令和2年5月号
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広報ちくご 令和2年5月号25体がきついときでも早起きしてラジオ体操に行きたいと思うのは楽しいからです。こういう場所や会いたいと思う仲間がいることが「ありがたい」と思います。自分自身の健康づくりのためだけでなく、地域の人々と交わっていけることが支えにもなっています。 「高江にラジオ体操の会があって良かったなぁ」「このラジオ体操の会はどういうふうにして始まったんだろうか」と思い話を伺いました。 話を聞いたところ、20年前田中さんの「1人でラジオ体操しているよ」の声に、深町さんが「それじゃあ私も一緒に」と2人でラジオ体操の放送に合わせて始められたそうです。その10年後にもう1人加わり、3人で行っていたそうです。その頃、筑後市の取り組みで「健康づくりのためにラジオ体操をもっと地域に増やしたい」と各行政区に呼び掛けがありました。その時、高江行政区の区長をしておられた光延さんは、田中さんに会場の相談を行い、自分が責任者になって平成24年5月「高江ラジオ体操の会」として登録されたそうです。それからずっとラジオ体操に参加しお世話をしていただきました。区長さんが代わられても受け継がれていてありがたいことです。    夏休みには子ども会の参加もあり、子どもたちと一緒に体操をします。子どもたちがかわいくて年々大きくなっていく姿を見ることもできます。夏休みが終わっても家族で参加し、体操が終わって学校に行くというお子さんもいました。子どもの参加があると、皆さんにこにこして子どもを見られ、私たちは若返った気持ちになって元気になります。「こういうコミュニティの場があるのはいいなぁー」と思います。こういうことが地域の交わりを強くしていくと思います。このように長い間ラジオ体操の会が続いているのは、会場を貸していただける方がいるから、参加していただける方がいるからといろいろな方に感謝します。これからもこの会が続いていくことを願います。 先日は、筑後市ラジオ体操推進会議の会長をしておられる水田焼の近藤光男さんから、1年のうち355日参加した田中栄子さんに湯飲み茶わんのプレゼントがありました。メッセージも添えられていて「350日以上参加された方に敬意を表して」という言葉が書かれていました。20年間ラジオ体操を続けておられる田中さんは、大変喜ばれてました。湯飲み茶わんは毎週土曜日に区長さんを交えて行うお茶のみ会で使っておられます。 改めて、350日以上ラジオ体操ができていることを「ありがたいことだ」と思いました。▲きささん▲松原さ和さん(久恵、13歳)▲たすさん▲みおさん筑後俳句会奥八女や弥ね宜ぎの清めし新茶摘む下川チトヱさん(馬間田南)筑後短歌会変わりなき日日の暮しに一枚の真新しき皿食卓におく世良田静江さん(下北島)終息を願いつつ洗う20秒負けないよ明けない夜は無いと信じてこの国難ワンチームで乗り切ろうエイティさん今月のうた

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