平成31年4月号
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広報ちくご 平成31年4月号6~今年度の施政方針      「3つの最重点事業」を表明~「もっと住み続けたい筑後市」の実現に向けてな課題です。 これまで、民間事業者の協力を得ながら、私立保育所などの整備、いわゆる「ハコモノ」への支援により、受入児童数を着実に拡充してきました。 しかし、入所希望者数が、それを上回る速さで増加していて、定員数が申込者数に追い付かず、待機児童の解消には至っていません。また、今年10月からは「幼児教育の無償化」がスタートすることから、保育ニーズがさらに高まり、保育人材の確保もさらに困難になるものと想定されます。 そのため、今年度予算では、保育を担っている「マンパワー」に着目し、国の処遇改善に加え「筑後市で働いてみたくなる、また働き続けたい」と思ってもらえるような「保育士等確保支援事業」を行います。現役保育士・新卒保育士・、潜在保育士・放課後児童支援員など、それぞれのニーズに応じた「10種類の支援パッケージ」を新設、3年間限定で重点的に投資します。具体的には、①保育士就職支援事業②保育士奨学金返還支援事業③保育 3月定例市議会が、3月1日~20日に開かれ、西田正治市長は、今年度の施政方針を表明。平成31年度は、3つの事業について、重点的に取り組むことを発表しました。 今回、市長が説明した今年度の施政方針の一部を紹介します。全文は市ホームページまたは下記QRコードから見ることができます。 「安心して子どもを産み、子育ての喜びを感じられるまち」の実現のため、仕事と育児が両立できる環境づくりをめざしていきます。 ここ数年、市では、保育所・学童保育所の待機児童問題が大き10種類の支援パッケージを新設【問合せ】▶施政方針=市長公室(☎65-7009)     ▶その他=議会事務局(☎53-4013)  3月定例市議会では、「31年度当初予算」や「庁舎建設基金条例制定」などの議案のほか、人事案件を含む32議案が審議され、全て可決・同意・選挙されました。 平成31年度一般会計予算は、庁舎建設基金積立金への16億円を差し引き、前年度比0・5㌫減の総額186億3千万円になりました。 平成31年度の当初予算書は、市ホームページか下記QRコードから見ることができます。また、市立図書館でも確認することができます。今年度の施政方針を表明重点1「子育てしやすいまちづくり」一般会計予算など32議案を審議一般会計予算は前年度比0・5㌫減

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