平成22年 3月 定例会(第19回)

              平成22年3月25日(木曜日)

                                (午前10時00分開議)


1.出席議員(18名)

    1番  島    啓 三         11番  坂 本  好 教
    2番  山 下  秀 則         12番  田 中  親 彦
    3番  大 城  敏 彦         13番  池 田  光 政
    4番  松 竹  秀 樹         14番  大 藪  健 介
    5番  佐 藤  正 利         15番  永 田  昌 己
    6番  坂 田  容 子         16番  村 上  知 巳
    7番  山 下  元 生         17番  貝 田  義 博
    8番  矢加部  茂 晴         18番  欠 番
    9番  五十嵐  多喜子         19番  原 口  英 喜
    10番  中 富  正 徳

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  永 延  喜 男
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 中 村  征 一
    副市長                鬼 丸  則 行
    教育長                城 戸  一 男
    総務部長               木 庭  雄 二
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長)   一ノ瀬    諭
    建設経済部長(兼水道事業事務部局建設経済部長
                       西 田  正 治
    兼都市対策課長事務取扱)
    協働推進部長
                       田 中  僚 一
    (兼男女共同参画推進室長)
    市立病院事務局長           松 竹  卓 生
    市長公室長              田 中  富士男
    総務課長               舩 橋  義 顕
    税務課長               小 田  久美男
    市民課長               山 口  朋 秀
    福祉事務所長             小 田  美 穂
    かんきょう課長            橋 本  國 光
    農政課長               木 本  吉 彦
    商工観光課長             高 木  正 勝
    道路・水路課長            野 田  和 孝
    上下水道課長
                       大 籠    修
    (兼水道事業事務部局上下水道課長)
    地域支援課長             城 戸  淳 一
    社会教育課長(兼中央公民館事務長)  山 口  辰 樹
    会計課長(兼会計管理者)       宮 原  一 壽
    教育委員会学校教育課長        森 田  欣 也
    人権・同和教育課長(兼人権・同和対策室参事
                       北 島  鈴 美
    兼男女共同参画推進室参事兼勤労者家庭支援施設館長)
    監査事務局長             成 清  平 和
    農業委員会事務局長          青 木  靖 文
    消防本部消防次長兼総務課長      井 寺  藤 彦
    消防本部警防課長           村 上  由 明
    消防本部予防課長           山 口  清 登
    市立病院総務課長(兼病児保育施設・
                       角    敏 幸
    ちっこハウス室長兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)   永 松  三 夫


                 議事日程第4号
                         平成22年3月25日午前10時開議

 第1  委員長審査報告
 第2  予算特別委員長審査報告
 第3  議案第1号 筑後市安全・安心まちづくり条例制定について     討論採決
 第4  議案第2号 筑後市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
           制定について                    討論採決
 第5  議案第3号 筑後市職員の育児休業等に関する条例制定について   討論採決
 第6  議案第4号 一般職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例制定
           について                      討論採決
 第7  議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する
           条例制定について                  討論採決
 第8  議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
                                     討論採決
 第9  議案第7号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定について    討論採決
 第10  議案第8号 筑後市用悪水路管理条例の一部を改正する条例制定について   
                                     討論採決
 第11  議案第9号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正
           する条例制定について                討論採決
 第12  議案第10号 筑後市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について
                                     討論採決
 第13  議案第11号 筑後市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関す
           る条例の一部を改正する条例制定について       討論採決
 第14  議案第12号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第8号)     討論採決
 第15  議案第13号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
           3号)                       討論採決
 第16  議案第14号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
                                     討論採決
 第17  議案第15号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)   討論採決
 第18  議案第16号 平成22年度筑後市一般会計予算            討論採決
 第19  議案第17号 平成22年度筑後市国民健康保険特別会計予算      討論採決
 第20  議案第18号 平成22年度筑後市老人保健特別会計予算        討論採決
 第21  議案第19号 平成22年度筑後市後期高齢者医療特別会計予算     討論採決
 第22  議案第20号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算
                                     討論採決
 第23  議案第21号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センタ一事業勘
           定)予算                      討論採決
 第24  議案第22号 平成22年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算    討論採決
 第25  議案第23号 平成22年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算   討論採決

 第26  議案第24号 平成22年度筑後市下水道事業特別会計予算       討論採決
 第27  議案第25号 平成22年度筑後市病院事業会計予算          討論採決
 第28  議案第26号 平成22年度筑後市水道事業会計予算          討論採決
 第29  議案第27号 市道路線の認定について               討論採決
 第30  議案第28号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減について
                                     討論採決
 第31  議案第29号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減
           について                      討論採決
 第32  議案第30号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す
     (議員提案) る条例制定について                 討論採決
 第33  議案第31号 財産の取得について                 討論採決
 第34  意見書案第1号 非核三原則の早期法制化を求める意見書について  討論採決
 第35  平成21年継続審査 意見書第3号
             中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見
             書について                   討論採決

     (全員協議会)

 第36  議案第32号 筑後市教育委員会委員の任命について
                        上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第37  議案第33号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について
                        上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第38  議案第34号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について
                        上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第39  会議録署名議員の指名
● 閉  会

     (全員協議会)

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 午前10時 開議
○議長(原口英喜 君)
 おはようございます。本日の出席議員は18名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員長審査報告
○議長(原口英喜 君)
 日程第1.これより各常任委員会委員長の審査報告に入ります。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 おはようございます。総務文教委員会に付託になりました議案の審査結果について御報告を申し上げます。
 議案第1号 筑後市安全・安心まちづくり条例制定については、暴力行為の排除への取り組みとして、市は市民、事業者、所有者などの活動推進団体を支援し、県及び警察と連携を図って暴力排除運動の推進と認識をさらに強め、次の展開へつなげていくための制定です。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第2号 筑後市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定については、月に60時間を超える時間外勤務に関し、割り増し手当の一部支給にかえて時間外勤務代休時間を付与できるようにするもの。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第3号 筑後市職員の育児休業等に関する条例制定については、法律の改正において育児のための短時間勤務制度は小学校就学までの子を療育する常勤職員を対象とし、週19時間25分から24時間35分勤務など4つの勤務形態が選択でき、請求期間は一月以上1年以下とするもの。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第4号 一般職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例制定については、特別職の非常勤勤務としている人のうち、勤務状態などを見て一般職の職員としたほうがよいものがあるので、条例を制定する。
 委員より、対象人員と費用及び費用弁償の発生は公務員の肥大化にならないか。週4日の勤務日数だと思うが、一般職給料表に持っていくのは問題ないか。この改正のねらいはとの質問に、執行部より、今年度初め62名いて、そのうち52名が対象となる。このことで公務員の肥大化にはならない。勤務日数や費用弁償は大きな変化はないが、報酬について行政職給料表を適用する。今まで支給していた額と同水準で移行する。残業手当は新たに支給対象となる。正規職員と同じく地方公務員法の適用となるとの答弁であった。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、これまでどおり給与減額を平成22年4月1日から1年間実施するものです。
 審査の結果、全員賛成(251ページで訂正)にて原案可決であります。
 議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、人事院勧告に準じ、月に60時間を超える時間外勤務に関し手当の割り増し率を増すことなどを定めるほか、管理職について給料の2%を減額するもので、審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第7号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定については、市条例第9条に延滞金の徴収はあるが、減免の規定はないので、今回規定するもの。
 委員より、減免と言われたが、免除かの質問に、執行部より、延滞金については全額免除が妥当と思うとの答弁であった。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第12号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第8号)、第1条中、歳入全部及び歳出第2款、第10款、第12款、第2条中、全国瞬時警報システム整備事業、太陽光発電導入事業(小学校)、障害児童対象事業(252ページで訂正)(小学校)、地上波デジタル放送受信設備整備事業(小学校)、太陽光発電導入事業(中学校)、地上波デジタル放送受信設備整備事業(中学校)、文化財保護事業、サザンクス筑後管理運営事務、中央公民館図書室増室事業、第3条について。
 歳入は、主に市民税183,428千円の減額と、地方交付税、国庫補助金、繰越金をもって充て、586,583千円を増額するもの。
 歳出第2款は、職員人件費は退職者3名の補正増、財政調整基金、減債基金はそれぞれ1億円積み立て増し、諸費は精算により国県支出金を返還するもの。
 第10款は、学校教育費の小学校費、中学校費は、既補正済みの3小学校以外の全小学校に太陽光発電設備を設置、全小・中学校へ地上波デジタル放送受信設備を整備するもので、社会教育費は、きめ細やかな交付金を活用し、中央公民館図書室増築整備に取りかかるものとサザンクス筑後の小ホールの音響設備改修をするもの。
 第12款.公債費は、借換債を使わずに償還する財源を組み替えするもの。
 第3条 地方債の補正は、限度額の追加及び変更するもの。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第28号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減については、合併で糸島市、八女市が誕生し、市町村の数が変更になったもの。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第29号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減についても、議案第28号と同様に、合併によるもの。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第30号(議員提案) 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、22年6月支給分の期末手当についても、昨年同様に0.15月減額するものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 意見書案第1号 非核三原則の早期法制化を求める意見書について、委員より、「本議会冒頭でも今回の意見書案について自分なりの考えを述べ、質疑した。提出者から市内にも多くの被爆関係者がいらっしゃると聞き、今回、傍聴にもお見えですが、長崎、広島の被爆者初め、戦争の犠牲者となられた方や遺族の方などに対する思いはひしひしと心に痛むほど感じています。戦争の悲惨さ、核の恐ろしさについて改めて再認識をしているところです。提出者にお尋ねしたことは、意見書を提出するということについて、意見書の性格を我々議員はしっかり認識するべきだと思います。地方公共団体の公共(252ページで訂正)に関するものということでは、被爆された方々が市内にもおられることを聞いており、提出者の気持ちもわかります。意見書として国に出すというときに外交問題に値する問題です。この外交問題というのは、国の事務、国会が議論すべき問題を地方議会で議論すること自体が大変過酷と思っております。外交問題での意見書は外交に影響を与えることがあるから、当時の自治省が地方の県知事に通達を出しております。そういう面を考慮して、提出するこの問題が意見書として果たしてふさわしい問題かということを考えたときに、筑後市議会の良識を問われるというふうな考えすら持っているところです。そういう趣旨からして、今回の意見書提出というそのものに問題があるように思えてなりません。傍聴に見えたお二人には大変失礼な考えになるかもしれませんけれども、地方議会のあり方、国会の議会のあり方などをお互いが振り返って認識を新たにすべきと思います。そのようなことから、今回の非核三原則の早期法制化を求める意見書案については、賛同できないというのが私の考えです。非核・恒久平和宣言都市もうたっている筑後市でもあります。そういうふうな核の脅威と見解というものは議会でも取り上げている問題であります。以上のようなことで私の考えを述べさせていただきます。」
 委員より、「国の外交上の安全というのは、議会としても、国民としても考え方を示すべきではないか。被爆者の会がお見えですけれども、広島、長崎でとうとい命が亡くなったという現実を踏まえれば、ぜひとも一歩でも非核の世界に近づきたい。日本の外交も、そういう観点からも非核三原則に対する政府の取り組みも注視していき、何とかこの意見書に対するまとめをお願いしたい。」
 以上のような意見書案の扱いについての意見が述べられました。
 審査の結果、賛成少数にて原案否決であります。
 継続審査意見書案第3号 中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書について、12月議会で提出された提出者の意見も聞き、調査した。
 委員から、白色申告、青色申告の違いで、それぞれ事業から対価を受ける親族、事業に専従する親族の扱いがある。青色申告すれば意見書のとおりになるが、いかがか。税制度として白色、青色の申告の仕方があり、選ぶのは申告者の権利である。法律的に自家労賃というものをどうとらえるか、もう少し勉強しないと結論が出ないとの意見に、提出者から、白、青という納税制度上の違いではなく、家族、従業員、その他の従業員にかかわらず、働き分はきちんと認めるということだ。基本的に56条があり、特例で青色申告すればということが57条でうたわれており、矛盾に思う。特例でなく改善をとの意見書です。制度の問題としてではなく、本来のあり方としては人権を認める、自家労賃を認めるのが先ではないか。こういう法律があるので、改正をしてほしいという内容の意見書ですという説明であった。
 最終的に意見書の内容が自家労賃を必要経費として認めることを求めるものであり、制度を選択すればかなうことと必要経費への扱いが人権問題としてのとらえ方にもなっており、整合性がないなどの意見となり、提出者の考えを踏まえながら継続してきたが、意見も出尽くしたので、採決に入った。
 審査の結果、賛成少数にて原案否決です。
 以上、総務文教委員会に付託になりました審査の報告を終わります。(発言する者あり)
○議長(原口英喜 君)
 暫時休憩いたします。
                午前10時16分 休憩
                午前10時20分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま総務文教委員長の委員長報告について訂正がありますので、許可いたしたいと思います。
◎総務文教委員長(田中親彦 君)
 委員長報告で説明に誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。
 議案第5号の表決で「全員賛成」と申しましたが、「賛成多数」でございました。訂正させていただきます。
 それから、議案第12号で「障害児等対策事業費」を「障害児童対象事業」と申して誤っておりました。
 それから、意見書案第1号の中で「公共」と申しましたが、「公益」でございます。
 その3点訂正させていただきます。
 以上でございます。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(矢加部茂晴 君)
 それでは、厚生委員会における審査経過の概要について御報告申し上げます。
 本委員会に付託されました案件は議案5件であります。
 議案第11号 筑後市消防団員の定員、任期(254ページで訂正)、給与、分限及び懲役(255ページで訂正)、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定については、筑後北小学校区消防団拠点施設の新設に伴う団員の定数を変更並びに費用弁償について見直すもの。
 監査の指摘を受け、費用弁償を消防団員1人につき1回2千円に見直すというが、2千円の根拠はとの質疑に対し、災害出動は従前は車単位で月20千円となっていた。過去の実績からすると、平均して月2回程度で5人前後が乗り組んでいるので、今回の改正の結果、支給総額としては変わらないのではないかとの答弁がありました。
 また、近隣自治体の状況と今回の監査指摘は法的にはどうかとの質疑に対し、小郡市が災害で1回2,200円、八女市は訓練で4,300円、警戒では日額2千円、柳川市が災害で1,300円、訓練手当が3千円、みやま市が訓練で1日3,300円、ばらばらの状況である。現実には筑後市だけが月額での支給方式であり、金額では従前と同様になると思われるので、今回、指摘もあり、本来のあるべき形にしたとの答弁がありました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第12号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第8号)、第1条中、歳出第3款、第9款、第2条中、私立保育所施設整備助成事業、子ども手当システム導入事業、子育て支援拠点施設駐車場等整備工事、新型インフルエンザワクチン接種費用助成事業、救助工作車整備事業について申し上げます。
 第3款.民生費、自立支援給付に要する経費は3,343千円の補正、障害者自立支援に係る福祉サービスを実施している日中活動サービス事業者や通所事業者での送迎サービスの実施を促進するために各事業所に補助金を交付するもの。20年度までの事業となっていたので、当初予算に計上していなかったが、昨年12月に平成21年度福岡県障害者自立支援臨時対策事業補助金交付金要綱及び実施要綱が示されたことから今回補正するものです。
 公的介護施設整備事業費補助金については、21年度に小規模多機能型居宅介護事業所及び認知症対応型共同生活介護事業所を整備する予定としていましたが、国の補助事業が県の基金事業へ移行し、県では9月議会で予算措置がなされたものの、国から未執行分の補助金凍結が打ち出されるなど内示が大幅におくれ十分な準備ができないことから、22年度に行うこととし、今回減額するもの。
 公的介護施設整備事業費補助金については、何回も流してきた経緯があるがとの質疑に対し、今回、20年度に2事業所を指定していたが、1事業者について指定内示を行ったときから大きく計画が変更された。経営母体であった医療法人が参入しない、また施設管理者が無資格者に変更されている。この事業者については内定取り消しとなった。あとの1事業者については、20年に選考した。21年の介護報酬改定により大丈夫ではないかということで応募されたのだが、報酬改定の中身からして経営が厳しいと考えておられる。内示取り消し分については再度募集するとの答弁がありました。
 次に、建設補助金は増額されたにもかかわらず、現在の介護報酬などの現状では運営は難しいのかとの質疑に対し、制度が充実して施設建設は補助金が増額された。ただ、地域密着型では、その地区の人しか受け入れできない。特に、小規模多機能では24時間職員配置が必要なのに、利用する人が余り見込めないという状況があって、運営が難しいという状況。予算は22年度で2事業者分見込んでいるが、応募が少ないという現状。1事業者は悩んでおられるので、22年度に建設できるよう取り組んでいきたい。あと1事業者については、22年度に再度募集するとの答弁がありました。
 また、今回で3回流すことになる。補助金がふえているので、建物は建つ。ただ、運営に当たっては、しっかりしたスポンサーがバックにいないとできないという仕組みに問題がある。経営が頓挫しているケースも聞く。決定は市がするが、どういうメンバーでしているのか。また、市民のニーズと事業所の参入意欲はどうかとの質疑に対し、選定委員を決め、原課が事業計画を審査し、それをもとに副市長、総務部長、市民生活部長が選定委員として面接を行い、プロポーザル方式で選考している。最も重要視しているのは、運営の部分、人的、金銭的な面、他自治体では途中で頓挫したケースも多い。利用者に迷惑をかけるわけにはいかないという視点で行っている。デイサービスとホームヘルプとショートステイを組み合わせた住民にとっては利用しやすい施設である。しかし、経営側に立つと、報酬のあり方が1回幾らではなく、一月幾らという報酬になる。ステイが多ければ経営は苦しくなるとの答弁がありました。
 さらに、近隣自治体の整備状況と、筑後市がなぜゼロなのかとの質疑に対し、柳川3、八女4、大川4、久留米22、大牟田22、みやまはゼロである。筑後市は初年度、非常に応募が多かった。福祉の経験が全くない業者もあった。そのため、ハードルを高くした。その結果、応募がさっぱりになった。選考した施設を見て、これは大変だと思われて応募がなくなったのではないか。しかし、1つできることで新たにニーズの掘り起こしにつながるので、ぜひ1施設はつくりたいとの答弁がありました。
 繰出金は、介護保険特別会計の増額補正に伴う市負担分の3,793千円を補正するもの。児童手当事務に要する経費は、子ども手当支給のためのシステム改修費。支給は22年度ですが、システム改修は21年度事業となるものです。
 子ども手当については、日本に住んでいる外国籍の子供にも支給される。外国人登録は何人いて、該当者は何人か。また、日本に住んでいる外国籍の方で母国に子供を残しているケースにも支給され、その場合、各市町村で調べるとなっているが、現実の問題としてできるのかとの質疑に対し、2月末現在で196世帯の243人、現在、児童手当を支給している外国人登録者は12人、外国に子供がいるという届け出はない。その場合は、児童手当では証明できる書類が必要なので、子ども手当も同様になるのではないかとの答弁がありました。
 児童福祉施設等助成金の減額補正は、宗岳寺保育園の建てかえに伴う県の内示額が減額されたため、86千円を減額するもの。
 子育て支援拠点施設事業に要する経費は、おひさまハウス入り口通路が車両の通行によりわだち──車両の跡ですが、これがひどくなっているため、国の2次補正による地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して舗装工事を行うもの。
 第9款.消防費、常備施設整備に要する経費は、救助資機材の備品購入費を増額するもの。
 繰越明許費補正は、いずれも補正分を繰り越すもので、インフルエンザ接種費用助成については、事業の終期が未定のため、3月末までの接種で4月以降に請求があったものと4月以降に接種したものは22年度事業とされたため、繰り越すものとの説明がありました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第13号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)については、介護保険給付費が増額しているため、30,350千円増額するもので、その要因としては、要介護認定の方法の見直しに伴う経過措置、介護職員処遇改善のための報酬改定3%アップなどの影響によるもの。
 保険給付費の内訳を見ると、介護予防サービスの費用が減って、介護サービスの費用がふえている。介護予防に重点を置くという国の考えに逆行しているように思えるがとの質疑に対し、介護予防サービスは要支援の方々に給付する分である。20年度末で要支援529人、22年1月末が476人で、53人の減、要介護は20年度末で1,100人、22年1月末が1,185人で85人の増、この結果がこのまま今回の補正にあらわれている。予防に重点を置く制度になっているが、高齢化によって介護度が上がっていくという傾向にあると思うとの答弁がありました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第15号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。
 交際費の補正100千円は、久留米大学関連の意見交換会などの増によるもの。
 債務負担行為については、検査業務を22年度から26年度までとしていましたが、現在の機器がまだ使えること並びに5年経過後の委託料の削減が見込まれることから、契約を1年延長することとしたため、一たん債務負担行為を取り下げ1年先送りするものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第31号 財産の取得については、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に基づき、購入する救助工作車の取得について議会の議決を求めるものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上をもちまして本委員会の報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について読み間違えがありましたので、訂正を許可いたします。
◎厚生委員長(矢加部茂晴 君)
 大変失礼いたしました。
 議案第11号、「任用」のところを「任期」と読んでおります。そして、先ほど申しました「懲戒」と読むべきところを「懲役」と読んでおりました。おわびして訂正申し上げます。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(坂本好教 君)
 建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告をいたします。
 委員会では、審査の前に3カ所の現地視察を行いました。
 議案第8号 筑後市用悪水路管理条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 現行条例では、建物、物置き場について水路の占用許可ができるようになっておりますが、近年の異常気象などにより河川や水路などで多くの被害が発生していることや、水路の適切な維持管理に支障を来すなどの問題があるため、「建物、物置場」を削り、「その他の構造物又は特定の施設」を「その他これに類する工作物」に改めるものです。
 委員より、その他これに類する工作物は、具体的にどういうものかとの問いに、執行部より、水路を横断して通路として占用するもので、大きいもので橋梁、小さいものでボックスカルバートを使用したものがあるが、ここでは橋梁と呼ぶに足らないボックスカルバートを使用したものが該当するとの答弁がありました。
 また、今後は建物や店舗などは該当するのかとの質問に、現在占用されている物件については、この条例が可決されても原則そのまま、その後、使われていないと判明した物件については、年1回の徴収時期や3年に1回の更新の時期に外してほしいと要請をしたい。また、新たな物件については許可しないということ。水路が家の下を通っている箇所もある。国土調査でわかっているが、一定の期間を費やして、こういった箇所をなくしていく取り組みをしたいとの答弁があり、審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第9号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 国の関係政令の改正に伴い、道路、水面及びこれに附属する土地の占用期間について改正するもので、現在は許可期間は3年だが、個人に関するものは5年に、道路法施行令に該当する物件などは10年になるというもので、審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第10号 筑後市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 現地視察をした和泉団地は昨年11月いっぱいで撤去しているため、当該団地を条例別表から削除するものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第12号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第8号)、第1条中、歳出6款、第8款、第2条中、繰越明許費について申し上げます。
 園芸作物振興に要する経費は県の補助事業であり、6月に補正をお願いしていた活力ある高収益型園芸産地育成事業の計画の見直し、確定などによる減額です。6月補正では、筑後トマト生産組合の混合散布機導入や福岡八女果樹第6生産組合のハウス等施設整備の補助金をお願いしていたが、事業の設計段階で、福岡八女果樹第6生産組合のハウス等施設整備が大幅に減額になったためです。
 水路改良事業に要する経費は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して水路整備を実施するもので、大和地区ほか2地区の水路測量と長浜地区ほか4地区の水路工事の増額です。
 水利施設管理に要する経費は、県営ため池等整備事業で行っている蔵数地区、河原地区分の事業費増額に伴う負担金の増額です。
 圃場整備推進に要する経費は、現地を見ていただきました。クリーク防災機能保全対策事業筑後西部前期地区の工事区間延長に伴う負担金の増額、県の事業費の枠ができたので、追加で事業をお願いした。この事業は、財源内訳として国が55%、県が40%、市が5%、この5,250千円は市の5%分に当たるものです。
 第8款.土木費の道路新設改良事業に要する経費は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して市内道路の整備を推進するものです。
 また、福岡県道路改築事業負担金につきましては、県事業負担金の確定に伴う減額であります。
 交付金野町八女インター線改良事業に要する経費は、インターの442号と442号バイパスをつなぐ仮称南北線の調査委託業務を県事業で実施したことに伴う減額であります。
 橋りょう新設改良事業に要する経費は、長崎橋改良事業の事業費確定による減額であります。
 また、河川改良事業に要する経費及び都市下排水路に要する経費は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して、河川及び都市下排水路の整備を推進するための増額であります。
 公園管理に要する経費は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して、窓ケ原公園防護さくの改修、井原堤水辺公園の遊具補修などを実施するものです。
 第2条中、繰越明許費補正について申し上げます。
 水路改良事業については、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して行う水路整備の繰り越しです。
 元気づくり事業は、温泉施設の場所について県との協議に時間がかかり、年度内の測量、基盤整備ができなくなったためです。
 道路新設改良事業は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して市内道路の整備を推進するもので、工事費の繰り越しです。
 農山漁村活性化プロジェクト支援事業は、物件の移転に時間を要するため、年度内に終わらないためです。
 河川改良事業は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して河川の整備を推進するための増額です。
 羽犬塚駅西側広場整備事業は、地域基盤促進事業交付金を活用して西側ロータリーの整備をするもので、22年度中に整備をするため、測量調査をするものです。
 JR羽犬塚駅舎改築関連事業は、九州新幹線鹿児島ルートの高架橋工事に伴う復旧のために、6月議会で補正予算の議決により自由通路や駅前歩道などの復旧工事を施工した。現在、完了していない復旧工事として駅前広場、北側歩道の復旧工事などがあるが、JR羽犬塚駅仮駅舎撤去後のJR九州の復旧工事及びJR羽犬塚駅南東の県道拡幅工事と重複する区域があり、工事費の繰り越しです。
 指定下排水路整備改良事業は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して都市下排水路の整備を推進するための繰り越しです。
 公園施設整備事業は、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して、窓ケ原公園、井原堤水辺公園、中央児童公園の防護さくの改修や遊具補修を実施するものです。
 九州新幹線船小屋駅関連整備事業について申し上げます。
 鹿児島本線船小屋駅の移設は、九州新幹線筑後船小屋駅の開業に合わせて総務省協議を経てJR九州と協議し、JR九州への委託工事として協定書を締結し、負担金を払うこととしている。平成21年8月末に駅移設の設計業務が終了し、その後に駅移設工事の協定書を締結し、12月末から移設工事が着工される予定だった。この工程により、全体事業費の3割程度を出来高予定額として平成21年度予算に計上した。しかし、鹿児島本線船小屋駅移設工事に関する調査設計業務が変更協議になり、3カ月おくれて完了した。このため、鹿児島本線船小屋駅移設工事の着工がおくれ、当初見込んだ工事の進捗が見込めないため、負担金の繰り越しをお願いするものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決です。
 議案第14号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
 9月に補正を承認いただいた国の対策事業費の増額補正分の公共下水道管渠布設工事5工区、6工区、推進工事3工区において年度内に工事が完了できないため、繰越明許をするものです。
 委員より、工事がおくれた理由は何かとの質問に、執行部より、国の許可がおりず工事にかかれなかったためとの答弁がありました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 議案第27号 市道路線の認定について申し上げます。
 熊野平蔵免5号線ほか5路線であります。
 132号線、熊野平蔵免5号線は、紅葉ケ丘公園のアクセス道路であるが、公園と道路の管理区域を明確にするため延長するものです。
 365号線、富重柿添北屋敷線は、道路改良事業が完了したため延長するものです。
 647号線、熊野金屋口2号線は、優良住宅地内道路の造成基準は、都市計画法の開発行為に基づいてつくられた道路と同じ基準の道路で、市道認定基準に優良住宅地内の道路も含まれています。
 648号線、熊野平蔵免11号線も優良住宅地造成に伴うものです。
 649号線、久富北田線は、以前、開発行為により整備されていたが、認定をしていなかった。開発行為はすぐ帰属されるが、一部帰属されていなかったため、今回認定をお願いするものです。
 1272号線、富安村内竹延線は、現地視察を行ったところです。平成22年度から今後5年かけて整備するものです。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決であります。
 以上、建設経済委員会に付託になりました議案の審査報告を終わります。
○議長(原口英喜 君)
 ただいま建設経済委員長の審査報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と言う者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
△日程第2 予算特別委員長審査報告
○議長(原口英喜 君)
 日程第2.予算特別委員会委員長の審査報告については、会議規則第38条第3項の規定により省略し、お手元に配付しております委員長審査報告書をもって報告にかえたいと存じます。これに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、予算特別委員会の委員長報告については省略することに決しました。
 予算特別委員会審査報告について質問はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質問もありませんので、以上で予算特別委員会の審査報告を終了いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第3 議案第1号
○議長(原口英喜 君)
 日程第3.議案第1号 筑後市安全・安心まちづくり条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第2号
○議長(原口英喜 君)
 日程第4.議案第2号 筑後市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第3号
○議長(原口英喜 君)
 日程第5.議案第3号 筑後市職員の育児休業等に関する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第4号
○議長(原口英喜 君)
 日程第6.議案第4号 一般職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第5号
○議長(原口英喜 君)
 日程第7.議案第5号 筑後市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第6号
○議長(原口英喜 君)
 日程第8.議案第6号 筑後市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第7号
○議長(原口英喜 君)
 日程第9.議案第7号 筑後市税条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第8号
○議長(原口英喜 君)
 日程第10.議案第8号 筑後市用悪水路管理条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第9号
○議長(原口英喜 君)
 日程第11.議案第9号 筑後市道路、水面及びこれに附属する土地の占用条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
△日程第12 議案第10号
○議長(原口英喜 君)
 日程第12.議案第10号 筑後市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第11号
○議長(原口英喜 君)
 日程第13.議案第11号 筑後市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
△日程第14 議案第12号
○議長(原口英喜 君)
 日程第14.議案第12号 平成21年度筑後市一般会計補正予算(第8号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
△日程第15 議案第13号
○議長(原口英喜 君)
 日程第15.議案第13号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第14号
○議長(原口英喜 君)
 日程第16.議案第14号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第15号
○議長(原口英喜 君)
 日程第17.議案第15号 平成21年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
△日程第18 議案第16号
○議長(原口英喜 君)
 日程第18.議案第16号 平成22年度筑後市一般会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
△日程第19 議案第17号
○議長(原口英喜 君)
 日程第19.議案第17号 平成22年度筑後市国民健康保険特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第18号
○議長(原口英喜 君)
 日程第20.議案第18号 平成22年度筑後市老人保健特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
△日程第21 議案第19号
○議長(原口英喜 君)
 日程第21.議案第19号 平成22年度筑後市後期高齢者医療特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
△日程第22 議案第20号
○議長(原口英喜 君)
 日程第22.議案第20号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
△日程第23 議案第21号
○議長(原口英喜 君)
 日程第23.議案第21号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
△日程第24 議案第22号
○議長(原口英喜 君)
 日程第24.議案第22号 平成22年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
 10分間休憩いたします。
                午前11時1分 休憩
                午前11時11分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第25 議案第23号
○議長(原口英喜 君)
 日程第25.議案第23号 平成22年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
△日程第26 議案第24号
○議長(原口英喜 君)
 日程第26.議案第24号 平成22年度筑後市下水道事業特別会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
△日程第27 議案第25号
○議長(原口英喜 君)
 日程第27.議案第25号 平成22年度筑後市病院事業会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
△日程第28 議案第26号
○議長(原口英喜 君)
 日程第28.議案第26号 平成22年度筑後市水道事業会計予算について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
△日程第29 議案第27号
○議長(原口英喜 君)
 日程第29.議案第27号 市道路線の認定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
△日程第30 議案第28号
○議長(原口英喜 君)
 日程第30.議案第28号 福岡県自治振興組合を組織する地方公共団体の数の増減について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
△日程第31 議案第29号
○議長(原口英喜 君)
 日程第31.議案第29号 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する地方公共団体の数の増減について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
△日程第32 議員提案議案第30号
○議長(原口英喜 君)
 日程第32.議員提案議案第30号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第33 議案第31号
○議長(原口英喜 君)
 日程第33.議案第31号 財産の取得について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
△日程第34 意見書案第1号
○議長(原口英喜 君)
 日程第34.意見書案第1号 非核三原則の早期法制化を求める意見書について討論はありませんか。
◆5番(佐藤正利 君)
 私は本案につきまして賛成の立場で討論を行わせていただきます。
 核の廃絶と軍縮の推進は世界恒久平和を願う人類共通の課題であり、昭和42年に佐藤首相が「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則を表明して以来、これまでの国是として非核三原則を堅持し、国内外に表明をしてきました。
 一方で、国の外交問題について、昭和38年、旧自治省は、戦後の冷戦時代に日本の国益を守るため、外交政策に関するものは慎重に取り扱うべきという考え方の通知を出しました。これは東西の緊張感の中で日本が国際社会での立ち位置を明確にし、通知のとおり国益を守るために発せられたものと思われます。しかしながら、国際社会は冷戦時代が終えんし、この通知が発せられたときと大きく時代背景が変貌しています。また、国内においては地方分権が推進され、地方から国を変えようという動きが加速をしています。
 そのような中で、沖縄県議会などで基地問題における決議文や、福岡県下の地方議会におきましてもこの意見書が採択をされています。これは国際社会の大きな変化と地方分権社会を目指す動きを踏まえ、地方議会として一歩踏み出した行動をとったものと考えております。
 筑後市は、非核・恒久平和都市宣言を発している平和を大切にするまちです。非核三原則をより実効性のあるものとするには、法制化が不可欠と考えます。唯一の被爆国として、筑後市から国へ平和への思いを訴えていかなければならないと思います。
 このことを申し上げ、私の賛成討論とします。議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に討論はありませんか。
◆16番(村上知巳 君)
 今回の非核三原則の法制化に向ける意見書について、反対討論をさせていただきます。
 今、佐藤議員から賛成討論の考え方の説明がるるありました。私は、まずこの意見書に対して、所管の委員会といたしましても大変荷が重い問題でございました。それは申すまでもなく、この非核三原則の法制化に向ける趣旨は十分理解はいたしております。委員長報告でも申されましたように、私はこれまでの核の唯一の被爆国として日本が置かれている立場、また被爆に遭われた方、また原爆によっていまだかつて苦しみ抜いておられる方、そのこと、また市内にも被爆、あるいはその後遺症等で苦しんでおられる方の気持ちも十二分に理解をしているところでございます。
 しかし、冒頭、私も質疑の中でも申しましたし、委員会の中でもるる申し上げてきたところであります。私は意見書というのは、その筑後市の公益にかかわるもの、その範疇というのは大変広うございますけれども、今、佐藤議員も申し上げられましたように、こういう外交問題は、重ねて申し上げますが、国の機関で議論をすべき問題であります。我々地方議会が果たして外交問題に口を挟むことはいかがなものかというふうにも理解をしているところでございます。
 先ほど申されましたように、当時の自治省、これが県知事に通達をいたしております。日本の外交問題に非常に影響を与える。今現在、まさしく核に対するその三原則でも議論があっておりますところでありますが、大変かかわりの深い問題であることは十分理解をしております。しかし、一介の当時の自治省の通達、さらにその上、各自治体から外交問題に対する意見書というのが多数出されました。そこで、今度は外務省が当時の自治省にさらに加えて通達を強めておるようなことはぜひ皆さん御理解を賜りたいと思います。この問題の趣旨というのは十二分に理解しておりますけれども、本会議での議論を皆さんもよく再認識をしていただきたいと思います。
 私はこの問題について、その核の恐ろしさ、これから先のこの法の趣旨に対して議論すること自体も余りしたくありませんけれども、大方の皆さんの議論というのは、この法制化について大変な危機感を持っておられるという意見が大多数だったというふうに思っております。現在の民主党を中心とした政権に岡田外相の考え方も明言をされております。法制化に対する考えはない。また、総理の鳩山首相の発言も同様の内容の発言であることは皆さんも御承知かと思います。
 そういうことを踏まえまして、私はこの法制化に対する議論は余りしたくないということを申し上げ、意見書の趣旨というのを筑後市議会の良識、判断でこの取り扱いについて私の考えはいかがなものかということを再度申し上げまして、この意見書に対する反対討論とさせていただきます。
 原爆によって大変悲惨な目に遭われた方、そういう方の思いというのは十二分に察知しているところでございますけれども、本当に荷の重い今回の意見書でありました。
 以上をもちまして反対討論とさせていただきます。
○議長(原口英喜 君)
 他に討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立少数であります。よって、意見書案第1号は否決されました。
△日程第35 平成21年度継続審査意見書案第3号
○議長(原口英喜 君)
 日程第35.平成21年度継続審査意見書案第3号 中小業者の自家労賃を必要経費として認めることを求める意見書について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(原口英喜 君)
 起立少数であります。よって、平成21年度継続審査意見書案第3号は否決されました。
 暫時休憩いたします。
                午前11時25分 休憩
                午前11時32分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第36 議案第32号
○議長(原口英喜 君)
 日程第36.議案第32号 筑後市教育委員会委員の任命について上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 それでは、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第32号 筑後市教育委員会委員の任命について提案理由の説明を申し上げます。
 教育委員会委員城戸一男氏は、一身上の都合により、平成22年3月31日をもって辞職されます。その後任として高巣一規氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。
 よろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第32号 筑後市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第32号はこれに同意することに決しました。
△日程第37 議案第33号
○議長(原口英喜 君)
 日程第37.議案第33号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 議案第33号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員秋山伸也氏は、平成22年3月31日をもって任期が満了となります。その後任として、引き続き秋山伸也氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。
 よろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)

 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第33号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について、これに同意することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第33号はこれに同意することに決しました。
△日程第38 議案第34号
○議長(原口英喜 君)
 日程第38.議案第34号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 議案第34号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員津留洋子氏は、平成22年5月10日をもって任期が満了となります。その後任として、引き続き津留洋子氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。
 よろしくお願いいたします。
○議長(原口英喜 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第34号 筑後市固定資産評価審査委員会委員の選任について、これに同意することに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第34号はこれに同意することに決しました。
△日程第39 会議録署名議員の指名
○議長(原口英喜 君)
 日程第39.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第75条の規定により、3番大城敏彦議員、16番村上知巳議員を指名いたします。
 ここで、3月31日付で教育長を退任されます城戸一男教育長よりごあいさつの申し出があっておりますので、お受けいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎教育長(城戸一男 君)
 貴重な議会の時間をいただきまして、私ごときがこうして最後の物言いを言わせていただく時間をいただいたということに大変感謝申し上げながら、内心喜んでおります。
 詳しくは先ほどの一般質問で、山下議員の質問で、私の思いといたすところは長時間いただきながら大方述べさせていただきました。本来ですと、いわゆる去り行く者がここで改めてしゃべるというのはいささかと思いますが、まさに黙して語らずして、ただ消え去るのみという思いもありますが、やはり6年半という長い時間にあって、とりわけ桑野前市長、そして中村新市長を初め、特に筑後市の市役所、中でも議員の皆様方には特段の御厚誼と、また、それ以上に議会等々で何かにつけて御迷惑をかけたにもかかわらず、御寛容いただいたということに改めて感謝を申し上げたいと思います。
 思い起こしますと、最初の議会答弁で、この議会のルールも知らずに延々と1人長く答弁をいたして非常に不愉快な、あるいはお心触りを与えた向きもあろうかと思いますが、どうか去り行く者であれば御寛容をいただきたいなと思っております。
 先ほども申し上げたように、この6年半で大体所期の目標は果たしたと思っております。一応の区切りをつけさせていただきましたので、いわゆる応対辞令と出処進退、とりわけ退くに当たっては潔く引いていきたいなと思っております。
 長い間に大変議会の皆様方には何かにつけてお力添えいただき、また学校教育に向けてのお力添えについて改めて感謝を申し上げたいと思っております。ありがとうございました。
 また、市長初め執行部の皆様にも、とりわけ何もわからないままに教育長という重責に座った折に、やはり市役所には市役所のルール、しきたり、慣行等があるにもかかわらず、わがまま勝手をして大変御迷惑をかけたなと思っております。そういった点、またまたおわびを申し上げながら静かに筑後市を去りたいと思います。
 ただ、私もこの筑後市には高校時代、あるいは八女高の校長時代、そしてこの6年半という間にありましては、とりわけ筑後市にも愛着もございますし、私の菩提寺も筑後市でございますれば、今後とも何かにつけてお目触りをさせるかもしれませんけれども、この間のおつき合いということでお許しいただければありがたいなと思っております。
 どうか新しい節目、区切り、端境に向かって、新幹線駅を初め、筑後市のこれからの充実発展と、そして議員の皆様、執行部の皆様のさらなる御健勝と御活躍を祈念しながら去り行く言葉にさせていただきます。
 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(原口英喜 君)
 城戸教育長におかれましては、本当に長きにわたり教育行政に御尽力をいただき、また議会答弁も本当に丁寧に答弁をしていただきまして心からお礼を申し上げます。
 これから先、筑後市、また議会ともども御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたしまして、長きにわたるお礼の言葉にかえさせていただきます。
 以上をもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成22年3月第19回筑後市定例会を閉会いたします。
                午前11時43分 閉会



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│                                          │
│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    原 口 英 喜             │
│                                          │
│           副  議  長    島   啓 三             │
│                                          │
│           議  員(3番)   大 城 敏 彦             │
│                                          │
│           議  員(16番)   村 上 知 巳             │
└──────────────────────────────────────────┘