犬・ねこの飼い主のマナー
更新日 2022年03月29日
最近、犬やねこなどのペットについての苦情や相談が増えています。ペットを飼う時には、飼い主としての責任を自覚して、同じ地域で暮らす皆さんの迷惑にならないように、ルールを守って飼いましょう。
また、令和元年度全国で約19,000頭もの犬やねこが、人間の身勝手な理由で処分されています。こうした不幸なペットを一匹でも減らすため、飼う前に次のことを確認しておきましょう。
また、令和元年度全国で約19,000頭もの犬やねこが、人間の身勝手な理由で処分されています。こうした不幸なペットを一匹でも減らすため、飼う前に次のことを確認しておきましょう。
飼い主の責任
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飼い主が正しいしつけを行い、最後まで責任をもって飼いましょう。ペットが病気になったなどの理由で処分するのは、無責任な行為です。大切な家族ですから最後までお世話してあげてください。
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散歩中のペットのフンは、必ず持ち帰りましょう。廃棄物処理法違反で、処罰の対象となる場合があります。
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現在のペット数より増えたら、責任をもって飼えないことがわかっている場合は、不妊・去勢手術を受けさせるようにしましょう。手術を受けさせることで、不幸なペットを誕生させないことはもちろん、生殖器官の病気の予防やホルモンのバランスがよくなり、性格がおとなしくなり、長生きをするようになります。
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飼い犬の無駄吠えや、ストレス発散のため、健康管理に注意しましょう。適度な運動と食事も、ペットを長生きさせることができます。
犬の飼い方
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すべての飼い主には、犬をつなぎとめておくことが条例で決められています。犬の放し飼いは、危険ですから絶対にやめましょう。
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年に一度は、必ず狂犬病予防注射を受けましょう。
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生後91日以上の飼い犬は、登録(一生に一度)することが義務付けられています。登録(3,000円)は、市かんきょう課で受け付けています。
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飼い主がわかるように、鑑札・注射済票を必ず着用させましょう。
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飼い主の変更や、住所変更、ペットの死亡などがあったときは、市かんきょう課へ連絡してください。
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犬にネギ類を与えると、ネギ中毒になりますので気をつけましょう。
ねこの飼い方
感染症や交通事故を防ぐため、なるべく室内で飼いましょう。高低差がある遊び場所があれば、ねこは室内でも充分に運動させられます。
やむを得ず屋外で飼う時は、周辺環境に配慮しましょう。他人のペットが敷地内に入ってフンや尿をしたり、畑を荒らしたりすれば、近所の方も良い気持にはなれません。トイレのしつけやフン・尿の始末をきちんとおこない、近所の方の理解を得て良好な環境を作っていきましょう。