令和2年4月号
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広報ちくご 2020年4月号25筑後俳句会淑しゅく気き満つ修復終へえし雲竜図菰原壽子さん(寛元寺)筑後短歌会「神田川」今もうたふか遠き日の青春時代の一貢ページとして藤トシ子さん(二本松)今月のうた◀日髙陽菜さん(藤島、11歳)投稿イラスト投稿イラスト ごみ出しの時、見上げると電線からカラスの視線。「あっ今日もいる」。 時が経つと、名前がないとかわいそうな気持ちになる。「カー子」「カーすけ」と名付けてみる。 「今日もカー子がごみばにらんどった」と家族に報告。次の収集日には「カーすけ、あんたには負けん!」とばかりに、黄色のごみ袋の口をキュッと結び、網を掛ける。 「お母さん、そげん気になるなら、いっとき見張っとったら?」と息子。しかしカー子もカーすけも頭がいいので、人がいると降りてこない。 夏、家の中にアマガエル。「あらっミドリちゃん」と言って、そーっと手の中に包んで外に出す。ゴキブリの「ゴキちゃん」。ゴキちゃんは飛ぶので、老眼の目にはカブトムシと見間違うが、ゴキちゃんと分かるや否や、私からスリッパでパコンとやられてしまう。 メスかオスか、大人か子どもか、はたまた同じものかも分らないけれど、名前を付けて、会話を楽しんでいるわが家である。 2月23日、区内を流れる花宗川の景観を良くして美しい川にしようと川の清掃活動を行い、区民約40人が参加しました。 川の中に入って、落ちているごみや空き缶などを集め、護岸の草やカズラを取り除きました。中には農業用のハウスのビニールが数十メートルもよどんでいたり、太い流木が数本あったりもしました。集めたゴミの量は1,050㌔㌘にのぼりました。 また、花宗川に架かる二本松橋付近で3月1日、ニシキゴイの放流イベントを行いました。 これは、同行政区で構想している新たな観光スポットを作る取り組みの一環で、橋からたくさんのニシキゴイが泳いでいる姿を見て、多くの人に楽しんでもらおうと実施したものです。 ニシキゴイは田中養魚場様(下富久)の協力で約300匹の稚魚や成魚を準備。当日は、区内の小学生たちが川に次々と放流しました。 初めてコイの放流を体験した松岡誠也さん(12歳)は、早速群れを作り泳ぐ様子を見て「放流したコイが育っていくのを見るのが楽しみです」と話しました。 永野覺区長は「川の水質を守る活動をこれからも続けて、コイの群れが優雅に泳ぐ姿を皆さんに見てもらいたいです」と語りました。「川の清掃活動」と「放流イベント」を実施二本松行政区 ◀イエローさん◀あゆちゃんさんカー子とカーすけアップルパイさん 

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