令和元年9月号

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＝社会教育・中央公民館など＝　平成14年に「身体障害者補助犬法」が施行されて17年が経ち、３年前には「障害者差別解消法」も施行されました。しかし、身体障害者補助犬（以下、補助犬）への理解不足などから、現在でも補助犬を同伴している身体障害者に対して、レストランなどへの入店やタクシーなどの乗車を拒否する事例が発生しています。　日本補助犬情報センターの２０１５年の調査では、施設（医療機関、飲食店、タクシーなど） の利用を拒否された補助犬同伴者は66㌫で、10年前の調査結果より増加しています。　補助犬は、身体障害者の目や手、足、耳となるものであり、ペットではありません。杖つえや車いすと同じく、生活を支援する「身からだ体の一部」です。また、人に対してほえたり、危害を加えたりしないよう特別な訓練をしています。　補助犬のことを理解し、使用者と補助犬が一緒に安心して暮らせる社会づくりを進めていきましょう。　　この法律は、「補助犬の育成およびこれを使用する身体障害者の施設などの利用の円滑化を図り、もって身体障害者の自立および社会参加の促進に寄与すること」を目的にしています。　　　　　　そのため「不特定多数の者が利用する施設を管理する者は、当該施設を身体障害者が利用する場合において補助犬を同伴することを拒んではならない」とされています。　他にも、施設内での衛生面や危害を心配する人もいますが、同法第22条に「補助犬を使用する身体障害者は、補助犬の体を清潔に保つとともに、予防接種及び検診を受けさせること」が義務付けられ、使用者が適切に衛生管理や健康管理をしています。　補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことをいいます。【盲導犬】目の不自由な人が安全に歩行することができるよう支援する【介助犬】身体が不自由な人のために日常の生活動作を支援する【聴導犬】耳の不自由な人のために生活の中で必要な音を伝え誘導する　▼「しらべよう！　はたらく犬たち（盲導犬、聴導犬、介助犬）」（ポプラ社）▼補助犬啓発ＤＶＤ「補助犬ってなあに？」２０１３年版（「24時間テレビ」チャリティー委員会制作）　市水道事業指定給水装置工事事業者として、新たに指定しましたのでお知らせします。▪事業所名（所在地・連絡先）【まつのぶ住設】八女市今福1268-2☎0943-24-3523【イエミコ】小郡市寺福童436-5☎55-9540▪問合せ　上下水道課（☎65-7035）　市消防団では、消火技術の向上のため「第49回福岡県消防協会筑後支部操法大会」を開催いたします。　日夜訓練に励んできた消防団員の雄姿を、ぜひ見に来てください。【とき】9月15日（日）8:00から（小雨決行）※予備日は9月16日（祝）。【ところ】矢部川浄化センター（島田754）【問合せ】消防本部総務課（☎52-2020）補助犬同伴者に対する入店や乗車の拒否はできません！【問合せ】人権・同和教育課（☎65-7039)　「身体障害者補助犬法」とは　参考資料　補助犬とは市指定給水装置工事事業者の指定第49回福岡県消防協会　　　　　筑後支部操法大会開催第49回福岡県消防協会　　　　　筑後支部操法大会開催シリーズいま人権・同和教育は広報ちくご　2019年9月号11～身体障害者補助犬法～