広報ちくご男女共同参画ページ「ふらっと」
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2023年4月号より
4月は「若年層の性暴力被害予防月間」です
上記の図は、内閣府「男女間における暴力に関する調査(令和2 年度調査)」で、無理やり性交などをされた被害経験者が回答した加害者との関係を表したものです。
性暴力被害は身近なところで発生していて、加害者の多くは知り合いや身の回りにいる人です。加害者の性別内訳では、女性は「交際相手・元交際相手」31.2%、男性は「通っていた(いる)学校・大学の関係者」23.5% が最も多い結果でした。
また、被害にあった時期は「20 歳代」が45.8%と最も多く、「小学校入学前」8.5%、「小学生の時」11.3% という結果でした。
性被害は、「魂の殺人」と呼ばれ、さまざまな身体症状を引き起こし、特に小さい子どもには脳の発達に影響を及ぼすといわれています。
今私たちにできること
体操服で隠れる部分や口は大事な場所で、自分だけのものです。
大事な場所を触ってくる人がいたら、「嫌と言っていいNO(ノー)」「逃げていいGO(ゴー)」「誰かに話していいTELL(テル)」ことを子どもたちに伝えてください。
このことを幼少期から知っておくことは、被害者も加害者も生み出さない近道になります。