平成24年 6月 定例会(第7回)

              平成24年6月22日(金曜日)

                                (午前10時00分開議)


1.出席議員(19名)

    1番  田 中  親 彦         11番  矢加部  茂 晴
    2番  村 上  博 昭         12番  五十嵐  多喜子
    3番  近 藤  佳 治         13番  中 富  正 徳
    4番  冨 安  伸 志         14番  池 田  光 政
    5番  北 島  一 雄         15番  原 口  英 喜
    6番  貝 田  晴 義         16番  大 藪  健 介
    7番  井 星  喜 文         17番  貝 田  義 博
    8番  山 下  秀 則         18番  弥 吉  治一郎
    9番  松 竹  秀 樹         19番  坂 本  好 教
    10番  山 下  元 生

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  成 清  平 和
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                    中 村  征 一
    副市長                   鬼 丸  則 行
    副市長                   松 本  恭 子
    教育長                    巣  一 規
    総務部長兼総務広報課長           木 庭  雄 二
    市民生活部長兼介護保険課長
                          山 口  朋 秀
    兼地域包括支援センター長
    建設経済部長兼水道事業事務部局建設経済部長
                          西 田  正 治
    兼農業委員会事務局長     
    消防長                   佐 野  末 廣
    市長公室長                 田 中  富士男
    企画財政課長                舩 橋  義 顕
    税務課長                  木 本  吉 彦
    地域支援課長                城 戸  淳 一
    市民課長                  小 田  昌 孝
    子育て支援課長               山 口  友 子
    福祉事務所長                青 木  靖 文
    かんきょう課長兼衛生センター場長      下 川  正 弘
    健康づくり課長               橋 本  國 光
    商工観光課長                高 木  正 勝
    農政課長                  江 ア    守
    都市対策課長                下 川  尚 彦
    道路・水路課長               本 村  庄 治
    上下水道課長兼水道事業事務部局上下水道課長 櫻 井  清 隆
    会計契約課長兼筑後市会計管理者       小 田  久美男
    学校教育課長                森 田  欣 也
    社会教育課長兼中央公民館事務長
    兼勤労者家庭支援施設館長          高井良  清 美
    兼図書館事務長
    男女共同参画推進室長兼人権・同和対策室長
                          小 田  美 穂
    兼人権・同和教育課長
    監査事務局長                青 木  千栄美
    消防本部次長兼総務課長           吉 武  浩 治
    消防本部警防課長              田 中  博 文
    消防本部予防課長              北 島    満




                 議事日程第4号
                      平成24年6月22日午前10時開議

 第1  委員長審査報告
 第2  議案第29号 筑後市印鑑条例の一部を改正する条例制定について   討論採決
 第3  議案第30号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条
           例制定について                   討論採決
 第4  議案第31号 筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について  
                                     討論採決
 第5  議案第32号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 討論採決
 第6  議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)     討論採決
 第7  議案第34号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
                                     討論採決
 第8  議案第35号 福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について   討論採決
 第9  議案第36号 専決処分の承認について(筑後市税条例の一部を改正する条例制定
           について)                     討論採決
 第10  議案第37号 専決処分の承認について(筑後市国民健康保険税条例の一部を改正
           する条例制定について)               討論採決
 第11  議案第38号 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定につ
     (議員提案) いて                        討論採決
 第12  議長発議  閉会中の継続審査について              採  決
 第13  会議録署名議員の指名
● 閉  会

     (全員協議会)

      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      

                 午前10時 開議
○議長(坂本好教 君)
 おはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員長審査報告
○議長(坂本好教 君)
 日程第1.委員長審査報告を行います。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(五十嵐多喜子 君)
 おはようございます。総務文教委員会に付託されました議案の審査報告をいたします。
 議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)、第1条中歳入全部、歳出第10款について、執行部より、歳出第10款.教育費2,800千円の補正は、地域の芸術環境づくり助成事業補助金で、ミュージカル「DREAM RUSH」とアウトリーチサービスとして、小学校への演劇指導であると説明があった。委員から、小学校の指導の内容は、との質疑に、小学校から手を挙げていただき、総合学習の時間で8ないし9校を考えている。90分を1こまで218こまの予定であると答弁がありました。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第36号 専決処分の承認について(筑後市税条例の一部を改正する条例制定について)は、執行部から、地方税法の改正に伴い条例改正を専決処分したもので、3月31日公布され、4月1日に施行されたので専決処分したものであると説明があった。委員から、一般的な住宅を所有している人がどう影響を受けるのか。24年、25年ごろには限度に達するとの認識である。その後は下落があれば下がると考えていたが、影響がなければよいが、との質疑に、下落傾向なので、特例で税額を抑えていたものを廃止して、税額をふやす一面もあると答弁があった。また、他の委員から、わがまち特例の減収分について、交付税措置はどうなっているかとの質疑に、わがまち特例の交付税措置について、基準財政収入額は一定の特例割合で計算されるので、交付税には影響はしないと考える。ただ、軽減措置をすれば、その分減収となると思うと答弁がありました。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 (議員提案)議案第38号 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定については、委員に意見を問い、委員からは、16名という数字は議員1人当たり3,000名となるとの説明が提案者からなされたが、地域性もあるので、数だけではなく定数はいかにあるべきかをまず議論すべきだ。また、他の委員から、提案者は選挙のとき13人でスタートされたが、なぜ16人になったのか。市民にも影響することだから、市民の代表として、市民と行政のパイプ役として市民の意向も調査すべきであり、選挙は3年後なので、その中で方向性を出せればと思っている。総務文教委員会に付託されたので、ここで結論を出すというのは、他の議員の意見も伺っていないので荷が重い。これからしっかり検討すべき事案であると考える。また、他の委員から、唐突に出てきた。いろいろな人に聞いたが、いろんな意見があった。次の選挙からの適用だから、もう少し慎重に調査研究して結論を出してもいいのではないか、継続審査ということでお願いしたいと意見が出た。採決の結果、賛成多数で継続審査であります。
 以上で、委員会に付託になりました審査報告を終わります。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はありませんか。
◆17番(貝田義博 君)
 議員の定数の関係で、二、三点お尋ねをいたします。
 継続審査というとりあえずの結論であるようですけれども、今、中身幾つか触れられましたけれども、3年後なので今後慎重に検討をして、というふうに言われましたけれども、確かに次の選挙を考えれば、あと3年間ありますけれども、やはり次の選挙をするに当たっては、いつまでというのも私はどうかなというふうに思いますが、その点、私は本会議でも申し上げたんですけれども、一定期間継続審査をするにしても、そういうふうに設けないと、なかなかこれは難しい問題もあって簡単に結論が出ないというのもあると思いますけれども、そこら辺のところは委員会としては何らの意見も出なかったのか。とりあえず結論が出しづらいから継続審査にしたのか、もうちょっと詳しくお答えを願いたいというふうに思います。
 あと、総務だけでは荷が重いとか、しかし、ここではとりあえず総務に付託をされたんですよね。それも、全員で承認をしてそうなりました。私もこの件等についてはいろいろあれだなと。例えば、委員会付託について、3委員会の合同審査でするのか、特別委員会をつくって検討をしていくのか、いろいろあったと思うんですけれども、一たんはここで総務文教委員会に付託をしました。ならば、そこでやはり一定の議論をしてもらって結論を出してもらうということが筋だろうと思いますけれども、ちょっと私、何か責任放棄みたいにもとれるとも思うんですけれども、そこら辺は委員会としてはどのように考えておられるのか、お答えを願いたいと思います。
 以上、2点とりあえずお尋ねをいたします。
◎総務文教委員長(五十嵐多喜子 君)
 お答えいたします。
 いつまでということについては、意見が委員の中からは出ておりません。
 荷が重いということについても、委員会の中では、反論というか、委員会に賛同者が2人おられるので、反論するという立場の声もなかったところです。
◆17番(貝田義博 君)
 もう最後にしたいと思いますけれども、ちょっと私は本当に委員会でそういう深く検討がされたのかという思いがしています。やはり付託をされた以上は、そこでできる限りのことはして、いや、これでもまだ議論が足りんということで継続していくものであろうと思いますから、何かちょっとそこら辺で私は合点がいかない点がありますけれども、本当に議論は尽くされたと。だから、するならするでどういうことが課題として残っているから継続にするんだというのを明確にしておかないと、ちょっと私はいかがなものかなというふうに思うんですけれども、どうでしょうか、ちょっともう委員長のあれだけでも結構です。
◎総務文教委員長(五十嵐多喜子 君)
 お答えいたします。
 先ほど審査報告の中でも述べましたけれども、今回は数だけの問題でありますので、定数がいかにあるべきかということを議論すべきじゃないかということが先ほども述べたようにあったので、結局それで議論が進まなかったと思います。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 まず、議案第36号の審議についてお尋ねをいたします。
 委員長言われますように、この法の改正で市の条例が改正されたと。土地が下落傾向にあって、税額を抑えたというよりか、課税標準が抑えられておったと思います。それは私は本会議の中でも言いましたように、課税標準に対する負担のことを負担水準と言いますが、その水準が90%以上で筑後市がとっておる宅地については2年間その特例を廃止するけれども、2年間は継続した措置をすると、こういうようなことですから、筑後市は負担水準が90%以下の土地もかなりあると思うんですね。その土地については、90%までこの2年間上がって、26年には全体が100%になるということで本会議でも聞いておりましたが、現在90%以下の土地は、負担水準が何%から、筑後市の場合、上限が97%ぐらいと聞いておりますけれども、負担水準は筑後市にばらつきがあって、繰り返しますと、何%から何%まであって、そのうちのどの部分が90%に上がるから本会議では2,400千円余の税収が多くなると、こういうふうな説明があったと思いますが、その詳細について審査されたのか。また繰り返しになりますけれども、26年度はこの2年間で全体を90%に上げるとすると、1年間に、今言いました2,400千円、2年間ですから、24年、25年は2,400千円、しかし、26年度はそれが課税標準まで上がるとすると、宅地のみですけれども、そのときにぼっと1割程度の税収が上がると思いますが、その額がどのくらいになるのかということは審査の対象にされて全会一致で可決されたものか、その点を1点伺います。
 それから、38号ですか、議員定数の関係ですけれども、まず、地方自治法の第119条には会期不継続の原則というものがあって、その会期で出された議案についてはその会期で決をとると、これが原則というふうになっております。これは私が提案しましたけれども、これは、筑後市の会議規則にのって提案したもので、会期中に、終盤になってぽっと出したものではございません。会議規則にのっとったものであります。
 そこで、本会議で審議もされましたし、あと委員会に付託がされたと思います。委員会は6月20日と21日の2日間の日程がとられておったと思います。しかし、聞くところ、20日のもう昼飯前には委員会は終了して継続審査ということが決まったようでございます。貝田議員も言われましたとおりに、2日間十分な審査をされて、これは審査しなきゃいかんけれども、会期の日程上どうしても足らなかったと、こういうことであるならば継続審査ということもあり得ると、こういうふうに法の解釈もあります。
 そこでお聞きしたいのは、本当に20日の午前中で終わったのかということですね。時間的なことと、それから、積み残しされたといいますか、継続して審査するということは、ある項目について、こういう審査が残っておるからそれをやらなきゃいかんからということがあると思いますが、どういう項目を今後審査しようということで継続になされたものなのか。そしてまた、地方自治法の第119条等の解釈を読んでみますと、継続審査というのはもう1回だと。次の会議ですから、9月議会には結論を得ると、そういうような解釈もあるようでありますが、きょうで6月議会の会期は終わります。今後9月議会に向けて、次の閉会中の委員会の開催日時など御決定されておるのでしょうか、その点お尋ねいたします。
○議長(坂本好教 君)
 暫時休憩します。
                午前10時16分 休憩
                午前10時26分 再開
○議長(坂本好教 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎総務文教委員長(五十嵐多喜子 君)
 御答弁いたします。
 最初の市税条例の専決処分の承認についてのお尋ねの部分ですけれども、先ほど報告をしておりませんでしたけれども、さっき質問議員が90%に達していない件を言われましたけれども、それは委員の中から質問がありませんでした。本会議の中の質疑で税収が2,400千円増加するという回答が執行部のほうからあっておりましたけれども、3年後について委員から質問があっておりましたけれども、執行部のほうからは試算はしていないということで、後日回答しますという返答のみでありました。
 もう1件、継続審査をするには、短時間、半日で終わってという質問でありましたけれども、先ほど審査報告でしたとおりで、いろんな人に聞いたけれどもいろんな意見が出たのでということに尽きます。すべて報告したつもりでおります。よろしくお願いします。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 もう長く言うつもりはありませんが、この2,400千円については、じゃ、委員長にお尋ねしますが、さっき登壇して言ったように、ことしは今24年ですね、25年までは課税標準に対する負担水準が据え置かれると。90%未満のところは90%に上げられると。しかし、26年度にはこの負担水準の90%も撤廃する、これが特例の廃止ですから。そうすると、課税標準並みに100%課税になると。そのときの税額がどうなるかはまだ試算をしておらないというような答弁があったと。私は、しかし、やっぱり執行部も26年度中には、今私が言っておるように、筑後市が課税標準として決めた額に対して固定資産税率を掛けるというようなことは間違いないということの確認をされたのか。計算をしておらんということは、制度的にはそうなるというようなことも執行部が認めたこの条例改正と思いますが、その点についてはどうですか。いや、違うとりましたという話にはならんと。税額は出ておらんけれども、予想される税額の算定はしておらんけれども、制度的には今私が申したようになると、筑後市もするということで理解してよいのか、その点1点。
 それから、もう、継続審査ということについては、今言われましたけれども、貝田議員も言いましたけれども、問題があるのは、委員会も付託されておるわけですから、後で特別委員会とかどうとかじゃなくて、特別委員会をつくらやんなら委員会付託前に議長等に相談して、これは総務文教委員会では荷が重いからというようなことで、されるべきであった案件なわけです。法律もよく読んでいただくとわかるように、継続は1回というのが原則というふうになっておりますし、私が聞いたのは、審査されなかった、今後、審査する必要があるというようなことを明確にされておらないと、継続審査する意味がないわけですから、もう言いませんけれども、されておらないということであれば、私たちが反対してもこれはもう多数で継続になるでしょう。ということは、すぐにでも委員会で9月議会までに日程等を決められて、こういう項目について調査研究するというような事柄ぐらいは早急に私は決定していただいて審査を進めていただきたい、そのことを申し上げて終わります。
○議長(坂本好教 君)
 他にありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(山下秀則 君)
 それでは、厚生委員会に付託されました議案について報告をいたします。
 まず、議案第29号 筑後市印鑑条例の一部を改正する条例制定について、執行部より、住民基本台帳法が改正されたことに伴い外国人が法の対象となるため、外国人登録法が廃止されるもの。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第30号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例制定について、これは、貸与する対象世帯から、暴力団員が属する世帯の者を貸与の対象者から除くよう改正するもの。委員より、資金の利用状況について質問がありました。これに対しまして執行部より、近年は2年に一度、ないし1年に一度という状況、という答弁がありました。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第31号 筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、執行部より、国民健康保険税の医療分について、過去3年間の実績に基づき、また、資産割については廃止の方向で、という約束があるため、被保険者に係る資産割の見直しを含め、資産割を10%から5%に引き下げ、それに見合う分として、国民健康保険の被保険者に係る所得割を7.6%から7.9%に引き上げるもの。また、後期高齢者支援金等課税額分及び介護納付金課税額分について、社会保険診療報酬支払基金から納付の通知が来るが、介護分については、既に23年度に不足が生じている。24年度以降にはいずれも不足が生じる。今後3年間の拠出金に見合う税収を確保するため、後期高齢者支援金等課税額分に係る所得割を2.2%から2.5%に、介護納付金課税額分に係る所得割を1.9%から2.1%に、均等割を8千円から9千円に改正するものと説明がありました。これに対して委員より、20,000千円の繰り出しや資産割を下げたことは評価する。しかし、さらなる引き上げをすることを懸念している。また、その所得割の増減の世帯数について質問がありました。また、その後に、就学前の子供たちなどの自己負担の軽減を自治体が独自で行っているが、これについても国庫負担が減らされていると聞くが本当なのかということについて執行部より、まず、所得割の増減について、24年5月の試算段階でいうと、資産割がある世帯は3,660世帯、ない世帯が3,841世帯、減になる世帯が1,260世帯、増になる世帯は5,060世帯という説明がありました。
 また、2点目の、就学前の子の自己負担の軽減を自治体で独自で行っているということにつきましては、22年度までには国が収納率を設定して収納率に応じて調整交付金を減額するペナルティーがあったが、その後、この部分については県単位化という方針によってなくなっている。一方で、22年12月で県内の標準設定がされ、国の基準91%がそのまま使われている。これを下回ると県の調整交付金が減額されることになる。現在の収納率はこれを上回っているのでペナルティーは受けていないとの答弁がありました。他の委員より、県内で繰り入れを行っている自治体は把握しているかとの質問に対して、執行部より、県内では、春日市、宗像市、大野城市、浮羽市、筑紫野市、糸島市の6市あるとの答弁がありました。また、同委員より、後期高齢者分は制度が始まって5年経過していないのに、なぜ不納欠損が発生するのかとの質問に対しまして、執行部より、生活保護などによる執行停止や行方不明者は3年で不納欠損処理する。御指摘の分については、不納欠損総額が23年度で34,496,400円、うち後期高齢者分は73,150円である。不納欠損自体は収納努力により下がる傾向にあるとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数、原案可決であります。
 次に、議案第32号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、これは危険物に関する政令が改正されたもの。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 続きまして、議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)、第1条中歳出第3款.執行部より、国保会計の安定のため、一般会計から国保会計へ20,000千円繰り出すものとの説明に対しまして、委員より、法定内繰り出しと言うが、基金の創設や額は法で規定されているのか。また、医療分、介護分、後期高齢者の分の3つがあるが、どれに繰り出すのかとの質問に対しまして、執行部より、厚生労働省が示している通知を読む限り、法定内積み立てと理解している。額等についての指導等はない。市が単独で判断して繰り出すもの。不測の事態に備え、基金を創設するものである。医療分だけでと言ったことはなく、国保会計全般で見て不足分を生じた場合に基金から充当するとの説明がありました。また、ほかの委員より、厚労省が示している通知はいつからあるのか。保険料の安易な引き下げに充てることは想定していないとあるが、という質問に対しまして、執行部より、毎年、総務省、厚労省から年度初めに来ているが、かなり以前から来ているようだ。今回の基金を引き下げのためではなく、上げないために使うならいいのでは、とは上げるべきところを基金を使って下げるという結果になるため、法定外であると判断しているとの説明がありました。採決の結果、賛成多数、原案可決であります。
 議案第34号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、これは国保会計の安定のため、国保会計へ一般会計から20,000千円繰り入れて基金を創設するものであります。採決の結果、賛成多数、原案可決であります。
 続きまして、議案第35号 福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、これは住民基本台帳法の改正によるものであります。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第37号 専決処分の承認について(筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)、執行部より、地方税法の改正に伴い、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例について、東日本大震災に係る被災者居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例を設けるもの。3年を7年とするものとの説明がありました。採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 以上、厚生委員会に付託されました議案審査の報告といたします。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 皆さんおはようございます。建設経済委員会に付託になりました議案の審査結果報告をいたします。
 議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)、第1条中歳出第7款について、商工費の観光事業に要する経費は、筑後七国商工観光推進協議会が実施する筑後七国スタンプラリー事業が財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業に決定したため、同協議会へ補助金を計上するものである。助成事業の交付団体は市町村に限られており、協議会は助成対象団体とはならなかったため、協議会の事務局となっている筑後市が交付団体となり助成を受けるもの。助成事業は100%補助で2,000千円の交付があり、筑後市の手出しはない。事業としては、筑後七国の7市町の主要箇所にスタンプを用意し、参加者にスタンプを押してもらい、応募された中から抽せんし、景品を差し上げるという内容で、実施の時期は9月より来年の1月までを予定している。また、筑後七国の魅力、文化を地域内外に広く知ってもらおうと企画している。委員より、この事業の昨年の実績は、との質問に、執行部より、昨年はこの協議会はできておらず、筑後地域広域観光推進協議会で実施していた。昨年はスタンプを12カ所設置し、10月1日から1月9日までの期間で413人の応募があったとの答弁でした。委員より、パンフレットはどれだけつくるのか、景品は幾らかかるのかとの質問に、執行部より、景品代に400千円、残りでパンフレットは6万部つくり、これはスタンプラリーだけのパンフレットではなく、通常の観光にも使用できるパンフレットをつくる。また、のぼりやポスターをつくることとしているとの答弁でした。委員より、昨年ののぼりは使用できないのかとの質問に、執行部より、昨年ののぼりは半年以上、外にさらされているので使えない状態になっている。また、ポスターは、昨年は予算がなかったので今回つくる予定としているとの答弁でした。また、委員より、七国で協力をしないこともあると聞いているので、このスタンプラリーの件では協力することで了解をとっているのかとの質問に、執行部より、観光担当で事務連絡等で協議をしている。どこも積極的に取り組んでいるとの答弁でした。審査の結果、全員賛成にて原案可決されました。
 以上で、建設経済委員会に付託になりました議案の審査結果報告を終わります。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 以上で各常任委員会の審査報告を終結いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第2 議案第29号
○議長(坂本好教 君)
 日程第2.議案第29号 筑後市印鑑条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
△日程第3 議案第30号
○議長(坂本好教 君)
 日程第3.議案第30号 筑後市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第31号
○議長(坂本好教 君)
 日程第4.議案第31号 筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立多数であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第32号
○議長(坂本好教 君)
 日程第5.議案第32号 筑後市火災予防条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第33号
○議長(坂本好教 君)
 日程第6.議案第33号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第34号
○議長(坂本好教 君)
 日程第7.議案第34号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第35号
○議長(坂本好教 君)
 日程第8.議案第35号 福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第36号
○議長(坂本好教 君)
 日程第9.議案第36号 専決処分の承認について(筑後市税条例の一部を改正する条例制定について)討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立多数であります。よって、議案第36号は承認することに決しました。
△日程第10 議案第37号
○議長(坂本好教 君)
 日程第10.議案第37号 専決処分の承認について(筑後市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第37号は承認することに決しました。
△日程第11 (議員提案)議案第38号
○議長(坂本好教 君)
 日程第11.(議員提案)議案第38号 筑後市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定について、委員長の報告は継続審査であります。したがいまして、本案を継続審査とすることについて、討論を行います。討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告どおり継続審査とすることに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 本案を継続審査とすることについて、賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立多数でありますので、継続審査とすることは可決されました。
△日程第12 議長発議
○議長(坂本好教 君)
 日程第12.閉会中の継続審査(調査)についてを議題といたします。
 お手元に配付いたしておりますとおり、筑後市議会会議規則第93条の規定により、各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長より閉会中の継続審査(調査)の申し出があっております。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査(調査)に付することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出どおり閉会中の継続審査(調査)に付することに決定いたしました。
△日程第13 会議録署名議員の指名
○議長(坂本好教 君)
 日程第13.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、筑後市議会会議規則第75条の規定により、8番山下秀則議員、12番五十嵐多喜子議員を指名いたします。
 以上をもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成24年6月第7回筑後市議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。
                午前10時51分 閉会



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│                                          │
│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    坂 本 好 教             │
│                                          │
│           議  員(8番)   山 下 秀 則             │
│                                          │
│           議  員(12番)   五十嵐 多喜子             │
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