特別展 江口組大庄屋 田中家 寄贈資料展

更新日 2026年11月01日

江戸時代に江口組大庄屋を務めた田中家より、多数の貴重な資料を寄贈いただきました。

今回は、その中から厳選した品を展示いたします。


【と  き】  2026年12月1日(火)〜2027年1月31日(日)

        月曜休館(祝日・振替休日の場合その翌日)

        年末年始(12/28〜1/4)休館


【と こ ろ】  筑後市郷土資料館


【入 館 料】  無 料


【開館時間】 10時00分〜16時30分

                (入館は16時00分まで)


江口組大庄屋 田中家とは

江戸時代を通して大庄屋職を務めたお家です

祖先は藤原氏と伝わっており、初代は田中安芸守利勝という人物です。

利勝は隈本城主に使えた後、浪人となりました。天正14年(1586)の大友氏と島津氏の戦いにおいて、大友氏につき、高橋紹運とともに岩屋城の戦いに参戦しましたが、深手を負いました。これにより利勝は家臣と共に筑後国江口村へ移住することとなります。移住後に利勝は仏門に入り、宗慶と号しました。

慶長五年(1600)に田中吉政が筑後国に入国すると刀狩りが行われ、田中家も刀二振りを吉政に献上しています。これにより武士身分から百姓身分へと転じ、名字を大久保と改めたといいます。

しかしこの後、家の由緒を吟味の上、「田中」姓の名乗りを許されると共に、相州の刀を一振り賜りました。

承応2年、藩主有馬頼忠の命で大庄屋に就任し、以後、代々大庄屋職として地域の農村をまとめました。



展示資料の紹介(一部)

今回展示する資料の一部をご紹介します。

刀剣

田中家に伝わる刀剣三振りを展示します。

農民でありながらも名字帯刀を許された大庄屋という地域の有力者。

大庄屋はどんな刀を持っていたのか、ぜひ来館して確かめてみてください。

刀

刀(無銘)の写真

【銘】無銘        【時代】室町期




 刀の写真

【銘】肥前國住忠吉   【時代】寛文期

注:銘には肥前國住忠吉とあるが、作風や銘の切り方から偽物と思われる。





脇差

 脇差の写真


【銘】備州長船住盛(以下切)  【時代】南北朝時代



古文書

江戸時代の地方文書や明治・大正時代の選挙にまつわる手紙など、地域における田中家の存在感の大きさが伝わる文書が残っています。

今回は田中家の由緒を書き残した資料などを中心に紹介します。

  文書「当家系図」 文書「往来証文写」

古写真

近代における地域の有力者としての活動や暮らしぶりを捉えた写真が残っています。

また、昭和初期の学校生活などを伝える写真も撮影されています。


刀を差して座る、裃を身に着けた男性の写真  古い家屋の写真

 刀を差した裃姿の男性        かつての田中家の家屋




特別展では、より詳しい解説に加え、ここでは紹介しきれなかった資料も展示します。ぜひ資料館に足を運んでご覧ください。

皆さまのご来館をお待ちしています。


特別展ポスター








このページの作成担当

筑後市郷土資料館(社会教育課)
〒833-0027 福岡県筑後市大字水田17番地2
電話 0942-53-8246
FAX 0942-53-8246

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