平成１９年　６月　定例会（第３回）

平成１９年　６月　定例会（第３回） 　　　　　　　　　　　　　　平成19年６月８日（金曜日）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午前10時00分開会）１．出席議員（19名）　　　　１番　　島　　　　啓　三　　　　　　　　　11番　　坂　本　　好　教　　　　２番　　山　下　　秀　則　　　　　　　　　12番　　田　中　　親　彦　　　　３番　　大　城　　敏　彦　　　　　　　　　13番　　原　口　　英　喜　　　　４番　　松　竹　　秀　樹　　　　　　　　　14番　　大　藪　　健　介　　　　５番　　佐　藤　　正　利　　　　　　　　　15番　　永　田　　昌　己　　　　６番　　坂　田　　容　子　　　　　　　　　16番　　村　上　　知　巳　　　　７番　　山　下　　元　生　　　　　　　　　17番　　貝　田　　義　博　　　　８番　　矢加部　　茂　晴　　　　　　　　　18番　　弥　吉　　治一郎　　　　９番　　五十嵐　　多喜子　　　　　　　　　19番　　池　田　　光　政　　　　10番　　中　富　　正　徳２．欠席議員（なし）３．本会議に出席した事務局職員　　　　事務局長　　　　　冨　久　　義　樹　　　　庶務係長　　　　　田　中　　敬　士　　　　書記　　　　　　　小　林　　志　麻４．地方自治法第121条により出席した者　　　　市長　　　　　　　　　　　　　　　　　桑　野　　照　史　　　　副市長　　　　　　　　　　　　　　　　中　村　　征　一　　　　教育長　　　　　　　　　　　　　　　　城　戸　　一　男　　　　市長公室長　　　　　　　　　　　　　　一ノ瀬　　　　諭　　　　総務部長　　　　　　　　　　　　　　　加賀田　　慎　一　　　　市民生活部長（兼人権・同和対策室長）　徳　永　　知英子　　　　建設部長（兼水道局長）　　　　　　　　馬　場　　正　利　　　　環境経済部長（兼水路課長）　　　　　　鬼　丸　　則　行　　　　市立病院事務局長　　　　　　　　　　　右　田　　喜　俊　　　　教育部長　　　　　　　　　　　　　　　平　野　　正　道　　　　消防長　　　　　　　　　　　　　　　　堤　　　　秀　信　　　　総務課長　　　　　　　　　　　　　　　木　庭　　雄　二　　　　まちづくり課長　　　　　　　　　　　　宮　原　　一　壽　　　　市長公室参事　　　　　　　　　　　　　木　本　　吉　彦　　　　税務課長　　　　　　　　　　　　　　　小　田　　久美男　　　　女性政策課長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　永　松　　三　夫　　　　（兼勤労者家庭支援施設館長）　　　　会計管理者・会計課長　　　　　　　　　村　上　　春　夫　　　　市民課長　　　　　　　　　　　　　　　山　口　　辰　樹　　　　かんきょう課長　　　　　　　　　　　　橋　本　　國　光　　　　健康づくり課長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小　田　　美　穂　　　　（兼地域包括支援センター長）　　　　福祉事務所長　　　　　　　　　　　　　高　木　　正　勝　　　　農政課長　　　　　　　　　　　　　　　塚　本　　高　雄　　　　道路課長　　　　　　　　　　　　　　　野　田　　和　孝　　　　都市対策課長　　　　　　　　　　　　　西　田　　正　治　　　　商工観光課長　　　　　　　　　　　　　永　延　　喜　男　　　　下水道課長　　　　　　　　　　　　　　水　町　　良　信　　　　市立病院総務課長(兼病児保育施設・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松　竹　　卓　生　　　　ちっこハウス室長兼診療情報管理室長）　　　　市立病院医事課長(兼健康診断室長)　　　坂　本　　正　憲　　　　監査事務局長　　　　　　　　　　　　　野　田　　広　志　　　　農業委員会事務局長　　　　　　　　　　後　藤　　安　男　　　　教育委員会学校教育課長　　　　　　　　角　　　　恵　子　　　　教育委員会社会教育課長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田　中　　僚　一　　　　（兼中央公民館事務長）　　　　教育委員会人権・同和教育課長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城　戸　　秀　穂　　　　（兼人権・同和対策室参事）　　　　水道課長　　　　　　　　　　　　　　　大　籠　　　　修　　　　消防本部消防次長兼総務課長　　　　　　井　寺　　藤　彦　　　　消防本部警防課長　　　　　　　　　　　村　上　　由　明　　　　消防本部予防課長　　　　　　　　　　　大　籠　　敏　昭　　　　　　　　　　　　　　議事日程第１号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成19年６月８日午前10時開会・開議 ●　開　　会　第１　　会期の決定　第２　　諸般の報告　第３　　議案第60号から第63号まで及び報告第３号から第８号並びに意見書案第１号及び　　　　　第２号の上程、提案理由説明　　　　　（全員協議会）　　　　　（議員互助会）　　　　　　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前10時　開会 ○議長（池田光政　君）　おはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。　これより平成19年第３回筑後市議会定例会を開会いたします。　本日の会議は、議事日程第１号によります。 △日程第１　会期の決定 ○議長（池田光政　君）　日程第１．会期の決定を議題といたします。　会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。 ◎議会運営委員長（原口英喜　君）　おはようございます。御報告申し上げます。　本日招集されました第３回筑後市議会定例会の日程につきましては、去る５月31日、議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。　協議の結果、会期は本日８日より26日までの19日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほど、よろしく申し上げます。 ○議長（池田光政　君）　お諮りいたします。今期定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日から６月26日までの19日間といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長（池田光政　君）　御異議なしと認めます。よって、会期は本日から６月26日までの19日間と決定をいたしました。 △日程第２　諸般の報告 ○議長（池田光政　君）　日程第２．諸般の報告をいたします。　例月出納検査として平成19年１月から３月分の報告書並びに住民監査請求監査１件の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御報告にかえさせていただきます。 △日程第３　議案上程・提案理由説明 ○議長（池田光政　君）　日程第３．議案第60号から議案第63号までと、報告第３号から第８号まで並びに意見書案第１号と第２号を上程いたします。　まず、市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長（桑野照史　君）　おはようございます。本日ここに第３回筑後市議会定例会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し深く敬意を表する次第であります。　ただいま上程されました議案第60号から議案第63号まで並びに報告第３号から報告第８号までについて提案理由の説明を申し上げます。　議案第60号　筑後市下水道事業区域外流入分担金条例制定について申し上げます。　公共下水道については平成18年10月１日から一部供用開始をしていますが、供用開始区域に隣接する許可区域外からも公共下水道の排水施設に接続する区域外流入の要望があります。　このため、区域外流入を実施するに当たり、筑後市下水道事業受益者負担金条例が認可区域外には適用されないことから、これにかわるものとして地方自治法第224条の規定に基づき分担金を徴収するための条例を制定するものであります。　議案第61号　平成19年度筑後市一般会計補正予算について申し上げます。　今回の補正予算は69,222千円を増額し、歳入歳出予算の総額を14,231,222千円とするものであります。　歳出予算について申し上げます。　第３款．民生費の公的介護施設等整備事業補助金は、国の地域介護・福祉空間整備交付金制度を活用し、小規模多機能型居宅介護事業所及び認知症対応型通所介護事業所を中学校区ごとに１カ所ずつ整備するための経費であります。　平成18年度で筑後北中学校区に認知症対応型通所介護事業所を整備しているため、これを除く事業所について公募により選定することとしています。　第６款．農林水産業費の園芸作物振興に要する経費は、県の補助事業である高収益型園芸産地育成事業を活用し、農事組合法人百世がニンジン栽培用機械を導入するための補助金であります。　第９款．消防費の消防団に要する経費は、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、消防団員退職報償金掛金負担金を１人当たり17,200円から19,200円に増額するものであります。　第10款．教育費のこどもと親の相談員等活用調査事業に要する経費は、県教育委員会の調査研究の委託を受け、小学校に生徒指導推進協力員を配置して問題行動等の早期発見や対応に関する調査研究を行う経費であります。　学校評価システム改善事業に要する経費は、県教育委員会の重点課題研究の指定を受け、第三者による学校評価の進め方について研究推進する経費であります。　地域コミュニティ助成事業に要する経費は、宝くじ助成金を活用し、筑後北小学校の公民館にエアコンやテレビ等を購入するための助成金であります。　以上、歳出予算の財源としましては国庫支出金65,000千円、県支出金1,022千円、諸収入2,500千円、繰越金700千円を充てております。　議案第62号　平成19年度筑後市老人保健特別会計補正予算は、平成18年度に超過して交付された老人保健医療費交付金の返還金であります。　議案第63号　市道路線に認定については、都市計画法に基づく開発行為により新設された西牟田小次郎丸２号線及び長浜舟底２号線であります。　報告第３号　平成18年度筑後市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告については、ふくおかコミュニティ無線整備事業外11事業の翌年度繰越額であります。　報告第４号　平成18年度筑後市国民健康保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、後期高齢者医療制度システム改修事業の翌年度繰越額であります。　報告第５号　平成18年度筑後市介護保険特別会計（保険事業勘定）繰越明許費繰越計算書の報告については、介護保険システム改修委託料の翌年度繰越額であります。　報告第６号　平成18年度筑後市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、公共下水道事業の翌年度繰越額であります。　報告第７号　平成18年度筑後市水道事業会計予算繰越計算書の報告については、下水道事業（市３工区）に伴う配水管移設工事１工区の翌年度繰越額であります。　報告第８号　専決処分については、平成19年４月４日、農政課職員が公用車を運転中、福岡八女農業協同組合筑後地区センターの出入り口付近において、被害者車両と接触し、損害を与えたもので、相手方と示談が成立し損害賠償の額を専決処分したので、地方自治法第180条第２項の規定に基づき報告するものであります。　以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。 ○議長（池田光政　君）　以上で市長の提案理由の説明を終わります。　次に、意見書案第１号　教育予算の確保と充実を求める意見書について、提出者の佐藤正利議員より提案理由の説明を求めます。 ◆５番（佐藤正利　君）　おはようございます。議員として初めての仕事が、この教育予算の確保と充実を求める意見書について提案をさせていただきたいと思います。　朗読をもって提案をさせていただきます。　子供たちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことであります。現在、多くの都道府県で児童・生徒の実態に応じ、きめ細かな対応ができるようにするために少人数教育が実施されていますが、保護者や子供たちから大変有益であるとされています。　しかし、義務教育費国庫負担金の負担割合が２分の１から３分の１に縮小されたことや地方交付税削減の影響、厳しい地方財政の状況などから、自治体独自に少人数教育を推進することには限界があります。　このため、学校施設などを含めて教育条件の地域間格差も広がりつつあります。一方、就学援助受給者の増大にあらわれているように、低所得者層の拡大・固定化が進んでおります。　自治体の財政力や保護者の家計の違いによってセーフティネットとして子供たちが受ける「教育水準」に格差があってはなりません。　日本の教育予算は、ＧＤＰ比に占める教育費の割合や教職員数などに見られるように、ＯＥＣＤ諸国に比べて脆弱と言わざるを得ません。　教育は未来への先行投資であり、子供たちがどこに生まれ育ったとしても、ひとしく良質な教育が受けられる必要があります。そのため、義務制第８次・高校第７次定数改善計画の実現、及び義務教育費国庫負担制度の２分の１の復元と耐震対策学校施設費、就学援助・奨学金、教職員給与財源など教育予算を国全体として、確保・充実を図られますよう要請いたします。　以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。　議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長（池田光政　君）　次に、意見書案第２号　国の雇用対策の充実に関する意見書について、提出者の貝田義博議員より提案理由の説明を求めます。 ◆17番（貝田義博　君）　提案理由を申し上げます。　今日、景気回復を示す指標としては、いざなぎ景気超えが盛んに強調されておりますが、私たち庶民にはその実感がありません。現在３人に１人が非正規労働者と言われ、働いても生活保護基準以下の賃金で生活せざるを得ないワーキングプアの存在も社会問題化してきています。　その背景には、雇用環境の悪化とともにハローワークなど国の雇用対策のあり方等の問題があるというふうに思います。よって、すべての労働者が安心して生活し、働くことのできるような実効ある雇用対策を実施するよう、国の行政体制強化とサービスの充実を求めるものであります。よろしく御賛同をお願いいたします。 ○議長（池田光政　君）　以上で提出者の提案理由の説明を終了いたします。　以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。　本日はこれにて散会いたします。　　　　　　　　　　　　　　　　午前10時16分　散会