令和7年5月
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3つのポイント  インターネットには、役立つ情報がたくさんある一方で、暴力的・差別的な表現など、子どもの成長に悪影響を及ぼすような情報も数多く存在します。また、利用方法を誤ると、さまざまなトラブルなどが生じる可能性があります。▪具体的なトラブルの例●ネット上での書き込みや、電子メールでの誹謗中傷やいじめ●SNSなどに載せた個人情報の流出●SNSで知り合った人からの誘い出しによる性的被害●無料ゲームサイトでの意図しない有料サービスの利用●「闇バイト」などの情報による犯罪への加担09 こども家庭庁が実施した「令和5年度青少年インターネット利用環境実態調査」によると、自分専用のスマートフォンを使っている人の割合は、小学生で70.4%、中学生で93.0%、高校生では99.3%と年齢が上がるごとに高くなっています。 インターネットの利用内容は、小中学生では「動画を見る」「ゲームをする」「検索する」が、高校生では「動画を見る」「音楽を聴く」「検索する」が上位を占めています。また、1日のインターネット平均利用時間は、小学生が226.3分、中学生が282.1分、高校生が374.2分となっており、1日3時間以上利用している人の割合は、小学生が57.3%、中学生が71.8%、高校生が81.4%となっています。広報ちくご 令和7年5月号 5月5日は国民の祝日の一つ「こどもの日」です。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」として1948年に定められました。「子に過ぎたる宝なし」という言葉があります。宝である子どもをネットの危険から守りましょう。シリーズ いま人権・同和教育はインターネット利用環境の実態はインターネットに潜む危険とは問人権・同和教育課(☎65-7039)ネットの危険から守るための【参考資料】こども家庭庁「令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査」(Shttps://www.cfa.go.jp/policies/youth-kankyou/internet_research/results-etc/r05)【出典】政府広報オンライン「ネットの危険からこどもを守るために保護者が知っておきたいこと」(Shttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/3.html)を加工して作成❶ペアレンタルコントロールの活用 子どものスマートフォンなどの使用状況を保護者が把握したり、保全管理を行ったりする仕組みです。❷フィルタリングの利用 不適切な情報や危険な出会いなどを防ぐために、フィルタリングを利用しましょう。❸ルール作り 家庭のルールを子どもと一緒に作り、成長と共に少しずつ見直すようにしましょう。子どもをネットの危険から守ろう

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