令和元年8月号
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広報ちくご 2019年8月号3 今年もいよいよ「夏の甲子園」が開幕します。球児なら誰もが憧れる夢の舞台。同校野球部の部員たちも「いつかその舞台に立ちたい」と胸に刻みながら、日々の練習に汗を流しています。 「どこよりも練習していると思います」と力強く話すのは、顧問の吉村光太郎先生。年間100近い練習試合を組み、課題を見つけたり与えたりして多くの経験を積ませています。また、この1年「ID&機動破壊」をスローガンにしてきた同部は、情報をチームで共有するとともに、足を使って(機動)相手の守備を狂わせる(破壊)という戦略で、いくつもの勝利をつかんできました。 同部には、卒部生が時間を見つけて指導に来てくれる伝統があります。田中航キャプテン(3年生)は「『頑張ったら強くなる』を信じて練習に打ち込み、応援してくれる先輩たちや保護者のためにも、この夏の大会で自分たちが持つ全ての力を発揮し、一つ一つ勝ち進みたいです」と話しました。がんばってます!部活動部活動筑後中学校野球部 新聞やテレビでもたびたび紹介され、多くの見物客で賑わう県指定無形民俗文化財「久富観音堂盆綱曳き」。毎年8月14日の盂う蘭ら盆ぼんに行われています。 久富地区の小学生が全身にススを塗り、腰にはワラミノ、頭には角に見立てた縄を巻いて地獄の釜かま番ばんである鬼に扮ふんします。その鬼たちが、直径約30㎝、長さ約20mの大綱を引いて地区内を練り歩きます。 現在のような地区の行事になったのは、寛永20年(1643年)から。寛永18、19年の大凶作によって、飢えや病気による死者が続出し、特に子どもの死者が多かったことから、その霊を慰めようと始められたとも言われています。 このコーナーでは、皆さんに「知ってほしい」「伝えたい」筑後市の歴史や文化、取り組みなどを紹介します。(不定期掲載)今回は「久富観音堂盆綱曳ひき」です。筑後百景わたしの意見【問合せ】総務広報課(☎65-7004) ご意見をいただき、ありがとうございました。いただいた意見 市役所東庁舎1階にあるガラスケースの展示が暗くて分りにくいです。             (平成31年1月投書)市の回答 ガラスケースには、減塩食品の展示を行っています。今回のご意見を受けて、ガラスケースの中に明かりを取り付け、常時点灯させることで展示物が見えやすくなるようにしました。 「市長への手紙」や市ホームページの「お問い合わせフォーム」などを通じ、市民の皆さんからさまざまな質問や意見、提案などが寄せられています。 ここでは、その一部を紹介します。◀明かりを点灯させたガラスケース

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