第2次筑後市観光推進実施プラン
市では、「筑後市観光戦略会議(大藪健介会長)」を設置し、平成29年度から平成33年度まで(5ケ年)の市の観光戦略の指針となる「第2次筑後市観光推進実施プラン」を策定しました。
「恋のくに」としての観光地づくりがさらに進展します。
これまでの取組み
(一社)筑後市観光協会、筑後商工会議所、JAふくおか八女、市などで構成される「筑後市観光戦略会議」では、九州新幹線筑後船小屋駅の開業を契機に各団体が戦略的に観光振興の取組みを進めるため、平成24年3月に「筑後市観光推進実施プラン」を策定しました。 これに基づき、市全体で「恋のくに」としての観光地づくりに取り組んできました。
新たな観光資源の活用を
近年、旅行形態が団体旅行から個人旅行にシフトしたこと、九州芸文館やHAWKSベースボールパーク筑後などの新たな観光資源が誕生するなど観光を巡る情勢は大きく変化しました。これらの変化に対応し、新たな観光振興の取り組みを推進するため、平成28年11月に「第2次筑後市観光推進実施プラン」が策定されました。
温かい幸せを感じる観光地へ!
「第2次筑後市観光推進実施プラン」は、観光の基本コンセプト「恋のくに~人想うまちちくご~」を継承し、「人づくり戦略」、「魅力づくり戦略」、「筑後のファンづくり戦略」に「ひろがりづくり戦略」を加えた4つの基本戦略のもと36本の行動計画(アクションプラン)が設定されました。来年4月から、プランに基づいた「恋のくに筑後」としての観光地づくりの更なる取り組みがスタートします。
3つの戦略・28の計画で魅力アップ
1.人づくり戦略
観光客の皆さんを笑顔でお迎えするため観光地としての人づくりに取り組む戦略です。観光客のおもてなしを学ぶおもてなし研修の開催や、筑後市観光ボランティアガイド「恋のくに案内人」の養成及び活用など5本の行動計画で構成されます。
2.魅力づくり戦略
市ならでは地域資源を活用し、磨き上げることで魅力ある観光地づくりに取り組む戦略です。地域の食材を使ったご当地グルメの開発や、地域の農商工業を活かした体験プログラムを企画実施する着地型観光商品の造成など13本の行動計画で構成されます。
3.筑後のファンづくり戦略
恋のくにの情報発信や景観整備により来訪者を増やすことで恋のくにの魅力を伝えてくれる筑後ファンづくりに取り組む戦略です。筑後市PRキャラクター「はね丸・パネコ・ポネコ」を活用した観光PR、恋のくにの魅力を発信するプロモーション動画の制作など8本の行動計画で構成されます。
4.ひろがりづくり戦略
福岡ソフトバンクホークスをはじめとする民間企業と連携した観光事業を展開する戦略です。街をホークスのイメージカラーである黄色で染めるイエロープロジェクトや、恋のくにでの滞在を楽しんでいただくためのカフェ雑貨エリアの整備構想の検討など10本の行動計画で構成されます。