平成21年 7月 臨時会(第15回)

              平成21年7月21日(火曜日)

                                (午前10時00分開会)


1.出席議員(19名)

    1番  島    啓 三         11番  坂 本  好 教
    2番  山 下  秀 則         12番  田 中  親 彦
    3番  大 城  敏 彦         13番  池 田  光 政
    4番  松 竹  秀 樹         14番  大 藪  健 介
    5番  佐 藤  正 利         15番  永 田  昌 己
    6番  坂 田  容 子         16番  村 上  知 巳
    7番  山 下  元 生         17番  貝 田  義 博
    8番  矢加部  茂 晴         18番  弥 吉  治一郎
    9番  五十嵐  多喜子         19番  原 口  英 喜
    10番  中 富  正 徳

2.欠席議員(0名)


3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  永 延  喜 男
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    副市長                中 村  征 一
    教育長                城 戸  一 男
    総務部長               加賀田  慎 一
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)  一ノ瀬    諭
    建設経済部長
                       鬼 丸  則 行
    (兼水道事業事務部局建設経済部長)
    協働推進部長
                       田 中  僚 一
    (兼男女共同参画推進室長)
    消防長                堤    秀 信
    市立病院事務局長           松 竹  卓 生
    市長公室長              田 中  富士男
    総務課長               木 庭  雄 二
    税務課長               小 田  久美男
    市民課長               山 口  朋 秀
    健康づくり課長
                       山 口  友 子
    (兼地域包括支援センター長)
    福祉事務所長             小 田  美 穂
    かんきょう課長            橋 本  國 光
    農政課長               木 本  吉 彦
    商工観光課長             高 木  正 勝
    道路・水路課長            野 田  和 孝
    都市対策課長             西 田  正 治
    上下水道課長
                       大 籠    修
    (兼水道事業事務部局上下水道課長)
    地域支援課長             城 戸  淳 一
    社会教育課長(兼中央公民館事務長)  山 口  辰 樹
    会計課長(兼会計管理者)       宮 原  一 壽
    学校教育課長             舩 橋  義 顕
    人権・同和教育課長(兼人権・同和対策室参事
                       北 島  鈴 美
    兼男女共同参画推進室参事兼勤労者家庭支援施設館長)
    監査事務局長             成 清  平 和
    農業委員会事務局長          青 木  靖 文
    消防本部消防次長兼総務課長      井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           山 口  清 登
    市立病院総務課長(兼病児保育施設・
                       角    敏 幸
    ちっこハウス室長兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)   永 松  三 夫



                 議事日程第1号
                      平成21年7月21日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議案第51号及び第52号の上程、提案理由説明
 第3  議案第51号  平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)    質疑応答
 第4  議案第52号  平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
                                     質疑応答
 第5  議案委員会付託
 第6  委員長審査報告
 第7  議案第51号  平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)    討論採決
 第8  議案第52号  平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
                                     討論採決
 第9  会議録署名議員の指名
● 閉  会

     (全員協議会)

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                 午前10時 開会
○議長(原口英喜 君)
 おはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。
 これより平成21年第15回筑後市議会臨時会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
 日程に入ります前に、去る6月議会における貝田義博議員の質疑に対する答弁について、執行部より訂正の申し出がありました。会議規則第62条により、議長において許可しております。
◎市民課長(山口朋秀 君)
 おはようございます。議会の貴重な時間をいただきまして、大変申しわけございません。
 さきの6月議会本会議の質疑応答におきまして、貝田議員からの国保の滞納世帯率の質問に対しまして、私の答弁で、平成20年度の滞納世帯率を25.9%、平成19年度と比較しふえている状況ですと回答をいたしておったところでございます。その後、精査をいたしましたところ、分子となります国保の滞納世帯数の中に後期高齢者医療、または社会保険などの国保以外の医療保険に国保から移行している世帯、つまり滞納世帯率を算定いたしましたときには、国保世帯ではない世帯で、過去の国保税の滞納がある世帯というものを含んでおりました。具体的に言えば、分子に分母の外数の数字が入っていたというような状況でございます。
 正確な滞納世帯率につきましては、本年6月1日現在の国保加入世帯で平成20年度分の国保税、それから、過年度分の国保税の滞納がある滞納世帯数の率というものにつきましては14.6%、平成19年度と比較をいたしまして若干減っておりますけれども、ほぼ横ばいというような状況でございます。
 不正確な数字を回答としてお知らせいたしまして、御迷惑をおかけいたしましたことをおわびいたしますとともに、ここに訂正をさせていただきたいと思います。大変申しわけありませんでした。
○議長(原口英喜 君)
 それでは、本日の議事日程に入ります。
△日程第1 会期の決定
○議長(原口英喜 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討をいただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(中富正徳 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日招集されました第15回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る7月14日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたところでございます。
 協議の結果、会期は本日1日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり、本日1日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。
△日程第2 議案上程・提案理由説明
○議長(原口英喜 君)
 日程第2.議案第51号並びに議案第52号を上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。
 本日ここに、第15回筑後市議会臨時会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し深く敬意を表する次第であります。
 ただいま上程されました議案第51号から議案第52号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第51号 平成21年度筑後市一般会計補正予算について申し上げます。
 今回の補正予算は、392,815千円を増額し、歳入歳出予算の総額を15,586,401千円とするものであります。
 主な内容は、国の第1次補正予算による地域活性化・経済危機対策臨時交付金や基金造成事業等、国、県の財源を活用した経済危機対策事業であります。
 国の経済危機対策の趣旨を踏まえ、市民の安全・安心の実現や地球温暖化対策、少子・高齢化社会への対応など、地域の活性化に資する事業を計上しております。
 なお、地域活性化・経済危機対策臨時交付金の一部や地域活性化・公共投資臨時交付金等で、国の内示等がなく確定していない事業については、今後の補正予算で提案することとしております。
 では、歳出予算について申し上げます。
 第2款.総務費の人事管理に要する経費は、経済危機対策を実施するために雇用する臨時職員の社会保険料であります。
 防災に要する経費は、災害時避難所体制を充実するための自家発電機及び地上デジタル放送用テレビの購入費用などであります。
 第3款.民生費の障害者の援護に要する経費は、市内店舗等のバリアフリー化を掲載した、「筑後市バリアフリーガイドブック」を作成するための委託料であります。
 公的介護施設整備事業費補助金は、当初予算に計上していた国庫補助事業が、国の経済対策により県の基金事業に変更され、補助基準単価が見直されたことに伴う補助金の増額であります。また、小規模介護・福祉施設スプリンクラー整備補助金は、国の地域介護・福祉空間整備等交付金を財源とした、市内グループホーム4施設のスプリンクラー整備に対する補助金であります。
 水田校区学童保育所建設事業に要する経費は、小学校敷地内に建設することに伴う、児童の安全・安心に配慮した外構工事費であります。
 第4款.衛生費の感染症に要する経費は、今後の新型インフルエンザの発生に備えた、マスクや手袋、感染対策セット等の購入費用であります。
 健康増進に要する経費は、国の女性特有のがん検診推進事業補助金を財源とした、乳がん及び子宮がんの無料検診クーポン券、健診手帳の発行費用などであります。
 地球温暖化防止に要する経費は、住宅用太陽光発電設備の設置に対し、発電能力1キロワットにつき50千円、上限4キロワット・200千円の補助を行うものです。
 浄化槽に要する経費は、国の省エネルギー型浄化槽設置モデル事業を活用した、5人槽5基、7人槽25基の合併浄化槽設置補助金であります。
 第6款.農林水産業費の水路改良事業に要する経費は、当初予算に追加して行う、水路等の測量業務及び改修工事などの事業費、土地改良事業団体連合会の補助金を活用した高久堰の改修事業費であります。
 第7款.商工費の商工団体指導に要する経費は、商工会議所を事業実施主体とした、船小屋鉱泉の効能を引き出す加温技術を確立するための、船小屋温泉郷再生事業に対する補助金であります。
 中小企業支援に要する経費は、市内業者を利用して住宅改修を行う場合に、1件当たり100千円を限度として交付する住宅改修補助金であります。
 第8款.土木費の道路維持補修に要する経費、橋りょう維持補修に要する経費は、それぞれ、国の地域連携推進事業費補助金を財源とした、市道欠塚新溝線の舗装補修工事、市道二本松溝口線奉仕橋の補修工事であります。
 道路新設改良事業に要する経費及び河川改良事業に要する経費については、当初予算に追加して行う、舗装新設工事や側溝新設工事、河川改良工事であります。
 公園管理に要する経費は、公園の延命化と安全性を確保するための、遊具及び施設の改修工事費であります。
 公営住宅ストック総合改善事業に要する経費については、国の地域住宅交付金を財源とした、玄ケ野団地の屋上防水及び外壁改修工事費であります。
 第9款.消防費の救急救助に要する経費は、安全で迅速な救急体制を整備するため、救急車1台を高規格救急車に更新するものであります。
 消防活動に要する経費は、大規模災害や核・生物・化学物質災害に対応するための、エアーテント一式及び化学防護服の購入費用であります。
 非常備施設整備に要する経費は、地元協議により、当初予定していた筑後北小学校区消防分団車庫の建設予定地を変更し、新たに用地を取得し造成工事を行うための費用です。
 第10款.教育費の小・中学校の理科教育に要する経費は、国の理科教育等設備整備費補助金を財源とした、新学習指導要領に基づく理科教育備品の購入費用であります。
 境界フェンス等整備事業に要する経費は、児童の安全面に配慮し、水田小学校正門の通路とグラウンドの境に防球ネットを整備するものです。
 水田コミュニティセンター管理運営に要する経費は、安全性確保のため、野球場防球ネットの補強増設等を行うものです。
 以上、歳出予算の主な財源として、国庫支出金177,387千円、県支出金107,733千円、市債50,900千円、繰越金47,739千円を充てております。
 議案第52号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算については、本年4月からの介護報酬の3%引き上げに伴い、保険料が上昇した分について、介護給付費納付金を増額するものであります。財源は、国保連合会から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を充てております。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終わります。
 これより全議案の質疑を行います。
△日程第3 議案第51号
○議長(原口英喜 君)
 日程第3.議案第51号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 お尋ねをいたします。
 まず、歳入の関係ですけれども、この補正に対して、市の借金が新たに50,000千円、そして繰越金を当てにした収入を47,739千円と。特に繰越金については何回もこの場で申し上げておりますけれども、もう21年度は使わないという当初の方針がありました。当初予算でそれを1億円計上されて、さきの6月の補正で60,000千円、そしてまた48,000千円近くの繰越金を使うということで、使わないと言っておったものを2億円、まだ7月ですけれども、4月からすると3カ月ぐらいで207,000千円もの繰越金を当てにせんといかんというようなことになっておるわけですが、私はそこで6月議会にも聞きましたけれども、例のいわゆる法人市民税の返納問題が出たときに聞きましたけれども、じゃあ21年度の市民税なり、法人市民税なりの税収についてはどういうふうになるのかと聞きましたら、いや、まだそのときはよくわからんということであったと思いますが、現時点ではその付近の財政として、市民税、法人市民税、固定資産税は変わらんと思いますからいいわけですけれども、どういうふうになるというふうに予測をされておるのか。私はその付近の増収等がなければ何もかんも繰越金と借金と。繰越金というのは当然起債として積み立てられるわけですから、これは、現時点で2億円は、起債を取り崩したと言われても仕方のない金だと思いますが、一体市民税の収入あたりはどういうふうに予測をされておるのか、お尋ねをいたします。
◎総務課長(木庭雄二 君)
 おはようございます。
 それでは、まず地方債の関係、今回、確かに増額をいたしております。一つは、公営住宅建設事業債で27,100千円というのを51,800千円という形でふやしております。これについては、今回、この公営住宅建設事業債については国の補正による交付金が充てられております。その補助裏分については補正予算債等の財源措置がされておりますので、この補正予算債については、後日、100%の交付税措置があるというものですので、もうこれを活用するという考え方でございます。
 それから、道路新設改良事業債についても増額をいたしております。これは当初予算のときも一緒ですけれども、道路新設改良については、これまでも市債を活用しながら事業をしてきたと。特に近年の公共事業の抑制の中で生活道路等の事業を抑制してきたということもありますので、今回、追加をして行いますけれども、その財源については、やっぱりこれまでどおり道路新設改良事業債を当て込む。これについては30%の交付税措置があるという形になっておりますので、これまでの考え方で提案をいたしているというところでございます。
 それから、繰越金の関係ですけれども、確かに当初予算で1億円計上をいたしておりました。それから、6月補正予算で60,007千円使っておりますので、現在160,007千円の繰越金を計上しているという状況でございます。これは、繰越金については9月の決算議会で正式にはお知らせをするということになると思いますけれども、20年度の決算では純繰越金で約8億円ぐらいになっております。これは前年度からの繰越金も含みますので、20年度、単年度だけでいえば420,000千円の黒字という形を計上することができております。これは大きな原因は、普通交付税と特別交付税、国の財源措置が大きくされたということで、これだけの単年度の黒字を出すことができたというふうに思っております。ですから、こういった今回国の経済対策ということですので、国、県の財源だけではどうしてもできませんので、こういった前年度の交付税等がふえた部分を財源として使わせていただきたい、こういう考え方でございます。
 それから、法人税の関係です。これは税務課というより財政のほうの見方ですけれども、法人税については5億円ちょっと計上いたしていたと思いますけれども、大きく割り込むとすれば、1億円程度は割り込むんじゃないかと。これは過去に例がないくらい落ち込む見込みがあります。
 ただ一方で、その財源措置については、普通交付税のほうで75%についてはされるという形になっております。交付税のほうも最終決定はまだいたしておりませんけれども、7月に21年度の交付税の算定をいたしております。その中で現予算よりも額的には4億円ぐらい交付税のほうは増額される見込みと。こういうこともありますので、法人の落ち込みについては交付税のほうで充てられるというふうに思っているところでございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 法人市民税が約1億円ぐらいで、私の記憶じゃ520,000千円ぐらいの当初予算であったろうと思うわけですね。約1億円程度の落ち込みぐらいでおさまるわけですか。もう大体去年のは払って、この間、6月議会、もう繰り返しませんけれども、そういうことだったわけですから、ことしはそういう意味では、前年度に納められたものを半分納付されるわけでしょうから、大体予測はついておると思いますけれども、520,000千円が、じゃ4億円ちょっとぐらいでは推移できるだろうというふうに見ておるということでいいんですかね。
◎総務課長(木庭雄二 君)
 法人については当初予算でも前年度から落としてはおりますけれども、その落としたものより、6月議会で60,000千円還付という形で減ったということでございますので、21年度も60,000千円は減るだろうと。それプラス、昨今の経済状況からいきますと、もう少し60,000千円に上積みして、減るとすれば1億円ぐらい見ておけばいいのではないかと。過去の法人の流れを見ましても、確かに厳しいのは厳しいんですが、1億円落としますと420,000千円と、かなり相当以前の水準になりますので、それくらいは財政のほうでは考えているというところでございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 法人市民税の関係は、私も資料はちょっと持ってきておりませんが、うろ覚えで申しわけないですけれども、前年度で、前々年度からすると2億円ぐらい落ちるということで予定されて、そして今年度が、今課長が言われたように約90,000千円ぐらいだったと思いますね。そして結果的に520,000千円、それが420,000千円ということになりますと、二、三年前からするともう4億円近く落ちるというようなことになろうかと思います。これはもう税務課なり、例えば、総務課が幾ら頑張ったところでどうこうなるという数字ではありませんから、いろいろ申し上げるつもりはありませんけれども、そういう厳しい税収の状況ですから、やはり節約するのは節約する、要らんもんはせんというふうなことを、特に今後、そういうことを頭の中に置いた事業といいますか、財政の運営をする必要があるということを申し上げておきたいと思います。
 それから、第3款の関係でグループホームにスプリンクラーと。これはグループホームというのはスプリンクラーの設置を義務づけられていなかったわけですか。ないところばっかりなわけですか。私はむしろこれも必要だろうと思いますけれども、市内には民間の家といいますかね──をちょっと改造したぐらいのいわゆるデイサービスをしてあるところがかなりあると思うわけですね。こういうところは普通の家ですから、ある面では廊下も狭いし、というところも私も何軒か知っておりますけれども、そういうところでされております。むしろ私はそういうところにも8人なり10人なりの、特にグループホームというのはいわゆる認知症ですかね、そういう方の対応ということで、身体的には、どっちかといいますとデイサービスのほうが要介護どうのこうのとかということで行かれておりますし、かなり足腰が弱った介助が必要な人あたりをサービスしてもらっておりますけれども、そういうところも私はスプリンクラーを補助するならされるべきじゃなかろうかなと思いますけれども、まず、グループホームというのはそう何十年も前から始まった制度ではなくて、七、八年か、そんくらい前からだろうと思うんですね。そして今、うちに4施設あるというふうに書いてありますけれども、これはもう設置を義務づけされておられなかったわけですか。今、民間の、私の家もそうですけれども、このスプリンクラーじゃなくて、火災報知機なんかは設置してくれということで義務づけられておるようでありますけれども、その付近との関係についてちょっとお聞きをいたしたいと思いますが。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 おはようございます。
 スプリンクラーの御質問でございますけれども、消防法の改正がございまして、平成19年6月13日に消防法施行令のほうが改正されております。それによりまして消防用設備等の設置の基準が見直しをされておりまして、このため、地域介護・福祉空間整備事業等施設整備交付金において、既存の小規模福祉施設のスプリンクラーの設置費用について交付の対象となっております。
 改正の内容につきましては、延べ床面積が275平米以上1,000平米未満の小規模施設についてスプリンクラーの設置が義務づけされております。
 今回、市のほうでは5つのグループホームがございますけれども、275平米以上のところが4施設ございますので、こちらについて補助金の計上をいたしているところでございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 今言ったようなデイサービスをしてあるようなところには補助金をつけても交付されんと、そういうようなことですか。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 今回の国の補助につきましては、新しく交付の対象になったのが、先ほども申しましたように、消防法の改正によりまして、新しく設置基準になりましたところについて国の補助がございます。今回については、そちらについて計上させていただいているところでございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 計上させていただいているができないと。床面積が275から1,000平米と言われたですかね。それを対象ということのようですが、今私が言っておるようなところはそんなに面積はないと思うわけですね。1軒の家をちょっと改造してやられておる。しかし、どっちかというならば、そういうところのほうが廊下も言うなら「間中」というかな、900ミリぐらいで、普通の家ですから、うちあたりの廊下はそのくらいですから、そういうところに5人も10人も見てあるというようなところも私は対象にされるのかなと思って言ったわけで、国がそういうことでされないということならば、これはもういたし方ないと思います。
 7款の船小屋の関係について、これは私は全部内容は知っておりますから詳しくは申し上げませんが、今回されるのは、1メートル50の真四角の、1メートル50ですよ。このくらいですよ。それの湯船を2つ、今の鉱泉場の前に一千何百万円かかけてつくって、それを男用と女用を2つですよ。そしてそこに鉱泉を引いて、冷泉ですから、湯船に砂をまいて、そこを加温して、鉱泉を直接鍋に入れて一気に温めると炭酸ガスが早く抜けるから、徐々に温めると。そういうことでやるということですけれども、私は、どうせやられるならば、こういう「何とかを濁す」というようなことではなくて、もうちょっと規模を大きくされんと、これは全く私は失敗じゃなかろうかなと。1間もないんですよ。湯船が1メートル80もないんですよ。記憶によりますと、1メートルの1メートル50やったかな。これをあそこにつくって、そして宣伝をするということですけれども、実際、これは無駄な金じゃないんですか。もうちょっと金をかけるならば、私はある一定規模の浴槽をつくってやるべきじゃなかろうかなというふうに思いますが、その点どういうふうに思われてこういう予算をつけられたのかですね。
 それから、これは単年度事業と思いますけれども、あとは、ここは冷泉ですから温めなきゃいけません。電気で温められるか、ガスか、石炭か、灯油か、それは知りませんが、これは経費がかかります。電気料もかかります。夏でも冬でも、それは湯船はいいでしょうけれども、待合室というか、更衣室なんていうのは冷暖房も要ると思いますが、そういうものの経費について、これ1年で取り崩すということじゃないと思いますが、来年度以降のそういう経費についてはどこが見るのか、はっきりさせておかなきゃいかんと思います。
 もう1つ、私は商工会議所の役員もしておりますので、商工会議所に聞いたところ、こういうふうなことをやって、船小屋を、冷泉でありますが、鉱泉のいわゆる効能というかな、何に効く、かんに効くというようなことを宣伝して集客すると、これ非常にいい発想だろうと思います。やらにゃいかん。
 ところが、私が聞くところ、いやいや、鉱泉の量がそもそもないんですよという話もあるわけですよ。鉱泉のいわゆるくみ上げ量がないと。言うならば同じことじゃなかろうかなと思うわけですね。これでお茶を濁すだけで。鉱泉の量はあるんですか。私はこういうことで成功するならですよ、樋口軒にしても、今は旅館は樋口軒ぐらいしかなかろうと思いますが、そういうところでもこういうことをされないと全く意味がないと。船小屋のイメージも上がらんと。しかし、イメージを上げるために、そういう各旅館と、今、4軒あるというふうに言われておりますけれども、そういうふうな旅館がこういうことをすると。鉱泉を使ったお湯を提供すると。こうした場合に、湯量といいますか、鉱泉の湧出量といいますか、くみ上げ量が足らないというようなことのようですが、その付近についてはどうですか。足りるんですか、足らんのですか。これだけだから、こういうふうに湯船といいますか、風呂の面積も小さくしておるんですか。全部4軒なり5軒なり、今度船小屋が旅館が多くなるかもしれませんけれども、そういった場合に、供給できる鉱泉の量というのはあるんですか。
◎商工観光課長(高木正勝 君)
 何点かお尋ねいただきましたので、私のほうから答えさせていただきます。
 まず、今回の事業については、今回はあくまで実験実証の年だということで、実験実証のための施設の整備をやるということであります。おっしゃいますように、今予定しているのは、このままかどうかわかりませんけれども、私のほうで手元いただいているのは、おっしゃっているように、1メートル20の1メートル60ぐらいの浴槽を2つということでお聞きしております。
 まず、加温をするために、おっしゃいますように、急激にボイラー等で加温すると炭酸が抜けてしまうということで、炭酸が抜けないような加温をするための装置を1つつくるというのが一つの実験であります。もう1つは、加温した炭酸水にどういった効能があるのかという部分をまた久留米大学のほうと一緒に研究をやるということで、今回、非常に狭い浴槽ではありますけれども、これは観光客を呼ぶための浴槽ということではなくて、あくまでそういう効能の実験をするための浴槽ということで、今回の部分についてはそういう狭い浴槽になっているということであります。
 今後のことについてですけれども、今おっしゃいますように、今の浴槽で本格的な療養型の温泉というような形にはならないと思いますけれども、今回についてもそういう実験の年、来年以降について、じゃ直ちにそういうふうな本格的な事業に取り組めるのかということになると、やっぱり短期間では難しいだろうというふうに協議をしておりますので、来年度については地元の温泉協会のほうが引き継ぐという形で今協議がなされておるところであります。今年度については、商工会議所がやるというところです。
 それから、湯量の問題についてですが、確かに鉱泉、今、1本の源泉でやっております。十分な湯量はありません。今後そういう展開をしていくときに、どれぐらいの浴槽まで可能なのかという部分については、またことしの実験と一緒に、どれぐらいの浴槽まで足りるのかというのは、湯量の問題も一緒に研究をしていくという形になると思います。
 それから、最後の4軒とも引く部分についてどうなのかというところですけれども、今話をしている部分については、それぞれの旅館が持つという形ではなくて、昔が2カ所、雀の湯とかというのとあと1カ所ですね、「外湯」というような形であったというふうにお聞きをしております。温泉郷で一つのそういう外湯的な療養型の浴槽を持つという形で進めたらどうなのかということで今話をしているところであります。
 以上です。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 私はこう思いますけど、1メートル20の1メートル50、うちは貧乏ですから、まだ湯船は小さいです。それで、ほとんどのところが今、1メートルの1メートル50というのは家庭の浴槽と同等じゃなかろうかなと思うんですよ。実験なら、それは久留米大学につくってもらって一千何百万円、そして9,000千円もこれは宣伝費をかけるというふうになっておるじゃないですか。商工会議所で見た予算では9,000千円ですよ。まだ実験の段階で9,000千円というようないわゆる宣伝費もかけるようになっておるわけですから、じゃあ、私はあの久留米大学か何か、もうちょっと金のかからん、そのくらいの浴槽、1メートル20の1メートル50なら何百万円もかからんと思うわけですね。そこで実験をしてもらって、それで効能が出た暁に、今言われるような外湯でもいいですよ。そのときに初めてこの鉱泉場の前に船小屋、向こうの旅館組合か、そこでも、受け皿はどこでもいいでしょうけれども、そこでかなりの規模のものを建てて、それに市が何千万円か補助するというようなことのほうがいいんじゃないですか。そうしないと、私は1メートル真四角、1.2メートルの1.5メートルですよ。そういうもので実験段階で外につくって何百万円もかけて、そして効能がありますよというようなことを9,000千円もかけてやって、私は無駄になりはせんだろうかと思っておるわけですね。そういうことは無駄になりませんか。私はもうちょっとやるならば、ことし1年じっくり久留米大学でいいですよ。さっき言ったように、向こうで実験をしてもらって、効能とか、こういう効果があるとかということをやって、そしたら、市がちゃんと何千万円か、私はそういうときに20,000千円、30,000千円金を使われるのは私はできないとかと言うつもりは毛頭ありませんよ。そういうふうに私はすべきだと。何かちょっとごまかしじゃなかでしょうけれども、1メートル20真四角のとを男湯、女湯とつくってやるなんて、だれがそういうことであれしますか。それは経費の関係、もう余り言いませんが、ことしだけで市はもう手を引くわけですね。来年、そして効能があると言うたときには、何年か後にはまた新しいとをするわけですね、大きいとを。それは、効能があるときには大きいとをしてくださいよ。そんときに大々的に宣伝を私はすべきだと。9,000千円も今の時点でまだわからんのに宣伝するとかというふうなことは私は無意味、むちゃな話だと思います。これどうですか、実験は向こうでやっていただいたら。必ず鉱泉場の前でせんと、直接そこにくまんと、久留米まで持っていくと、それこそ炭酸が抜けるからですか。
◎商工観光課長(高木正勝 君)
 まず、最後の1点ですけれども、おっしゃるとおりなんですよ。くんだ分を遠くまで──今、実を言うと、この鉱泉の沸かすほうの事業については九州大学と連携をしてやっているということで、事前にやはり鉱泉をくんで九大まで持っていってやったときには、その時点でかなり炭酸が抜けてしまうということで、現場でやっぱりくみ出したすぐにやるということが非常に重要だということで、やっぱりどうしても近くでやる必要があるというふうに聞いておるところです。
 それから、PR事業について、宣伝事業について、そんなにお金をかけてどうなんだというようなお話ですけれども、ここの分については主体が商工会議所にはなるんですけれども、今回の事業については、商工会議所としては2つの事業に取り組んでおると。1つについては、先ほど市がかかわるという形でお話をしています実験実証事業ということで、これが総予算額が9,500千円です。主なものは実験装置をつくるという分と実験の浴場をつくると。これを2つ合わせて今の予算では7,500千円ぐらいということで、それぞれの実験装置の部分、浴槽の部分が大体半分ずつぐらいというふうに聞いておるところです。
 それから、もう1つのPR事業については、これは国のほうの事業ということで、その中では一応別事業という形で、国のほうの事業がそういうハード事業には使えないPR事業だという形で、PRの部分だけが国の事業の100%事業になるんですけれども、ついている予算が、おっしゃいますように9,000千円というような予算はついているところですけれども、一応ここの分については実験実証とはちょっとまた別事業だということになっておるところです。
◎市長(桑野照史 君)
 基本的なところで私が答弁させていただきますが、筑後市の唯一とも言える観光地である船小屋が停滞して随分時間がかかっておりますが、この今御指摘いただきましたものは、地元のほうから、しかも若い世代の人たちが何とか筑後市の観光資源である船小屋を元気にしようという取り組みをされたものを行政は受けておる。したがいまして、地元のこの熱意が商工会議所を動かし、いろいろ相談が来たので、できる限りのバックアップはすべきではなかろうかということから、今度大変都合がいいことに、地域活性化の経済危機対策という、こういう自由になる予算がおりてまいりましたので、これに我々のほうも飛び乗ったという実情でございまして、現実的には我々の市のほうからは450千円を拠出しているわけでございます。御指摘いただきましたように、今後の展開はいろいろあると思います。なかなか先がまだ見えにくいところがいっぱいあると思いますが、願わくば、我々は期待を込めてこのことが船小屋温泉の再生につながればと、そしてそこにおられる若い人たちが元気を出して、市に頼らない、自分たちで何でもやっていこうという事業が発展するということを期待して一般財源で450千円を出させていただくというふうになっておるわけでありまして、これから若い人たちが中心になっていろいろ仕組んでくれて、元気な船小屋を取り戻してもらいたい、それを行政がバックアップするという趣旨でございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 余り言いませんが、ある一定知っておりますから、3,000千円の筑後市の予算ですね。私は外湯でやられるとするならばですよ、1メートル20の1メートル50、家庭の浴槽ぐらいじゃなくて、それならば──もうそして実験のあれも、ある一定新聞報道によると書いてあったわけですね。ゆっくり温めれば炭酸が抜けないというようなこと。うちもおふくろが瀬高ですから、昔よく帰りがけ、上長田の鉱泉場から一升瓶に入れてくんできよりました。自転車で家に帰ると、ぽんとこう、いつの間にか栓が飛ぶというようなことで炭酸が抜けたんだろうと思いますけれども、そういうことです。もうそういう実験の結果が出ておるなら、1メートルじゃなくて、特に地域活性化と言うならば20,000千円、30,000千円つけて、ある一定の、いわゆる昔あった銭湯ぐらいのことはつくってやっていいんじゃないですか。私はそう思うんですよ。たった3,000千円で1メートル50とか、これは私はお茶を濁すだけと思うんですよ。またつくり変えにゃいかんでしょう。それならちょっと我慢しておって、実験の結果を見て、そして私が言う、来年でもいいじゃないですか、20,000千円でも30,000千円でも。そういう銭湯をつくってやったらどうですか。そしてあと運営なんていうのは地元のそういう団体でやってくれと。あとは市は金は見らんよと、電気料とか光熱水費は全部あなたたちのところでやってくださいと。そういうことをやらんと私はいかん。そして最後の始末は税金の無駄遣い、これは国の。全然まだ実験の段階でですよ、皆さん。9,000千円ですよ。ポスターをつくるか、パンフレットをつくるか知りませんが、これが国の税金の無駄遣いだというふうに思います。こういうようなものはもうちょっとしっかり確定してから大規模のものをやるか、今、もうちょっと国の経済対策事業とするならば、3,000千円じゃない、30,000千円ぐらい出してやったらどうですか。出せませんか。
◎建設経済部長(鬼丸則行 君)
 先ほどからるる話があっておりますけれども、今回の事業があくまでも実験実証であるというようなことをぜひ御理解いただきまして、今回、商工会議所と市が半々、また県が合わせて2,000千円、それと地元からも1,500千円というような費用配分をしながら、今回の実験をぜひ成功させていきたいというようなことでも考えておるところでございます。こういった加温施設、そういったことが成功すれば、今後期待ができるものというようなことで考えておりますので、ぜひ今回この事業をさせていただきたいということで御理解をお願いしたいと思います。
 以上でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑ございませんか。
◆5番(佐藤正利 君)
 1点だけお伺いいたします。
 非常備施設整備に関する経費について、消防団車庫の建設について、私、3月議会で提案のあった場所について、非常に不適当であるということで一般質問をさせていただきましたところ、今回、建設予定地を変更し、新たに造成工事を行うというようなことで提案があっておりますけど、なぜそのように場所を、聞くところによりますと、二転三転してというようなお話も聞いておりますが、じゃ実際、場所をどの区に建設されるのか、そのことについて御答弁をいただきたいと思います。
 また、今回の経済危機対策臨時交付金で消防車の配置については考えが変わらないのか、その付近についてお伺いいたします。
 よろしくお願いします。
◎消防本部総務課長(井寺藤彦 君)
 お答えいたします。
 筑後北小学校の消防団拠点施設の場所変更についてのお尋ねでございますが、この件につきましては、先ほど佐藤議員のほうからも話がありましたように、3月議会で、市の財政状況を考えると、どうしても用地購入が難しいということで、市有地に建てるということで答弁を申し上げておりました。その後、消防団幹部等でいろいろ協議をいたしまして、市の財政状況については十分理解しますが、なかなか車庫の位置につきましては参集しやすい場所とはならないのではないかというふうな御意見もありました。そういうことで、地元筑後北小学校の区長さん方に再度お願いをいたしまして、場所の選定をしていただいたところでございます。
 それと同時に、6月1日付で区長さん方からの連名で要望書が提出されたところでございます。内容といたしましては、「市有地に建設する案と検討させてきましたが、諸般の事情を考えると、やはり筑後北校区の中心であります国道209号線沿いが適地ではないかと考えます。筑後北校区区長会としては、三五教北側の空き地を取得していただきまして、車庫用地として要望いたします」というような趣旨で要望書が参ったところでございまして、その件を今回の経済対策メニューの中に組み込んで補正をお願いしておるところでございます。
 以上でございます。
◆5番(佐藤正利 君)
 もともとこの消防車庫の建設については、恒久的な安全・安心のまちづくりの拠点として必要なものですから、適当な場所をもう少し事前に用地を選定するべき事項であったかと思いますし、消防車の早期導入についての考え方は変わりませんかというふうなお尋ねをしたんですけど、これも経済危機対策の予算の中で何とか確保できないものかと、私はそのように思っておりますけど、その点についてはいかがでしょうか。
◎消防本部総務課長(井寺藤彦 君)
 済みませんでした。消防車両の件につきましては、現在、消防庁がこの第1次補正のほうで予算を計上しておりますし、その部分で、今、県のほうから要望調査が参っておるところでございます。今うちのほうとしては、消防団救助資機材登載型の車両を要望する予定にしておるところでございます。
 以上です。
◆5番(佐藤正利 君)
 ありがとうございました。終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に。
◆17番(貝田義博 君)
 何点かお尋ねをいたします。
 まず第1点、衛生費の関係でありますが、今回のこの補正は国の省エネルギー型浄化槽設置モデル事業を活用して合併浄化槽を普及するということでありますけれども、従来の合併浄化槽設置とのかかわりはどうなっていくのか、これは全く別の事業というふうになっていくのかどうか、お尋ねをいたします。
 2点目は、先ほど弥吉議員も取り上げられました、この船小屋温泉郷再生事業補助金でありますけれども、何かちょっと答弁を聞いてみてはっきりしなかったんですけれども、商工会議所を主体とする再生事業でありますけれども、商工会議所に補助金を出すのか、それとも、さっき何か地元からのどうのこうのと言われていましたけれども、どっちに大体出すのか、その責任母体はどこなのか、もう一回ちょっとはっきりさせていただきたいのと、実験装置をつくるということでありますけれども、問題は、加温がどうかということで、これは技術的にそれはもう確立をされているのか、いや、そこもまだできていないということでの実験段階なのか、ちょっと明確にもう一回してもらいたいというふうに思います。
 それから2つ目には、中小企業支援に要する経費5,000千円でありますけれども、限度額100千円を補助するというものでありますけれども、この内容、それから実施時期、市民への周知はどうされるのか、お尋ねをいたします。
 最後、先ほど佐藤議員も述べられました非常備設備の関係でありますけれども、市長は佐藤議員の一般質問の中では、この場所を変更となると白紙に戻るよと。再三再考を求めておられますけれども、それは結局のところ、こういうふうになったというのは、もともと地元の合意が得られていなかったから、今回、こういうふうになってきたのかどうか、はっきりそこはお答えを願いたいと思います。
 以上です。
◎市長(桑野照史 君)
 4点の質問の中の最後の部分で、私でしたから。
 地元の合意を得ていなかったわけじゃありません。おおむね合意は得ておりました。
 ところが、今回、我々の想像を超えて、つまり地方自治体、基礎自治体が自由にできる経済危機対策費用という別枠のお金が5月13日に通告されたわけでありまして、3月議会のときにはとてもどこからも振る金は、そではなかったわけですけれども、5月13日にそういう財源が来るということになりましたので、急遽議会での質問もありましたし、地元の要望も強うございましたので、そういうふうに変えたというわけでございまして、地元の合意じゃなくて、財源が5月13日に届くことになったということが今回の変更の理由でございます。
○議長(原口英喜 君)
 10分間休憩いたします。
                午前10時59分 休憩
                午前11時10分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 それでは、お尋ねの件について御答弁させていただきます。
 今回の省エネルギー型浄化槽のモデル事業でございますが、従来の浄化槽個人設置型の設置促進事業とは制度的には今回別物であります。ただ、実際やる中身については一緒ですね、浄化槽を設置するという意味では。別物といいますのは、国のほうが今回の2次補正の予算において別個モデル事業を起こしておるという意味でございます。
 中身としましては、従来からの浄化槽補助につきましては国が3分の1、県が3分の1、市町村が3分の1という負担の割合でございましたが、今回のモデル事業につきましては、国の負担が2分の1、県のほうは、現時点での情報でございますが、このモデル事業での負担割合は従来どおり3分の1というふうにおっしゃっております。そういうことで、事業費の負担割合が若干変わってくる。
 それからもう1つは、省エネルギー型というところが今回の特徴でございますが、浄化槽での省エネルギー型といいますのは、いわゆる本体の部分ではなくて、曝気をします送風装置、モーターの消費電力が4人槽でいえば52ワット以下であるとか、7人槽であれば74ワット以下というふうな条件がつくことになります。
 それから、今回のモデル事業は、今年度予算では、先ほど申し上げた30基程度を予定いたしておりますが、ほかにも幾つかの要件がございまして、今後22年度、23年度までこのモデル事業は引き続き実施されるというふうに聞き及んでおるところでございます。
 以上でございます。
◎建設経済部長(鬼丸則行 君)
 7款については3点ほど質問があったというふうに思います。
 先ほどの私の答弁がうまくなくて誤解を招いておるようでございますので、再度整理させていただきたいと思います。
 まず、第1点目でございますが、今回、船小屋地域の鉱泉を活用した取り組みでございますけれども、これの実施主体、実施母体につきましては筑後商工会議所でございます。21年度、単年度事業といたしまして、今回、商工会議所で2つの事業を取り組んでおります。まず1つが、先ほどから申し上げております船小屋の鉱泉を加温した状態で活用ができないかという地域活性化等調査研究事業、これが総事業費9,500千円で計画をされておるところでございます。それともう1つが、地域資源全国展開プロジェクト事業という国の100%事業でもう1つ取り組みがなされております。これについてが、先ほど弥吉議員のほうからもございましたPR主体のソフト事業になっておるところでございます。これが国の100%事業の取り組みでございます。そういったことで、あくまでも今回の事業は筑後商工会議所が事業主体となって取り組む事業ということが第1点目でございます。
 第2点目でございますが、鉱泉の加温等についての確立はなされているのかどうかということでございますけれども、今まで九州大学のほうでいろいろ簡易な方法、これでもって実験等をしてきていただいておりますが、本当に簡易な方法でございまして、一定その方向性が見えたんではなかろうかというようなことで、実証試験の取り組みを今回しようというようなことで先ほどから申し上げておるところでございます。この2つについてが今回の船小屋の鉱泉を活用した取り組みについての回答でございます。
 次に、小規模の事業者の皆さんに対する今回の取り組みでございます。先ほど説明等もしました。市長のほうから提案理由でも申し上げましたように、100千円を限度として取り組むというようなことで今回計画をしておるところでございます。
 周知の方法でございますけれども、まず、8月1日の広報ちくごに掲載をさせていただきたいというふうに考えております。またあわせまして、商工会議所の会報のほうにも、8月10日ごろに会報が出されるということも聞き及んでおりますので、その中でも掲載をさせていただきたいというふうに考えております。
 それとあわせまして、小規模事業者、いろんな簡易な工事をされるわけでございますけれども、そのためのチラシ等を建設経済部の都市対策課、または商工会議所のほうに置かせていただきたいというふうに考えております。
 また、この取り組みでございますけれども、極力早くこういった取り組みはすべきであろうというふうなことも考えておりまして、8月1日の広報には載せますけれども、もう8月3日から受け付けをやろうというふうに考えております。取り組みの方向性で、さきの6月議会でも申し上げましたけれども、とりあえず時限的な事業というようなことで、3カ年程度を現段階では考えておるところでございます。そういったことで、ぜひ皆さんの活用をしていただければというふうなことで取り組みをしておりますので、議員の皆さん方もこういったことを聞かれた場合は、ぜひその旨をお話しいただきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 あと幾つか再質問をさせてもらいますが、1点目は車庫の件ですけれども、当初私が聞いたのは、地元から改めて場所変更の願いの陳情書なりが出たと。そのことによって新たに協議をして、今回、交付金を活用するということでしょうけれども、そうなったということでは、地元が先であったのか、このことのまた変更を言ってきたのは当局なのか、ちょっと市長の答弁では、何か新たな財源が出てきたから、そういうことで市のほうからまたちょっと地元に投げかけたみたいな、そんな答弁だったように思うんですけれども、どちらだったのか、ちょっとはっきりもう一回してもらいたいというふうに思います。
 それから、2点目の合併浄化槽の関係ですけれども、これは例えば受け付けはもう全く別個で、例えば、どちらかに申請をすればもう両方は申請できないよというふうになっているのか、それとも、いや、両方とももちろん従来型であろうと、省エネの浄化槽を設置しようと、こっちも申請できますよという、今の現状の設置の補助がどうなっているかわかりませんけれども、両方とも申請できるのかできないのか、そこら辺を明確にしてもらいたいというふうに思います。
 それから、鉱泉の関係でありますけれども、方向性がある程度見えてきたというふうに言われましたけれども、じゃこれが実際に普及するに当たっての最終段階の実験なのかどうか。いや、加温すらはっきりどこまでできるかまだわからないんですよという中での、まだ段階的に不十分であるというところでの実験実証なのかどうか、もう一回お答えを願いたいというふうに思います。
 と申しますのは、この春にだったんですかね、鉱泉源祭りか何か、そういうのがされまして、鉱泉場の近くでこの試験運転と申しますか、何かわからなかったんですが、私も実験をさせていただきました。先ほどから出ておりましたように、簡単なふろおけみたいなのに鉱泉をくんで、そこに熱を通して試験するということでありましたけれども、低温であったにしても、確かに足をつけている部面では、足が数分間だったと思いますけれども、真っ赤になって泡がいっぱいつくということでは、確かに血行はよくなっているかなというふうに思ったんですけれども、それが技術的に可能というふうに見えるという段階に来ているのか、いや、ちょっとまだわからないよという中でのこの試験なのか、ちょっともう一回そこら辺をしかとしてもらいたいというふうに思います。
 以上です。
◎市長(桑野照史 君)
 こちらから投げかけたわけではありません。それで、佐藤議員が3月議会で御質問いただいたときには、やはり財源の裏づけがとてもとてもできない状態でしたので、市有地を活用すれば21年度に車庫を建てることが可能だけれども、土地まで買い求めてということはとても困難だという姿勢でずっとおったわけでございますが、その後、いろんな方がいろんな御意見を行政のほうに言ってこられたことも事実です。しかし、住民を代表する区長の皆さん方は、もうそれでやむを得ないなということでおさまっておったと私は思っております。
 ただ、先ほども申し上げましたように、5月の段階で地元に基礎自治体が自由に使える財源というものが出てきたもんですから、そういう状況の変化があって、今回、提案するような形になったということでございます。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 今回のモデル事業と従来の事業については別の事業というふうに申し上げましたが、両方申請が可能かといいますと、それはできません。基本的には設置については従来の申請と変わりません。ただその中で、先ほど申し上げたように、省エネ型と言われるものにつきましては、今回のモデル事業は別枠の予算になりますので、その分で該当した補助が受けられるという形になります。
 もう1つ申し上げれば、浄化槽の補助予算総額が、今回30基でございますが、ふやすことができたということは申し上げることができるかなというふうには思いますが、両方申請はできませんし、どちらかということになれば、送風機の能力を確認するようにいたしておりますので、それによって省エネ型に該当すれば、そちらを適用するというようなことで考えておるところでございます。
 以上でございます。
◎商工観光課長(高木正勝 君)
 ちょっと私のほうから加温の装置のことについて、今回、装置をつくると、機械をつくるということと、つくった機械でできる加温した温泉でどういう効能があるかを実証するという2つのことなんですけれども、まず、機械をつくるという部分については、今、機械は一定程度の大きさの機械になるんですけれども、それの前段階の小さな機械といいますか、そういう機械をつくる前段としての実験が今もうほぼ終わっておるということで、一定程度の湯量が提供できるような機械がもう今から設計図等をつくって、ほぼ大丈夫だろうという段階になっておるというところでございます。
◆17番(貝田義博 君)
 最後にしておきますが、合併浄化槽の関係では、じゃ補助金を申請するときに、例えば市民の方はどこまでこの中身を把握されておるかわかりませんが、申請されるときに、例えば省エネ型であればこちらのほうの適用をどうですかというふうに言うのか、アドバイスされるかどうか知りませんけれども、そこら辺はちょっとどうなのか、もう一回。
 それから、先ほどの加温の関係ですけれども、じゃもう最終的には大体実験まで終わっているから、それが実現化を図るということの確認の、そういう実験だということで受けとめていいわけですか。そこだけお答え願いたいと思います。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 市民の方々、補助を申請される方々にとっては変わることはありません。機能が省エネ型ということで電気代が安くするということはあるかもしれませんが、今回、補助金に伴っての変わる部分はございません。
 先ほど言いましたように、市のほうの負担がモデル事業については国の補助が2分の1に変わりますので、従来の3分の1から6分の1に変わるというようなことになるというふうに理解をしておるところでございます。
 以上でございます。
◎建設経済部長(鬼丸則行 君)
 実験装置については先ほど課長申し上げましたように、もうおおむね実証段階ですから、製品化といいますか、そちらのほうに向けた方向性と。
 ただ、この炭酸水は飽和状態じゃなくて、過飽和状態、炭酸が中に凝縮される過飽和状態をつくらなくちゃならないというようなことで、あとそのために攪拌のスピードとか、あと減圧していく状態、そういったものについてもう少し実験をしなければならないというような疑問点も少しは残っておるようでございます。
 以上でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑ございませんか。
◆15番(永田昌己 君)
 1件だけ質問をさせていただきます。
 公的介護施設整備事業補助金というのが45,000千円予算計上されております。これにつきましては、この提案理由の説明書においては、国の国庫補助事業が国の経済対策によって県の基金事業に変更されたということで、60,000千円を国の事業が減額されて、105,000千円県の事業がなされて、45,000千円の予算がつけられたということだろうと思いますが、今、介護施設については、特に小規模多機能型の介護施設というのは、中学校校区ごとに1つずつという基本的な考え方は非常にいいと思いますけれども、この間、なかなか小規模多機能型の事業所が見つからなかったと。これは厳しい運営基準等があったんじゃなかろうかなと思って、予算はつけたけれども、流れてしまうというのが繰り返されてきておったわけですけれども、今回はこの予算の上積みということでできるというふうなことだろうと思いますけれども、民間でもデイサービス、あるいはグループホーム等、いろんな施設が設置されておりますので、こういう公的介護施設、小規模事業所が需要と供給のバランスという関係から見て果たして保たれていくのか。今までの事業所と共食いといいますか、そういう危険性はないのかどうなのか、そこあたりの見通しはどうなっているのか、まず第1点お尋ねしたいと思います。
 それと、これまで予算審議のときも問題になったんですが、常用と西牟田に2カ所つくりたいということを表明されておるわけですが、この常用と西牟田に公的介護施設整備の事業所をつくる計画はどのくらい進んできたのか。そしてまた、この条件が変わった中で、市の考え方は、事業所の選定についてどうされようとしているのか、そこあたりを説明願いたいと思います。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 御質問にありました筑後市での小規模多機能型施設、それから、認知症型の今後の計画なんですけれども、平成21年度から23年度までの第4期の介護保険の計画ができております。その中では、認知症対応型通所施設、認知症デイサービスですけれども、これが1カ所、それから、併用型を3カ所、定員で申しますと21名分の追加ということで上がっております。それから、小規模多機能型居宅介護施設を3事業所整備すること、それから、認知症対応型共同施設、グループホームですけれども、2事業所を整備するように計画しておるところでございます。
 今回の予算に上がっている2事業所でございますけれども、既に20年度に公募をいたしまして決定しておりました事業所でございまして、当初補助金の額が15,000千円ということでしたけれども、それが今回の経済危機対策における整備で補助金額が増額されたということで、補助額の増額をさせていただいておるところでございます。
 現在、筑後市のほうでは小規模多機能施設というのはございません。今回が初めての整備になるところでございます。3カ年でもう1つ小規模多機能事業所を3事業所ということですので、今回の3カ年の計画の中において、一応県のほうには整備の申請計画を出しておるところでございます。先日、小規模多機能の運営協議会をさせていただいたところでは、計画どおり3事業所の実施をするということでお話ししているところでございます。
 また、この事業においては5期計画の前倒しということもございましたけれども、それについては議員もおっしゃいますように、需要と供給のバランスという部分もございますので、多くの事業所を建設することによりまして、事業主、事業所側の経営のこと、それから、将来にわたる介護保険の給付金の増額、それにつきましては、さらに保険料の増額も懸念されるところでございますので、市といたしましては、そこら辺の需要と供給のバランスを見ながら今後の計画をしていきたいと思っているところでございます。(発言する者あり)
 失礼いたしました。現在の事業所の進みぐあいなんですけれども、当初予算に計画をしておりまして、当初は5月、6月ぐらいまでには内示をいただく予定でございましたけれども、急遽この分が経済危機対策に移行したということで県の基金事業に移りました。県のほうが9月に補正をすることになっておりますので、現在、内示をいただいていないところですけれども、厚労省のほうから、今回の事業についてはできるだけおくれないようにということで県のほうに通達があっておりまして、当初事業計画でもう既に計画をされて認証している分につきましては、県のほうから内示を出すことで事業を早く進めてほしいという要請があっております。うちのほうといたしましては、本日、予算のほうを認めていただきましたならば、事業所のほうには県と協議しながら実施していただくように進めていきたいと思っておるところでございます。
◆15番(永田昌己 君)
 小規模多機能型の施設は今筑後市にはないですね。今度初めて常用と西牟田にできるということで、今まで流れた経過を見ると喜ばしいことでありますけれども、いろいろ高齢者の介護の実態を見ますと、施設に入って介護していただくとか、あるいはデイサービスを併用しながらしていただくとか、いろいろありましょうけれども、北部地域で見ましてもね、例えば「桜の丘」ですか、あそこあたりにもかなりデイサービスに出かけていらっしゃいます。小規模多機能というのは大体20人から30人ぐらいの介護が必要、あるいはデイサービスが必要な方を一堂にして、24時間365日責任を持って介護するという厳しい内容の施設だろうというふうに思っておりますし、そういうことをして、今後の見通しですね。見通しが、「よし、やれ」というゴーサインが両地区ともですね、あるいは筑後校区と筑後北校区に今あるという認識を持たれておるのかどうなのか、その1点だけ、まず。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 小規模多機能施設というのは、同じスタッフでデイサービス、それからショートステイ、ヘルパーなどが受けられるような事業所でございます。介護される側にとっては同じスタッフによる介護というのが精神的に非常にいいということで、この小規模多機能というのを今設置しているところでございますけれども、需要については今後見込めるということで計画書を策定しているところでございます。
◆15番(永田昌己 君)
 そういう見込めるという的確な情報の把握、高齢者の推移、そういうのがなからんとなかなかやっても、いつまでたっても高齢者が集まらない。スタッフは決まったけれども。そういうことがないように慎重なる計画、資料集め計画をやっていただきたい。
 それと、事業所の選定については20年度からやってきておると。ほぼもう決まっているんじゃないですか。そうしますとね、例えば国庫事業で60,000千円のあれが書いてありますね。そして今度、県の基金事業に変わって105,000千円、上乗せが45,000千円、そうしますとね、今までの事業所選定と大きく条件が変わってくるわけですね。ということは、白紙の状態で早急にこの事業所の選定をやられるのかどうなのか。それとも、今までの経営の上に立って、内示をもらおうとした事業所さんに継続してやってもらおうとされておるのか。そこあたりは非常に大事な問題だと思うんですよ。どのようにされるおつもりでしょうか、お尋ねいたします。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 実はこの2施設については御存じのとおり、平成20年度に選考してもう既に決定しているところです。今回、経済対策の関係で国の補助が県の補助に変わって補助金が増額されたということでありますので、当然この2施設については20年度に決定したとおり、再度募集して選考を行うということではなくて、この2施設についてはそのまんま105,000千円の補助を行いたい。
 ただ、今後の部分ですね、今後選定する部分については、そういうことを踏まえて選定も慎重に行っていかなければならないし、先ほど質問議員が言われますように、需要と供給のバランスで、施設が多くなり過ぎて運営ができないということになれば、結果的には高齢者の方々に御迷惑をかけるということになりますので、そういうことのないように配慮していきたいと考えております。
◆15番(永田昌己 君)
 選定された事業所さん、ほぼ決定と、内示の段階だということですね。その方に補助金の上積みをもってやっていただくと。事業主さんは喜ばれるでしょうね、上積みですからね。
 この補助金なんですけどね、これは大体どういう中身の補助金ですか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 補助の対象といたしましては建設費でございます。
◆15番(永田昌己 君)
 土地代はどうなっているんですか。土地は事業所さんが購入、全くその補助対象には入らないということですか、お尋ねします。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 対象は設備整備費になっておりまして、土地の購入代については対象外となっております。
◆15番(永田昌己 君)
 一緒に聞けばよかったんですけど、今度2カ所できるというふうなことでの説明ですが、これは場所は決定しているんですか、場所は。大まかにどこら辺ですか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 2カ所の施設とも場所が決定しております。西牟田については、当初場所が選定時は若干違っておったんですけれども、変更をお願いしまして、マミーズ、御存じだと思いますけれども、あの南側あたりということで。それから、常用は線路を渡って、常用のもとの部落のほうですね、渡ってすぐ右側あたり、ちょっと地図がないとなかなかどこというのは言えませんけれども、場所についてはもう決定をしております。現在、その用地取得に努力をなされておるということで聞き及んでおります。
◆15番(永田昌己 君)
 はい、終わります。委員会でまた。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はありませんか。
◆3番(大城敏彦 君)
 1点だけお尋ねをいたします。
 今回の経済危機対策臨時交付金の中で、これは総額を筑後市に配分される分については207,000千円だったと思います。
 そこでお尋ねをいたしますが、この国庫支出金の177,000千円のところのこの1の部分を合計した額がこの207,000千円、経済危機対策臨時交付金の交付額になるのかどうか、この点についてだけお尋ねをいたします。
◎総務課長(木庭雄二 君)
 補正予算の資料のほうでお尋ねだと思いますけれども、@の部分が今回207,000千円のうちの交付金としては167,605千円分の事業が17事業231,733千円ということですので、残り40,000千円程度になると思いますけれども、これについては事業等が確定した段階で再度9月補正、もしくはその後になるかもしれませんけれども、さらに事業予算を計上させていただきたいというふうに考えております。
◆3番(大城敏彦 君)
 わかりました。
 そこで今後、207,000千円のうちの40,000千円ぐらい残があるというふうなことですので、この経済危機対策臨時交付金の分については、ソフトも、あるいはハード面の事業もどっちも可能だというふうになっておるようですので、私6月議会でも申し上げましたけれども、少子・高齢化社会への対応等々で、そして今の経済危機、あるいは市民生活が困窮化しておるというような状況もあって、ぜひ子育て支援等々も含めて、学校給食費の軽減やら、個人負担の軽減やら、あるいは保育料の軽減等々もぜひ検討をしていただきたいというふうなことを申し上げて、終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑ございませんか。
◆16番(村上知巳 君)
 今回の補正予算の関係で予算編成の中身よりか、基本的なことを我々はしっかり認識をせにゃいかんじゃなかろうかというふうなことから、そういう観点に立って質問をさせていただきたいと思います。
 というのは、今回のこの補正予算の予算なんですが、国のいわゆる経済危機緊急対策ということで特別な予算ということです。だから、これを、定額給付金とは趣旨が違いますけれども、「ばらまき」とか、「予算の無駄遣い」という国民感情とか、一定の人たちがあおるという中でのこの事業予算であるというふうに我々はしっかり認識せにゃいかんじゃなかろうかというふうに思います。内示が5月13日からあったということですが、今回の予算提案、私は余り時間、日数がないときに、非常に執行部は編成に当たって苦慮されたんじゃなかろうかというふうに思いますが、そういう中において、市長は6月議会でたくさんの要望の中から今後検討させていただきたい。各課それぞれこの予算獲得というか、考え方について、ねらいは私は緊急経済危機対策の突破と、いわゆる地域の活性化、市民の福祉向上とか、安全・安心、そういう面でやはり予算編成はされたというふうに思いますが、そういう点についての確認というか、その点をお尋ねしたいと思います。
 それから、今回の予算編成の中で、できるならやはり国と県の補助金のみの事業というのが一番理想的なんですが、こういうふうに市の繰越金の47,000千円ですか、それから、市債の約50,000千円ですか、それはもう当然そういうことが必要だったから、そういうふうな予算編成になっているんであるというふうに私は思いますが、その点の再確認ですね。
 それから、一応その点について基本的なことをちょっとお尋ねさせていただきたいと思います。
◎総務部長(加賀田慎一 君)
 お答え申し上げます。
 この間、6月議会の中でも一般質問の中で、今回の経済対策については、一般的な補正予算の考え方についてはいろいろ基本方針までは決めてはおりませんでした。しかし、今回についてはかなりの額になるということで、まず緊急対策についての考え方、どういうふうに筑後市として取り組むのかと、そういうものを基本的な考え方を8項目決めました。これは6月議会でも御報告申し上げたとおりでございますけれども、その基本的な考え方に基づいて、各課各係からどのくらいの要望、どのくらいの事業があるのかというものをまずまとめました。いろいろ出てまいりました。大変な額になりました。それで、私どもとしましては、それを基本的な考え方に基づいてずっと絞り込んできたわけです。経営会議、政策会議については合計4回行いました。そして今回、補正をする内容に絞り込んでといいますか、精査をして決定させていただいたところでございます。したがいまして、筑後市といたしましては、基本的考え方、これは後年度以降もこういうことの考え方ではなくて、やっぱり筑後市の財政状況については厳しいものがあるという現状については踏まえつつ、後年度の負担の発生等々についてもきちんと考えていこうということで、今回の補正予算についての組み立てをしたところでございます。
◆16番(村上知巳 君)
 それから、国、県の単独の予算でできればよかったんですが、当然それはもうちゃんと国、県に準じてそれぞれの自治体の持ち分というのがあるということはもうそのとおりで、確認だけをちょっとさせていただきたいというふうに思いますが、提案理由の中で、これから同じ内示があっていない部分については、次の補正予算が出たときにはというふうなことをうたってありますね。国の内示等がなく確定していない事業については、今後の補正予算で提案しますというふうになっておりますが、皆さん御承知のとおり、恐らくきょう午後解散ということになりましょうが、選挙も控えておりますし、この内示というのは、見通しとか、予算規模というのはわかっているわけですかね。
 それと、私はこういった国の緊急対策事業というのを特別の予算を打っているわけですから、私は市民に、あるいは広く言えば国民ですけれども、こういう予算編成の中身、中にはそれこそ登壇したときに言いましたけれども、無駄な予算とか、それから、ばらまきという考え方もありましょうけれども、やはり国は国の考え方でしっかり私はこういう経済対策を打っているというふうに思います。それは個人的な考えになるかもしれませんけれども、大方の議員さんはそうだろうと思いますね。そういう点を私はなかなか議会報では、9月議会を待ってしかできませんので、議運のときにもちょっと考え方を申し上げましたけれども、こういう国の経済対策事業で、やはり我々の議会議員の判断がどうなるか知りませんけれども、もし採択ということになれば、こういうことはやっぱり市民には周知徹底を私はしてもらいたいというふうに思うわけですよ。そういうことに対する行政の考え方というか、市長でもだれでも構いませんけれども、以上2点を答弁願いたいと思います。
◎総務課長(木庭雄二 君)
 今後の経済危機対策臨時交付金の関係ということでございますが、これは国のほうに現在教育委員会のほうが申請といいますか、要望を出しております。パソコン、それから学校のICT環境ということで電子黒板、こういったもの、それから、学校の地デジ化の工事、学校の太陽光発電パネル、こういったものがございますので、ここいら辺の内示等が来た段階では、交付金という形で財源として補正予算を出させていただきたいと思っております。
◎総務部長(加賀田慎一 君)
 市民への周知の関係です。私は定例記者会見の中でも報道関係者に申し上げたんですけれども、今回の経済対策、特に今回おつけしました資料を見ていただくとわかるとおり、非常に市民に身近なものをたくさん取り組むようにしています。特にこれはもう経済対策。緊急ですから、現場サイドでは早急にいろんな仕事をして、早く仕事を完成させるということが命題になってまいりますけれども、特に道路関係、水路関係、こういったものはかなりの額になります。したがいまして、非常に市民の方の大変要望の強い部分については今回で取り組むわけでございますので、今、8月1日号の広報ということで進めていますけど、ちょっとそれだけでは完全には書き切れないのではないかというふうに思っています。その際には8月15日号ぐらいにはある一定の特集を組んで周知していきたいというふうに考えております。
◆16番(村上知巳 君)
 終わります。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑ありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第51号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第52号
○議長(原口英喜 君)
 日程第4.議案第52号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第52号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案委員会付託
○議長(原口英喜 君)
 日程第5.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 暫時休憩いたします。
                午後0時   休憩
                午後2時45分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き本会議を開きます。
△日程第6 委員長審査報告
○議長(原口英喜 君)
 日程第6.これより各常任委員会の審査報告に入ります。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 それでは、総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告申し上げます。
 総務文教委員会に付託されました議案は、議案第51号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳入全部及び歳出第2款、第4款(第1項中第2目のみ)第10款、第2条でございます。
 歳出予算の主な財源として、国庫支出金177,387千円、県支出金107,733千円、繰越金47,739千円、市債や分担金などで59,956千円を充てた392,815千円を増額し、歳入総額15,586,401千円とするものであります。
 歳出につきまして、第2款.総務費、1目.一般管理費は、8款.土木費で雇用する臨時職員3名の社会保険料431千円であり、12目.防災費7,210千円は、災害時避難所体制を充実するための自家発電機17基及び地上放送デジタルテレビの購入設置費用などであり、自主避難所である学校体育館などへ配備するものです。
 第4款.衛生費、第2目.一般予防費2,530千円は、感染症に要する経費であり、今後の新型インフルエンザの発生に備えたマスク、手袋、感染症対策セットの購入費用であります。
 第10款.教育費につきましては、教育費の小・中学校の理科教育に要する経費は、国の理科教育等設備整備費補助金を財源とした、新学習指導要領に基づく理科教育備品の購入費であります。
 境界フェンス等整備事業に要する経費は、児童の安全面に配慮し、水田小学校正門の通路とグラウンドの境に防護ネットを備えるものです。
 水田コミュニティセンターの管理運営に要する経費は、安全性確保のため、野球場防球ネットの補強増設などを行うものです。
 審査の中で、感染症対策セットの保管場所についてどこを考えてあるかというような質問が出まして、羽犬塚中学校体育館の備品倉庫で保管するということであります。その中で、マスクなどのゴム部分の劣化なども3年ぐらいで発生するとのことですので、そういう対応については随時補給されていく消防の体制等勘案しながら、保管するものを先に充てた対応をやっていくということでの答弁でございました。
 それと、第2条は地方債の補正で、今回の補正予算で計上されている道路新設改良費、住宅改善費の財源として計上した50,900千円を補正するものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案承認であります。
 以上で総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(矢加部茂晴 君)
 厚生委員会に付託をされました議案の審査結果について報告をいたします。
 まず最初に、議案第1条中、第3款、第1項中第2目を除く第4款並びに第9款について報告いたします。
 第3款.民生費の障害者の援護に要する経費は、市内店舗等のバリアフリー化を掲載した筑後市バリアフリーガイドブックを作成するための委託料3,000千円であります。平成12年に作成したマップが、その後の情勢の変化により現状に即さなくなったため、新たに作成するものです。
 公的介護施設整備事業費補助金は、当初予算に計上していた国庫補助事業が国の経済対策により県の基金事業に変更され、補助基準単価が見直されたことに伴う45,000千円の補助金の増額であります。また、小規模介護福祉施設スプリンクラー整備補助金は、国の地域介護・福祉空間整備等交付金を財源とした、市内グループホーム4施設のスプリンクラー整備に対する補助金13,779千円であります。
 公的介護施設整備については、委員からの施設の内容と設置場所を問う質問があり、今回は併設型の2施設を常用と西牟田に設置するとの答弁がありました。補助主体が国から県に移行されたことで今後のスケジュールはどうなるかという質問に対しては、国から県に早期着工を促していることが報告されました。
 また、補助メニューがふえたことで参入を希望される業者がふえるのではないかとの質問については、既に計画書が出ているところだけ今回補正計上させていただきたいとの答弁がありました。
 水田校区学童保育所建設事業に要する経費は、小学校敷地内に建設することに伴う児童の安全・安心に配慮した外構工事費3,919千円であります。当初の計画が変更されたことに伴う外構工事などであります。
 第4款、健康増進に要する経費14,203千円は、国の女性特有のがん検診推進事業補助金を財源とした乳がん及び子宮がんの無料検診クーポン券、健診手帳の発行費用などであります。検診の開始時期や手帳の部数を問う質問に対しては、県医師会等との協議中であるが、9月ぐらいから始めたい。また、部数については3,300冊を予定しているとの答弁がありました。
 地球温暖化防止に要する経費8,000千円は、住宅用太陽光発電設備の設置に対し、発電能力1キロワットにつき50千円、上限4キロワット200千円の補助を行うものです。委員からの補助率について問う質問に対しては、国と市を合わせ全体で20%ほどの補助率になるのではないかとの答弁がありました。委員からは、決して金銭的なメリットがあるわけではないので、補助を希望される市民での十分な説明を求める意見が出されました。
 浄化槽に要する経費は、国の省エネルギー型浄化槽設置モデル事業を活用した5人槽5基、7人槽25基の合併浄化槽設置補助金8,200千円であります。これから補助を申請される場合の手続を問う質問があり、ブロアのモーターの消費電力を証明する資料が必要になる程度との答弁がありました。
 第9款、消防費の救急救助に要する経費30,000千円は、安全で迅速な救急体制を整備するため、救急車1台を高規格救急車に更新するもの、消防活動に要する経費は、大規模災害や核・生物、化学物質災害に対応するためのエアーテント一式及び化学防護服の購入費用4,300千円であります。
 非常備施設整備に要する経費30,000千円は、地元協議により、当初予定していた筑後北小学校区消防分団車庫の建設予定地を変更し、新たに用地を取得し造成工事を行うための費用です。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 次に、議案第52号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、本年4月からの介護従事者の処遇改善のため、介護報酬が3%引き上げられたことに伴い、保険料が上昇した分について、介護給付費納付金を3,431千円増額するものであります。財源としては、介護従事者処遇改善臨時特例交付金を充てるものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上、厚生委員会に付託されました議案の審査結果を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいま厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(坂本好教 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 議案第51号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。
 第6款.農林水産業費の水路改良事業に要する経費は、当初予算に追加して行う水路などの測量業務及び改修工事や土地改良事業団体連合会の補助金を活用した高久堰の改修事業費であります。
 第7款.商工費の商工団体指導に要する経費は、商工会議所を事業実施主体とした船小屋鉱泉の効能を引き出す加温技術を確立するための船小屋温泉郷再生事業に対する補助金であり、ハード事業で建物込みで9,500千円、ソフト事業で国の100%補助で9,000千円であります。
 中小企業支援に要する経費は、市内業者を利用して住宅改修を行う場合に、100千円から3,000千円の改修に対して、1件当たり100千円を限度として交付する住宅改修補助金であります。改修をできるのは一定の業者だけなのかとの質問に、改修の内容が対象になるかどうかが問題で、市内の業者なら限定はないとの答弁があり、また、2つの工事に対する補助はできるのかとの質問に、2つの補助事業は利用はできないとの答弁があったところです。
 歳出第8款.土木費の道路維持補修に要する経費や橋りょう維持補修に要する経費は、それぞれ国の地域連携推進事業費補助金を財源とした、市道欠塚新溝線の舗装補修工事、市道二本松溝口線奉仕橋の補修工事であります。
 道路新設改良事業に要する経費及び河川改良事業に要する経費については、当初予算に追加して行う舗装新設工事や側溝新設工事、河川改良工事であります。現在までに申請は延べ241カ所出ており、今回の交付金で25路線の舗装、側溝などの新設工事を行うものです。
 公園管理に要する経費は、公園の延命化と安全性を確保するための遊具及び施設の改修工事であります。危険箇所の遊具などの撤去はあるのかとの質問に、1カ所撤去し、危険が高いところや現在使用していないところから修理も行うとの答弁があったところです。
 公営住宅ストック総合改善事業に要する経費については、国の地域住宅交付金を財源とした玄ケ野団地の屋上防水及び外壁改修工事費であります。玄ケ野団地の改修工事費は、5棟のうち、今回の補正で補修を予算化していない残りの3棟の改修工事を行うとの答弁がありました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上で建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員会の審査報告を終了いたします。
 これより議案の討論、採決に入ります。
△日程第7 議案第51号
○議長(原口英喜 君)
 日程第7.議案第51号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第52号
○議長(原口英喜 君)
 日程第8.議案第52号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 会議録署名議員の指名
○議長(原口英喜 君)
 日程第9.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、7番山下元生議員、12番田中親彦議員を指名いたします。
 以上をもちまして、日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成21年7月第15回筑後市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでした。
                午後3時4分 閉会


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│                                          │
│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    原 口 英 喜             │
│                                          │
│           議  員(7番)   山 下 元 生             │
│                                          │
│           議  員(12番)   田 中 親 彦             │
└──────────────────────────────────────────┘