平成24年 6月 定例会(第7回)

              平成24年6月8日(金曜日)

                                (午前10時00分開会)


1.出席議員(19名)

    1番  田 中  親 彦         11番  矢加部  茂 晴
    2番  村 上  博 昭         12番  五十嵐  多喜子
    3番  近 藤  佳 治         13番  中 富  正 徳
    4番  冨 安  伸 志         14番  池 田  光 政
    5番  北 島  一 雄         15番  原 口  英 喜
    6番  貝 田  晴 義         16番  大 藪  健 介
    7番  井 星  喜 文         17番  貝 田  義 博
    8番  山 下  秀 則         18番  弥 吉  治一郎
    9番  松 竹  秀 樹         19番  坂 本  好 教
    10番  山 下  元 生

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  成 清  平 和
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者
 
    市長                    中 村  征 一
    副市長                   鬼 丸  則 行
    副市長                   松 本  恭 子
    教育長                    巣  一 規
    総務部長兼総務広報課長           木 庭  雄 二
    市民生活部長兼介護保険課長
                          山 口  朋 秀
    兼地域包括支援センター長
    建設経済部長兼水道事業事務部局建設経済部長
                          西 田  正 治
    兼農業委員会事務局長
    消防長                   佐 野  末 廣
    市長公室長                 田 中  富士男
    企画財政課長                舩 橋  義 顕
    税務課長                  木 本  吉 彦
    地域支援課長                城 戸  淳 一
    市民課長                  小 田  昌 孝
    子育て支援課長               山 口  友 子
    福祉事務所長                青 木  靖 文
    かんきょう課長兼衛生センター場長      下 川  正 弘
    健康づくり課長               橋 本  國 光
    商工観光課長                高 木  正 勝
    農政課長                  江 ア    守
    都市対策課長                下 川  尚 彦
    道路・水路課長               本 村  庄 治
    上下水道課長兼水道事業事務部局上下水道課長 櫻 井  清 隆
    会計契約課長兼筑後市会計管理者       小 田  久美男
    学校教育課長                森 田  欣 也
    社会教育課長兼中央公民館事務長
    兼勤労者家庭支援施設館長          高井良  清 美
    兼図書館事務長
    男女共同参画推進室長兼人権・同和対策室長
                          小 田  美 穂
    兼人権・同和教育課長
    監査事務局長                青 木  千栄美
    消防本部次長兼総務課長           吉 武  浩 治
    消防本部警防課長              田 中  博 文
    消防本部予防課長              北 島    満




                 議事日程第1号
                      平成24年6月8日午前10時開会・開議

● 開  会
 第1  会期の決定
 第2  永年勤続議員表彰伝達
 第3  諸般の報告
 第4  議案第29号から第37号まで及び報告第2号から報告第4号並びに議員提案(議案
     第38号)の上程、提案理由説明

     (議員互助会)

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                 午前10時 開会
○議長(坂本好教 君)
 おはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。
 これより平成24年第7回筑後市議会定例会を開会いたします。
 本日の会議は、議事日程第1号により行います。
△日程第1 会期の決定
○議長(坂本好教 君)
 日程第1.会期の決定を議題といたします。
 会期につきましては、議会運営委員会において御検討いただいておりますので、委員長より御報告をお願いいたします。
◎議会運営委員長(山下元生 君)
 おはようございます。御報告を申し上げます。
 本日招集されました第7回筑後市議会定例会の日程につきましては、去る6月1日に議会運営委員会を開催し、協議をいたしたところでございます。協議の結果、会期は本日6月8日より22日までの15日間とすることで議会運営委員会としての意見の一致を見たところでございます。議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(坂本好教 君)
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日から6月22日までの15日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月22日までの15日間と決定いたしました。
△日程第2 永年勤続議員表彰伝達
○議長(坂本好教 君)
 日程第2.永年勤続議員表彰の伝達を行います。
 去る5月23日の第88回全国市議会議長会定期総会において、永年勤続議員の表彰が行われ、本市議会より、25年以上議員の職にある者として貝田義博議員が特別表彰を受けられましたので、表彰状の伝達を行いたいと存じます。
 なお、伝達に当たっては、職員による議場内での写真撮影を事前に許可しております。
 貝田義博議員は前のほうにお進みいただきますようお願いいたします。
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                 表  彰  状
筑後市  貝 田 義 博 殿
 あなたは、市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展につくされ、その功績は特に著しいものがありますので、第88回定期総会に当たり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。
                           平成24年5月23日       
                             全国市議会議長会会長   
                                 関 谷   博  
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(拍手)
 ただいま表彰を受けられました貝田義博議員より、ごあいさつを受けたいと思います。
◆17番(貝田義博 君)
 貴重な時間をちょうだいいたしまして、ありがとうございます。
 ただいま議長から表彰いただきまして、永年勤続25年という本当に身に余る光栄と存じます。
 実は、15年表彰時にも全国市議会議長会総会に出席をさせていただきました。それから10年たったわけなんですけれども、ことし3月に私も還暦を迎えまして、議長会総会の場で改めて感慨ひとしおでございました。
 御承知のように、今、地方自治においては、昨年の東日本大震災、これを機に新たにいかなる災害からも住民の命と生活を守るという、その部面での施策が強く求められてくるようになりました。その意味では、市民の皆さんの期待にこたえられるような、そういう議会、また我々の議員活動はどうあるべきかということも改めて問われてくるんじゃないかなというふうに思います。その意味では、今回のこの表彰におごることなく、住民主人公の市政実現に向けて全力を尽くす決意であります。どうか今後ともの御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げ、お礼のあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(坂本好教 君)
 最後に、私から議会を代表しまして貝田議員に一言お祝いの言葉を申し上げたいと思います。
 貝田義博議員、長い間、筑後市議会議員として御尽力を賜り、ありがとうございました。今後とも、先輩議員として議会の円滑な運営や市民福祉を中心とした市勢発展のために御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ですけれども、お祝いの言葉にかえさせていただきます。おめでとうございました。(拍手)
 以上で表彰状の伝達を終わります。
△日程第3 諸般の報告
○議長(坂本好教 君)

 日程第3.諸般の報告をいたします。
 定期監査として、かんきょう課、健康づくり課、上下水道課(下水道事業)、介護保険課、地域包括支援センター、総務広報課、企画財政課、市長公室。例月出納検査として、平成24年1月から3月分の報告書並びに厚生委員会の視察報告書をお手元に配付いたしておりますので、御報告にかえさせていただきます。
△日程第4 議案上程・提案理由説明
○議長(坂本好教 君)
 日程第4.議案第29号から議案第37号までと報告第2号から報告第4号並びに議員提案議案第38号を上程いたします。
 まず、市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 皆さんおはようございます。
 本日ここに、第7回筑後市議会定例会の開催にあたり、議員各位のご健勝をお慶び申し上げますとともに、日頃のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 それでは、ただいま上程されました議案第29号から議案第37号まで並びに報告第2号から報告第4号までについて、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第29号 筑後市印鑑条例の一部を改正する条例制定については、住民基本台帳法の改正により、外国人住民が住民基本台帳法の適用対象となり、外国人登録法が廃止されるため、本条例中の外国人登録に係る条文を廃止し、印鑑登録方法等を整理するものであります。
 議案第30号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例制定については、暴力団員が属する世帯の者を貸与の対象者から除くよう改正するものであります。
 議案第31号 筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
 主な内容は、資産割見直しのため、国民健康保険の被保険者に係る所得割を7.6%から7.9%に、資産割を10%から5%に改正するものであります。また、後期高齢者支援金等課税額分及び介護納付金課税額分について、拠出金に見合う税収を確保するため、後期高齢者支援金等課税額分に係る所得割を2.2%から2.5%に、介護納付金課税額分に係る所得割を1.9%から2.1%に、均等割を8,000円から9,000円に改正するものであります。
 議案第32号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定については、危険物の規制に関する政令の改正により、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が消防法の第1類の危険物に追加されたため、危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準の特例等について定めるものであります。
 議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。
 今回の補正予算は、2,480万円を増額し、歳入歳出予算の総額を159億4,080万円とするものであります。
 歳出予算について申し上げます。
 第3款 国民健康保険特別会計繰出金は、国民健康保険特別会計の財政の安定化のため、国民健康保険財政調整基金へ積み立てるための財源を繰り出すものであります。
 第7款 商工費の観光事業に要する経費は、筑後七国商工観光推進協議会が実施する筑後七国スタンプラリー事業が、財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業に決定したため、同協議会への補助金を計上するものであります。
 第10款 教育費のサザンクス筑後の管理運営に要する経費は、筑後市文化振興公社が実施する文化・芸術環境づくり事業が、財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業に決定したため、同公社への補助金を計上するものであります。
 以上の経費の財源として、繰越金及び諸収入を充てております。
 議案第34号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、一般会計繰入金を財源として、財政安定化のために、国民健康保険財政調整積立基金へ積み立てるものであります。
 議案第35号 福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について申し上げます。
 主な内容は、構成市町村が負担する共通経費の人口割に係る規定について改正するもので、住民基本台帳法の改正により、外国人住民が住民基本台帳法の適用対象となり、外国人登録法が廃止されるため、外国人登録者の数の合算に係る条文を削除するものであります。
 議案第36号 専決処分の承認については、筑後市税条例の一部を改正する条例制定であります。
 筑後市税条例の一部を改正する条例制定については、平成24年3月31日に地方税法を改正する法律が公布され、4月1日から施行されたことに伴い、専決処分したものであります。
 改正の主な内容は、平成24年度の固定資産税の評価替えに伴い、土地に係る平成24年度から平成26年度までの各年度分の固定資産税の負担について調整措置を講ずること、また、固定資産税の特例措置について、国が一律に定めていた内容を地方自治体が自主的に判断し、条例で決定できる仕組みが導入されたことなどであります。
 議案第37号 専決処分の承認については、筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定であります。
 地方税法の改正に伴い、議案第36号と同様に専決処分したもので、主な内容は、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例において、東日本大震災に係る被災者居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例を設けるものであります。
 報告第2号 平成23年度筑後市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告については、住民基本台帳法の改正に伴うシステム改修事業ほか2事業の翌年度繰越額であります。
 報告第3号 平成23年度筑後市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、後期高齢者システム改修事業の翌年度繰越額であります。
 報告第4号 専決処分については、市内大字前津地内の市道欠塚新溝線と市道上原々焼却場線との交差点を走行中、道路の陥没に入ったため、アスファルト破片が跳ね上がり車両に損害を与えたもので、相手方と示談が成立し、損害賠償の額を専決処分したので報告するものであります。
 以上が議案の大要であります。慎重ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
 以上です。
○議長(坂本好教 君)
 以上で市長の提案理由の説明を終わります。
 次に、議員提案議案第38号 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、提出者の弥吉治一郎議員より提案理由の説明を求めます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を申し上げます。
 昨年4月、第29次地方制度調査会の「地方議員の定数は各地方公共団体の自主的な判断に委ねるべきで、議員数の法定上限制度も撤廃すべき」との答申を受け市町村議会議員の定数を定めた地方自治法第91条が改正されました。
 昨年4月の改正では、それまでの議員定数の上限制度が答申どおり廃止され、市町村議員の定数は「各市町村の自主的な判断」すなわち、そこに住む住民が議員の定数は自由に決めることに改正されました。このことを受け、人口48,800人の本市の議員定数はいかにあるべきか調査、検討を行いました。
 その結果、本市の人口48,800人を超える自治体の中で、本市の議員定数19人より少数の議員数により市議会を運営している自治体の議員1人あたりの平均人口数は約3,700人となっています。
 福岡県内を見ても、久留米市、北九州市、福岡市の大都市を除く25市の議員1人あたりの人口は約3,200人となっています。また、県内には人口5万人以上6万人未満の都市が小郡市など7市(159ページで訂正)ありますが、これらの市の議員1人あたりの人口は約3,000人となっており、本市の2,560人を大きく上回っています。
 本市の将来の人口目標は50,000人です。県内25市及び同規模の人口を有する県内都市の議員1人あたりの平均人口が約3,000人であることを考慮すると、本市も現在の議員定数19人を3人減らし16人とすることで、議員1人あたりの人口も県内25市平均の約3,000人となります。
 また議員定数を3人減らし16人としても議会改革先進地の事例からして地方議会が有する政策提案機能、行政の監視機能は十分発揮できると考えます。
 行財政改革がさらに必要となっている今日、実効的な行財政改革を住民の理解と協力を得て進めていくために、議会自らが率先して痛みをこらえ、定数削減を行わなければなりません。
 本議会は、議員定数の削減をはじめ、住民に開かれた議会とするため、議会の役割や議員の職務・職責を明確に定めた議会基本条例の制定などに向けて、さらに市議会の改革に邁進しなければならないことも申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(坂本好教 君)
 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                午前10時22分 散会