平成31年1月号
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広報ちくご 平成31年1月号17命を救った3分間人命救助感謝状贈呈 12月6日、市消防本部は、人命救助に尽力した牟田祐介さん(和泉中、33歳)に感謝状を贈呈しました。 牟田さんは、10月19日8:20ごろ、心音も脈もない状態で倒れていた男性に救命処置を実施。救急隊が到着するまで、同僚と連携し処置を続けました。 吉武浩治消防長は「的確な判断と行動で大切な命が救われました。日頃からの消防団活動にも感謝します」と述べました。▼市消防団員として活動している牟田さん。日々の活動が生きました社会の動きを調べる総務大臣表彰受賞報告地道な活動を称たたえ文部科学大臣表彰受賞報告  白煙に包まれて竈かまど門神社例祭~きせる祭~ 溝口地区に長く伝わる奇祭「きせる祭」。毎年12月13日に、地域に住む氏子などが集まって行われています。 長さ30㎝ほど青竹で作ったきせる。その先端に刻みタバコを詰めて点火すると部屋中に煙が立ち込めました。 座元を務めた矢加部茂晴さん(溝口南、58歳)は「地域で後世に伝えていくこの行事に関わって、地域の未来を考えるきっかけにもなりました」と話しました。言葉は人と人を繋ぐ サザンクス筑後で12月6日に「第36回人権を考える市民のつどい」がありました。 今年の講演会は「一緒に生きて行こう~あなたの愛を求めています~」をテーマに、作家・僧侶の家田荘子さんが講演。幼少期の辛い経験や取材を通して感じたことなどから「普段の何気ない言葉が人を傷つけ、差別を引き起こしていることに気付くことが大切です」と語りました。人権を考える市民のつどい▼テレビなどでも活躍する家田さんの講演を聴こうと、会場には約400人が詰め掛けました  ▼溝口城主・溝口正重の苦労を偲しのび、五穀豊穣と子孫繁栄を祈ります親子でチャレンジ!2018ジュニアスポーツチャレンジ▼この日は小春日和。参加者は爽やかな汗を流しました 12月3日、文部科学大臣表彰を受賞した江里口充さん(上町、86歳)と水田小学校父母教師会(PTA)会長の下川博大さんらが西田市長を訪れ、その報告を行いました。 江里口さんは、社会教育の振興と生涯学習の推進に貢献したとして「社会教育功労者表彰」を、水田小PTAは、地域ぐるみの活動実績が評価され「優良PTA文部科学大臣表彰」を受賞しました。受賞おめでとうございます。 国の統計調査で、調査員・指導員の任命回数78回を数える吉田貴子さん(長浜、57歳)。その功績を称えられ「総務大臣表彰」を受賞し、12月5日、その報告のため西田市長を訪れました。 国の政策立案の基礎になる重要な調査ですが、調査員のなり手不足などの課題があります。後継者育成にも力を注いでいる吉田さんは「通算100回をめざします」と力強く語りました。▼調査の難しさや役割についても話しました▶江里口さん(上)、水田小PTAの皆さん タマホーム スタジアム筑後で、12月2日に開催した同イベント。久留米大学スポーツ医科学科の協力で、体力測定や子どもが楽しみながら積極的に身からだ体を動かせる運動プログラム(アクティブ・チャイルド・プログラム)を実施しました。 参加したのは、年長児~小学2年生の親子など約100人。広い人工芝のグラウンドで元気に体を動かして、スポーツの楽しさを実感していました。

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