平成21年 3月 定例会(第12回)

           平成21年3月26日(木曜日)

                                (午前10時00分開議)


1.出席議員(19名)

    1番  島    啓 三         11番  坂 本  好 教
    2番  山 下  秀 則         12番  田 中  親 彦
    3番  大 城  敏 彦         13番  原 口  英 喜
    4番  松 竹  秀 樹         14番  大 藪  健 介
    5番  佐 藤  正 利         15番  永 田  昌 己
    6番  坂 田  容 子         16番  村 上  知 巳
    7番  山 下  元 生         17番  貝 田  義 博
    8番  矢加部  茂 晴         18番  弥 吉  治一郎
    9番  五十嵐  多喜子         19番  池 田  光 政
    10番  中 富  正 徳

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  冨 久  義 樹
    庶務係長  田 中  敬 士
    書  記  中 村  美 彩
    書  記  小 林  志 麻


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    副市長                中 村  征 一
    教育長                城 戸  一 男
    総務部長               加賀田  慎 一
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)  一ノ瀬    諭
    建設経済部長
                       鬼 丸  則 行
    (兼水道事業事務部局建設経済部長)
    社会教育部長
                       田 中  僚 一
    (兼男女共同参画推進室長)
    消防長                堤    秀 信
    市立病院事務局長           右 田  喜 俊
    市長公室長              山 口  朋 秀
    総務課長               木 庭  雄 二
    まちづくり課長            木 本  吉 彦
    税務課長               小 田  久美男
    市民課長               山 口  辰 樹
    健康づくり課長
                       小 田  美 穂
    (兼地域包括支援センター長)
    福祉事務所長             高 木  正 勝
    かんきょう課長            橋 本  國 光
    農政課長               塚 本  高 雄
    商工観光課長             永 延  喜 男
    道路・水路課長            野 田  和 孝
    都市対策課長             西 田  正 治
    上下水道課長
                       大 籠    修
    (兼水道事業事務部局上下水道課長)
    会計課長(兼会計管理者)       宮 原  一 壽
    教育委員会学校教育課長        舩 橋  義 顕
    教育委員会人権・同和教育課長
                       北 島  鈴 美
    (兼人権・同和対策室参事兼男女共同参画推進室参事)
    教育委員会社会教育課長
                       永 松  三 夫
    (兼中央公民館事務長兼勤労者家庭支援施設館長)
    監査事務局長             成 清  平 和
    農業委員会事務局長          後 藤  安 男
    消防本部消防次長兼総務課長      井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           山 口  清 登
    市立病院総務課長(兼病児保育施設・
                       松 竹  卓 生
    ちっこハウス室長兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)   坂 本  正 憲


                 議事日程第4号
平成21年3月26日午前10時開議

 第1  委員長審査報告
 第2  予算特別委員長審査報告
 第3  議案第1号 消費税に係る総額表示に伴う関係条例の整理に関する条例制定につ
           いて                        討論採決
 第4  議案第2号 筑後市議会議員及び筑後市長の選挙における選挙運動の公費負担に
           関する条例の一部を改正する条例制定について     討論採決
 第5  議案第3号 筑後市部設置条例の一部を改正する条例制定について  討論採決
 第6  議案第4号 筑後市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について   
                                     討論採決
 第7  議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する
           条例制定について                  討論採決
 第8  議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                     討論採決
 第9  議案第7号 筑後市職員の特殊勤務手当支給に関する条例の一部を改正する条例
           制定について                    討論採決
 第10  議案第8号 筑後市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について    
                                     討論採決
 第11  議案第9号 筑後市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定につ
           いて                        討論採決
 第12  議案第10号 筑後市介護保険条例の一部を改正する条例制定について 討論採決
 第13  議案第11号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正
           する条例制定について                討論採決
 第14  議案第12号 筑後市男女共同参画推進条例制定について       討論採決
 第15  議案第13号 筑後市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定につ
           いて                        討論採決
 第16  議案第15号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第5号)     討論採決
 第17  議案第16号 平成20年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  
                                     討論採決
 第18  議案第17号 平成20年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算  
           (第3号)                     討論採決
 第19  議案第18号 平成20年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)   討論採決
 第20  議案第19号 平成21年度筑後市一般会計予算            討論採決
 第21  議案第20号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計予算      討論採決
 第22  議案第21号 平成21年度筑後市老人保健特別会計予算        討論採決
 第23  議案第22号 平成21年度筑後市後期高齢者医療特別会計予算     討論採決
 第24  議案第23号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算    
                                     討論採決


 第25  議案第24号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘
           定)予算                      討論採決
 第26  議案第25号 平成21年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算    討論採決
 第27  議案第26号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算   討論採決
 第28  議案第27号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計予算       討論採決
 第29  議案第28号 平成21年度筑後市病院事業会計予算          討論採決
 第30  議案第29号 平成21年度筑後市水道事業会計予算          討論採決
 第31  議案第30号 福岡県自治振興組合の共同処理する事務の変更及び福岡県自治振興
           組合規約の変更について               討論採決
 第32  議案第31号 船小屋温泉振興組合の解散について          討論採決
 第33  議案第32号 筑後市土地開発公社定款の変更について        討論採決
 第34  議案第33号 損害賠償の額を定めることについて          討論採決
 第35  議案第34号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第6号)     討論採決
 第36  議案第35号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第7号)     討論採決
 第37  意見書案第1号 「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条
             件の整備等に関する法律」(労働者派遣法)の抜本的見直しを
             求める意見書について              討論採決

     (全員協議会)

 第38  議案第36号 筑後市議会議員条例の一部を改正する条例制定について
     (議員提案)              上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第39  議長の辞職許可について
 第40  議長選挙
 第41  副議長の辞職許可について
 第42  副議長選挙
 第43  議席の変更について

     (全員協議会)

 第44  議案第37号 筑後市監査委員の選任について
                        上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第45  常任委員会の所属変更について
 第46  議長の常任委員の辞職願について

     (全員協議会)

 第47  議会運営委員会委員の選任について
 第48  各特別委員会委員の選任について
 第49  発言の取り消しについて

 第50  会議録署名議員の指名
● 閉  会

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                 午前10時 開議
○議長(池田光政 君)
 皆さんおはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員長審査報告
○議長(池田光政 君)
 日程第1.これより各常任委員会委員長の審査報告に入ります。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 おはようございます。総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について、御報告を申し上げます。
 議案第1号 消費税に係る総額表示に伴う関係条例の整理に関する条例制定については、現在、消費税の外税表記となっている公共施設の使用料を整理し、消費税法に基づく内税表記に改正するものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案のとおり可決であります。
 議案第2号 筑後市議会議員及び筑後市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定については、公職選挙法の改正により、首長の選挙において選挙運動用ビラが認められたため、作成の費用負担に関し必要な事項を定めるものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案のとおり可決です。
 議案第3号 筑後市部設置条例の一部を改正する条例制定については、地方分権が進行する中、第四次筑後市総合計画を実施するためには協働のまちづくりが最大のテーマであります。このため、現行の社会教育部を協働推進部に改称して、市長部局に置き、また、現行のまちづくり課を地域支援課に改称の上、協働推進部へ移管し、地域支援事務と社会教育関連事務を一体に行い、協働のまちづくりを推進するものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決です。
 議案第4号 筑後市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定については、統計法の改正及び統計報告調整法の廃止に伴い、条例中の同法の引用規定を改正するものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、これまで行ってきた市長20%、副市長、教育長10%の報酬カットを引き続き市長の任期である12月2日まで継続するものであります。
 審査の結果、全員賛成で原案のとおり可決でございます。
 議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、ラスパイレス指数が高い状況を考慮し、平成21年度は医療給料表適用者を除く職員について、給料表の4級及び5級適用者については1%、6級及び7級適用者については3%の給料を減額するものです。なお、これに伴い平成11年度から行っております管理職手当の減額は中止とするものです。
 審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決であります。
 議案第9号 筑後市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定については、平成21年度より個人住民税を公的年金からの対象者より特別徴収が定められていましたが、全庁的な電算システムの更新中であり、二重投資を回避するため、総務省より特別徴収の延期が認められましたので、開始を1年延期することなどであります。
 審査の結果、全員賛成で原案のとおり可決です。
 議案第12号 筑後市男女共同参画推進条例制定については、筑後市における男女共同参画の推進に関し、基本理念を定め、市の責務及び市民または事業者の役割を明らかにするとともに、市の施策の基本となる事項を定めることにより、男女共同参画の社会づくりを総合的かつ計画的に推進するものです。
 審査に当たりましては、本議会でも出た多くの質疑同様で、筑後市にふさわしい条例とするための文言とする意見、前回提案された男女共同参画社会づくり条例に対する住民からの請願の経緯やその後の対応などについての質問がありました。請願の趣旨は、ジェンダーフリーに対する不安があり、拡大解釈に一定の歯どめが必要として提出されたものでありますが、「その後も学校現場でジェンダーフリーに類するような不安な教育もあっていることなどを踏まえても、このように今回の条例においても、さきの請願の趣旨が何ら反映されていない、そのことは公募によるこの共同参画条例についての審議会メンバーの選定にも生かされず、また、それによるものか、前回条例の苦情処理が今回の内容を見ますと、非常に厳しい専門委員の設置へと置きかえられていて、実態把握を踏まえた上での条例づくりでないと市民の信頼は得られないと感じます」との意見もあり、そのような審査を踏まえて、村上知巳委員より「条例に向けて私としてもぜひ可決採択したいという気持ちでありますが、このままでは請願の趣旨、これまでの議会の皆さんの考えからしても、筑後市にそぐわない文言、条例の内容になっているとしか思えません。原案のままでの採択であれば、市民に対し厳しい結果になれば困ると思いますので、その力量はありませんけれども、皆さんの意見を聞いて勉強し、修正案を提出させていただきます」ということで、皆様に配付いたしましたごとく、修正案の提出がありました。
 修正案の説明終了後の質問で、まず「第3条(基本理念)、第2号に『互いの特性を認め合い』が入ったことにより、前文の『性別にかかわりなく』との整合性がとれなくなったのではないか」との質問がありました。そのことに対しては提出者より、「前文の『性別にかかわりなく』は削除していますので、私はそうは思いません」との答弁でした。
 次に、「第3章、専門委員に関する条文を削除してあるのは、苦情処理は通常の窓口でよいということか、そのことは市長が責任を持って対応するということか、また15条第2号中『15人』を『12人』に定める理由は」との質問に対し、「それぞれ相談窓口は質問委員の言われるとおり、市長窓口での対応です。審議会委員の定数は多いほうがよいと思いますが、現在募集しても定数に満たない状況であれば、共同参画社会の推進にかかわる理解を持って、各分野のしっかりした見識のある方に審議してもらえば12人でもよいと思い、提案させてもらいました」との答弁でした。
 審査の結果は、修正案について賛成多数により修正案可決です。修正部分を除く原案について、賛成多数により修正部分を除く原案可決でありました。
 議案第15号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。
 歳出予算の第2款.総務費及び第10款.教育費は、職員の人件費、職員退職に伴う退職手当の増額であります。
 第10款.教育費の小・中学校建設費は、地域活性化・生活対策臨時交付金を活用して実施する学校用地整備事業及び小・中学校の地震防災対策事業であります。
 審査の結果、全員賛成にて原案のとおり可決です。
 議案第30号 福岡県自治振興組合の共同処理する事務の変更及び福岡県自治振興組合規約の変更については、県内市町村において、重要な公文書などを保存、共用する公文書館を共同で設置し、福岡県自治振興組合による管理運営を行うため、同組合の規約を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案のとおり可決です。
 議案第32号 筑後市土地開発公社定款の変更については、監事の職務規定が民法から公有地の拡大の推進に関する法律となったこと、及び土地開発公社経理基準要綱が改正されたことに伴い、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第34号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳入全部及び歳出第10款、第2条中、学校用地整備事業、第3条、これは安全・安心な学校づくり交付金が新たに追加されたものによる事業です。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決です。
 議案第35号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第7号)第1条中、歳入全部、これは地域通貨事業補助金7,000千円を採択し、財源としては地方交付税を充てるものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案のとおり可決でございます。
 意見書案第1号 「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」(労働者派遣法)の抜本的見直しを求める意見書について、委員より日雇い派遣を全面的に禁止する項目も見直しの対象になっていることについて、「現状では日雇い派遣を全面的に禁止することは雇用の促進を阻害する面もあるのではないか、この範囲に入らないのではないか」というような意見も出ましたが、審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決でございます。
 以上、委員会報告を終わります。
○議長(池田光政 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問ありませんか。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 今回、3月議会で大きな議論となりました男女共同参画推進条例に関して質問をさせていただきたいと思います。
 長時間にわたって審査されたと聞き及んでおりますが、きょう修正案を改めて見させていただきました。やはりこの条例に限りませんが、私が思うのは、この条例案をかんがみて、やはり実効性のあるもの、そして基本法、本趣旨にのっとって制定されるべきではないかと、そういう観点で3点、ここではお尋ねしたいと思います。
 先ほどの御報告でもありました苦情処理の部分です。これに関しては、事前にパブリックコメントが実施されています。そのパブリックコメントにおいて、これが市民の意見のすべてではないとは思いますが、ただ、少し割り引いて考えてみても、今回のパブコメに関しては100件を超える意見が寄せられています。その中身を見ました。やはりその中でも特に意見が集中していたのがこの苦情処理のところだったと思います。議会は言うまでもなく市民の皆さんの代弁者たるべき立場にありますが、修正案では多数の意見が反映されていないのではないかと思います。すなわち、この部分を削除したということについて、それはちょっと言わざるを得ないんではないかと、私自身は思います。ですから、その辺の市民の意見を踏まえた議論というのは総務文教委員会においてなされたのか、お尋ねします。
 そして2点目ですが、これは先ほどの委員長の御報告にはありませんでしたが、第3条の基本理念の6にあった部分です。基本理念の6ですね。「学校教育、社会教育その他あらゆる教育の場において、男女共同参画の推進が図られるよう配慮されること」という箇所です。ここが修正案ではすべて削除されております。私としては、真に男女がともに担う社会をつくっていくには、やはり教育の場において、何がしかの男女共同参画推進のメニューを設けていくということは大変重要であると私自身は考えます。そこで、これに関して委員会でどんな意見が出、その結果、どうして削除されたのか、そこの経緯をお聞きしたいと思います。
 最後のもう1点なんですけど、同じく基本理念の部分です。2のところですね。ここはたしか本会議でも質問が上がっておりますが、この基本理念の2において、「互いの特性を認め合い」という部分が追加されております。このことについては、否定されるものと考えるわけではありません。がしかし、とらえ方によっては大変危惧される言語であると考えます。ここに平成18年3月に筑後市がまとめております男女共同参画に関する市民意識調査報告書があります。これは平成18年3月ですから当時の女性政策課ですか、のところでまとめられたものなんですけど、この報告書にはこう書かれております。事前に市民アンケートをとって、その上でこれまとめられておりますが、その中で市民アンケートで男女平等は無理だとする意見に対する見解が書かれております。これを書かれたのは、久留米大学の助教授、多賀先生ですけど、その中の課題と展望というところで、多賀先生の見解が書かれてあります。一応その冒頭では、「今回の市民意識調査の結果を踏まえて、総合的な見地から筑後市における男女共同参画を進める上での課題と展望についてまとめておきたい」と、だから、これは多賀先生の御見解ですが、その一部をちょっと紹介したいと思います。先ほど申しました事前に市民アンケートがとられて、男女平等は無理だとする意見に対するその見解です。原文のまま一部引用しますが、「確かに男女の違いに目を向けることは、男女がお互いに助け合っていく上で重要なことである。しかし、同時に男女の違いを強調し過ぎたり、あらゆる男女の違いを当たり前とみなしたりすることには注意が必要である。なぜなら、男女の違いを当たり前とする見方は、男女の前に存在する社会的な不平等を単なる違いに置きかえてしまい、一方の性が他方の性の犠牲によって利益を得るような状態を正当化してしまうという危険性を常に持っているからである」と、多賀先生はこう御意見を述べられております。以降にもさまざまな考え方が述べられておりますが、それは割愛します。省略しますが、さきの今議会でも、この案件について市長の答弁にもありました。やはりまだまだ社会の中には残念ながらいろいろな場面で女性であるがゆえに能力を発揮できない、また発揮する場面が限られている旨の市長の答弁がありましたが、私も同感です。いろいろな考え方があるかもしれません。しかし、やはり今はそういう現実を直視して、男女共同参画社会の実現へ向けて一歩前に進むために条例が提案されていると私は思っておりますから、私としてはこの部分については特に原案の表現のままでいくことが適切と考えておりますが、その辺の議論がどうだったのか、お聞かせいただきたいと思います。
 以上3点についてお願いします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 まず1点目、苦情処理の項目について削除された──項目といいますか、苦情処理の対応での修正的な部分は、これは筑後市にもいろんな立場での苦情処理対応が今の制度としてございます。そういうことを生かしながら取り組んでいけば、改めてここに、削除になりました第3章の苦情処理に対する専門委員での取り扱いですね、この辺では訴えられた側の人権的なことも発生してきますので、まず条例の中での範囲であれば、今まであるようなそういう苦情処理の各分野の対応的なことを基本にして取り組んでいけば十分ではないかなということで、お手元に配付しております苦情処理の形に修正されたものであります。
 それから、2番目の質問の基本理念の学校教育の場での男女共同参画への取り組みについての質問であったかと思うんですが、これは今、審査報告しましたとおり、学校現場でもジェンダーフリーに類するような不安な教育もあっておりますので、こういうことをかんがみ、6項については削除されたものと解釈しております。
 3番目の基本理念の第2項についての危惧される文言については、やはり前回の条例提案されたときに、住民からの請願がございました。そういうことの背景を踏まえまして、こういう文言はぜひ必要なものというような、そういう解釈であったと思っております。
 以上でございます。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 3点についてお答えいただきましたが、まず第1項目の苦情処理の部分なんですけど、私がお尋ねしたのは、市民の意見を踏まえた議論がなされたのかということでお尋ねしたわけで、もちろん事前に私も1期目のときに総務文教におりまして、そのときに請願書が出て、もちろん今も持っておりますが、その件について触れられました。ですから、それを踏まえておっしゃられたみたいなんですけど、やはり何のためのパブコメであるかということですね。今回、105件の意見が出されています。100件を超える、これは小学校再編のちょうど1年前のパブコメに続いて非常に意見提出が多かったものでした。その中で、特に演壇で申しましたけど、ここの苦情処理の部分ですね。苦情処理、すなわち人権が侵害される、よってそれを救済するための、これはセーフティーネットなんですね。だから、そこを削除されたというところなんで、ちなみに、そのパブコメで、私はここの部分で一番ある意味、ああやっぱり市民の御意見の中で一番私自身感じたところがあります。「今回の条例案の中には苦情処理制度も設けてあるので、不平等と感じたら声を上げることができます。社会の制度の中には、男性が不平等と思うような制度もあるので、声を上げていけば、男も女も生きやすい社会になっていくのではないでしょうか。苦情処理委員会が機能することで条例制定の意味が深まり、形だけではない、実効性のあるものになると思います」と。
 だから、最初演壇でも言いましたけど、やはりすべてにおいて基盤は人権なんですね。だから、人権が侵害される、救済すべくこのことを入れてあります。お隣八女市も同様で、支援委員という形で人権救済に努めてあるということで、改めてお尋ねしたいのは、このパブリックコメントについては、総務文教委員会のほうではそれを踏まえた、例えば御意見とか、こういった意見とか踏まえて議論がありましたか。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 パブコメに対することをもとにした議論はございませんでした。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 先ほど演壇でも言いました。我々議員というのは、もちろん市民の代弁者、今回の条例案が上程されるに当たって、当然ながら、私のみならず、各議員がいろんな御意見を聞かれたと思います。そして、パブコメを実施しております。当然ですが、そういったものを意識して、そういったものを踏まえて、もちろん、さまざまな意見が寄せられているというのは承知しております。ただ、やはりここで一番言いたいのは、強調したいのは、演壇でも言いました、やはり実効性のある条例にすべきだという観点で、この人権救済のためのセーフティーネット、ここはぜひやはりきちんと機能するように原案で行くべきではないかということで私自身は考えております。
 いずれにしても、御回答がそういうことでしたので、次に行きたいと思いますけど……
○議長(池田光政 君)
 質問をしていただけますか、委員長報告に対して。自分の意見をとつとつと述べるだけではですね。今、質問の場ですので、履き違えないでください。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 わかりました。
 それで、市民の意見を踏まえた議論はされたのかということをお尋ねして、それでパブコメについてはなかったということなんで、もっとすべきではなかったかと。
○議長(池田光政 君)
 それはあなたの意見でしょう。だから、言っているじゃないですか。委員長に対しての質問をしてくださいと、その場ですので。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 はい、わかりました。
 じゃ、お尋ねします。
 委員長の御報告では、訴えられた側の人権に配慮すべきだということですね。それで、従来の体制で十分だとおっしゃられました。すなわち、今ある窓口体制とか含めて、いろんな相談窓口ですね。ここで十分だと言われた部分なんですが、これはどういうことをもっておっしゃられたんでしょうか。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 専門委員は弁護士さんとか、そういう資格と言うとおかしいんですが、そういうたぐいの方にいきなり相談申し上げるような形になりますので、これは筑後市としてはそこまで条例としては必要ないであろうというような、そういう解釈だったと思います。
○議長(池田光政 君)
 暫時休憩します。
                午前10時40分 休憩
                午前10時49分 再開
○議長(池田光政 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 お待たせしました。お答えいたします。
 筑後市におきましての相談窓口は、アジア女性センター、それからレディース法律相談、無料弁護士相談、テレホン相談、地域におきましては、民生委員さん、福祉委員さん、児童相談員あたりがおられ、ましてや人権擁護委員さんもおられます。そういうものを活用していけば、市民にふさわしい相談ができると思われますし、また、県においては、配偶者暴力防止センター、保健福祉環境事務所などがございますので、そういうところを活用していけば十分ではないかなという意見でございました。
 以上です。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 従来の今の相談窓口を活用すればよしという御意見ということだったと思いますが、ただ、最初の説明の中で、いきなり専門委員のほうに行くのはということで、それで相談体制がまずあって、これを活用して、解決できない場合に次は専門委員という流れなので、これはこれで条例案でいいんではないかと思いますが、そういった意見というのはなかったんですか、このままでいいという意見だったんですか。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 これは先ほども報告しましたとおり、修正案に対するときでもそういう意見は出ておりました。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 今までの相談窓口というか、それを解決する機関というか、たしか人権相談員というのが触れられました。これは総務文教委員会で出たんですか。さっき……(「報告を今しんさったやっかい」と呼ぶ者あり)ええ、それは出たんですか。(発言する者あり)いや、だから、総務の議論です。人権相談員というのは出たんですか。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 出ました。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 人権擁護委員ですかね、済みません、相談員と言いました。そういったところでも果たせるということで、総務のほうで議論があったということなんですけど、ただ、これちょっとなかなか自分の意見は述べちゃいかんということなんですけど、人権擁護委員さんについては、僕は──────────〔発言取り消し〕──────────と思っておりますので、そういう意味で必要だなということで、ここはちょっと終わります。失礼しました、終わります。(発言する者あり)
○議長(池田光政 君)
 訂正しとったがいいんじゃないですか、今の発言は。議事録に残りますよ。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 いえ、じゃそこはちょっと申しますけど、私も調べました。先ほど言及された人権擁護委員に関してですね。これ職務としては、人権思想の啓蒙……
○議長(池田光政 君)
 それはいいですたい。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 じゃ、わかりました。
○議長(池田光政 君)
 ただ、訂正しとったがいいですよ。──────〔発言取り消し〕──────ような発言にちょっと聞こえたもんですからね。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 いえいえ、そういうあれじゃないです。
○議長(池田光政 君)
 これはあなたのために私言っているんですから。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 はい。(「議会で選出しとるわけよ、人権擁護委員さんは」と呼ぶ者あり)
 じゃ、次行きます。
○議長(池田光政 君)
 訂正しないんですね。そのまま残しますよ。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 第1項目はいいです。
○議長(池田光政 君)
 そのまま残しますよ、発言は。──じゃいいです、はい、次行きます。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 それで、済みません、人権擁護委員については……
○議長(池田光政 君)
 いや、もうそれは過ぎたじゃない、次行ってくださいよ。
◆8番(矢加部茂晴 君) 続
 じゃ、次行きます。
 次、2点目についてお尋ねしますけど、教育の場のところですね、ここはすべて削除されたんだということで修正案が出されています。ジェンダーフリー、学校現場、そして不安があるということで削除されたということなんですけど、ただ、本会議でも教育長の答弁もありましたけど、それは学校内部で努力をしているという話もお聞きしました。そういう中で、不安を解消するということで学校現場で努力されておるわけですから、そういう中でどうしてこれを削除するのかというのが、逆にぜひ必要だとか、そういった意見というのは逆にあったと思うんですけど、そこら付近はどうでしょう。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 ありませんでした。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 特に議論もなく、この教育の場のところについては削除されたということですね。(「報告があってるじゃないか、ジェンダーとかなんとか書いてあるじゃないか」「報告であっていますね」と呼ぶ者あり)いやいや、それで逆にこれを生かすべきではないかという意見はなかったということですよね。ということでわかりました。わかりました、そこは。
 じゃ、第3項目に関しては、これは演壇でも言いましたけど、それぞれ御意見があったということで報告をいただきましたので、それはそれぞれの考え方だと思います。私は私で演壇で申しましたので、ここはいいです。
 以上、私の質問を終わります。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 一、二簡単にお尋ねをいたします。
 私は、質疑でも言いましたけれども、筑後市の今回提案された男女共同参画推進条例は、前文から成って、非常に私はいい条例だというふうに思ってきておりました。
 そこで、まず委員長の報告を聞いて、きょうもらいまして、ずっと見ましたら、名前は「筑後市の男女共同参画推進条例」となっておりますけれども、このただ冠をつけただけで、ある面では骨抜きにされたなと、こういうふうに思わざるを得ません。
 そこで、まず前文が私はいいところであって、前文は男と女という性の違いによって、今までいろいろな慣習や慣行、差別や偏見、暴力などがあったという反省の上に立って、特に前文のいいところは、「性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる」云々というふうに提案されておったものを、「性別にかかわりなく」というものが削除されたという報告があっておりますが、どういう議論の過程でこれがなぜ「性別にかかわりなく」というものが削除されたのか、その議論の経緯についてお尋ねをまずいたしたいと思います。
 そしてまた、先ほども触れられましたけれども、この原案のいいところといいますか、幾つもありますけれども、余り言うたってしょうがありませんので、もう1つだけ言わせていただくと、専門委員が設置されて、いろいろな人権が性別によって侵害された場合については、被害者の救済ということまでできるようなことが書かれておった、それが全く削除されたということについて、なぜ人権が侵害された場合に被害者の救済ができないのか、してはいけないのか、そういう議論がなされたのかということ、それともう1つ、ちょっと委員長の答弁で気になったのが、やりとりの中で、1つはこの原案が成案されて提案されるまでには、いろいろな皆さん方の審議会が数多く開かれて、こういう立派なものができたというふうに思いますが、その審議会の中に、こういうことがあったと思うんですよ。私は公募によって審議会も立ち上げられておると思いますが、公募されたのに、先ほど何ですか、請願された方がその審議会に入っていないというようなことがありましたけれども、それはちょっと、そういうもし議論が総務文教委員会であったとすれば、公募してあるということは、その公募に応じられなかった人のほうが悪いんじゃなかろうかなというふうに私は思いますが、応募しても何らかの市長等の判断でこの人はでけん、この人はいいというふうで選ばれておるということなら問題はありましょうけれども、公募しても応じられなかったということをとらえられて、そういう意見が反映されていないというような議論がなされるのはいかがなものかと思いますけれども、その付近のことについて、どういう議論が総務文教委員会で交わされたのか、再度確認をしておきたいと思います。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 お答えします。
 まず、第1問目の前文中の「性別にかかわりなく」が削除されたことでございますが、そのことに対する審査での意見といいますか、それは先ほど報告しました「ジェンダーに対する不安があり」という、そのことにかかわっての削除であったと思います。
 それから、専門委員につきましては、これは先ほどの審査の報告でもしましたが、修正案に対する意見の中で、苦情じゃなかった……
○議長(池田光政 君)
 ちょっと一回まとめたらどうですか。休憩しましょうか。
 暫時休憩します。
                午前11時6分 休憩
                午前11時17分 再開
○議長(池田光政 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 お待たせしました。
 2つ目の質問は、私が報告の中で今回の条例においても、さきの請願の趣旨が何ら反映されていないというところで、審議会のメンバーの選定に生かされずというところとひっかかったと思うんですが、これは請願の趣旨が反映されていないということを意味しておりましたので、そういうことでございます。
 それと、3問目、人権の救済に関することにつきましては、先ほど矢加部議員に報告しましたように、相談窓口としては先ほど述べた窓口がございますので、その辺は今回の苦情の処理ということで、15条を加えたことで対応できるものという修正案でございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 もう多くを申しませんけれども、前文の「性別にかかわりなく」というところは、私はこの条例案の原案の一番深く何といいますかね、やっぱりぜひ男女共同参画社会を実現せにゃいかんという思いじゃなかろうかなと思うし、法律もそういうことになっておると思いますけれども、それをあえて市の条例の中で「性別にかかわりなく」というのを外そうと提案されて、多数でということでございましたけれども、修正案が多数で可決されたという経緯を言われましたが、この付近でそういう激しいといいますか、いろいろな議論は、この文言は残すべきだとかいうような、そういうあれはなかったのか、どういう理由で「性別にかかわりなく」というのが外されたのか、その理由は言われんで外そうというふうになったのか、その事実の経緯だけお尋ねします。
 それと、さっき言われました、委員長報告では過去にある方から請願が出されたと、それが市長が提案された条例に反映されとらんと、それは女性問題審議会ですか、そういうものに委員として入っておられないからというような説明があったから、それはおかしいんじゃないかと。公募という形をとられておるから、公募である以上は、この条例等に関心のある方が、もし請願者でも結構ですけれども、それに同調される方で結構ですけれども、手を挙げられて、自分も入れてくれと言われて、手が挙がったけれども、市長がいやこの人はいかんということで手をおろさせたなら、そういう言い方ができようけれども、委員会での議論もわかるけれども、そういうことがあっていないとするならば、それは私は挙げなかった、参画を求めなかった人のほうに非があるんじゃなかろうかと思って聞いたわけで、そういうことではなくて、今の委員長の答弁では、ただ単に市長が提案された原案がそういう思いが反映されていないと、そのことだけというようなことで、そういうことでいいですか。そうといたしますと、当初委員長報告で言われたことと若干違いますが、そこははっきり、いやどう言うたからどうせろと言うつもりは私は毛頭ありませんで、今私が言ったようなことの答弁が今あったと思いますけれども、再確認の意味でお聞きしておるわけです。
 この2点、お願いします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 お答えします。
 「性別にかかわりなく」の削除のことでございますが、これは本会議でもたくさんの意見が出ておったと思うんですけど、「ジェンダーフリーに対する不安があり、拡大解釈に一定の歯どめが必要」というような、そういう背景もございまして、削除されたものです。
 それから、2問目ですね、ちょっと私の報告がわかりづらかったのかもしれませんが、「今回の条例においても、さきの請願の趣旨が何ら反映されていない、そのことは募集によるこの共同参画条例についての審議会メンバーの選定にも生かされず」ということで、この選定にちょっとひっかかっておったかもしれませんけど、これは趣旨が審議会の中で生かされていないという、そういう表現でございますので、御理解いただければありがたく思います。
 以上です。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 やや委員長の苦しい言いわけですけれども、それ以上追求するつもりはありませんが、私が言ったようなことじゃなかろうかなと。やっぱり公平に公募されてあるわけですから、それで応募されなかったのをとらえられてというのは、私はおかしいと思いますから、その点だけは指摘をしておきたい。
 それと、ジェンダーフリー、拡大解釈と、中身はどういうものまで拡大解釈されるとかという議論があって、この「性別にかかわりなく」というのが削除されたということはないわけですか。具体的な、どういうようなことが、繰り返しますけれども、「性別にかかわりなく」ということを入れると、拡大解釈になるおそれがあるとかというような議論まであったのかどうか、なかったらなかったでいいですから、その点、非常に重要なことだと思いますので、お答えをいただきたいと思います。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 お答えいたします。
 ありませんでした。(「ありませんでしたと言うなら、もう聞かれんけんですね」と呼ぶ者あり)
○議長(池田光政 君)
 いいですか。
 他にありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 委員長に1点だけ質問をいたします。
 当初、2点考えたんですけど、両方ともどうもジェンダーフリーとのかかわりがあって削除というふうになったみたいなんで、あわせて質問をいたします。
 第1点は、先ほど弥吉議員も言われました前文から「性別にかかわりなく」、この文言を修正した部分ですけれども、これは先ほどの答弁でもジェンダーフリーにかかわりがあって、その不安があるからとの理由でもって削除されたというような回答がありました。
 それから、2つ目は、これも矢加部議員が若干取り上げられましたけれども、理念条例の中で「学校教育、社会教育その他あらゆる教育の場において、男女共同参画の推進が図られるよう配慮されること」、この条文を全文削除というふうになっておりますけれども、これ私も本会議の中で述べたんですが、他市の条例を見ましても、教育現場や教育に携わる者の責務または役割を明確に位置づけるような、そういう項目まで設けております。このことについて、私は当局にも質問を求めたわけなんですけれども、百歩譲ってその理念だけにとどめていると、この理念からまでも今回外したということで、私は問題であるというふうに思っているんですが、このことについても、学校現場でジェンダーフリーに関する、そういうたぐいのことが行われているということでもって削除する回答があったんですけれども、それは当市でもあっているという、そういう認識から出てきたものなのか、それともうちにはあっていないけれども、そういうおそれがあるということで一般論から出てきたものなのか、そういう議論があったのかどうかだけ、お答えを願いたいと思います。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 委員会の中では、教育現場によるジェンダーフリーに類するようなことがあっておるという意見も出ました。(「当市でどうかと。当市であっているのかという、その事実認識のもとで」と呼ぶ者あり)
 当市でそういう類するような例があっておりますという意見が出ました。
◆17番(貝田義博 君)
 ないということであれば、これ以上の質問はなかったんですけれども、じゃ具体的にそういう事例を示されて、そういうことでもってこの全文削除というのが行われたのかどうか、そこだけお答えを願いたいと思います。具体的な事例として出されたのかどうか。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 小学校の運動会での男女混合による騎馬戦の実例でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 そのことが要するにジェンダーフリーということの象徴として挙げられたということなわけですね。それだけ確認させてもらえば、私は結構です。
○議長(池田光政 君)
 他にありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 他にありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(貝田義博 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について報告をいたします。
 まず最初に、議案第7号 筑後市職員の特殊勤務手当支給に関する条例の一部を改正する条例制定については、新年度より配置する市立病院の臨床工学技士に他の医療技術職と同じように月額3千円の手当を支給する条例改正です。これまで医療機器の保守点検などはメーカーに任せていたものを、今後は自前でやるようにしていくためのものであり、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第8号 筑後市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について申し上げます。
 平成21年度から介護報酬が3%引き上げられますが、そのことによって介護保険料が上がる可能性があるために、その軽減を目的に国から交付される特例交付金を積み立てるための条例制定です。
 なお、積み立てる額は議案第17号 平成20年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)で提案をされていますが、20,800千円です。
 結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第10号 筑後市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、新年度から平成23年度までの3年間の第4期の介護保険料の額を設定するものであります。これまで保険料基準額第4段階について、月額3,800円であったものを3,600円に200円引き下げる内容になっています。その中でも特に低所得者により配慮する内容となっており、住民税非課税世帯である第3段階の保険料の割合をこれまでの0.75から0.6へと引き下げます。また、従来、第6段階の所得階層、2,000千円以上については、その負担能力に応じて2分割することとし、新たに4,000千円超えの第7段階の設定を行うものであります。
 審査の中で、「保険料が安いのは結構なことであるけれども、財政的には大丈夫か」との質問が出されました。今回の保険料改定については、中期財政積立基金が145,000千円存在していること、これを活用することや、今後の介護給付の見込みも十分精査をして、保険料額を設定したことの説明があったところであります。
 全員賛成にて原案可決であります。
 次に、議案第13号 筑後市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定については、産科医療補償制度への加入に伴い、分娩料を30千円引き上げるものであります。既に全国的には2月現在で病院、診療所で99.7%、助産所で96%がこの制度に加入している旨の報告があったところであります。
 全員賛成にて原案可決であります。
 次に、議案第15号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第5号)第1条中、歳出第3款について申し上げます。
 後期高齢者医療給付費の確定に伴う広域連合への負担金や後期高齢者医療特別会計への繰出金、合わせて30,294千円であり、全員賛成にて可決であります。
 議案第16号 平成20年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、さきの議案第15号で一般会計からこの会計へ繰り入れた金額、21,434千円を受け入れるものであり、制度改定に伴う電算システムの改修費などであります。
 全員賛成にて原案可決です。
 議案第17号 平成20年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)については、議案第8号で述べた国からの交付金20,800千円を基金に積み立てるものであり、全員賛成、原案可決です。
 議案第18号 平成20年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)は、退職者手当の増額、ちっこハウスの保育士の賃金の増額補正であり、全員賛成にて原案可決です。
 最後に、議案第33号 損害賠償の額を定めることについて申し上げます。
 ごみ収集車で作業中、職員が車のドアをあけた際に、後ろから来た自転車がぶつかり、市民にけがを負わせたものであります。その賠償額を決めるものでありますけれども、過失割合は10対0、委員からは再発防止策を問う意見が出され、本人への注意処分を行ったこととあわせ、現在、「ヒヤリ、ハッと事例集」を作成中であるとの報告があったところです。
 結果、全員賛成にて原案可決です。
 以上で厚生委員会の報告を終わります。
○議長(池田光政 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(坂本好教 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 議案第11号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 占用料の減免に当たり、現行の規定以外の著しく不適当であると思われる場合に減免できないケースがあるため、所要の改正を行うものであります。
 委員より、「既に個人で橋などが設置されているものを水路改良工事をした場合、かけかえの橋の代金は個人が支払うのか」との質問に、執行部より、「かけかえの代金は原状復旧を基本とするため、市が支払うべきもの」との答弁があったところです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第15号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。
 歳出第6款.農林水産業費は入札など事業確定に伴う競争力ある土地利用型農業育成事業補助金、活力ある高収益型園芸産地育成事業補助金及び地域資源循環型畜産環境整備事業補助金の減額です。
 委員より、「高収益型園芸産地育成事業の事業費の単価が高いので事業を縮小されたのでは」との質問に、執行部より、「補助事業には一定の基準を保つ資材や事業の内容に見合う採択要件が必要であり、今回の事業費の減額は事業内容の変更などであり、単価が高いということではない」との答弁があったところです。
 歳出第8款.土木費の特定野町八女インター線改良事業に要する経費、道路新設改良事業に要する経費、交付金野町八女インター線改良事業に要する経費、橋梁新設改良に要する経費は、事業確定に伴う減額であります。羽犬塚駅周辺開発に要する経費は、国の第2次補正予算により交付される地域活性化・生活対策臨時交付金を活用し、JR羽犬塚駅舎改築に関連して公衆用トイレ、シェルター、駐輪場などを整備するものです。
 委員より、「第2次補正予算で交付される地域活性化・生活対策臨時交付金はどういう事業に使える交付金なのか」との質問に、執行部より、「地域活性化につながる事業ならどういう事業でも制約はない」との答弁に、「筑後市においてインフラ整備の要望が多数出されており、羽犬塚駅周辺開発は、この交付金がなくても市の予算で執行する事業であり、この交付金の使い方には問題があるのでは、今後このような新しい交付金事業が発足した場合はどのような事業にその予算を活用するのか、当委員会にも相談してほしい」との要望があったところです。
 九州新幹線船小屋駅関連施設整備事業に要する経費は、駅や高架橋工事のおくれにより、駅前広場造成工事を実施できなかったことなどに伴う減額であります。
 公営住宅整備事業に要する経費は、入札などによる井田団地工事費の減額であります。
 第2条中、和泉久保田前田線改良事業、道路新設改良事業、特定野町八女インター線改良事業、JR羽犬塚駅舎改築事業については、契約締結のおくれや事業進捗のおくれなどに伴う繰越明許費であります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第31号 船小屋温泉振興組合の解散については、環境衛生施設、観光施設の整備及びこれらの維持管理に関する事務を共同処理する必要がなくなったため、平成21年3月31日で解散することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。解散後は、筑後市、みやま両市で任意協議会を設立し、船小屋地区の振興開発について協議を持っていくというものです。
 委員より、「この任意協議会は財源を伴うものか」との質問に、本会議でも述べたとおり、「費用負担は伴わないものとする。筑後市、みやま両市で確認している」との答弁があったところです。
 審査結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第34号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第6号)第1条中、歳出第8款について申し上げます。
 さきの一般会計補正予算(第5号)で計上していました筑後小学校の用地整備事業については、3月3日付で国庫補助の安全・安心な学校づくり交付金の内示があったため、補助対象内示額に増額し、財源を組み替えるもので、財源の組み替えによる減額補正であります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第35号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第7号)第1条中、歳出第7款について申し上げます。
 今回の補正予算は、商工会議所が実施するプレミアムつき商品券発行事業の補助金であります。
 第2条中、地域通貨事業補助金は、事業実施が次年度に及ぶため繰越明許を行うものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(池田光政 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
△日程第2 予算特別委員長審査報告
○議長(池田光政 君)
 日程第2.予算特別委員会委員長の審査報告については、会議規則第38条第3項の規定により省略し、お手元に配付しております委員長審査報告書をもって報告にかえたいと存じます。これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 御異議なしと認めます。よって、予算特別委員会の委員長報告については省略することに決しました。
 予算特別委員会審査報告について質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 質問もありませんので、以上で予算特別委員会の審査報告を終了いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第3 議案第1号
○議長(池田光政 君)
 日程第3.議案第1号 消費税に係る総額表示に伴う関係条例の整理に関する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第2号
○議長(池田光政 君)
 日程第4.議案第2号 筑後市議会議員及び筑後市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第3号
○議長(池田光政 君)
 日程第5.議案第3号 筑後市部設置条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第4号
○議長(池田光政 君)
 日程第6.議案第4号 筑後市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第5号
○議長(池田光政 君)
 日程第7.議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第6号
○議長(池田光政 君)
 日程第8.議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第7号
○議長(池田光政 君)
 日程第9.議案第7号 筑後市職員の特殊勤務手当支給に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第8号
○議長(池田光政 君)
 日程第10.議案第8号 筑後市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第9号
○議長(池田光政 君)
 日程第11.議案第9号 筑後市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
△日程第12 議案第10号
○議長(池田光政 君)
 日程第12.議案第10号 筑後市介護保険条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第11号
○議長(池田光政 君)
 日程第13.議案第11号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
△日程第14 議案第12号
○議長(池田光政 君)
 日程第14.議案第12号 筑後市男女共同参画推進条例制定について討論、採決を行います。本案の総務文教委員長の報告は一部修正であります。
 まず、原案に賛成の方の討論はありませんか。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 筑後市男女共同参画推進条例の原案に賛成する立場で討論をいたします。
 今議会に提案されました筑後市男女共同参画推進条例は、まず前文で男女が互いに人権を尊重しつつ責任も分かち合い、男と女という性別にかかわりなく、その人が持つ個性と能力を十分に発揮できる男女の共同参画が実現される社会、筑後市を目指すと高らかにうたわれております。本市でもいまだ男女の役割を性別によって固定的にとらえる慣行や制度、性別による差別や偏見、暴力など、今なお克服していかなければならない多くの課題が残っているとの現状認識に立って、筑後市の将来は男女の人権がともに尊重され、みずからの意思で多様な生き方が選択でき、自分らしく人間らしく生きる喜びを実感できる、いわゆる男女共同参画と言われる社会、筑後市の実現を図るためとして提案された、将来、未来の筑後市づくり、まちづくりの基幹となる条例であります。
 筑後市民が目指す男女共同参画社会とは、定義の中で明確にされておりますように、男女が社会の対等な構成員としてみずからの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、ともに責任を担う社会であることが示されております。また、市の責務も男女共同参画社会づくりのこのような理念を積極的改善措置を含む男女共同参画の推進に関する施策を総合的に策定し、計画的に実施しなければならないと規定し、現在の筑後市の男女共同参画計画「ひろがり」や「ひろがり2」をさらに見直し、男女共同参画の基本理念が実現される筑後市を目指すと、まさに筑後市の基本姿勢と責務が明確に規定されております。
 さらに、男女共同参画社会の実現を目指すための基本的施策として、市は教育の充実、活動の支援、施策等の立案及び決定への共同参画の促進のための措置や、男女共同参画の推進に関することで発生した問題がその解決に至らない場合には、専門委員がその任に当たり、苦情を受け付け、性差別によって人権が侵害されたと判断された場合は、被害を受けた市民の救済を行うことも明確に規定されるなど、全く非の打ちどころのない崇高な男女共同参画のための推進条例となっているのは、議員の皆様御承知のとおりであります。
 私は、本条例案の質疑でも申し上げましたが、このすばらしい条例案が原案どおり、しかも一日も早く可決され、条例の前文に明記されているような、男女の人権がともに尊重され、まさに一回限りの人生がみずからの意思で多様な生き方が選択でき、人間らしく、自分らしく生きる喜びを実感できる社会、筑後市をつくり上げる、実現しなければならないと確信いたしておるところであります。このためにも、本男女共同参画推進条例はぜひとも必要であり、また原案どおり可決すべきであると考えるところであります。
 議員の皆様方全員の賛同を衷心よりお願いし、原案に賛成の討論といたします。
○議長(池田光政 君)
 次に、原案及び修正案に反対の方の討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、次に修正案に賛成の方の討論はありませんか。
◆11番(坂本好教 君)
 修正案に対する賛成討論を行います。
 総務文教委員会で修正されましたこの男女共同参画推進条例案は、本会議質疑の中で出された質問や意見をよく反映されたものであると思います。男女の特性を認め合うこと、家庭を尊重することなど明記され、また、苦情の処理なども表現も柔らかくなり、よって市民の理解を得られて喜ばれるものになるものと受けとめ、本修正案に対して賛成いたします。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(池田光政 君)
 他に討論はありませんか。
◆6番(坂田容子 君)
 私の個人的意見として述べさせていただきます。
 男女共同参画推進条例がこういうふうに提出されるのはこれで2回目でございます。いろんな議論が先ほどから細かい点ではございました。そして、私も正直言って、国の基本法が11年にできておりますけれども、少子・高齢化の進展、国内経済の成熟等が我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が互いにその人権を尊重しつつ責務も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、21世紀の我が国の最重要課題であると位置づけられております。で、修正案がいろいろ今言われまして、確かに私、基本理念の中にどうして特性論が入ったのかなという部分もございました。
 それから、学校教育、社会教育の部分もすっぽり落とされております。
 あとは苦情処理の部分のところで、専門委員の設置ということについても落とされてなくなっておりますけれども、肝心な前文について、「性別にかかわりなく」という部分のところも落とされております。そういう部分のところからしたら、私は大変不本意でございます。不本意ですけれども、これはお互いにぎりぎりのところで修正がなされているんだろうと、そこは思いますので、この推進条例が50%のできであっても、やっぱりあったほうがこれから先、筑後市にとって、今の現状からすればあったほうがいいのかなと、推進していく上ではまあこのくらいでも必要ではないかなという部分のところにおいて、賛成ということでございます。
○議長(池田光政 君)
 他にありませんか。
◆16番(村上知巳 君)
 所管の委員会でありまして、修正案の提出者ですので、その経緯を踏まえて賛成という意味を込めて討論をさせていただきたいと思います。
 先ほど質疑の中で、委員会の質疑のあり方について、委員長報告の中でありました。しかし、私たちは本会議の質疑の内容、これを重視しながら、委員会では審査をさせていただきました。苦情処理も削除と言われましたけれども、ちゃんと現在ある機関を活用して、市長の責任のもとに人権を踏まえて対応するという文章に改正をしているところでございます。削除では全くございません。
 そして、私たちが審議の中で申したことは、我々議会におきまして、平成16年に出されました請願の趣旨を遵守する、賛成多数でありますけれども、このことを基本に議論をすることも大変重要なことです。そのことについて、執行部の姿勢をただしましたところ、全くその請願の出ていることも把握していなかったということでございまして、このことは審議会の中で議論されるときには、ぜひこの請願の趣旨を説明してほしかったという意味からも残念でたまりません。
 それから、ジェンダーに対する考えで文言の修正をさせていただきましたけれども、本会議における執行部の答弁と実態とはかなりの差がありました。例えば、委員長報告でもありましたように、騎馬戦の実態も全く答弁とは違う状況でございます。そういうことも勘案しまして、修正案ということをみんなの大方の意見を尊重しながら、私は修正案を提出させていただきました。
 そういうことによって、本人であるからおかしゅうございますけれども、賛成討論といたします。
○議長(池田光政 君)
 他に討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 他に討論もありませんので、採決いたします。
 まず、わかりづらいので、採決の方法を説明いたします。
 修正案がある場合の採決の方法は、まず修正案について採決をいたします。その後、修正案が可決されれば、修正部分を除いた原案について採決をいたします。修正案が否決されれば、原案について採決をすると、このような順序で行います。
 それでは、採決いたします。
 総務文教委員会の修正案に賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、総務文教委員会の修正案は可決されました。
 次に、修正議決した部分を除く原案について賛成の方の起立をお願いします。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、本案は修正議決した部分を除く原案は可決されました。
 時間になりましたので、午後1時まで休憩いたします。
                午後0時3分 休憩
                午後1時   再開
○議長(池田光政 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 引き続き討論、採決を行います。
△日程第15 議案第13号
○議長(池田光政 君)
 日程第15.議案第13号 筑後市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第15号
○議長(池田光政 君)
 日程第16.議案第15号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第16号
○議長(池田光政 君)
 日程第17.議案第16号 平成20年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
△日程第18 議案第17号
○議長(池田光政 君)
 日程第18.議案第17号 平成20年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
△日程第19 議案第18号
○議長(池田光政 君)
 日程第19.議案第18号 平成20年度筑後市病院事業会計補正予算(第2号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第19号
○議長(池田光政 君)
 日程第20.議案第19号 平成21年度筑後市一般会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
△日程第21 議案第20号
○議長(池田光政 君)
 日程第21.議案第20号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
△日程第22 議案第21号
○議長(池田光政 君)
 日程第22.議案第21号 平成21年度筑後市老人保健特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
△日程第23 議案第22号
○議長(池田光政 君)
 日程第23.議案第22号 平成21年度筑後市後期高齢者医療特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
△日程第24 議案第23号
○議長(池田光政 君)
 日程第24.議案第23号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
△日程第25 議案第24号
○議長(池田光政 君)
 日程第25.議案第24号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
△日程第26 議案第25号
○議長(池田光政 君)
 日程第26.議案第25号 平成21年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
△日程第27 議案第26号
○議長(池田光政 君)
 日程第27.議案第26号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
△日程第28 議案第27号
○議長(池田光政 君)
 日程第28.議案第27号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
△日程第29 議案第28号
○議長(池田光政 君)
 日程第29.議案第28号 平成21年度筑後市病院事業会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
△日程第30 議案第29号
○議長(池田光政 君)
 日程第30.議案第29号 平成21年度筑後市水道事業会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
△日程第31 議案第30号
○議長(池田光政 君)
 日程第31.議案第30号 福岡県自治振興組合の共同処理する事務の変更及び福岡県自治振興組合規約の変更について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第32 議案第31号
○議長(池田光政 君)
 日程第32.議案第31号 船小屋温泉振興組合の解散について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
△日程第33 議案第32号
○議長(池田光政 君)
 日程第33.議案第32号 筑後市土地開発公社定款の変更について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
△日程第34 議案第33号
○議長(池田光政 君)
 日程第34.議案第33号 損害賠償の額を定めることについて討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
△日程第35 議案第34号
○議長(池田光政 君)
 日程第35.議案第34号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
△日程第36 議案第35号
○議長(池田光政 君)
 日程第36.議案第35号 平成20年度筑後市一般会計補正予算(第7号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
△日程第37 意見書案第1号
○議長(池田光政 君)
 日程第37.意見書案第1号 「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」(労働者派遣法)の抜本的見直しを求める意見書について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(池田光政 君)
 起立多数であります。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
                午後1時12分 休憩
                午後1時15分 再開
○議長(池田光政 君)
 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 議案第3号 筑後市部設置条例の一部を改正する条例が可決されましたことから、原口英喜議員より、筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてが提案されました。
 本案を直ちに日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 御異議なしと認めます。よって、筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議案第36号として直ちに日程に追加し、議題とすることに決しました。
 それでは、日程の変更が生じましたので、局長より説明いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、御説明申し上げます。
 先ほど配付いたしました追加日程のとおり、議事日程第4号につきましては、日程第37の次に日程第38として、議員提案議案第36号 筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、上程、提案理由説明、質疑応答、討論、採決を追加し、日程第38が日程第39に変更となります。
 以上でございます。
△日程第38 議員提案議案第36号
○議長(池田光政 君)
 日程第38.議員提案議案第36号 筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを上程いたします。
 提案者であります原口英喜議員より提案理由の説明を求めます。
◎議会運営委員長(原口英喜 君)
 提案理由の説明を申し上げます。
 議案第3号で議決されました筑後市部設置条例の一部の改正に伴い、常任委員会への議案等の付託区分を変更するため、筑後市議会委員会条例の一部を改正するものであります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(池田光政 君)
 議案第36号 筑後市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 質疑もありませんので、議案第36号の質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま上程されました議案第36号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略し、採決することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 御異議もありませんので、議案第36号については委員会付託を省略し、採決することに決しました。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田光政 君)
 御異議なしと認めます。よって、議員提案第36号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
                午後1時19分 休憩
                午後2時   再開
○副議長(島啓三 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に池田光政議員より議長の辞職願が提出されましたので、議長の職務を代行し、池田光政議員は議場より退席を願っております。
 議会運営委員会において、議事日程について検討いただいておりますので、委員長より報告をお願いします。
◎議会運営委員長(原口英喜 君)
 御報告申し上げます。
 休憩中に議会運営委員会を開催しまして、議長の辞職願につき協議をいたしたところでございます。その結果、お手元に配付しております日程表のとおり、本日の日程に追加するということで議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○副議長(島啓三 君)
 ただいま委員長の報告どおり、本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告どおり、本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
 それでは、日程の変更が生じましたので、局長より説明をいたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 御説明申し上げます。
 お手元に議事日程第4号(追加日程)案をお配りしております。
 ただいま追加されました日程第39.議長の辞職許可について、日程第40.議長選挙、日程第41.会議録署名議員指名という形で変更になりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
△日程第39 議長の辞職許可について
○副議長(島啓三 君)
 日程第39.議長の辞職許可を議題といたします。
 議長の辞職願を、局長をして朗読いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、朗読いたします。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                  辞 職 願
 今般、議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により御許可くださるようお願いいたします。
                                 平成21年3月26日 
筑後市議会副議長 島   啓 三 様
                          筑後市議会議長 池 田 光 政 
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
 以上でございます。
○副議長(島啓三 君)
 お諮りいたします。
 池田光政議員の議長の辞職願を許可することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 御異議なしと認めます。よって、池田光政議員の議長辞職は許可することに決しました。
 ここで池田光政議員の入場を許可いたします。
    〔池田議員入場〕
△日程第40 議長選挙
○副議長(島啓三 君)
 日程第40.議長の選挙を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
    〔議場閉鎖〕
○副議長(島啓三 君)
 ただいまの出席議員は19名です。
 投票用紙を配付いたさせます。
    〔投票用紙配付〕
○副議長(島啓三 君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
    〔投票箱点検〕
○副議長(島啓三 君)
 異状ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 異状なしと認めます。
 念のために申し添えます。
 記載場所は速記者席といたします。投票は単記無記名であります。点呼に応じ、順次投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、投票をお願いいたします。
 なお、他事記載は無効といたします。
 点呼を命じます。
◎議会事務局庶務係長(田中敬士 君)
 議席順で申し上げます。
 2番山下秀則議員、3番大城敏彦議員、4番松竹秀樹議員、5番佐藤正利議員、6番坂田容子議員、7番山下元生議員、8番矢加部茂晴議員、9番五十嵐多喜子議員、10番中富正徳議員、11番坂本好教議員、12番田中親彦議員、13番原口英喜議員、14番大藪健介議員、15番永田昌己議員、16番村上知巳議員、17番貝田義博議員、18番弥吉治一郎議員、19番池田光政議員、最後に1番島啓三副議長。
○副議長(島啓三 君)
 投票漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 投票漏れなしと認めます。
 以上で投票を終了いたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
    〔議場開鎖〕
○副議長(島啓三 君)
 筑後市議会会議規則第30条第2項の規定により、2番山下秀則議員、18番弥吉治一郎議員を立会人に指名いたします。両議員の立ち会いをお願いします。
    〔開  票〕
○副議長(島啓三 君)
 それでは、選挙の結果を報告いたします。
 投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
 そのうち
   有効投票  18票
   無効投票  1票
  有効投票中
   原口 英喜議員  16票
   貝田 義博議員  1票
   弥吉治一郎議員  1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の有効投票数は5票であります。よって、原口英喜議員が議長に当選されました。(拍手)
 原口英喜議員が議場におられますので、本席より会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 当選者のごあいさつをお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 皆様方の温かい御推挙により、筑後市議会31代の議長に就任させていただきました。
 もともと私は不器用で、本当に能力のない男でございまして、皆さんから御推挙していただきました中に一生懸命使命感と責任感を持って務めていきたいと思っております。言動、行動にも十分気をつけて、そして、議会の皆さん方の限りない御指導、御鞭撻と、執行部の皆さん方の御協力と御鞭撻のほどをよろしくお願いいたしまして、筑後市のため、議会運営のために一生懸命尽くしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 議長就任のあいさつで、本当に言葉足らずでございますけれども、あいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○副議長(島啓三 君)
 ここで新しい議長と交代いたします。御協力ありがとうございました。(拍手)
    〔副議長、議長と交代〕
○議長(原口英喜 君)
 それでは、ただいまから議長の職務を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後2時25分 休憩
                午後2時35分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで副議長の退場を命じます。
    〔島議員退場〕
○議長(原口英喜 君)
 休憩中に島議員より副議長の辞職願が提出されましたので、議会運営委員会において議事日程について検討をいたしたところでございますので、副委員長より報告をお願いいたします。
◎議会運営委員会副委員長(中富正徳 君)
 それでは、御報告申し上げます。
 休憩中に議会運営委員会を開催いたしまして、副議長の辞職願につきまして協議をいたしましたところでございます。その結果、お手元に配付しております日程表とおり、本日の日程に追加するということで議会運営委員会の意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(原口英喜 君)
 ただいま副委員長の報告どおり、本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、副委員長の報告どおり本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
 それでは、日程の変更が生じましたので、局長より報告をいたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 御報告申し上げます。
 お手元に3枚目の議事日程第4号(追加日程)をお配りしております。この日程の変更につきましては、お配りをしておりますとおりに変更がなされますので、よろしくお願いいたします。
 日程第41.副議長の辞職許可について、日程第42.副議長選挙、以下のような形で変更になりますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
△日程第41 副議長の辞職許可について
○議長(原口英喜 君)
 日程第41.副議長の辞職許可を議題といたします。
 副議長の辞職願を局長をして朗読させます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 朗読いたします。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                  辞 職 願
 今般、副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により御許可くださるようお願いいたします。
                                 平成21年3月26日 
筑後市議会議長 原 口 英 喜 様
                         筑後市議会副議長 島   啓 三 
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。
 島啓三議員の副議長の辞職を許可することで御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、島啓三議員の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
 ここで島啓三議員の入場を許可いたします。
    〔島議員入場〕
△日程第42 副議長選挙
○議長(原口英喜 君)
 日程第42.副議長の選挙を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
    〔議場閉鎖〕
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの出席議員は19名であります。
 投票用紙を配付いたします。
    〔投票用紙配付〕
○議長(原口英喜 君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 配付漏れはなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
    〔投票箱点検〕
○議長(原口英喜 君)
 異状ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 異状なしと認めます。
 念のために申し上げます。
 記載場所は速記席といたします。投票は単記無記名であります。点呼に応じ、順次投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、投票をお願いいたします。
 なお、他事記載は無効といたします。
 点呼を命じます。
◎議会事務局庶務係長(田中敬士 君)
 議席順で申し上げます。
 1番島啓三議員、2番山下秀則議員、3番大城敏彦議員、4番松竹秀樹議員、5番佐藤正利議員、6番坂田容子議員、7番山下元生議員、8番矢加部茂晴議員、9番五十嵐多喜子議員、10番中富正徳議員、11番坂本好教議員、12番田中親彦議員、14番大藪健介議員、15番永田昌己議員、16番村上知巳議員、17番貝田義博議員、18番弥吉治一郎議員、19番池田光政議員、最後に原口英喜議長。
○議長(原口英喜 君)
 投票漏れはございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 投票漏れはなしと認めます。
 以上で投票を終了いたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
    〔議場開鎖〕
○議長(原口英喜 君)
 筑後市議会会議規則第30条第2項の規定により、3番大城敏彦議員、17番貝田義博議員を立会人に指名いたします。両議員の立ち会いをお願いいたします。
    〔開  票〕
○議長(原口英喜 君)
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数19票、これは先ほどの出席議員に符合いたします。
 そのうち
   有効投票  19票
   無効投票  0票
  有効投票中
   島  啓三議員  14票
   弥吉治一郎議員  2票
   貝田 義博議員  3票
 以上のとおりでございます。
 この選挙の有効得票数は5票であります。よって、島啓三議員が副議長に当選されました。
 島啓三議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 当選者のあいさつをお願いいたします。
○副議長(島啓三 君)
 再び副議長に選出をいただきましたことを議員の皆様に心より感謝を申し上げます。
 原口議長を補佐いたしますとともに、市民の負託にこたえるべく、全身全霊を傾注してまいりたいと思います。議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(原口英喜 君)
 ありがとうございます。
 暫時休憩いたします。
                午後2時54分 休憩
                午後2時57分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第43 議席の変更について
○議長(原口英喜 君)
 日程第43.議席の変更を議題といたします。
 正副議長の選挙に伴い、筑後市議会会議規則第3条第3項の規定により、議席の変更をいたします。
 議席の変更については、局長をして朗読させます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、議席番号を申し上げます。
 1番島啓三副議長、2番山下秀則議員、3番大城敏彦議員、4番松竹秀樹議員、5番佐藤正利議員、6番坂田容子議員、7番山下元生議員、8番矢加部茂晴議員、9番五十嵐多喜子議員、10番中富正徳議員、11番坂本好教議員、12番田中親彦議員、13番池田光政議員、14番大藪健介議員、15番永田昌己議員、16番村上知巳議員、17番貝田義博議員、18番弥吉治一郎議員、19番原口英喜議長。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 以上でございます。
 お諮りいたします。
 ただいま朗読いたしましたとおり、議席を変更することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読いたしましたとおり、議席を変更することに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
                午後3時1分 休憩
                午後3時16分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 池田議員はここで退席をお願いいたします。
    〔池田議員退場〕
△日程第44 議案第37号
○議長(原口英喜 君)
 日程第44.議案第37号 筑後市監査委員の選任について上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案第37号 筑後市監査委員の選任について説明を申し上げます。
 筑後市監査委員永田昌己氏は、平成21年3月26日をもって辞任されましたので、その後任として、議会においてただいま推薦されました池田光政氏を選任したいので、議会の同意をお願いするものであります。
○議長(原口英喜 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終了いたします。
 ただいまの市長の説明について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第37号 筑後市監査委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第37号はこれに同意することに決定いたしました。
 池田議員の入場を許可いたします。
    〔池田議員入場〕
△日程第45 常任委員会の所属変更について
○議長(原口英喜 君)
 日程第45.常任委員会の所属変更を議題といたします。
 常任委員会の所属変更について、局長より説明をいたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、常任委員会の所属変更について御説明を申し上げます。
 常任委員会の委員の変更につきましては、筑後市議会委員会条例第5条第2項の規定により、「議長は常任委員の申し出があるときは、会議に諮って、当該委員の委員会の所属を変更することができる」となっておりますが、当市議会においては、慣例により、委員さん同士が合意の上、変更することになっております。
 変更届の用紙は本日お配りをしておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、常任委員会の正副委員長の任期につきましては、正副議長と同様に半期交代とし、その時期は2年目の3月定例会最終日に行うことになっております。ただし、再選は妨げないとなっています。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 常任委員会の所属変更について、局長より説明をさせましたが、これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議もありませんので、そのように取り扱わさせていただきます。
 所属変更については、議長まで届けていただき、調整させていただきますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 暫時休憩いたします。
                午後3時21分 休憩
                午後3時50分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 常任委員会の所属について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、御報告申し上げます。
 まず、総務文教委員会でございます。山下秀則議員、佐藤正利議員、坂田容子議員、中富正徳議員、田中親彦議員、村上知巳議員、原口英喜議長。
 以上でございます。
 次に、厚生委員会を申し上げます。島啓三副議長、矢加部茂晴議員、五十嵐多喜子議員、永田昌己議員、貝田義博議員、弥吉治一郎議員。
 以上でございます。
 次は、建設経済委員会でございます。大城敏彦議員、松竹秀樹議員、山下元生議員、坂本好教議員、池田光政議員、大藪健介議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。常任委員会の所属変更については、ただいま報告いたしましたとおり、変更することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま報告いたしましたとおり、常任委員会の所属変更は決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
                午後3時51分 休憩
                午後3時55分 再開
○副議長(島啓三 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第46 議長の常任委員の辞退願について
○副議長(島啓三 君)
 日程第46.議長の常任委員の辞退願についてを議題といたします。
 先ほど原口英喜議長より、常任委員の辞退届が提出されておりますので、局長より朗読させます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 朗読いたします。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                常任委員会委員辞退届
 常任委員会委員を辞退したいので、御同意くださるようお願いいたします。
                                 平成21年3月26日 
筑後市議会副議長 島   啓 三 様
                          筑後市議会議長 原 口 英 喜 
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
 以上でございます。
○副議長(島啓三 君)
 お諮りします。
 議長の常任委員会委員の辞退について、これに同意することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(島啓三 君)
 御異議なしと認めます。よって、議長の常任委員会委員の辞退については同意することに決定いたしました。
 ここで議長と交代いたします。
    〔副議長、議長と交代〕
○議長(原口英喜 君)
 議事を進行いたします。
 次に、各常任委員会の正副委員長を決定しなければなりませんので、暫時休憩し、常任委員会での御協議をお願いいたします。
 なお、正副委員長の互選は、まず、年長の委員が臨時の委員長という形で委員長を選出していただき、その新委員長のもとで副委員長を選出していただくことになります。
 また、この後の議題でもあります議会運営委員会の選任についての選出もあわせて御協議お願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後3時56分 休憩
                午後4時42分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 御報告申し上げます。
 まず、総務文教委員会でございます。委員長田中親彦議員、副委員長山下秀則議員。
 次に、厚生委員会でございます。委員長矢加部茂晴議員、副委員長五十嵐多喜子議員。
 次に、建設経済委員会でございます。委員長坂本好教議員、副委員長松竹秀樹議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 各常任委員会の委員長はただいま局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
△日程第47 議会運営委員会委員の選任について
○議長(原口英喜 君)
 日程第47.議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
 議会運営委員会の選任については、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 御報告申し上げます。
 副議長島啓三議員。総務文教委員会より、村上知巳議員、中富正徳議員。厚生委員会より、永田昌己議員、弥吉治一郎議員。建設経済委員会より、大藪健介議員、山下元生議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。
 議会運営委員会委員の選任については、ただいま御報告いたしましたとおり指名することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。
 次に、議会運営委員会の正副委員長の互選をお願いいたします。
 選出方法については、常任委員会の正副委員長の選出方法と同じであります。
 暫時休憩いたします。
                午後4時45分 休憩
                午後4時50分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 御報告申し上げます。
 議会運営委員会の正副委員長には、委員長に中富正徳議員、副委員長に大藪健介議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 議会運営委員会の正副委員長は、ただいまの局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
△日程第48 各特別委員会委員の選任について
○議長(原口英喜 君)
 日程第48.各特別委員会委員の選任を議題といたします。
 各特別委員会委員の選任について、局長をして報告いたさせます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、特別委員会の委員の選任につきまして御報告申し上げます。
 まず、下水道事業調査対策特別委員会でございます。総務文教委員会から、村上知巳議員、中富正徳議員。厚生委員会から、永田昌己議員、矢加部茂晴議員。建設経済委員会から、大藪健介議員、山下元生議員、大城敏彦議員。それに正副議長でございます。
 次に、議会だより編集特別委員会でございます。総務文教委員会から、田中親彦議員、山下秀則議員。厚生委員会から、貝田義博議員、五十嵐多喜子議員。建設経済委員会から、松竹秀樹議員、大城敏彦議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 なお、議会より選出を要する各種委員会の委員の選出でございますが、これにつきましては、選出された議員さん方について、事務局のほうで一覧表を作成の上、後日、お手元にお配りする予定でありますので、よろしくお願いいたします。
 お諮りいたします。
 特別委員の選任については、ただいま報告いたしましたとおり指名することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、特別委員会委員に選出することに決定いたしました。
 特別委員会の委員が決定いたしましたので、この後、委員会を開催していただき、各特別委員会委員の正副委員長の互選をお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
                午後4時55分 休憩
                午後5時1分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に議会運営委員会を開催していただき協議をしていただきましたので、委員長より報告をしていただきます。
◎議会運営委員長(中富正徳 君)
 報告をいたします。
 先ほど協議をいたしまして、本日の会議時間5時までということになっておりましたけれども、5時に終わりませんので、本日はすべて終わるまで最後までやらせていただくということで決定をいたしました。御報告いたします。皆さん方の御賛同よろしくお願いします。
○議長(原口英喜 君)
 今、委員長の報告どおり御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 それでは、そのように取り計らわせていただきます。
 暫時休憩いたします。
                午後5時4分 休憩
                午後5時9分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各種特別委員会の正副委員長が決定いたしましたので、局長をして報告させます。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 それでは、御報告申し上げます。
 まず、下水道事業調査対策特別委員会でございます。委員長に村上知巳議員、副委員長に山下元生議員。
 次に、議会だより編集特別委員会でございます。委員長に貝田義博議員、副委員長に五十嵐多喜子議員。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 各特別委員会の正副委員長は、ただいま局長の報告どおりであります。よろしくお願いいたします。
 日程については局長より報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎議会事務局長(冨久義樹 君)
 先ほど議事日程の追加を申し上げましたが、1つ漏れておりましたので、この際、追加させていただきたいと思います。
 まず、議事日程の第49を第50に訂正をお願いいたします。
 それから、日程第48の次に日程第49として、発言の取り消しについてを挿入お願いいたします。
 以上でございます。
△日程第49 発言の取り消しについて
○議長(原口英喜 君)
 日程第49.発言の取り消しについて議題といたします。
 矢加部茂晴議員から本日の会議における発言について発言を取り消したい旨の申し出がありました。本人より趣旨説明を求めます。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 私の午前中の総務文教委員長報告における質疑の中で、────〔発言取り消し〕────────といった趣旨の発言をいたしました。このことに関しまして、議会の皆様の許可を得たく、発言取り消しの申し出を今させていただいておりますが、本当に関係者の皆さん、人権擁護委員会並びに人権擁護委員の皆様方に対して、心よりおわびを申し上げたいと思います。
 さらに、私の発言に対して池田前議長が発言の訂正を促していただいたことに対して、温情ある御采配をいただきました御礼を申し上げますとともに、それに対しまして、その場で訂正をしなかったということにつきまして、心よりおわびを申し上げます。
 以上、私の発言取り消し申し出に対しまして、議会の皆様方の御理解、御賛同をぜひいただきますよう、よろしくお願い申し上げまして、私の申し出とさせていただきます。
 以上、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。この申し出を許可することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、矢加部議員の申し出については許可することに決しました。
△日程第50 会議録署名議員の指名
○議長(原口英喜 君)
 日程第50.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、4番松竹秀樹議員、15番永田昌己議員を指名いたします。
 これをもちまして、日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成21年3月第12回筑後市議会定例会を閉会いたします。
                午後5時14分 閉会

┌──────────────────────────────────────────┐
│                                          │
│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    池 田 光 政             │
│                                          │
│           議     長    原 口 英 喜             │
│                                          │
│           副  議  長    島   啓 三             │
│                                          │
│           議  員(4番)   松 竹 秀 樹             │
│                                          │
│           議  員(15番)   永 田 昌 己             │
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