平成21年11月 臨時会(第17回)

              平成21年11月25日(水曜日)

                                (午前10時00分開会)


1.出席議員(17名)

    1番  島    啓 三         10番  中 富  正 徳
    2番  山 下  秀 則         11番  坂 本  好 教
    3番  大 城  敏 彦         12番  田 中  親 彦
    4番  松 竹  秀 樹         13番  池 田  光 政
    5番  佐 藤  正 利         14番  大 藪  健 介
    6番  坂 田  容 子         16番  村 上  知 巳
    7番  山 下  元 生         17番  貝 田  義 博
    8番  矢加部  茂 晴         18番  欠 番
    9番  五十嵐  多喜子         19番  原 口  英 喜

2.欠席議員(1名)
    15番  永 田  昌 己

3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  永 延  喜 男
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 桑 野  照 史
    教育長                城 戸  一 男
    総務部長               木 庭  雄 二
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   一ノ瀬    諭
    建設経済部長(兼水道事業事務部局建設経済部長)
                       鬼 丸  則 行
    (兼水道事業事務部局建設経済部長)
    協働推進部長
                       田 中  僚 一
    (兼男女共同参画推進室長)
    消防長                堤    秀 信
    市立病院事務局長           松 竹  卓 生
    市長公室長              田 中  富士男
    総務課長               舩 橋  義 顕
    税務課長               小 田  久美男
    市民課長               山 口  朋 秀
    健康づくり課長
                       山 口  友 子
    (兼地域包括支援センター長)
    福祉事務所長             小 田  美 穂
    かんきょう課長            橋 本  國 光
    農政課長               木 本  吉 彦
    商工観光課長             高 木  正 勝
    道路・水路課長            野 田  和 孝
    都市対策課長             西 田  正 治
    上下水道課長
                       大 籠    修
    (兼水道事業事務部局上下水道課長)
    地域支援課長             城 戸  淳 一
    社会教育課長(兼中央公民館事務長)  山 口  辰 樹
    会計課長(兼会計管理者)       宮 原  一 壽
    教育委員会学校教育課長        森 田  欣 也
    人権・同和教育課長(兼人権・同和対策室参事
                       北 島  鈴 美
    兼男女共同参画推進室参事兼勤労者家庭支援施設館長)
    監査事務局長             成 清  平 和
    農業委員会事務局長          青 木  靖 文
    消防本部消防次長兼総務課長      井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           山 口  清 登
    市立病院総務課長(兼病児保育施設・
                       角    敏 幸
    ちっこハウス室長兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)   永 松  三 夫



                 議事日程第1号
                      平成21年11月25日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  議案第80号から第91号、報告第14号から報告第16号、議員提案及び意見書案第2
     号の上程、提案理由説明
 第3  議案第80号  筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正す
            る条例制定について                質疑応答
 第4  議案第81号  筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につ
            いて                       質疑応答
 第5  議案第82号  筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の
            一部を改正する条例制定について          質疑応答
 第6  議案第83号  平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)    質疑応答
 第7  議案第84号  平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
                                     質疑応答
 第8  議案第85号  平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算
     (第2号)                           質疑応答
 第9  議案第86号  平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)
                                     質疑応答
 第10  議案第87号  平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
                                     質疑応答
 第11  議案第88号  平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)  質疑応答
 第12  議案第89号  福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団
            体の数の減少について               質疑応答
 第13  議案第90号  福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減
            少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
                                     質疑応答
 第14  議案第91号  専決処分の承認について(平成21年度筑後市一般会計補正予算
            (第5号))                   質疑応答
 第15  議案第92号  議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
     (議員提案)   する条例制定について               質疑応答
 第16  報告第14号  専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第17  報告第15号  専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第18  報告第16号  専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)
                                     質疑応答
 第19  意見書案第2号  改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書について
                                     質疑応答
P.12

 第20  議案委員会付託
 第21  委員長審査報告
 第22  議会運営委員会委員の選任
 第23  議案第80号  筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正す
            る条例制定について                討論採決
 第24  議案第81号  筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につ
            いて                       討論採決
 第25  議案第82号  筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の
            一部を改正する条例制定について          討論採決
 第26  議案第83号  平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)    討論採決
 第27  議案第84号  平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
                                     討論採決
 第28  議案第85号  平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算
            (第2号)                    討論採決
 第29  議案第86号  平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1
            号)                       討論採決
 第30  議案第87号  平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
                                     討論採決
 第31  議案第88号  平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)  討論採決
 第32  議案第89号  福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団
            体の数の減少について               討論採決
 第33  議案第90号  福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減
            少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
                                     討論採決
 第34  議案第91号  専決処分の承認について(平成21年度筑後市一般会計補正予算
            (第5号))                   討論採決
 第35  議案第92号  議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
     (議員提案)  する条例制定について               討論採決
 第36  意見書案第2号  改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書について
                                     討論採決

     (全員協議会)

 第37  議案第93号  筑後市教育委員会委員の任命について
                      上程、提案理由説明、質疑応答、討論採決
 第38  会議録署名議員の指名
● 閉  会

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      
                午前10時5分 開会

○議長(原口英喜 君)
 おはようございます。本日の出席議員は17名で定足数に達しております。
 これより平成21年第17回筑後市議会臨時会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(原口英喜 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(中富正徳 君)
 おはようございます。御報告申し上げます。
 本日、招集されました第17回筑後市議会臨時会の日程につきましては、去る11月18日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。
 協議の結果、会期は本日1日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。
 議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり、本日1日間といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。
△日程第2 議案上程・提案理由説明
○議長(原口英喜 君)
 日程第2.議案第80号から議案第91号、報告第14号から報告第16号、議員提案第92号及び意見書案第2号を上程いたします。
 まず、市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 おはようございます。本日ここに、第17回筑後市議会臨時会の開催に当たり、議員各位の御健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろの御精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 また、去る11月15日の市長選挙におきましては、中村征一氏が当選されました。心からお喜びを申し上げます。これからは市長として、筑後市の発展のために御尽力いただきますよう期待いたしますとともに、御活躍を祈念いたします。
 それでは、ただいま上程されました議案第80号から議案第91号まで並びに報告第14号から報告第16号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第80号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 平成21年8月11日に行われた国の人事院勧告に準じ、一般職員の期末手当及び勤勉手当を減額することに伴い、筑後市長、副市長及び教育長については、期末手当の12月支給割合を0.1月、6月支給割合を0.15月それぞれ減額するものであります。
 この改正時期は、12月支給分につきましては平成21年12月1日、6月支給分につきましては平成22年4月1日としております。
 議案第81号 筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 一般職員の給料を国の人事院勧告に準じ減額するものであります。
 また、期末手当の12月支給割合を0.1月、6月支給割合を0.15月それぞれ減額すること、並びに勤勉手当の12月及び6月支給割合をそれぞれ0.05月減額するとともに、勤勉手当の支給算定について成績率による配分をすることを明確にするための改正などであります。
 また、官民格差を是正するため、行政職給料表及び消防職給料表の4級以上の職員を除く職員で給料が減額になる職員について、4月に支給した給料、扶養手当、地域手当、管理職手当及び住居手当の合計額に100分の0.24を乗じて得た額に、4月から11月までの月数を乗じて得た額の合計額と6月に支給した期末手当及び勤勉手当等の合計額に100分の0.24を乗じて得た額との合計額を12月支給の期末手当から減額調整することとしております。
 これらの改正時期は、給料並びに期末手当のうち、12月支給分及び勤勉手当については平成21年12月1日、期末手当のうち、6月支給分については平成22年4月1日としております。
 議案第82号 筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定については、特定任期付職員の給料を国の人事院勧告に準じ減額するほか、期末手当の12月支給割合及び6月支給割合をそれぞれ0.15月減額するものであります。
 この改正時期は、給料及び期末手当のうち、12月支給分については平成21年12月1日、期末手当のうち、6月支給分につきましては平成22年4月1日としております。
 議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算について申し上げます。
 今回の補正予算は、203,996千円を増額し、歳入歳出予算の総額を16,444,709千円とするものです。
 歳出予算の主なものについて申し上げます。
 各款共通の職員人件費は、人事院勧告による職員給与の減、機構改革や人事異動等による予算の組み替え並びに国民健康保険特別会計繰出金、介護保険特別会計(保険事業勘定)繰出金及び下水道事業特別会計繰出金の減額であります。
 また、第2款及び第10款では勧奨退職等による退職手当を計上しております。
 第2款.総務費の行政事務に要する経費は、住民訴訟に応訴するための弁護士業務委託料であります。
 賦課業務に要する経費は、電算システム更新に伴い、市税の納付書の様式を変更することによる版のつくりかえのための需用費の増額であります。
 第3款.民生費の地域生活支援事業に要する経費は、障害者福祉サービスの日中一時支援事業と移動支援事業の利用件数の増加に伴い、不足が見込まれている扶助費の増額であります。
 人権同和対策推進に要する経費は、住宅新築資金等の特別会計の補正に伴う繰出金の増額であります。
 児童福祉事務に要する経費は、第2款と同様に、保育料の納付書のつくりかえに伴う需用費の増額であります。
 生活保護事務に要する経費は、平成21年12月1日から生活保護費の母子加算が復活することに伴い、生活保護の電算システムを改修するための委託料であります。
 第6款.農業費の水利施設管理に要する経費は、県営ため池等整備事業費の増額により、県事業負担金を増額するものであります。
 第8款.土木費の交通安全対策事業に要する経費は、事業計画の見直しに伴う予算枠の組み替えであります。
 河川改良事業に要する経費は、千間溝改修事業の実施計画策定に伴う県事業負担金であります。
 羽犬塚駅西側広場整備事業に要する経費は、駅西側ロータリー等の整備実施計画を早めて実施するものであります。
 新幹線整備推進に要する経費につきましては、新幹線開業に向け、平成21年度事業費が当初計画より増額されたため、県との協定に基づく負担金を増額するものであります。
 以上の経費の主な財源として、国、県支出金、繰越金、市債などを充てております。
 債務負担行為の燃やすごみ収集業務委託料は、来年度から燃やすごみの収集業務の一部を民間委託するに当たり、新年度開始前に入札等事務手続及び業務委託者の準備期間が必要であることによる委託料で、期間は平成22年度から平成26年度までであります。
 また、九州新幹線筑後船小屋駅関連在来線駅移設事業については、九州旅客鉄道株式会社と平成21年度から平成23年度までの3年間の協定を締結するため、同事業負担金について債務負担行為をするものであります。
 議案第84号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算及び議案第85号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算については、いずれも人事院勧告に準じた職員給与の減及び人事異動等による予算の組み替えであります。
 議案第86号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算については、納付書のつくりかえのための需用費の増額であります。
 議案第87号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算については、人事院勧告に準じた職員給与の減及び人事異動による予算の組み替えであります。
 議案第88号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算について申し上げます。
 病院事業収益的収支のうち、収益は、新型インフルエンザ患者入院医療機関整備補助金による増額であります。費用につきましては、人事院勧告に準じた給与費の減及び人事異動による予算の組み替え、新型インフルエンザ対応の防護服の購入による材料費の増などであります。
 資本的収支については、空調機器の取りかえによる建設改良費の増であります。
 議案第89号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少については、平成22年2月1日から八女郡黒木町、同郡立花町、同郡矢部村及び同郡星野村が廃され、その区域が八女市に編入されることに伴い、福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数を減少するため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。
 議案第90号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、平成22年2月1日から八女郡黒木町、同郡立花町、同郡矢部村及び同郡星野村が廃され、その区域が八女市に編入されることに伴い、福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数を減少し、福岡県後期高齢者医療広域連合規約を変更するため、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものです。
 議案第91号 専決処分の承認につきましては、筑後市一般会計補正予算(第5号)であります。
 平成21年10月23日から新型インフルエンザ予防接種を開始しましたが、優先的に接種を受けることができる人のうち、市民税非課税世帯等の人に対し、接種費負担金を助成するものであります。
 10月20日に専決処分をしましたので、地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告をし、承認を求めるものであります。
 報告第14号 専決処分については、市道津島線が大雨により冠水しているところに、走行中の相手方の自動車が入り、水没し損害を与えたもので、相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分したので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告するものです。
 報告第15号 専決処分については、市道山ノ井浦田諏訪ノ前線を自転車で走行していた相手方が、道路面の段差により転倒した際、着用したズボンを損傷したもので、相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分したので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告するものです。
 報告第16号 専決処分については、市道熊野水田線の街路樹が強風により倒木し、相手方のフェンスに損害を与えたもので、相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分したので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告するものです。
 以上が議案の大要であります。慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終わります。
 次に、議員提案議案第92号並びに意見書案第2号について、提案者であります中富正徳議員より提案理由の説明を求めます。
◆10番(中富正徳 君)
 それでは、議員提案として、議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由を申し上げます。
 12月支給の期末手当については、国の人事院勧告はその支給割合を0.1月減額する内容でありました。
 今回、提出した議案は、議員の21年12月支給分についても0.1月減額するものであります。
 慎重審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
 それでは、引き続き意見書案第2号についてでございます。
 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書についてでございます。
 平成18年12月に改正貸金業法が成立し、多重債務者や自己破産者数が確実に減少し、成果を上げているところであります。
 一方、一部には消費者金融の成約率が低下しており、借りたい人が借れなくなっているという状況を踏まえて、改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制の緩和を求める論調があります。しかしながら、改正貸金業法の完全施行の先延ばし、金利規制の貸金業者に対する規制の緩和は再び自殺者や自己破産者、多重債務者の急増を招きかねず、許されるべきではないと考えております。
 そこで、国に対して以下の施策を求めるところであります。
 1.改正貸金業法を早期に完全施行すること。
 2.自治体での多重債務相談体制の整備のため、相談員の人件費を含む予算を十分確保することなど、相談窓口の充実を支援すること。
 3.個人及び中小企業者向けのセーフティーネット貸し付けをさらに充実させること。
 4.ヤミ金融を徹底的に摘発すること。
 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
 どうか筑後市議会におきましても、政府に対してこういった意見書を提出していただくよう、各議員の皆様方の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げまして、提案理由説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 以上で中富議員の提案理由の説明を終わります。
 これより全議案の質疑を行います。
△日程第3 議案第80号
○議長(原口英喜 君)
 日程第3.議案第80号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第80号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第81号
○議長(原口英喜 君)
 日程第4.議案第81号 筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 おはようございます。さっきの議案第80号も関連はするものでありますけれども、この81号でお尋ねをしておきたいというふうに思います。ほかにもこの後、関連するものが出てきますけれども、一括してここでお尋ねをしておきます。
 今回のこの人事院勧告なんですけれども、1つには、やはり公務員労働者に対してさらなる生活悪化を招きかねないものというふうに私は思います。若干調べましたら、1998年からこの11年間で一時金で1.1カ月、それから、平均の年間給与を見ますと615千円、本年分だけで実に154千円という大幅な引き下げになってきておりますけれども、こういうことによって、今、冷え込んでいる景気がますます冷え込みかねないというふうに私は心配をするものであります。
 いま一つは、夏季の一時金、この勧告でありますけれども、6月議会でも私申し上げましたが、ルール無視であったと。このことの問題でありますけれども、結局、そういう勧告に従って一時金を引き下げたことによって、中小の民間の夏季一時金も減ってきたという状況が現に出てきております。7月17日の国民春闘の集計から見ても、同じように0.2月分の減というふうになっているということでは、やはりこの公務員の一時金の引き下げがまさに影響したものというふうに私は思います。そういうことからするならば、一方ではこの間、大企業は史上最高の利益を上げて、ため込み金をふやしてきたという問題があります。
 財界の意図する人事院の勧告がまさにそういうところに、結局のところは賃金引き下げになってきたというふうに私は思うんですけれども、当局は今回のこの人勧をどのようにまず受けとめておるのか、お尋ねをしたいと思います。
◎総務部長(木庭雄二 君)
 お答えいたします。
 確かに人事院勧告という中身、今回、特に減額等が目立っておりますけれども、これは御存じのように、民間給与と水準を比較した中での勧告でありますので、私どもとしては、こういった全国的な状況の中で、一定公務員給与の水準というものは、こういった人事院勧告に準じてきて、筑後市でもそれを継承してきたと、こういう経過がございますので、大変厳しい状況であるとは受けとめておりますけれども、これはもう日本全国のことでありますから、こういった形を受け入れていくということは当然のことというふうに考えております。
◆17番(貝田義博 君)
 今申し上げたんですけれども、民間の給与の減というのは、一方ではやはり問題になっております非正規雇用、これが私は大きくあると思います。このことで民間給与と比較するならば、それは当然格差は広がっていくものというふうに思います。とするならば、先ほど私申し上げましたように、さらなる引き下げを招きかねないというふうに思うんですが、そういう大企業の今の非正規雇用の問題、これをきっちり正すことなしに、その民間との比較だけをしていったら、私は財界や大企業の思うような方向での引き下げにしかならないというふうに思うんですけれども、ただ単に景気の問題だけにとどまらず、やはりそういう生活費ですから、きっちりしたものをやっぱり払うというのが筋ですけれども、そういう意味では、どこまでいけばいいのかと。民間との格差で比較をしていくならば、際限のない切り下げになるというふうに思うんですけれども、そこら辺についてはもう人勧任せで、それに全く従うとすることだけなんですか。
◎市長(桑野照史 君)
 まさに今、貝田議員の御質問は、国の仕組みの一環として人事院制度があり、それに従ってきた独自の人事委員会を持たない地方自治体が右に倣ってきた現在の状況、今のシステムというものに対しての疑問であろうというふうに思うところでございまして、政権も変わりまして、どういう形で国家公務員、地方公務員がそれぞれの国民、住民の信頼を得られるようになるかということを新しい角度からの検討に入ってもらいたいというふうに思いますが、現状では一方で大変地方経済が疲弊している中で、公務員の皆さん方の給料を維持していくということに対しては、私の感覚では市民の大方の理解は得られないだろうと。やはりもっと下げてもらわないと、自分たちの税金で養っておる公務員は高過ぎるんじゃないかという声が強いことも事実でございます。
 いずれにいたしましても、大変貴重な問題提起ではありますけれども、先ほど総務部長が申し上げましたように、そのことが5万の1地方自治体独自で判断をするには大変大き過ぎる課題ではなかろうかと思いまして、今回の提案につきましても、全国の自治体に倣って、我が筑後市においても提案をさせていただいておるという事情を御理解いただきたいと思うところでございます。
◆17番(貝田義博 君)
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第81号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案第82号
○議長(原口英喜 君)
 日程第5.議案第82号 筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第82号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案第83号
○議長(原口英喜 君)
 日程第6.議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について質疑はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 3点ほどお尋ねをいたします。
 まず第1点は、第8款、新幹線整備推進に要する経費でありますけれども、負担金を増額するということで51,000千円ほど計上されておりますけれども、ここの提案理由に書いてある平成21年度事業費が当初計画より増額されたためということの内容についてお伺いをしたいと思います。
 2つ目には債務負担行為です。32ページ、22年度から26年度まで、燃やすごみの収集の一部について民間委託をするというふうになっておるようでありますけれども、一部ということですから、どういう部門を委託しようと考えているのか、お答えを願います。
 それから、3点目は同じく債務負担行為でありますけれども、21年度から23年度まで3年間にわたり、407,000千円でありますけれども、新幹線の船小屋在来線の移設事業ということで、その分については国、県支出金が20,000千円ほど入っておりますけれども、残りはすべて市費となるのかどうか、お答えを願いたいと思います。
 以上3点です。
◎都市対策課長(西田正治 君)
 おはようございます。私のほうから貝田議員の質問に対してお答えをさせていただきたいと思います。
 今年度は新幹線建設負担金につきましては1億円を当初予算で計上させていただいておったところでございます。御存じのとおり、九州新幹線の建設負担金につきましては、筑後船小屋駅の駅舎を含む370メートル区間について、県との協定に基づき、30分の1を負担するということでございます。当然のごとく、当初予算につきましては、その区間内の工事費等についての見込み額ということで県のほうから1億円ということで予算計上の話があっておったところでございます。それに基づき、当初予算で計上させていただいておったところでございますけれども、その中で、御存じのとおり、現場はかなりの分ができ上がってきておりますけれども、23年3月の開業を目指して、いろんな追加工事かれこれも含めた中での51,000千円程度の負担金の増額ということで県からのお話があったところでございます。
 議会の中での説明におきましては、平成18年の3月の全員協議会の中で、当時、問題となっておりました市費20億円の中での事業の内容等について、全員協議会の中で御説明をさせていただいておったところでございますけれども、その中で新幹線建設負担金につきましては280,000千円程度を見込んでおると。これはあくまでも市の中でほかの他駅の状況等、そういったものを参考にさせていただきながら280,000千円を想定しておりましたけれども、総額からすれば、県からの説明によれば、最終的には210,000千円程度で終わるのではないかということでございます。当然、ことし51,000千円を増額補正させていただきますということになれば、最終的には22年度におきましては、今想定しておる分につきましては10,000千円程度の負担金と。これにつきましては、また22年度予算の中で説明をさせていただきたいということでございます。
 債務負担の関係につきましては、市費でございます。
 以上でございます。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 おはようございます。2点目の御質問についてお答えを申し上げます。
 内容としましては、現在、月木コース、火金コースで市内全域を回っております。筑後市の家庭系の燃やすごみの収集業務、このうちの半分程度をというふうに考えております。現状は通常、今、市の職員が6台で1日6コース、月木、火金とも回っております。ですから、そのうち、1日6コースのうちの半分程度を委託したいというふうに考えておるところでございます。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 第1点の移設の関係でありますけれども、370メートル、30分の1が筑後市の負担だということでありますけれども、総額は先ほど言われましたけれども、市費20億円以内でもおさまるということでありましょうが、じゃ30分の1の負担からするならば、これ以上の負担はないというふうにも理解していいのかどうか、確認をさせていただきたいというふうに思います。
 それから、2点目の燃やすごみの関係でありますけれども、今の答弁では、約半分を民間委託したいということですが、それは経費節減という観点からなのかどうか、その点をちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。例えば、その分でどれくらい節減できるのかも、もし試算があればお答えを願いたいというふうに思います。
 3点目については、結局のところ、この20,000千円以外のすべての費用は筑後市の負担ということの今の説明であったと思うんですけれども、JRあたりは全く出すこともないのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 新幹線の建設について、新しいこれ以上の負担はないのかということでございますが、前政権の時代に筑後市が船小屋に駅を設置させてほしいという要望をいたしました話の中では、その延長からいいますと負担はありません。今後はありません。
 ただ、御存じのように、政権が変わって大変いろんなテレビ・新聞等で激しくやっておりますときですから、じゃあ、もう一切今後ないかと言われますと、どんな火の粉が飛んでくるかなということがないわけではございません。しかし、地方財政、限られた厳しい中でございますから、我々としては、当初お話をスタートしたときの考え方を強く訴えて、これからの地方負担の増額はないようにしていかなきゃならんということを言ってまいりましたし、麻生福岡県知事におかれても、そういうものは断固受け入れないという姿勢でおられますので、負担はふえないものだろうというふうに思っておるところでございます。
 それから、3番目の在来線の移転につきましては、基本的にJRとしては現在のところのままでいいんだよという姿勢でございまして、我が筑後市の都合でせっかくの新幹線の駅をつくる以上は、在来線も並行したものにしたほうがいろんな利便性が増すだろうということで、それは設置をする。筑後市の事情ではないかという姿勢がJRの側にあるわけでございますので、基本的には我々の負担の中でそれを行うということになるわけでございます。
 なお、補足いたしますと、その移設費を含めましても、私が市民の皆様方にお願いし、御理解を訴えてきました20億円以内の負担の中に、この在来線の移設費も入っておるということをつけ加えさせていただきます。
 以上でございます。
◎建設経済部長(鬼丸則行 君)
 私のほうから駅の移設の関係の債務の関係ですけれども、この中でJRのほうの負担は全くないのかという質問でございますが、工事費関係についてはJRのほうから1割の負担をいただくということで話を詰めておるところでございます。このJRの移設の関係については、当然総務省のほうとの協議を終わった後、現在、事業的な計画を進めておりますので、現在、掲げております債務負担の額については、あくまでも市費の分ということで考えておるところでございます。
 以上でございます。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 委託の目的が経費節減にあるのかということでの御質問でございますが、もちろん経費節減も大きな目的の1つではございます。
 それから、もう1つ大きなものとしましては、公共団体が果たすべき役割の問題があるかと思っております。40年以上前から一部地域から直営収集を始めておりますけれども、当時は直営でやるべきということで、どこの自治体も燃やすごみの収集はやってきていらっしゃったと思います。一部の都市を除いてですね。そういうところから、今はやはり収集業務も当然重要な問題ではありますが、さらに、ごみ減量化であるとか、資源循環の社会づくりというような方向にシフトをしていくと。そういう意味では、民間の皆さんにお願いできる部分はしていくということで私どもとしては考えております。
 しかし、この間、全収集になってからでも40年近く直営で実施をしてきておりますので、最初から全面にということではなくて、一定お互いが切磋琢磨できるような状況をつくりたいということで、今回の御提案とさせていただいております。
 それから、経費節減の内容についてという御質問でございましたので、今回、債務負担行為をお願いしております予算案で申し上げますと、年間の1台当たりの経費は約11,500千円程度を見込んでおります。これは20年度決算ベースでございますが、現在、直営収集しております燃やすごみ収集の1台当たりの年間経費が約15,000千円程度になります。端数はございますけれども、それでいきますと、1台当たり3,500千円、年間10,500千円程度、予算の段階での状況でございますが、それぐらいの経費節減にはなるのではなかろうかという試算はいたしておるところでございます。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 新幹線関連については、あと所管の委員会で議論してもらうこととして、ごみの関係でありますけれども、これは車、それから、人員含めて委託をすると。それで、15,000千円と委託の費用として11,500千円の差が、結局、節約になるという考え方のようでありますが、もちろん入札をするということになっておりますけれども、このごみの収集については、一定業者が決まってくるというふうには思うんですけれども、それについては例えば市内を優先するといったことの考えがあるのか、そこら辺の入札についてはどのように考えておられるものかだけお答えを願いたいというふうに思います。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 入札につきましては、本議会で議決いただいた後、執行部内部で具体的な方針づくりはしてまいりたいというふうに思っております。その中で、他の自治体で多いのが、いわゆる条件つき一般競争入札というような形でやっていらっしゃいますので、そういったところも参考にしながら、できれば市内業者も複数いらっしゃいますので、そういったところに、地場育成という観点からは、そういうふうにできればいいのではなかろうかと私自身は思っておりますが、まだ具体的に方針を決定しているわけではございませんので、そういう段階で御容赦いただければというふうに思っております。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 いや、もう多くは申しませんが、やはりこういう市民生活に直結するような部分の民間委託は私はなるべくしないほうがいいと思うんですけれども、するとしても、それはやっぱり市外の業者よりも市内の業者さんの経済対策もありますけれども、やはりきっちりとした仕事をしてもらうというならば、地場の企業にというのが私は考え方であろうと思うので、そういったところも考えて、やっぱり入札制度にするものというふうに思いますけれども、最終的なそこの考え方だけお聞かせを願いたいと思います。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 議員御指摘の部分は理解できますので、その部分については検討の中の参考にさせていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はありませんか。
◆12番(田中親彦 君)
 2点ほどお尋ねします。
 まず第1に、2款と10款で勧奨退職者などの退職手当を計上してあります。それぞれ何名が対象として手当てしてあるのか、お尋ねしたいと思います。
 それともう1つ、2款と3款に出てまいります電算システムの更新に伴ったもので、納付書とか様式ですね、それの変更による予算が計上してあります。電算システムの更新といえば、契約をさらに更新するものだけのものか。であれば、様式の変更は要らないと思うんですが、電算システムの内容まで変わってのものでの納付書の様式の変更とかだと思うんですが、その辺の変わる必要性と、それから、けさの新聞で出ておりましたように、八女での電算システムの変更による原因不明のトラブルでの固定資産税の過剰なる請求ですね、そういう事件が起きておりますので、そういうチェックに対する体制はどうお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
◎市長公室長(田中富士男 君)
 おはようございます。退職金の補正についてお答えいたします。
 今回、補正をしてございますのは、必ずしも勧奨だけではなくて、死亡退職などもありましたので、それも含めた数で御報告をしたいと思います。
 2款のほうが7名であります。それから、10款のほうが2名の補正をお願いしているところであります。
 以上です。
◎総務課長(舩橋義顕 君)
 それでは、私のほうから電算システムに関してお答えいたします。
 お尋ねでは、システムそのものが変わったのか、契約が変わったのかということでございますが、システムそのものが変わっております。旧システムは平成13年度に入れておりまして、9年間使ってきております。機器はもう既にリース切れをしておりましたが、そのまま運用していたということでございますが、今回、今までの従来のホスト系のコンピューターがもう老朽化しました関係で、新たにアクロシティというウエブ系のシステムに変更をしたというところでございます。その本体といいますか、システムそのものが変わってしまったという関係で、納付書等の様式等が印刷の位置とか、そういうものが全然変わってしまいますので、納付書等の新たな版をつくり直すところからの印刷が必要になったというところでございます。
 以上でございます。
◎税務課長(小田久美男 君)
 八女市の固定資産税で約3,870千円分の課税ミスがあったという報道がけさの新聞でなされておりました。私も初めて新聞で知ったわけですけれども、内容につきましては、ことしが評価がえの年でございますが、家屋のうち、木造家屋についての一部ですね、アパートを中心としたものだというふうに報じられておりますが、一部が更新されなかったと、評価がえがなされていなかったということで、建物につきましては3年に1回、ずっと経年しますので、古くなっていきますので、減点をされるわけです。その分落としていなかったということだろうというふうに思います。これは他山の石、対岸の火事ということではなくて、やっぱり今電算システムということで、非常に私たちも直接見えないというですか、非常にチェックが難しいということですので、筑後市の部分についてはそういうことはあっておりませんけれども、こういうことがないように気をつけていきたいというふうに思っております。
○議長(原口英喜 君)
 10分間休憩します。
                午前11時4分 休憩
                午前11時15分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆12番(田中親彦 君)
 今御説明いただきましたとおりでしょう。人的ミスがない限りはミスは起きないというようなことでよろしいかと思っておりますので、その点、管理方よろしくお願いしておきたいと思います。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第83号の質疑を終結いたします。
△日程第7 議案第84号
○議長(原口英喜 君)
 日程第7.議案第84号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第84号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議案第85号
○議長(原口英喜 君)
 日程第8.議案第85号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第85号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第86号
○議長(原口英喜 君)
 日程第9.議案第86号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第86号の質疑を終結いたします。
△日程第10 議案第87号
○議長(原口英喜 君)
 日程第10.議案第87号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第87号の質疑を終結いたします。
△日程第11 議案第88号
○議長(原口英喜 君)
 日程第11.議案第88号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。
◆12番(田中親彦 君)
 新型インフルエンザ対応患者入院医療機関整備補助金ですね、これは何に対応してあるのか、お答えいただきたいと思います。
◎市立病院事務局長(松竹卓生 君)
 お答えいたします。
 新型インフルエンザ対応患者入院医療機関整備費補助金ということで、昨年度も医療従事者の防護服ということで補正予算をさせていただきましたけれども、今年度も県から同じ趣旨で補助金が出ることになりましたので、あと支出のほうにも、提案理由にもありましたけれども、防護服を購入するために充てております。
 以上でございます。
◆12番(田中親彦 君)
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第88号の質疑を終結いたします。
△日程第12 議案第89号
○議長(原口英喜 君)
 日程第12.議案第89号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第89号の質疑を終結いたします。
△日程第13 議案第90号
○議長(原口英喜 君)
 日程13.議案第90号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第90号の質疑を終結いたします。
△日程第14 議案第91号
○議長(原口英喜 君)
 日程第14.議案第91号 専決処分の承認について(平成21年度筑後市一般会計補正予算(第5号))について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第91号の質疑を終結いたします。
△日程第15 議員提案議案第92号
○議長(原口英喜 君)
 日程第15.議員提案議案第92号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第92号の質疑を終結いたします。
△日程第16 報告第14号
○議長(原口英喜 君)
 日程第16.報告第14号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第14号の質疑を終結いたします。
△日程第17 報告第15号
○議長(原口英喜 君)
 日程第17.報告第15号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)質疑はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 1点お尋ねをいたします。
 参考資料の中に示談書が出ておりますが、これによると、転倒によって左手と左ひざを打撲したと。その際に身につけていたズボンのひざ部分を損傷して、そのズボン代として35,700円を洋服店へ支払うというふうになって、その額が先ほど言いました35,700円ですが、これはズボン代だけということになっておりますけれども、そういう慰謝料の分は入っていないのか。35,700円なら私は背広の上下が来ますが、中身はどうなっているのか、お答えを願いたいというふうに思います。
◎道路・水路課長(野田和孝 君)
 今の御質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思います。
 35,700円についてはズボン代ということで上げておるところです。相手に対しての治療費とか慰謝料とか、これについては含まれておりません。
 この額についてでございますが、私も少し高いものになっておると思いますが、これについては水田の山本洋服店さんに見積もりをもらっておるところです。現品を提示して、それを仕立ててあったんで、これを同じように仕立てるとしたらこれになると。34千円掛けるの消費税ということで見積もりをもらっておるところです。その額で示談をしたということでございます。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 疑うわけじゃないんですけれども、ちょっとどうかなというふうに私は思いますが、見積書が上がってきたということで、そのままそっくりお支払いをするということでしょうが、いや、だから、私が最初に申し上げたように、慰謝料等も入っていないのかなというふうに思ったんですね。やはり保険で見るということにはなるんでしょうけれども、妥当な額かどうかということではちょっとどうかなと私も思いますが、当局については、見積もりが出てきたら、例えばほかにも幾つか洋服店あると思うんですが、そういうこともちょっとアドバイス的にもできないものか。そこから出てきたからそっくりという、ちょっと私はそのやり方についてどうかなと思うところもありますが、それはそれで全くもういくということなんですか。
◎道路・水路課長(野田和孝 君)
 お答えをいたします。
 これで示談をしておりますので、いかさせていただきたいと思います。
 それと、治療費につきましては相手さんが負担をしたと。本人さんが負担をしたと。
 それと、この原因でございますが、道路の段差ができておったということで転倒されたということで、ほんの仮駅舎の前の道路でございますが、そこの工事、要するに、新幹線をやっておった業者とも話をしまして、特定はできませんが、お話をして、話がついたので、その段差の解消については新幹線の業者さんにやってもらったということでございます。
 以上でございます。
◆17番(貝田義博 君)
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第15号の質疑を終結いたします。
△日程第18 報告第16号
○議長(原口英喜 君)
 日程第18.報告第16号 専決処分について(損害賠償の額を定めることについて)質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第16号の質疑を終結いたします。
△日程第19 意見書案第2号
○議長(原口英喜 君)

 日程第19.意見書案第2号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、意見書案第2号の質疑を終結いたします。
△日程第20 議案委員会付託
○議長(原口英喜 君)
 日程第20.議案の委員会付託を行います。
 お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 暫時休憩いたします。
                午前11時29分 休憩
                午後2時20分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き本会議を開きます。
△日程第21 委員長審査報告
○議長(原口英喜 君)
 日程第21.これより各常任委員会委員長の審査報告に入ります。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 それでは、総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告申し上げます。
 議案第80号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、平成21年8月11日に行われた国の人事院勧告に準じ、一般職員の期末手当及び勤勉手当を減額することに伴い、筑後市長、副市長、教育長について、期末手当の12月支給割合を0.1月、6月の支給割合を0.15月それぞれ減額するものであり、この改正時期は、12月支給分については平成21年12月1日、6月支給分は平成22年4月1日とするものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第81号 筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定については、一般職員の給料を国の人事院勧告に準じ減額するものです。
 また、期末手当の12月支給割合を0.1月、6月の支給割合を0.15月減額し、勤勉手当の12月及び6月支給割合を0.05月減額し、その支給算定について成績率による配分とすることを明確にするための改正などであります。
 また、官民格差を是正するため、行政職給料表、消防職給料表の4級以上の職員を除いて給料が減額となる職員について、4月に支給した給料、扶養手当、地域手当、管理職手当、住居手当の合計額に100分の0.24を乗じて得た額に、4月から11月までの月数を乗じた額と、6月に支給した期末・勤勉手当に100分の0.24を乗じて得た額との合計額を12月支給の期末手当から減額調整するものです。
 これらの改正時期は、給料及び期末手当のうち、12月支給分及び勤勉手当については平成21年12月1日、6月支給の期末手当については平成22年4月1日とするものです。
 委員から、提案理由で勤勉手当の支給算定について成績率による配分をすることを明確にすると説明されたが、具体的には支給算定をどのように変更するのかとの質問に対し、執行部のほうから、これまでの職員おのおのの勤勉手当の支給においては、その算定の基礎に職員おのおのの給料月額と地域手当月額に加え、扶養手当支給者には扶養手当月額を加算していた。これは国の指導と異なる算定方法であり、職員間に扶養手当の有無で不公平感を生むものであった。そこで、これを改め、職員おのおのの算定の基礎には扶養手当月額を算入しないようにするもの、そして来年度から人事評価制度を導入するに当たり、成績率を導けるようになったため、これまで一律であった支給率に成績率を反映するようにするもの。
 また、成績率によって財源をどのように配分するのかとの質問に、勤勉手当、給料、地域手当、扶養手当の総財源を原資とした成績上位者から順に割り振るという答弁でありました。
 また、マスコミでは過払い分の復活と報道されているが、本当に過払いだったのかとの質問に対し、本市の条例では職員おのおのの支給総額に扶養手当月額を算入できるとの意図で規定をしており、過去の市議会でも扶養手当を算入する旨の説明をし、議決をいただいている。したがって、決して過払いなどとは思っていないという答弁でありました。
 また、本当に復活するのかとの質問に、扶養手当月額の基礎額への算定を一時凍結している今年度と比較したら支給総額は増額にはなるが、もともと凍結したのは国の指導に沿った算定方法に変更するまでの間の一時的な措置であったため、本来の支給総額とするもの。成績を反映している国や地方自治体では扶養手当月額を支給総額に含めており、妥当な措置と考えるとの答弁でありました。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第82号 筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定については、特定任期付職員の給料を国の人事院勧告に準じ減額するほか、期末手当の12月、6月支給割合をそれぞれ0.15月減額するもので、この改正時期は、給料及び期末手当のうち、12月支給分については平成21年12月1日、6月の支給期末手当については平成22年4月1日とするものです。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)、第1条中歳入全部及び歳出第1款、第2款、第10款、第3条については203,996千円を増額し、予算の総額を16,444,709千円とするものです。
 職員人件費で人事院勧告による職員給与の減、機構改革や人事異動による予算の組み替え、また、2款、10款では勧奨退職などによる退職手当が計上されたものです。
 第2款.総務費の行政事務に要する経費は、住民訴訟に応訴するための弁護士業務委託料であり、賦課事務に要する経費は、電算システム更新に伴う市税納付書の様式変更による様式作成のための需用費の増額です。
 第3条は、地方債限度額を補正するものです。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第91号 専決処分の承認について(平成21年度筑後市一般会計補正予算(第5号))、第1条中歳入全部は、新型インフルエンザ予防接種費負担助成に関し、県補助金、繰越金合計39,357千円を補正増したものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案承認であります。
 議案第92号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、国の人事院勧告に準じ、市長など12月支給分の期末手当を0.1月分減額されますので、議員提案で、議員においても平成21年12月支給分の期末手当を0.1月分減額するものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上で総務文教委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(矢加部茂晴 君)
 厚生委員会に付託されました議案の審査結果を報告いたします。
 議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)、第1条中歳出第3款、第4款及び第9款、さらに、第2条中、燃やすごみ収集業務委託料について申し上げます。
 なお、各款共通の職員人件費は、本会議場での説明のとおり、人事院勧告による職員給与の減、機構改革や人事異動による予算の組み替えであり、これらの項目については審査では省いております。
 第3款の民生費、地域生活支援事業扶助費4,600千円の増額の内訳は、日中一時支援事業2,200千円と移動支援事業2,400千円です。
 人権同和対策推進に要する経費344千円は、電算システム改修に伴う納付書の版を変えるための住宅新築資金等貸付特別会計の補正に伴う繰出金の増額です。
 児童福祉事務に要する経費300千円は、電算システム更新による保育料の納付書の版のつくりかえに伴う需用費の増額分。
 生活保護事務に要する経費158千円は、平成21年12月1日から生活保護費の母子加算が復活することに伴い、生活保護の電算システムを改修するための委託料。
 第2条中の債務負担行為は、燃やすごみ収集を22年度から5年間、直営の半分を民間委託とし、入札と準備期間を見込み、債務負担行為をお願いするものです。委員からは、入札による節減額、本会議で近隣の条件つき一般競争入札の例があるとの答弁について、民間に委託した場合の業務の水準を維持できるのか、また、人件費について県の公共工事に係る労務単位があり、契約条項の中に人件費を盛り込めないかの質問がありました。執行部からは、入札によって節減額が上がることもあり得ること、現在、かんきょう課で持っているマニュアルは遵守してもらう。契約での条件については検討するが、この場では明確に答弁ができないとの回答がありました。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第84号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、人事院勧告に準じた職員給与の減及び人事異動等による予算の組み替えであり、賛成多数にて原案可決です。
 議案第85号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)については、議案第84号と同じく、人事院勧告に準じた職員給与の減及び人事異動等による予算の組み替えであり、審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第86号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)については、電算システム変更による来年度以降の納付書の版のつくりかえのための需用費の増額であり、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第88号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
 病院事業収益的収支のうち、収益は、新型インフルエンザ対応患者入院医療機関整備補助金による増額、費用は、人事院勧告に準じた給与費の減及び人事異動による予算の組み替え、新型インフルエンザ対応の防護服の購入による材料費の増、資本的収支については、空調機器の取りかえによる建設改良費の増であります。委員より、防護服の保管場所や耐用年数について質問があり、執行部より、防護服は医師や看護師が着用し、保管は空き部屋で行う。耐用年数は3年程度との答弁がありました。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 議案第89号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少については、22年2月1日から黒木町、立花町、矢部村、星野村が八女市に編入されることに伴うもので、全員賛成で原案可決です。
 議案第90号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、議案第89号と同じく、22年2月1日から黒木町、立花町、矢部村、星野村が八女市に編入されることに伴うもので、全員賛成で原案可決です。
 議案第91号 専決処分の承認については、筑後市一般会計補正予算(第5号)でありますが、本年10月23日から新型インフルエンザ予防接種を開始しておりますが、優先接種者のうち、市民税非課税世帯並びに生活保護世帯の人に対し、自己負担金を39,357千円助成するもの、そのうち国が2分の1、県が4分の1を負担し、接種2回分として約6,380人分を予算計上しております。
 審査の結果、全員賛成にて承認であります。
 以上、厚生委員会に付託されました議案の審査結果の報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員長の審査報告をお願いいたします。
◎建設経済委員長(坂本好教 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)、第1条中歳出第6款、第7款、第8款、第11款、第2条中、九州新幹線筑後船小屋駅関連在来線駅移設事業について報告いたします。
 なお、人件費につきましては各款共通ですので、省かせていただきました。
 第6款.農業費の水利施設管理に要する経費は、県営ため池等整備事業費の増加により、県事業負担金を増額するものであります。
 第8款.土木費の交通安全対策に要する経費は、事業計画の見直しに伴う予算枠内の組み替えであります。
 河川改良事業に要する経費は、千間溝改修事業の実施計画策定に伴う県事業負担金であります。
 羽犬塚駅西側広場整備事業に要する経費は、駅西側ロータリーなどの整備実施設計を早めて実施するものであります。
 委員より、西側広場、通称「さざんか広場」については和泉中の熟年会の憩いの広場になっているが、この広場がロータリーになることは地元に説明はしているのか、また、替え地を考えてあるのかとの質問に、執行部より、地元の区長に簡単には説明をしているが、正式にはやっていない。また、ロータリー広場の線形を考えて残る方法も考えているとの答弁があったところです。
 新幹線整備推進に要する経費につきましては、新幹線開業に向け、平成21年度事業費が当初計画より増額されたため、県との協定に基づく負担金を増額するものであります。
 また、九州新幹線筑後船小屋駅関連在来線駅移設事業については、九州旅客鉄道株式会社と平成21年度から平成23年度までの3年間の協定を締結するため、同事業負担金について債務負担行為をするものであります。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第87号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算について、人事院勧告に準じた職員給与の減及び人事異動による予算の組み替えであります。
 審査の結果、賛成多数にて原案可決であります。
 意見書案第2号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書については、改正貸金業法の完全施行の先延ばし、金利規制の貸金業者に対する規制の緩和は再び自殺者や自己破産者、多重債務者の急増を招きかねず、許されるべきではない。今、多重債務者のために必要とされる施策は、相談体制の拡充、セーフティーネット貸し付けの充実及びヤミ金融の撲滅などである。そこで、国に対し早期完全実施を求めるもので、審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
△日程第22 議会運営委員会委員の選任
○議長(原口英喜 君)
 日程第22.議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
 失職されました弥吉治一郎議員の後任委員を厚生委員会より選任していただいております。局長をして報告をいたさせます。
◎議会事務局長(永延喜男 君)
 それでは、御報告を申し上げます。
 議会運営委員会委員につきましては、17番貝田義博議員でございます。
 以上でございます。
○議長(原口英喜 君)
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、ただいまの局長の報告どおり指名いたすことに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、17番貝田義博議員を議会運営委員会委員に指名することに決しました。
 これより議案の討論、採決に入ります。
△日程第23 議案第80号
○議長(原口英喜 君)
 日程第23.議案第80号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
△日程第24 議案第81号
○議長(原口英喜 君)
 日程第24.議案第81号 筑後市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
△日程第25 議案第82号
○議長(原口英喜 君)
 日程第25.議案第82号 筑後市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。
△日程第26 議案第83号
○議長(原口英喜 君)
 日程第26.議案第83号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。
△日程第27 議案第84号
○議長(原口英喜 君)
 日程第27.議案第84号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。
△日程第28 議案第85号
○議長(原口英喜 君)
 日程第28.議案第85号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。
△日程第29 議案第86号
○議長(原口英喜 君)
 日程第29.議案第86号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。
△日程第30 議案第87号
○議長(原口英喜 君)
 日程第30.議案第87号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。
△日程第31 議案第88号
○議長(原口英喜 君)
 日程第31.議案第88号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。
△日程第32 議案第89号
○議長(原口英喜 君)
 日程第32.議案第89号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。
△日程第33 議案第90号
○議長(原口英喜 君)
 日程第33.議案第90号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。
△日程第34 議案第91号
○議長(原口英喜 君)
 日程第34.議案第91号 専決処分の承認について(平成21年度筑後市一般会計補正予算(第5号))について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は承認することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第91号は承認されました。
△日程第35 議員提案議案第92号
○議長(原口英喜 君)
 日程第35.議員提案議案第92号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。
△日程第36 意見書案第2号
○議長(原口英喜 君)
 日程第36.意見書案第2号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
                午後3時   休憩
                午後3時3分 再開
○議長(原口英喜 君)
 本会議を再開いたします。
△日程第37 議案第93号
○議長(原口英喜 君)
 日程第37.議案第93号 筑後市教育委員会委員の任命について上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(桑野照史 君)
 議案第93号 筑後市教育委員会委員の任命について、提案理由の説明を申し上げます。
 教育委員会委員 後藤美紀氏は、平成21年12月25日をもって任期満了となります。
 その後任として、引き続き後藤美紀氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
 よろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。
 議案第93号 筑後市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第93号はこれに同意することに決しました。
△日程第38 会議録署名議員の指名
○議長(原口英喜 君)
 日程第38.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市市議会会議規則第75条の規定により、9番五十嵐多喜子議員、10番中富正徳議員を指名いたします。
 以上をもちまして、日程の全部を終了いたしました。
 市長より一言言葉をということでございますので、お許しをしたいと思います。
◎市長(桑野照史 君)
 この際、筑後市議会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 9月議会で3選不出馬を表明して80日が経過いたしました。私にとりましていよいよ最後の議会が終わるわけでありますが、さきの市長選挙で、私が信頼してやまない中村征一さんが見事に当選をされ、次のたすきを渡す相手が中村新市長になりました。私にとりまして全く思い残すことはありません。市民各位の賢明な選択に心より敬意を表する次第であります。
 とは申しますものの、我が国全体が大きな曲がり角に立つ今日、地方自治体の前途はますます多難なものが見込まれます。新市長を先頭に職員の皆さんの御奮闘に期待するところですが、議員各位におかれましても、くれぐれも御慈愛の上、引き続き市民の声や思いを真摯に行政に反映され、いよいよ御奮闘くださいますようお願いをいたします。
 私もこれからは市民の一人として、私なりに市民が主役のまちづくりに参画をしていきたいと考えておる次第です。8年間、大変お世話になりました。万感の思いを込めて退任のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(原口英喜 君)
 桑野市長におかれましては、2期8年、本当に長きにわたり筑後市、また議会、御指導いただきましてありがとうございました。改めてお礼申し上げます。
 これにて平成21年11月第17回筑後市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでした。
                午後3時9分 閉会


┌──────────────────────────────────────────┐
│                                          │
│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    原 口 英 喜             │
│                                          │
│           議  員(9番)   五十嵐 多喜子             │
│                                          │
│           議  員(10番)   中 富 正 徳             │
└──────────────────────────────────────────┘