農業用ハウス等における暖房機用燃料の流出事故にご注意ください
農業用施設から漏れ出た油が、河川への流れ込みや土壌を浸透したりなど環境を汚染する事故が発生しています。
燃料等の使用期間のみに限らず、年間を通して流出事故が発生する恐れがあります。
事故処理費は原因者負担です。
万が一、油流出事故が起きた場合、流出した油の回収に大きな出費と手間がかかり、水道の取水や漁業に大きな被害がでることも考えられます。
一般に農業用施設で使用される油類などの取り扱いは、各自治体の火災予防条例で「指定数量未満の危険物(少量危険物)」として貯蔵や取り扱いが定められていて消防署への届け出の義務、違反による罰則規定もあります。
詳細については、各自治体の火災予防条例をご確認ください。
油流出事故を起こさないためには・・・
(1)配管漏れに注意(日常点検、古い配管は更新)
(2)暖房機の使用開始・撤去前には、もう一度点検する(バルブの閉め忘れ、配管撤去時の端末閉鎖)
(3)未使用期間には、バルブを閉める
(注)機械の稼働を終了するまでに内部の燃料等は使い切るように心がけ、使い切れずに残ってしまった場合や中止したタンクではタンク内に残った燃料等は抜き取るようにしましょう。
日頃からタンク・配管等からの油漏れやにじみがないか点検を実施し、使用量と給油量を定期的にチェックする習慣をつけましょう。
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消防本部 予防課 予防担当
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