令和3年1月号
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市役所からのお知らせ市役所からのお知らせ筑広報ちくご 令和3年1月号8【問合せ】都市対策課(☎65-7028) 平成26年8月に都市再生特別措置法の改正に伴い、コンパクトシティの形成を推進する立地適正化計画策定が制度化され、筑後市でも平成31年度から着手しています。 7月からシリーズで立地適正化計画に関する制度や計画の内容を、分りやすく紹介しています。 今回は「誘導区域と誘導施設」です。都市対策課長が説明します!~持続可能なまちづくり~シリーズ立地適正化計画前回までの記事はこちら▶ 前回は、まちづくりの方針と将来の都市構造について、くわしく説明しました。 今回は、筑後市立地適正化計画で定める「誘導区域と誘導施設」について説明します。           「都市機能誘導区域」とは、医療施設、福祉施設、子育て施設、商業施設といった日常生活に必要な生活利便施設を誘導することで、将来にわたって都市基盤を維持していく区域のことです。原則として、都市機能誘導区域は、居住誘導区域(後述)内に設定することになっています。 市では、中心拠点や広域交流拠点など主要な拠点としての位置づけを行った区域を中心に、次の視点を踏まえ、災害リスクなどが高い区域を除い上で、都市機能誘導区域を設定します。▪都市機能誘導区域設定の視点①都市計画用途地域内の区域②公共交通によるアクセスの利便性が高く、拠点性を有する区域③既に都市機能が一定程度集積している区域 ①~③の視点を踏まえ、、中心拠点である「JR羽犬塚駅周辺地区」と、生活拠点である「羽犬塚地区」、「松原地区」を都市機能誘導区域として設定します。 「都市機能誘導施設」とは、都市機能誘導区域ごとに立地を誘導すべき生活利便施設のことです。その区域の都市基盤を維持していくために不足している施設や、区域内から無くなると日常生活に困るような施設を選定します。 市では、各拠点における将来人口の見通しや誘導施設の立地状況などを踏まえ、次のとおり誘導施設を設定します。▪中心拠点(JR羽犬塚駅周辺地区) 市役所、市総合福祉センター、市地域包括支援センター、市子育て支援拠点施設、大規模小売店舗(店舗面積1,500平方㍍超)、スーパーマーケット、病院、文化ホール、図書館▪生活拠点(羽犬塚地区・松原地区) スーパーマーケット 「居住誘導区域」とは、人口減少の中にあっても一定エリアにおいて人口密度を維持することにより、生活サービスやコミュニティーが持続的に確保されるよう、居住を誘導する区域のことです。 市では、将来にわたって交通利便性や災害安全性が高く、都市基盤が整備されている区域として、次の視点を踏まえ居住誘導区域の設定を行います。▪居住誘導区域設定の視点❶都市機能誘導区域❷都市計画用途地域内の区域❸周辺からの公共交通によるアクセスの利便性が高い区域(鉄道駅から半径1㌔㍍以内またはバス停から半径500㍍の範囲内)❹一定の都市基盤が整備されている区域 ❶~❹の視点を踏まえ、既に工場としての土地利用がされている区域を除いた上で、居住誘導区域として設定します。※各誘導区域は次ページの「誘導区域の詳細図」を参照してください。居住誘導区域都市機能誘導区域都市機能誘導施設前回までのあらすじ

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