議会だより第63号
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令和2年11月2日 ちくご市議会だより №6313問 近年、店舗などのサービス産業の従業員に、消費者が暴言を吐くなど、悪質なクレームにより、精神的疾患に陥る人が後を絶たないとの報道を目にする。消費者教育や啓発が必要では。市長 消費者の行き過ぎた行動が原因で問題が起きているのであれば、原因を是正する必要がある。様々な機会を通じて、市民の健全な消費活動を促す取組みを進めていきたい。福祉課長 現在、消費生活相談員による出前講座や市内の高校、短期大学でも消費者教育を行っている。その中で倫理的な消費活動についても取り上げたい。また状況をみながら消費者教育推進計画の策定も検討したい。コロナ禍での予算執行状況は問 コロナ禍における令和2年度予算の執行状況は。コロナ対策以外の事務・事業などに影響は出ていないのか。市長 コロナ対策を最優先に、全部署一丸となって取り組んでいる。見直した事業はあるが、それ以外は計画どおり執行していきたい。現在、コロナの影響による税収減はなく、影響が出るのは、令和3年度以降であると考えている。悪質クレームへの対策は答 様々な機会を通じて取り組む冨安 伸志 議員問 コロナ感染者へのいじめや差別について、小中学校ではどのような指導をしているのか。学校教育課長 文科省発行の「新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて」を児童・生徒や保護者へ配布し、偏見や差別が生じないよう全ての学校で工夫し取り組んでいる。赤字の温泉館は問 矢部川の遊水池に建設された恋ぼたる温泉館は、今年も源泉ポンプが浸水した。恋ぼたるは、運営に年間2500万円もの税金が投入されている。恋ぼたるは、抜本的にどうするのか。商工観光課長 7月6日に源泉ポンプの機械室が浸水し、温泉水を送れなくなったため、沸かし湯に切り替えた。温泉館の利用者は、現在1日平均88人。市長 恋ぼたるの今後の在り方については、慎重に検討する。優先入院の担保が必要では問 市立病院にはコロナ感染症用の病床が確保されている。筑後市民を優先した入院治療はできるのか。健康づくり課長 保健所に要望したが、八女筑後管内で唯一の感染症指定医療機関のため、筑後市民の優先入院はできないとの回答だった。コロナ感染者への差別、いじめ対策は答 様々な取組みを実施中市民が優先入院できるように努力を(【独】筑後市立病院)悪質クレームにより病気になる人も・・・・弥吉 治一郎 議員本会議常任委員会決算一般質問

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