平成31年1月号
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 明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 市長に就任し1年、この間、さまざまな課題に向き合い、施策を進めてまいりました。しかしながら、昨年策定した行財政健全化計画の推進や待機児童解消をはじめとした子育て支援、また小学校再編や校区コミュニティの推進、公共施設の老朽化対策や災害対応能力の強化など、重要かつ喫緊の課題もあり、引き続き取り組むべきものも多くございます。 ところで、2040年ごろの日本では、毎年100万人近い人口が減少すると言われております。「自治体職員が今の半分になっても、本来担うべき機能を発揮できる仕組みが必要である」と総務省の研究会が発表するなど、行政が直接実施する住民サービスは、縮小せざるを得ないことも想定されます。今後は、行政だけが担うのではなく「多様でバランスの取れたまちづくりの体制」が必要であり、当市においても多様な担い手が課題解決に参加できるまちづくりをめざしてまいります。 このようなことを念頭に、当市を取り巻く現状に真摯に向き合い、地域の特色を生かしたまちづくりを進めていきたいと考えております。今年は、今後7年間のまちづくりの基本になる「第6次筑後市総合計画」を策定いたします。新しい時代を展望し、本市が持続と発展を遂げるために、「もっと住み続けたい筑後市」の実現に向けて、取り組んでまいります。 市民の皆さまのさらなるご支援、ご協力を心からお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。  もっと住み続けたい   筑後市の実現へ西にし田だ正せい治じ筑後市長広報ちくご 平成31年1月号2新年本年もよろしくお願いします。19

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