平成31年5月
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広報ちくご 2019年5月号7▲総合防災訓練が予定されている市北部交流センター「チクロス」 防災重点ため池事業予算額 2,910万円 大規模災害時の被害を少しでも減らすため、ため池堤防の耐震診断調査を実施し、堤防が決壊した場合を想定したハザードマップの作成を行います。 ブロック塀撤去費用助成事業 予算額 109万円 通学路や避難路などに面した危険度の高いブロック塀について、撤去費用の一部助成を新たに行います。 読書記録通帳システム導入 予算額 137万円 図書館で図書を借りる際に、貸出日・タイトルなどを印刷することができます。利用者の達成感を刺激することで読書意欲の向上につなげ、読書の推進を図ります。 防犯カメラ設置事業 予算額 468万円 学校内への不審者の侵入などを抑止し、児童・生徒の安全を確保するため、防犯カメラを未設置校(小学校8校)に設置します。 校区コミュニティ・地域活動支援事業 予算額 2,974万円 地域課題の解決や地域活性化を図るため、小学校区単位で地域づくりを行う「校区コミュニティ協議会」への支援を行い、安全で安心な住みよい地域づくりを推進します。▲耐震工事中の市役所本庁舎ともに、市本庁舎建て替えに備えた基金積み立てを行います。  ここ数年、自立支援給付や保育給付などの扶助費の大幅増や市北部交流センターの整備など、大規模な普通建設事業の実施で予算規模が拡大してきました。一方、市税や地方交付税などの一般財源収入はほぼ横ばいで、地方債の借り入れや基金繰入金に頼らざるを得ない状況が続いています。 今年度予算では、筑後市行財政健全化実施計画に基づいて既存事業の整理・見直しを行い、経常経費削減に努めました。さらに、新規の普通建設事業費などを削減する一方で、公共施設の老朽化対策として長寿命化工事などを計画的に進めます。 厳しい財政状況を考慮しながらも、将来世代に負担を先送りしないため、健全な財政運営に努めていきます。【防災体制強化事業】      724万円【公共施設耐震化事業】     2億2,814万円【ブロック塀撤去費用助成事業】      109万円【防災重点ため池事業】      2,910万円【庁舎建設基金設置】      16億円3行財政健全化の推進天堤(下)天堤(上)井原堤新池落満池2災害に強いまちづくり●その他の特徴的な事業

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