平成22年 9月 定例会(第22回)

              平成22年9月13日(月曜日)

                               (午前10時00分開議)


1.出席議員(18名)

    1番  島    啓 三         11番  坂 本  好 教
    2番  山 下  秀 則         12番  田 中  親 彦
    3番  大 城  敏 彦         13番  池 田  光 政
    4番  松 竹  秀 樹         14番  大 藪  健 介
    5番  佐 藤  正 利         15番  永 田  昌 己
    6番  坂 田  容 子         16番  村 上  知 巳
    7番  山 下  元 生         17番  貝 田  義 博
    8番  矢加部  茂 晴         18番  欠 番
    9番  五十嵐  多喜子         19番  原 口  英 喜
    10番  中 富  正 徳

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  北 島  鈴 美
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩
    書記    小 林  志 麻


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 中 村  征 一
    副市長                鬼 丸  則 行
    教育長                高 巣  一 規
    総務部長               木 庭  雄 二
    市民生活部長(兼人権・同和対策室長) 一ノ瀬    諭
    建設経済部長
                       西 田  正 治
    (兼水道事業事務部局建設経済部長)
    協働推進部長
                       山 口  辰 樹
    (兼男女共同参画推進室長)
    消防長                井 寺  藤 彦
    市立病院事務局長           松 竹  卓 生
    市長公室長              田 中  富士男
    総務課長               舩 橋  義 顕
    税務課長               小 田  久美男
    市民課長               山 口  朋 秀
    健康づくり課長
                       山 口  友 子
    (兼地域包括支援センター長)
    福祉事務所長             小 田  美 穂
    かんきょう課長            橋 本  國 光
    農政課長               木 本  吉 彦
    商工観光課長             高 木  正 勝
    道路・水路課長            野 田  和 孝
    都市対策課長             上 村  正 光
    上下水道課長
                       櫻 井  清 隆
    (兼水道事業事務部局上下水道課長)
    地域支援課長             城 戸  淳 一
    社会教育課長(兼中央公民館事務長)  高井良  清 美
    会計課長(兼会計管理者)       宮 原  一 壽
    学校教育課長             森 田  欣 也
    人権・同和教育課長(兼人権・同和対策室参事
                       青 木  千栄美
    兼男女共同参画推進室参事兼勤労者家庭支援施設館長)
    監査事務局長             成 清  平 和
    農業委員会事務局長          青 木  靖 文
    消防本部総務課長           佐 野  末 廣
    消防本部警防課長           吉 武  浩 治
    消防本部予防課長           山 口  清 登
    市立病院総務課長(兼病児保育施設・
                       角    敏 幸
    ちっこハウス室長兼診療情報管理室長)
    市立病院医事課長(兼健康診断室長)  小 田  昌 孝




                 議 事 日 程 第 3 号
                      平成22年9月13日午前10時開議

 第1  議案第49号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について  質疑応答
 第2  議案第50号 筑後市病児保育施設設置条例の一部を改正する条例制定について
                                     質疑応答
 第3  議案第51号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 質疑応答
 第4  議案第52号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について
                                     質疑応答
 第5  議案第53号 地方独立行政法人筑後市立病院評価委員会条例制定について
                                     質疑応答
 第6  議案第54号 平成22年度筑後市一般会計補正予算(第3号)     質疑応答
 第7  議案第55号 平成22年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
                                     質疑応答
 第8  議案第56号 平成22年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第1号) 質疑応答
 第9  議案第57号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
           1号)                       質疑応答
 第10  議案第58号 平成22年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)   質疑応答
 第11  議案第59号 平成21年度筑後市一般会計歳入歳出決算の認定について 質疑応答
 第12  議案第60号 平成21年度筑後市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
           て                         質疑応答
 第13  議案第61号 平成21年度筑後市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
                                     質疑応答
 第14  議案第62号 平成21年度筑後市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
           いて                        質疑応答
 第15  議案第63号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算
           の認定について                   質疑応答
 第16  議案第64号 平成21年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘
           定)歳入歳出決算の認定について           質疑応答
 第17  議案第65号 平成21年度筑後市市営住宅敷金管理特別会計歳入歳出決算の認定に
           ついて                       質疑応答
 第18  議案第66号 平成21年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定
           について                      質疑応答
 第19  議案第67号 平成21年度筑後市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                                     質疑応答
 第20  議案第68号 平成21年度筑後市病院事業会計決算の認定について   質疑応答
 第21  議案第69号 平成21年度筑後市水道事業会計決算の認定について   質疑応答
 第22  議案第70号 平成21年度筑後市水道事業剰余金の処分について    質疑応答
 第23  議案第71号 財産の取得について                 質疑応答
 第24  議案第72号 専決処分の承認について(平成22年度筑後市住宅新築資金等貸付特

           別会計補正予算(第1号))             質疑応答
 第25  議案第73号 平成22年度筑後市一般会計補正予算(第4号)     質疑応答
 第26  議案第74号 損害賠償の額を定めることについて          質疑応答
 第27  議案第75号 損害賠償の額を定めることについて          質疑応答
 第28  報告第4号 平成21年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況に
           ついて                       質疑応答
 第29  報告第5号 平成21年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運
           用状況について                   質疑応答
 第30  報告第6号 平成21年度健全化判断比率について          質疑応答
 第31  報告第7号 平成21年度資金不足比率について           質疑応答
 第32  報告第8号 筑後市土地開発公社の経営状況について        質疑応答
 第33  報告第9号 筑後市文化振興公社の経営状況について        質疑応答
 第34  意見書案第4号 子宮頸がんを予防するワクチン接種の公費助成及び受診率向上
             対策の充実を求める意見書について        質疑応答
 第35  諸般の報告について                       質疑応答
 第36  議長発議 特別委員会の設置について 上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第37  議案委員会付託

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                午前10時 開議
○議長(原口英喜 君)
 おはようございます。本日の出席議員は18名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第3号により行います。
 これより全議案の質疑に入ります。
△日程第1 議案第49号
○議長(原口英喜 君)
 日程第1.議案第49号 筑後市手数料条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第49号の質疑を終結いたします。
△日程第2 議案第50号
○議長(原口英喜 君)
 日程第2.議案第50号 筑後市病児保育施設設置条例の一部を改正する条例制定について、質疑ありませんか。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 「ちっこハウス」の件なんですが、事業名を変更されると。「乳幼児健康支援」という部分を「病児」というふうに、ある意味ストレートに事業名を変えるということなんですが、このちっこハウスについては次世代育成支援行動計画、今年度から5年間の後期計画に入っておりますが、後期計画の中でもより利用しやすい施設とするということを検討して、一部実施されつつあると伺っておりますが、この乳幼児から病児という、すなわち例えば対象年齢を引き上げるとかそういった意図もあるのかどうか、お教えください。
◎福祉事務所長(小田美穂 君)
 お答えをいたします。
 この事業で乳幼児の預かりを念頭に、これまで筑後市の乳幼児健康支援一時預かり事業という名称で実施をいたしておりました。これまでは、生後3カ月から小学校3年生までを対象としておりました。今度10月1日からということで、今設置要綱の一部を改正する準備をいたしておりまして、そこで生後3カ月から小学校6年生までと対象年齢を広げることにいたしました。また、施設の名称が病児保育施設でございますので、今度の事業の名称も病児一時預かり事業というふうに変えるということで提案をいたしているところでございます。
 なお、今回の変更点は対象年齢だけではなく、利用時間、受け付け時間を30分ずつ広げまして、今まで月曜から金曜までの8時から18時までお預かりしていたものを、7時半から18時30分までというふうにいたしたいと思っております。それから、昨年度の予算で感染症児の専用出入り口の設置をいたしましたので定員を4名から6名にふやす。それから、登録や申請書の様式の簡便化を図りまして、よりお預かりしやすい体制を整えたいというふうに考えているところでございます。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 対象年齢の引き上げ等を含めて、ちっこハウスの充実ということで、今回の事業名の変更が行われたと。実際の利用者も21年度については100人以上減っているということもありますけど、今の御説明はわかりました。今、申しましたけれど、順調にちっこハウスの利用者数がふえてきていたんですが、20年度が延べ485名、21年度が延べ363名ということで、昨年度については前年度以前と比べると大きく利用者数が減っているんですけど、その背景だけ最後にお教えください。利用者が減っているということは、喜ばしいことなんですけど、ちょっと急激に減っているという部分もありますんで、その部分がもしわかればお教えください。
◎福祉事務所長(小田美穂 君)
 御利用者の声をお聞きしますと、やっぱり病気のときには大変助かっているというお声をたくさんお聞きいたしますので、実際に利用人数に関しましては、それほど重篤な病状に至らなかったというふうな分析しかないかなというふうに思っております。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 ぜひ質も含めて充実強化に努めていただきたいと思います。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第50号の質疑を終結いたします。
△日程第3 議案第51号
○議長(原口英喜 君)
 日程第3.議案第51号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆12番(田中親彦 君)
 おはようございます。2点、ちょっとお尋ねいたします。
 まず最初は、屋内における燃料電池発電設備の中で、改正文言が追加となっております固体酸化物型燃料電池、こういうものが屋内におけるケースとはどんなものか、簡単で結構ですので理由を挙げていただいて説明をお願いしたいと思います。
 それともう一つは、8ページの37条の3、それと9ページの附則の中の3項といいますか3番の中で、一番最後の段にあります避難通路に面する基準、この3項の意味がなかなか条文を読んでも理解しにくいところがありますので、よかったら具体的な説明をお願いしたいと思います。
 以上です。
◎消防本部予防課長(山口清登 君)
 おはようございます。それでは、御質問の件について御説明申し上げます。
 まず、固体酸化物型燃料電池発電設備の屋内設置についてはどういうケースがあるかという御質問かと思います。
 固体酸化物型燃料電池というものは、最近実用化されたということで、まだまだ普及にはしばらくの間時間がかかるかと考えられておるところでございます。大体設置する対象物といいますか、これは目的は発電能力からいいますと数キロワットから数ミリワット程度、小規模な発電設備でございます。ということは、一般家庭向けの発電設備ということが考えられているところでございます。まだまだ実用化に向けて現在実証実験中というのが現状というような状況でございます。
 次に、37条の3の避難通路の件について御説明申し上げます。
 これは、平成20年10月に大阪市のカラオケボックスで火災があったというのが発端となっております。これについては、最近防火対象物の使用形態というのが今までになかったような使用形態ということで、個室を狭く区切った中でインターネットカフェとか漫画喫茶とか、いわゆる個室型店舗で火災が発生したということで、もちろん消防用設備については基準が強化されましたけど、建物の構造においては消防法では規制できませんので、それでは火災予防条例上で避難管理について管理しなさいということでうたうこととなったわけでございます。個室型店舗ということで、狭い空間を利用しておりますから、避難通路においてはかなりの狭隘ということで、実際大阪のカラオケボックスであった火災においてはドアが避難障害になったという検証がなされた結果、避難通路を確保しなさいということで通路が確保しない、ドアを開放した状態で避難通路が確保できない場合においてはドアを自動的に閉鎖するような機能を持たせてくださいというような改正でございます。特例としては、ドアを開放した状態でおおむね60センチ以上の通路が確保されれば、今までのを改造する必要はないというようなことで条例化されたところでございます。
 それと、もう一点は……(「一番最後の適用しないというとこは」と呼ぶ者あり)
 これは、猶予期間を設けておるわけです。既存対象物といいますか、条例施行時に既に使用されておる施設については24年3月31日までの間は、そういう措置がもし必要があるような対象物については24年3月31日までの間に改修なりしてくださいよという猶予期間を設けておるところでございます。
 以上でございます。
◆12番(田中親彦 君)
 はい、わかりました。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑は。
◆4番(松竹秀樹 君)
 今、田中議員もこの質問をされましたので、少しダブる部分があるかもしれませんが、この固体酸化物型燃料電池、これは今までのやつとどういった点が違うのかちゅうことと、火を使用するものを加えること、この意味をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
◎消防本部予防課長(山口清登 君)
 それでは、御質問の件についてお答えいたします。
 固体酸化物型燃料電池というのは、今までの燃料電池とどう違うのかという御質問かと思います。
 今までありました条例上うたっております3種類の発電設備については、固体高分子型燃料電池発電設備、燐酸型燃料電池発電設備、3つ目が溶融炭酸塩型発電設備、これの型式を分けているのはどういう部分で分けておるのかと申しますと、電解質ですね。電池には、電解質を通じてプラス・マイナス電気が流れるわけなんですけど、その電解質、マンガン電池であれば一次電池の乾電池であればマンガンの部分が電解質ということでございます。普通の二次電池というバッテリー、自動車あたりで使用されているバッテリーについては希硫酸が電解質ということになりますので、その電解質の化学物質といいますか、その部分でそういう分け方をしておるわけでございます。この化学物質というのは、ちょっと勉強不足で私はわかっておりませんけど、今回固体酸化物型の燃料電池というのは、今まで実験段階で製造されたところでございますけど、実用化に向けてめどが立ったということで今回の条例改正の中で入ってきたわけでございます。
 先ほども申したとおり、これは大体一般家庭向きに普及が想定されておるところでございまして、それぞれの電解質の性質によって大型のやつとか、中型という形で使い分けがなされておるものと考えております。
 それと、火を使用するものという部分について御質問かと思います。
 これについては、今までの燃料電池の中で構造的に説明申し上げますと、原料といいますか、発電するためには水素と酸素が必要ということで原理的には水の電気分解ですね、プラス・マイナスの両極を設けて、それに直流電流を流すと水素と酸素が発生するという、その逆の原理を利用した発電設備でございまして、水素が当然必要になってきます。酸素については、空気中の酸素を取り入れて発電するという装置でございますので、水素については一般的な燃料、LPガスとか都市ガス、それとか灯油が使用されますところでございます。それで、この灯油、LPガス、都市ガスについては、カーボンと水素の化合物ということで、組成がなっております。この水素を取り出すためには、その性質を変えるために改質機というものが必要でございます。この改質機においては、熱を加える等の措置が必要ということで、これを加熱するために火、ガスを燃やすとか、そういう機種もあるようでございます。それで、その部分で火を使用する部分とみなして、一般的にいう炉、これは火を燃やして高温を発生させるという、そういう取り扱いと同様の取り扱いをしますよということでございまして、設置場所については屋内に設置する場合は、火を使用するものの発電設備については炉の基準に従って建物の不燃化とか、そういう排気等を設けるとか、そういう部分を規定されておりますので、それに従って設置区でしてくださいよという部分でございますので、火を使用するものとしてうたい込まれたところでございます。
 以上です。
◆4番(松竹秀樹 君)
 詳しく説明いただきましてありがとうございます。
 そういった新しい家庭用の発電システムということで、非常に今後期待されるかもしれませんが、一般の通常の電力会社の電力を使った場合と、この発電システムに変えた場合、当然経済性といいますか、その辺は。わかる範囲で結構ですけど。
◎消防本部予防課長(山口清登 君)
 この装置を設置した場合のコストがどれだけかかるかっちゅうのは、今のところ私のところも把握はしておりませんけど、確かにまだ一般的に普及してない部分ということで、本体そのものもかなりの高額になろうかと思います。
 これは、国が進めております環境問題に大きな影響があります。ということで、日本国内の燃料といいますか、エネルギーの多様化という部分で国が推奨している事業でございまして、今のところ導入した企業なりの環境対応のイメージアップにつながる部分が非常に大きいということで、コスト面については電力会社から電気を買ったほうがかなりのお得というような現状でございまして、導入に関しては国の施策がどういう形で補助なりあるかと思いますけど、今のところ耐久性の問題等もございまして、実績がございませんので、今のところ一般家庭で導入するにはかなりの費用負担がかかるかと思います。コスト面については、電力会社のほうから電気を購入したほうがかなりのメリットはあります。ただ、この装置を導入したからといって、電力会社からの電力の供給は必要ないかということではありませんので、併用という形で電力会社からの電気代ちゅうのは若干下がるかと思いますけど、コスト面から考えた場合はまだまだ考える余地があるかと思います。
 以上です。
◆4番(松竹秀樹 君)
 今、説明いただきまして、まだまだコスト的には高くかかると、環境面に配慮した取り組みであるということで、説明いただきありがとうございました。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第51号の質疑を終結いたします。
△日程第4 議案第52号
○議長(原口英喜 君)
 日程第4.議案第52号 筑後市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について、質疑はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 2点ほどお尋ねをいたします。
 内容は、今の厳しい家計状況を反映をして軽減をするというそういうことですので、評価をするところでありますけども、ちょっと中身についてお尋ねをいたします。
 今回、使用日数が月にして15日未満、要するに半分ですけども、かつ基本水道利用が2分の1という、両方加味する場合に基本料金を2分の1に減額をするという内容ですが、果たして年間でどのくらいの件数が適用になるというふうに見込まれているのか、お答えを願いたいというふうに思います。
 私が想定するには、例えば長期に旅行をすると、中止ということではなかなか難しいような話も私は聞いたことあります。そういう意味では、2週間程度旅行に行くという場合に、土日祭日とかかかった場合にどういうふうに判断をされるのか、当然役所は休みになろうし、取水栓をとめるちゅうのもそう簡単にいかないというふうに思いますけども、そこら辺のぐあいはどうなっているのか、ちょっとお聞かせを願いたいというふうに思います。
◎上下水道課長(櫻井清隆 君)
 私のほうからお答えいたします。
 あくまでも平成21年度実績でございますけれども、水道栓の開閉申し込み、あれが年間約3,000件ございました。その中で、今回の基準に相当するような使用日数が15日未満、使用量が2分の1という条件に合うのが大体669件ございました。多分もう日数は閉栓、開栓の申し込みがあった分からの基準日数になると思いますけれども、使用量につきましてはあくまでも基本的に2分の1の使用量をどう判断するかというところが、ちょっとネックにはなっております。実際669件ございましたので、一件一件使用開始から月の終わりの日に見に行くのか、それとも基本的にうちがメーターの検針を行っております、あれまでの日数を割り込んで使用期間の使用量を判断するのか、ちょっとその辺は近隣等の状況を検討いたしまして、早急にでも判断基準を明確にしたいとは思っております。
 以上です。
◆17番(貝田義博 君)
 例えば、中止の場合ですが、さっきも申し上げたんですが、長期旅行の際には何日から何日までとめてくれとかちゅう、そういう要請は聞くんですか、聞かないんですか。
◎上下水道課長(櫻井清隆 君)
 基本的に中止ということはできませんけれども、長期、相当長い期間ということであれば水道栓の閉栓、しばらくは使いませんよということで元栓をとめて、お帰りになられたらまた開始と、閉栓届け、開栓届け等を出されるということも可能だと思います。ただ、その相当期間というのが、相当長い期間ということ、後は水道との協議等の中になりますけれども、そういうことでございます。
◆17番(貝田義博 君)
 以前市民からも聞いたことがあるんですよね。こういう条例上が中止というのが設けられているけども、実際はしてもらえないと、さっき言った理由で。それは、いざ開けるも使わないちゅうことでそういうものを安易に認めてしまうと、どんどん恐らくそういうのが出ていきかねないという、減収につながるわけですから、執行部としては当然そこら辺は困るちゅう事態もあるんで、ですからやっぱここの趣旨を言うならば、軽減という実態に見合って、そういう使ってない分はお支払いしなくて結構ですよという、そのもとで私は来てると思うから、そこら辺やっぱり市民側のほうにぜひ立ってもらいたいなというふうに私は思うんですね。実際、結果的にそうなったということで、適用するかしないかということでしょうけども、やはりそこら辺は市民の実情に即して、前もってそういう相談があるならば、何とかそこら辺で適用できるような方向もアドバイスしてもらわないと、後からだめですよとかちゅうのはなかなか難しい点が私はあろうと思うんで、ぜひそういうことで市民側の立場に立ってもらいたいということだけ要望して終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 水道使用料金に関して、以前私も一般質問の中でより実情に応じて水道料金を引き下げるべきだという趣旨で一般質問させていただいた経緯がありますが、今回は全国の比較的多くの自治体でも月途中の開始なり中止に伴うこういった配慮がされていると。筑後市においても今回この提案がなされたということで私も評価をしておりますが、そこで下水道の使用料に関して、現在筑後市では7立方メートルまで、7トンまで基本使用料がたしか1,400円ですが、自治体によってはこの下水道使用料についても同様に上水道と同じく月途中の開始、中止、廃止に伴うこの配慮をされてるところがあるんですが、筑後市の水道の使用料金の今回の改定に伴って、下水道使用料の件も同様に検討されたかどうか、お尋ねします。
◎上下水道課長(櫻井清隆 君)
 お答えします。
 下水道の使用料におきましては、下水道条例ができたのが18年度ぐらいだったと思いますけれども、その段階で近隣も2分の1の対処をしておりましたので、それにのっとったような形で、下水道は月半分以下の使用であれば基本料金を半額にするという対応をしております。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 失礼しました。
 ホームページのほうで条例まで見てませんでしたんで、ただホームページの部分で見て今御質問したわけですけど、ホームページのほうでもよければその旨を明記していただけたらと思います。
 以上です。
◆16番(村上知巳 君)
 水道料金の関係で、憂慮するというか、そういうことでは私はいい考えだなあと、非常にいい改正だなというふうには思いますけれども、私は今議員さん方のやりとりと、課長の答弁の中で明確にしておかなければいけないことは、この条例では「中止」という文言を使っとるですね。私は、15日以上ぐらい例えば旅行に行って使わないから、それを中止と見るのか、私の考えでは「休止」と思うんですね。例えば、1カ月のうち20日旅行に行って、居らなくても、それを中止とみなすか、私の考えでは休止と思いますが、その辺をはっきりしていないと業務上大変逆に困るだろうというふうに思いますが、その点の判断はいかがですか。
◎上下水道課長(櫻井清隆 君)
 お答えします。
 私の説明がちょっと不足しておったと思います。中止というものは、もうその建物には将来人が住まないような状況になって初めて中止の措置をしております。先ほど説明の中で申しましたが、閉栓、あれが休止状態ということでございますので、私の説明不足で大変申しわけございませんでした。
◆16番(村上知巳 君)
 だから、その辺をはっきりしてないと、私もちょっと市民の人たちに誤解を受けるようなことが生じたら困るというふうに思ったもんですから、逆に行政側の立場になって一応質問をしたわけです。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第52号の質疑を終結いたします。
△日程第5 議案第53号
○議長(原口英喜 君)
 日程第5.議案第53号 地方独立行政法人筑後市立病院評価委員会条例制定について、質疑はありませんか。
◆16番(村上知巳 君)
 市長に対して、基本的なことをちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。
 いよいよ来年の4月から独立行政法人、非公務員型の市立病院というふうに移行するように決定がなされたわけでございまして、我々もさきの4月だったと思いますけれども、臨時議会で定款の議決を一応しているところでございます。この条例を見てみますと、いわゆる独法に向けての中期目標やそういった点の計画の今作成中だろうと思います。病院側は、業務方法書、それの検討作成中だと思いますけれども、そのことに対する評価委員さんというのは、意見を聞いて原案の修正、そういうこともやる重要な役割、任務を担ってもらう方たちだろうというふうに思います。私は、市長が学識経験を有する者から5名を委嘱するというふうになっておりますが、学識を有する者というのは非常に拡大解釈すれば幅が広いように思いますけれども、一たん独法になりますとその評価委員さんというのは実績報告を見て、それを一応事情を聞くとか、あるいは業務勧告、そういうふうな重要な役割を担っていただく方々というふうに私は考えているところでございますが、だからその選任に当たっては、やはり大学の教授なり医師会の代表というか役員というか、その道に詳しい方の選任をぜひお願い、当然のことだと思いますけれども、市長の考え方についてちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。
◎市長(中村征一 君)
 おはようございます。
 議案第53号でお願いしてます筑後市立病院評価委員会の条例制定の関係でございますが、まさに今村上議員さん御指摘ありましたように、これからいよいよ来年4月に地方独立行政法人へ移行するということで、着々と準備を進めているところでございますけれども、今回お願いしてますこの評価委員の方々については、今言われたように非常に大事な役割を担っていただく方だというふうに認識をいたします。特に、病院のあり方、経営から何からきちんと評価をしていただくというための委員会です。したがって、学識経験という中でもやはり病院の経営、医療技術あるいは財務関係、そういう分野の専門知識を持たれる方をぜひこの評価委員には任命したいというふうに考えておるところでございます。そういう点では、大牟田市立病院等でもいろんな方々が評価委員になっていただいているようですので、そういったところも参考にしながら筑後市立病院の評価委員についても人選をこれから進めさせていただきたいというふうに思っています。
◆16番(村上知巳 君)
 私たちの任期は12月と定例議会では3月、それまでには計画書というのは微妙な時期になるようにスケジュール的にはなっているようでございますけれども、私の言うこれまで市立病院、本当に最近の医療改革とか医師、看護師不足等で大変な病院経営の実態というのは重要な課題だというふうに思っておりますが、今までの市立病院なんですが病院長と、いわゆる経営責任者という2本立てではどうかというふうなことも提案をさせてもらったこともありますけれども、前の溝手院長はいわゆる専門のコンサルに経営診断を願っているから大丈夫であるというふうな答弁をいただいた経緯もございます。
 しかし、これから独法になりますと私たち議会が関与するというか、かかわりというのが若干距離が置かれるというか、そういう感じがしているわけです。冒頭でも言いましたように、やはり評価委員さん方の報告書を市長が認めることによって我々議会に報告があるというふうに変わっていくんではないかと思いますから余計に心配しとるわけですね。今、市長の考えを聞いて私もありがたく思っておりますけれども、一つ我々がぜひ大事にしてもらいたいというか、考えの一つとして、今薬師寺先生が名誉院長という立場でおられます。こういう人選の選考に当たっても、経営形態の検討委員会、これもいわゆる学識とか市民公募もあったわけですね、外部の検討委員会では。しかし、今度の場合は、この評価委員というのはそれ以上に重要な役割を担ってもらうもんですから、名誉院長の薬師寺先生の考え方とか、やっぱり指導的な役割を担ってもらうというのは大変重要ではなかろうかと思いますし、市長もそういう考えではなかろうかというふうに思いますね。その点を、私は独法になったとき、むしろ薬師寺先生の名誉院長という位置づけだけなのか、それから先は市長がどういうふうに考えられるか知りませんけれども、やはり今後はスタートしますと理事長が一手に理事と監査、これが経営責任者になるわけですから、また余計に理事長は副理事を選任する権限を持つわけですね。だから、非常にそこには幅広い意見を聞くというか、今まで市立病院の実態も十二分に把握されております、大変忙しいと思いますけれども薬師寺名誉院長の意見等を十分に取り入れてもらって、市長もそういう考えだと思いますけれども。
 そうすると、もう一つはスケジュール的に理事長内定が8月いっぱいというふうになっておりますよね。大体、市長の考えも別にこの人ということは答弁しなくて結構でしょうけれども、その選任に当たっても薬師寺名誉院長あたりの意見と市長の考えとすり合わせてもらって、この理事長が決まりましたならばもうほとんど副理事長も理事長が選任をするわけですから、理事さんもですね、余計心配するわけですが、めどが立っているのかどうかも一つはよかったらお聞かせを願いたいというふうに思いますが。なぜなら、私は理事長というのは早く内定でもしてもらって、むしろ病院側の業務方法書ですかね、これにも加わってもらって、そしてさらにこの評価委員さん方の意見を尊重して原案修正があるかどうか知りませんけれども、大事な時期だと思いますけれども、以上のような観点に立って市長の考え方をお尋ねをさせていただきます。
◎市長(中村征一 君)
 それじゃあ、今お尋ねになった件についてお答えいたしますが、まず薬師寺名誉院長先生、久留米大学の学長先生ですけども、当然今回の独法化移行についてはいろいろと御相談をさせていただいてます。それで、私としてはぜひ評価委員会の委員長に薬師寺先生をお願いしたいということで一応お話し、御相談は申し上げているところでございます。
 それから、理事長の選任についてもいろいろと検討していますが、やはり我が筑後市立病院は久留米大学の教育関連病院でございますから、久留米大学の学長はもちろん、医学部長の方にもいろいろ相談を今させていただいてまして、久留米大学としてもいろいろな面で前向きに御検討いただいているという状況でございます。
◆16番(村上知巳 君)
 ありがとうございました。
 今の具体的な市長の考えを聞きまして、薬師寺名誉院長の名前まで出てきて、私も大変ありがたいなあ、いい考えだなあ、賛成というかそういう私の思いもそれに非常に強い願いがあったもんですから、あえて質問させてもらったわけでございます。
 これからは、そういったことでこの評価委員会というのは、年度がたつにして独法に移行しても、その事業の報告書に対して強い権限というか、改善命令というか、勧告ということまでできると思いますので、ぜひ今後のスケジュールに沿って独立行政法人の非公務員型ですけれども、健全経営に向けてそういう面を含めて今後市長の行政手腕に期待をいたしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はありませんか。
◆15番(永田昌己 君)
 独立地方行政法人の設立に当たっての評価委員の重要性については、今村上議員のほうから質問し、説明をいただいたところでございます。
 ただ一点だけ、評価委員が評価をすると。今改善命令というふうな話まで出たんですけれど、現在監査委員の制度っていうのが市役所にありまして、庁内にあっては行政監査もやって評価なり指導なりもやっておるし、特に企業にあっては企業監査はそういう企業のあり方、運営のあり方を的確にとらえて指導するという立場もありますが、この評価委員の持つ評価制度に対する期待するところ、市が期待するところ、また監査委員制度における監査委員に対しての監査の指摘に対しての評価する点、願う点について、どこがどう違うのか、どう期待をされておるのか、お尋ねいたします。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 地方独立行政法人市立病院においても監査というものがありまして、企業内で監査が行われていきます。ただ、財務面だけではなしに、評価委員会といいますのが指標を含めて医療全般、筑後市の医療全般を考えながら、その中で市立病院のあり方、具体的な実績、評価をしてもらうということでありますので、監査とは若干違う部分があるだろうと思います。単に、赤字を出さない、黒字を出すということだけではなく、筑後市の医療、保健の全般に向けての指導、改善などがあわせて行われるだろうと考えております。
◆15番(永田昌己 君)
 私の委員会で審議される議案でございますんで多くは語りませんが、今監査っていうのは幅広い意味での監査が要求されておりますね。経営面まで突っ込んだ監査を、ただ単に事務事業における事務数字の面だけじゃなくして、経営のあり方についても指摘ができるようになっとるわけですね。
 ただ、この評価委員に期待するところは、それを超えて医療制度のあり方とか、そういう意味まで含めるちゅうとかなりの専門職が来られるちゅうことで、この監査制度を包含して、そして大きくとらえた、これは地方独立行政法人評価委員会へは第11条で地方独立行政法人に関する法律の中で独立行政法人法という法律の中で決まっておるわけですね。だから、事務の実績に関する評価というふうになっているわけですね、仕事の中身が。事務の実績、これまことに今うちの監査委員制度の中でも事務の実績に対する評価をやっているんです。改善をやっているんです。不足のところは指摘しているんですね。非常に表面的に見ると紛らわしいんですけども、実はこの担当課がですよ、市長を初め、ここはこの人に任せると、こちらはこちらに任せるという明確なことは今考えてらっしゃいませんか、まだ漠然としたことですが。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 御指摘のように、全般的には評価委員会というのがそういう事務の部分の監査的な役割も果たしているという御指摘ですけれども、当然その部分はあるだろうと思います。今度できます地方独立行政法人の中にもまた監査がありますので、そういう部分と若干違う部分で監査の内容はあるんではないかと。具体的な内容につきましては、まだ調整中ではございますけれども、そう考えております。ただ、今回評価委員会には、特に22年度では当面中期目標、中期計画業務方法等を御審議いただくわけでありますけれども、中期目標にいたしましても具体的な小さな事務事業の部分だけではなく、やはり筑後市の全体の医療とか保健をどうやっていくかという視点で目標がつくられてくるだろうと考えております。そういう面では、もっと大きな視点に立って評価委員会は判断されるものと期待しております。
 以上です。
◆15番(永田昌己 君)
 委員会の中で議論を深めたいと思っています。
 以上です。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆3番(大城敏彦 君)
 今、村上議員、それから2人の議員のほうから委員の重要性については指摘されたとおりだと思います。
 そこで、幾つか伺いますが、その選任基準等々について、やはり今答弁もありましたように、専門的知識、財務関係の専門家だとか、あるいは医療関係とか、そういった方が委員にやはり必要だというふうには思います。ただ、この5人以内というふうにされておりますが、それ以外というか、そういった選任の委員さんを市長が委嘱するということなんですが、公募による募集等々はされないのかどうかちゅうのが一つです。
 それから、あとはこの委員会の運営に関して必要な事項を委員長が定めるというふうになっておりますが、例えばその審議内容というか、そういったことが市民に公開されるのかどうか、その点についてのみ答弁をお願いします。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 お答えします。
 今回の評価委員につきましては、先ほどから申し上げますように、かなりの専門知識を持っている方でないと非常に中身の審議は難しいだろうと思っております。筑後市は、今までいろんな審議会とかつくる場合、できるだけ公募で一般市民の方を入れようということで取り組んでまいりましたけれども、今回についてはそういうことで5人以内の部分については一定の学識、さらには知識を持った経験者で構成しようということで考えております。これにつきましては、先行した幾つかの市町村があるんですけれども、そこでも大体そのような取り扱いがされているようです。
 それから、評価委員会の審議の内容の公表ですけれども、一応きちんと議事録をつくりまして、ホームページ等で皆さん方に公開をしていくように考えております。
◆3番(大城敏彦 君)
 はい、わかりました。
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆11番(坂本好教 君)
 私が聞きたいのは、私がおかしいかもしれませんが、市民生活部健康づくり課がなぜこの庶務を携さわにゃならないのかということだけです。
◎市民生活部長(一ノ瀬諭 君)
 今の質問にお答えします。
 どこがこの評価委員会の庶務を担うかということで、けんけんがくがくの論議がありました。ただ、一点だけありますのが、医療とか保健に関する部分については、今のところ市民生活部の健康づくり課にしか、する業務がないということでありまして、庶務については健康づくり課でやりますけれども、具体的な対応については単体の課だけでは対応できませんので、全体的な財務の関係では総務課もありますし、人の関係では市長公室もありますし、全体的で対応していくようにはしております。ただ、その庶務一点だけについては、一応健康づくり課、どこかに決めなくてはなりませんので、今の市役所のシステムの中では健康づくり課がベストではありませんけれどもベターということで、健康づくり課に決定したところであります。
◆11番(坂本好教 君)
 意味はわかりましたけども、私はこの市立病院が独法になるわけですから、大変な役職であると思いますんで、基本的には総務の中で処理するべきだと思ったんで質問をさせていただきました。いろいろ検討されているようなので、これ以上言いませんけれども、ぜひこの委員会ちゅうのは非常に大事なことだと思いますんで、この選考の5人さんも含めまして市長によくよく人選をしていただくようにお願いして終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第53号の質疑を終結いたします。
△日程第6 議案第54号
○議長(原口英喜 君)
 日程第6.議案第54号 平成22年度筑後市一般会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
◆11番(坂本好教 君)
 二、三点質問させていただきます。
 まず、児童扶養手当のところで父子家庭が支給対象になったということですが、父子家庭ちゅうのは何か定義ちゅうかそういうものがあるかということと、750万円ほど予算化してありますけれども、どれくらいの人数を対象にしてあるのかということをお尋ねします。
 それから、安心こども基金事業ちゅうのは今までなかった事業なのか、新しい事業なのか、これはどういう事業をするものなのか、お尋ねします。
 それから3点目に、地球温暖化防止で太陽光発電の補助金に420万円ほど計上してありますけれども、これ1戸当たり幾らぐらいで何戸ぐらいを対象に考えてあるものかをお尋ねします。
 それから最後に、これ松竹議員がこの前一般質問をされた耕作放棄地解消対策事業、中身について私が勉強不足なんですけど簡単にお願いします。
 以上です。
○議長(原口英喜 君)
 10分間休憩いたします。
                午前11時1分 休憩
                午前11時12分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎福祉事務所長(小田美穂 君)
 失礼いたします。まず、児童扶養手当の父子家庭の要件の質問でございますのでお答えをいたします。
 支給の要件は、父子家庭が母子家庭の母が父に変わったというふうに思っていただけたらよろしいかと思いますが、お父さんが次のいずれかに該当する子供さんを監護して、かつ生計を同じくしている場合に支給ということが決まっておりまして、その子供さんの要件は父母が婚姻を解消した、離婚された子供さん。母が死亡した子供さん。母が一定程度の障害の状態にある子供さん。母の生死が明らかでない子供さん。その他母が一年以上遺棄しているとか、母が一年以上拘禁されている、母が故意によらないで懐胎した子供さんをお父さんが見ているというような状況でございます。なお、これには母子家庭の場合と同じように一定の所得による所得制限がございます。
 それから、父子家庭の申請の実態でございますが、こちらにつきましては8月から対象となりますが、9月10日現在で調べてまいりまして、11世帯、11名の方が申請をいただいております。こちらにつきましては、実数がなかなか所得制限等もございますのでつかめませんが、今後ふえてくるのではないかと思っております。
 それから、実際に母子世帯への給付もふえておりますので、今回の補正のお願いとなったところでございます。
 続きまして、子育て事業の、安心こども基金ですが、これは県のほうが基金を創設いたしまして、毎年度それぞれ単独で事業をしております。この今回お願いしてます、親子でふれあい子育て事業のイベントをお願いしておりますが、こちらは22年度限りの地域子育て創生事業に基づくものでございます。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 太陽光発電についてお答え申し上げます。
 今回の補正でお願いをしております内容につきましてですが、1戸当たりは1キロワット当たり3万円の単価で、上限が4キロワット、ですから上限で12万円という形になります。その12万円で計算をいたしますと、35件分ということで補正をお願いしておるところでございます。
 以上です。
◎農業委員会事務局長(青木靖文 君)
 耕作放棄地解消対策事業についてお答えいたします。
 一般質問で松竹議員さんからの御質問に対する御答弁の中にも若干御説明いたしましたけれど、現在今農業委員会と事務局と農政課で耕作放棄地の調査を行っておりまして、その結果を農家基本台帳や農地の所有者への通知、意向調査等を書面で行いたいと思っておりますので、その事務の補助についての臨時職員の人件費をお願いしているところでございます。
 内容につきましては以上でございます。
◆11番(坂本好教 君)
 答弁ありがとうございました。
 簡単にお尋ねしますが、先ほど言われた父子家庭の、父子家庭ちゅうも母子家庭でもあれですけど、生死が明らかでないというそういった該当者ちゅうのは筑後市もおられるんですか。
◎福祉事務所長(小田美穂 君)
 個別具体的な事案というのは、今ちょっとわかりませんけれども、実際に家を出られて残られたお父様なり、お母様なりが監護をしてらっしゃるという世帯っていうのはあると思います。
◆11番(坂本好教 君)
 大変、今母子家庭もでしょうけども、父子家庭が今11世帯もあると聞いてびっくりしておりますが、これから先もそれこそ男女平等になっておりますので、父子家庭も一緒だと思いますけれども、何かこう難しい時代だなあと非常に思っておるところでございますが、要はそこはそれで今言われたとおりだと思いますんで、これから先ぜひこういった単身といいますか、お父さんであれ、お母さんであれ、1人で育ててある家庭にはできる限りの援助をしていただければいいかなと思います。
 それから、22年度の1年限りの事業と言われましたけれども、このことしのイベントに147万円もかかる基金でありますが、例えば講師か何か雇って、こういう子育てがありますよというようなことをやられるということですか。
◎福祉事務所長(小田美穂 君)
 今回は、3月6日の日にイベントを企画いたしております。御存じの議員さんたちも多いかと思いますが、厚生労働省でことしは「イクメンプロジェクト」ということで、お父さん、お母さんすべてに子育てしやすい社会をつくろうというような決定をなされておりまして、それを応援する意味もありまして、3月6日の日にお父さんもお母さんも一緒になって参加していただけるイベントを開こうというふうに思っております。具体的には、体操のお兄さんと一緒に楽しんでいただける講演会のようなものを一式、それからふれあい動物園をサザンクスで、移動動物園をしたいなというふうに思っております。その他、それぞれの事業、それから子供服であるとか、おもちゃ、学用品等のリサイクルができるようなフリーマーケット等もできたらというふうなことで今検討中でございまして、それを含めまして今回の費用となったところでございます。
◆11番(坂本好教 君)
 ありがとうございました。
 それから、太陽光発電の35件分と言われましたけども、昨年はもう足らんやったということですかね、申し込みが頻繁にかなり多いということで補正を組んであるわけでしょう。今まで消化した分は何件ぐらいですか。
◎かんきょう課長(橋本國光 君)
 当初予算で900万円を予算化していただいておりましたが、これにつきましては想定では75件で想定しておりましたが、結果としましては4キロワット未満のものもありましたので82件が申請と交付決定をしておるところでございます。
 以上です。
◆11番(坂本好教 君)
 はい、わかりました。
 太陽光発電については、これから先大分多くなってくると思いますんでよろしくお願いしておきますし、耕作放棄地につきましては松竹議員の一般質問でもありましたんで、終わります。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 3点お尋ねします。
 まず、第2款のところの国税連携システムに関してなんですが、私も少し調べておりますが、国税である所得税と地方税である市民税のデータをインターネットでやりとりすることで、課税についての事務処理を省力化するということだそうですが、行政、特に税務課としては確かにこのことによって省力化が図られるかとは思います。また、それに向けて、来年1月に向けてその準備をされているところだとは思いますが、ここについて、それでは市民の側からいうと、この国税連携システムが構築されることでどういうことになるのか。メリットといいますか、どういうふうになるのかお教えください。それと、やはりインターネットでやりとりするということは、一つはセキュリティーの対策というのは欠かせないと思います。その対応について、ここは2点お尋ねします。
 次は、第5款の労働費のところですね。雇用創出事業なんですが、先ほど坂本議員より耕作放棄地の部分がありました。重点分野創造事業で4事業、地域人材育成事業として2事業に関して雇用創出を図ろうと、これを予算書を見ると、雇用によって当然賃金をお支払いしますが、賃金としては360万円ほど充てられております。そこでお尋ねしたいのは、それぞれの事業に何人の雇用を考えてあって、いつからいつまでなのか、教えてください。
 あと3点目は、繰越明許費の補正の元気づくり事業費に関して、これは筑後広域公園内の入浴施設及び足湯の施設の事業ですが、「今月5月25日に温泉掘削がスタートしました。」これは6月広報記事だったと思いますが、今年度中に事業を完了したいということで市の広報のほうでも書かれておりました。そこで、この進捗状況を、今年度をめどに完了できるかどうか、その状況をお教えください。
 以上です。
◎税務課長(小田久美男 君)
 1点目についてお答えします。
 賦課事務に要する経費で委託料の補正をお願いしている部分です。補正の理由なんですけれども、平成23年1月から国税連携が実施されるということで、これは全国的に実施されます。内容は、所得税の確定申告者の課税資料の受け取りが、従来紙ベースで税務署のほうから受け取っていたわけですけれども、これを電子的配信によって資料をいただくということでございます。これについては、社団法人地方税電子化協議会が運営するeLTAXを経由してということで、これは多くの市町村がこのeLTAXに加盟をしておりますけれども、これでセキュリティーが保たれるというふうに思っております。なお、本来当初予算のほうで予算化すべきでしたけれども、その時点では確定しない部分が多くて具体的な必要額がやっと最近になって示されたということで今回の補正という形になったわけでございます。なお、財源的な裏打ちとしては国のほうで交付税措置で、この部分についての費用については交付税措置がなされるというふうに聞いております。
 市民に対するメリットはあるかということですけれども、これはやっぱり所得税を中心に税の電子申告というのが今進められておりますけれども、これに向かっての一つの地ならしというふうに理解していただいていいかと思います。市税につきましても、将来的になろうかと思いますけれども、例えば償却資産の申告等は電子化ができそうに思いますんで、その市税が電子化されるということになれば、まずその辺からになろうかと思っております。
 セキュリティーにつきましては、先ほど言いましたようにeLTAXという大半の市町村が加盟しているその媒体を利用して電子で資料をもらうということですので、そこは大丈夫だというふうに思っております。
◎勤労者家庭支援施設館長(青木千栄美 君)
 それでは、私のほうからお答えいたします。
 緊急雇用創出事業につきまして、重点分野でございますが、4本事業がございます。国民健康保険税徴収促進適用適正化事業につきましては、10月15日からの雇用予定で2名を予定してます。浄化槽台帳整備事業につきまして、これも10月15日から3名を予定しております。筑後北部土地改良区内道路水路等調査事業、これは11月1日から1名、それから耕作放棄地解消対策事業、これも11月1日から1名でございます。あと、地域人材育成事業につきましては、農業担い手育成事業、これを11月1日から1名、それから介護訪問員2級課程養成研修委託事業、これも11月1日から5名の予定でございます。
 以上です。
◎商工観光課長(高木正勝 君)
 それでは、私のほうから元気づくり事業の現況についてお答えをしたいと思います。
 御質問にありましたように、5月25日から掘削の工事に入っております。掘削の工事自体につきましては、先日終了をしております。検査に今から入るところであります。どれぐらいの量が実際にあるのかという検査等をやるところで、そちらのほうの詳細につきましては最終日の全員協議会の中で御説明を、その時点では結果が出る予定ですので御説明をしたいというふうに思っております。今回、繰り越しをお願いをしている分につきましては、施設整備についてやはり今年度中の竣工のめどが難しいということですので、その部分について繰り越しをお願いをしておるところです。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 それぞれに回答ありがとうございます。
 1点目の国税連携システムの件なんですけど、課長の御説明でよくわかりました。ちょっとあわせてまた確認でお尋ねしますが、今回システム構築費用で470万円ほど、これは交付税で措置されるという説明もありましたが、この470万円なんですが、これは初期投資といいますか、あくまでも構築のための費用なんですが、ちなみに先ほど課長は本来であれば当初予算で考えておったと、いろいろ慎重にされていた経緯もあったかもしれません。お隣、広川町が当初予算でこの構築費を上げておりまして、広川が730万円上げてるんですね。筑後市は470万円程度ということで、広川町と比べると筑後市は構築費用については少ないということで、これはまあいいんですが、1回構築して保守点検等その後の費用といいますか、これはかかるのかどうか、教えてください。
 それと、あと課長のほうからこうして一つ市税の電子化が始まるといいますか、進んでいくとおっしゃいました。筑後市については、来年度からまた第5次行革、今その策定に向けて、また今議会の最終日に報告なりがありますが、来年度に向けてといいますか、そういう観点でその第5次行政改革の大綱、実施計画の部分で筑後市についても電子自治体といいますか、IT自治体、これについて言及されるかどうかということをまずお尋ねします。
◎税務課長(小田久美男 君)
 国税連携に伴う電子化の使用料につきましては、今年度で3カ月で約23万円程度見込んでおりますんで、来年度はその4倍ぐらいの使用料になるかと思います。
 それから、第5次の行革の方針策定のときに税の電子申告についての言及があるかということですが、実際国のほうのe−Taxの進みぐあいが国のほう大変力を入れてありますが、やっぱり実際に自分の家庭から申告をなされるという方々については、まだまだ少ないように思います。申告会場のパソコンを使ってとか、それから税理士さんのカードを使って申告なされる方は一定いらっしゃいますけども、自分の家庭でカードをかりて自分で入力される方というのはまだまだ少ないように感じますんで、その辺が今のは所得税について申し上げましたけれども、その辺がかなり上がらないと電子申告というのはなかなか難しいように思います。
◆8番(矢加部茂晴 君)
 よくわかりました。
 今後、費用は当然発生していくだろうと思いますが、わかりました。
 あと、残り他の2件について、雇用創出事業並びに元気づくり事業については見守っていきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆12番(田中親彦 君)
 第5款で健康づくり課長が答弁なさいました、緊急雇用創出事業の中の訪問介護員2級課程養成研修委託事業ですね。11月1日から5名と答弁なさいましたが、これは委託事業でありますので指導者が5名なのか、資格2級課程程度の養成を受けられる方が5名なのか、ちょっとこの辺の御説明をもう一度お願いしたいと思います。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 それでは、私のほうから訪問介護2級養成研修のことについてお答え申し上げます。
 この介護雇用プログラムなんですけれども、このプログラムは働きながら資格を取得するものでございまして、プログラムの参加者は介護の施設等に1年以内の雇用計画で雇われまして、その間に養成機関に通って資格を取ることができます。今回は、ホームヘルパー2級の資格取得を対象としておりますが、受講のない日、また時間は介護施設で働いている時間だけでなく、養成機関に通っている間も給与が出ることになっています。私どものほうは、市内の事業所のほうを公募いたしまして、この委託事業に参加いただける事業所を募りまして、事業所のほうがハローワークを通じて雇用をすると、そういった中で5名の雇用を予定しているところでございます。
 以上でございます。
◆12番(田中親彦 君)
 これは、新規な方をということでしょうかね。資格持ってらっしゃる方で新規な方をということなのか、教えてください。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 お答えいたします。
 現在、資格を持っていらっしゃらない方を雇い上げて、介護につきたいとおっしゃる方について、事業所で働きながらその養成部分も含めたところで給与をいただきながら資格を取ると、その後についてはそこの施設で雇われるほうもあるし、別のところに行かれることもありますけど、現在は持ってらっしゃらない方で将来介護の仕事につきたい方ということで、今回はホームヘルパー2級の資格を取得するという形になります。
◆12番(田中親彦 君)
 済いません、異業種で働きながら介護の資格を取って介護の新しい職についていきたいという方たちへの支援ですね。そういう解釈でよろしゅうございますか。よかったらもうそれで答弁要りませんので。
◎健康づくり課長(山口友子 君)
 私どものほうでは、介護施設のほうに事業を委託をする予定でございます。(「いや、資格を取りたい方で介護資格を取ったら介護施設で働きたいという人たちも対象になっているのかの確認です」と呼ぶ者あり)
 介護施設で働きたいという方に、資格を取得するためにこの事業を行うことにしております。(「わかりました」と呼ぶ者あり)
 失業者を対象にしておりますので、ハローワークを通じて雇用をいたします。
◆12番(田中親彦 君)
 今、仕事をしながらというような、資格を取得されるちゅうのは、仕事がない人たち、今ハローワークで職を探しておられる方たちが福祉施設に資格なしで勤務されながら、その施設から報酬を受けながらその研修に行って資格を取得されるというような、そういう方に対しての支援事業ですね。ということであれば、わかりました。それでいいんですよね、じゃあ結構です。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第54号の質疑を終結いたします。
△日程第7 議案第55号
○議長(原口英喜 君)
 日程第7.議案第55号 平成22年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第55号の質疑を終結いたします。
△日程第8 議案第56号
○議長(原口英喜 君)
 日程第8.議案第56号 平成22年度筑後市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第56号の質疑を終結いたします。
△日程第9 議案第57号
○議長(原口英喜 君)
 日程第9.議案第57号 平成22年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第57号の質疑を終結いたします。
△日程第10 議案第58号
○議長(原口英喜 君)
 日程第10.議案第58号 平成22年度筑後市病院事業会計補正予算(第3号)について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第58号の質疑を終結いたします。
△日程第11〜第21 議案第59号〜議案第69号
○議長(原口英喜 君)
 日程第11.議案第59号 平成21年度筑後市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第21.議案第69号 平成21年度筑後市水道事業会計決算の認定についてまでは、後日決算特別委員会にて審査を予定しておりますので、質疑は極力特別委員会でお願いし、本会議での質疑は一括質疑といたしたいと存じます。
 議案第59号から議案第69号までについて、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第59号から議案第69号までの質疑を終結いたします。
△日程第22 議案第70号
○議長(原口英喜 君)
 日程第22.議案第70号 平成21年度筑後市水道事業剰余金の処分について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第70号の質疑を終結いたします。
△日程第23 議案第71号
○議長(原口英喜 君)
 日程第23.議案第71号 財産の取得についての質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第71号の質疑を終結いたします。
△日程第24 議案第72号
○議長(原口英喜 君)
 日程第24.議案第72号 専決処分の承認について(平成22年度筑後市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号))について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、議案第72号の質疑を終結いたします。
△日程第25〜第27 議案第73号〜議案第75号
○議長(原口英喜 君)
 日程第25.議案第73号 平成22年度筑後市一般会計補正予算(第4号)から日程第27.議案第75号 損害賠償の額を定めることについてまでは、関連議案ですので一括質疑といたしたいと存じます。
 議案第73号から議案第75号までについて質疑はありませんか。
◆12番(田中親彦 君)
 これ提案理由でも事情は詳しく書いてございますので、大体損害賠償が起きた原因はわかりますが、なぜこういうことが事前に管理できないのか、管理できていればなくせる事案であったんではないかなと思うんですが、その辺について管理できるものかできないものか、お答えいただきたいと思います。
◎建設経済部長(西田正治 君)
 私のほうから説明をさせていただきたいと思います。
 今回の件につきましては、非常に申しわけなく思っておるところでございますけれども、まず現場の状況といいますか、そういうのを一定御理解をお願いをしたいということであります。この案件、提出させていただいておる市道久富大城屋本線、この部分につきましては、国土調査の関係で平成6年、7年に実施いたしました国土調査の際に、あそこはちょうど自動車学校の周辺ということで更新の手続ということで皆さんも御存じだと思いますけれども、おいでおいでされておったところでございます。
 そういった中で、非常に民地と市道との境界が不明確であったと、なかなか整理できなかったと、そういった中で平成6年、7年に国土調査を実施する中で何とか境界が関係者の御協力によって境界が決まったと。その境界が決まったのが、この事件の部分でございますけれども、鉄骨スレートぶきの車庫がございますけれども、その車庫の中に境界が、現地見ていただきますとわかりますけれども、一定市道につきましては全体的な5メーターなら5メーターをお願いしようということで、境界が国土調査の際決定したものと思っておりますけれども、その最終的に決定されたのが民地の中であったということであります。ただ、境界は決まりましたけれども、建物の物件については個人の財産でございますので、国土調査の際はすべてがそういった形になっておりますけれども、境界はここで決まっても今後建てかえられるとき、何かされるときに引いてくださいよという形での場所であったということでございます。
 そういった中で、そこの鉄骨スレートぶきの車庫の西側まではそういった支障物件がございませんでしたので、適正な維持管理ということでそこを整備し、改良を進めてきておりましたけれども、今回の賠償事件が発生したこの現場におきましては、そういう状況で路面排水先がないというような状況であったところでございます。そういった中で今回の事故が起きたということであります。ですから、舗装はしておりますけれども、道路の北側はブロック塀で高くなって北側には全く流れない、南側しか行くところはないけれども南側も民地のほうは自分のとこに路面排水が入ってくるのは嫌よということで、高くしてありますからどうしてもそういった状況であったということであります。いずれにしても、適正な管理ということを言われれば、確かに道路管理者としては、くぼ地になってその補修についても一定そこに水がたまってたのを一時的ではございましたけど放置していたということもございますので、今後はそのようなことがないように適正な迅速な維持管理に努めていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
◆12番(田中親彦 君)
 私も今、お話を聞いてわかったんですが、場所はわからんですよ、道路の補修材の油が水と一緒にたまって被害を与えたことなんでしょうが、これ以前からそういう状況であったんであれば、そこに私は車が通るときに路側帯ですか、路肩線か、ああいう道路標示でもなされば雨のときそこに入っていかないような道路標示もすることができるとは思うんですよね。雨降って水たまるところはたくさんあるんですよ。これ被害もし出られれば、すべてがこんな対応をしていただけるものであれば、市民はもう少し認識を変えて苦情なり地元から改善の要望出とるはずなんですけど、なかなかそれが行き届かずに路面が水たまり状態で放置されたところはたくさんあるんですね。
 もう今まで、私は原因は何か言ってこなかったんですけど、下水道事業で開削をやられた後、沈下して下がっておるところは恐らく2年後以降ぐらいがやっぱり表面まで影響してきますので、もう筑後市内には恐らく下水道事業をやられた跡はごまんとあるんじゃないですかね。そういうことも含めて何らか、やはり管理者であれば現状をよく把握されながら、その都度の対応は私は必要かと思うんです。簡易な水吐き的なことは、舗装カッター。道に出られる、あんなカッターでも恐らく3センチやら5センチぐらいの水たまりの水であれば構造物を設けなくても何本か入れておかれれば表面排水できると思うし、水の逃げ場はどこでもあると思うんですが、やっぱりそういう対応をされれば私はこういう被害は防げていくものと思うんです。何かそういうことに心がけて今後行かれるかどうか、そこだけちょっとお答えいただきたいと思います。
◎建設経済部長(西田正治 君)
 お答えさせていただきたいと思います。
 質問議員、今言われましたけれども、下水道の関係等につきましては質問議員のほうから再三一般質問の中で御指摘を受けながら、そういった下水道関係につきましては一定数の舗装の関係も工夫をして下がらないように、一定自然転圧を待って本補強をやるとか、その部分だけやなくて全面的に舗装の復旧をやっていくとか、そういった改善において一定対応をさせていただいておるというふうな今は状況でございます。
 先ほどから申されておりますけれども、筑後市における市道の関係でございますけれども、一定改良がかなりの年数ずっとやってきまして、非常に全市的に路面が、舗装が老朽化しておるというか、そういったクラックが入っておったり、そういったところが多く見受けられますけれども、いずれにいたしましても、今後は適正にまた苦情等については迅速な対応も含めて道路管理者として頑張っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆12番(田中親彦 君)
 終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、議案第73号から議案第75号までの質疑を終結いたします。
△日程第28 報告第4号
○議長(原口英喜 君)
 日程第28.報告第4号 平成21年度筑後市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第4号の質疑を終結いたします。
△日程第29 報告第5号
○議長(原口英喜 君)
 日程第29.報告第5号 平成21年度筑後市介護保険高額介護サービス費等資金貸付基金の運用状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第5号の質疑を終結いたします。
△日程第30 報告第6号
○議長(原口英喜 君)
 日程第30.報告第6号 平成21年度健全化判断比率について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第6号の質疑を終結いたします。
△日程第31 報告第7号
○議長(原口英喜 君)
 日程第31.報告第7号 平成21年度資金不足比率について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第7号の質疑を終結いたします。
△日程第32 報告第8号
○議長(原口英喜 君)
 日程第32.報告第8号 筑後市土地開発公社の経営状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第8号の質疑を終結いたします。
△日程第33 報告第9号
○議長(原口英喜 君)
 日程第33.報告第9号 筑後市文化振興公社の経営状況について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、報告第9号の質疑を終結いたします。
△日程第34 意見書案第4号
○議長(原口英喜 君)
 日程第34.意見書案第4号 子宮頸がんを予防するワクチン接種の公費助成及び受診率向上対策の充実を求める意見書について、質疑はありませんか。
◆1番(島啓三 君)
 済いません、提出者に何点かお伺いをさせていただきたいと思います。
 まず、2行目の真ん中ぐらいですが、「特に近年罹患者は若年化傾向にあり、20代から30代の女性のがんによる死因のトップに資するようになっている」と。これは、具体的にどうして若年化が進んだのかという部分と、いわゆる「1万5,000人の方が発病し、約3,400人の方が亡くなっている」と、これは3,400人のうちのどのくらいがこの20代から30代の方が亡くなられてるのかをお伺いしたいと思います。
 それと、4行目、「子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルスによる感染であり、このウイルス云々かんぬん」とあります。これは、どのようにしてこれを感染するのか、まず教えていただきたいと思います。
 それと、記の上の、上から3行目、「エビデンスのある予防接種は」とありますが、エビデンスっていうのは、これは日本語でいうとどう理解したらいいんでしょうか。
 以上、よろしくお願いします。
○議長(原口英喜 君)
 午後1時まで休憩いたします。
                午後0時10分 休憩
                午後1時   再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 島議員の質問に対して佐藤議員から説明をお願いいたします。
◆5番(佐藤正利 君)
 島議員から4点のことについて御質問いただきました。まず、私のわかり得る範囲でお答えをさせていただきます。
 まず、4点目のエビデンスとは何かというような質問をいただきました。これは、実効性のある、とか効果的な、ということで、そういう意味でいうことでございます。
 2点目のどのようにして感染するかという理由についてのお尋ねでございますけど、私の持ち合わせておる資料によると性交渉が主な原因というふうに言われております。
 次の1点目の若年化の理由についてお尋ねがあっておりますけど、これも私の手元の資料では健康教育に対する、あるいは性教育に関することが不足しているんじゃないかなというふうな印象を持っておるところでございます。
 次に、3,400人死亡している、その中に若年層の割合がどのくらい含まれているかというお尋ねでございましたけど、申しわけございません、この点については資料で触れておりませんのでわかりかねます。申しわけございません。
 以上でございます。
◆1番(島啓三 君)
 何点か再度質問をさせていただきたいんですが、第1点目に挙げました、特に近年罹患者は若年化傾向にあると、どうして若年化したのかというのをもうちょっと聞かせていただきたい。そうしないと議論が進まないんじゃないかなと思っております。
 それと、2点目に聞きましたどのようにして感染するのかっていうのは、いわゆる性交渉によって感染するという御答弁だったろうと思うんですよ。だとするならば、いわゆる罹患者が若年化傾向にある、その感染の原因がいわゆる性交渉によるということ、きょうはこれは意見書に対する質疑ですので教育長には聞けませんけど、いわゆるどこか性教育に関する教育がちょっとおかしいのではないかという気持ちで、私は今質問をさせていただいております。それで、そこの2点についてもう一度御答弁をお願いしたいと思います。
◆5番(佐藤正利 君)
 お答えします。
 性教育に対して、私は不足しているのではないかという御答弁を差し上げましたけど、具体的にじゃあどうなのかということについては、私も十分には承知していないところでございますけど、要は大きくとらえて健康に対する教育が不足しているのではないかなということを思っているところでございます。
 それと、罹患者は若年化傾向にあるというその理由ということでございますけど、正確な答えは持ち合わせておりません、申しわけございません。
◆1番(島啓三 君)
 正確な情報を持ち合わせていないと言われると、非常に次質問しにくいんですが、少なくとも私が勉強した範囲というんですか、本等々で学んだ範囲で言いますとどういうことかちゅうと、まず第1点目、ヒトパピローマウイルスの感染は性交渉によってしか発生しないと、これ大切なことだろうと思うんですね。
 もう一つが、実は罹患者は若年化傾向にあるということなんですね。どういうことかちゅうと、まだ性交渉に耐えられない、まだ女性としての体ができ上がっていない、いわゆる子供が性交渉をするからこのヒトパピローマウイルスに感染するちゅうことなんですよ。だから、ちょっと待ってくださいよと。ワクチンを接種するということで防げるちゅうのはよくわかります。ただ、イギリスでこれは発明された薬らしいんですが、これでもこの中に書いてあるように70%ぐらいなんですね、防止できるのが。しかし、これは書いてありませんけど、副作用もあるということも皆さん僕は知っとってもらいたいんです。
 何を言いたいかというと、このワクチン接種の公的助成だけでこの問題が解決するんではないんです。その前に、いわゆる発達段階に応じた性教育、いわゆるセックスのあり方について、これは学校内でしっかり、やっぱりセックスというのは神聖なもんなんだと、自分の体は大切にせないかんのだという教育があって、初めてこのワクチンの問題が僕は出てくるんが本当ではないのかと思っておりますけど、提出者の御意見を賜りたいと思います。
◆5番(佐藤正利 君)
 島議員さんのお話でございましたが、副作用については私は承知しておりませんでした。申しわけございません。
 それと、若年化傾向にあるのは性教育にもともと根源があるのではないかという御発言でございましたが、そのようなこともあるだろうとそのように認識いたしております。
 以上です。
◆1番(島啓三 君)
 所管の委員会でもありますから、また提出者に厚生委員会に来てもらって、お話はお聞きしたいと思いますが。
○議長(原口英喜 君)
 議論は所管の委員会でやってください。質問に対して持ち合わせてない、認識していないということでありますので、重ねても余り進展はしないかと思いますんで、所管の委員会でやってください。
◆1番(島啓三 君)
 一つだけ、また永田議員さんのほうからも質問があるようでございますけど、実はインターネット中継の中で2ちゃんねるというのがあります。御存じの方も多いと思います。この2ちゃんねるでどういうことが今飛び交っているかというと、このワクチン接種を受けたよと。だから、子宮頸がんにはならないよと、セックスオーケーよと、いわゆるセックスをあおるような文言がインターネット社会の中では飛び交ってるんですね。いわゆるフリーセックスをあおるような、助長するような。だから、私たち還暦過ぎましたけど、私たちが考えてるよりも、今の子供たちっていうのは、はるかにそういう性に関する問題でオープンになってるっていうことはかいま見ることができるんですけど、それはやっぱり問題ではないのかということだけ心配をしながら、私の質問を終わりたいと思います。
○議長(原口英喜 君)
 他に質問はありませんか。
◆15番(永田昌己 君)
 島議員が永田議員も質問するかもいうようなことですから。一、二点質問したいと思います。
 このワクチンというのは、これを投与するかどうかっていうのは非常に親御さんは心配してあるというふうに思います。12、3歳の愛娘にこういうワクチンを投入していいだろうかっていうことで心配をしてありますが、この心配に対して提出者は何か調査をされたことがあるのかどうなのか、親御さんの気持ちを調査をされたことがあるのかどうなのかというのがまずは一点です。
 それから、セクシュアルデビューという言葉が非常に今はんらんしているそうです。セクシュアルデビューという言葉を御存じかどうなのか、御存じならばその意味を説明していただきたいと思います。
 それから、ワクチンの効用なんですけれども、「ワクチン接種による子宮頸がん発生の抑制効果が70%以上であり」と、このように述べられておりますが、この専門家の説明書を見てみますと全くそうではないんですね。そこらあたりについて、そういう専門家の説明書っていうのが出ていることについて知ってあるかどうか、お尋ねもしたいと思います。
 それから、費用対効果。大変高額な薬なんですね、これは。この費用対効果についてどのようにお考えなのか、お尋ねをしたいと思います。
◆5番(佐藤正利 君)
 それでは、永田議員さんの御質問にお答えをいたします。
 ワクチン投与で心配があるが、この投与について、そのことについて調査をしたかということでございますが、申しわけありません、調査の結果も私は承知しておりませんし、そういう調査があっているかどうかということについても申しわけありません、承知しておりません。
 それから、セクシュアルデビューという言葉を知っているかということでございますけど、承知いたしておりません。
 それから、ワクチンの効果70%は疑問があるというふうに述べてありましたけど、これは私も関係団体から国のほうに御説明、要望があった資料を見ます限り70%以上の効果があるというふうに記載してありますので、そのことを述べておるところでございます。副作用の件についても、私は申しわけございません、承知しておりません。
 費用対効果についてどのくらいあるかというふうなお話でございましたが、一応私の資料では社会的損失を190億円削減できるというふうに述べておりますので、そのことを申し上げたいと思います。よろしくお願いします。
◆15番(永田昌己 君)
 市民の皆様方の心配事っていうのは、もし私が、もう私の娘は成人して結婚もして子供もおりますけどね、12歳ぐらいの娘がいるとするならば、やはりこの接種をするのにちゅうちょすると思う。インフルエンザのワクチンをするというのとちょっと違うと。今、島議員も質問されておるように、非常に性交渉の低年齢化が進んでおって、それがひょっとして打ってから免罪符的な、性交渉をやってもいいよというふうな、そういうふうな形でとられて子供たちがどうするだろうかというふうなこと。そして、副作用があったらどうなるだろうかと。いろんな形の中で心配事がある。調査ちゅうのは、そういう大げさなアンケートとかなんとかやなくして、自分がどのように親御さんの心をしんしゃくしているのかということがなからんと、なかなか子供たちを救うことはできないんじゃないかなあというふうにも思います。その点についてどうなのか。
 それと、セクシュアルデビューというのは、今もう盛んに小冊子や何かも出てから売り込みちゅうか、それがはやって、結局12歳になったら初めての性経験ができるんだよっていうような、そのことがこれに秘められておると、このワクチンにですね。だから、こういうふうなことで、どんどんどんどん雑誌が次々と製作されておると。生徒向けの漫画雑誌にもかなり出てくると、こういうふうなんでセクシュアルデビューという形で表現しておるということなんですよ。これは怖いことなんですね。こんな未成年に法律はセックスを容認しているでしょうかね。そこが問題なんです。島議員申しました、未熟な体、これを打つことによってもう子宮頸がんにならない、セックスしてもいいというような形での考え方が浸透すれば大変なことになるというふうなことです。
 それと、これ新聞による記事なんですけれども、ちょっと費用対効果まで含めて読み上げてみたいと思いますけど、「現在、日本で承認されている唯一のワクチンの専門家向け説明書によると、誕生は2007年、日本での販売開始は昨年末で、効能の欄には本剤の予防効果の持続期間は確立していないと記され、副作用の注意事項もある。日本人の場合、同剤が効果を持つのは、5ないし7割と幅があることから、ことし7月の厚生科学審議会は、費用対効果について現時点での正確な評価は難しいとの資料をまとめた」と、こう記されているんですね。はっきりしていないんです、まだまだ。7割以上じゃない、5割から7割とまちまちであって、しっかりした効果も記されていない。副作用がどれだけあるのかということもまだ明確に、あるとはわかっているけども、どういうふうな形で副作用があるかということも記されていない。注意事項が明確に記されておるということだけです。
 そういうことで、これはどうですか。拙速に走らず、十二分に事態を、研究推移を見守って、そしてやっぱ子供の命にかかわる問題ですからね、女性というこれから子供を産んで育てる特能ちゅうか、あれを持ってるね、産むという。この大事な体を守るという観点からも、拙速に走ったらいかんと思うんです。やっぱそこらあたりについての考え方をちょっと提出者、いろいろ勉強してからなされておると、これには敬意を表しますけども、そこらあたりについての考え方をいま一度お尋ねいたします。
◆5番(佐藤正利 君)
 永田議員さんのほうからいろいろと、ある意味提出者の私に御指導、御鞭撻をいただいたというふうに理解をしております。
 ワクチン投与に関して、私は調査実態があることもよく知らないと申しましたが、このことについても私なりにどういった実態があるかということを少し、できる限り調べてみたいと思っております。
 それと、拙速ではないかということで発言をいただきました。確かに、永田議員が言われることも一理あると思いますけど、このワクチンを投与しておけば将来にわたって、予防期間が確立していないというふうにもちろんおっしゃいましたけど、その確率が少しでも高ければ接種を受けてもいいのではないかなというふうにも思います。拙速ではないかなということにつきましては、国も来年度の予算の別枠の中でこの子宮頸がんを予防するワクチンについて費用を計上するというふうなお話も、たしか新聞紙上で見たように思っております。ですので、各団体が政府に求めているこの案件につきまして、今回拙速かどうかというのは私も十分にわからない中で御提案をさせていたところでございます。申しわけありません。
◆15番(永田昌己 君)
 やはりよく調べて、わからないという部分がかなりおありになったようですので、よく調べてから、私こういうふうな大事な意見書であると思います。出されることは非常に結構だと思いますけれども、よく調べてからにしていただきたいなあというふうに感じます。
 ただ、私が今読んだのは、専門家向けの説明書なんですよ。素人向けじゃないんですね。この予防ワクチンの持続期間は確立していないと、これはちょっと真剣に我々も認識するっていうか、必要があるんじゃないかな。
 それと、先ほども出ておりましたね。これをやる前に、一緒にでも構いませんよ。性の日常の規範をしっかりと身につける、この努力こそが一番大切じゃないかなと、そのことも提出者はひとつお考え願いたいなということを思って終わります。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
◆2番(山下秀則 君)
 2点ほど御質問をいたします。
 まず1点目の、具体的な要望の欄がありますけども、ここの部分で下のほうに「10歳代前半(11歳から14歳)の無料接種」というように、具体的に年齢を切られて述べられております。ここの部分は、きちっと年齢的な境界を持たれて話されてる一方、上のほうは「国による全国一律の公費負担あるいは公的医療保険制度の適用により被接種者の費用負担の軽減措置」っていうことで、ここの年齢の部分の区切りと上段の説明の部分が整合性が若干ないのではないかなというふうに考えられます。というのも、医療的に言えば日進月歩で通常私も一般質問した関係上、性交前の方々にしか効かないという話を聞いておりましたけれども、昨今では性交渉後もこのワクチンの効果があるというふうに聞いております関係上、この文言でいくとどちらを指して、どういうふうな意味合いで言われているのか、提出者の御意見を聞きたいと思います。
 もう一点目が、2番目のワクチン接種を促進し、子宮頸がん検診の受診率を向上させるためという、政府の広報活動等書いてありますけども、現在テレビCMとか、新聞広告またはラジオのCM等では盛んに広報活動、これは恐らく大多数の方が御存じのようにあります。これ以上の広報を要求されているんであれば、具体的にどういうような広報を求められているのか、その辺も含めてお伺いしたいと思います。
 以上です。
◆5番(佐藤正利 君)
 それでは、山下秀則議員からの御質問にお答えします。
 2番目のワクチン接種を促進し、子宮頸がんの受診率向上されるための広報活動としてどのようなことを考えているかということからお答えしたいと思いますけど、これは私自身は特段そのような方法論にまでは考えが至っておりません。
 1番目の御質問でありました、特に全額公費負担による10歳代前半については、この意見書の案からすると非常に重要性が高いから全額を公費で負担していただきたいということ。それと、それ以外と申しますと、それ以上ということになりますと、公的医療保険制度の適用により、例えば負担金がそこで発生するようでありましたら、その負担金の軽減を図るというようなことを述べているというふうに思っております。
 以上です。
◆2番(山下秀則 君)
 ということになると、性交渉後の方々のワクチン接種とは切り離して考えていかないといけないってことになるんでしょうか。
○議長(原口英喜 君)
 今、山下議員の質問、意味がわかってる。(「いや、ちょっと」と呼ぶ者あり)
◆2番(山下秀則 君)
 先ほど、演壇でも言いましたように、今回のこの子宮頸がんワクチンは、もともとが性交前の低年齢化の子供に対象という形で言われておりましたけれども、最近では性交後の方にもこのワクチンの効果があるというようなことはテレビ報道等でも言われておる関係上、この文言でいくとその方々まで入った意見書であるのか、そうでないのかっていうことをお聞きしているわけであります。
◆5番(佐藤正利 君)
 お答えします。
 山下議員言われました、そのことについてもこの範疇に入るものだというふうに思っております。
 以上です。
◆2番(山下秀則 君)
 そうであるならば、そういった文言を入れたほうが意見書としては僕は正統な気がするんですけども、そうでなければこの文面だけ見ると、あたかも11歳から14歳に対する全額公費負担、そしてプラス公的医療保険制度っていう二重の制度にしか見えないんですけど、その辺はもし先ほど提出者の話でよると性交後の方々まで入っているという意味合いであれば、そういった文言は入れるべきではないのかっていうふうに思いますけど、その点はいかがでしょうか。
◆5番(佐藤正利 君)
 山下議員さんの今の発言は、具体的にそういう文言を入れるべきではないかなということ発言あっておりますけど、この文言を見る限りそのことも範疇に入っとるということで先ほど申し上げましたが、そのことで十分成り立つのではないかなというふうに思いますが。
 以上でございます。
◆2番(山下秀則 君)
 わかりました。
 以上です。
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 他に質疑もありませんので、意見書案第4号の質疑を終結いたします。
△日程第35 諸般の報告について
○議長(原口英喜 君)
 日程第35.諸般の報告について、質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 質疑もありませんので、諸般の報告の質疑を終結いたします。
 暫時休憩いたします。
                午後1時30分 休憩
                午後1時31分 再開
○議長(原口英喜 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第36 議長発議
○議長(原口英喜 君)
 日程第36.特別委員会の設置についてを議題といたします。
 議案第59号(平成21年度筑後市一般会計歳入歳出決算の認定について)から議案第69号(平成21年度筑後市水道事業会計決算の認定について)までは、監査委員を除く議員全員による審査を行うため、決算特別委員会を設置し、設置期間は本年9月定例議会中といたしたいと存じます。あわせて、委員長には永田昌己議員、副委員長には大藪健介議員にお願いしたいと存じます。このことについて御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員会については原案のとおり設置することに決しました。
△日程第37 議案委員会付託
○議長(原口英喜 君)
 日程第37.議案の委員会付託を行います。
 まず、常任委員会への付託については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第59号から議案第69号までについては、お手元に配付しておりますので、決算特別委員会議案付託表のとおり付託することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原口英喜 君)
 御異議もありませんので、そのように決しました。
 以上をもちまして本日の日程をすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午後1時34分 散会