、先ほどからるる議員さん方に大変お褒めをいただく条例案ができてきておると言っていただくのも、これは従来の考え方を変えて、そしてワーキングチームといって横に広がった中堅クラスの今の行政の大変優秀な諸君が時間をかけてつくってきたものでございます。したがって、大変できも、私も感心しましたし、ネーミングからいっても大変すばらしいものができているというふうに思っております。
 だから、御指摘をいただくように、絵にかいたもちではなくするためには、やはりありとあらゆる市内の機関、それからグループ、それから個人の人々、そういう人たちがこの共通の目的のためにやっていこうということが前提になるのは当たり前でございまして、条例を議決いただきました暁には、その推進運動本部を、私が実は買って出ております。私が本部長を受けさせてもらうと言っておりますが、これから市民の英知を集めまして、そして、どういうことが我々の共通の目的の達成のためには必要かということをすべからく皆さん方に御意見を聞きながらつくっていこうと思っておりまして、余りこちらのおぜん立てしたものを押しつけるという、そんなことでこの奥の深い、幅の広い運動が実現するとも思いません。今御指摘いただいたことをよく肝に銘じて、市民挙げての運動にするための中身もみんなの意見を聞いてから進めていきたいと思うところでございます。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 「父母その他の保護者」ということですけれども、保護者の中心的なものは父母と思っております。ただ、いろんな意味含めまして、必ずしも父母がその全部保護者かと、そういった事例じゃない子供さんもあると思いますので、その他の保護者ということで上げております。当然、保護者の中には父母は入ると思っております。
◎教育委員会学校教育課長(角恵子 君)
 お答えいたします。
 地産地消の推進でございますが、まず、学校給食は安全かつ安心ということが第一の原則でございます。そのためにも、現在、地産地消の給食を進めているわけでございますが、議員おっしゃいますように、数量の確保についてはいろいろ工夫をしていく必要があると思います。現在でも、例えば、できる限り献立の変更をしたり、学校をグループ別にして食材を購入したりということで、いろんな工夫をする必要がまたあると思います。そういうことで、今後も地産地消を進めていきたいと思っておるところでございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 食育を通して命をはぐくむという、私も率直に言いまして、この条例案を一読させていただいて、スケールの大きなものだというふうに実感しました。
 その中で、食育はもちろん大事なテーマです。全市民挙げて推進されていくということで、そのエンジン役となるのが、先ほど御指摘がありました運動推進会議です。32ページにありますが、構成員ですね、(3)と(4)、これは関係団体等の推薦する者、そして行政機関の代表と、これは市を挙げてということですから、関係団体、あるいは市域的に働きかけて、きめ細かに、かつしっかりと推進していくということですね。ある意味、従来型です。
 そういう中でポイントになるのは、(1)の市民はやはり公募と考えますが、あるいは識見を有する者と。ですから、(1)と(2)、市民及び識見を有する者、これはどういう形で起用するかということが私はポイントではないかと。市長がこの会議の会長、本部長と言われました。市長の思いをどれだけこの会議で行っていくのかという観点でお尋ねしたいのは、この(1)と(2)、これはどういう形で選任をされていかれるのか。大体想定されているかもしれません。現状をお教えください。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 市民については、今質問議員おっしゃるように、公募をしていきたいと思っておるところでございます。
 それから、識見を有する者については、この条例を検討いたしますときに、久留米大学の先生をお願いしたところでございます。その方を現状ではお願いしたいと思っているところでございます。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 やはり、特に今回は全市民的に市を挙げて取り組む運動という位置づけなんですね。そういう意味で、やはりかぎを握るのは、核となる、リーダーシップを持って十分にこの運動に理解を示し、熱意を持った方が核とならないと、なかなか実施は難しいんではないかと、私は懸念をしております。
 そこで、市長にお尋ねしますが、市長もいろいろ先進自治体といいますか、そういったものは見たり、あるいは聞いたりされているかと思います。佐賀県の武雄市ですね、ここは今、がばいばあちゃんで全国的に話題になっている市なんですが、一方で食育に力を入れていることで知られているんですよ。ここは、食育推進に当たりまして、市長直属の職員を新たに採用されているわけですね。いわゆる専門家を。たしか、女性の栄養士さんだったと思います。もちろん任期づけですが。これを武雄市のみならず広く求めて、その方がパワーを持って今動かれているんですよね。新聞等でも掲載されています。
 そこで、やはりそういった方を採用するといいますか、熱意を持った方を入れるといいますか、そういった発想もあっていいんではないかと思うんですよ。でなければ、この運動推進会議、まさにエンジン役ですから、先ほど演壇でも申しました公募市民、あるいは識見を有する方がやはり、ただ単に従来型の委員ではなくて、やはり動けるといいますか、そういったことでないと、なかなか全市民的な運動に広がらない。やはり熱意を持って動ける方という人材は必要ではないかと。特に新年度スタートをしていくわけですね。そういう趣旨から、私が熱意を持った等々言いましたが、この件に関してはどう思われますでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 武雄市の大変若い市長さんですが、情熱を持っていろんな取り組みをされておることはよく承知しておりますし、それから、食育に関して、今御指摘のような推進する人を公募されているということも新聞で見ておるところでございます。また、当筑後市におきましても図書室長を公募いたしまして、大変パワーのある人材を得ることができましたことによって、これまでの図書室のあり方が大分、雰囲気が変わってきておるという我が足元の実例も承知しておるところでございます。
 そういう思いをすべてこれから十分、今議会で御承認いただきますならば、そういうところを十分幅広く柔軟に検討しながら、そして、特に推進会議の中でむしろ委員をお集まりいただいた中で、その取り組み方法、どういう人材を得るかということに至るまで、むしろみんなで相談をしていきながらやっていければいいかなと、今思っております。
 余り、私があれこれ構想するよりも、そういう全体の知恵の方がいいんではないかと。といいますのも、再三申し上げて恐縮ですが、私も大変立派な条例ができてきたと思っておりますが、先ほど昼休みに、ネーミングからいいという話も議員から承りましたが、私は決して自分で口出しはしておりません。本当にワーキングチームで見事にたたき台をつくり上げてくれて、そして市民の入っていただいた委員会の中で、たしかネーミングも市民の方の発案で変わったということも聞いておりまして、みんなの英知を集めるということが大変この運動を推進するのに大事なところだろうと思っておりますので、幅広く柔軟に取り組んでいきたいと思っております。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 やはり、推進、かぎは人だということを申しまして、終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質問は。
◆21番(貝田義博 君)
 これまで出たことと若干ダブる部分もありますが、改めてお尋ねをいたします。
 第4条には市の責務、第5条に市民の責務、それから第6条に関係者等の責務を述べられております。とりわけ第5条と第6条については市民と関係者の責務ということで、市が実施をする食育推進の活動に協力するように努めると、努力義務にはなっておりますが、自治基本条例のときに若干申し上げたんですけれども、なるべくなら、こういう市民なりに義務を課すようなものはつくるべきではないというふうに私は申し上げたこともあるんですけれども、やはりその前段となるのは、やっぱり市がやるべきことをやらずして、市民にそれを努力義務であれ、やっぱり求めるというのはどうかなという、若干私は気がしています。
 やはり、市長が音頭をとってやられるんだったら、市長はやっぱりでき得る限りの周知なりの方法をとってやっていくという、それがないと、行政がやるべきことをやらずして、市民にそれを求めていってもらっても困るんですけれども、具体的には、今度の計画としては、推進会議を設置して、そして推進計画なりを立ててやっていくということですけれども、やはり行政としての責務をまず果たすということが私は大事だろうというふうに思いますけれども、この条文を見る限りにおいては、何か同等のような感じも受けるんですけれども、その点については市長はどのように考えられているのか、お答えを願います。
◎市長(桑野照史 君)
 もとより市の果たさなければならない責任というのは当然あるわけでございまして、そういう思いの中で、私も市長という大変重い、要するに市民の方から選任をされておるわけでありますし、私の思いを込めて助役、教育長という特別職の方も就任をいただいておるわけでありますし、また、職員に至っては、公務員になるということの一番基本のところには市民への奉仕ということが前提で、我々はそういう集団であるというふうに認識しておりますだけに、当然のことながら市の責任を逃れるものではございません。
 ただし、いろんな質疑の中で私は答えておりますけれども、今社会の中でともすれば、私は市民の皆さん方の前で言うんですけれども、舞台の上で踊りよる、芝居をしよるのを観客席から見ておるという時代は終わりましたよと、むしろ舞台の上に一緒に上がって一緒に舞台をつくり上げていこうじゃありませんかという呼びかけの例で使うことがございますが、まさに今回の食育というのも環境を守ることと同時に、大変市民の皆さん方の理解と協力がなければ、これはとても絵にかいたもち、笛吹いても踊らぬという状況では改善ができないわけでありまして、そういう思いの中で、決して強制的ではなく、これを推進するためには市民の協力はどうしても必要ですよという思いを込めて、この1条、市民の責務というものを出させていただいたところでございまして、決して行政の責任を転嫁する思いではございません。
◆21番(貝田義博 君)
 一緒に舞台に上がるという、そういう認識でということでしたけれども、その点が私は本当に大事だろうと思います。やはり、市民と一緒にということであるならば、市民の皆さんがみずからの健康を守るという観点からの問題として、きっちりとらえて、みずからが参加をする、参画をしていくような、そういう運動にしていかないと、さっき、そう言ってどうのこうのとやりましたけれども、そういうものであってはいけないというふうに私は常々思います。
 ですから、この条例そのものはすばらしくいいものでありますし、だから問題は、これを具体化を図っていくときに、やっぱり市民の主体性というものをきちんと尊重しながら、そしてやるべきことをきちっと行政側が果たしていくという観点で、ともにというようなことを据えておかないと、何か市がこうやっているけれども、市民が協力してせんというふうにとらえてはちょっと困るんで、そこら辺はやはりまず行政がどうするかという、そのところをきちっと持って、そして市民の側に流すと時間がかかるかもしれませんけれども、地道に粘り強く働きかけてやっていくという、そのことは私はぜひお願いをしたいと。そのために、ある程度時間がかかっても、これはやむを得ないというふうに思います。そのことがやはり一番大事だろうというふうに思いますので、そこだけはきっちり申し上げておきたいというふうに思います。
 終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第11号の質疑を終結いたします。
△日程第12 議案第12号
○議長(大藪健介 君)
 日程第12.議案第12号 筑後市都市公園条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第12号の質疑を終結いたします。
△日程第13 議案第13号
○議長(大藪健介 君)
 日程第13.議案第13号 筑後市公園条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 1点だけお尋ねをいたします。
 この条例をつくるときに、若干私は申し上げたと思います。一定、市長、三役、議員とかの身分のある者についてはできないようにしたがいいんじゃないかという質問もしたんですけれども、そのときには、たしか市民生活部長は、市長公室長の時代でしたかね、何ら法的に問題ないものであるからというふうなことでこのまま行くというふうな答弁をされたと思うんですけれども、若干不都合が出てきたのかどうか、お答えを願います。
◎市長公室参事(木本吉彦 君)
 お答え申し上げます。
 特別な不都合な事例が出てきたのかという部分ですけれども、不都合な事例というのは出てきておりません。
 それで、当初の条例制定の際に御意見賜りまして、その後、指定管理者制度の公正性を高めるというふうな視点に立ったときに、やっぱり必要だろうというふうに判断をして、今度の改正に至ったところでございます。
 以上です。
◆21番(貝田義博 君)
 そう思われるなら、制定した当時に、やはりそのことをきちっと盛り込むべきであったろうというふうに思います。市長、お答えを願います。
◎市長(桑野照史 君)
 御指摘のように、少し当初のときに思いが足りなかったのかもしれません。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第13号の質疑を終結いたします。
△日程第14 議案第14号
○議長(大藪健介 君)
 日程第14.議案第14号 筑後市自転車駐車場条例制定について、質疑はありませんか。
◆1番(若菜道明 君)
 自転車の羽犬塚駅前の台数、それと羽犬塚駅西側の台数をどのくらい今駐輪しているか、お願いをいたします。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 お答えいたします。
 駅前駐輪場については、377台のスペースで設置いたしております。現実的にはまだ、450台近くはとまっておると思います。
 駅西駐輪場でございますけれども、スペース的には自転車が100台、バイク等が100台ということで、そこまではとまっていませんけれども、そういうスペースを確保いたしております。
 以上でございます。
◆1番(若菜道明 君)
 今の答弁では、西側はまだ満杯になっていないと、こういうふうな答弁だったと思いますが、合わせて約600台ということになると思いますが、これは今の市の用地と、これはJR貨物から取得して今の駐輪場をつくられたわけでしょう。その辺はどんなですかね。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 お答えいたします。
 平成12年度で駅前駐輪場については整備をいたしておると、13年4月1日より供用開始ということでやっております。その後に、質問議員言われますように、底地についても市の方に取得をしていると、JR貨物の方からですね。そのように聞いております。
◆1番(若菜道明 君)
 恐らく、この駐輪場は利用者の市民と、全員が市民か何かわかりませんが、市民のサービスということも考えられて、その当時、幾らで取得されたかはわかりませんが、私が思うところには、やはり筑後市は無料ということですけど、私が知っている範囲では、やはりこれを有料で扱っているというところもあると思いますが、そこら辺は、例えば、JRは売り上げが多くなるわけですよ、そういう便利になると。商店なんかは、やはり駐車場でも駐輪場でも確保せねばお客さんは来てくれないと。これは何もJRに、市民サービスということはまた抜きにして、やはりJRの利用者が便利になれば利用しやすいようになると、売り上げは当然多くなるから、乗降客ですかね、JRはもうかると。そして、もうかる上に、この前も3島何てろと言って税金を安くするような法律も延長するというようなことを新聞には載っておりましたが、そこら辺を有料にして幾らかでも市の財政にするというか、そういう考えはないわけですかね。どんなですか。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 答弁させていただきます。
 今の現状をまずお知らせしておきたいと思います。
 JRの駅は、皆様御存じのとおり、北の方から西牟田駅、羽犬塚駅、船小屋駅と三つございますけれども、船小屋駅と西牟田駅については、JRの方で駐輪場については管理されております。御存じのとおり、羽犬塚駅については、市の方で駐輪場を設置させていただいておるところでございます。
 そういった中で、有料化の議論も確かにいたしておりますけれども、その中で一番問題になったのが、有料化した場合に、その自転車が周りに不法駐車といいますか、ほったらかされて、歩道とかそういうところに置かれるんじゃないかということで、そういう今までのことも、駐輪場を整備していなかったときもそういった苦情が多かったということで、その苦情は駅ではなくて、やはり市に来るというようなこともございまして、今の現状の中では、やはり整備して、無料でやった方がいいんじゃないかと。
 それとあわせて、施設の関係でございますけれども、駅前駐輪場が有料のところ、確かに議員言われるようにあります。そういうところにつきましては、施設そのものがそれなりの対応をしてありますし、また、管理する側からすれば、有料化すればそれなりの管理責任等も出てまいりますし、そういった料金徴収体制等もございますので、質問議員の御意見、わかりますけれども、今のところはこのままで行かせていただきたいというふうに原課としては考えております。よろしくお願いいたします。
◆1番(若菜道明 君)
 最後にしますが、私は考え方が、やはりJRも営利企業ですから、何もこの大きい会社に至っては、今の答弁もそれはわかりますけど、どうも私が思うところには、JRにこびるというか、強いところが、本当ならそういうJRを利用する自転車に乗ってくる人はJRが管理するのが本当と思うですよ。市にいっても、それはJRを利用している人だからといってJRの方に責任を持っていくのが本当と思います、私は。何も市が苦情が来たからといって、市が打ち合うあれはないと思うですよ。それで、そこら辺を十分検討されて、今はそうでしょうけど、将来はやはり、財政財政と、こう言われますから、私は一時的には投資しても、投資で駐輪の機械というと、自転車を置く、かちゃっと何かするとが要ると思いますが、そういうとでも一時的には投資しても、将来的600台という数字があるわけですから、月幾らかは知りませんが、久留米なんかはかなり高かったと思いますよ。それで、そういうふうなことも考えていただきたいと思いまして、終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆7番(中富正徳 君)
 西田課長の話を聞きますと、要するに責任が発生するからということで、もっともだとは思います。しかし、放置自転車を削減するためには処分しか方法がないのかということをお聞きしたいと思います。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 お答えいたします。
 今の現状について、まず御説明申し上げます。
 条例制定についてはいたしておりませんでしたけれども、先ほどから申し上げておりますように、本来であれば、駐輪場を設置した13年4月1日から条例等については整備しておくべきでしたけれども、ただ現実的には、駐輪場に不法自転車がかなりあるということで、警察の方と連絡をとりながら、処理方法としては年に2回、6カ月に1回程度、市の方で自転車については駅前駐輪場の方から市の敷地の方に引き揚げてきておると。それを防犯登録とかしてあるところについて全部調査いたしまして、警察等に御協力いただいて調査し、持ち主がわかる自転車については、こちらの方から個別に御連絡をとりながら、引き取りに来ていただくとか、そういう処理をやっております。それでも1カ月過ぎてもないというところにつきましては、八女西部のリサイクルの方に持っていっておるところでございます。ですから、すべてを処分しておるということではございませんし、使われる分についてはそこの中でリサイクルをさせていただいておるというふうに考えております。
 以上でございます。
◆7番(中富正徳 君)
 私も福岡あたりに行って、いわゆるステッカー、何月何日ということでチェックをしてあるわけですね。前々から思っていたんですけれど、より利用しやすい駐輪場というものを目指すということで、例えば、高校生が後ろにステッカー張っていますね。駅前駐輪場も小さいステッカーを張るとか、そういったアイデアができないものかと。高校生、中学生が喜ぶような、何かそういったステッカーをちょっと張ってやって、そして、自分はここに置いているよというふうな、何かそういうふうなアイデアができないかなと常々思っているわけなんですけれど、管理管理と言われますと、何か大人が責任を負わないための仕事みたいに思えてならないんですよ。それよりか、もっと利用者に近い形での訴えるもの、自然に、そういったアイデアがないかなと思っているところで質問させていただいたところです。
○議長(大藪健介 君)
 質問ですか。
◆7番(中富正徳 君) 続
 意見を聞きたいところです。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 答弁申し上げたいと思います。
 アイデアと言われましたけれども、ちょっと持ち合わせがないんですけれども、現在の駅前の状況は、質問と違うじゃないかと言われるかもしれませんけれども、ちょっと報告しておきたいと思います。
 九州新幹線鹿児島ルートの工事があっていまして、そして、現在の羽犬塚駅の駅舎が崩れて、工事があっております。自転車もそうなんですけれども、自動車の送り迎え、これについても、市長への手紙、または直接の市への電話、苦情で、どうかせいという話が都市対策課の方に多数来ておるところでございます。そういったことに対しまして、JRさんと鉄道運輸機構と市、それと警察の方にも相談申し上げて、よりスムーズに、今の現状のスペースの中でトラブルが起きないようにということで努力はしておるところでございます。
 それとあわせて、駐輪場につきましては、確かに入り口がちょっと非常に危ないということも聞いておりますし、それと、台数的に非常にかなり多くの台数をですね、377台に対して450台程度駐輪いたしておりますので、その整理をシルバー人材センターに委託しておるところでございますが、そういった整理整とん、そういったところについては気を配って、しっかりやっておるつもりでございますけれども、そういう質問議員が言われたようなアイデアについてはちょっと持ち合わせておりませんが、ぜひ、何かございましたら、そういった点でいいアイデアがございましたら教えていただいて、参考にして、実施できるものについては実施していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆7番(中富正徳 君)
 私が申し上げましたのは、非常に入れにくいと、それで煩雑で、どうか増設ができないかというお話も聞いておったわけです。それで、いろいろ話聞きましたら、何か何とかの資金であそこはつくったのであって、2階建てはどうですかといったら、そういうふうな資金をつぎ込んでの駐輪場じゃなかったというお話を聞いておりますので、いずれにしましても、羽犬塚駅前を利用しやすいような広場にしていくということになりますと、そういった小さい意味での駐輪場ということではなくて、もう少し交流しやすい、そういっただれが来てでも、やっぱり羽犬塚駅はぴしっとなっているなと、そういうふうな一つのアピールをするような広場の駐輪場でもあるわけですね。いつまでたっても、ここ筑後市、この駅に来たら、何年も前からあるのに、いつまってんこんなふうな状態だと、そういうふうに見られると、私もちょっとですね。本当に真剣に一つ一つ取り組んでいるのかという、心が痛む思いをするわけです。だから、あなたも言いっ放しではいかんじゃないかとおっしゃるかもしれませんけれど、若菜議員もいらっしゃいますし、非常に池田議員が熱心に取り組んでおられますので、ひとつ駅前商店街の皆さんも地域の皆さんということでは、ひとついいアイデアをいただければ一番いいかなと思っているところでございました。
 そういう点で、一つの広場として駐輪場を考えていただきたいと、このように思って、私もお聞きしたところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(大藪健介 君)
 終わりますか。
◆7番(中富正徳 君) 続
 終わります。
○議長(大藪健介 君)
 10分間休憩します。
                午後2時1分 休憩
                午後2時12分 再開
○副議長(若菜道明 君)
 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
◆21番(貝田義博 君)
 1点だけお尋ねをいたします。
 第7条の放置された自転車等の後の処理の関係ですけれども、ここには、相当の期間継続して放置されている自転車ということで、明言をしていないんですけれども、あとの、例えば、警察との関係ならば、遺失物等の法律的な問題とも絡んでくると思うんですが、そこら辺は規則でということになっていますけれども、この条例をつくることによって、何らそこら辺が変わってくる部分があるのか、ないのかも含めてお答えを願います。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 お答えいたします。
 質問議員の御質問についてでございますけれども、筑後市自転車駐車場条例を提案いたしておりまして、その中で7条の関係でという御質問でございます。相当の期間というのは、駐車場の施行規則の方で定めるということにしておりますけれども、第3条に条例第7条第1項に規定する相当の期間とは10日間ということで規則で定めたいと。それともう一つは、第7条の3項の相当の期間については告示の日より6月ということで、警察の方とも協議しながらこの期間を定めていきたいというふうに考えております。
 何か変わることがあるのかということでございますけれども、ありません。条例を定めていなかったということで、条例で定めて適切な自転車駐車場の管理をしたいということでお願いしておるところでございます。
 以上でございます。
◆21番(貝田義博 君)
 もう一回確認ですけれども、10日間ということでは、たまたまそこに置きっ放しになっていたという、本人の、例えば、何かの不可抗力によって、そういう場合には撤去する前に何かきちんとした形の方法を、例えば、余りよくない話が、例えば、入院されたとかなんか、不慮の事故とかなんとかで置いたままになっていたということも可能性としてはあり得るんですけれども、そういう場合についてはきちっと連絡方含めて、何かコンタクトをとりながら対応していかないと、ちょっとまずいような事態にもなりかねんこともあると思いますけれども、そういうのは全然心配はないというふうに思っていていいのかどうか。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 お答えいたします。
 通常の日常的な管理でございますけれども、現在のところ、シルバー人材センターの方に管理委託いたしておりまして、月曜日から金曜日まで5日間について朝の3時間を2人で対応いただいております。その主な業務といたしましては、時間ぎりぎりに来られますので、たたっと来て、ぱっと置いて、だだだだっと行かれますので、なかなかきれいに整理しませんと台数が置くスペースが確保できないものですから、そういうことで管理いただいておりますので、放置については、そういうことで毎日来られて同じ方が管理いただいておりますので、この自転車が何日ぐらいからあるというのはわかるところでございます。
 それとあわせて、先ほどの質問議員からの質問でもお答えいたしましたけれども、引き揚げて市の方に管理をしておくということが6カ月ありますけれども、全部、防犯登録等を調べて、そして個別に個人に通知申し上げ対応いたしておりますので、そういうトラブルがないように極力していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆21番(貝田義博 君)
 最後にしますが、何をもって放置というふうにみなすかという、そこら辺のところがちょっと微妙な問題を含むような気がいたしますので、そこら辺をちょっと慎重に取り扱っていただきたいというふうに申し上げて、終わります。
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑もありませんので、議案第14号の質疑を終結いたします。
△日程第15 議案第15号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第15.議案第15号 筑後市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第15号の質疑を終結いたします。
△日程第16 議案第16号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第16.議案第16号 筑後市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第16号の質疑を終結いたします。
△日程第17 議案第17号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第17.議案第17号 筑後市公民館条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第17号の質疑を終結いたします。
△日程第18 議案第18号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第18.議案第18号 筑後市勤労者家庭支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第18号の質疑を終結いたします。
△日程第19 議案第19号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第19.議案第19号 サザンクス筑後設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第19号の質疑を終結いたします。
△日程第20 議案第20号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第20.議案第20号 平成18年度筑後市一般会計補正予算(第8号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第20号の質疑を終結いたします。
△日程第21 議案第21号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第21.議案第21号 平成18年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第21号の質疑を終結いたします。
△日程第22 議案第22号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第22.議案第22号 平成18年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第22号の質疑を終結いたします。
△日程第23 議案第23号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第23.議案第23号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第4号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第23号の質疑を終結いたします。
△日程第24 議案第24号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第24.議案第24号 平成18年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算(第4号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第24号の質疑を終結いたします。
△日程第25 議案第25号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第25.議案第25号 平成18年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第25号の質疑を終結いたします。
△日程第26 議案第26号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第26.議案第26号 平成18年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第26号の質疑を終結いたします。
△日程第27 議案第27号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第27.議案第27号 平成18年度筑後市水道事業会計補正予算(第2号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第27号の質疑を終結いたします。
 一般会計、特別会計、企業会計当初予算については、後日、予算特別委員会にて審査を予定していますので、質疑は極力、予算特別委員会でお願いをいたします。
△日程第28 議案第28号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第28.議案第28号 平成19年度筑後市一般会計予算について、質疑はありませんか。
◆20番(北島スエ子 君)
 人権・同和教育で4,403千円予算がついております。筑後市で、「あらゆる差別をなくし、明るく住みよい筑後市づくりを目指します」ということで予算がついております。しかし、このごろ、どうも思想信条で差別があったような気がいたしますけど、このような形でこれだけの予算を使いながら、どうして起きたのか、お尋ねいたします。
◎教育部長(平野正道 君)
 なぜ差別が起きたのかということですけれども、具体的には、筑後市で特に表立った重大な差別事件というのは近年は発生はしておりません。ただ、近隣ではいろんな差別はがき事件とか、確かにいろんな差別事件があっておるのは確かでございます。
 4,400千円予算を上げて、まだ差別があっておるじゃないかということですけれども、確かに、まだまだ一般的には、就職にしろ、結婚にしろ、あるいは学校の学力にしろ、いろんな面で、あえて比較をするならばまだまだそういった差別が完全に解消されておるというような状況にはないところでございます。したがいまして、そういった状況を今からまだまだ解消していくための、これは予算でありますし、基本的にはまだまだ差別が残っておると。ですから、今からハードは、御承知のように13年で法切れになりましたけれども、今後は啓発に今まで以上に学校、あるいは地域、職場、いろんなところで取り組んでいく必要があるというふうに認識をしておるところでございます。
◆20番(北島スエ子 君)
 先ほどの私の質問をそのまま市長、いかがでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 同和問題に限らず、我々は同じ地球、日本、福岡県、筑後市に生を受けておりますので、みんなが同じ立場で同じようにひとしく権利を持ち、さらにみんながその地域づくりのために参加するということに対する平等性が確保される社会をつくりたいと思っております。
◆20番(北島スエ子 君)
 市長、実はこのごろ私は、情報公開で5日の日に書類をいただきました。それを見ますというと、確かに条例違反の差別があっているように私は見受けいたしました。そのような中に、これだけの予算をつけながら、ずっとやってきたにもかかわらず、どうしてこういうことが起きるのかなと、非常に残念で仕方がないんですね、この筑後市で。だから、やっぱり思想信条で差別が起きないような行政政策をぜひしてもらいたいと私は思います。いかがでしょうか。
◎市長(桑野照史 君)
 ぜひ、そういうふうにやっていきたいと思います。
◆20番(北島スエ子 君)
 じゃ、今の市長の言葉を肝に銘じまして、私も今のところまだわからないんですけど、多分、議員を引退するであろうと自分では思っております。ですから、筑後市に住むことは間違いないわけですので、あらゆる差別がないような政策をぜひしていってもらいたいということを祈念いたしまして、この質問を終わります。本当に差別のない社会をつくってもらうようにお願いいたします。
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 2点お尋ねをいたします。
 1点目は税収のことなんですけれども、一般質問で若干行いましたが、個人市民税の推移です。
 この間も申してきておりますように、定率減税等の廃止によって、所得はそんなに変わらないのに税金だけはふえてきたと。いただく市側からするならば大変結構なことであるかと思いますけれども、問題はそこの中身だろうというふうに思います。再度、市民の家計の実情、確定申告の時期、間もなく終わりますけれども、そういう中でつかんでおられる状況などをお聞かせ願えればというふうに思います。
 それから、いま一点は、助役が予算特別委員会に出席されるかどうかわかりませんので、あえてこの場でちょっとお尋ねしたいのはシルバー人材センターの関係です。
 この間も何回か取り上げられたところでありますけれども、年々補助金の額は、若干ではありますけれども、減っているようであります。これは私も立ち上がった当初、議会選出の理事ということで出ておりましたので、ずっと興味深く見守ってきたところでありますが、今でも理事長は中村助役がされているというふうに思いますが、収入役が廃止をされて、その業務が兼務という形でたしか今助役のところに来ておると思います。4月からは副市長になられることになると思います。そこにもってきて、シルバー人材センターの発足以来、ずっと助役が理事長を務めてきておられますけれども、ますます激務になるんではないかなというふうに、ちょっと私は危惧もしておりまして、シルバー人材センターが発足して10数年になると思いますが、できればもう自前の理事長を会員さんの中からつくってもらった方が、やっぱり私は適当ではないかなというふうにも思うんですけれども、総会でそれは決めることですので、いろいろ干渉するなと言われても仕方ないんですけれども、しかし、私はもう一定ここまで来れば、自主的な運営をやってもらうという意味からするならば、そこら辺、ちょっと考えていただいた方がいいんではないかなということも思っておりますので、ぜひその点での意見なりをお聞かせ願いたいというふうに思います。
◎助役(中村征一 君)
 それでは、シルバー人材センターの理事長を仰せつかった立場から御意見を申し上げますが、私自身も、シルバー人材センターの運営、400名の会員で運営をしていますが、運営の基本はやっぱり会員主導と、会員が中心になったセンターの運営をやりたいということで、理事会にもいろんな新しい方々を入っていただいて、今前向きの議論をやらせていただいています。したがって、今、貝田議員から御質問がありました点については、十分その意見も踏まえてシルバー人材センターの理事会でも諮りまして、できればそういう方向に持っていきたいと思っていますが、ここでは確定はできませんので、しばらく検討をさせていただきたいというふうに思います。
◎税務課長(野田広志 君)
 税改正に基づく御質問でございました。
 平成19年度から、御存じのとおり、定率減税7.5%、あるいは上限20千円というのがなくなります。私も申告会場に大半、御一緒といいますか、受付のところにおりました。昨年は大変多くの方から、これは高齢者の方が中心ですが、非難的な言葉をいただいたことは私も承知しております。しかし、本年度は昨年度と違い、こういったような制度の改正があったということを御理解いただいたと思っておりますが、ほとんどそういったふうな非難めいた言葉はなかったと承知いたしております。
 以上でございます。
◆21番(貝田義博 君)
 1点目のシルバー人材センターの関係については、ぜひ検討を願いたいというふうに思います。
 当初は、やはり便宜上、助役がなられたということで、補助金等の関係もいろいろあった、それから仕事の受注の関係で大きく官公庁のそういう仕事にゆだねるところもあったというふうに思っていますので、一定必要性もあったと思いますけれども、もうここまで来れば大体ひとり立ちをしているというふうに私は思うんで、そこら辺は、先ほども申したように、やっぱり自前で自分たちの会員の中から純粋に選ぶというふうなことでされたがいいんじゃないかなというふうに思っていますので、あえてまた申し述べておきます。
 それから、2点目の関係ですが、この間、特に市長も言われましたように、高齢者には大変な苦難を強いてきていると。公的年金控除の縮小、それから老年者控除の廃止もありました。定率減税もその点なんですけれども。先ほどの関連で言いますと、そういう中に祝い金までというふうに私はなってくると思うんで、そこら辺はやっぱりよくよく肝に銘じてやってもらいたいなというふうに思うんですが。
 さて、今から来年度の予算を執行するに当たって、家庭の実態は一般質問の中でも申し述べたとおりでありますけれども、やはりそういう気持ちを実態をきちんと見た上で施策をやっていってほしいと思うんですね。予算を決めた、法律上こういうふうになったから仕方ないということではなくて、やはりそこに市長としての思いをきちっとやっぱり市民に寄せて、その中で市民の生の声を聞きながらやっていかないと、やはり私は市に対する厳しい目というのはますます強くなってくるんではないかなというふうに思います。
 そういう意味で、やっぱり市長は今後、来年度に当たって、福祉的なところの、例えば、子育て支援を強めるというふうなことも大いにそれは結構でありますけれども、そのことも含めて、やはり市の重点施策として考えていくに当たって、私はやはりその市民の暮らしと福祉と教育というのが一番大事だろうというふうに思いますが、そこでもこれからまた来年度も市長は出前市長室をやっていかれると思いますけれども、そういう中で、やはり市民の声を十分に聞いてもらって、それを幾らかでもいいから施策の中に反映をしていくという、そういう視点がないと、なかなか私は市長の言い分ばかりというふうには通っていかないと思うので、特に出前市長室あたりでは、やはり市民の声を聞いてもらいたいというのが私は一番、この深刻な時世にあっては重要と思いますので、そこら辺、市民が主役、市民との協働を言われるならば、やはり市長がみずから足を運んで市民の声を聞いていくというのが一番大事だろうと思いますけれども、その点の来年度の執行するに当たっての構えと申しますか、決意をぜひ述べてもらいたいというふうに思います。
◎市長(桑野照史 君)
 出前市長室も5回、今度で6回目になるんではないかと思います。最初のときに、ここでも一遍御説明したことがあるんじゃないかと思いますが、なかなかみんなで出ていっても、陳情合戦になってしまうから、ああいうのは余り考えん方がいいんじゃないですかと、前任市長のときの実例を出して、私に助言した人がおりましたけれども、私は繰り返し申しておりますように、また今も御指摘をいただきましたように、市民が主役の地域づくりをしていくということから言えば、やはり欠かせないことだというふうに思ってまいりました。そして、いろんな制度が変わってくる中で、私どもの行政側の思いというか、主張という部分が、時間がうんとかけたというところもありまして、この間からの政策会議でも市民の声を聞くという部分を十分ふやすべきではないかという話があったところでございます。
 ただ、申し上げますように、今の大きな社会の変動の中で、一自治体ではいかんともしがたい制度改正等々もたくさんあるわけでございまして、そのことが首長の判断では変えることができないという部分もあります。そういうところも含めて、今、市民の皆さん方が大変、なかんずく御高齢者の皆さん方が非常に、いわゆる生活の、暮らしの中で圧迫感を持っておられるということはよくわかっておりますから、そこに耳を傾けつつ、我が筑後市でできること、できる限界、そういうものも極力よく説明する、そういうことができるように、そして市民の皆さん方も出前市長室の意味というものをとらまえて、たくさんの人が会場に来てもらえるような努力をしていきたいというふうに思います。
◆21番(貝田義博 君)
 先ほどちょっと言い忘れましたけれども、来年度には下水道の負担金等も入ってきます。まだまだ説明不十分のところがいっぱいあります。市民の皆さんの中に聞くと、御存じない方もまだいっぱいあるんですね、負担金については。それはもう下水道課長も十分承知のことでしょうから、これ以上申しませんけれども、そういう中では、やはり負担を強いていくわけですから、よくよくやっぱり市民の皆さんの声を聞くということを肝に銘じて、ぜひやっていただかないと、市長は特に雄弁家ですので、話す方が多いみたいなので、それより前にまず住民の声を、市民の声を聞くということに重きを置いていただきたいなと思います。
 終わります。
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
◆9番(田中親彦 君)
 今取り組まれております流域下水道、この1期工事の供用も始まっておりますが、下水道工事が起因と思われる部分で市道の沈下が起きておる箇所があります。恐らく、工事契約の中では2年間が瑕疵期間としてあると思います。これは2年間の瑕疵期間の中で終結するような路面の沈下というのは問題ではないと思います。これが特別会計予算の中でまたその部分はお聞きすることにして、その瑕疵期間の継続というか、期間が過ぎた後、また同様の原因が続いていくと思われる部分は続けてその瑕疵を特約できるものかどうか、お尋ねしておきたいと思います。できるものであれば、そういう扱いをしていただければ、こういう財政難の時代、新たな道路予算でその手当てをする必要はなくなると思いますし、私は一つの事業としての責任の範囲は時間が多少経過しても起因がそこであれば、そういう判断をして対処されるべき問題ではないかなと感じておりますので、その辺、できるか、できないか、今すぐ答えができないのであれば、特別委員会が始まるまでに調べておいていただければと思ってお尋ねいたします。
◎建設部長(馬場正利 君)
 下水道につきましては特別会計の中に網羅されておりますので、よろしければその中で御答弁を申し上げたいというふうに思っております。よろしくお願いします。(「工事契約の絡みにはなりませんね」と呼ぶ者あり)いや、当然、工事契約にもかかわる問題です。
◆9番(田中親彦 君)
 では、特別会計の中で御質問させていただきます。
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
◆20番(北島スエ子 君)
 予算委員会の中で言おうかなと思ったんですが、とにかく、今度消防の方で、私、うわさ的に聞きますと8人も9人も現職が退職されるという現実が来るようですけど、私たちの生命と財産を守っていってもらうために、本当に新人さんが8人、9人おいでになって回るのか。そこらあたりは、何か市長として手当てをせやんところがあるのではないかというような気もしますけど、大丈夫でしょうか、お尋ねいたします。
◎消防長(堤秀信 君)
 お答えいたします。
 確かに、現実は9名の退職ということになっております。ただ、私どもとしては、現状の新しい職員、これを教育をしまして、ベストを尽くしていきたいと。そのためには、当然、質問議員おっしゃいますように、若干の地理の不安とか等々があると思いますけれども、45 P.194 名で総力で当たっていきたいと思っております。
 以上です。
◆20番(北島スエ子 君)
 私、なぜこんなに心配するかというと、本当に市役所におると救急車が1日に、回数がだんだんだんだんふえているような気がするんですね。職員さんたちと話していましても、非常に回数がふえている。そこに新人さんが8人も9人も入られて、本当に救急車に乗ってある運転手さんというのは、確かに運転はうまいし、道もよく御存じなんですね。それを新人さんがあれだけうまく行けるのかなという心配を非常にしましてですね。また、消防学校にも行ってもらわにゃいかんわけですよね。そこらあたりで、私たちの命と財産を本当に守っていただけるのかという心配をいたしまして、何か市として非常に政策的に大丈夫なのかなという気がいたしましたので、お尋ねしたところですけど、大丈夫だと今、消防長はおっしゃっていますので、大丈夫なんでしょうね。
◎消防長(堤秀信 君)
 与えられた人員でベストを尽くしたいと思っております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第28号の質疑を終結いたします。
△日程第29 議案第29号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第29.議案第29号 平成19年度筑後市国民健康保険特別会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第29号の質疑を終結いたします。
△日程第30 議案第30号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第30.議案第30号 平成19年度筑後市老人保健特別会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第30号の質疑を終結いたします。
△日程第31 議案第31号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第31.議案第31号 平成19年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第31号の質疑を終結いたします。
△日程第32 議案第32号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第32.議案第32号 平成19年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第32号の質疑を終結いたします。
△日程第33 議案第33号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第33.議案第33号 平成19年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第33号の質疑を終結いたします。
△日程第34 議案第34号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第34.議案第34号 平成19年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第34号の質疑を終結いたします。
△日程第35 議案第35号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第35.議案第35号 平成19年度筑後市下水道事業特別会計予算について、質疑はありませんか。
◆9番(田中親彦 君)
 工事契約会計に関することですが、ある事業が起因すると思われるもので瑕疵期間が過ぎた後にまた瑕疵期間の延長ができるものかどうか、契約上、そういうことができるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
◎総務部長(加賀田慎一 君)
 契約約款につきましては、質問議員も御存じのとおりに、2年間の瑕疵担保期間ということになっています。それを過ぎた場合については、非常に重要な瑕疵があるときには10年間というふうなのが今の契約約款でございます。
◆9番(田中親彦 君)
 わかりました。
○副議長(若菜道明 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第35号の質疑を終結いたします。
△日程第36 議案第36号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第36.議案第36号 平成19年度筑後市病院事業会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第36号の質疑を終結いたします。
△日程第37 議案第37号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第37.議案第37号 平成19年度筑後市水道事業会計予算について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第37号の質疑を終結いたします。
△日程第38 議案第38号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第38.議案第38号 市道路線の認定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第38号の質疑を終結いたします。
△日程第39 議案第39号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第39.議案第39号 市道路線の認定変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第39号の質疑を終結いたします。
△日程第40 議案第40号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第40.議案第40号 訴えの提起について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第40号の質疑を終結いたします。
△日程第41 議案第41号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第41.議案第41号 第四次筑後市総合計画を定めることについて、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第41号の質疑を終結いたします。
△日程第42 議案第42号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第42.議案第42号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第42号の質疑を終結いたします。
△日程第43 議案第43号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第43.議案第43号 福岡県自治振興組合規約の変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第43号の質疑を終結いたします。
△日程第44 議案第44号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第44.議案第44号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第44号の質疑を終結いたします。
△日程第45 議案第45号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第45.議案第45号 福岡県市町村災害共済基金組合規約の変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第45号の質疑を終結いたします。
△日程第46 議案第46号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第46.議案第46号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合規約の変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第46号の質疑を終結いたします。
△日程第47 議案第47号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第47.議案第47号 花宗用水組合規約の変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第47号の質疑を終結いたします。
△日程第48 議案第48号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第48.議案第48号 船小屋温泉振興組合規約の変更について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第48号の質疑を終結いたします。
△日程第49 議案第49号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第49.議案第49号 国営造成施設管理体制整備促進事業(操作体制整備型)の事務の委託について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(若菜道明 君)
 質疑もありませんので、議案第49号の質疑を終結いたします。
△日程第50 議案第50号
○副議長(若菜道明 君)
 日程第50.議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置について、質疑はありませんか。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 福岡県の後期高齢者医療広域連合の設置なんですが、今月30日をもって設置をするということで急ぎ討論、採決までいかれるということですが、この後期高齢者医療制度、これは高齢者医療のまさに大転換という認識をしております。20年度から導入されるということで、この1年、広域連合を設置し、そして1年間準備、その移行をやっていくということなんですね。
 それで、お聞きしたところでは、本人負担ですね、保険料ですね、これは各都道府県、原則としては一律ということを伺っております。それで、福岡県の1人当たりの老人医療費、これは御承知のとおり、年間約、平均ですね、980千円、全国一ですね。一番低い長野県と比べると、福岡県のそれは1.5倍ということを聞いております。
 そこでお尋ねしたいのは、この新しい制度が導入される、そのねらいの一つ、医療費抑制ということで、福岡県の抱える事情、先ほど申しました全国一老人医療費が高いということを含めると、各市町村において福岡県下ではこの筑後市においても市町村における医療費抑制の取り組み、これが活発化されるんではないかと思います。そのためには、市町村の役割、今後臨むべきこととしては、どのように健康管理について自覚を高めていくのかということがかぎではないかと認識しています。当然、本市では健康づくり、これをある意味、先ほどの食育条例ではないんですが、市を挙げて取り組んでいるという部分も見えますが、再来年度、20年度導入を目指しておりますこの高齢者医療制度に向けて、改めてこの健康管理についていかにして市を挙げて自覚を高めていくのかという点についてお尋ねします。
○副議長(若菜道明 君)
 10分間休憩いたします。
                午後3時2分 休憩
                午後3時13分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 お答えをさせていただきます。
 議員おっしゃるとおり、後期高齢者の医療制度は平成20年度にスタートするわけでございます。そのため、19年度中に一定のシステム構築等を含めた準備をすべて終了するようにということで、今鋭意努力をしているところでございます。
 その中で、後期高齢者医療が始まりました後の医療費の動向、もしくは保健指導と申しましょうか、それについて質問議員から御意見をいただいたところでございますけれども、私どもが今一番危惧をしていると申しましょうか、後期高齢者に取り組むに当たって問題だというふうに考えているのは、一言で言いますと、75歳以上の人たちは私たちの手から離れるということが最大のやっぱり危惧だろうというふうに思っております。
 現在は、医療費をまず抑えるためにはどうしたらいいかということになってくると、やっぱりこれは何といっても総合的な健康づくり、やっぱり健康指導だろうというふうに思います。そのような中で、今はどちらかというと筑後市という、言うなら地域割りに近い形で健康指導等は行ってきております。ですから、それを今回は縦割りと申しましょうか、組織割りと申しましょうか、何の保険に入っているかによって、その系列でもって保健指導、特定健診とか特定保健指導というふうに言われておりますけれども、これが来るということであります。
 サラリーマンの奥さん、この方が一番わかりやすいんで、よく例に出るんですけれども、サラリーマンの奥さんというのは、今は通常で考えれば御主人の扶養に入っていらっしゃる、いわゆる社会保険とか、私たちみたいな共済組合の被扶養者になっていると。その方たちは、じゃ、今はどういうふうな形で市の健診を受けていらっしゃるかというと、一応、年金では第3号被保険者に該当するということであれば市の方の健診を受けてもらって結構です。費用はどうするかというと、当然のことながら市の方で一定の負担をしますということになっております。ところが、今回20年度に新しい制度ができますと、完全縦割りでございますので、社会保険に入っていらっしゃる人の健診、あるいは保健指導に係るお金は全部社会保険で見なさいということになります。ですから、私どもとしてはもろ刃の剣ということになるかもしれませんけれども、私たちについては基本的には義務としてはその方たちの健康診断、健康診査等をする必要がないということになります。ただ、そう申し上げましても、大規模な大企業等の健康保険組合につきますと対象者の方、組合員といいましょうか、雇われていらっしゃる方が全国に散らばっているようなこともございますので、1組合が全部の職員プラス扶養されている方々も含めて健康指導等をやるということはなかなか難しいだろうということで、そういった場合については市町村がそれぞれの保険者から委託を受けて健康診断、特定保健指導をやることができますよという規定になっております。そのかわり、その事業実施をした事業主と申しましょうか、例えば、健康保険組合の方は市の方にその分、委託金としてお金を払いなさいと、そういうふうなことになるところでございます。
 それをなべて言いますと、40歳から74歳まではメタボリックシンドロームということで今、非常に話題になっておりますが、これについては完全に特定健診、特定保健指導は義務でございます。これは保険者の義務でございます。ですから、筑後市の国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの人は、私どもが責任を持って健診、あるいは保健指導をやらなければならないということになります。
 一方、後期高齢者の広域連合の方で見ます高齢者医療制度の方は、一応努力義務でございます。これは、やはり若い人と申しましょうか、一定高齢の方は病気をなくすというよりも、ある程度そこに仲よくつき合っていっていただくというようなことで、これは努力義務でございますので、今の段階では義務ではございませんので、福岡県としてどのような取り組みをするのかというのは、今から先のことになろうかと思います。ただ、申し上げましたように、それから見ますと、私たちは言うなら法律的には75歳以上の人は知りませんと、国民健康保険がやります健康診断、健康診査等にお見えになっても、いや、おたくはもう75歳だから、うちじゃ面倒見ませんから、県の広域連合の方に行ってください、高齢者医療制度で見てくださいというふうに言っていいというのが法律の建前になっているところでございます。それをやりますと、その反動が医療費にどのようにはね返るかということになると思います。
 医療費の面から見ますと、先ほど議員がおっしゃっていただきましたように、国民健康保険という一つの固まりで見ますと、ゼロ歳から、いわば100歳以上の高齢者の方まで全部まとめて、筑後市は筑後市の国民健康保険で面倒見ておりましたけれども、75歳以上がぽこっとなくなってしまいますから、言うならば、その分についてどんなに医療費が上がろうとも、筑後市にとっては直接的な影響というのはもちろんなくなります。今月1億円医療費がふえたから、1億円どこかからお金をつくってこやんというふうな現象もなくなります。ただし、それは当然のことながら、私どもが出資をしておる広域連合で面倒見るわけですので、当然のことながら負担金等で回り回って、間接的に財政にはね返ってくるのは間違いございませんけれども、そういったことで、直接的な面からは解放されるということになります。
 このような状況になりますので、私たちはどちらかというと、もう75歳を見ないというふうな、そういうことにならないように、やはり筑後市という行政の中では、やっぱりゼロ歳から、上は100歳を超えるような方まで、皆平等な市民でありますので、そういった目でいかに財政とのバランスをとりながら、筑後市全体としての健康づくり、あるいは医療費を一定適正に抑えるという取り組み、これについては取り組んでいく必要があるというふうに今考えておるところでございます。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 1年後の導入に向けての医療費の動向及び課題を課長の方から答弁していただきました。
 この高齢者医療制度に関して、例えば、新聞各紙でも特集で記事として取り上げております。たまたま、私がきょう持ってきたのは読売の記事なんですが、そこで、今話題の人、前宮城県知事の浅野史郎さんが、これに関するコメントをこうおっしゃっています。長野県の医療費の安さが手本とされるが、医療費適正化が目的だったわけではなく、地域医療を充実させた結果にすぎない。高齢者医療の目標は、健やかな老後を県民に送ってもらうことだというコメントを最後つけ加えてあります。
 第四次総合計画の施策の中で、健康づくり、もちろん項目として上がっております。その中で1人当たりの老人医療費、成果目標、数値ですか、こういうところでも掲げてありますが、この新しい制度の導入に当たって、筑後市でいかに健康づくりを進めていくかということをもう少し大きく考えて、私自身は推進していくべきだと思います。
 そこで、市長にお尋ねですが、私は健康管理、健康づくり、これは市として、市民にとって一番身近な政府である市の大きな課題、役割じゃないかと、私自身認識しております。それで、この健康づくりという観点での見解なり、これをお尋ねします。
◎市長(桑野照史 君)
 人間がある一定の期間生きてきますと、当然のことながら老齢を迎えるわけでありまして、お互いにどう老後を、老齢の時間を充実して生活をするかというのは、極めて人生の終えんに向かって大事なところだろうと思います。したがって、その共通基盤に生活する我々、自治体としても、我々の筑後市内に住む高齢の方が少しでもやはり健やかな老後を送ってもらうというような条件、環境をつくるということは、とりもなおさず大変、福祉の面から言って大事なことではないかというふうに思っておるところです。
 さはさりながら、行政は行政なりの当然のことながら一つの限界もあるわけでございますので、まさにお一人お一人の意識、そういうものをしっかり植えつけさせるという、言葉が乱暴かもしれませんが、そういう自覚を持ってもらいながら、そういう方々と一緒になって健康づくりを進めていく、これが地域包括制度、つまりこれからは予防型の、不健康になる前にどう予防するかということのシステムをどうつくり上げ、市民の皆さん方に協力を願うかということだろうというふうに思っております。
 ただ、健康というのは非常に、みんな市民の方々、関心があるわけでございまして、3年前から始めたチャレンジデーなんかの参加率がぐんぐんウナギのぼりで上がってくるのも、当然のことながら健康に対する皆さん方の関心が高いと思いますので、しっかり行政の側としては健康づくり課を中心に、そういう輪を広げていくという努力をして、市民の皆さんが少しでも健やかに、ぴんぴんころりという言葉もありますけれども、そういう老後を過ごしていただけるように努力をしていかなければならないと思っておるところでございます。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 今、市長おっしゃいました。先ほど、浅野さんのコメントを紹介しました、地域医療の充実、そういうことで市立病院ですね、地域医療の核を自負されておるんであれば、一層自覚を新たにして、業務を、サービスを提供していただきたいと思います。
 そして、最後、1点お尋ねしますが、先ほど、チャレンジデーのお話もありました。最新の市の広報ですね、3月1日号、早朝のラジオ体操、地域の行政区で実施しますよという一覧がありました。たしか、これは1年前か2年前にも、その一覧があって、ちょっと実施数としては少なく感じましたけど、私の思い過ごしであればいいんですが、これはあくまでもそれぞれの地域、行政区の主体的な取り組みということは認識しております。それについてはいかがでしょう。
◎健康づくり課長(坂本正憲 君)
 お答えいたします。
 手元に正確な数字を把握しておりませんけれども、今現在取り組んでいただいている地域は24カ所だと思っております。当初、チャレンジデーを始めましたときには4カ所か5カ所程度でしたけれども、このチャレンジデーを始める中で、いろんな意味合い含めて、ラジオ体操の地域が広がったと思っているところでございます。
◆4番(矢加部茂晴 君)
 きょうは片仮名用語がありました、ライフステージ、それぞれの段階において現役世代も、もちろん子供たちも、乳幼児も、そして老後も健やかに生きていくという、市を挙げて強力に推進していただきたいと、私も一市民として念願しております。ということで、終わらせていただきます。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆21番(貝田義博 君)
 今回の法改正の目的の一つには、医療費の削減、2025年度までに8兆円というふうに大体言われています。そのために都道府県は2007年度中に生活習慣病予防対策で2兆円、入院日数の短縮及び病床の廃止、縮減、本県の場合については現在の2万6,000床をこの6年間で1万400床に削減をする、そういう内容で4兆円の削減など、具体的な目標値が掲げられております。
 そのことでお尋ねでありますけれども、もともと所得が低く、現役ではないわけですから、75歳以上は。病気にかかる確率も非常に高い、そういう高齢者だけを対象にした保険制度というのが、相互扶助になじむかどうかという問題が私はあると思います。要するに、貧乏人同士だけでつくるような、そういう保険制度、それで私はいいのかなというふうに思います。しかも、今回はその診療報酬は定額制を主としたものであって、要するに、だから、高齢化が進み、医療費がふえるたびに保険料の値上げか、もしくは医療内容の切り下げ、私はどちらかをとっていくにしかならないというふうに思いますけれども、そういうおそれはないのか、お答え願いたいというふうに思います。
 それから、いま一つは、広域の介護保険がいい例であると思いますけれども、大きくすれば、何か事が済むような、そういう考え方というのは、私は逆に問題ではないかなというふうに思います。結局は、国がその責任逃れで都道府県に押しつけて、それがまた市町村に負荷するような形になっていますけれども、さっきもちょっと質疑の中で出ていましたけれども、むしろ小さい保険制度の方が自分たちの身近なものになっていくというふうに思うことからするならば、私はやはり問題ではないかなというふうに思いますけれども、その点についてのお答えを願いたいと思います。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 お答えをさせていただきます。
 まず、75歳以上の方が置かれている現状については、質問議員の御指摘のとおりだろうと思います。そのような状況の中で安定した保険制度としての、この後期高齢者をどう運営するかということで財政的な負担というのが今回新たな仕組みとして提案をされているところでございます。全体予算を10としますと、そのうちの半分の5割、これにつきましては公費で負担するということであります。ですから、国と県と市町村で医療費の半分はまず負担をします。これは言うなら、一言で言えば税金持ち出しになりますけれども、被保険者といいましょうか、75歳以上の方に直接負担を求めるものではないということであります。それから、残った5割のうちの4割、ここには現役世代の支援ということで国民健康保険でありますとか、先ほど言いました社会保険、あるいは私たちが入っています共済組合、そこら辺の方々の保険料の中から10の4、全体のうちの4割はこの広域連合の方に、後期高齢者医療制度の保険の財源として持ち出しをするということでございます。ですから、全体を10としますと、5足す4ですので、9割はそういった形で75歳以上以外の方から、75歳以上の方は当然税金を納めてあれば、その税金ははね返りとして来ますけれども、制度的にはそういうふうな形で支援金と公費負担で10分の9を見るということになっております。残った1割が75歳以上の方に実際負担をしていただく保険料だということになっております。
 なお、この保険料につきましては、軽減措置等も一応、国保に準じてあるという制度になっておりますので、所得のいかんによっては、国保と同じように2割、5割、7割の軽減措置が受けられると、そのように制度的にはなるだろうというふうに思っておるところでございます。
 それから、介護保険の広域連合のことで今御指摘がございました。私たちも、確かにそのような議論はしてきたところでございます。大きいことがいいことなのか、市とするならば、パイが大きければそれだけ余力もあると考え方もできましょうけれども、先ほど言いましたように、身近な保険制度といったらどうだろうかということになるかと思います。しかしながら、先ほど市長の方からの答弁もありましたけれども、いかんせん法律で、福岡県で1個を全市町村が加入してつくりなさいというふうに定められておりますので、私どもとしては、例えば、極端な話、反対ですという旗を上げようとしても、事務方としてはもういかんともしがたいと、そういう事情になっておりますので、そこら辺についてはぜひ御理解をいただきたいと思います。
◆21番(貝田義博 君)
 負担割合の云々を言われましたけれども、いま一つ問題なのは、やはり国保保険料、先ほど矢加部議員が言われたんですけれども、全国一高い老人医療になっているということからするならば、大体スタート時点で全国の平均の1.2倍の保険料になるのではないかと、月額7,500円ぐらい。これは介護保険料とセットで、また天引きするんですね、これもね。私は、ここら辺にやっぱり問題があるというふうに思わざるを得ません。
 やはり、そういうことを負担をどんどんどんどんふやして、そして資格証明書が今全国的に問題になってきていますけれども、1年以上滞納している人については、特別な事情がない限りは資格証を発行するということになってきているわけですよね。ますます私はこういうことでは資格証の発行がふえていきはしないかという不安も持っておるところでありますけれども、そういうおそれはないんですか。私は、この制度そのものがやはり問題あるというふうに思うんですね。課長は、法律がそうなったんだから仕方ないというふうに言われますけれども、いざ住民の側からするならば、それはやはりたまりませんよ。法律が変わってきたから、それは仕方ないんだというふうに言われるならばですね。
 その中でも、やはり私は、先ほど申しましたけれども、やはり住民の置かれている立場、高齢者の置かれておる立場を考えるならば、やはり問題なところは問題というふうに私は国も言ってもらいたいし、例えば、減免制度をきちっとするとか、そういうところをしないと、それは保険料だけをどんどんどんどん上げていって、払えない、払えないなら資格証明書を出すというふうに、そういうふうになっておるならば、それはもうお年寄りは長生きしても仕方ないというふうな、どんどんどんどんそういう受けとめ方に私はなっていくというふうに思いますけれども、そういうことには絶対ならないということを言い切れるんですか。私は、そこら辺をきちっとしておかないとですね。
 先ほど申しましたように、もともと75歳以上という、大体がたが来て、病院にかからざるを得ないようなそういう人たちだけでつくるという、根本的な問題があると私は思うんで、そこだけはきちっと踏まえておって対応してもらいたいと思うんですけれども、そういうおそれはないというふうに言い切れるのかどうか、お答え願います。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 お答えをさせていただきます。
 確かに、非常に大きな問題であるということは、議員の御指摘のとおりだろうと思います。特に現在は老人保健の被保険者であれば資格証明書は現時点では発行しないというふうになっているにもかかわらず、今度の後期高齢者ではもう発行するというふうに、言うなら制度的に転換をされているのも事実でございます。あわせまして、保険料が、先ほど言いました医療費との連動の関係で、1月当たり全国平均は6,200円ぐらいだろうと言われていますけれども、それを上回る保険料を設定せざるを得ないというふうな状況にあるのではないかと、福岡県がそのような状況にあるのではないかと言われているのも、またこれも事実でございます。
 そのような中で、将来的に安定をした制度として運用できるか、絶対にそんなことがないと言い切れるかという答弁を求められておりますけれども、私どもとしましては、今回、この規約が成立しました暁には、当然のことながら広域連合が設立をし、そこで広域連合の議会が成立をし、その中で今後の方針、あるいは具体的な保険料、あるいは給付の内容等については決められることになっておりますので、筑後市の場合、筑後市からも当面は1名ですけれども、議員として出るという形になっておりますので、私ども事務方としてそれなりの努力をしていきますし、出られました議員とも連携をとりながら安定した制度として運用できますよう、今後も努力を続けさせていただきたいと。このような答弁しかできませんけれども、よろしくお願いをいたしておきます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
◆17番(田中瑞広 君)
 今回の後期高齢者医療制度がもと根本はどういった意味からこういう企画で、さっき法律で決まったという御説明でございましたが、どういったことを根本に改めて設立がなされようとしておるのか。しかるに、国の方、厚生労働省としてはどういったとらえ方をしているのか。それが1点。
 もう一つは、介護保険が町村会の方で連合がございますが、聞くところによりますと数百億円の負債を抱えているというふうに聞いております。先ほど貝田議員の質問もありましたけれども、この組織の中で、我が筑後市も高齢化率は決して低いとは言えませんが、うちよりももっと高く、30%以上の高齢化率を持っている町村もあるわけですが、介護保険の連合みたいな形に、先ほどの意見もありますように、なりはしないかという懸念も持っておりますが、その点どのようにお考えなのか、お尋ねいたします。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 大変痛いところの御質問を次々と受けておりますが、私どもとしましては、根本ということになりますと、やはり全体的な医療費の抑制、これしかないと思います。言葉的には、抑制という言葉は使わずに、適正な医療費の確保という言葉になっておりますけれども、質問議員のおっしゃるところから言えば、事実上は抑制をこの根本としては目指しておるということであります。
 それともう一つは、負担のあり方ということで、今は、先ほどの中にもありましたように、社会的弱者といいましょうか、退職をされたり老齢となって一定収入ない人が国民健康保険に偏っているという医療制度間の不均衡、これを均衡化して、高齢者の医療、高齢者の健康を国民全体で負担をしようという大きな二つの目的から、今回の後期高齢者医療制度については導入をされたものというふうに理解をいたしておるところでございます。
 介護保険の連合の部分でございますけれども、具体的な額については、私どもも把握をしておりませんが、数百億円とまでは聞きませんが、数十億円単位の赤字といいますか、負債を抱えておるのは事実のようだという話は聞いております。その大きな要因といたしましては、パイのメリットといいますか、全体が大きいために保険料も一定引き下げられるだろうと、なおかつ、地域間の格差、ある地方は高い、ある地方は低いというふうな、そういったものを含めて、平均的なとり方をしたというようなこともございまして、そのような負担になったということが一つあるというふうに聞いております。二つ目は、市町村合併によりまして、もう数でいきますと97市町村あったと思いますけれども、それが現在66になっております。大体、小規模の町村が合併なり吸収をされて市になるというパターンが多うございますので、介護保険の広域連合から脱退をし、新たな市独自といいましょうか、町村独自と申しましょうか、そういったところでの介護保険に切りかわっているというふうな状況にあるということで、そのような二つのところが重なって、介護保険連合については一口で言えば経営がかなり厳しいという話は伺っておるところでございます。
◆17番(田中瑞広 君)
 課長、よくかみ砕いてお話しいただいておりますけれども、聞けば聞くほど、なかなかわかりにくく、私の頭の中が混乱する一方なんで、まして今度、こういった後期高齢者ということになれば、一般市民がもっと混乱すると思うんですよね。先ほど課長の説明にもありましたように、支えなくてはならないというのはわかるんですが、だったらいっそのこと全部、国民健康保険も社会保険も共済組合もみんな一緒になって高齢者を支えましょうといった方がもっとわかりやすいと私は思うんですよね。
 それと、先日もあっていましたが、例えば、リハビリを必要な人が従来、リハビリを無限にというと語弊がありますけれども、かなり長くリハビリやっていたのが、180日で期限が切られて、あとは介護保険か何かでやりなさいということがマスコミではやっていましたね。ああいうのでありますように、本当にどっちへ行っていいのか、市民にとっては戸惑いばかりの現実でですね。ここで何度議論しても、さっき課長がおっしゃるとおりだと思うけれども、非常に市民がこれから先、一体どうなるだろうかと。先ほど貝田議員の質問にもありましたように、今後、ベッド数や病院数を約半分近くに減らすということになってくると、当然、私どもこれからお世話にならなくてはならない年代に入っていく中で、もう我々のときは自宅療養しかないかなという感じがします。
 そういった点で、本当に何のための医療制度かなという感じがしますので、そこら辺をですね、ここでだけじゃどうにもならない問題だとは思いますけれども、十分御配慮いただきたいと思うので、何かそこら辺で御回答いただければありがたいです。
◎市長(桑野照史 君)
 私がこういう公の席で余りいろいろ言うと問題かなと思って、先ほどから貝田議員のときも、矢加部議員のときもじっと我慢しておりましたが、そろそろ議論が出尽くしたと思いますので。
 要は、しかし、今日、現状がどうしようもなく医療費が国民生活全部つぶそうという状況下で、必死になって厚生労働省は、その医療費の負担をどう軽くするかというところに知恵をめぐらせておると、これが基本だというふうに私も思います。したがいまして、この医療費の抑制をするためには、今までの医療が十分受けられにくくなるだろうというふうなことも思います。しかし、さはさりながら、まさに、じゃ、今までと同じようにせろということであるならば医療費がもうパンクしてしまうと。こういう中で、大変四苦八苦して新しい制度がスタートをするということでありますので、いろんな問題点を含んでいるだろうと思いますが、私の立場から言えば、極力市民に負荷がかからないようにしていかなきゃならんなということが一つ。
 それから、先ほど、それぞれに御心配がありました介護保険制度ですが、ここではちょっと控えさせていただきますけれども、激しく市長会と町村長会で今ちゃんちゃんやってきました。やってきて、議員数も39と38ということでおさまりましたので、今回全部の福岡県下の市町村、全国で一番最後です。よそは全部できておって、舞台裏のことをちょっと言いますと、地方六団体の会長のおるところが一番最後かというような一面も実はありました、正直のところ。しかし、その根底には市長会と町村会の激しいバトルがあっております。俗人的なことはもう申し上げませんが、そういう中でやっておるという裏には、介護保険の問題があって、市長会の方は十二分にそこは承知をして、介護保険広域のを市長会で泥をかぶるようなことは絶対にしないという申し合わせの中でやっておりますので、今、アイ・エヌ・ジーで進行形ですけれども、そういう見通しが立って、今回提案をさせていただいているという状況でございまして、大変、本当にきつい、つらい選択でありますけれども、市民への負担、市民への説明責任、そういうものをきちっとこの行政が果たしていかなければならないと思っておるところでございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
◆10番(入部登喜男 君)
 この問題につきまして、一つ、二つ、ちょっとお伺いしたいと思います。
 84ページに(広域連合の経費の支弁の方法)ということで掲示してあります。「広域連合の経費は、次に掲げる収入をもって充てる。」、1番目に関係市町村の負担金、これは今、市民課長から10分の9とかいろいろ聞きましたところでわかるわけでございます。そして、2番目に事業収入とあります。それから3番目に、国及び県の支出金、そして4番目にその他とあります。
 私がちょっと思うのは、75歳の以上の人たちの団体の中から事業収入という1項目があるわけでございますが、この事業とはどういうことをされることを想定してあるのかですね。また、4番目のその他についてでございますが、その2点についてお伺いいたします。
◎市民課長(山口辰樹 君)
 お答えをさせていただきます。
 84ページの第17条の収入の中身といいましょうか、どういったものかということでございますけれども、事業収入というのは先ほど申し上げましたように、広域連合も一つは保険者という形になりますので、矢加部議員のところに申しましたように、特定健診とか特定保健指導を他の団体から受託をすれば、それが事業として成り立ちます。当然、法的にはそれが可能でございますので、そういった事業収入、あるいは財産等を持っておりましたら、財産等の貸し付け等の部分があるというふうに聞いておるところでございます。
 それから、その他といいますのは、先ほど申し上げました市町村国保とか健康保険組合等からの支援金、これがその他の中に位置づけられるというふうになっております。もう一つは預金の利息という形になっております。
◆10番(入部登喜男 君)
 今のを聞きまして、わかったようで、はっきりわからんわけでございますけど、いわゆるこの新しい制度につきまして19年度で準備期間、それから20年度から正式に発足するようでございますけど、筑後市におかれましても後期高齢者の生活が極端に、また今まで以下にならないように極力配慮していただきたいことをお願いして、私の質問を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 他に質疑もありませんので、議案第50号の質疑を終結いたします。
△日程第51 議案第51号
○議長(大藪健介 君)
 日程第51.議案第51号 専決処分の承認について(平成18年度筑後市一般会計補正予算(第7号))について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第51号の質疑を終結いたします。
△日程第52 議案第52号(議員提案)
○議長(大藪健介 君)
 日程第52.議員提案、議案第52号 筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、議案第52号の質疑を終結いたします。
△日程第53 報告第1号
○議長(大藪健介 君)
 日程第53.報告第1号 筑後市国民保護計画の作成について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、報告第1号の質疑を終結いたします。
△日程第54 報告第2号
○議長(大藪健介 君)
 日程第54.報告第2号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、報告第2号の質疑を終結いたします。
 暫時休憩します。
                午後3時51分 休憩
                午後3時51分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第55 議長発議
○議長(大藪健介 君)
 日程第55.特別委員会の設置についてを議題といたします。
 一般会計、特別会計及び企業会計当初予算を審査するため、議員全員による予算特別委員会を設置し、設置期間は本年3月定例会会期中としたいと存じます。この点につきましては昨年の3月定例会より質疑の終了後に議長発議として別紙のとおり御提案することになったところであります。あわせて、正副委員長については、委員長に村上知巳議員、副委員長に永田昌己議員にお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議なしと認めます。よって、予算特別委員会については原案のとおり設置することに決しました。
△日程第56 諸般の報告について
○議長(大藪健介 君)
 日程第56.諸般の報告について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質疑もありませんので、諸般の報告の質疑を終結いたします。
△日程第57 議案委員会付託
○議長(大藪健介 君)
 日程第57.議案の委員会付託を行います。
 まず、常任委員会の付託については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 次に、一般会計、特別会計及び企業会計当初予算については、お手元に配付しております特別委員会議案付託表のとおり付託することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 御異議もありませんので、特別委員会議案付託表のとおり付託することに決しました。
△日程第58 陳情書委員会送付
○議長(大藪健介 君)
 日程第58.陳情書の委員会送付を行います。
 陳情書の送付表のとおり、所管の常任委員会に送付いたします。
 なお、議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置については、本日中に議決を要することから、この後直ちに厚生委員会において審査をお願いし、本会議再開の上、討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後3時54分 休憩
                午後4時40分 再開
○議長(大藪健介 君)
 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第59 常任委員会審査報告
○議長(大藪健介 君)
 日程第59.厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について、報告をいたします。
 議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置について。
 この審査に当たりましては、まず当局より規約案について条文ごとに詳細について説明を受けました。そのもとで幾つか質疑、意見が出たものでありますけれども、まず、医療費の軽減につながっていくのかという問いがありました。これについては、75歳になる前の健康づくりの徹底が重要である旨の回答がありました。また、全国どこでもこのような形の案になっているのかということでありますけれども、ほぼそのような形でやっているという答弁でありました。また、連合については、予防事業があるのかと、やるのかということでしたけれども、これについては議会で決めることであるけれども、義務ではないということで、努力規定であるということでありました。
 それから、75歳以上、後期高齢についてでありますけれども、この方たちについての健康づくりの事業はできるのかということでしたけれども、これも市で行うということでありますが、財源は市単費ということになるので、なかなか厳しい状況であるという回答が出ました。
 それから、未収金の回収についてはどうなるのかということでありましたけれども、全国では大体約80%の加入者の方々が年金天引きになるということであります。それから、一方では、優良の納税者が後期高齢の方に移ってしまうので、今度、国保の未収になりはしないかという、ちょっと危惧がされるということも出ておりました。
 また、将来的には今後持ち出しがかさむことにはならないかということでありましたけれども、これについては2年ごとに財政と事業計画を見直すことになっているということで、その中で考えられることになっているということであります。
 もう一つは、はり、きゅうについては、連合の方でもぜひやってほしい、要望はしているということでの当局の説明があったところです。
 採決の結果は、全員賛成、原案可決であります。
 以上で厚生委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(大藪健介 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について、質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 これより議案の討論、採決に入ります。
△日程第60 議案第50号
○議長(大藪健介 君)
 日程第60.議案第50号 福岡県後期高齢者医療広域連合の設置について、討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大藪健介 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(大藪健介 君)
 起立多数であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。
                午後4時43分 散会