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トップページ>市政情報>広報・広聴>筑後市に住む「移住・定住情報」>筑後市空き家見学バスツアー 実施レポート

筑後市空き家見学バスツアー 実施レポート

更新日 2020年03月13日

筑後市の住環境を知る!

image004.png 地方創生の観点から、人口減少に歯止めをかけ、筑後市への移住のきっかけ作りのために、また、近年問題になっている空き家対策の一環として、遊休資産である空き家を紹介し、興味を持ってもらうため「筑後市空き家見学バスツアー」を平成27年12月6日(日)に実施しました。

 移住先を検討している人や空き家に興味がある人など、募集人数を大きく上回る応募があり、その中から抽選で総勢20人の方が参加されました。

 今回実施したツアーの状況や、参加者の生の声をご紹介いたします。

 

 

バスツアーの実施状況

今回のツアー行程は次のとおり。空き家物件を中心とした内容です!  

   WS000000.JPG

 

ツアー当日の実施風景

image0032.pngツアー当日、参加者はJR博多駅に集合し、実際に新幹線つばめに乗車して筑後市まで来ていただきました。「乗車時間はわずか25分!」 あっという間です。(新幹線の写真はイメージです!当日はくもりだったため、晴天の時はこんな感じです。) 

 

「筑後船小屋駅」は、新幹線の駅で唯一、公園の中にある駅です。

(出発するとしばしトイレ休憩がないため、皆様ここでお手洗いへ!) 

 

image0032.png出発前に「筑後市長」からあいさつ!

「久留米絣」のジャケットを着用しての登場となりました。参加者の皆様へ、参加のお礼と筑後市のPRを熱弁して頂きました。

 

市長は多忙のため、ここで退席となり、バスツアーは出発しましたダッシュ(走り出すさま) 

 

市長の部屋(リンク) 

image0022.png去年に引き続きバスガイドを務めたのは、「地域おこし協力隊」の芝田隊員です。

芝田さんも筑後市に惚れて移住したひとりです。 ツアー参加者へ、筑後市のスポット情報や筑後市に関する小ネタなどをおもしろく解説してもらいました。

こちらも、衣装は筑後市の特産品である「久留米絣」で出来た作務衣です。

 

そして、バスが動き出してすぐ筑後市のPR開始。実は、駅のすぐ横が福岡ソフトバンクホークスのファーム球場建設予定地があり、また、体育館やテニスコート、野球サッカーグラウンド、グランドゴルフなどがある広大な面積の筑後広域公園があります。

 

  

 

筑後市 地域おこし協力隊(リンク) 

2016年筑後にホークスが来る。(リンク)

県営筑後広域公園(外部リンク)  

image0042.pngバスはさっそく1件目の物件に到着。

 

こちらの物件は、「空き家バンク」に登録されている物件で、明治元年以前に建築(市では明治元年からの建築しか確認がとれていません。) されており、大きな梁が使用されています。

隣には、昭和25年築の農業用倉庫も付いており、皆さんがイメージする「田舎暮らし」に近いものがあるのではないかと思います。

参加者は、歴史を感じる佇まいにに見入っていました。

アクセスは、筑後船小屋駅まで自転車で9分程度となっています。

 

「空き家バンク事業」とは、所有者が「貸してもいい」「売ってもいい」という筑後市内の空き家を紹介する事業です。

空き家バンクで取り扱う物件は、すぐ住めるようにリフォームされてなく、土地の価格程度に設定されているものも多くあります。購入して好きなように改築するも良し、解体して建替えるも良し、考え方によっては安く購入できる賢い選択ともいえます。

 

空き家バンク事業(リンク)

image0032.png続いての物件は、筑後市の比較的街中にある物件に訪れました。

 

こちらの物件も「空き家バンク」に登録されている物件で、昭和54年建築で52.71坪の平屋住宅となっています。街中にある物件としては広く、JR羽犬塚駅まで自転車で6分、スーパーまで自転車で4分、病院まで自転車で2分、八女ICまで車で3分と各主要施設までのアクセスも良好です。

隣には、倉庫もついており非常に便利な物件となっています。 

image0032.pngやっと、ここでトイレ休憩となります!(昼食前ですが・・・。実は、子どものお弁当を購入してもらおうと思っていたのですが、なんと今回のツアー、子どもの参加がありませんでしたたらーっ(汗)

とはいえ、ここはJAふくおか八女の運営する農産物直売所「よらん野」です。新鮮で安全・安心な野菜や、手作り加工品、八女茶などいろいろな商品を取りそろえています。

野菜や惣菜など大量に買い込む参加者もいらっしゃいました。 

image0072.pngトイレ休憩に続いて、お昼休憩です。(休憩が続いてます・・・あせあせ(飛び散る汗)

築130年の古民家を再生し、NPO法人矢部川流域プロジェクトの拠点として生まれた「ちっご古民家ヴィレッジ」です。ここで昼食ですが、地元産の食材を使った「野歩ほん」の弁当に、ご飯は「津留いちご園」の無農薬米をガス釜で炊きました。(古民家ヴィレッジは食事処ではありませんexclamation)さらに、行政区長をはじめとする地元の方々から漬物や黒豆などの提供という熱いおもてなしを受けましたexclamationexclamation

 

食後には矢部川流域プロジェクトの石永理事長に、矢部川流域にある天然素材の良さや、その天然素材を使った家作りに対する思いなどを講演していただきました。

 

その後、各々、古民家ヴィレッジ内を見学し、余ったご飯はおにぎりにして、漬物といっしょに持ち帰ってもらいました。(特に漬物は人気で全員にいきわたらない事態になりましたあせあせ(飛び散る汗)

image0033.pngお昼からも空き家物件の見学です。(見学時は空き家バンクに登録準備中でしたダッシュ(走り出すさま)

 

こちらの物件は、大正7年築の古民家で漆喰(しっくい)作りとなっています。建坪が、な、なんと87坪もあり、かなり広い物件となっています。(管理するのも大変かもしれません!)

アクセスは、JR羽犬塚駅まで自転車で14分、八女インターまで車で12分となっています。

周辺には、田園風景が広がっており、静かな物件になっています。

image0022.pngお昼からの2件目は、今回このバスツアーを案内してもらっている芝田さんのご自宅です。芝田さんの自宅は、「空き家バンク」を通して借りている物件です。外観はちょっと・・・ですが、中はばっちりリフォームされており、かなりきれいな物件です。(中は実際に住んでいるので、公開はできませんが・・・たらーっ(汗)

芝田さんに筑後市に移住した経緯や、物件の概要、気に入っている所などを説明していただきました。 

image0042.png

空き家の見学はここまでで、ここからは若干、観光の要素を取り入れます。

アート散策ということで、「筑後広域公園芸術文化交流施設 九州芸文館」を訪れました。ここは、芸術文化関連団体やまちづくり団体等と連携を図りながら、芸術文化・体験・交流などを通じて公園や地域の魅力を発信する福岡県の施設です。

 

ツアー当日は、「筑後アート往来」の展覧会が開催されていました。「筑後アート往来」とは、住民と国内外芸術家の交流を進める目的で行われるアートプログラムです。筑後市の体験居住施設「筑恋邸」での2ヶ月間の滞在制作された作品を展示していました。

 

九州芸文館(外部リンク)

ちくご暮らし体験施設 「筑恋邸」(リンク)

image0042.png

最後に訪れたのは、温泉で1日の疲れを癒やしてもらおうと「川の駅船小屋恋ぼたる」です。

ツアー当日は、味噌づくり体験やしめ縄作り体験などが行われていました。

参加者は、無料足湯に入ったり、船小屋温泉に入浴したり、物産館で買い物したりしていました。

 

ここが最後の目的地ということで、1時間程度の休憩の合間にアンケートを記入してもらいました。その後、休憩終了時にアンケートを回収し、バスでそのまま八女インターから高速道路経由で50分程度で博多駅まで帰っていただきました。

 

川の駅船小屋恋ぼたる(外部リンク)

 

参加していただいた方の感想など(抜粋)

【バスツアーに参加してみて】

・家の実例を見学できたので、現実的状況がわかった。

・実物を何件も見ることが必要だと思った。

・実際の物件と、こちらが理想とする物件の差異を知った。

・内容も楽しかったし、勉強になった。

・リフォームに対して具体的に考えることができた。

・初めて参加したが、興味がある人にも伝えたくなった。

・筑後の現状を知る良い機会になった。

・ネットではわからないことを感じられた。

 

 

【筑後市の印象に残った点、思っていたことと違った点など】 

・野菜や果物が美味しくて、とても安くて驚いた。

・よい物件もあったが、本日が日曜日ということもあり今度は平日に廻りたい。

・古民家、九州芸文館が印象に残った。

・ガイドが実際に移住した人で、現実的な話が聞けて良かった。

・ちっご古民家ヴィレッジでおいしいご飯が食べられてよかった。

・様々な物件を見せてもらって充実していた。

 

 

 【参加者からのご意見等】

〈50代夫婦〉

こんなに素晴らしいツアーだと思っていなかったです。お昼ご飯の炊き出しのおもてなしはわすれません!!ありがとうございました。

 

〈50代夫婦〉

古民家をリノベーションしたいという希望はあるが、今回行ったところは大きな物件だったので、もう少し小さい物件があればよかった。

 

〈40代夫婦〉

 リノベーションは高額になるため、現状で住める住宅を見つけることが大切だと思った。

 

〈30代男性〉

現役なので仕事ができて住むことができれば良いと感じました。 

 

このページの作成担当・お問い合わせ先

総務部 企画調整課 地方創生担当
電話 0942-53-4245
FAX 0942-52-5928  

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