令和3年4月号
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市役所からのお知らせ市役所からのお知らせ筑広報ちくご 令和3年4月号18 「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態をめざすという意味をこめています。【問合せ】男女共同参画推進室(☎65-7051)4月はAV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間です! 近年、若年層の女性を中心に「JKビジネス」に従事し、性的な暴力などの被害や本人の意に反して、AV(アダルトビデオ)への出演を強要される問題が発生しています。  特に年度の始まりは、進学や就職などに伴い、若者の生活環境が大きく変化する時期で、こうした被害に遭う危険性が高まるといわれています。 街で「モデルやタレントになりませんか」とスカウトされてプロダクションなどと契約後、同意していない性的行為などの撮影を要求され、断ろうとしても高額な違約金の要求をされたり、「親にばらす」などと脅されたりして、出演を強要される問題です。本人は、恥ずかしさや後ろめたさから誰にも相談することができず、被害が見えにくくなっています。▪潜む危険性●衆人環視のもとで性行為を強要される●一度出演すると、抜け出せなくなる●映像を繰り返し使用、流通されることによる二次被害に悩み、苦しみ続ける●知られないかとおびえたり、周囲の人に知られた場合、人間関係が壊れ、学校や職場に居づらくなるなど 健全な営業を装いながら、女子高校生などを勧誘し、性的なサービスを提供させる問題です。 被害者には、学校や家庭に居場所が無かったり、危険性に対する認識が低かったり、さらには「JKビジネス」に従事していることを学校や保護者のほとんどが知らないなどの特徴があります。 また、被害者は経済的困難を抱えている人や、発達障害、心身に障害を持つ人が巻き込まれる場合が少なくありません。▪潜む危険性●重大な性被害などにつながる●性に対する判断力の低下、金銭感覚の欠如を招く●個人情報流出やトラブルの原因になるなどAV出演強要問題「JKビジネス」問題▪相談先▪啓発展示を行っています AV出演強要問題と「JKビジネス」問題の啓発展示を行っています。皆さん、ぜひ見にきてください。【とき】4月15日(木)まで【ところ】サンコア1階ロビー▪抱え込まずに相談を おかしいと感じたら、1人で抱え込まずに周囲の人や相談窓口で相談しましょう。くわしくはこちら▶相談先電話番号警察相談専用電話☎♯9110日本司法支援センター(法テラス)☎0570-078-374女性の人権ホットライン(法務局)☎0570-070-810性暴力被害者支援センター・ふくおか☎092-409-8100性犯罪被害者相談電話10120-783-084☎♯8103少年の非行や犯罪被害に関する相談(ハートケアくるめ)☎30-7867

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