シリーズ いま人権・同和教育は

更新日 2025年11月06日

目次

12 月4日~10日は 人権週間

 私たち一人一人が人権について考え、日常生活の中で人権を尊重する心を育むための大切な期間です。

人権獲得の歴史

 「人は生まれながらにして自由で平等な権利を持つ」という思想の原点は、18 世紀後半のフランス革命と、そこで採択された「人および市民の権利の宣言(フランス人権宣言)」ですが、人権が「国際社会の普遍的価値」として確立されたのは、第二次世界大戦後の1948年12月10日に、国連で採択された「世界人権宣言」が始まりといわれています。

 この宣言で、人種、性別、言語、宗教などによる差別なく、すべての人が生まれながらにして持つ権利と自由が定められ、それまで各国の国内問題とされていた人権の考え方が、国境を越えた人類社会の普遍的な価値として確立されました。

 日本でも明治時代に、自由民権運動の中で「人は自由・平等である」という近代思想に基づき、国会開設や参政権などが要求されました。 現在の日本国憲法にも、その基礎となる人権の思想が盛り込まれていて、これは長年にわたる人々の闘いの成果でもあります。


誰もが自分らしく生きられる社会を目指して

 私たちは、誰もが等しく自分の幸福を追及する権利を持っています。この権利が尊重されるには、性別、年齢、国籍、障がいの有無などにかかわらず、誰もが自分らしく生きられる社会でなければなりません。
 まず相手を理解し、お互いを認め合うことが大切です。この機会に、人権の大切さについて一緒に考えてみませんか。

人権を考える市民のつどい

【とき】12 月 7 日(日)14:00 ~ 16:00
【ところ】サザンクス筑後(小ホール)
【内容】講演会「生きることのもう一つの意味~小説『あん』でハンセン病回復者の人生を描いた理由~」
【講師】ドリアン助川さん(作家・歌手・明治学院大学国際学部教授)
【入場料】無料
【託児】あり(無料。未就学児。11 月28日(金)17:00までに要予約)
【問合せ】人権・同和教育課(☎ 65-7039)
※申し込み不要。手話通訳

・要約筆記あり。 

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人権を考える市民のつどい(チラシ) (PDF形式:1721KB)

人権週間講演会

【とき】12 月 6 日(土)13:00 ~ 16:00
【ところ】クローバープラザ(春日市原町)
【内容】講演会「小さな声から人権を考える~ともに生きる社会をめざして~」
【講師】栁優香さん(弁護士・社会福祉士)
【入場料】無料
【託児】あり(無料。未就学児。12 月5日(金)17:00までに要予約)
【問合せ】県人権啓発情報センター(☎ 092-584-1271)
※申し込み不要。手話通訳
・要約筆記あり。

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このページの作成担当

教育部 人権・同和教育課 人権・同和教育担当
電話 0942-65-7039
FAX 0942-53-4216

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