公共交通をご利用ください

更新日 2024年04月08日

 本市の公共交通は、新幹線筑後船小屋駅、JR鹿児島本線3駅や路線バスなどが運行し、通勤・通学・通院等や観光の移動手段として多くの方に利用されています。

 しかし、筑後市に限らず全国的な地方で起こっている人口減少やモータリゼーション(自動車の普及)に伴い、公共交通の利用者が年々減少していることから、場合によっては鉄道やバス路線の運行見直し等が行われ、サービスの低下が起こり、更に利用者が減少するという負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。

 交通の利便性の高い住みよい街を維持するため、公共交通のメリットを理解して、継続的な利用を考えてみましょう。

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生活費の節約

 自動車を所有すると、行動範囲や時間の制限に余裕ができて、日々の生活が快適になります。

 しかし、自動車を維持するには、車両代は元より、自動車税・自動車重量税・自賠責保険料・車検代などの費用が必ず発生します。車種にもよりますが一般的な自動車を所有するだけで1カ月35,000円〜45,000円程度かかると言われています。更には、ガソリン代・任意保険料・修理代・駐車場代・高速道路代など、実際にはもっとかかることになります。

 一方、電車・バスなどの公共交通機関なら、乗ったときに乗車代金が発生するだけで、自動車の車両代、保険、税金など維持費が不要になり、家計にもやさしくなります。

 


事故のリスク回避

 平成29年警察白書によると、人身事故は年間約50万件発生しています。しかも、何十年も自動車を運手する訳ですから、事故を起こす可能性は掛け算式に高まり、いつ自分が加害者になるかわかりません。

 また、高齢者の自動車事故の増加が問題視されており、免許証の返納推進の動きが年々高まってきています。

 この解決策の一つとして、公共交通機関を利用することで、交通量が減り、また運転をプロに任せることで、事故のリスクを削減することができます。

 



健康増進・ダイエットに一役

 自動車は、ずっと座っていられるので快適ですが、運動不足になりがちです。
 一方、電車やバスを使うと、駅やバス停までの移動や車内で立っていたりするので、自然と運動量が増えます。ある研究では、1時間自動車で移動する代わりに電車やバスを使えば、それだけで消費カロリーは2倍以上になるという研究結果が出ています。

 公共交通機関を利用するだけで、意外にも健康増進・ダイエット効果が期待できます。

 


その他のメリット

 上記以外にも、様々なメリットが考えられます。

 

  • 乗り物の移動時間は自由な時間が過ごせる(読書・SNSでコミュニケーション・仮眠)
  • 一人あたりの移動にかかる二酸化炭素を削減できる(地球温暖化対策)
  • 移動先で駐車場を探す心配がない
  • お酒を飲んでも帰りの心配が減る


このように、公共交通機関の様々なメリットを理解していただけたでしょうか。とは言え、真夏真冬の待ち時間や最終便の時間、寄り道のしずらさなどのデメリットもありますので、他の移動手段と併用するなど上手に利用してください。

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このページの作成担当・お問い合わせ先

建設経済部 都市対策課 都市計画・公園担当
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