平成31年4月号
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広報ちくご 平成31年4月号25交通の利便性が向上県道柳川筑後線バイパス開通 平成23年度に着工し整備を進めてきた「県道柳川筑後線バイパス」が、3月9日に全線開通しました。このバイパスは、九州自動車道八女インターチェンジから有明海沿岸道路までを結んでいて、筑後南部地域の東西のアクセス向上が期待されます。 開通式で西田正治市長は「多くの人が九州新幹線筑後船小屋駅を利用し、また県営筑後広域公園やHAWKSベースボールパーク筑後などへ足を運んでもらって、船小屋地区のより一層の発展に役立つものと思います」とあいさつ。その後のテープカットに続き、地元の小学生球児たちがくす玉を割って開通を喜びました。◀市内を通るバイパスの一部には「ホークス公園通り」と愛称がついていますサザンクス筑後「避難訓練コンサート」落ち着いて、指示に従い行動を 東日本大震災以降、復興支援事業としてミュージカルや写真展などのさまざまな催しを行なってきたサザンクス筑後。今回は3月9日に「避難訓練コンサート」を開催しました。 コンサートは中国の伝統的な弦楽器である二胡の演奏で開演し、その後、子どもたちがダンスを披露。訓練は、これらの演目の最中に火災が発生した想定で行われ、スタッフが来場者たちを誘導し屋外に避難しました。 来場者からは「催しを行う時に合わせて避難訓練を行うのは貴重な経験になります。今度は、灯りを消した状況での訓練も体験してみたいです」と話しました。▼サザンクス筑後のスタッフが来場者をベル広場へ誘導(左)、コンサートも十分楽しめました矢部川・船小屋地区「かわまちづくり」計画登録伝達式あの時の賑にぎわいを再び 平成21年度から国土交通省が行っている「かわまちづくり支援制度」。地域と連携して、河川とまちが融合した空間形成の整備を支援するもので、矢部川・船小屋地区「かわまちづくり」計画がこの支援制度に再登録されました。 3月14日、その伝達式が筑後市役所で行われ、筑後川河川事務所の船橋昇治所長が、西田市長と松嶋盛人みやま市長に登録を通知しました。 西田市長は「この計画を基にみやま市と連携し、船小屋が市民にとって癒いやしの空間になり、船小屋温泉・新船小屋温泉がかつての賑わいを少しでも取り戻せるように取り組んでいきたい」と話しました。▼計画の概要説明を受ける西田市長と松嶋市長(左)、両市長に登録を伝えた船橋所長(右・写真中央)市内小・中学校卒業式思いを胸に抱き、未来へ 3月12日に中学校で、19日に小学校で卒業式が行われました。今年は、中学生472人、小学生485人が卒業。それぞれの未来に向かって、新しい扉を開きました。 この日、筑後北中学校を卒業したのは157人。式では、木下聖司校長が「予測困難な時代。自ら人生を切り開き生き抜く必要があり、そのために何をどのように学び、何の力をつけるかが問われます。自分を磨いてたくましく生き抜いてください」と卒業生を激励しました。 卒業生を代表して答辞を述べた田島明莉さんは「今ある時間を大切にして、悔いが残らないように過ごしてください」と後輩たちにメッセージを伝えました。▼式では卒業生代表に卒業証書が授与されました(左)、先生や後輩に見送られ笑顔がはじける卒業生

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