令和3年2月号
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市役所からのお知らせ市役所からのお知らせ筑広報ちくご 令和3年2月号12 「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態をめざすという意味をこめています。 広報ちくご6月号で「洗濯」、8月号では「料理」のことについて触れてきましたが、「家族で話し合い」をしてみましたか。テーブルを拭いたり、米とぎをしたり、洗濯物を取り込んで畳んでくれたりする家族が増えていることを期待したいです。 今回は「掃除」にスポットを当てて考えてみます。▪「掃除」という名もなき家事 掃除という家事から連想する代表的なものは、「部屋の掃除」「風呂やトイレ掃除」「ごみ出し」ではないでしょうか。それぞれには、次のような名もなき家事が潜んでいます。【部屋の掃除】▶掃除機をかけやすいように散らかった物の片付け▶棚の上の拭き掃除▶畳の部屋は、畳の目に沿って掃除機をかける▶掃除機の吸う力が弱くなったら、掃除機の紙パックを交換【風呂掃除】▶浴槽を洗う▶洗面器を洗う▶浴室の床や壁を洗う▶排水溝に溜まったごみの片付け▶浴槽洗剤やせっけん、シャンプーの補充 特に排水溝の掃除は、誰かがやっていると思っている人が多いのではないでしょうか。【トイレ掃除】▶便器の中を洗う▶トイレのふたや便座の拭き掃除▶トイレの床掃除▶トイレットペーパーの補充▶芳香剤や洗剤の残量チェック【ごみ出し】▶それぞれの部屋からごみを集める▶燃やすごみ、廃プラスチック、資源ごみ、燃えないごみの分別▶燃やすごみを、ごみ出し用の袋に、破れないように注意しながらひとまとめにする▶燃やすごみをごみ集積場に持って行く▶新しいごみ袋をごみ箱に取り付ける▶資源ごみである瓶、缶、ペットボトルは洗ってふたとラベルを外し洗浄する▶小さな紙類は、封筒や袋に入れてまとめる▶ごみ袋の残数チェック ごみ出しは分別したごみを持って行くだけではなく、持って行くまでの準備が存在します。また、ごみの回収日は、ごみの種類や住んでいる地区によって、それぞれ決められています。その日を知っておくことも大事なことです。そして、家の中に資源ごみの種類別の箱を用意し、捨てるときに分別する癖をつければ名もなき家事を一つ減らすことができます。 言葉にしてみると、こんなにもたくさんの工程がありました。どれかやっていないものがあれば、家族の誰かが行っています。どの掃除でも同じことがいえます。▪「掃除」も「手伝い」ではなく家族みんなで 「掃除」は、台所・洗面所・玄関など他にもたくさんあり、毎日した方がいい所と1週間に1回でいい所などさまざまです。 「掃除」は家族が快適に過ごせる空間をつくるためなので、気付いた人がするのもいいですが、気付かない人は永遠に気付かないままです。名もなき家事は、誰かがやってくれるだろうとの思いから、気付いていても気付かないふりをしていませんか。 「掃除」も子どもを含め家族で話し合い、「手伝い」ではなく家族の一員として、納得してから始めることが大切です。また、家族を思いやる気持ちや「ありがとう」のコミュニケーションも忘れないようにしましょう。【問合せ】男女共同参画推進室(☎65-7051)家事シェアしよう! ~第3弾~

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