一酸化炭素中毒事故の防止について
近年、全国でガス機器や石油機器による一酸化炭素中毒事故が発生しています。
一酸化炭素は、無色・無臭で気が付きにくく、人体に有害な気体です。濃度によっては、死に至る危険性があることから、十分な注意が必要です。
事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なことが挙げられます。
〈事故防止のポイント〉
《十分な換気を行う》
十分な換気により、室内の一酸化炭素濃度が下がることから、換気扇の使用や、定期的に窓を開けるなどして換気を十分に行いましょう。
火気設備・器具を使用中に、少しでも異常を感じたら使用を中止し、十分な換気を行いましょう。
《定期的な点検と清掃を行う》
不完全燃焼が起こると一酸化炭素が発生することから、火気設備・器具の定期的な点検と清掃を行いましょう。
《使用方法を守る》
発電機やバーベキュー用こんろなど、屋外で使用が想定されている火気器具等は、屋内で使用しないなど使用方法を守りましょう。