広報ちくご男女共同参画ページ「ふらっと」
![]() |
![]() |
2023年8月号より
「福岡県」 の男女平等度合いは?
上智大学の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」は、3 月8 日の国際女性デーに合わせ各都道府県の男女平等の度合いを政治・行政・教育・経済の4 分野に分けて分析した、「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表しています。この指数は「1」に近づくほど男女平等であることを示し、内閣府などの統計から30 指標を選び、世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」とほぼ同様の手法で分析しています。
福岡県の強みと課題
行政4 位、教育12位、経済19位という結果でした(表参照)。行政の分野は全国で4 位となっていて、これは市区町村の審議会や防災会議の女性割合が高く、九州で唯一、女性副知事がいることが要因となっています。
昨年はワースト1 位だった「共働き家庭の家事・育児に使用する時間」の男女格差は、43 位でした。今年は順位を上げているものの、「共働き家庭の家事・育児に使用する時間」は男性47 分、女性274 分と、その差は227 分もあります(グラフ参照)。
女性の家事負担が大きい今の家庭状況が、当たり前のように将来に引き継がれないために、また自分自身やパートナーのためにも、意識して変えていきませんか。
【出典】
あなたの地域のジェンダー平等は?都道府県版ジェンダー・ギャップ指数ホームページ
くわしくはこちら(外部リンク)▶
男女共同参画川柳を募集します(ちくご男女共同参画ネットワークで募集中)
「自分の当たり前って、世の中の当たり前?」「世の中の当たり前って、本当に当たり前?」など、日頃のモヤモヤを川柳にしてみませんか。
【応募締め切り】9 月末
【応募方法】川柳を書いた紙面に、住所・氏名を記入してファクス(53-2048)で応募してください。
【問合せ】ちくご男女共同参画ネットワーク・江﨑(電話 090-5089-0630)