平成24年12月 定例会(第9回)

              平成24年12月21日(金曜日)

                                (午前10時00分開議)


1.出席議員(19名)

    1番  田 中  親 彦         11番  矢加部  茂 晴
    2番  村 上  博 昭         12番  五十嵐  多喜子
    3番  近 藤  佳 治         13番  中 富  正 徳
    4番  冨 安  伸 志         14番  池 田  光 政
    5番  北 島  一 雄         15番  原 口  英 喜
    6番  貝 田  晴 義         16番  大 藪  健 介
    7番  井 星  喜 文         17番  貝 田  義 博
    8番  山 下  秀 則         18番  弥 吉  治一郎
    9番  松 竹  秀 樹         19番  坂 本  好 教
    10番  山 下  元 生

2.欠席議員(なし)



3.本会議に出席した事務局職員

    事務局長  成 清  平 和
    庶務係長  田 中  敬 士
    書記    中 村  美 彩


4.地方自治法第121条により出席した者

    市長                 中 村  征 一
    副市長                鬼 丸  則 行
    副市長                松 本  恭 子
    教育長                 巣  一 規
    総務部長兼総務広報課長        木 庭  雄 二
    市民生活部長兼介護保険課長
                       山 口  朋 秀
    兼地域包括支援センター長
    建設経済部長兼水道事業事務部局建設経済部長
                       西 田  正 治
    兼農業委員会事務局長
    消防長                佐 野  末 廣
    市長公室長              田 中  富士男
    企画財政課長             舩 橋  義 顕
    税務課長               木 本  吉 彦
    地域支援課長             城 戸  淳 一
    市民課長               小 田  昌 孝
    子育て支援課長            山 口  友 子
    福祉事務所長             青 木  靖 文
    かんきょう課長兼衛生センター場長   下 川  正 弘
    健康づくり課長            橋 本  國 光
    商工観光課長             高 木  正 勝
    農政課長               江 ア    守
    都市対策課長             下 川  尚 彦
    道路・水路課長            本 村  庄 治
    上下水道課長
                       櫻 井  清 隆
    兼水道事業事務部局上下水道課長
    会計契約課長兼筑後市会計管理者    小 田  久美男
    学校教育課長             森 田  欣 也
    社会教育課長兼中央公民館事務長
    兼勤労者家庭支援施設館長       高井良  清 美
    兼図書館事務長
    男女共同参画推進室長兼人権・同和対策室長
                       小 田  美 穂
    兼人権・同和教育課長
    監査事務局長             青 木  千栄美
    消防本部次長兼総務課長        吉 武  浩 治
    消防本部警防課長           田 中  博 文
    消防本部予防課長           北 島    満



                 議事日程第4号
                      平成24年12月21日午前10時開議

 第1  委員長審査報告
 第2  議案第62号 筑後市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関す
           る基準等に関する条例制定について          討論採決
 第3  議案第63号 筑後市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定に
           ついて                       討論採決
 第4  議案第64号 筑後市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定に
           ついて                       討論採決
 第5  議案第65号 筑後市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制
           定について                     討論採決
 第6  議案第66号 筑後市防災会議条例及び筑後市災害対策本部条例の一部を改正する
           条例制定について                  討論採決
 第7  議案第67号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第5号)     討論採決
 第8  議案第68号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
                                     討論採決
 第9  議案第69号 平成24年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
                                     討論採決
 第10  議案第70号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
           2号)                       討論採決
 第11  議案第71号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘
           定)補正予算(第1号)               討論採決
 第12  議案第72号 平成24年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
                                     討論採決
 第13  議案第73号 市道路線の認定について               討論採決
 第14  議案第74号 財産の無償譲渡について               討論採決
 第15  議案第75号 専決処分の承認について(平成24年度筑後市一般会計補正予算(第
           4号)                       討論採決
 第16  議案第76号 福岡県市町村災害共済基金組合規約の変更について   討論採決
 第17  議案第77号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散について     討論採決
 第18  議案第78号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散に伴う財産処分について
                                     討論採決
 第19  議案第79号 八女西部広域事務組合の共同処理する事務の変更及び八女西部広域
           事務組合規約の変更について             討論採決
 第20  議案第80号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第6号)     討論採決

     (全員協議会)

 第21  議案第81号 筑後市監査委員の選任について

                         上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第22  議案第82号 筑後市公平委員会委員の選任について
                         上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第23  議案第83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
                         上程、提案理由説明、質疑応答、採決
 第24  会議録署名議員の指名
● 閉  会

     (全員協議会)

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                 午前10時 開議
○議長(坂本好教 君)
 おはようございます。本日の出席議員は19名で、定足数に達しております。
 ただいまより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、議事日程第4号により行います。
△日程第1 委員長審査報告
○議長(坂本好教 君)
 日程第1.これより各常任委員会委員長の審査報告に入ります。
 まず、総務文教委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎総務文教委員長(五十嵐多喜子 君)
 おはようございます。総務文教委員会に付託になりました議案の審査を報告いたします。 まず、議案第63号 筑後市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、委員から育児休暇取得で穴があいた部分はどう補完していくのかとの質疑に、正規職員はほとんど取得している現状もあり、取得は当たり前という雰囲気はあるので、遠慮が起こらないように運営していきたい。また、委員から給料は出るのかとの質疑に、給料は出ないが、正規職員、非常勤職員は5割ほどあるとの答弁がありました。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第64号 筑後市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について、改正内容は、これまでより職員は筑後市の職員であり、全体の奉仕者であるとともに、筑後市民の奉仕者であることの自覚を促すためのものであると説明がありました。
 委員から、改正の目的は。他の団体はどうかとの質疑に、市民の奉仕者として、より自覚を求めるため、市長の思い入れがある。他の自治体はいろんなパターンがある。近隣にはこのようなものはない。今回は、南さつま市を参考にしたと答弁がありました。また、委員から、風化しないように職員に徹底してほしいとのお願いがありました。
 宣誓をする職員の範囲はという委員の質疑に、いわゆる一般職員、正規職員、一般非常勤職員、任期付非常勤一般職員が該当するとの答弁がありました。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第66号 筑後市防災会議条例及び筑後市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定については、委員から災害対策本部に議会が関係していないが、災害対策本部に議会を入れるとか的確に情報を流すとか、どちらか検討できないかとの質疑に、災害対策本部は内部で組織している。今後、情報の提供は大事であることから、システムも含めて考えなければいけない課題と捉えていると答弁がありました。また、別の委員から、市民は議員も市職員扱いをされるので、情報提供には市職員並みに扱うべきだという意見がありました。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第67号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第5号)、第1条中、歳入全部、歳出第1款、第2款第3項.戸籍住民基本台帳費を除く、第10款、第12款、第2条中、議会だより印刷製本費、広報ちくご印刷製本費、納付書ブッキング・封入封かん作業委託料、外国指導助手業務委託料、埋蔵文化財発掘調査等事業、第3条について一括して審査をいたしました。
 委員から、財政調整基金に福岡県市町村災害共済組合の解散による精算金を入れているが、災害基金等をつくってそれに入れるべきではないか。目的がはっきりしていて使いやすいのではという質疑に、非常時のために財政調整基金を持っている。被災者の救済については、制度上の問題として対応したい。財政問題とは別であると思うという答弁がありました。
 また、委員から、要保護、準要保護が増加しているが、どのようなものに支給するのかとの質疑に、給食費、学用品費、校外活動費、修学旅行費、健診で要精密検査になった場合の再検査費がある。
 さらに、内容の充実の要望はないかとの質疑に、対象者からの具体的な要望はあっていない。当面はこれでやっていきたいとの答弁がありました。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第74号 財産の無償譲渡については、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第75号 専決処分の承認については、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第76号 福岡県市町村災害共済基金組合規約の変更については、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第77号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散について、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第78号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散に伴う財産処分について、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第80号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第6号)、第1条中、歳入全部については、採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 以上で総務文教員会に付託になりました審査の報告を終わります。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの総務文教委員長の報告について質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で総務文教委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、厚生委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎厚生委員長(山下秀則 君)
 それでは、厚生委員会に付託されました議案審査について報告を申し上げます。
 まず初めに、議案第62号 筑後市指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等に関する条例制定について、これは地域密着型サービスの運営や設備の基準等について、市町村の条例に委任されたことに伴い制定するものであります。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第65号 筑後市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について、これは市が設置する一般廃棄物処理施設における技術管理者の資格基準が条例に委任されることとなったためであります。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第67号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第5号)、第1条中、歳出第2款第3項.戸籍住民基本台帳費、第3款、第4款、第9款、第2条中、子育て支援拠点施設機械警備業務委託料、子育て支援拠点施設清掃管理業務委託料、廃プラ改修再資源化処理業務委託料について。
 委員より今回、下妻小学校から陳情が出ている学童保育について、二川からも、今後このようなことになれば、二重投資になるが、その点はまず大丈夫か。また、川と水について、今回、衛生処理センター汚泥処理地とトラックが離合できる幅員の進入路設置のための土地買収について図面等で詳細な説明を求めたい。また、坪評価として高過ぎないか。また、進入路を今回購入される相手が使うことはないのか等の質問がありました。
 これにつきまして、執行部より、二川では教育委員会と協議し、空き教室を改修することで決定している。今後は教育委員会から学校の運営に支障を来たすなどのことがあれば、再度協議することになると思う。衛生センターについて、かんきょう課長のほうから、この土地は北部第2土地改良区が非農用地設定をして現在の所有者に売却したもの。当時の単価で予算措置しているが、市の企業誘致ガイドにもこの価格で表示されている。今後、不動産鑑定士による鑑定結果を踏まえ、交渉していくことになるとの説明。また、同執行部より、今回整備する土地は、購入される企業とはフェンス等で完全に分離され、今回、買収される企業が進入路を利用されることはないという説明がありました。
 また、同委員のほうより、衛生センターの建屋の西側から侵入することはできないのかとの質問に対しまして、都市施設であるため使えないという議論が技術部門の関係部課長も入ってなされていた。議事録にも汚泥置き場や通路として使用することは目的外使用となるため、アクセス道路としてセンター南側を購入することにするとなったという説明がありました。
 また、ほかの委員より、今回、予防接種の現状と対応と、また債務負担行為の中で廃プラの回収委託料の算定根拠等、再度説明をしてほしい。広報11月号の廃プラ特集の記事からすると、年間290トンという見込みの根拠がわからないという質問がありました。
 これに対して執行部より、廃プラの実績と見込みの根拠を申し上げたい。10月までの実績では月20.195トン、前年の状況からすると1割程度ふえている。290トンについては、2割程度を見込んだもの。月当たり24.15トンの計算。質疑での答弁で不足していた部分があったので再度説明をしたい。単価については、おおむね変更はないとの答弁をしていたが、この場で訂正をさせていただきたい。圧縮梱包について、現行の4円を4.5円、運搬については3円を3.5円、再資源化は24年度予算では31円でしたが、契約実績は30円、今回の債務負担行為の計算は33円で計算をしているとの説明がありました。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第68号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、同じく議案第69号 平成24年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、また議案第70号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)は、人事異動に伴う人件費の組み替えであります。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 議案第71号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算(第1号)、今回、これは人事異動はありませんでしたが、東日本大震災における市町村共済組合の共済費に特別負担金が出ているための議案であります。
 採決の結果、全員賛成、原案可決であります。
 次に、議案第79号 八女西部広域事務組合の共同処理する事務の変更及び八女西部広域事務組合規約の変更について、議員より旧三潴町、旧城島町加入時の計算の基礎を聞きたい。
 執行部の方より、三潴町が平成2年に加入した際は、旧施設に中途加入したもの、290,000千円、根拠は旧三潴町が単独で建設した場合の試算に基づき、3億円の負担が組合から提示されているが、三潴町から10,000千円減額の申し出があった。この額で決定をしている。城島町も同様に試算されているが、結果的には八女西部の全員協議会で三潴町が払った特別過入金に物価上昇分を加味して、1割増しの335,500千円、計算根拠があるものではない。城島町は新設施設建設の計画中であったため、加入の時点から他団体と同等の負担を負っている。今回のケースは三潴町が加入したケースに該当すると思う。
 委員より、旧三潴町のケースと同じというなら、黒木町の施設を建てかえるなら、40億円から50億円はかかるだろう。昔のように燃やすだけではないのだから、仮に30億円としても、今回記されている470,000千円は問題ではないか。
 また、同委員より、千葉県のケース、佐倉市と酒々井町が構成する清掃組合に四街道市が追加加入の申し入れをしている。これについて、参考の事例を挙げられました。これは四街道市がホームページで公開している資料によると、市が考えている加入負担金は複数の案があった。建設当初から加入していたとみなして、過去に負担された建設費を案分する方法とする。これに受け入れ態勢の整備費を含めた金額を加入負担金する。また、加入負担金とは別に、当市が加入するために当たっての地元対策費につきましては、別途負担すると書いてある。算出根拠も書いてある。私が言ってきたことと同じ内容である。これが本当ではないかとの質問に対し、執行部より、三潴町の290,000千円の考え方であるが、単独の場合、10億円の単独財源が必要となる。八女西部と三潴町の確認事項として上がっている。八女西部からは3億円を提示したが、三潴町からの申し入れより10,000千円減額した経緯がある。
 また、同委員より、今回のような減価償却ということではなく、八女東部が30億円かかるなら10億円もらおうという根拠にはならない。課長はどれくらい協議にかかわってきたのか。2年かかっているはずだ。課長会ではどんな話をしていたのかとの質問に対して、平成22年11月の申し入れ以降、組合長から組合議会で加入の方向で検討するよう事務局に指示を受けている。その後、キャパの問題を、事務局を中心に課長会がかかわり、検討を行った。あわせて、この1年余り加入負担金について、さまざまな検討を行ってきた。八女西部の事務局で正副組合長会を行うなど、連携して進めてきた。全団体への説明は10月1日の八女西部議会の全員協議会で説明したという答弁がありました。
 また、同委員より、今回さまざまな検討をしたということであれば、今回の案のほかにどういう案があったのかとの質問に対しまして、近隣自治体やほかの事例を県にも紹介するなど、事務局に求めてきた。しかし、事例の把握が事務局にもできておらず、八女市としては東部に建設した場合も検討され、最終的にこの案で落ち着いたとの説明がありました。
 採決の結果、賛成多数、原案可決であります。
 以上、厚生委員会に付託されました議案審査について、報告を終了いたします。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの厚生委員長の報告について、質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で厚生委員長の審査報告を終了いたします。
 次に、建設経済委員会の審査報告を委員長にお願いいたします。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 皆さんおはようございます。建設経済委員会に付託になりました議案の審査結果報告をいたします。
 まず、議案第67号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第5号)、第1条中、歳出第6款、第7款、第8款、第11款、第2条中、駅周辺施設維持管理業務委託料、市営住宅浄化槽維持管理業務委託料について。
 青年就農給付金については、本年度より創設された就農に関する給付金である。給付内容は、研修の間、給付を受ける準備型と就農後に給付を受ける経営開始型の2つに分かれていて、準備型は45歳未満で、農外または農家の子弟であっても、親とは別の作物で研修を受ける場合、最長2年間、年額1,500千円が国より研修者へ直接給付される。当市ではこれに年額300千円上乗せし、年額1,800千円とする。
 経営開始型は45歳未満で、農外または農家の子弟であっても、親とは別の作物栽培で就農し、前年の所得が2,500千円未満であった場合、最長5年間1,500千円が市を経由して給付される。なお、夫婦で新規に就農され、家族経営協定を締結された場合は1.5倍の2,250千円が給付される。また、就農1年目については、前年の所得にかかわらず給付されるものである。
 農業者戸別所得補償制度推進事業事務費補助金については、農業者戸別所得補償制度の法人化支援において4月1日から3月10日の間に法人設立登記を行った組織に対し、登記料相当額として400千円が交付される。今年度、既に井田上、今寺、中折地の3法人が設立し、また平成25年2月までに井上が設立予定である。対象となる4組織に各400千円、計1,600千円を増額補正する。なお、財源としては全額国庫金となる。
 被災果樹、茶等改植支援事業は県の補助事業であり、7月の九州北部豪雨で被害を受けた果樹や茶等の改植に対し、新たに創設された事業である。内容としては、品目ごとに面積当たり準備単価が決められていて、当市では4戸の茶生産農家面積1万6,268平米が対象となっている。茶に対する補助単価は1平米当たり77円、対象面積1万6,268平米により1,253千円を計上するものである。すべて県費補助となる。
 活力ある高収益型園芸産地育成事業については、果樹、野菜及び茶等を対象とした県の補助事業である。当事業に新たに3団体及び3認定農業者が採択となったので、補助金額21,631 P.129 千円を増額計上するものである。すべて県費補助である。
 園芸施設、災害復旧支援事業は7月の九州北部豪雨で被害を受けた農業用施設や農業機械等を対象とし、新たに創設された国・県の補助事業である。補助率については、国10分の3以内、県2分の1以内であり、県の補助対象とあわせて国の対象となる場合は、補助金が上乗せされるものである。この財源としては、国庫金6,485千円、県費13,301千円である。市の持ち出しはない。
 集落基盤整備事業費負担金は、県営集落基盤整備事業の事業推進に伴い、県事業負担金を増額するもの。
 土木費の山ノ井長浜線改良事業に要する経費、富安村内竹延線改良事業に要する経費、市道赤坂療養所線改良事業に要する経費は、事業進捗を確実なものにするため、平成25年度予定の社会資本整備総合交付金事業を前倒しして実施するものである。
 下水道事業特別会計繰出金は、水洗化と排水設備工事費補助金及び職員人件費の増に伴い、繰出金を増額するものである。
 第2条中、駅周辺施設維持管理業務委託料は、羽犬塚駅横の公衆トイレと筑後船小屋駅の在来線と新幹線の間にある公衆トイレの新年度の清掃業務などの維持管理を今年度より業者選定をするため、債務負担行為をするものである。
 市営住宅浄化槽維持管理業務委託料も、新年度開始前に業者選定をすることになるので、債務負担行為を計上しているものである。
 委員より、就農しない場合はどうなるのかとの質問に、筑後市で就農しないことになった場合、国から支給となる1,500千円は、日本国内どこでも就農可能なのでそのままだが、市の上乗せ300千円は返還してもらうことになるとの答弁がありました。
 また、委員より、就農助成で国庫金対象外となった2名のその理由を知りたいとの質問に、当初の受け入れ段階では中身がまだよくわからなかった。緊急雇用事業で県に問い合わせると、5名は恐らく大丈夫だろうとの回答だった。しかし、9月26日に通知があり、過去に研修生と先生との間に雇用契約があった者に対しては、対象外とするとの答弁がありました。
 審査の結果、全員賛成で原案可決されました。
 次に、議案第72号 平成24年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、水洗化と排水設備工事費補助金の増額並びに人事異動による職員人件費予算の組み替えである。水洗化と排水設備工事費補助金については、当初、申請件数を117件、補助金額10,958千円試算し、予算計上していたが、11月末現在、申請件数105件、補助金9,399千円となっている。予算残額が1,559千円である。前年までの実績と照らし合わせると146件の見込みとなり、不足分3,700千円の増額をするもの。財源としては、繰入金と繰越金とを充当させていただきたい。
 審査の結果、全員賛成で原案可決されました。
 次に、議案第73号 市道路線の認定について。市道路線の認定については、県管理道路の移管並びに道路の寄附に伴うものである。14路線については、筑後市認定基準により、新規に6路線を認定するものである。また、関連して市道の起終点を7路線に変更を行うものである。また、同認定基準の附則により、新規に1路線を認定するものである。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決されました。
 議案第80号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第6号)、第1条中、歳出全部については、九州北部豪雨により農業用施設の若菜堰が被災し、来年の稲作における用水に多大な影響を及ぼすことが明白となったので、緊急的、応急的に農業用施設災害復旧事業の工事請負費21,000千円を計上するものである。若菜堰は県営河川山ノ井川に設置されており、7月の九州北部豪雨災害時の洪水により、当該扉体などに過剰な負荷がかかり、転倒堰の操作が不能となっている。
 豪雨後に、地元行政区により報告を受け、水稲収穫後の10月下旬より施設の調査にかかる費用負担について、地元関係者と協議を行い、負担の同意を得た。11月に業者による本格的な調査を実施、12月にその調査結果と概算修理費用について、業者から報告や説明を受けた。報告内容としては、堰の扉体がほとんど作動せず、大規模な修繕が必要なこと。原因としては、7月の九州北部豪雨による過剰な負荷が主要因として考えられる。この堰の受益地は若菜区など6行政区に及び、かんがい受益面積約190ヘクタールを抱える重要な農業用施設であり、農業生産の維持及び農業経営の安定を図るためには、本格的な修繕が必要と考えている。
 また、河川管理者である福岡県により、出水期までに堰の改修を行うように指示が出ているので、応急的な修繕が必要である。本格的な修繕には多額の費用が必要であり、補助事業の活用を検討していきたいと考えている。しかし、補助事業の実施までには相当な期間を要するため、来年度に水稲の作付ができること。また、出水期までに堰の改修が必要であり、必要最小限の緊急的応急工事を実施するものである。
 委員より、本格復旧には幾らかかるのか。その場合、地元負担はまた発生するのかとの質問に、執行部より本格復旧には50,000千円以上かかると聞いている。市の条例によれば、地元負担金は20%発生するとの答弁がありました。
 また、委員より地元負担は重くならないようにお願いするとの要望も出ました。
 審査の結果、全員賛成にて原案可決されました。
 以上、建設経済委員会に付託されました議案の審査結果報告を終わります。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの建設経済委員長の報告について質問はありませんか。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 2点お尋ねいたします。
 私の認識が違っていたら訂正してもらっていいですが、1つは債務負担行為の説明だったと思いますが、市営住宅のし尿浄化槽の維持管理業務を入札というような報告があったようですが、どういう入札がされておるのか。
 これは昔はといいますか、数年前までは債務負担行為ではなかったと、こう思いますが、どうして──私の聞き違いなら訂正してもらっていいですけれども、このあたりをもう一回、説明をいただきたいと思います。
 それから、若菜堰の関係です。報告の中で堰の言葉がちょっとわかりません。扉体がほとんど作動せずというような文言があったと思いますが、それはどういうことなのか。そうするとまた、今回の補正は21,000千円で、これが応急的な処理で来年の稲作を可能にするための応急と、本格復旧には50,000千円と。私は21,000千円で、もう修理ができるものだと、こういうふうに思っておりましたが、どういう修理を21,000千円もかけて、また何年後には50,000千円で本格修理というふうになると思いますが、そのあたりの説明をお願いしたいと思います。
○議長(坂本好教 君)
 暫時休憩します。
                午前10時38分 休憩
                午前10時40分 再開
○議長(坂本好教 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 今、2点質問いただきました。最初の市営住宅浄化槽維持管理業務委託料、この債務負担行為を計上していると、これについての説明は具体的にはありませんでしたので。
 それと、堰が作動しないということはどういうことかということでしたが、堰がそのままで動かないということです、どういうことかというのはですね。
 もう1つの応急処置と、なぜ21,000千円かかると。それもどういう修理をするのかということですが、その修理の内容については私もわかりません。21,000千円かかるという業者の見積もりでございますし、そういったことでございます。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 じゃ、浄化槽の維持管理の業務委託から聞きますが、1,536千円で上がっておりますが、余り説明がなかったと、それは審査をしとらんということじゃないですか。説明を聞いておらんという委員長の説明がありましたが、それはどういうことですか。審査されておらんのですか。
 この市営住宅の対象はどこですか。入札の方法はどういうふうにされる。市営住宅といっても一般的にはかなりあります。玄ヶ野から高銭野、久富、常用、鶴田、それに新しいところでは古島かな、そういうかなりありますが、この浄化槽を一括して入札と、こう言われたでしょう。どういう入札をされるのかですね。ただ単に、入札じゃなくて業務委託するものか。委員長は入札するための債務負担だと、そういうふうに言われましたから、それはどういった入札をされるんですか。今言いましたように、もっとほかに市営住宅は、あ、ありますね、二本松もありますね、二本松。そいけん、私が今、頭に浮かぶところで今言いましたように、玄ヶ野からずっと高銭野、久富、常用、鶴田、二本松、井田か、古島に立ちましたから、このことがありますが、一括してされるわけですか、どうでしょうか。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 今、質問を幾つか言われましたけれども、建設経済委員会としては、その入札のこととか、そういったことについては全然話は出ておりませんし、話し合いもしておりませんので、先ほど報告したとおりでございます。(発言する者あり)
◆18番(弥吉治一郎 君)
 私の聞き違いでなければ、ちょっとメモしておりますけれども、市営住宅のし尿浄化槽の維持管理の入札というふうに言われましたから、聞き違いであると困るから、私はもう一回、委員長報告のそのくだりを報告してくれと、こういうふうに求めたわけですね。それから始めたわけです。なぜかというと、私は入札でやるべきだと思いますが、浄化槽とか家庭のあれも一緒ですけれども、公共下水以外のところは地域割というものがあって、これはくみ取りですけれども、業者が地域割されておると。
 私はもう持論として、地域割であっても維持管理については入札ですべきだということをずっと唱えておりまして、市役所も今、公共下水に入っておると思いますが、何年かは入札がされたという経緯があるわけです。それが市営住宅を全部入札というような行為がされるようになったのか。入札となれば、市内にはくみ取り業者さんだけではなくて、くみ取りをしておらない管理専門の業者もおるわけですね。そういう方まで入れて入札が行われるものかどうかというのをお聞きしたいわけですよ。ですから、当初、委員長報告で言われたものをもう一回、そのくだりを読み上げてみてください。
○議長(坂本好教 君)
 暫時休憩します。
                午前10時52分 休憩
                午前10時57分 再開
○議長(坂本好教 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 先ほどの入札のことについて質問をずっとされましたけれども、先ほども言いましたように、入札という言葉はどこにも入っておりませんし、言ってもおりませんので。
 じゃ、先ほどのところを再度読み上げたいと思いますが、第2条中のところです。「駅周辺施設維持管理業務委託料は、羽犬塚駅横の公衆トイレと筑後船小屋駅の在来線と新幹線の間にある公衆トイレの新年度の清掃業務などの維持管理を今年度より業者選定をするに当たり債務負担行為をするものである。」次ですね。「市営住宅浄化槽維持管理業務委託料も新年度開始前に業者選定をすることになるので、債務負担行為を計上しているものである。」
 以上です。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 わかった。じゃ、入札じゃないなら、どういう業者選定をするんですか。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 業者選定はどういう業者選定をするのかということですが、そのことについても具体的な話は出ておりませんし、協議もしておりません。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 協議がなかったとを聞いたって一緒でしょうから、それはもうなかったらなかったで、質問も意見も当局の説明も、それ以上はなかったという理解でいいんですか。業者選定をするというだけで、あとは一切しておらないと。大体、執行部は本会議では言わんけれども、委員会では言うわけですね。全くそれ以外のことは説明を受けていないということでいいんですか。
 それと若菜堰の関係、堰の、私の耳が悪いのか、「扉体がほとんど作動せず」というふうに言われましたが、それは何のことかですね。この応急処理というのは、今回の21,000千円とはどういうことをするんですか。今、可動堰ですから考えられることは、私はこういうふうに思っておりました。補正予算が出たときには、来年の田植えの前には堰に水をためにゃいかんわけですね。ということは、大雨のときに、可動堰ですから上の水圧で堰が自動的に倒れると。今、倒れたままの状態だろうと思うんですよ。それを引き上げると、水を堰上げにゃいかんわけですから。それが、どこか壊れておると。今度は何かで、ジャッキか何かで堰を立ち上げて、つん張るというですかね、四方向というですか、その堰の下流側につん張り棒か何かをすると、そのくらいの工事なもんですから。いや、本復旧なら、あと50,000千円ぐらいかかると、こう言われたでしょう。今回も農家負担を2割ですから4,200千円かな、こうせにゃいかん。その次、50,000千円ということになりますと、2割で10,000千円とかいう負担が出てくるわけですからね。どういうことをするために20,000千円という金額は、かなりの金額じゃろうと、こう思うわけですよ。ただ堰を応急的に1年の水をためるだけならば、ジャッキか何かで、大きいトラックジャッキで今倒れておるのを下にすいて立ち上げて、堰上げて、それを倒れんように何かしとけば、水圧がかかっても、それに耐え得るものを、つん張り棒みたいなものをしておけばもてる。そして、本格復旧をするというふうにせんと、農家負担ばっかりふえますから、どういうふうなことをされるんでしょうか。21,000千円の工事の内容というのは、それも全然説明を受けんなり、質問もないなりですか。
◎建設経済委員長(松竹秀樹 君)
 今2点だったと思いますが、最初のやつは業者選定ですね。それも先ほど言ったとおりで、それ以外にはありません。
 それと応急工事の21,000千円、どういった内容の工事かということだったと思いますが、話の中で出たのは、ああいった汚泥とかそういうのがたまったり、そういうのによる何かシリンダーが曲がったとか、そういったことによる操作不能といいますか、そういうことを聞いております。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 もう余りわからんごたるから聞きません。
○議長(坂本好教 君)
 時間になりましたので、10分間だけ休憩します。
                午前11時3分 休憩
                午前11時12分 再開
○議長(坂本好教 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 他に質問はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質問もありませんので、以上で建設経済委員長の審査報告を終了いたします。
 以上で各委員会の審査報告を終結いたします。
 これより全議案の討論、採決に入ります。
△日程第2 議案第62号
○議長(坂本好教 君)
 日程第2.議案第62号 筑後市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等に関する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第62号は可決されました。
△日程第3 議案第63号
○議長(坂本好教 君)
 日程第3.議案第63号 筑後市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定制ついて討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第64号
○議長(坂本好教 君)
 日程第4.議案第64号 筑後市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第65号
○議長(坂本好教 君)
 日程第5.議案第65号 筑後市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第65号は可決されました。
△日程第6 議案第66号
○議長(坂本好教 君)
 日程第6.議案第66号 筑後市防災会議条例及び筑後市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第67号
○議長(坂本好教 君)
 日程第7.議案第67号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第5号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第68号
○議長(坂本好教 君)
 日程第8.議案第68号 平成24年度筑後市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
△日程第9 議案第69号
○議長(坂本好教 君)
 日程第9.議案第69号 平成24年度筑後市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第70号
○議長(坂本好教 君)
 日程第10.議案第70号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第71号
○議長(坂本好教 君)
 日程第11.議案第71号 平成24年度筑後市介護保険特別会計(地域包括支援センター事業勘定)補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
△日程第12 議案第72号
○議長(坂本好教 君)
 日程第12.議案第72号 平成24年度筑後市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
△日程第13 議案第73号
○議長(坂本好教 君)
 日程第13.議案第73号 市道路線の認定について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
△日程第14 議案第74号
○議長(坂本好教 君)
 日程第14.議案第74号 財産の無償譲渡について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
△日程第15 議案第75号
○議長(坂本好教 君)
 日程第15.議案第75号 専決処分の承認について(平成24年度筑後市一般会計補正予算(第4号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第75号は原案のとおり承認されました。
△日程第16 議案第76号
○議長(坂本好教 君)
 日程第16.議案第76号 福岡県市町村災害共済基金組合規約の変更について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第77号
○議長(坂本好教 君)
 日程第17.議案第77号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
△日程第18 議案第78号
○議長(坂本好教 君)
 日程第18.議案第78号 福岡県市町村災害共済基金組合の解散に伴う財産処分について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
△日程第19 議案第79号
○議長(坂本好教 君)
 日程第19.議案第79号 八女西部広域事務組合の共同処理する事務の変更及び八女西部広域事務組合規約の変更について討論はありませんか。
◆18番(弥吉治一郎 君)
 議案第79号 八女西部広域事務組合の共同処理する事務の変更及び八女西部広域事務組合規約の変更に反対の立場で討論をいたします。
 本案は八女市合併前の旧黒木町、旧上陽町、旧矢部村及び旧星野村が共同運営していたごみ処理施設が老朽化したため、ごみ処理施設を閉鎖し、この2町2村のごみ処理を八女西部広域事務組合が所有運営するクリーンセンター・リサイクルプラザ等で処理するため、同一部事務組合の規約の変更を同組合の構成団体の一員である筑後市議会の承認を求める議案であります。
 私は今般、提案されている八女西部広域事務組合規約の第3条の表の改正、別表第14条の規定による可燃ごみ、不燃ごみ等の処理に関する維持管理を含めた処理等の人口比をもとにした負担割合の変更に異を唱えるものではありません。問題にされねばならないのは、附則の2です。旧黒木町、旧上陽町、旧矢部村、旧星野村が新規加入するために、八女市が八女西部広域事務組合に支払う特別負担金の470,000千円についてであります。
 本案の審議経過で明らかになったのは、旧三潴町が平成2年に加入したときの特別負担金が290,000千円余であります。これは旧焼却炉の使用期間は8年間という時期の特別加入負担金です。その後、平成10年には旧城島町が追加加入していますが、このとき旧焼却炉の使用期間は、わずか2年の使用期間、それでも城島町は330,000千円の特別加入金を払っております。言いかえれば、城島町は老朽化した旧焼却炉を2年間使わせてもらうのに330,000千円を払い、その後、新設され平成12年から稼働運転を始めた現在の施設建設には、筑後市などと同様、建設費総額125億円、この金額を一般財源比率、平均45%に直した金額56億円に及ぶ建設費を構成団体の人口比で負担しています。これは旧三潴町も同様であります。
 今回、八女市が支払うとされている特別加入負担金は旧城島町、旧三潴町が八女西部広域事務組合に加入したときの特別負担金からしても、また人口約2万人規模の団体の新規加入負担金にしては不当に安過ぎるものであります。最大の問題は、今回の特別負担金の中の既存施設使用権利取得分として算出されている398,000千円余について、でたらめな、根拠なき算出式による計算がなされていることであります。すなわち施設使用権利取得に対する負担金の積算の根拠が示されておりますが、施設の価値を固定資産減価償却後の残存価格として考えると書かれております。この残存価格についても、平成12年に運転を開始してから今日までの12年間の新たな投資、機械設備の増加や更新分などが加算されていません。
 このことも問題ですが、最大の誤り、でたらめは、固定資産の残存価格に一般財源比率を乗じた算式をつくっていることです。初期投資がトータルで125億円余、平成24年まで10年分の固定資産の減価償却累計額が37億円余であります。これを差し引いた現時点での八女西部広域事務組合の固定資産の残存価格87億円余としております。施設の価値を固定資産減価償却後の残存価格として考えるということなら、この残存価格87億円余に人口比による持ち分割合、平均10%になりますが、これを乗じて得た額、870,000千円を既存施設使用権利取得分とせねばならないところを、言葉は悪いが、無能としか言いようがありませんが、先ほど述べましたように、現時点、平成24年の残存価格87億円に一般財源比率、平均で45%乗じている。ここに同席されている執行部の皆さんも、後でぜひこのことのばかさ、無能さ、愚かさを検証してみてください。
 そこで一般財源比率とは何かということですが、これは構成団体の市や町が起債、いわゆる借金をして施設などを建設した場合、建設する施設にもよりますが、建設補助金や起債の元利償還金の半分、2分の1など、地方交付税交付金として自治体に交付しますので、これらを差し引いた金額、施設建設の総額に対し、自治体が実際に持ち出した金額の比率割合のことですから、これは先ほど申し述べました八女西部広域事務組合が市施設建設に投じた総額120億円のうち、構成団体が実際に持ち出した金額を見るときに使われる比率で、この施設の建設でいうなら、総工事費120億円掛ける0.45──総建設費125億円の45%に当たる約56億円が構成団体の手出し分ということで、言いかえれば建設費の総額に対する自治体負担金の比率ですから、今回のように現時点の固定資産の残存価格に、この一般財源比率を乗じるなど、理にかなうことではありません。新規加入分の既存施設使用権利取得分の算式に、残存価格に一般財源比率を乗じて算出された権利取得負担金の提案を認めたら、議会にチェック機能、検証機能がないことを認めることになります。
 また、他の議員からも指摘されました旧黒木町など2町2村が追加加入するために新たに発生する地元対策費の40,000千円は、原因者負担の原則からして八女市が別途負担すべきです。本案はさきの全員協議会で出されましたこのような意見、指摘も改善されず提案をされています。今回の提案は文書でも残されます。後世に我々は禍根を残すことになり、さらに筑後市に不利益を与える提案でありますので、反対すべきものであることを申し上げ、討論といたします。
○議長(坂本好教 君)
 賛成討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 反対討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。
△日程第20 議案第80号
○議長(坂本好教 君)
 日程第20.議案第80号 平成24年度筑後市一般会計補正予算(第6号)について討論はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 討論もありませんので、採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
    〔賛成者起立〕
○議長(坂本好教 君)
 起立全員であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
                午前11時30分 休憩
                午前11時35分 再開
○議長(坂本好教 君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第21 議案第81号
○議長(坂本好教 君)
 日程第21.議案第81号 筑後市監査委員の選任についてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 議案第81号 筑後市監査委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。
 監査委員山口哲司氏は、平成24年12月31日をもって任期が満了します。その後任として、引き続き山口哲司氏を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしくお願いをいたします。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第81号 筑後市監査委員の選任について、これに同意することに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第81号はこれに同意することに決しました。
△日程第22 議案第82号
○議長(坂本好教 君)
 日程第22.議案第82号 筑後市公平委員会委員の選任についてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 議案第82号 筑後市公平委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。
 公平委員会委員松岡英機氏は、平成25年1月21日をもって任期が満了します。その後任として引き続き松岡英機氏を選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしくお願いいたします。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第82号 筑後市公平委員会委員の選任について、これに同意することに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第82号はこれに同意することに決しました。
△日程第23 議案第83号
○議長(坂本好教 君)
 日程第23.議案第83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを上程いたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(中村征一 君)
 議案第83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。
 人権擁護委員森山早苗氏は、平成25年3月31日をもって任期が満了します。その後任として、引き続き森山早苗氏を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。よろしくお願いいたします。
○議長(坂本好教 君)
 ただいまの市長の説明について質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 質疑もありませんので、お諮りいたします。議案第83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、これに同意することに御異議はございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本好教 君)
 御異議なしと認めます。よって、議案第83号はこれに同意することに決しました。
△日程第24 会議録署名議員の指名
○議長(坂本好教 君)
 日程第24.会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第75条の規定により、2番村上博昭議員、10番山下元生議員を指名いたします。
 以上をもちまして日程の全部を終了いたしました。
 これにて平成24年12月第9回筑後市議会定例会を閉会いたします。
                午前11時41分 閉会


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│          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          │
│                                          │
│                                          │
│           議     長    坂 本 好 教             │
│                                          │
│           議  員(2番)   村 上 博 昭             │
│                                          │
│           議  員(10番)   山 下 元 生             │
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