令和3年4月号
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=生活=広報ちくご 令和3年4月号11●地域には、猫好きの人・猫が苦手な人など、いろいろな人が生活しています。周りに迷惑を掛けないようにしましょう。●動物愛護法により、愛護動物をみだりに傷つけると、5年以下の懲役または500万円以下の罰金、愛護動物を捨てると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課される場合があります。 犬や猫は自分で繁殖をコントロールすることができません。また、生後1年も経たないうちに性的な成熟期を迎え、1回の出産でたくさんの子を産みます。【犬の成熟期と出産数】早いものでは生後6カ月で子犬を産むことができるようになります。また、年に2回発情期があり、1回の出産数は3~10頭です。【猫の成熟期と出産数】早いものでは生後4カ月で子猫を産むことができるようになります。また、年に2~4回発情期があり、1回の出産数は4~8頭です。▪不妊・去勢手術でコントロール 「子犬・子猫が増えて飼育することができない」、「不妊・去勢手術をしようにも、頭数が多くて費用が出せない」といった状況になる前に、早めに動物病院で不妊・去勢手術をしましょう。 手術をすることで、犬や猫自身も性格が穏やかになったり、発情に伴うストレスから解放されたりするほか、子宮や卵巣、精巣など生殖器系の病気を防ぐ効果も期待できます。 (公社)県獣医師会小動物部会筑後地区部会は、殺処分される猫を減らすことと、飼い主のいない猫との共生をめざす地域猫活動を支援することを目的に、飼い主のいない猫に対し、不妊・去勢手術の支援を行う「あすなろ猫事業」を実施します。▪対象 外観上健康な生後4カ月以上で、筑後地区に生息する飼い主のいない猫▪要件 次の①~③を全て満たす場合だけ支援の対象になります。①手術を受けさせようとする人(申込者)が筑後地区に住所を有している②申込者が捕まえ、動物病院に連れて行き、手術後は元の場所に戻すことができる③申込者が、「耳先カット」の実施に同意する※「耳先カット」とは、一度不妊・去勢手術を行った猫を、間違ってもう一度捕獲しないための印です。耳の先端をⅤ字にカットします。▪支援内容 メス1頭につき1万円(税別)、オス1頭につき5,000円(税別)の自己負担で手術を行います。※耳先カット費用を含みます。▪申込み 8月31日(火)までに同医師会いのちをつなぐ委員会ホームページの抽選申し込みフォーム(Shttps://fukuoka-neko.com /asunaro/asunaro/html)から申し込んでください。※筑後地区で、申し込み頭数が100頭になり次第、受け付けを終了します。 (公財)どうぶつ基金は、飼い主がいない猫を原因とする生活環境被害の軽減と猫の殺処分ゼロの早期実現を目的に、飼い主がいない猫を捕まえ(tトラップrap)、不妊・去勢手術を行い(nニュゥータァeuter)、元の場所に戻す(rリターンeturn)というTNR活動とその普及啓発に取り組んでいる団体です。 その活動の支援として飼い主がいない猫や多頭飼育崩壊救済と多頭飼育崩壊を予防するための不妊・去勢手術、混合ワクチン、ノミダニ駆除薬投与を無料で実施しています。 今回、その支援活動である「さくらねこ無料不妊手術事業」を4月から来年3月まで市内で集中的に実施することになりました。 くわしく知りたい人は、かんきょう課に問い合わせください。命を守るための出産コントロール知っていますか「あすなろ猫事業」「さくらねこ無料不妊手術事業」を集中実施

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